景信山
散策:2012年04月下旬
【低山ハイク】 景信山
概 要 景信山は神奈川県と東京都の都県境の尾根にある山で、高尾山から陣馬山へ続く奥高尾縦走路が通っています。 茶店が二軒ある山頂からは素晴しい眺めが広がります。 今回は稲荷山コースから高尾山に登り、小仏城山を経て景信山へ向かいます。 景信山からは東尾根の途中から小下沢林道へ降っていきます。
起 点 八王子市 高尾山口駅
終 点 八王子市 日影バス停
ルート 高尾山口駅…清滝駅…旭稲荷…359m峰…381m峰…稲荷山…455m峰…四叉路…5号路交差…高尾山…5号路交差…もみじ台…四叉路…一丁平…展望デッキ…巻き道分岐…大垂水峠分岐…小仏城山…巻き道合流…小仏峠…671m峰…ヤゴ沢分岐…景信山…旧甲州街道分岐…小下沢分岐…谷筋…小下沢野営場跡…こげさわの森…木下沢林道起点…日影バス停
所要時間 6時間20分
歩いて... 谷筋から高尾山へ登る6号路は「登り方向の一方通行」に規制されていました。 景信山の東尾根から小下沢林道へ降る道は、 斜面を緩やかに横切ってから谷筋へ降りて、支沢沿いに道が続いていました。 迷いそうな所はなくて明瞭に続いていて、安心して歩いていくことが出来ました。
関連メモ 湖のみち, 鳥のみち, 高尾山, 稲荷山, 木下沢林道, 小仏城山, 小仏城山, 景信山, 富士見台, 高尾山, 堂所山,
小仏城山, 小仏城山, 高尾山, 高尾山, 景信山, 高尾山, 小仏城山
コース紹介
高尾山口(たかおさんぐち)駅
高尾山口駅(京王高尾線)から歩いていきます。
改札口を出た所に大きな「高尾山・陣馬山ハイキングコース案内図」があるので、 これからのコースを確認しておきましょう。 また「歴史と文化の散歩道」と題した都内を巡る23コースが紹介されていました。 高尾山はオリエンテーリングの発祥地で、3つのパーマネントコースも設定されています。 先ずは稲荷山コースから高尾山へ登っていきます。
高尾山
高尾山は標高600mほどの山である。昔から信仰上、政治的また軍事的に庇護され、 明治には皇室御料林として保護されてきたため、自然林の趣をそのまま残し 動植物の宝庫となっている。特に植物は、暖地性のものから寒地性のものまでと広く、 日本の全植物の約1/4にあたる1600種あまりがみられる。 昭和25年(1950)都立高尾陣馬自然公園に、そして昭和42年(1967)には 明治百年の記念事業として明治の森高尾国定公園に定められた。 昭和45年(1970)には大阪府箕面市までの東海自然歩道の起点として整備され、 また現在は関東ふれあいの道ともつながり広域のハイキングの出発点となっている。 高尾山は関東屈指の修験道の道場としても有名で、 山頂近くにある古刹薬王院には多くの修験者や参拝者が訪れている。
高尾山を目指すコース
1号路  このコースは高尾山薬王院の表参道。でも意外なほどたくさんの花に出会えます。
3号路  常緑樹主体のコースに野鳥の声が一段と響きます。
4号路  明るい落葉樹の下を歩くコース。緑のシャワーがこの上なく心地よい。
6号路  杉の大木の間を縫って歩く沢沿いのコース。深山の雰囲気が漂います。
稲荷山コース  ちょっときついところもあるけど、見晴らしの良い爽やかな尾根道コース。
自然観察を楽しむループコース
2号路  南側は常緑樹、北側は落葉樹が主体で、森の様子が全く違います。
5号路  山頂下を回るコースで各号路とつながり、ここからいろんなコース取りができます。
歴史と文化の散歩道
この散歩道は、長い歴史が育んだ伝統と新しい東京の文化を訪ねる道です。 私たちの、ふるさと東京を知る道しるべとしてください。
多摩御陵・銀杏並木散歩
高尾山口駅…(多摩御陵・銀杏並木散歩4.6km)…真覚寺…(関東武士ゆかりの地散歩6.1km)…片倉駅
多摩御陵・銀杏並木散歩は、高尾山口駅から蛙合戦で有名な真覚寺までの約4.6kmのみちのりです。 関東屈指の修験道の場であり、今なお豊かな自然をとどめる高尾山から、 大正、昭和の二代の天皇が眠る武蔵陵墓地、そして甲州街道の銀杏並木をめぐります。
清滝駅
コースを確認して、民家や店舗が続く右手の道を小川沿いに進んでいきます。 2分ほど進んで沢の合流地点に架かる小橋を渡ると紅葉橋の脇に出ます。 その右手の先には「高尾山薬王院」と刻まれた石柱が立っています。 脇には「明治の森 高尾国定公園案内図」があり、高尾山の山頂までのコースが載っています。 広場の先にはケーブルカーとエコーリフトの清滝駅があります。 稲荷山コースと6号路は、駅の左脇を抜けていきます。 すぐの所の左手の沢に小橋が架かっていて、稲荷山コースと6号路が分かれます。 角に立つ道標によると、正面の道は「琵琶滝をへて高尾山頂」、 小橋を渡った先に続く山道は「稲荷山コースをへて高尾山頂」となっています。 脇には「稲荷山コース」と題した案内板があって、 1号路〜6号路、稲荷山コース、いろはの森コースなどが図示されています。 コース概要も載っていますが、文章は案内板によって少しずつ異なっているようでした。 左手にある小橋が稲荷山コース登り口になります。 6号路はこのまま沢沿いの道を進んでいきますが、今回は小橋を渡って稲荷山コースを登っていきます。
(この時には6号路は「登り方向の一方通行」になっていました)
明治の森 高尾国定公園案内図
研究路名 距離標準所要時間
1号路 3.8km90分
2号路 0.9km30分
3号路 2.4km50分
4号路 1.5km40分
5号路 0.9km30分
6号路 3.3km90分
稲荷山コース 3.1km90分
東海自然歩道 (現在地〜相模湖)4時間
関東ふれあいの道 (現在地〜陣場高原下)4時間
(現在地〜城山)3時間
ケーブルカー 日本一の急勾配、全長1020m、乗車時間6分
エコーリフト 二人乗り、全長872m、乗車時間12分
1号路 スギの大木が並ぶ表参道を通り、歴史を感じる薬王院をへて山頂へ。 コース途中の金比羅台園地、霞台園地、薬王院に展望スポットがあります。 約1時間30分。
6号路 沢沿いを歩き、水辺の動植物を観察ができます。 途中にはびわ滝があります。 さらに飛び石を渡り、階段を登り山頂へ。 また、飛び石を渡る手前で左折して稲荷山コースをへて山頂へ。 約1時間30分。
稲荷山コース 尾根道を歩き、スギやヒノキの植林や雑木林の四季の変化を楽しむことができます。 途中の園地でひとやすみ、展望ポイントがあります。 約1時間30分。
旭稲荷
小橋を渡っていくと「稲荷山コース入口」の道標が立っていて、 右手へ登っていく横木の階段は「高尾山頂」となっています。 脇には真新しい「0.0km/3.1km 稲荷山線歩道」の標識も立っています。 ここから高尾山までのコースに沿って、同様の標識が0.2km間隔で設置されています。 左手へ曲がって、高みを巻くようにして階段を登っていくと、 登り口から4分ほどで小広くなった踊場のような所に着きます。 「旭稲荷」の扁額が掛る赤い鳥居や狐像の狛犬のある社の中には、 檜皮葺きの屋根になった小祠が安置されていました。 裏手には小祠もありました。
ここから登山道です。 足元に十分注意して通行して下さい。
 (高尾自然公園管理センター)
359m峰
間隔の広い横木の階段が終わって緩やかになった道を進んでいくと「0.2km/3.1km」の標識が立っています。 岩盤が剥き出した坂を登って緩やかになった道を進んでいくと、再び横木の階段が現れます。 階段が終わった先へ登っていくと「0.4km/3.1km」の標識が立っています。 この稲荷山コースは、横木の階段や岩盤が剥き出した所が断続的に続く登り基調の道ですが、 緩やかな所も度々あるので、呼吸を整えながらゆっくりと登っていきました。 人気のあるハイキングコースとあって、広くてよく踏まれた道になっています。 「0.6km/3.1km」の標識を過ぎて登り坂になった道を進んでいきます。 高みを左手から巻くようにして登っていきます。 この辺りの高みが、地形図に載っている359m峰になるようです。
381m峰
石がゴロゴロした坂を少し降っていくと、「0.8km/3.1km」の標識が立っています。 緩やかな道を進んで登り坂になってくると横木の階段を登るようになります。 途中には「高尾山のスズメバチ」と題した解説板が立っていました。 「1.0km/3.1km」の標識を過ぎて木の根が剥き出した坂道を登っていきます。 雑木が頭上まで被っていて緑のトンネルのようになっている所を登っていくと僅かな高みに着きます。 手元の地形図に載っている381m峰になるようです。 登り口から24分ほど登った所になります。
高尾山のスズメバチ
スズメバチの仲間は、幼虫を育てるために獲物となる昆虫などを捕らえます。 また、甘い蜜も好物で樹液にも集まります。 人に危害を加える害虫として取り上げられることもあるスズメバチですが、自然界では必要不可欠な存在です。 ハチのことをもっと知ってうまくつきあっていきましょう。
