まさかりが淵市民の森
散策:2012年03月中旬
【横浜市民の森】 まさかりが淵市民の森
概 要 まさかりが淵市民の森は、宇田川にある民話の残るまさかりが淵と、それを取り巻く雑木林の森です。 森の中には広場や散策路が整備され、歩きやすくなっています。 今回はまさかりが淵市民の森をひと巡りしてから、宇田川沿いにある寺社など訪ねながら戸塚西公園へ向かっていきます。
起 点 横浜市 吹上バス停
終 点 横浜市 三叉路バス停
ルート 吹上バス停…まさかりが淵市民の森…殿山広場…淵の上広場…宇田川…子供広場…東屋…まさかりが淵…専念寺…三嶋神社…戸塚西公園…三叉路バス停
所要時間 1時間50分
歩いて... 前日に雨が降ったこともあって、まさかりが淵へ流れ落ちる水量は多く、勢い良く流れ落ちていました。 森には桜や梅の木も植えられているのですが、この冬は寒くて、まだ咲いていませんでした。 殿上広場からは富士山も見えるようでしたが、生憎の曇り空とあって見えませんでした。
関連メモ まさかりが淵市民の森, まさかりが淵市民の森, 宇田川, 深谷市民の森
コース紹介
吹上(ふきあげ)バス停
戸塚駅(JR東海道線)の西口のバスセンターから、 [戸50]ドリームランド行きバス、[戸52][戸55]俣野公園・横浜薬大前行きバス、 [戸56]横浜医療センター行きバス,または,[戸81]藤沢駅北口行きバスにて8分、1時間に12本から13本程度の便があります。
藤沢駅(JR東海道線)の北口から、[戸81]戸塚バスセンター行きバスにて15分、1時間に3本程度の便があります。
バス停から数10m引き返した所にある吹上交差点の横断歩道を渡って、 国道1号の北西に続く道へ入っていきます。 (戸塚駅から来た場合で説明しています)
まさかりが淵市民の森
数10m進んだ所のT字路とY字路が繋がったような四叉路を直進して、 桧が列を成して生えている脇を登り気味に進んでいきます。 住宅地の生垣沿いに進んでいくと、やがて降り坂になってきます。 杉や桧が生える所を過ぎて傾斜が緩やかになってくると、右側に植林地がありました。 そこを過ぎて軽い登り坂になってくると分岐があります。 角には「まさかりが渕市民の森」の標柱が立っていて、 正面の道は「市民の森入口・殿山見晴台」、今来た道は「国道1号線・吹上方面」となっています。 「松竹台団地案内」と題した看板もあって、左手の道は「ここは松竹台団地入口です」となっていました。 この左前方の金網柵で囲まれた一角がまさかりが淵市民の森になります。 「大久保自治会案内図」もあって、そこに「市民の森入口」が載っています。 分岐を直進して金網柵沿いに軽く登っていって、柵が途切れた所になります。
分岐を左手へ降っていくと深谷市民の森があります。 (「深谷市民の森」を参照)
殿山広場
車止めを過ぎて入っていくと、小さな広場になっています。 脇には「まさかりが淵市民の森」と題した案内板があって、森の図が載っています。 それによると、ここは殿山広場というようです。 先ほどの標柱にあった「殿山見晴台」になるようです。 ここで散策路が二手に分かれています。 正面には道標が立っていて、右手の道は「子供広場」、左手の道は「淵の上広場」となっています。 道標には富士山と思しき板が取り付けられていました。 ここから富士山が見えるということのようですが、この時には生憎と曇っていて見えませんでした。 案内図を見ながらどのルートを歩こうかと暫し考えた末、 尾根と宇田川の間を何度か往復することにし、左手の散策路を進んでいきました。
以前に来た時にはここは「殿山見晴台」となっていました。 また面積は6.2haとなっていて、近年になって変更されたようでした。
まさかりが淵市民の森
所在地 戸塚区汲沢町316-1番ほか
面 積 6.3ヘクタール
民話の残る宇田川「まさかりが淵(滝)」をとりまく山林です。 宇田川沿いに雑木林をぬけ「まさかりが淵」を眺める1.1kmの散歩道と、 子供広場、淵の上広場、殿山広場の3ヶ所の広場があります。
フィールド・マナー FIELD MANNER
自然の中でのルールを守ろう!
