小仏城山
散策:2011年12月上旬
【低山ハイク】 小仏城山
概 要 小仏城山は高尾山から陣馬山へと続く奥高尾縦走路にある低い山です。 山頂は広くなっていて、丹沢や道志の山々や富士山などを見渡せる素晴らしい眺めが広がっています。 今回は浅川神社の脇から日影乗鞍へ登って小仏城山を目指します。 小仏城山からは縦走路を高尾山へ向かい、少し引き返して逆沢作業道を降っていきます。
起 点 八王子市 小仏バス停
終 点 八王子市 日影バス停
ルート 小仏バス停…浅川神社…尾根取付点…尾根の肩…日影乗鞍…日影沢林道…巻き道分岐…小仏城山…大垂水峠分岐…巻き道合流…K字路…一丁平…奥高尾分岐点…逆沢作業道降り口…高尾山…自然研究路5号路…逆沢作業道…日影沢林道…水場…日影沢…日影沢キャンプ場…いろはの森分岐…日影バス停
所要時間 4時間30分
歩いて... 浅川神社から日影乗鞍へ登るルートはハイキングコースではなくて僅かな踏み跡の登り道ですが、 分岐などは特になくて迷いそうな所はありませんでした。 しかし少し弛む所もあるものの概ねは急登が続き、脹脛ばかりか腰までも痛くなりました。 小仏城山から高尾山へ向かう尾根道は、前日の小雪が融け出してぬかるんでいました。
関連メモ 湖のみち, 鳥のみち, 高尾山, 稲荷山, 小仏城山, 小仏城山, 高尾山, 小仏城山, 小仏城山, 高尾山, 高尾山, 景信山,
高尾山, 景信山
コース紹介
小仏(こぼとけ)バス停
高尾駅(JR中央線)の北口から、[高01]小仏行きバスにて17分、 休日の朝には1時間に3本程度の便があります。
 土日曜 7:12 8:12 8:32 8:52 9:12 9:32 9:52 10:12 10:32 10:52 11:12 12:12..
高尾駅のバス乗り場では小仏行きバスを待つ客が長蛇の列を作っていました。 乗客が多いと車両が追加になったり臨時便が出るようで、 この時は定刻に2台のバスが続けて運行されました。
浅川神社
道端に立つ道標「小仏峠・景信山」に従って、バス停の先に続く道路を進んでいきます。 道脇を流れる小仏川に架かる金属製の小橋を見送っていくと、 「小佛山 寶珠寺」の看板の立つ寶珠寺への入口の橋の50mほど手前に小さな橋が架かっています。 バス停から3分半ほどの所になります。 橋を渡ってその先の階段を登っていくと、「浅川神社」の扁額が掛かる鳥居があります。 鳥居をくぐっていくと、「浅川神社」の扁額が掛かる小振りの社殿がありました。 扉は開け放たれていて、中にはひと回り小さな社が納められていました。 由緒などを記したものは見かけませんでしたが、これからの散策の安全をお祈りしていきました。 社殿の左手には小祠があって、中には石祠が納められていました。 裏手に架かる小橋を渡っていくと寶珠寺がありますが、今回は訪ねるのを省略しました。
寶珠寺への看板の立つ橋の手前には「一級河川 みなみあさかわ 上流端」の標識が立っていて、 道路の左手を流れる川は「南浅川」というようですが、手元の地図では「小仏川」となっています。
神拝詞(となえことば)
祓え給え 清め給え 神ながら 守り給い 幸え給え
はらえたまえ きよめたまえ かむながら まもりたまい さきわえたまえ
尾根取付点
社殿から引き返してくると、先ほどの鳥居の脇から右手の杉林へ踏み跡が分かれていました。 その道を進んでいくと、赤頭短杭がある所から山道が始まっていました。 今回はここから、小仏城山から東の方向に伸びる尾根へ登っていきます。
山道に入っていくと、すぐに右へ曲がっていきます。 アオキなどが生える所を過ぎて植林帯になってくると、道端に小さな看板が立っています。 以前には何か書かれていたのでしょうが、この時には文字はすっかり消えていて判読出来ませんでした。 踏み跡の右前方には「保健保安林」の看板がありました。 ちょいと立ち寄ってみると、この先にかけての地図が載っていました。 これから登る尾根の右側は、保健保安林になっているようでした。 赤地に白字で書かれた小さな「境界見出標」がこの先にかけて点々と設置されていますが、 その保健保安林の境界を示しているようでした。 正面の左傾斜の斜面を登っていくと踏み跡は途切れてしまうので、 手前から右前方へ続く急坂を登っていきます。
保健保安林
森林の緑は、安らぎを与えてくれます。 森林は、汚れた空気をきれいにし、森林浴などの森林レクリエーションの場を提供してくれます。 このような森林の働きを発揮させるため、指定されているのが保健保安林です。 みんなの森林を大切に守るため、火の始末に気をつけましょう。
 (東京都南多摩経済事務所林務課)
火気に注意
 (東京都)
急傾斜の斜面を足元に注意しながら登っていくと尾根の背に出ました。 この尾根はハイキングコースではなくて明瞭は道は付いていませんが、分岐などは特にないので、 尾根の背を外れないようにして上を目指して登っていけば、迷う心配はありません。 途中までは境界見出標が点々と設置されているので、それらを確認しながら登っていきました。 前日の小雪のために落ち葉が濡れていて、とても滑り易くなっていました。 振り返ると、小仏墓苑や中央自動車道が樹間から見えていました。
時折緩やかになりますが、総じて胸付き八丁の急登が続きます。 細木や張り出した木の根に掴まりながら、滑り落ちないよう注意しながら登っていきました。 脹脛が痛くなってくるだけではなくて、腰までも痛くなってくるので、 何度も立ち止まって体を休めながらゆっくりと登っていきました。 尾根取付点から10分ほど登ってくると、倒木が道を塞いでいました。 とても通って行けないのでどうしたものかと思案していましたが、 少し脇に降りて迂回していき、どうにか通過することが出来ました。 しかし迂回する斜面も滑り易くなっていて、とても難儀しました。
引き続き、急傾斜の尾根の背を登っていきます。 正面には尖った高みのようなものが見えてきても、そこに着いてみると尾根の肩で、 更にその先へと登り坂が続いています。 少し弛んだり急になったりを繰り返しながら続く尾根の背を、上へ向かって登っていきます。 薮などは特になくて、道に迷うようなことはありませんが、傾斜が急なのには手こずります。 時折ある境界見出標を確認しながら登っていくと、次第にモミの木が目立つようになります。 尾根の落ち葉が白くなっていました。 この日の朝は冷え込んで、小仏バス停までの沿道には霜が降りていました。 ここの白いのもその霜だろうかと思っていると、前日に降った小雪の名残のようでした。
尾根の肩
左右の樹間から見える山並などを眺めながら、引き続き急坂を登っていきます。 丸い尾根の背を進むようになってくると、正面に高みのようなものが見えてきました。 そこへ向かって急坂を登っていくと、緩やかになった尾根の肩に着きました。 尾根取付点から35分ほど登ってきた所になります。 これまでの急登から開放されてホッと出来る所です。 手元の地形図では、標高500m辺りの傾斜が弛んだ辺りになるようです。 境界見出標もありました。 ここは左手からも小尾根が合流している所のようですが、この時には気が付きませんでした。 振り返ると、南浅川沿いの中央自動車道や、その先の街並みなどが見渡せました。 ひとつ東側の尾根に立つ送電線の鉄塔も見えていました。 これまでの急登の疲れを癒しながら、ひと息入れていきました。