刺されたら…  ハチの毒は水に溶けやすいので、傷口を水でよく洗ってください。 その後は、抗ヒスタミン剤などのぬり薬をぬります。 人によっては、ひどくはれたり気分が悪くなることがあるので、早めに病院へ行きましょう。
コガタスズメバチ  体長(はたらきバチ)22〜27mm。 里山や都市郊外で普通に見られる。 庭木や街路樹、人家の軒下に巣を作る。 ハエやアブなど小さな昆虫をおもなエサとし、攻撃性はあまり強くないが毒性がやや強い。
オオススメバチ  体長(はたらきバチ)27〜38mm。 世界でもっとも大きくて強いスズメバチ。 雑木林に多く、カブトムシなどの甲虫でさえも場所をゆずることがある。 巣は、地中や木の穴などに作る。 主に昆虫をエサとし、秋にはキイロスズメバチなどほかのハチの巣をおそって全滅させることもある。
キイロスズメバチ  体長(はたらきバチ)17〜24mm。 もともとは里山に多い種類だが、都市部でも見られるようになっている。 巣は、あらゆるところに作る。 土の中や木の穴などせまいところにも作り、 夏に家族が増えると家の軒下や天井うらなどの広いところへ引っ越すことも多い。 気が荒く、はたらきバチの数も多い。
クロスズメバチ  体長(はたらきバチ)10〜12mm。 平地から山地まで普通に見られる。 巣は、おもに土の中に作る。 性質は比較的おとなしいが、体が小さくて、しかも他のスズメバチのように黄色っぽくないので、 そばに近づいても気づかないことが多い。
 (東京都高尾ビジターセンター)
広い尾根道を緩やかに降っていくと「高尾山のサクラ」と題した解説板が立っています。 そこを過ぎて更に降っていくと、「ようこそ高尾山国有林へ」の大きな標識が立っています。 「1.2km/3.1km」の標識を過ぎていくと、やがて急な横木の階段を登るようになります。 階段を登り切った先へ進んでいくと、細めの道が左手へ分かれていきます。 角には道標が立っていて、正面の道は「高尾山頂(トイレ・あずまや)」、 左手の道は「高尾山頂(まき道)」となっています。 左手の道は正面にある稲荷山の巻き道になっていますが、このまま正面の階段を登っていきます。
高尾山のサクラ
花と葉が同時に開くヤマザクラが代表的です。 葉は、緑から赤褐色まで多様な色合いを見せてくれます。 今では、お花見と言えばソメイヨシノが有名ですが、以前はヤマザクラが主役でした。 ブラシのような花が咲くこんなサクラも見られます。
イヌザクラ(別名:シロザクラ)、 ウワミズザクラ(別名:ハハカ)
この2種類のサクラは、とてもよく似ていますが、ちょっとした違いがあります。 見つけられるかな。 ヤマザクラやウワミズザクラの美しい樹皮は、さまざまな工芸品の材料として用いられます。
ナタのさや、茶筒、茶托
 (東京都高尾ビジターセンター)
ようこそ高尾山国有林へ
高尾山自然休養林
林野庁・関東森林管理局は高尾山国有林(452ヘクタール)を自然休養林に指定し、 皆様の保健休養の場として利用頂いております。
 (林野庁・関東森林管理局)
稲荷山 (標高408m)
幅の広い横木の階段を登っていくと、東屋の建つ稲荷山に着きました。 登り口から31分ほどで登って来られました。 手元の地形図によると標高400mほどの高みで、稲荷山コースのほぼ中間地点になるようです。 登り口にあった「稲荷山コース」の案内板によると、標高は408mとのことです。 東屋のすぐ先にはトイレ設備があります。 「1.4km/3.1km」の標識や「ここからの眺め」と題した解説板もありました。 振り返ると八王子方面を見渡せる眺めが広がりますが、生憎と霞んでいて街並みはよく見えませんでした。 東屋に入って、水分補給をしながらひと息入れていきました。
ここからの眺め
正面に見える市街地は、八王子市の街並みです。 右よりに続く丘陵は多摩丘陵、左よりに見える帯状の丘陵のうち、 手前は加住丘陵、その向こうが狭山丘陵です。 展望のよい日には、新宿や池袋の高層ビル、あるいは遠く筑波山まで見えることがあります。
455m峰
稲荷山の先へ降っていくと、手前で分かれてきた巻き道が左手から合流してきます。 その道を併せて緩やかになった尾根道を進んでいきます。 僅かな高みを越えていくと「1.6km/3.1km」の標識が立っています。 植林帯と雑木林を分ける尾根に広くて歩きやすい道が続きます。 僅かな高みに着くと「1.8km/3.1km」の標識が立っています。 そこから少し降って鞍部に着くと、右側にはロープ柵が設置されていました。 登り坂になってくると、両側に丸太の手摺が設置された横木の階段が現れます。 左右が急な崖になっている訳でもなくて、手摺の設置理由はよく分かりませんでした。 1分ほどで階段を登り切ってその先へ軽く登っていくと、緩やかな高みに着きました。 脇にはオリエンテーリングのポスト「X」が立っていました。 緩やかになった尾根道を進んでいきます。 「高尾山のヘビ」と題した解説板を過ぎていくと降り坂になってきます。 手元の地形図によると、この辺りの高みが455m峰になるようです。
高尾山のヘビ
有毒:ヤマカガシ、マムシ
無毒:ジムグリ、ヒバカリ、アオダイショウ
ヤマカガシの毒牙は、上アゴの奥にあり、よほど深くかまれない限り、この毒が人の体に入ることはありません。 また、ヤマカガシは、首に有毒物質を出す腺があります。 マムシの毒牙は、上アゴの前方にあります。獲物を捕らえるだけでなく、 近づく敵から身を守るために、とびかかってくることがあります。 決して手を出さないでください。
【ヘビを見かけたら…】
人に対して積極的に攻撃するヘビは少なく、多くの場合、自分の身を守るためにかみつきます。 つついたりふみつけたりしないでそっとしておきましょう。
【ヘビにかまれたら…】
どの種類のヘビにかまれたのか見きわめることが大切です。 無毒のヘビならば、傷口を消毒しましょう。 有毒なヤマカガシやマムシにかまれた場合でも、すぐに命に関わるものではないので、 あわてずに病院へ行きましょう。
 (東京都高尾ビジターセンター)
「2.0km/3.1km」の標識を過ぎて広い尾根道を降っていきます。 その先の木の根が張り出した所を登っていくと僅かな高みに着きました。 周囲にはベンチが幾つか設置されていて「高尾山のウルシ」の解説板もありました。 そこを過ぎて降っていくと、「2.4km/3.1km」の標識が立っています。 その先に現れる横木の階段を登って緩やかになった道を進んでいくと、 緩やかなボードウォークのような木道が現れます。 以前には見かけなかったので近年になって設置されたようですが、 何故ここにだけ設置されているのかはよく分かりません。 その手前からは細い道が左手へ分かれていますが、木道を降った所で合流しています。
高尾山のウルシ
ヤマウルシ、ヌルデ、ツタウルシ
ウルシ科の植物には、ふれるとかぶれてしまうものが数多くあります。 特に樹液は、ふれることで皮膚に炎症を起こすものが多く、また、 枝などを燃やした煙によって炎症を起こす場合もあります。 ウルシ科の植物による「かぶれ」は、アレルギー性の皮膚炎です。 個人差があり、かぶれにくい体質の人もいるようですが、 ふれてから1〜2日たって症状が出る場合もあるため、 ウルシが原因と気づかないこともあります。 秋には美しく紅葉して私たちを楽しませてくれます。 さわらずに見て楽しみましょう。
 (東京都高尾ビジターセンター)
四叉路
緩やかになった尾根道を進んでいくと、道が左右に分かれていく四叉路に着きます。 稲荷山から21分ほどの所になります。 角には道標が立っていて、右手の道は「高尾山口駅へ」、 左手の道は「高尾林道を経て大垂水峠方面」、正面の道は「高尾山頂・ビジターセンター」、 今来た道は「清滝・高尾山口」となっています。 これまで標識が0.2km毎に設置されていましたが、ここには例外的に「2.5km/3.1km」の標識が立っています。 右手の道は6号路に降りて行かれますが、この時には「登り方向の一方通行」になっていて、 「ここは下れません」の貼り紙が吊るされたロープが張られていました。 脇にはベンチも設置されていてひと休みしていきたい所ですが、 高尾山に向かって正面の道を進んでいきました。
5号路交差
右側にロープ柵が続く尾根道を登っていきます。 「2.6km/3.1km」の標識を過ぎていくと、道が二又に分かれている所もありますが、すぐ先で合流しています。 「2.8km/3.1km」の標識を過ぎて登っていくと、ベンチが幾つも設置された小広い所に着きました。 先ほどの四叉路から9分ほどの所で、既に多くのハイカーが休憩していました。 先へ進んでいくと、道が横切っている所に出ます。 脇には「3.0km/3.1km」の標識が立っていて、 「山頂周辺コース案内」と題した案内板や「稲荷山コース案内図」もありました。 左右に横切る道は自然研究路の5号路になります。 角には道標が立っていて、右手の道は「1号路をへて薬王院へ」、 左手の道は「もみじ台・一丁平・小仏城山へ」、正面の道は「高尾山頂・ビジターセンター」、 今来た道は「清滝・高尾山口」となっています。 正面に続く長い横木の階段を登れば高尾山の山頂ですが、その前にここでひと休みしていきました。