・火は出さない CAMPFIRES PROHIBITED バーベキュー禁止 DO NOT B.B.Q
・ポイ捨て禁止 DO NOT LITTER
・しずかさをみださない NOISE PROHIBITED
・ペット(犬)はつないで KEEP DOGS ON LEASH
・生きものをもちかえらない・もちこまない DO NOT DISTURB WILDLIFE
・ボール遊びはできません BALL GAME PROHIBITED
・道からはずれない DON'T STRAY FROM THE PATHS PROVIDED
・ゴミはうちまで DISPOSE OF GARBAGE PROPERLY
「市民の森」は、山林所有者の御好意で保存されています。山林、竹林、農地内への立入りはできません。
とって良いのは写真だけ、残して良いのは足あとだけ。
ミツバチは蜜を吸う時に花を傷つけません。(ファーブル)
歩行喫煙等による火災事故防止に努めて下さい。
利用時間は日の出から日没までです。
冬枯れの疎林に続く幅2mほどの散策路を緩やかに降っていきます。 両側にロープ柵が続く散策路を3分ほど降っていくと、広場の前に降り立ちました。 左右に段差のある正面の広場には梅の木が沢山植えられていますが、 この冬は寒くて、蕾は膨らんではいるものの花はまだ咲いていませんでした。 以前にはディスクゴルフのコースも設置されていましたが、近年では見かけなくなりました。 左右に通る散策路の左手の先には鉄柵が設置された出入口があって、 手前には先ほどのと同じ「まさかりが淵市民の森」と題した案内板がありました。
淵の上広場
擬木の柵が設置された広い遊歩道を右手へ進んでいくと、 「まさかりが淵市民の森愛護会」の倉庫を過ぎた所に淵の上広場があります。 遊歩道は正面へと続いていますが、広場へ入っていきました。 この地域の子供会が植えた花壇もあって、この時はパンジーなどが咲いていました。
まさかりが淵市民の森
市民の森は、市内の緑を守り、市民の皆さんの憩いの場としてご利用いただくため、 山林所有者の方々のご厚意により、山林を使用させていただくものです。 市民の森の散策路や広場の清掃・草刈等は、地元の方々でつくられた「市民の森愛護会」が行なっております。 利用者の皆さんもきれいな市民の森になるよう、ご協力ください。
 (まさかりが淵市民の森愛護会、横浜市緑政局)
ぼくわたしでうえました。ちいさなをつまないで。
 (ぐみざわこどもかい)
広場の奥へ進んでいくと疎林へ入っていきます。 散策路は不明瞭になっていますが、下草などは生えていないので大丈夫です。 左手に続く先ほどの広場の脇を進んでいくと道標が立っていて、 右手の谷へ降っていく横木の階段は「まさかりが淵」、今来た道は「淵の上広場」となっています。
まさかりが淵市民の森
・火気厳禁
・草花や野草を採らないで
・犬はつないで散歩
・ごみは持ち帰る
 (まさかりが淵市民の森愛護会)
宇田川
擬木の手摺が設置された横木の階段を降っていきます。 真っ直ぐに1分ほど降って傾斜が緩やかになってくると、宇田川沿いの散策路に降り立ちます。 正面には滔々と音を響かせながら流れ落ちるまさかりが淵があります。 良く見える所はないかと左右を探しますが、手前の樹木が邪魔をしていて、上手く写せませんでした。 宇田川に沿って続く散策路を右手へ進んでいくと、 すぐの所に「まさかりヶ淵(鉞ヶ淵)」と題した解説板が設置されていました。
まさかりヶ淵(鉞ヶ渕)
汲沢町小無行三百十番地先の宇田川には、「鉞ヶ渕」と呼ばれる幅約八メートル、高さ約三.五メートルの滝があります。 この滝には、昔から次のような話が語り継がれています。