気を取り直して、その先へ進んでいきます。 暫くは緩やかな尾根が続きますが、程なくして傾斜が増してきます。 右側に現れる植林帯へ入っていくと、 下草などはなくて分かり易いのは良いのですが、傾斜が急なのには苦労します。 そんな植林地を登っていくと、そのうちに少し緩やかになってきます。 僅かに降る所もあって安心していると、その先から登り傾斜が一段と増してきます。 かなりの急坂になっていて、また腰が痛くなってきます。 張り出した根に掴まりながらでないと登れない所もあります。 何度も立ち止まて行く先を確認しながら、ゆっくりと登っていきました。
傾斜が少し弛んでくると、地面には前日の小雪が残っていて一面が薄らと白くなってきました。 残雪を踏みしめながら斜面を登っていくと、正面が明るくなって、左右に続く稜線が見えてきました。 どうやらこれまでの急登にも終わりが近づいたようだと分かって、心にも余裕が出て来ました。
日影乗鞍 (標高620.9m)
残雪が無くなった植林地の斜面を登っていくと、左右に通る尾根道に出ました。 登り着いた所には壊れかけた丸太のベンチがひとつあって、その脇に御影石で出来た石標がありました。 側面を確認してみると、ほとんど地中に埋もれていて文字を全ては確認出来ないものの、 「地理調…」,「基本…」,「図根点…」,「No.489」と刻まれていて、三角点の標石のようでした。 どうやらここがハイキング用地図に載っている620.9m峰になるようです。 尾根の肩から22分ほど、尾根取付点から1時間ほどで登って来られました。 「日影乗鞍」という名前のようですが、その文字は見かけませんでした。 左手へ降っていくと446m峰を経て日影沢へ降りて行かれますが、 今回は小仏城山へ向かって右手に続く尾根道を緩やかに降っていきます。
(左手の道は「小仏城山」, 「小仏城山」を参照)
これまでの道から一転して、良く踏まれて歩き易いハイキングコースになります。 緩やかになった先の細木などが生える僅かな高みを越えて、植林帯を降っていきます。 傾斜はかなりありますが、これまでと比べて歩き易くなっているので安心です。 坂道を2分ほどで降り切って広くなった鞍部に着き、その先へと登り返していきます。 かなり傾斜があって脹脛が痛くなったりしながらも3分ほど登っていくと高みに着きました。 日影乗鞍から7分ほどの所になります。 手元の地形図によると、日影乗鞍の西300m辺りにある標高630mほどの高みになるようです。 道端には「東京農工大学同窓会記念林」と書かれた金属板製の標識が倒れそうになりながら立っていました。 傍には「大正七年 南郡林界」と刻まれた標石もありました。
火気に注意
 (東京都)
広くて快適な尾根道を緩やかに3分ほど進んでいくと、左側が開けた所に出ました。 以前に来た時には見かけませんでしたが、真新しい看板が立っていました。 それによると、この辺りで間伐作業が進められているようでした。 立木の密度を疎にするのが間伐だと思っていましたが、 ここは道の片側に生える木をすべて切り払っているようでした。 これも間伐のうちに入るのでしょうか。
事業名:森林再生事業(平成22年度)
林班名:108-1 林班
本事業は森林の公益的機能を回復させて環境を守るため間伐を実施しています。 この看板は、間伐材を有効利用して製作しています。
 (東京都環境局、八王子市)
前日の小雪が残る所を過ぎていくと、道端の樹木が根刮ぎ倒れていました。 根は横に浅く広がるだけで地中深くには達していないようでした。 これでは少しの風雨で倒れてしまうのも無理のないところだと思いながら通り過ぎていきました。 壊れかけた丸太のベンチを過ぎていくと、左下すぐの所に舗装された日影沢林道が見えてきました。 その先の右側には道端に「寺の谷戸」と記された標柱と小さな解説板が立っていました。 地形図によると、日影沢林道のすぐ北側にある標高620mほどの緩やかな尾根の西端になるようです。
寺の谷戸 市行造林地
面積 施行0.65ヘクタール、区域0.72ヘクタール
寺の谷戸市行造林地(2-2)
所在地裏高尾町1795番地の1
植栽面先0.72ヘクタール
植栽年度昭和50年度
植栽樹種ひのき
 (八王子市経済部農林課)
解説板を過ぎて植林帯に続く緩やかで広めの道を進み始めると、 左下の間近な所に日影沢林道が並行するようになります。 そこを過ぎていくと登り坂になってきます。 坂道を2分ほど登って高みに着くと、道端には壊れかけた丸太のベンチがありました。 この辺りも間伐が進められていました。 左側にあった木はすべて切り払われ、山並や街並みを見渡せる眺めが広がっていました。
日影沢林道
僅かに降り坂になった尾根道を進んでいきます。 目指す小仏城山の山頂に立つ電波塔を正面に見ながら進んでいくと、 先ほどから左下に並行してきた日影沢林道に出ました。 日影乗鞍から20分ほどの所になります。 その出口には半ば壊れた「山火事注意 自然を守ろう」と書かれた白い標柱が立っていて、 小さな矢印が今来た道を指しています。 ほどんと消えていましたが「10」の文字もあるので、 日影乗鞍の東側にある10番鉄塔(今回は訪ねていません)を意味しているように思えました。 正面には僅かな踏み跡が続いていて、小仏城山を巻いて小仏峠へ続く道へ出られますが、 日影沢林道に出て正面へ進んでいきました。
巻き道分岐
左手に広がる景色を眺めながら舗装路を1分半ほど登っていくと、左右に通る山道が交差する十字路があります。 左右の道は小仏城山の巻き道になります。 脇には道標が立っていて、右手の道は「小仏峠」、 左手の広い谷を横切っていく道は「一丁平・高尾山頂」、今来た道は「日影沢林道」となっています。 左手の谷筋の植林地が伐採されていて、良い眺めが広がっています。 左手に見えているこんもりとした山が高尾山で、その右手前にあるのが一丁平でしょうか。 その奥に連なっている尾根は、小仏城山から大垂水峠を経て三沢峠から草戸山方面へ伸びている尾根でしょうか。 幾重にも重なる山並みの奥には八王子方面の街も見えていした。 写真を撮ったりしながら、しばらく眺めを楽しんでいきました。
この森林は東京都花粉発生源対策の補助を受けて、スギ・ヒノキを伐採し広葉樹を植えました。
 (東京都森林事務所)
小仏城山 (標高670m)
眺めを楽しんだら、正面に続く舗装路を登っていきます。 右へS字に曲がっていく角から細い道が分かれていて近道になっています。 その道へ入って前日の小雪が残る山道を登っていくと、 小仏城山から先ほどの巻き道の途中へ降りて行く道に出ます。 左手に降っていく道を見送って、正面の道を登っていくと、 小仏城山園地便所と城山無線中継所の間に出ます。 その先へ進んでいくと小仏城山の山頂に着きました。 日影沢林道に出た所から6分ほどで登って来られました。
城山(標高670m)