稲荷山コース(尾根道)
山頂から南側に長い階段を降り、そのまま尾根道をたどってふもとに下る気持ちのよいコースで、 道すがら植林されたヒノキ林のようすや四季の雑木林の変化が楽しめます。 また、コース中ほどの休けい所からの眺めはすばらしく、お天気がよいと都心の高層ビルが見えることもあります。
 (高尾自然公園管理センター)
解説【7】 アワのかくれが
アワフキムシは、セミのなかまです。 幼虫はストローのような口でくきのしるをすって、ねばりけのあるアワを出します。
?アワはどこから出すのでしょう。 答えは山頂のビジターセンターへ
 (環境庁・林野庁、東京都)
ひと息入れたところで、正面に続く幅の広い横木の階段を登っていきます。 最初のうちは良いのですが、次第に脚が重くなって息も切れてくるので、 何度も立ち止まって呼吸を整えながら登っていきました。 4分ほどで階段を登り切ると高尾山の山頂に着きます。 登り口から75分ほどで登って来られました。 登り着いた所の近くには「高尾山大見晴園地」の標柱が立っています。 左手が開けていて、丹沢などを一望できる眺めが広がっています。 ここから見える山々の名前を書いた案内図も設置されていました。 条件が良いと、大室山の右側に富士山が見えるのですが、この時には曇っていて見えませんでした。 ここからの眺めは「関東の富士見100景」にも選ばれているようです。 案内図によると、南側から北側に向かって、次の山々が見えるようでした。
高取山522m、経ガ岳633m、仏果山747m、高旗山705m、大山三峰山935m、大山1257m、二ノ塔1140m、三ノ塔1205m、 行者ガ岳1209m、本間ノ頭1345m、太礼ノ頭1352m、丹沢山1567m、蛭ガ岳1673m、袖平山1432m、犬越路、 石老山700m、大室山1588m、加入道山1418m、富士山3776m、御正体山1682m、赤鞍ガ岳1257m、二十六夜山972m、 開運山1785m、御巣鷹山1775m、黒岳1793m、本社ガ丸1631m、蝙蝠岳2865m、塩見岳3052m、広河内岳2895m、 農鳥岳3025m、西農鳥岳3051m、滝子山1615m
高尾山 (標高599m)
山頂部を右手へ進んでいくと、茶店の先に高尾ビジターセンターがありますが、まだ開館前でした。 脇には真新しいトイレが出来ていました。 「明治の森高尾国定公園 高尾山頂 599.03m」の標識が取り付けられた塔のようなものを過ぎていくと、 「十三州大見晴台」の碑が立っていて、傍には二等三角点もあります。 東側の樹木の切れ間からは東京方面が眺められる景色が広がっていますが、 この時には霞んでいて、遠くはよく見えませんでした。 脇に設置されている解説板によると、条件がいいと、眼下には橋本の街並みが、 右手には横浜ベイブリッジが、奥の方には東京アクアラインや房総半島も見えるようです。 その昔には十三州を見渡せたとのことです。 越後までも見えたようですが、高い山の山頂部が僅かに見える程度だったのでしょう。
高尾ビジターセンターのご案内
高尾ビジターセンターは、自然に親しみ自然と人とのルールを学ぶための自然公園の施設です。 建物の中の展示やスライドを見たり、自然教室に参加して自然と友だちになりましょう。
開館時間 午前10時より午後4時まで
休館日 月曜日(月曜日が祝祭日のときは翌日)
年末年始(12月29日から1月3日まで)
入場料 無 料
ご注意 館内は、喫煙及び飲食等はできません。
十三州について
駿河(富士山)、 甲斐(南アルプス)、 信濃(北アルプス)、 越後(上越山塊)、 上野(上州三山)、 下野(日光山塊)、 常陸(筑波山)、 上総(房総半島)、 下総(房総半島)、 安房(房総半島)、 相模(丹沢山塊)、 伊豆(天城山)、 武蔵(ここ)
十三州 幾州見える 今日の月 草仁
解説【14】 どこまで見えるかな?
昔は山頂から、なんと13州もの広範囲が見えたと言います。 今でも、房総半島が見えることがあります。 遠くまで良く見えるのは、どんな時でしょう? 晴れた日? 風の強い日? 季節は? 今日は、どこまで見えるかな?
 (高尾ビジターセンター)
高尾山の山頂は広くなっていて、茶店が幾つか建っていて東屋もあります。 解説板や案内板なども幾つか設置されています。 お昼にはまだ早い時間でしたが、既に多くのハイカーが登ってきていました。 私も脇に腰掛けて休憩していきました。
緑とふれあう高尾山
東京の都心から西へ約50kmに位置し、東京都八王子市高尾山とその周辺には、 約1200haの国有林があり、東京か縄が森林組合が管理しています。 高尾山国有林は、モミや広葉樹の天然林と、スギ・ヒノキの人工林がほどよく調和した 森林のため、この地域の国有林をレクリエーションの森として、森林との「ふれあい」の場を みなさんに提供しています。 四季を通じて、自然に親しみながら、森林浴・バードウォッチング・自然観察・ハイキングなどを 楽しんでいただき、一般の方々に広く利用されています。 また、自然環境の保全、水資源の涵養など、森林のもつ様々な機能が充分発揮できるよう、 それぞれの森林の特徴に合せた管理を行っています。 なお、高尾山は明治の森高尾国定公園と、都立高尾陣場自然公園に指定されています。
 (林野庁、関東森林管理局)
国際森林年記念の森案内図
国際森林年記念の森は、国際森林年(1985)を記念して、 森林の役割や森林を守り育てることの大切さを理解して頂くために、ここ高尾山国有林に設定したものです。 この記念の森を、多くの皆さんに親しんで頂くため、 展示林や学習の歩道、森林浴の歩道、展望台などを整備しています。
 (関東森林管理局)
「これより先は奥高尾です」の看板に載っている地図は写りが悪かったので、 道の部分はそのまま利用し、文字の部分は書き込みました。
5号路交差
30分ほど居た高尾山を後にして小仏城山へ向かっていきます。 「高尾山大見晴園地」の標柱の脇から続く石段と坂道が並行する道を降っていきます。 降り始めたすぐの所に「ここから奥高尾へ」と題した案内板があって、 「紅葉台10分・一丁平30分・小仏城山60分・景信山120分・陣場山(陣馬山)約5時間」となっています。 一段低い所にある広場に着くと東屋が建っています。 その先から始まる石段を降っていきます。 何度か折れ曲がりながら急な石段を降っていくと緩やかな所に降り立ちます。 奥高尾縦走路と自然研究路の5号路が交差する所になります。 脇にはベンチが幾つか設置されています。 右手に分かれていく道の入口には「これより先は奥高尾です」の看板があって、 この付近の地図が載っています。 ここは道が幾つかに分かれているので参考になります。 正面へ進んでいくと、すぐに道が三方に分かれています。 中ほどには「これより奥高尾」の大きな標柱が立っています。 脇には道標が立っていて、正面の道は「一丁平1.3km・城山2.3km」、 左手の道は「大垂水峠」、今来た道は「高尾山頂0.2km」となっています。 左手の道に入った所にも道標が立っていて、正面の道は「一丁平・小仏城山方面」、 右手から降ってくる道は「日影沢方面(学習の歩道)」、 左手の道は「大垂水峠方面(学習の歩道)」、今来た道は「高尾山頂方面」となっています。 左手に分かれていくのは「学習の歩道」で、この先のもみじ台の巻き道になっていますが、 今回はもみじ台へ向かって右手の坂道を登っていきました。
森のマント
正面のぞうき林は、林のふちが背の低い木やつる植物でおおわれています。 これはマント群落とよばれ、林の中に強い光や冷たい風が入るのをふせぐ役割をはたしています。
?森を切り開いて道路を作ったら、どうなるでしょう。 答えは、山頂のビジターセンターへ
 (環境庁・林野庁、東京都)
5号路 人と自然
山頂のすぐ下を一周する平坦なコースです。 雑木林、スギやヒノキの植物帯など、人のくらしと係わりの深い林が続きます。
 (高尾自然公園管理センター)
もみじ台
横木の階段と並行する坂道を登っていくと茶店が見えてきます。 その手前で、茶店に入っていく道と左手に避けていく道に分かれています。 左手の道を進んでいくと、横木の階段と合流します。 右手にある茶店は「細田屋」というようです。 脇には「もみじ台」の標識が立っていました。 左手が開けていて山並などを見渡せる眺めが広がります。 手前にはツツジが咲いていて、これで富士山が見えると最高なのですが、 生憎と曇っていて見えないのが残念でした。 脇には「もみじ台案内板」が設置されていて、この付近の地図が載っています。
もみじ台案内板
高尾山の利用ルール 〜素晴しい自然を後世に〜
多様な動植物に恵まれた自然環境や景観を守り、 この素晴しい高尾山の自然を後世に引き継げるよう大切にしましょう。
1.計画や準備は万全にする。
2.ゴミは必ず持ち帰る。
3.登山道を外れて歩かない。
4.動植物は大切にする。
5.火の始末をきちんとする。
6.トイレなどの公共施設をきれいに使う。