むかしむかし、この滝うらの大きな「やご」に大きい大蛇が住んでいたとよう。 深谷村の番場のあたりに「さき山」がいてなあ、この男が滝の上の山で木を切っていたとよう。 この山はでっかい木がいっぱいでなあ、昼間も暗くすごかったとよう。 男が一所懸命、木を切っているとよう、持っていたまさかりが吹っ飛んでなあ、滝の下におっこちてしまったとよう。 「これはしまった」と滝つぼをのぞいて見たらなあ、なんとたまげるじゃねえかよう、 滝つぼの底は明るくてよう、きれえで、その水の中に、またまたきれえなお姫さまが機を織っていたとよう。 さきやまは、おそるおそるまさかりをおっことしたことを話してよう、 「そこにあるわっしのまさかりを取ってくださらんか」と頼んだとよう。 するとなあ、「これですか」とひろい上げてなあ、 「わたしはここの主です、わたしがここにいることを人に言わないでください」 「もし約束を破れば、あなたの命はたちどころになくなります」といって渡してくれたとさあ。 さき山が、まさかりを肩に家に帰ってみるとよう、近所の人や親類の者が大勢集って念仏を唱え、 法事のまっ最中だったとさあ。 これはなあ、さき山がまさかりヶ渕の上の山に木を切りに出たきり帰って来ないので、 てっきり死んでしまったことと思ってなあ、今日は三回忌の命日だと言うんだよう。 そこえさき山が、ひょっこり帰って来たもんでなあ、 みんな驚いてなあ、色々話を聞きたがったと。 でも、さき山は、まさかりヶ渕の主の、あのきれいなお姫様との約束があるのであなあ、 決して話をしまいと思っていたと。 ところがなあ、ちゃんや、おっかあがしつこく聞くもんでなあ、 つい、まさかりを取ってもらったことを話してしまったとよう。 そしたらその場にばったり倒れてよう、そのまま死んでしもうたとよう。 それからこの滝を鉞ヶ渕というようになったんだと。(汲沢小史より)
鉞ヶ渕の民話には、これとは異なるお話もあるようです。
解説板を過ぎて宇田川沿いに進んでいくと、殿山橋が架かっています。 脇には濃い目の色をした花が咲き始めた木がありました。 花枝は見かけなかったので桜ではないようでしたが、梅か桃かは分かりませんでした。 川沿いの道はこの先の小無行橋へと続いていますが、右側の窪地へ続く木道へ入っていきました。
桜・梅・桃
桜・桃・梅はいずれもバラ科・サクラ亜科・サクラ属なので、とても似ています。 それらの見分け方をネットで見かけたので参考までに載せておきます。
枝から伸びた花枝に房状に花が付く。 花弁は楕円で先が割れている。 枝の先の方に花が多く付く。
花枝はなくて枝に直に花が付く。 花芽が1個づつ出る。 花がバラバラに散らばって咲いている感じがする。 花弁が円い。 枝の付け根の方に花が多く付く。
花枝はなくて枝に直に花が付く。 花芽2個と葉芽が同じ所から出る。 花が固まって咲く。 花弁は楕円で先が尖っている。 枝全体に花が付く。
山際まで行くと横木の階段が始まります。 左へ曲がりながら階段を登って、擬木の手摺沿いに進んでいくと、浅い谷筋に広がる畑地の脇に出ます。 脇には掲示板が立っていて、以前には「みどりの学校」が紹介されていましたが、 この時には見かけませんでした。 奥の方には丸太で出来たベンチなどが設置されていて、食事をしながら歓談しているグループを見かけました。 十字路になった角には道標が立っていて、右手の道は「淵の上広場」、左手の道は「中村橋」、 正面の道は「子供広場」、今来た道は「まさかりが淵」となっています。 右手へ進んでいくと、先ほどの淵の上広場に出ますが、ここは正面の道を進んでいきました。
花と緑のみどころ
まさかりが淵市民の森
 (横浜市緑の協会)
画像を左クリックすると、6枚の写真が順次表示されます。
子供広場