山頂が東京都と神奈川県の境界で、東京都側は明治の森高尾国定公園、 神奈川県側は県立陣馬相模湖自然公園であり、 東海自然歩道の神奈川県内64.7kmの基点となっています。 神奈川県内コースは東海自然歩道全コースを通じて、もっともけわしいところとされていますが、 広大な景観やさわやかな小鳥のさえずりなど自然の姿が歩く途中でじゅうぶんたん能できるでしょう。 又歩道の土地周辺の樹木等はすべて個人の所有する財産であり、 これらを善意により無償で利用させて頂いておりますので、 樹木等を損傷させたり、タバコの不始末による火災発生のないよう注意して利用して下さい。
 (神奈川県)
山火事に注意
集う森 声かけ合って 火の始末
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会)
小仏城山670.3(米)」の標識が立つ山頂の真ん中には城山茶屋があり、 その周囲にテーブルやベンチが数多く設置されています。 この時には前日に降った小雪が融け出していて、山頂はかなりぬかるんでいました。 標識と茶屋の間には四等三角点もあります。 茶店は営業していて、軽い食べ物や飲み物類などが商われています。 名物は「おでん」と「なめこ汁」とのことでした。 すでに多くのハイカーが登ってきていて、食事をしたりしながら思い思いの時間を過ごしていました。 私もおでんなどを注文し、茶屋のベンチに腰掛けて、かなり早めの昼食タイムにしました。
以前に来た時と比べて「小仏城山670.3(米)」の標柱が少し右側に移されていて、 その跡と思しき所には太い丸太を一刀彫りした天狗像が立っていました。 荒削りながら良く出来ているように思えましたが、小仏城山のこれからの名物になるのでしょうか。
四等三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
 (国土地理院)
画像を左クリックすると、4枚の写真が順次表示されます。
小仏城山の山頂は西側と東側が開けていて、すばらしい眺めが広がっています。 この時には空気が澄んでいて、西側には冠雪した富士山の山頂部が綺麗に見えました。 眼下には手前の樹木に邪魔をされながらも相模湖が広がっていました。 東側には八王子方面の街並みを見渡すことが出来ました。 山頂には「高尾・小仏城山案内図」や「小仏城山周辺図」があるので参考になります。 この小仏城山は、関東ふれあいの道「鳥の道」や東海自然歩道のルートにもなっています。 また、「陣馬相模湖ウォーキングマップ」もあって、 「小仏・小原宿コース」が載っていました。 以前にあった東海自然歩道の解説板は 「甲州道中歴史案内図」に替っていました。
関東ふれあいの道 鳥の道
このコースは景信山・明王峠・陣馬山と尾根道をたどり和田峠にくだって陣馬高原下バス停まで歩きます。 高尾山からの縦走路として四季を通じて利用者も多く、奥多摩・丹沢・道志方面の眺望にすぐれています。 また雑木林から杉・桧の職隣地まで植生の変化に富んでいるため、 生息する野鳥の種類も多く、四季折々にその姿・鳴き声が楽しめます。
 (環境庁・東京都)
関東ふれあいの道 高尾〜陣場山コース
高尾山口駅を出発して、高尾山−城山−小仏峠−景信山−陣場山−陣場高原下のバス停留所まで歩くコースは、 「関東ふれあいの道」の高尾〜陣場山コースになっています。
甲州街道「甲州街道プロジェクト」
現在、相模湖小仏峠から大月・笹子峠まで旧甲州街道の道筋を探り、 道標をたてる活動が民間団体により進められています。
大垂水峠分岐
お腹も満ちて景色も堪能したら小仏城山から下山していきます。 今回は高尾山の手前から日影沢へ降りていくことにしました。 「小仏城山670.3(米)」の標識の右手から続く幅の広い横木の階段を降っていきます。 階段は1分もせずに終わって、その先には広くて緩やかな尾根道が続いています。 山頂から2分ほど降っていくと分岐があります。 角には特大の「高尾山国有林」の標識が立っています。 また、「関東ふれあいの道 湖のみち案内図」もあって、 高尾山を経て高尾山口駅へ至るルートや、大垂水峠から三沢峠を経て梅の木平へ至るルートが載っています。 角に立つ「関東ふれあいの道」の道標によると、 右手に分かれて降っていく道は「大垂水峠1.7km・梅の木平10.0km」、 正面へ降っていく道は「高尾山口6.1km」、今降ってきた道は「城山0.1km・高尾山口6.2km」となっています。 右手の道は大垂水峠へ降って行けますが、今回はここから正面に続く道を一丁平へと進んでいきます。
(右手の道は「湖のみち」, 「小仏城山」を参照)
コース案内
<湖の道>
距離:16.2km、所要時間:5時間35分
梅ノ木平〜三沢峠〜大垂水峠〜一丁平〜高尾山〜高尾山口駅
<鳥の道>
距離:19.4km、所要時間:6時間55分
高尾山口駅から高尾山〜小仏城山〜小仏峠〜景信山〜陣場山〜陣場高原下
 (高尾自然公園管理センター)
巻き道合流
広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。 道端に残雪が目立つようになると、左側に電波塔が立っています。 そこを過ぎていくと少し降るようになります。 オリエンテーリングのポスト「E」が立つ所まで来ると、左手から道が合流してきます。 どこから来る道なのか興味はありましたが、その先へ降っていきます。 小仏城山から8分ほど降っていくと、「小仏城山周辺案内図」が設置されています。 ここでも左手から道が合流してきます。 角には道標が立っていて、左手の道は「小仏城山をへて相模湖へ」、 正面の道は「一丁平・高尾山頂」、今来た道は「小仏城山山頂」「城山・小仏峠・相模湖」となっています。 左手の道は、日影沢林道に出た先にあった小仏城山の巻き道で、小仏峠へ続いていますが、 このまま正面の広い尾根道を進んでいきます。
(左手の道は「高尾山」を参照)
活力ある森を育てよう 間伐展示林No.01-07
森林を健全に育て、生活環境の保全、良質な木材資源の造成に努めるとともに、 花粉症対策にも資する観点から、間伐等森林整備を進めています。
所在地:東京都八王子市裏高尾町1885番1
面積:1.00ha(スギ)
植栽年:昭和31年
 (東京都、八王子市、間伐推進中央協議会)
たき火・喫煙注意
明治の森高尾国定公園
山林内
 (東京消防庁)
K字路
緩やかになった広い尾根道を進んでいきます。 左手の樹木が少なくなった所を過ぎていくと、幅の広い横木の階段を降るようになります。 小さく曲がりながら降っていくと、左側にテーブル・ベンチが設置された所があります。 そこへ続く道が分かれているので入っていきました。 テーブル・ベンチを過ぎて細い道を降り始めると二手に分かれていますが、 今回は右手の道から先ほどの尾根道に出ました。 そこから尾根道を進んでいくと、再び横木の階段を降るようになります。 階段を降り切って浅い鞍部に着くと、道が分岐しているK字路があります。 小仏城山から18分ほどの所になります。 左手から来る道は、手前のテーブル・ベンチが設置されら先から分かれてきた道になります。 正面の道が一丁平へ続く尾根道で、上の方には東屋も見えていますが、今回は左前方へ続く道を進んでいきました。
正面の道の先にある東屋を過ぎた所から大平林道へ降っていく一丁平歩道が分かれています。
(「小仏城山」を参照)