7.ペットにはリードをつける。
8.マウンテンバイク等車両を乗り入れない。
9.生き物にエサをやらない。
高尾地域連絡会
 (高尾自然公園管理センター)
四叉路
もみじ台の先へ続く幅の広い横木の階段を降っていきます。 「紅葉台便所」を過ぎた所の左側が少し開けていて、山並を見渡せる眺めが広がります。 眺めを確認してから、横木の階段を更に降っていきます。 階段が終わって緩やかになった道を進んでいくと、再び階段が現れます。 広い階段を降っていくと、左右から道が合流する四叉路に降り立ちます。 左右の道は5号路交差の所から分かれてきた道になります。 脇には先ほどと同様の「もみじ台案内板」があります。 先には道標が立っていて、正面の道は「一丁平0.6km・城山1.6km」、 今来た道は「高尾山0.9km」となっています。 正面の尾根道を進んでいくと、すぐの所にも道が左右に分かれる四叉路があります。 手前には「奥高尾分岐点」と題した案内図があります。 道標も立っていて、正面の道は「一丁平・小仏城山」、 左手の道は「大垂水峠」、今来た道は「高尾山頂・ビジターセンター」となっています。 右手の道には何も示されてはいません。 左手の道は「学習の歩道」になります。 一丁平へと続く尾根道は正面の横木の階段になりますが、今回は右手の道を進んでいきます。
大垂水歩道
この道では、私たちになじみ深いすぎやひのきの整然とした人工林が見られます。 人工林は天然林とことなり、人の手によって育てられた苗木が植えられます。 その後、数十年にわたる長い年月の間、自然の力と人間の知恵との調和によって、 立派な森林がつくりあげられるのです。 この道すじでは、つぎの造林地が見られます。
◇からまつ・けやき造林地 ◇明治百年記念造林地 ◇すぎ・ひのき人工林
 (関東森林管理局)
一丁平
等高線に沿うようにして、雑木林と植林帯の間に緩やかな道が続いています。 尾根道より狭いものの、歩き易い道になっています。 6分ほど進んでいくと、右手に分かれて降っていく道があります。 手元の地図によると、日影沢へ降っていく萩原作業道というようです。 その道を見送っていくと、次第に道幅が狭まって登り傾斜が増してきます。 植林帯の脇を登って道なりに左へ曲がっていくと一丁平に着きました。 手前の四叉路から12分ほど、高尾山から33分ほどで着きました。 一丁平園地便所や東屋も設置された所で、「明治の森 高尾国定公園」,「一丁平園地」,「環境庁・東京都」と刻まれた三本の石標が立っています。 以前にはなかったように思いますが、尾根の南側の林の中にもベンチや休憩所などが設置されていました。 東屋からは先ほどの高尾山が見えていました。 眺めを楽しんだり解説板を読んだりしながら、ひと休みしていきました。
高尾山国有林 一丁平
みんなの広場です。 なかよくきれいに使いましょう。 ごみは家まで持ち帰りましょう。
 (林野庁、関東森林管理局、高尾森林センター)
明治の森高尾国定公園
この公園は国の明治100年記念事業の一つとして、東京都八王子市郊外の高尾山麓から高尾山頂大見晴、 一丁平、小仏城山にかけての標高600メートル程度の山稜部一帯で高尾山国有林を中心として指定されたものです。 高尾山は古寺薬王院の寺領時代からの、もみ、あかまつ、かや、すぎ、ぶな、かしなどの針広混交の 高齢巨木の自然林を構成して東京近郊ではまれにみる自然状態を保有する。 公園面積 770ヘクタール
 (林野庁、東京都)
明治の森高尾国定公園
高尾山は奈良時代の昔から信仰の山として、その後も江戸時代の幕府直轄、 明治以後の御料林、そして戦後の国有林と、さまざまな形で森林が保護されてきました。 さらに昭和25年には、高尾山、陣場山を中心とした美しい景観を守り、広く都民に利用してもらうために、 都立高尾陣場自然公園としての指定を受けました。 その後昭和42年には、明治100年を記念して、高尾山を中心とした地域が明治の森高尾国定公園に指定され、 今日にいたっています。 高尾山の森林は、南斜面に多く残るカシ林、北斜面丈夫のイヌブナ林、尾根筋のモミの林などの自然林と、 コナラ・クリなどの雑木林、スギ・ヒノキの植林もあります。 そしてこの変化に富んだ森林のそれぞれの環境に応じて1,200種類近くの植物が生育し、 ムササビ、タムキをはじめとした25種類以上の哺乳類そのた、たくさんの動物がすんでいます。 この高尾山には、自然を観察し、皆さんに自然に親しんでいただくために、 自然研究路をはじめとする遊歩道がいくつも整備してあります。 いろいろなコースを歩いてみて、林のようすのちがや生き物などを比べてみると、 きっとたくさんの発見やおどろきがあることでしょう。
 (東京都高尾自然公園管理センター)
足の下の"ミニ下水処理場"
この一丁平園地のトイレは水洗ですが、ここには市街地のような電気や下水道の施設がありません。 このため下の絵のように、地面の下に"ミニ下水処理場"をつくって、汚水の処理を行っています。 トイレからの汚水は、まずはじめに腐敗室という前処理装置に流入し、固形物が沈殿分離されます。 上澄みの汚水は遮水シートで囲われた土壌処理施設に流れ込み、 ここで土壌美声淵による分解や植物による吸収によって浄化されます。 腐敗室で一旦は沈殿した固形物も、時間とともに少しずつ分解され、 やがて上澄みとなって処理されていきます。 こうした汚水の移動は、すべて傾斜地形を利用した自然流下と毛細管現象によって行われています。 土壌処理施設で浄化された水分は、ほとんどが浄発したり植物によって吸収されてしまいます。 それでもトイレの利用が極端に多い時には余剰水が生じますが、 これは一度貯留槽にためられた後、トレンチ(溝)を通って地下へ浸透していきます。
美しい自然をまもるのは、一人ひとりの心掛けからです。 マナーをまもって正しく利用しましょう。
展望デッキ
一丁平からは横木の階段が3本ありますが、いずれも先の方で合流します。 今回は左側の階段を登っていきました。 1分ほど登って階段が途切れると、右手から登ってくる道が接するK字路のようになっています。 そこから更に左側の階段を登っていくと、東屋の建つ高みに着きました。 正面には「一丁平園地展望デッキ」があって、山並などを見渡せる眺めが広がります。 ここから見える山を図示した案内板も設置されていましたが、 残念ながら曇っていてよく見えませんでした。 「高尾山自然休養林」の大きな標識や、「東海自然歩道案内図」と題した大きな案内図や「一丁平」の解説板もありました。 ここで大垂水峠への道が左手に戻るようにして分かれていきます。 角には道標が立っていて、左手の道は「大垂水峠」となっていますが、 「城山0.9km」が指す右手に続く尾根道を進んでいきます。
東海自然歩道案内図
東海自然歩道は「明治の森高尾国定公園」と大阪の「明治の森箕面国定公園」を結ぶ、 緑豊かな自然と貴重な歴史を伝える文化財をたずね、心身の健康と安らぎを与える総延長1697.2kmの長距離自然歩道です。
東海自然歩道 一丁平
一丁平から小仏城山までの歩道の両側は、山ザクラの並木となっていて、花の季節にはすばらしい眺めとなります。 またこの付近は小鳥の声がよく聞かれるところです。
 (東京都)
一丁平園地展望デッキ案内板
大山1257m、二ノ塔1140m、三ノ塔1205m、行者ヶ岳1209m、本間ノ頭1345m、太礼ノ頭1352m、丹沢山1567m、蛭ヶ岳1673m、袖平山1432m、石老山700m、犬越路、大室山1588m、加入道山1418m、富士山3776m、赤鞍ヶ岳1257m
ようこそ高尾山国有林へ
高尾山自然休養林
林野庁・関東森林管理局は高尾山国有林(452ヘクタール)を自然休養林に指定し、 皆様の保健休養の場として利用頂いております。
 (林野庁・関東森林管理局)
巻き道分岐
ベンチが幾つか設置されている所を過ぎて、横木の階段を降っていくとK字路に降り立ちます。 右手から合流してくるのは手前で分かれてきた道になります。 右前方へも坂道が分かれていますが、今回は正面の横木の階段を登っていきました。 1分ほどで階段を登り切って、その先に続く緩やかになった尾根道を進んでいきます。 道標「城山・景信山」を過ぎていくと、道が二又に分かれていますが、左側の広い方の道を進んでいきました。 先ほどの案内板にあったように、尾根には桜の木が沢山生えていて、道は落ちた花びらで染まっていました。 程なくして現れる横木の階段を登っていきます。 一旦途切れて再び現れる階段を登っていくと、緩やかで広い尾根道になります。 僅かに降り坂になった道を進んでいくと分岐があります。 角には道標が立っていて、右手の道は「小仏城山をへて相模湖へ」、 正面の道は「小仏城山山頂」「城山・小仏峠・相模湖」、今来た道は「一丁平・高尾山頂」となっています。 脇には、「小仏城山周辺案内図」が設置されています。 右手の道は小仏城山を巻いていく道で、日影沢林道へ出られます。 その途中から小仏城山へ登っていく道もありますが、今回は左手の道を登っていきます。
(右手の道は「高尾山」を参照)