浅い谷筋の畑地の脇に続く擬木の手摺沿いの散策路を登っていくと広場に出ます。 広場を横切った先に現れる横木の階段をひと登りするとまた広場があります。 その右手すぐの所に道標が立っていて、右手の道は「淵の上広場」、 脇から正面へ続く横木の階段は「子供広場」、今来た道は「まさかりが淵」となっています。 階段を登るとまた広場があります。 脇にはベンチも設置されていました。 その先の横木の階段を更に登っていくとまた広場があります。 そこにもベンチが設置されていました。 広場を横切って更に横木の階段を登っていくと、道路際にある最後の広場に着きます。 五段になったこれらの広場は子供広場というようです。 脇には東屋やトイレがありました。 これまでに見かけたのと同じ「まさかりが淵市民の森」と題した案内板もありました。 広場やその周囲には桜と思しき木が沢山ありましたが、まだ花は咲いていませんでした。
まさかりが淵鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (神奈川県)
車止めを過ぎて道路に出ます。 最初の殿山広場へ入っていった道になります。 緩やかな降り坂になった道路を左手へ進んでいくと、 民家を過ぎた所から左手へ降っていく道が分かれています。 角のブロック塀には「此の先、四輪車の通行は出来ません」の看板が立っていて左手の道を指しています。 その看板の指す左手のかなり傾斜のある坂道を降っていきます。 最初は広めですが次第に狭まってきます。 民家を過ぎて森の脇を降っていくと、白壁沿いの狭い道を過ぎた先で左右に通る道に出ます。 正面には畑地が広がっています。 左手には散策路が続いていて、これまでに見かけたのと同様の「まさかりが淵市民の森」の案内板が設置されています。 先ほどの畑地の脇の十字路を左手へ進んで来ると、ここへ続いています。
右手へ続く舗装路を降って傾斜が緩やかになり始めると、右手の森へ登っていく横木の階段があります。 右・左と曲がりながら階段を登っていくと、1分ほどで雑木林の高みに着きます。 緩やかになった尾根を進んでいくと、すぐに横木の階段が現れます。 短い階段を降っていくと、植林地の浅い谷筋に降り立ちます。
右手に曲がりながら植林地を進んでいくと横木の階段が現れます。 その階段をひと登りすると出入口に着きます。 脇には「まさかりが淵市民の森」と題した案内板があります。 これまでに見かけたのと同様の案内板の脇には、以前の案内板も置かれていました。 載っている案内図が今のとは違っていて、 手作り感が漂う何とも味わいのある絵になっています。 他の横浜市民の森の案内図も最初はこのような感じの図でしたが、 作り直されるにつれて次第に味気ない図になってきているのが残念ではあります。 ここでは旧案内板の内容を載せておきます。
旧案内図では、「殿山広場」は「殿山見晴台」、森の広さは「6.2ha」となっています。
まさかりが淵市民の森
所在地 戸塚区汲沢町316-1番地先
面 積 6.2ヘクタール
民話の残る宇田川「まさかりが淵(滝)」をとりまく山林です。 宇田川沿いに雑木林をぬけ「まさかりが淵」を眺める1.1kmの散歩道と、 木製遊具のある子供広場、軽スポーツの出来る淵の上広場、眺望のよい 殿山見晴台の3ヶ所の広場があります。
−利用にあたって守ること−
みんなで立派な市民の森づくり
市民の森は、それを利用する付近の人々によって適切に維持管理されるものです。 利用者も「自分たちの緑地」であるということを自覚し、清掃や管理運営などに 自主的に参加することのより、みんなで立派な市民の森をつくってゆきましょう。