一丁平
緩やかな道を1分ほど進んでいくと、東屋のある高みから降ってくる尾根道と合流します。 その先へ続く幅の広い横木の階段を降っていくと、小広くなった一丁平になります。 小仏城山から21分ほどで到着しました。 一丁平園地便所や東屋も設置された所で、 「明治の森 高尾国定公園」,「一丁平園地」,「環境庁・東京都」と刻まれた三本の石標が立っています。 以前にはなかったように思いますが、右側の林の中にもベンチや休憩所などが設置されていました。
高尾山国有林 一丁平
みんなの広場です。 なかよくきれいに使いましょう。 ごみは家まで持ち帰りましょう。
 (林野庁、関東森林管理局、高尾森林センター)
明治の森高尾国定公園
この公園は国の明治100年記念事業の一つとして、東京都八王子市郊外の高尾山麓から高尾山頂大見晴、 一丁平、小仏城山にかけての標高600メートル程度の山稜部一帯で高尾山国有林を中心として指定されたものです。 高尾山は古寺薬王院の寺領時代からの、もみ、あかまつ、かや、すぎ、ぶな、かしなどの針広混交の 高齢巨木の自然林を構成して東京近郊ではまれにみる自然状態を保有する。 公園面積 770ヘクタール
 (林野庁、東京都)
明治の森高尾国定公園
高尾山は奈良時代の昔から信仰の山として、その後も江戸時代の幕府直轄、 明治以後の御料林、そして戦後の国有林と、さまざまな形で森林が保護されてきました。 さらに昭和25年には、高尾山、陣場山を中心とした美しい景観を守り、広く都民に利用してもらうために、 都立高尾陣場自然公園としての指定を受けました。 その後昭和42年には、明治100年を記念して、高尾山を中心とした地域が明治の森高尾国定公園に指定され、 今日にいたっています。 高尾山の森林は、南斜面に多く残るカシ林、北斜面丈夫のイヌブナ林、尾根筋のモミの林などの自然林と、 コナラ・クリなどの雑木林、スギ・ヒノキの植林もあります。 そしてこの変化に富んだ森林のそれぞれの環境に応じて1,200種類近くの植物が生育し、 ムササビ、タムキをはじめとした25種類以上の哺乳類そのた、たくさんの動物がすんでいます。 この高尾山には、自然を観察し、皆さんに自然に親しんでいただくために、 自然研究路をはじめとする遊歩道がいくつも整備してあります。 いろいろなコースを歩いてみて、林のようすのちがや生き物などを比べてみると、 きっとたくさんの発見やおどろきがあることでしょう。
 (東京都高尾自然公園管理センター)
東屋からは高尾山方面の山並を見渡すことが出来ました。 その先には八王子の街並みも見えていました。 眺めを楽しんだり解説板を読んだりしながら、少し時を過ごしていきました。
足の下の"ミニ下水処理場"
この一丁平園地のトイレは水洗ですが、ここには市街地のような電気や下水道の施設がありません。 このため下の絵のように、地面の下に"ミニ下水処理場"をつくって、汚水の処理を行っています。 トイレからの汚水は、まずはじめに腐敗室という前処理装置に流入し、固形物が沈殿分離されます。 上澄みの汚水は遮水シートで囲われた土壌処理施設に流れ込み、 ここで土壌美声淵による分解や植物による吸収によって浄化されます。 腐敗室で一旦は沈殿した固形物も、時間とともに少しずつ分解され、 やがて上澄みとなって処理されていきます。 こうした汚水の移動は、すべて傾斜地形を利用した自然流下と毛細管現象によって行われています。 土壌処理施設で浄化された水分は、ほとんどが浄発したり植物によって吸収されてしまいます。 それでもトイレの利用が極端に多い時には余剰水が生じますが、 これは一度貯留槽にためられた後、トレンチ(溝)を通って地下へ浸透していきます。
美しい自然をまもるのは、一人ひとりの心掛けからです。 マナーをまもって正しく利用しましょう。
奥高尾分岐点
一丁平を後にして、その先に続く幅の広い横木の階段を降っていきます。 階段が終わる所まで来ると、左脇に小振りの送電線の鉄塔「八王子大月線高尾分線9」が立っていました。 右側が少し開けていて山並を眺めることが出来ました。 そこを過ぎていくと左側が開けてきます。 再び現れる横木の階段を降っていきます。 次第に傾斜が増してくる階段を降っていくと、左右から道が合流してくる所に降り立ちます。 一丁平から9分ほどの所になります。 角には真新しい道標が立っていて、右手の道は「大垂水峠」、 正面の道は「高尾山頂ビジターセンター」、今来た道は「一丁平・小仏城山」となっています。 左手の道には何も示されてはいませんが、一丁平の脇へ続いていて、 その途中から分かれて日影沢へ降っていく萩原作業道もあります。 正面の道のすぐ先には「奥高尾分岐点」と題した案内図があります。 右手の道は大垂水峠へ続く学習の歩道ですが、正面の尾根道を進んでいきます。
(右手の道は「高尾山」、 左手の道は「高尾山」, 「景信山」を参照)
大垂水歩道
この道では、私たちになじみ深いすぎやひのきの整然とした人工林が見られます。 人工林は天然林とことなり、人の手によって育てられた苗木が植えられます。 その後、数十年にわたる長い年月の間、自然の力と人間の知恵との調和によって、 立派な森林がつくりあげられるのです。 この道すじでは、つぎの造林地が見られます。
◇からまつ・けやき造林地 ◇明治百年記念造林地 ◇すぎ・ひのき人工林
 (関東森林管理局)
「高尾山0.9km」の道標を過ぎていくと、道が三方に分かれています。 脇には「もみじ台案内板」が設置されていて、この付近の拡大図が載っています。 道標類は見かけませんが、正面の道はもみじ台を経て高尾山へ続く尾根道になります。 先ほどの「奥高尾分岐点」の案内図によると、右手の道は学習の歩道ですが、 今回は左手の道を進んでいきました。
(右手の道は「高尾山」を参照)
逆沢作業道降り口
軽い登り基調の道が尾根の左側に沿って続いています。 道は広くてとても歩き易くなっていました。 もみじ台のある高みの北側に続く巻き道になっています。 4分ほど進んでいくと、右手から降ってくる細い道が合流してきました。 そのすぐ上には尾根道が通っているようでしたが、見送っていきました。 斜面には前日の雪が少し残っていました。 尾根道から分かれて10分ほど進んでいくと、左手へ降っていく道が分かれていきます。 道標類は見かけませんが、この道が日影沢沿いへ降っていく道になります。 下の方で見かけた標識によると逆沢作業道というようです。 今回はこの左手の道を降っていくのですが、 ここまで来ると高尾山はもうすぐそこなので、立ち寄っていくことにしました。
画像を左クリックすると、3枚の写真が順次表示されます。
左手の道を見送って、軽く右へ曲がりながら登っていくと、すぐに左右に通る広い尾根道に出ました。 一丁平から23分ほどの所になります。 脇には「これより奥高尾です」と題した板があって、 この付近の道が図示されているので参考になります。 正面の道端にはベンチが幾つか並んで設置されています。 右手の道のすぐ先で道が三方に分かれていて、 「これより奥高尾」の大きな標柱が立っています。 真ん中の横木の階段と右側の道はもみじ台へ続いています。 左側の道は学習の歩道で、先ほどの分岐から分かれてきた道になります。 尾根道の左手すぐの所には、自然研究路5号路が尾根道を横切っています。 今回は左手の真ん中にある石段を登っていきました。