活力ある森を育てよう 間伐展示林No.01-07
森林を健全に育て、生活環境の保全、良質な木材資源の造成に努めるとともに、 花粉症対策にも資する観点から、間伐等森林整備を進めています。
所在地:東京都八王子市裏高尾町1885番1
面積:1.00ha(スギ)
植栽年:昭和31年
 (東京都、八王子市、間伐推進中央協議会)
たき火・喫煙注意
明治の森高尾国定公園
山林内
 (東京消防庁)
大垂水峠分岐
広い道を登っていくと、1分もしない所から右手へ道が分かれていきます。 広い尾根道は正面へ続いていますが、まだ歩いたことのない右手の道を進んでみました。 伐採された斜面に沿って緩やかに道が続いていました。 最後に横木の階段をひと登りすると、手前で分かれてきた尾根道に出ました。 尾根道を緩やかに登っていくと、程なくして横木の階段が現れます。 1分もせずに階段を登り切ってその先へ進んでいくと分岐があります。 以前には樹木が生い茂っていたように思いますが、伐採されて明るい雰囲気の所になっていました。 角には「高尾山国有林」の大きな標柱が立っています。 脇には関東ふれあいの道の道標が立っていて、左手の道は「大垂水峠1.7km・梅の木平10.0km」、 正面の道は「城山0.1km・高尾山口6.2km」、今来た道は「高尾山口6.1km」となっています。 また「関東ふれあいの道 湖のみち案内図」もありました。 左手の道は、大垂水峠を経て三沢峠方面へ続いていますが、正面の尾根道を進んでいきます。
小仏城山 (標高670m)
少し降った先に現れる横木の階段を登っていくと、四等三角点のある小仏城山の山頂に着きます。 一丁平から22分ほどで着きました。 山頂には桜の木が沢山あって、盛りを過ぎて散り始めた花びらが一面に落ちていました。 風に吹かれて舞い落ちてくる花びらもありました。 「桜の雪」と表現している子供もいましたが、何とも風情のある言葉に感じました。 周囲にはテーブルやベンチが数多く設置されています。 茶店は営業していて、軽い食べ物や飲み物類などが商われています。 名物は「おでん」と「なめこ汁」とのことでした。 すでに多くのハイカーが登ってきていて、食事をしたりしながら思い思いの時間を過ごしていました。
以前に来た時と比べて「小仏城山670.3(米)」の標柱が少し右側に移されていて、 その跡と思しき所には太い丸太を一刀彫りした天狗像が立っていました。 荒削りながら良く出来ているように思えましたが、小仏城山のこれからの名物になるのでしょうか。
城山(標高670m)
山頂が東京都と神奈川県の境界で、東京都側は明治の森高尾国定公園、 神奈川県側は県立陣馬相模湖自然公園であり、 東海自然歩道の神奈川県内64.7kmの基点となっています。 神奈川県内コースは東海自然歩道全コースを通じて、もっともけわしいところとされていますが、 広大な景観やさわやかな小鳥のさえずりなど自然の姿が歩く途中でじゅうぶんたん能できるでしょう。 又歩道の土地周辺の樹木等はすべて個人の所有する財産であり、 これらを善意により無償で利用させて頂いておりますので、 樹木等を損傷させたり、タバコの不始末による火災発生のないよう注意して利用して下さい。
 (神奈川県)
四等三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
 (国土地理院)
山火事に注意
集う森 声かけ合って 火の始末
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会)
小仏城山の山頂からはすばらしい眺めが広がります。 西側には丹沢山塊や富士山など、東側には八王子方面の街並みを見渡すことが出来ますが、 この時には生憎の曇天とあって霞んでいてよく見えませんでした。 山頂には「高尾・小仏城山案内図」や「小仏城山周辺図」があるので参考になります。 この小仏城山は、関東ふれあいの道「鳥の道」や東海自然歩道のルートにもなっています。 また、「陣馬相模湖ウォーキングマップ」もあって、 「小仏・小原宿コース」が載っていました。 「甲州道中歴史案内図」や「東海自然歩道」の解説板もありました。
関東ふれあいの道 鳥の道
このコースは景信山・明王峠・陣馬山と尾根道をたどり和田峠にくだって陣馬高原下バス停まで歩きます。 高尾山からの縦走路として四季を通じて利用者も多く、奥多摩・丹沢・道志方面の眺望にすぐれています。 また雑木林から杉・桧の職隣地まで植生の変化に富んでいるため、 生息する野鳥の種類も多く、四季折々にその姿・鳴き声が楽しめます。
 (環境庁・東京都)
関東ふれあいの道 高尾〜陣場山コース
高尾山口駅を出発して、高尾山−城山−小仏峠−景信山−陣場山−陣場高原下のバス停留所まで歩くコースは、 「関東ふれあいの道」の高尾〜陣場山コースになっています。
甲州街道「甲州街道プロジェクト」
現在、相模湖小仏峠から大月・笹子峠まで旧甲州街道の道筋を探り、 道標をたてる活動が民間団体により進められています。
東海自然歩道
建設省が計画する長距離自然歩道のひとつが東海自然歩道です。 長距離自然歩道は、国土を縦断、横断又は循環し、 多くの人々が四季を通じて手軽に楽しくかつ安全に国土の優れた風景地等を歩くことにより、 沿線の豊かな自然環境や自然景観、さらには歴史や文化に触れ、国土や風土を再認識し、 併せて自然保護に対する意識を高めることを目的としています。 東海自然歩道は、全国初の長距離自然歩道として昭和45年に路線決定されました。 明治の森高尾国定公園(東京都八王子市)を起点に、神奈川・山梨・静岡・愛知・岐阜・三重・奈良・京都をつないで 明治の森箕面国定公園(大阪府箕面市)に至る1687kmの路線です。 神奈川県内は、東京都県境の城山から県立陣馬相模湖自然公園・丹沢大山国定公園・県立丹沢大山自然公園を通って 山梨県境高指山出合までの127.5kmです。 一部区間は本格的な登山道と比較的歩きやすい林道等を歩く道の複路線になっています。 中山間部が中心ですが、途中は里や沢など変化に富んだ風景に出会い、豊かな自然に親しむことができます。 東海自然歩道は本格的な登山道を含みますので、十分な装備を用意し、 無理をせず、健康に気をつけ体調を整えて歩きましょう。
※避難小屋について  避難小屋は緊急時に非難するために設置しています。常時開放していますのでご利用ください。
 (環境省、神奈川県自然環境保全センター自然保護公園部自然公園課)
巻き道合流
15分ほど居た小仏城山を後にして景信山へ向かっていきます。 城山無線中継所と工事中の小仏城山園地便所の間の道を降っていきます。 正面へ降っていく横木の階段を見送って、左手へ曲がっていく広い道を降っていきます。 舗装路になった道をS字形に曲がりながら降っていくと、道が左右に分かれている所に降り立ちます。 脇には道標が立っていて、右手の道は「一丁平・高尾山頂」、正面の道は「日影沢林道」、 左手の道は「小仏峠」、今来た道は「小仏城山山頂」となっています。 右手から来る道は、小仏城山の手前から分かれてきた巻き道になります。 右手の斜面は伐採地になっていて、山並などを見渡せる眺めが広がっています。 眺めを確認してから、小仏峠へ向かって左手の巻き道を進んでいきました。
植林地の斜面を横切るようにして緩やかな道が続いています。 程なくして降り傾斜が増してくると、左手の尾根から降ってくる横木の階段の途中に出ます。 城山無線中継所の左側から尾根を降ってきた道になります。 小仏城山から11分ほどの所になります。 脇には道標が立っていて、右手の道は「小仏峠・景信山」、 左手の道は「城山・高尾山」、今降って来た道は「一丁平・高尾山」となっています。 傍には「明治の森 高尾国定公園案内図」があって、 高尾山口駅から景信山にかけてのハイキングコースが紹介されていました。
高尾山の利用ルール 〜素晴しい自然を後世に〜
多様な動植物に恵まれた自然環境や景観を守り、 この素晴しい高尾山の自然を後世に引き継げるよう大切にしましょう。
1.「計画や準備を万全にする」  高尾山では、早春まで凍結があり、冬期は早く陽が落ちます。 生命や身体の安全のためには登山経験者に相談したり、目的地やルート情報を必ず確認し、 無理な行動は避けましょう。
2.「ゴミは必ず持ち帰る」  高尾山は「ゴミ持ち帰り運動」発祥の地です。 ゴミのポイ捨ては、自然環境や景観、野生生物に悪影響を与えます。 ゴミは捨てずに全て自宅まで持ち帰りましょう。 また、ゴミになるものは最初から持っていかないように工夫しましょう。
3.「登山道から外れて歩かない」  道から外れて歩くと、道に迷ったり、植生を傷めることになります。 また、転落する恐れもあるので、登山道から外れずに歩きましょう。
4.「動植物は大切に」  多様な野生生物は自然を形作る重要な構成員です。 生態系を保全するために、動植物の採集・採取はご遠慮下さい。
5.「火の始末をきちんとする」  タバコの投げ捨てなど山火事の原因となることはやめましょう。