車止めを過ぎて道路に出ると、左手すぐの所にT字路があります。 そこを左折して、市民の森の外周に沿って続く坂道を降っていきます。 森を出た所の民家を過ぎていくと、庭木が植えられた畑のような所があります。 その脇を降っていくと、竹林の手前で道が二又に分かれていますが、 左手の道は先ほどの畑地の脇の十字路へ続いているので、右手の道を降っていきます。
竹林に沿って山際を降っていくと住宅地に出ます。 脇には「奉納大乗妙典六十六部日本廻国供養」と刻まれた石碑が立っています。 以前にはその脇に「まさかりが淵市民の森」の案内板があったのですが、 今では民家が建って、案内板はなくなっていました。 これまでに見かけた案内図によると、この辺りに中村橋があるはずなのですが、 道路と一体化しているのか、この時には気が付きませんでした。
東屋
正面に続く道を進んでいきます。 駐車場の脇を過ぎていくと車道に出ます。 右手の先には中村三叉路があります。 道路向かいには東屋が建っていて、ひと休みしていくのに良さそうな所でした。 その脇には菜の花が咲き、川面にはカモが泳いでいました。 宇田川の両岸には、更に上流へと散策路が続いています。
宇田川水辺愛護会掲示板
ここは深沢さつき町内会宇田川水辺愛護会が美化活動をしています。 みなさんのご協力をお願いします。
みんなの川だよ きれいにね。
 (深沢さつき町内会宇田川水辺愛護会、戸塚土木事務所)
道路向かいの川沿いの散策路は見送って、左手に架かる的場橋を渡っていきます。 橋の手前には川辺へ降りて行かれる石段がありました。 橋を渡ったすぐの所から左手に続く道へ入っていきます。 車止めを過ぎて川沿いに進んでいくと、宇田川の支流が合流している所があります。 向こう岸には小無行橋が架かっています。 その橋を見ながら川沿いに進んでいくと、先ほどの殿山橋が架かっています。
(道路向かいの宇田川沿いの散策路は「宇田川」を参照)
深いところもあるから気をつけてね!!
 (横浜市)
殿山橋を見送っていくと、牛舎を過ぎた所に車止めがあります。 車止めの先はブロックが敷かれた公園風になっています。 脇の植込みの中には、まさかりが淵の民話の主人公とされる彦八の供養塔があります。
この供養塔は、深谷町565番地に住む山田実さんの墓地にあったものを移したもので、 まさかりが淵の民話に登場する主人公「彦八」の供養塔ではないかと語り伝えられてきたものです。
あぶない!
大雨のときは、川が増水しますので、川の中には入らないで!!
やめよう!
川にゴミを捨てないでください。
 (横浜市環境創造局)
まさかりが淵
供養塔の右手から宇田川に降りていく石段があります。 途中に踊り場のような所があって、「まさかりが淵の伝説」が刻まれた石碑があります。 手摺の傍まで行くと、宇田川にあるまさかりが淵を間近に見ることができます。
まさかりが淵の伝説
今から200年前のある日、彦八という若い木こりがあやまってまさかりを滝つぼに落としてしまった。 滝つぼをのぞくと美しい娘が機を織っており、 「あなたのまさかりが滝の魔物を退治してくれた」お礼にと三日間ごちそうになった。 帰るとき「私はこの滝つぼの主。私のことを他人に言わないで。言うとあなたの命がなくなります」 彦八が家にもどると三年前に死んだと思っていた家族に 問い詰められ、娘の話をしてしまい、そのまま死んでしまった。 こんな物語を小さな供養塔とともに語り続けてきた滝がこのまさかりが淵です。
 「かながわのむかし話」より
踊り場から更に石段を降っていくと宇田川の流れの傍へ降りていけます。 水が少ないと、頭を出した石を伝って流れの中ほどまで行くことも出来ますが、 この時には前日の降雨のために水量が多くて行けませんでした。 手を川の方へ伸ばして目測で滝を撮ってみましたが、正面からは写せませんでした。