画像を左クリックすると、4枚の写真が順次表示されます。
急な石段を折れ曲がりながら3分ほど登っていくと小広い所に着きます。 高尾山の山頂の一段低い所で、東屋やベンチなどが設置された広場になっています。 登り着いた所には今登ってきた石段を指す「ここから裏高尾へ」の看板が立っていて、 「紅葉台10分・一丁平30分・小仏城山60分・景信山120分・陣場山(陣馬山)約5時間」となっています。 広場の先の石段か坂道をひと登りすると、 「高尾山大見晴園地」の標柱の立つ高尾山の山頂の端に着きます。 一丁平から30分ほどで到着しました。 上下2段になった展望地からは、丹沢などの山々を一望できる眺めが広がっています。 ここからの眺めは「関東の富士見100景」にも選ばれているようです。 この時も小仏城山からと同様に、冠雪した富士山を望むことが出来ました。 暫く待っていると、山頂の上に雲の笠が出来ました。 ここから見える山々の名前を書いた案内図も設置されていて、 南側から北側に向かって、次の山々が見えるようでした。
高取山522m、経ガ岳633m、仏果山747m、高旗山705m、大山三峰山935m、大山1257m、二ノ塔1140m、三ノ塔1205m、 行者ガ岳1209m、本間ノ頭1345m、太礼ノ頭1352m、丹沢山1567m、蛭ガ岳1673m、袖平山1432m、犬越路、 石老山700m、大室山1588m、加入道山1418m、富士山3776m、御正体山1682m、赤鞍ガ岳1257m、二十六夜山972m、 開運山1785m、御巣鷹山1775m、黒岳1793m、本社ガ丸1631m、蝙蝠岳2865m、塩見岳3052m、広河内岳2895m、 農鳥岳3025m、西農鳥岳3051m、滝子山1615m
茶屋を過ぎていくと高尾ビジターセンターがあって、高尾の自然などが紹介されています。 この時にはスライド上映やレンジャートークなどが行われていました。 山歩き用の靴を脱ぐのは面倒なので、センターの中に上がるのは省略しました。
高尾ビジターセンターのご案内
高尾ビジターセンターは、自然に親しみ自然と人とのルールを学ぶための自然公園の施設です。 建物の中の展示やスライドを見たり、自然教室に参加して自然と友だちになりましょう。
開館時間 午前10時より午後4時まで
休館日 月曜日(月曜日が祝祭日のときは翌日)
年末年始(12月29日から1月3日まで)
入場料 無 料
ご注意 館内は、喫煙及び飲食等はできません。
種子散布から探る高尾山の木の実
植物は、形や色に様々な工夫をして種子を遠くへ移動させます。 種子を広く遠くまく(種子散布)ことで、自分達の生息範囲を広めるのです。 風や水を利用したり、動物や野鳥に運んでもらったり、その方法は色々。 ただし、いつもうまくいくとは限りません。 また、遠くへ移動できたとしても、無事に発芽・成長できる種子は、ごくわずか。 植物が子孫を残すのは大変難しいのです。 木の実の形や色を観察し、どのような方法で種子散布をしているのか考えてみましょう。
【風散布】  風に乗って種子を飛ばす。 飛びやすいように、非常に軽くなっていたり、種子や果実の一部が綿毛やプロペラ状になっていたりする。
テイカカズラ、キジョラン、イロハモミジ、イタヤカエデ、オオモミジ、カジカエデ、 チドリノキ、アカシデ、イヌシデ、モミ、スギ、ヒノキなど。
【被食散布】  果実を動物や野鳥の食べものとして提供し、種子を糞から出す。 果実は動物の関心を引き付けるため、赤色や紫色などの目立つ色をしているものが多い。
ツリバナ、ガマズミ、コバノガマズミ、マユミ、オオウラジロノキ、カラスザンショウ、 サルトリイバラ、ムラサキシキブ、アケビなど。
丁度昼時とあって、山頂はハイカーや観光客でごった返していました。 高尾山周辺を記した「明治の森高尾国定公園」の地図や、 もう少し範囲の広い「都立高尾陣場自然公園」の地図もあるので参考になります。
自然研究路ガイド
1号路 90分 3.8km 薬王院を抜け、うっそうとした杉の大木が立ち並ぶ参道を通り、ふもとに下りるコースです。 途中でケーブルやリフトを利用することも出来ます。
2号路 30分 0.9km 高尾山の北斜面に広がる落葉広葉樹林と南斜面に広がる常緑広葉樹林のちがいが容易に比較観察できるコースです。
3号路 50分 2.4km 山頂から高尾山の南斜面を抜け1号路の途中に出るコースです。 常緑広葉樹の生い茂る緑の濃いコースです。
4号路 40分 1.5km 山頂から高尾山の北斜面を抜け1号路の途中に出るコースです。 ブナをはじめとする落葉広葉樹の森林で、春の新緑から冬の落葉まで、四季折々の表情が楽しめます。
5号路 30分 0.9km 高尾山頂をめぐる平坦なコースです。 雑木林やスギ、ヒノキの植林地など、人の暮らしとかかわりの深い林が観察できます。
6号路 70分 3.3km 飛び石を通り、ふもとまで沢沿いの道を下るコースです。 水辺を好む草花や生き物の観察に適しています。
稲荷山コース 80分 3.1km 山頂からふもとまで尾根道をたどる気持ちのよいコースです。 雑木林も多く、四季の変化が楽しめます。
 (東京都高尾自然公園管理センター)
緑とふれあう高尾山
東京の都心から西へ約50kmに位置し、東京都八王子市高尾山とその周辺には、 約1200haの国有林があり、東京か縄が森林組合が管理しています。 高尾山国有林は、モミや広葉樹の天然林と、スギ・ヒノキの人工林がほどよく調和した 森林のため、この地域の国有林をレクリエーションの森として、森林との「ふれあい」の場を みなさんに提供しています。 四季を通じて、自然に親しみながら、森林浴・バードウォッチング・自然観察・ハイキングなどを 楽しんでいただき、一般の方々に広く利用されています。 また、自然環境の保全、水資源の涵養など、森林のもつ様々な機能が充分発揮できるよう、 それぞれの森林の特徴に合せた管理を行っています。 なお、高尾山は明治の森高尾国定公園と、都立高尾陣場自然公園に指定されています。
 (林野庁、関東森林管理局)
高尾山 (標高599m)
高尾山の山頂の中ほどには「十三州大見晴台」の碑が立っています。 脇には二等三角点もあります。 東側の樹木の切れ間からは東京方面を眺められる景色が広がっています。 この時には良く晴れていましたが、遠くは霞んでいました。 脇に設置されている解説板によると、条件がいいと、眼下には橋本の街並みが、 右手には横浜ベイブリッジが、奥の方には東京アクアラインや房総半島も見えるようです。 その昔には十三州を見渡せたとのことです。 越後までも見えたようですが、高い山の山頂部が僅かに見える程度だったのでしょう。
十三州について
駿河(富士山)、 甲斐(南アルプス)、 信濃(北アルプス)、 越後(上越山塊)、 上野(上州三山)、 下野(日光山塊)、 常陸(筑波山)、 上総(房総半島)、 下総(房総半島)、 安房(房総半島)、 相模(丹沢山塊)、 伊豆(天城山)、 武蔵(ここ)
十三州 幾州見える 今日の月 草仁
【14】 どこまで見えるかな?