6.「トイレなどの公共施設をきれいに使う」  高尾山を訪れる人々全てが気持ちよく使えるよう気をつけましょう。
7.「ペットにはリードをつける」  ペットを連れて歩く際は、糞や体毛等の始末をし、リードでつないだりケージに入れたりして、 体臭、鳴き声などで他人に迷惑をかけないように歩きましょう。
8.「マウンテンバイク等車両を乗り入れない」  歩行者に危機感を与えないために、また、登山道や植生を傷めないために、 登山道へのマウンテンバイク等車両の乗り入れはやめましょう。
9.「生き物にエサをやらない」  野生生物に悪影響を及ぼす恐れがあります。 野生生物にセサを与えるのは止めましょう。
 (高尾自然公園管理センター、高尾地域連絡会)
植林帯に続く浅くU字形に抉れた広い道を降っていきます。 傾斜が緩やかになってきた所に、関東ふれあいの道の里程標があって、 この先の道は「陣馬高原下12.0km」、今来た道は「高尾山口7.0km」となっています。 そこを過ぎていくと、テーブルやベンチが沢山設置された所に着きます。 小仏城山の山頂から17分ほどの所になります。 茶屋だったと思われる建物もありますが、この時には営業していませんでした。 何度か通りかかっている所ですが、一度も営業しているのを見たことがないので、もう廃業したのでしょうか。 左手からは、樹木に邪魔されながらも、相模湖などを見渡せる眺めが広がっています。 中ほどには石祠があって、側面には「奉再建 昭和廿八年四月三日初申 宮司田倉源治代 小佛氏子中」と刻まれていました。
小仏峠 (標高560m)
茶屋跡を過ぎて、傾斜が増した尾根を降っていきます。 右手へ分かれていく道を見送っていくと分岐があります。 右手の道は竹林の脇を経ていきますが、今回は正面の尾根に続く道を降っていきました。 程なくして降り傾斜が更に増してくると、ロープ柵が設置された階段が現れます。 すれ違うことが難しい幅しかない狭い階段を降っていくと、鞍部になった小仏峠に降り立ちました。 小仏城山から22分ほどで降りて来られました。 峠には茶屋跡が何軒かありますが、いずれも廃業したようです。 降り立った所には道標が立っていて、正面の道は「景信山1.3km・陣場山7.0km」、 左手の道は「底沢バス停3.5km・相模湖駅5.5km」、今降って来た階段は「小仏城山0.8km・高尾山3.1km」となっています。 また、「甲州道中」の道標も立っていて、左手の道は「小原宿」、正面の道は「小仏宿」となっています。 脇には「神奈川県立陣馬相模湖自然公園案内図」や、 先ほども見かけた「甲州道中歴史案内図」もありました。
(道標類には「陣場山」と「陣馬山」の表記が見られましたが、そのまま載せておきます)
神奈川県立陣馬相模湖自然公園の紹介
自然公園とは、自然の風景地の中で特に優れた地域を保護し、 また、その秩序有る利用を通じて国民の保健、休養、教化に役立てるために指定された地域のことです。 神奈川県立陣馬相模湖自然公園は、神奈川県の最北端に位置する3785ヘクタールの自然公園です。
左手の茶店跡には「高尾山道」と刻まれた石碑があって、側面には「寛政七」の文字も刻まれていました。 寛政7年(1795)と云えば、江戸時代の中期に建てられたようです。 左手には相模湖方面も見えますが、手前の樹木に邪魔をされて、あまり良い眺めではありません。 右手には「明治天皇小佛峠御小休憩留阯及御野立所」の石碑も立っています。 以前には正面の尾根を塞ぐようにして茶屋が建っていて、その中を抜けていく形になっていました。 この小仏峠にあったという関所を模していたのでしょうか。 しかし少し前に建物は撤去されています。
歴史の散歩道40 甲州道・小仏峠
江戸時代の五街道の一つ「甲州道中」。 現在の国道20号線の旧道である。 この街道の難所として知られた小仏峠は、標高548メートル、武蔵国と相模国を結ぶ国境の峠であった。 その名は、一寸八分の小さな石仏が峠に安置されていたことが由来ともいわれている。 時代は下り、明治21年(1888)に、輸送力を強化するため大垂水峠を通る新道が整備。 それ以降は、人びとや物資が行き交うことはなくなった。 現在、小仏峠の頂上には、明治天皇聖蹟碑や太政大臣・三条実美の歌碑が建っている。 これらは明治13年(1880)の山梨巡幸の際、明治天皇の通行を記念して建てられたもの。 歌碑の和歌は、三条実美が命を受けて高尾山薬王院に詣でて詠んだものといわれる。
来てみれば こかひはた織 いとまなし 甲斐のたび路の 野のべやまのべ
「こかひはた織」は「蚕飼ひ機織り」である。 当時、生糸は高騰しており、これは多摩や甲州が養蚕や製糸、織物業でにぎわう様子を歌っている。 峠を行くハイカーたちは、当時の情景を知る由もない。
 (郷土資料館ガイドボランティア)
茶屋跡の左脇を過ぎていくと、中ほどに「小仏峠 頂上 560m」の標柱が立っていて、 その周りにはタヌキの置き物が幾つか置かれています。 「甲州道中歴史案内図」では「548m」となっていましたが、どちらが正しいのでしょう。 山際には赤い前掛けをしたお地蔵さんと庚申塔があって、前には綺麗な花束が手向けられていました。 「小仏峠」という名前は一寸八分の小さな石仏が安置されていたことに由来するようですが、 このお地蔵さんはそれに比べてかなり大柄なので、名前の由来になった石仏とは別物なのでしょうか。 脇には由来を記した看板がありますが、この時には文字がすっかり消えていて読めませんでした。 以前に来た時には読めたので、その時の内容を載せておきます。
由来
このお地蔵様は、昔この地に関所があった頃、道行く人の安全を願って建てられたものです。 三百余年を経て近年修復されました。 右側は同年代の庚申様です。 時代は変わってもお地蔵様はいつも此の地に立って道行く人々の安全を守ってくれています。 合唱
お地蔵様の管理と供養は関係有志と小仏茶屋主の奉仕によって行われています。
小仏峠の右手が少し開けていて、山並などを見渡せる眺めが広がっています。 奥の方には街並みがぼんやりと見えていました。 茶屋跡には「高尾・小仏峠案内図」があって、 「小仏峠周辺図」も載っているので参考にしましょう。 その脇には道標が立っていて、右手の道は「高尾駅7.4km・小仏バス停2.8km」、 左手の道は「陣場山6.9km・景信山1.2km」、今来た道は「小仏城山0.9km・高尾山3.2km」となっています。 左手の道の更に左側にも広めの道がありましたが、木の枝で封鎖されていました。 今回は道標「景信山」に従って、左側から正面の尾根へ続く道を登っていきます。
小さな火 "まさか"がおこす 山の火事
 (神奈川県)
広めの道を曲がりながら登っていくと、すぐに植林帯の尾根に出ます。 登り坂になった少し抉れ気味の道を3分ほど登っていくと緩やかな道になってきます。 やがて現れる僅かな高みの左肩を登っていきます。 坂道を登って緩やかになってくると、道の右手へ入った所に白い標柱が立っていて、 「基準点を大切にしましょう」と書かれていました。 その脇には地面に埋まるようにして標識がありました。 小仏峠から11分ほどの所になります。 手元の地形図によると、小仏峠と671m峰の中ほどにある標高640mほどの地点になるようです。
671m峰
緩やかで広くなった道を快適に進んでいきます。 道端には丸太のベンチが設置されていたりもしました。 右手にある「ゴミは持ち帰りましょう」の標識を過ぎていくと、登り坂になってきます。 僅かな高みの左肩を登っていくと、坂道を登り切った所に、関東ふれあいの道の里程標があって、 この先の道は「陣馬高原下11.0km」、今来た道は「高尾山口8.0km」となっています。 左側には黄色い「保安林」の標識がありました。 この右手の僅かな高みが、地形図に載っている671m峰になるようです。 小仏峠から16分ほどの所になります。
里程標の脇に踏み跡があったので試しに右手の高みに登ってみましたが、 赤頭白杭の「水源の森林」の標柱がある他には杉林が続くばかりでした。
保安林
大切にしましょう。
 (神奈川県)
高みを越えて降っていくと道が二手に分かれていますが、すぐ下で合流します。 それらの道を併せていくと、緩やかな尾根道になってきます。 正面の奥に見える高みが、これから向かう景信山になります。 次第に右側が伐採されて見晴しが良くなってきます。
小さな火 "まさか"がおこす 山の火事
 (神奈川県)
傾斜が増してきた尾根道を登っていくと、脇に桜の大木があって綺麗な花を咲かせていました。 伐採地になった右側には山並が広がり、眼下には中央自動車道やJR中央線も見えていました。 途中で道が二又に分かれていますが、少し登った所で合流しています。
ヤゴ沢分岐
傾斜が緩やかになってきた道を進んでいくと、再び登り坂になってくる所に分岐があります。 小仏峠から27分ほどの所になります。 角には関東ふれあいの道の道標が立っていて、右前方へ続く道は「景信山0.2km・陣場山5.9km」、 今来た道は「小仏峠1.0km・城山1.9km」となっています。 左右にも道が分かれいて十字路のようになっていますが、道標には何も示されていません。 右手の道はヤゴ沢作業道へ降りていく道になります。 左手の道は景信山の巻き道になっているように思えましたが、確かめた訳ではありません。 ここは、右前方へ続く坂道を登っていきます。