大雨により河川水位が急激に上昇します。 危険なので、キャンプはやめましょう。 打ち上げ花火等、火気使用はやめましょう。
 (戸塚区戸塚土木事務所)
警報装置の説明
この警報装置は、次のとき起動します。
・大雨注意報が発表されたとき … 回転灯が光ります。
・大雨洪水警報が発表されたとき … 回転灯が光ります。放送が流れます。
・30分間に5mm以上の雨が降ったとき … 回転灯が光ります。放送が流れます。
※この警報装置は、午前6時から午後7時までの時間帯に起動します。
 (横浜市道路局河川管理課)
宇田川の川辺から石段を登っていくと、竹林の一段低い所に散策路が続いています。 その道を進んでいくと橋が架かっています。 橋を渡っていくと、淵の上広場から降りてきた所へ続いていますが、正面に続く石段を登っていきます。
守ろう・大切な自然
横浜では自然と生き物にふれあう事業を進めています。
 (横浜市緑政局)
ムクドリ 白い顔に黒っぽい体。オレンジ色のくちばしと足。飛ぶと腰と尾の先の白がよく目だつ。
ヒヨドリ ヒーヨ、ヒーヨという鋭く大きな声でよく鳴く。尾が長く体つきはスマート。
メジロ スズメより小さな黄緑色の小鳥。名前のように目に白い輪がある。動きは早くすばやい。
ツバメ 光沢のある濃紺の背と白い腹のコントラストがきれい。細く2つに分かれた燕尾が特徴。
シジュウカラ 白と黒のコントラストがきれいな小鳥。白い腹にはネクタイのような模様が目だつ。
オナガ 名前のように長い尾。黒い頭に、水色の背、翼、尾がきれい。リューイなどと鳴く。
キジバト デデッポポーと、のどかに鳴く。翼にはウロコ模様、首筋に青白い斑点が目だつ。
キセキレイ 黄色い腹がきれいなセキレイの仲間。スマートな体で尾をリズミカルに振るのがクセ。
ミズスマシ 水の中で生活する昆虫。黒くて光沢のある体をしている。目は水中用と空中用の4つ。
コイ 池や河川の下流で生活する。黒っぽい体に大きめの口、太いヒゲがある。
アブラハヤ 流れのゆるやかな河川や湖沼で生活する。10センチほどの大きさで体に黄色のしまがある。
オニヤンマ(ヤゴ) 日本でもっとも大きなトンボの幼虫で、水中で生活し、直腸の内側に鰓があり呼吸する。
ミズキ 荒れ地にまっさきにはえてくる木。[花期]5〜6月。[果期]10月〜11月。
<ケヤキ/td> ホウキ形の雄大な樹形。[花期]4〜5月。[果期]10月。
クヌギ 日本一りっぱなドングリ。[花期]4〜5月。[果期]10月。
コナラ 雑木林の代表種。秋の紅葉が美しい。[花期]4〜5月。[果期]10月〜11月。
 (日本野鳥の会、アボック社)
石段を登っていくと、赤レンガで舗装された道に出ます。 植込みと石垣が続く道を進んでいくと、車止めを過ぎた先で一般道に出ます。 最初の殿山広場に入ってから1時間10分ほどの散策でした。 宇田川に架かる村上橋を見送って、川沿いに進んでいきます。 すぐの所にある車止めを抜けていくと、竹林を過ぎた所に、川辺へ降りていく石段があります。 入口は柵で閉ざされていて降りては行けませんでしたが、階段護岸というようでした。 車止めを過ぎて更に宇田川沿いに進んでいくと二車線道路に出ます。 宇田川には深谷橋が架かっています。 橋を渡っていくと環状4号の深谷交差点へ続いていますが、 正面すぐの所に専念寺が見えているので立ち寄っていくことにしました。
階段護岸について
・この施設は、災害緊急時の消火などに使う水を取る施設です。
・雨や水の多いときは危険です。階段の中に入らないでください。
 (横浜市戸塚土木事務所、横浜市下水道局河川管理課)
2級河川 宇田川
きれいな川は市民の願い
ゴミをすてないで!