昔は山頂から、なんと13州もの広範囲が見えたと言います。 今でも、房総半島が見えることがあります。 遠くまで良く見えるのは、どんな時でしょう? 晴れた日? 風の強い日? 季節は? 今日は、どこまで見えるかな?
 (高尾ビジターセンター)
自然研究路5号路
眺めを堪能したら、山頂の先へ続く簡易舗装路を降っていきます。 左手の茶屋からの道を併せて降っていくと、自然研究路5号路が尾根道を横切っている所に出ます。 正面にあった大見晴園地便所は取り壊されて、建替工事が進められていました。 正面の尾根道(自然研究路1号路)を進んでいくと薬王院へ続いていますが、 ここから左手の5号路を通って先ほどの分岐の所まで引き返していくことにしました。 左折したすぐの所から自然研究路4号路が分かれていますが、 この時には建替工事のため、ここから「いろはの森」交差点までの区間は通行止めになっていました。
自然研究路4号路 森と動物
山頂からイヌブナの自然林が残る高尾山の北斜面を横切り、1号路に下るコースです。 春の新緑と秋の黄葉がすばらしく、早朝、谷間に響き渡る夏鳥のさえずりもすがすがしい。 コースの中ほどには、つり橋があります。
 (高尾自然公園管理センター)
自然研究路5号路 人と自然
山頂のすぐ下を一周する平坦なコースです。 雑木林、スギやヒノキの植物帯など、人のくらしと係わりの深い林が続きます。
 (高尾自然公園管理センター)
僅かに降り坂になってはいますが、幅の広い道を緩やかに進んでいきます。 散策路に沿って解説板が設置されていますが、以前に来た時とは内容が変わって新しくなっていました。 左上には高尾山の山頂にある茶店が間近に見えていました。 その下に続く散策路を進んできます。 程なくして植林帯が現われると、道は大きく左手へ曲がっていきます。 その角に仮設トイレが幾つか設置されていました。 先ほどの大見晴園地便所の建替え中の期間だけ設置されているようでした。 少し傾斜が増してきた道を降っていくと、右手の谷筋にはスギの巨木が林立していました。 「江川スギ」といって、江戸時代末期に植林されたのだそうです。
解説(1)【氷のリボンをつける草】
9月終わりごろ、くきの片がわだけに小さな白い花をたくさんつけるのがシモバシラです。 冬の朝、枯れたくきから美しい氷のリボンができるので、シモバシラとよばれます。
氷のリボンは、どうやってできるのでしょうか。 答えは、山頂のビジターセンターへ。
 (東京都、自然研究路)
解説(2)【木の肌にさわってみよう】
木はそれぞれちがった木肌をもっています。 このあたりでは人が植えたスギと、どんぐりがなるクヌギやコナラが目立ちます。 手でさわって、ちがいをくらべてみましょう。
木肌にわれ目があるのはなぜでしょうか。 答えは、山頂のビジターセンターへ。
 (東京都、自然研究路)
「高尾山江川スギ展示林」江川スギ
江戸時代末期に韮山代官の江川太朗左衛門が植えたと言われています。 江川家は平安時代から明治維新にいたるまで、38代続いた家であり、 代々が太朗左衛門を名乗っていました。
※林業に精通した36代の英龍(1801〜1855)が、植林の必要性を考えて植えたと言われています。 樹齢およそ150年になり、高尾山では一番古い人工林です。 また、英龍は日本で初めてパンを焼いた人物で、パン祖と言われています。 他にも絵画、剣術、蘭学など、幅広い分野で活躍しました。
面積:0.12ha、本数:55本
一番大きな木:高さ39m/胸の高さの直径94cm
所在地:高尾山国有林225林班は小班
 (林野庁関東森林管理局東京神奈川森林管理署)
左手に登っていく横木の階段を見送って、引続き5号路を降っていきます。 内容が新しくなった解説板ですが、今回も「解説(4)」は見かけませんでした。 坂道を降っていくと、先ほどの北側に続く巻き道から尾根道に出た所に着きました。 左側の石段から高尾山へ登っていってから30分ほどで戻って来られました。 右手に続く元来た巻き道を引き返して、先ほど見つけておいた逆沢作業道降り口へ向かっていきます。
解説(3)【ムササビのすみか】
ムササビは、木のうろやキツツキの巣あななどをすみかに利用しています。 太陽がしずむと巣から出て、飛まくをひろげながら木から木に飛びうつります。
長い尾は、何の役に立つのでしょうか。 答えは、山頂のビジターセンターへ。
 (東京都、自然研究路)
解説(5)【この森は何さいでしょう】
この木は、水をたっぷりふくみ成長がはやいので、ミズキとよばれています。 車りんのようにはった枝を一年で一段ずつのばすため、年りんを数えなくても、 だいたいの年れいがわかります。
このミズキの年れいを数えてみましょう。 答えは、山頂のビジターセンターへ。
 (東京都、環境庁・林野庁)
逆沢作業道
右へ戻るようにして短い横木の階段を降っていくと、すぐに緩やかな山道になります。 植林帯に広めの道が続いていて歩き易くなっていましたが、程なくして鋭角に左折していきます。 右側には次第にV字谷が形成されてきます。 丸太が敷かれた所を過ぎていくと、山側にコンクリート壁がありました。 やがて右下の谷筋から水の流れる音が聞こえてくるようになります。 小さな沢があるようで、作業道の名前にもなっている「逆沢」というのでしょうか。 道幅が広がったり狭まったり、傾斜も急になったり緩やかになったりしながら、 右傾斜の斜面に続く明瞭な山道を降っていきます。 山側にある石垣を過ぎて降っていくと、尾根道から10分ほどの所の道端に石積みがありました。 登山道で時折見かける「ケルン」でしょうか。
日影沢林道
再び山側に石垣が続くようになると、石ころや砕石が敷かれた道になってきます。 右前方の梢越しに山並が見えるようになってくると、再びコンクリート壁の脇を過ぎていきます。 次第に道幅が広がって歩き易くなってきた道を降っていくと、右下に水道施設のようなものが見えてきます。 その建物を見下ろしながら突き当りまで来ると、道は鋭角に右折していきます。 その角に「逆沢作業道」の標識が立っていました。 「幅員2.0m」とのことですが、そんなに広い道には思えませんでした。 道なりに右折して降っていくと、施設の脇に降り立ちます。 道端にはオリエンテーリングのポスト「K」が立っていました。 日影沢に架かる小橋を渡ると日影沢林道に出ました。 尾根道から23分ほどで降りて来られました。 建物の脇には「保安林指定地位置図」があって、 今降ってきた道が「ハイキングコース」として載っていました。 左手へ登っていくと小仏城山へ続いていますが、右手へ降っていきます。
保安林指定地位置図には、降り立った道は「日影林道」と書かれています。 日影乗鞍のある尾根から林道に出た先の巻き道分岐にあった道標には「日影沢林道」となっていましたが、 途中で名前が変わるのでしょうか。