(右手の道は「景信山」を参照)
かなり傾斜のある坂道を登っていくと、右手が更に開けてきます。 眺めを楽しみながら先へ登っていくと、景信山の山頂直下にある景信茶屋に登り着きました。 ヤゴ沢作業道分岐から5分ほど、小仏峠から32分ほどで到着しました。 テーブルやベンチが沢山あって、すでに多くのハイカーがやってきていました。 振り返ると、先ほど登ってきた小仏城山から高尾山にかけての尾根を見渡すことが出来ました。 南西には相模湖も見えていましたが、その先に連なっているはずの丹沢山塊などはぼんやりとしていました。
景信山 (標高727m)
景信茶屋のテーブル・ベンチを過ぎてその上に登っていくと、もう一つの茶屋「かげ信小屋」があります。 その裏手の一番高い所に「景信山 標高727m」の標柱と三等三角点があります。 脇には「高尾・景信山案内図」や「景信山周辺図」があるので参考にしましょう。
景信山は東側が開けていて、山並や街並を見渡せる眺めが広がっています。 また茶屋の反対側も少し開けていて、山並を見渡せました。 方角からすると富士山も望めそうな感じでしたが、生憎の曇天で確認出来ませんでした。 山頂には、小仏城山と同様に桜の木が沢山あります。 既に盛りは過ぎて散り始めていて、地面は桜色に染まっていました。 お昼を僅かに過ぎた時刻になったので、ここで昼食タイムにしました。 「なめこ汁」が名物のようですが、なかり汗をかいて熱いものは避けたい気分だったので、 「北海道ミルクバニラ・モウ」を買って食べてみました。
おいしいなめこ汁 食べにいこう!景信山へ
山の恵みをいただきま〜す  「うわーっ!でかーい!おいしいっ!」。他にコトバが出ない。 秋の休日、景信山山頂。 おいしいなめこ汁があるよ、と友達に聞き、景信山へ登ってきた。 景信山で一番高い茶屋、かげ信茶屋にて。 なめこのかさは直径5、6センチはあろうか、というほどの大きさ。 最初は「こんなにでかいなんてきっとまずい!」などと思っていた。 ところがコレがうまいうまい。 暖かいみそ汁にツルッとしたでっかいなめこがたくさん入ってる。 山頂までの登りで出た汗も乾き、ちょっと冷えてきた体にほかほかのみそ汁がじんわり、いきわたった。
揚げたての山菜てんぷらいかが?  小屋のご主人、青木さんが何やらまた作っている。 えっ、紅葉の天ぷら?試しに一口。かりっとあがってさくさく。 そう、ここの茶屋では、山頂付近の山菜や野草を摘んできてお客さんに出すのだ。 春にはイタドリ、シドケ、桑の葉、ヨモギさらにはアカシアの花の天ぷらも出る。 小屋の青木さんは山菜、野草にとても詳しく、話しだしたらもう止まらない! その親しみやすい青木さんにひかれて、おなみじさんがたくさん来る。
おみやげも充実  さらに茶屋の前の販売コーナーには、手作りのゆずみそ、さんしょうみそ、こうじで作ったお饅頭などがいっぱい! そうそう、もちろんお山も最高。 バス停から1時間で山頂に着くコースもあるし、高尾、景信、陣馬と縦走できるコースもある。 景信山山頂では天気が良ければ、富士山をはじめ、たくさんの山々が望め、遠くは南アルプスも見えるのだ。 今度の休みは景信山で山を、味覚を、展望を楽しもう!
25分ほど居た景信山から下山していきます。 山頂には関東ふれあいの道の道標が立っていて、この先の道は「明王峠3.8km・陣場山5.7km」、 東側へ降っていく道は「小仏バス停3.6km」、今登ってきた道は「小仏峠1.2km・高尾山4.4km」となっています。 奥高尾縦走路は西へと更に続いていますが、今回は東尾根を降っていくことにしました。 道標「便所」が指す坂道を降っていくと、程なくして横木の階段になります。 土が流れ出して抉れている所もあって歩き難い思いをしながら降っていきました。 右手から来る道を併せて、小綺麗な景信山園地便所の脇を過ぎていきます。
5分ほど降っていくと横木の階段は終わって、 雑木林の尾根の背に続く道を右・左と曲がりながら降るようになります。 道が二又に分かれている所もありますが、少し下で合流していました。 山頂から7分ほど降ってくると、手前の樹木に邪魔されながらも山並を見渡せる所がありました。
旧甲州街道分岐
U字形に抉れた所もある道を降っていくと植林帯に入っていきます。 右・左と曲がりながら植林帯を降っていくと、傾斜が緩やかになった所に分岐があります。 景信山から11分ほど降った所になります。 脇には道標が立っていて、右手の道は「小仏バス停」、 正面の道は「小下沢」、今来た道は「景信山」となっています。 以前に来た時にはもっと端の方に立っていて、道標があることが分かり難い状況になっていましたが、 どうやら作り直されたようです。 右手へ降っていくと、小仏バス停から小仏峠へ続く旧甲州街道へ降りて行かれますが、 今回は小下沢林道へ降るべく、正面の尾根道を進んでいきました。
(右手の道は「堂所山」を参照)
小下沢分岐
植林帯と雑木林を分ける尾根道を軽く登っていきます。 僅かな高みを越えて降っていきます。 傾斜が緩やかになってくると分岐があります。 旧甲州街道分岐から6分ほど、景信山から17分ほどの所になります。 角には道標が立っていて、左手へ戻るようにして分かれていく道は「小下沢林道・日影バス停」、 今来た道は「景信山」となっています。 脇にはベンチがひとつ設置されていました。 正面の道は581m峰や478m峰を経て中央自動車道の傍へ降りていけますが、道標には何も示されてはいません。 今回はここを左折して小下沢林道へ降っていきます。
(正面の道は「景信山」を参照)
植林帯の斜面を横切るようにして緩やかな道が続いています。 5分ほど進んでいくと、山襞の涸れ沢を渡って右手へと進んでいきます。 程なくしてある僅かな涸れ沢を過ぎていくと、岩がせり出した所がありました。 谷側にはトラロープが張られていてました。 そこを過ぎて、等高線に沿うようにして緩やかに続く道を進んでいきます。 少し降り傾斜が増してきた道を降るようになると、正面に山並が見える所がありました。 東尾根から12分ほど降った所になります。
右・左と曲がりながら降っていくと、次第に谷筋が近づいてくる雰囲気がしてきます。 雑木林になってきて砕石が目だつ道を降っていくと、大木が生えていました。 幹には「ケヤキ(にれ科)」と書かれた板切れが取り付けられていました。 木の脇から左手へ登っていく踏み跡が分かれていましたが、入口にはトラロープが張られていました。 この先にかけて、しばらくは樹木の名前を記した板切れを見かけるようになりました。
谷筋
再び植林帯になってきた道を右・左と曲がりながら降っていくと、水音が聞こえてくるようになります。 次第に大きくなってくる水音を聞きながら降っていくと、谷筋を流れる沢の脇に降り立ちました。 東尾根から24分ほど降った所になります。 石がゴロゴロしている沢には水が僅かに流れていて、手で受けてみると冷たくて気持ち良く感じました。 道はここから左手へ曲がって、沢沿いを降るようになります。 角には道標が立っていて、左手の道は「小下沢林道・日影バス停」、今降って来た道は「景信山」となっています。
3分ほど降って砕石がゴロゴロするようになると、道に僅かに水が流れるようになりました。 この先は沢を歩くことになるのかと思っていると、沢は引続き右手に続いていて安心しました。 沢を流れる水は次第に量を増してきて、水音も大きくなってきました。
砕石の道が終わると、やがて植林帯に入っていきます。 歩き易くて緩やかになった道を降っていくと小下沢の畔に出ました。 東尾根から35分ほどで降りて来られました。 これまで続いてきた沢はその支沢になるようで、小下沢に流れ込んで終わっています。
小下沢野営場跡
沢に架かる木橋を渡っていくと、広場風になった所に出ます。 左右には小下沢林道が通っています。 脇には道標が立っていて、右手の道は「高尾駅」、 左手の道は「関場峠」、今降って来た道は「影信山」となっています。 林道を横切った正面にも細い山道が続いていて、道標「北高尾山稜」がその道を指していました。 左手には車止めゲートがあり、右手には作業小屋のような建物が建つ駐車場のような所もありました。 ここは以前には小下沢野営場だったようですが、現在は休場になっているようです。
これまでに見かけた道標類はすべて「景信山」と表記されていましたが、 ここの道標は「影信山」となっていました。
日本山岳会高尾の森づくり活動
日本山岳会「高尾の森づくりの会」は、広くボランティアを募り、 この小下沢国有林(風景林)一帯で、美しく豊かな森への誘導をめざし、 広葉樹の植樹や人工林の間伐、修景作業、登山道の維持補修などの活動を行っています。 この活動は、東京神奈川森林管理署、国土緑化推進機構などの支援を得ています。
 (日本山岳会自然保護委員会「高尾の森づくりの会」)