 (横浜市戸塚土木事務所、深谷町町内会)
専念寺
「念仏」と刻まれた台の上に立つ法然上人像の脇を過ぎていくと、専念寺の本堂があります。 本堂の前の両側には巨木が生えていました。 右手には墓地が広がり、左手には庫裡と思われる建物がありました。 脇には赤い帽子と前掛けをした六地蔵が並んでいました。 本堂の正面には「浄土宗深谷山 専念寺」「鎌倉権五郎景正守本尊 薬師如来」と刻まれた門柱があります。 その脇には石碑が立っていて、 「是者鎌倉権五郎景正守本尊 ふかや薬師青陽院江之道」と刻まれていました。 石段を降りた先には赤い欄干の専念寺橋が架かっています。
専念寺
深谷山青揚院と号し浄土宗。 平安の頃、真言宗であったが、天正の頃、北條よりでた存貞上人により今の宗となる。 鎌倉権五郎景正の守本尊薬師如来(行基作)を安置す。 合戦の最中、敵将鳥海弥三郎射た矢が権五郎景正の目に命中したとき、 矢を抜き清水でよく洗い念持佛に祈り眼疾を療した。 後此の地にその薬師如来を安置し、以来眼薬師として近在に知れわたった。
鎌倉権五郎景正と専念寺の深谷目薬師
前九年の役の鎮定功労者陸奥守源頼義の嫡男八幡太郎義家は陸奥守となり赴任したが、 欧州の覇者清原武則家の家督争いにまきこまれ、まれに見る大乱となった。 戦場は沼柵からさらに要害の地金沢柵に移るが、義家軍の苦戦の報が都に届くと、 義家の弟新羅三郎義光(甲斐源氏武田祖)が京から来援、これに力を得た義家が総攻撃し、 非常な苦戦の末、寛治元年11月(1087)、金沢柵を陥落させ、 家衡と武衡を討つことに成功し、後三年の役はようやく終幕となった。 この戦いに弱冠16歳の鎌倉権五郎は金沢柵の戦いで敵の矢に左目を射抜かれると、 戦友三浦為次が駆け寄り、景正の顔に足を掛け、その矢を抜こうとするや、 景正は「武士の顔に足を掛けるとは」と怒り、刀を抜いて切りかかったと言う。 凱旋後景正は守り本尊の深谷薬師に治療の願をかけ、寺の前の清流で目を洗ったところ、 たちまちにして目の傷が癒えたと言われる。 深谷薬師は霊験あらたかな目薬師如来として信仰厚く、今も12年毎に開扉している。 鎌倉時代に活躍した大庭、俣野、梶原一族も戦国大名上杉謙信も鎌倉権五郎景正の子孫である。
 (大正地区歴史散歩の会)
是者鎌倉権五郎景正守本尊 ふかや薬師青陽院江之道
この道標は、當寺第八世尊誉専治上人の代に納められた 松平摂津守義行の室吉子(法号青陽院殿梅誉華屋春栄大信女)の位牌参拝の為、 吉子の侍女貞忍(法号西安院堪誉貞忍比丘尼)が施主となり建てたものである。 當初は東海道(現国道1号線)吹上外二ヶ所にあったと伝えられるが、 現在完全なものは県道脇の参道に一基残るのみである。 そこで本年本尊薬師如来開扉法要を記念して復元したものである。
 (平成18年11月吉日 深谷山専念寺第37世専誉彰哲)
専念寺の庫裡の前を過ぎていくと、道が二又に分かれています。 右手の道は墓地へ続いているようだったので、左手の道を進んでいきました。 明るい竹林に続く舗装路を進んでいくとT字路の脇に出ます。 左手の宇田川には宮前橋が架かっています。 川沿いの道端には「富士仙元大菩薩」と刻まれた石碑などが三つ並んでいました。 右手へ続く道の入口には「三嶋神社入口」と刻まれた石柱が立っています。 ここから三嶋神社へ向かっていきます。
(後で確認してみると、庫裡の先の二又の右手の道からも三嶋神社へ出られました)
三嶋神社