逆沢作業道
幅員2.0m 延長899m
 (八王子市)
保安林指定地位置図
災害を防ぎ、心にやすらぎを与えてくれる森林をみんなで守り育てましょう。 保安林についての問合せは東京都森林事務所へ
事業名:森林再生事業(平成22年度)
林班名:108-2 林班
本事業は森林の公益的機能を回復させて環境を守るため間伐を実施しています。 この看板は、間伐材を有効利用して製作しています。
 (東京都環境局、八王子市)
水場
日影沢に架かるコンクリート製の小橋を渡って、右岸に続く林道を緩やかに降っていきます。 沢には小さな滝のようになった所もあって、心地よい水音を響かせていました。 5分ほど降っていくと、右手の崖に取り付けられた管から水が流れ落ちている水場がありました。 以前に通りかかった時には、下に鍋のようなものが置かれていて受け皿になっていましたが、 この時には見かけませんでした。 多分飲めるのだろうと思って、今回も手で受けて少し飲んでみました。 それほど冷たくはありませんでしたが、無味無臭の水でした
日影沢
水場を過ぎて4分ほど進んでいくと、右手の山から流れてくる僅かな沢を過ぎていきます。 左手すぐの所を流れる日影沢の傍まで行ったりしながら林道を降っていくと、道が沢側に膨らんだ所があります。 日影沢林道に降り立った所から12分ほどの所になります。 このまま林道を進んでいっても良いのですが、 以前から沢の左岸に道らしきものを見かけて気になっていたので、 今回はここから日影沢を渡って左岸を歩いていくことにしました。 沢を流れる水は少なめで、滑らないよう注意しながら、石の上を渡っていきました。
日影沢からそれほど離れていない所に細い道が続いていました。 倒木などもあったりして整備はあまり進められていない様子でしたが、 道端には丸太が設置されて散策路のようになっていました。 周囲は雑木が目立ち気味ながら植林地のようでした。 1分ほど進んでいくと、日影沢に流れ込む涸れ沢に架かる丸太の小橋が架かっています。 その手前から左側へ道が分かれていますが、入口には工事柵が設置されていて「工事中」となっていました。 試しにその道へ入ってみると、少し登って左手へ戻るようにして山際に道が続いていました。 整備中の散策路のように思えましたが、何処へ続くようになるのか興味のあるところです。
日影沢沿いまで戻って丸太の小橋を渡っていきます。 黄色と黒色のトラテープが周囲の樹木に点々と巻き付けられていて、ルートを示しているようでした。 1分ほど進んでいくと、数段の横木の階段を登っていきます。 その先が少し崖のようになっていましたが、すぐに沢沿いに降りていきました。 沢沿いには丸太の木橋がありました。 振り返ると、日影沢にはちょっとした段差があって、小さな滝のようになっていました。
日影沢キャンプ場
次第に道幅が広がって広場のような所まで来ると、 正面に工事柵が設置されていて「工事中」となっていました。 その先にも道が続いているようでしたが、手前から右へ曲がっていく道を進んでいきました。 程なくして日影沢に出ます。 沢の向こう側には建物がありました。 流れる水は少なめながら、石の上が濡れていて滑り易くなっていたので、 足の置場に気をつけながら渡っていきました。 沢を渡ってコンクリート壁沿いに左へ進んでいくと広場に出ました。 出た所は日影沢キャンプ場の奥で、脇にはベンチも設置されていました。 日影沢の左岸に続く道に入ってから9分ほどのプチ散策でした。
日影沢で見られる動植物
ムササビ 樹上で、木の葉や種子などを食べて生活します。 前足と後足の間にある飛膜を広げて木から木へと飛び移り、その距離は最長100m以上飛ぶこともあります。
ツグミ 秋、冬鳥として渡来し林に住んだのち、畑や川原に移動します。 地上を歩いてミミズなどを捕えます。クィクィやクワックワッと鳴きます。
ジョウビタキ 冬鳥として農耕地や市街地にも渡来します。 縄張り性が強く、オス・メスとも単独でいます。 頭を下げ、尾を振る動作をします。ヒッヒッやクワックワッと鳴きます。
シジュウカラ 市街地から山地にかけてふつうに見られます。巣箱もよく利用します。 黒い頭に胸の黒いネクタイ、白いほおが特徴的です。 ツツピーやジュクジュクと鳴きます。
ヤマガラ よく茂った常緑広葉樹林に生息し、腹の赤茶色が目立ちます。 木の実を樹皮の割れ目に貯える習性があります。 ツーツーピーやニーニーと鳴きます。
キセキレイ 川辺に生息する、胸が黄色いセキレイです。 他のセキレイ類より上流で見られ、川岸の虫をエサにします。 チチチチ…と澄んだ声で鳴きます。
ヒガラ 山地の針葉樹林に生息します。頭上に冠のように見える羽毛があります。 ツピンツピンと早口でさえずったり、チーと鳴きます。
コゲラ 都市の緑地から山地まで、様々な森林に生息する小型のキツツキです。 枯れ木に穴を掘って巣をつくり、幹や樹皮の下から虫を探して食べます。 ギィーッと鳴きます。
ミズキ 枝が車輪状に出て横に広がり、段状になります。 晩春、枝先に白い小さな花が集まって咲きます。 樹液が多いことから名付けられました。
ミヤマシキミ 晩秋の林内で赤く熟した有毒の液果が目立ちます。 山地の林下に生える常緑低木で、春、香気のある小さな白い花が枝先に集まって咲きます。
ミヤマフユイチゴ 山地に生えるつる性の常緑小低木です。 茎は細く、小さいトゲがあります。 夏から秋に白い花が咲き、果実は冬に赤く熟して食べられます。
カツラ 日当りのよい谷沿いに生えます。 早春、葉に先立って花が咲きますが、花びらやがくはなく、紅色の雄しべ雌しべが彩りを添えます。 ハート型の葉は、新緑や秋には鮮やかな色となります。
いろはの森分岐
日影沢キャンプ場を先へ進んでいきます。 幅の広い階段を降っていくと、一段低い所の広場の奥にウッディハウス愛林があります。 高尾森林センターの森の図書館にもなっているようです。 右手すぐの所には、先ほど分かれてきた林道が通っています。 右手からはいろはの森からの道が合流してきます。 合流点には「高尾山自然休養林」の標識があり、傍にはその解説板が設置されていました。 また「いろはの森案内図」もありました。 高尾森林センター掲示板には、日影バス停の時刻表が掲示されているので参考になります。
(いろはの森への道は「稲荷山」, 「高尾山」を参照)
高尾山自然休養林
高尾山自然休養林は、皆さんに森林レクリエーションを楽しんでいただけるように整備した「いこいの森」です。 面積は452ヘクタールあります。 このあたりは高尾山国有林で、スギ、ヒノキの人工林です。 植えてまもない幼齢林から大正時代に植えられた壮齢林まであり、林木の成長の様子がうかがわれます。