東京材木商協同組合植林地
この植林地は「あなたの町の元気な材木屋」の東京材木商協同組合が昭和38年、 5町5反歩7畝の国有林に杉・桧を植林したものです。 地球温暖化の主な原因である二酸化炭素をこの森は吸収しています。
木や草花を大切にしよう。森林浴を楽しもう。
この山林は、昭和36年に植林した桧と杉の針葉樹林ですが、約50年の臭気で用材として役立ちます。 また、木は大気中の二三貫炭素(CO2)を吸って新鮮な酸素(O2)を送りだし、私たちの生活環境を守ります。
 (東京原木協同組合、東京材木問屋協同組合、東京材木商協同組合)
一般車両通行止め
1.この林道は、国有林の専用林道です。許可のない車両の通行は禁止します。
2.許可なく通行して事故等が発生しても、一切の責任は負いません。
3.林道のゲート、鍵、標識類等を故意に破損した場合には、罰せられることがあります。
4.通行の許可を受けたいときは、平塚営林署又は、高尾森林事務所へおたづね下さい。
 (林野庁、平塚営林署)
両側が石積みされた所を過ぎて林道を進んでいくと、 道端の樹木に「日影発高尾駅北口行き京王電鉄バス」の時刻表が括り付けてありました。 30分に1本程度の便があるようですが、ここからバス停まで何分で着くのか分かりません。 所要時間は状況によってマチマチですが、 せめて距離でも書いておいて貰えれば参考になるのにと思いながら通り過ぎていきました。 林道を3分ほど進んでいくと車止めゲートがありますが、 両脇が空いているので、難なく通って行かれます。
小下沢 風景林
マナーを守り、自然環境を大切にしましょう。
 (東京神奈川森林管理署)
一般車両通行止め
1.この林道は、国有林の専用林道です。許可のない車両の通行は禁止します。
2.許可なく通行して事故等が発生しても、一切の責任は負いません。
3.林道のゲート、鍵、標識類等を故意に破損した場合には、罰せられることがあります。
4.通行の許可を受けたいときは、東京神奈川森林管理署又は、高尾森林事務所へおたづね下さい。
 (林野庁、東京神奈川森林管理署)
野鳥の密猟は犯罪です
野鳥は環境大臣又は都知事の許可がなくては、捕ることも飼うこともできません。 これに違反すると罰金刑、懲役刑など厳重に処罰されます。 違反者を目撃された方は下記へご連絡下さい。
 (東京都多摩環境事務所自然環境課鳥獣保護管理係、最寄の警察署)
こげさわの森
小下沢沿いに続く林道を快適に進んでいきます。 車止めゲートを過ぎて12分ほど進んでいくと、山道が左手に分かれて登っていきます。 入口には「3番口」の道標が立っていて、左手の道は「いざないの道」となっていました。 何やら気になる道ですが、「木下沢林道・バス停・高尾駅」の指す林道をこのまま進んでいきました。 1分ほど進んでいくと、山の中に小屋が見えてきました。 小屋の傍まで来ると、「こげさわの森」と題する大きな案内板があって、 この辺りの地図が載っていました。 先ほどの「3番口」も載っていました。 脇には「2番口」の道標が立っていて、支沢に沿って入っていく道は「みんなの広場」、 この先の道は「木下沢林道」となっていました。
この林道に出るまでは「小下沢」と表記されていましたが、 林道に降りてからは「木下沢」と表記されています。 いずれも「こげさわ」と読むようですが、現地で見かけた通りに載せておきます。
木下沢都有保安林
私たちの郷土とくらしを守る保安林を大切にしましょう。
保安林についての問合せは都庁森林課又は東京都森林事務所へ
 (東京都)
緑は友だち 山火事注意
みんなで守ろう この自然
たばこ・たき火はよく消そう。
 (東京都)
こげさわの森 セルフガイド
「セルフガイド」とは、案内人がいなくても自分で楽しみをみつけられる解説や観察のヒントのことです。 「こげさわの森」には、いつでも、誰でも森を楽しめるように、道標やガイドシートがあります。 ガイドシートをもって、こげさわの森をまわってみてください。 きっと、すてきな発見がありますよ。
☆ガイドシートは「みんなの広場のあずまや」にあります。
「2番口」を見送って林道を更に進んでいくと、支沢の手前から左手へ小径が分かれていきます。 入口には「1番口」の道標が立っていて、沢沿いに入っていく道は「富士見台の道」となっていました。 また「こげさわの森」の解説板もありました。 左手の道は、八王子城址の南西にある富士見台へ登って行かれますが、 このまま林道を進んでいきます。
(左側の道は「富士見台」を参照)
みんなの知恵と力を合わせて創るわたしたちの森 心をはぐくむ「こげさわの森」
この「保健保安林」は、森に親しみ、心も体も健やかに、森づくりに汗を流す、楽しさを体験していただくための森です。 ボランティアや地元住民、企業の方々など、多くの人々の協働で、次世代に残す「美しい森づくり」をしています。 みなさまも仲間になって、心も体も元気で暮らせる未来を創りませんか。
整備にあたって(社)ゴルファーの緑化推進協力会の多大な協力を頂きました。
 (東京都、東京都農林水産振興財団)
木下沢林道起点
引続き緩やかに続く林道を進んでいきます。 道の下の太い鉄管を通って小下沢に流れ込む支沢を過ぎていくと、 植林地の出口に「林道木下沢線起点」の標識が立っています。 小下沢野営場跡から24分ほどの所になります。 これまで続いてきた小下沢林道はここで終わりになります。
林道 木下沢線(KOGESAWA)起点
 (東京都)
林道 木下沢線
これから先は林業経営のため開設された林道です。 一般車輌の通行はご遠慮ください。 止むを得ず乗入れる場合は次の事項にご注意ください。
1.道路が狭い
2.急カーブ、急勾配の連続
3.路面未舗装、落石、崩土が多い
4.単車線で交換場所が少ない
 (東京都森林事務所浅川林務出張所)
両側に金網柵が続くようになった道を登り気味に進んでいきます。 左右には梅林が続いています。 この先で見かけた標識によると「木下沢梅林」というようです。 道なりに右へ曲がっていくと、作業小屋があります。 道はその手前を左へ曲がって、中央自動車道上長房橋の下をくぐっていきます。 曲り角から小屋の脇に続く小径が分かれていきますが、東尾根にあった小下沢分岐を直進してきた道になります。
舗装路になった道を降っていくと、左下にはJR中央線の線路が見えてきます。 向こう側から線路に近づいてくる道路も見えていました。 道なりに右へ曲がっていきます。 線路の脇を過ぎて更に降っていくと旧甲州街道に出ます。 左側にはレンガ造りの鉄橋が架かっています。 右側の石垣には「←小仏梅林|梅の里・木下沢梅林→」の案内標識が貼り付けられています。 正面の先には大下バス停が、左手の先には日影バス停があります。 同じほどの距離のようですが、今回は日影バス停へ向かっていきました。
(大下バス停の「大下」は「おおしも」と読みます)
鉄橋の下を過ぎて、小仏川沿いに続く旧甲州街道を3分ほど進んでいくと、右手へ道が分かれていきます。 角には「明るい社会を築こう」の石標が立っていて、右手の道は「左 日影沢・高尾山」、 今来た道は「右 小仏峠・景信山」となっています。 脇には休憩舎があります。 右手に架かる小橋を渡っていく道は日影沢林道になります。 小仏城山から降った所の「巻き道合流」から続く道になります。
林道 日影沢線 起点」の標識も立っていましたが、 白字で書かれている中で、何故だか「沢」の文字だけが黒く消されたようになっていました。 英字表記の「HIKAGESAWA」の「SAWA」の部分も同じく黒くなっていました。 手元の地図には日影林道と日影沢林道という表記があるし、 ここに立っている標識といい、名前が変更されたのか、別の道を指しているのかはよく分かりませんでした。
林道日影線
これから先は林業経営のため開設された林道です。 利用される方は次の事項を厳守のうえ通行してください。
1.降雨・降雪時には、スリップの危険があります。
2.落石や崩土が多いので、注意してください。
3.急カーブ・急勾配が多いので、スピードはひかえ目に。
4.道幅が狭いので、すれちがいに注意してください。
5.見通しの悪い箇所での駐車は避けてください。
 (東京都森林事務所浅川林務課)
高尾特別鳥獣保護地区区域図
この区域では鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (東京都)
日影(ひかげ)バス停
左手に曲がりながら道路を進んでいきます。 小仏川に流れ込む小下沢に架かる木下沢橋を渡った先に日影バス停があります。 小下沢野営場跡から38分ほどで到着しました。
高尾駅(JR中央線)まで、高尾駅北口行きバスにて12分、 1時間に2本程度の便があります。
 土日曜 ...13:13 13:43 14:13 14:43 15:13 15:43 16:13 16:43 17:43 18:43 19:43 20:43
この時は連休中とあって、3台のバスが連なってきました。 何とか2台目のバスに乗れましたが、既に満席状態で、高尾駅まで立っていくことになりました。