竹林に続く広い石段を登っていくと広めの道に出ます。 そのすぐ先の短い石段を登って鳥居をくぐっていくと、広い境内に着きます。 境内を横切ってその先の石段を登った所に三嶋神社の社殿があります。 由緒を記したものは見かけませんでしたが、正面には「三嶋神社」の扁額が掛かっていました。 社殿の右側には秋葉神社と大六天神社がありました。 左側には赤い鳥居と赤い祠がありましたが、裏側の再築寄附連名を記した板によると川邊稲荷というようでした。 境内には横浜市の名木古木に指定されているスダジイ・モミ・ヒノキなどの大木もありました。 周囲は竹林になっていて静かな佇まいでした。
境内の左側にある道を降っていくと舗装路に出ます。 そこを右折して雑木の混じる竹林を緩やかに降っていくと、 ビニールハウスなどがある畑地の前のT字路に出ます。 左手へ行けば宇田川沿いの道に出られますが、この右手の上にある戸塚西公園を訪ねていくことにしました。 右手の先に見えている竹林へ向かって続く坂道を登っていきます。
戸塚西公園
コンクリート板の塀沿いに坂道を登っていくと、左側には竹林が広がってきます。 塀が終わる辺りまで来ると、左手の林の中へと散策路が分かれていきます。 戸塚西公園の一部になりますが、今回は見送っていきました。 坂道を登り切ると、起伏のある丘に戸塚西公園が広がっていました。 左手にあるのは自由広場というようです。 正面から左手にS字に曲がりながら降っていくと見晴らし広場になります。 そこから公園に入っていくと案内板がありました。 それによると、これまでの広場の他にも、冒険広場・山桜の林・雑木林・竹林・じゃぶじゃぶ池・トンボ池などがあり、 ローラー滑り台やコンビネーション遊具などが設置されているようでした。
公園利用の皆様へ
他の利用者やご近所の迷惑になることはやめましょう。
・バイクの乗り入れは禁止です。
・ゴルフの練習や、かたいボールを投げるなどの危険な遊びはやめましょう。
・犬を放さないで下さい。
・犬のふんは、必ず飼い主が家へ持ち帰って下さい。
・ロケット花火やバクチクなどの大きな音の出る花火は禁止です。
・早朝、深夜に騒ぐことはやめましょう。
・樹木や草花を大切にしましょう。
・火気の使用は禁止です。
公園はみなさまのものです。ルールを守って使いましょう。
 (横浜市戸塚土木事務所)
コンビネーション遊具の傍を過ぎていくと、竹林や雑木林を経て来た散策路が合流してきます。 そこから幅の広い横木の階段を降っていきます。 程なくして、道が少し膨らんだ踊り場のような所に出ます。 脇にはベンチが設置され、先ほどと同様の案内板もありました。 その先の石段を降っていくと車道に降り立ちます。 脇には「戸塚西公園」と書かれた標柱が立っていました。
左右の道を見送っていくと、すぐの所に環状4号線の深谷中学校前交差点があります。 交差点を左折していくと、宇田川に架かる新深谷橋を渡っていきます。 川を見下ろしてみると、両岸には海老茶色に舗装された綺麗な道が続いていました。
(宇田川沿いの道は「宇田川」を参照)
三叉路(さんさろ)バス停
新深谷橋を渡った先の深谷交差点を直進して登り坂になってきた車道を進んでいきます。 左手から道が合流してくる所まで来ると、角に庚申塔などの石碑が3基並んでいました。 そこを過ぎて石垣沿いに登っていくと三叉路バス停があります。
戸塚駅(JR東海道線)まで、 [戸50][戸52][戸55]戸塚バスセンター行きバスにて13分から14分、1時間に9本から10本程度の便があります。
大船駅(JR東海道線)まで、 [船21][船22][船24][船25]大船駅西口行きバスにて16分から17分、1時間に5本程度の便があります。
藤沢駅(JR東海道線)まで、 [藤54]藤沢駅北口行きバスにて25分、1時間に1本程度の便があります。