【植物・昆虫】 高尾山一帯は、年平均気温13℃、年平均降雨量1,400mmで、暖地性植物と寒地性植物がよく繁茂し、 植物の群落地として知られ、約1,300種類あります。 原標本産地(植物が最初に発見されたところのことをいいます)になっているものも数10種類あります。 昆虫は約5,000種に及んでいます。 中でもギフチョウ、ムカシトンボ、ガロアムシなどは珍しいものです。
【鳥獣類】 鳥類は渡り鳥を含めて約100種、ブッポウソウ、ホホジロ、アキジ、オナガなどがいます。 獣類は約10種、ニホンリス、ムササビ、タヌキ、ヒメネズミがいます。 このため特別鳥獣保護区に指定されており、 小鳥の巣箱を設置したり、えさ木を植えたりしています。
【森林の利用】 森林は水を蓄え、供給してくれたり、きれいな空気を提供してくれます。 また私たちに安らぎを与えてくれます。 そして家をつるくときなどに使う木材を供給してくれます。
国有林は皆さんの貴重な財産です。 美しい自然を守るためにも森林を大切にしましょう。
いろはの森
この森林には「いろは」48文字をそれぞれ頭文字とする樹木を選んで表示してあります。 なかには、昔から愛されている地方名で示したものもあります。 選んだ樹木の大部分は高尾山に自生しているものです。 きれいな花の咲く木、赤い実のなる木、常緑の木、落葉する木、太い木、細い木などさまざまなものがあります。 皆さん、「いろはの森」で森林浴を楽しみながら48種類の樹木と友達になって下さい。
行程 現在地→いろはの森→1号路→高尾山頂(60分)
現在地→いろはの森→4号路(釣橋経由)→ケーブル高尾山駅(70分)
 (林野庁高尾森林センター)
いろはの森からの道を合わせてその先へと降っていきます。 すぐにある支沢に架かる小橋を渡っていくと、左手すぐの所に日影沢が流れるようになります。 日影沢林道に降り立った辺りでは細い流れでしたが、この辺りまで来るとかなり幅が広くなってきます。 心地よい水音を聞きながら林道を降っていきます。 林道を3分ほど進んでいくと沢側が広がって、ちょっとした駐車場のようになっている所があります。 そこから沢の向こうへと踏み跡が続いています。 446m峰を経て日影乗鞍へ登っていく道になりますが、このまま林道を進んでいきます。
(沢を渡っていく道は「小仏城山」, 「小仏城山」を参照)
これからの森林づくり(複層林施業)
関東森林管理局では、ここ高尾山国有林において、森林のもっている保健休養などの公益的機能と 木材生産機能を調和させ、確実な世代交代を図っていくために、 明治末期に植えられたスギ、ヒノキの人工林を複層林へ誘導する森林づくりを実施しています。
【複層林ができるまで】
単層林 ほぼ同じ高さの木がそろっている林を単層林といい、スギやヒノキなどの人工林に多く見られます。
すかしぎり もとの単層林をきりすかし、林の中に光を多く入れて、あと継ぎの苗木がよく育つようにします。
苗木の植えつけ すかしぎりでできたあき地に、あと継ぎのスギやヒノキなどの苗木を植えます。
複層林 苗木を植えて、下刈り、枝打ちなどを行うと大きさのちがった林が出来ます。 このような林を二段林とよんでいます。 この作業を何度かくり返すことによって、大小さまざまな木々のまざりあった複層林ができます。
林地を裸にしないで、いつも樹木のある状態にしておき、災害の防止、地力の維持に役立て、 その上、風致の維持の面でも利点があります。 又、大径材から小径材まで多くの種類の木材の生産ができます。
 (関東森林管理局 高尾森林センター)
踏まれて消えた花
ニリンソウ群生地復元のため、立入制限にご協力ください。
かつて日影沢に対岸は、春になるとニリンソウが群生し、一面が白(花)と緑(葉)のじゅうたんのようでした。 しかし、植物観察や写真撮影に訪れる方が増え、地面が踏み固められにつれ、 ニリンソウ群生地が縮小・分断化してしまいました。 また、春に咲くアズマイチゲや夏に咲くキツネノカミソリなど他の植物も数を減らしている可能性があります。
 (明治の森高尾国定公園)
程なくして右手へ曲がっていく角にちょっとした駐車場があります。 その先には「高・尾・山・国・有・林」と一文字ずつ書かれた看板が並んでいました。
野生獣にエサを与えないで下さい!
八王子市の西部地域では野生獣(サル・イノシシ・ハクビシン等)による農作物被害が多発し、 地域の農業振興に弊害が出ています。 その対策として、市ではボランティアによる野生獣追い払いを実施し、 農地に出没した野生獣を山へ追い返すことで、農作物被害を未然に防いでいます。 野生獣にエサを与えることで、せっかく山へ追い返しても、再び農地に出没し、 農作物に被害を与えてしまいます。 また、やがては人なれし、人間にも危害を加える可能性があります。 従って、野生獣にはエサを与えないで下さい。
 (八王子市農林課)
入山者の方へ
東京都動物の愛護及び管理に関する条例第9条により、犬を放すことは禁止されていますので、 犬は絶対に放さないで下さい! また、この付近にはイノシシ捕獲用のワナが仕掛けてありますので、注意して下さい。
 (八王子市農林課)
ようこそ明治の森高尾国定公園へ
貴重な自然を楽しむために
■国定公園とは  優れた自然の風景地を保護するとともに、その中で自然に親しみ、野外リクリエーションを楽しむことができるように、 自然公園法に基づき指定された公園です。
■自然公園法では  特別地域(明治の森高尾国定公園の全エリア)では、都知事の許可を受けなければ、 指定植物の採取又は損傷することを、してはならないと定められています。
■高尾山の利用ルール  この素晴しい自然を後世に引き継ぐため、自然公園法を補うルールを、 地権者・関係者による「高尾地域連合会」が制定しました。 みなさんのご理解とご協力をお願いします。
「登山道から外れて歩かない」 「動植物は大切にする」
 (東京都高尾自然公園管理センター)
看板を過ぎたすぐ先で、小仏川に小橋が架かっています。 日影沢キャンプ場から6分ほどの所になります。 これまで続いてきた日影沢は、この左手すぐの所で小仏川に注いで終わっています。 橋の手前から右手に木道が分かれています。 「ユニバーサルデザイン歩道」というようで、川辺へ降りていく階段もありますが、 今回は降りるのは止めておきました。 この時には小仏川に架かる小橋は工事中でしたが、渡っていくことは出来ました。
国際森林年記念の森
COMMEMORATIVE FOREST FOR THE INTERNATIONAL YEAR OF THE FOREST
 (林野庁、関東森林管理局)
カツラ人工林
カツラは、北海道から九州まで全国に分布し、古事記や万葉集にも記述がみられるなど、 古くから知られている日本固有の落葉高木です。 天然のカツラで大きいものは、高さ35m、直径2mのものもあります。 樹形がよく、春の芽ぶきの色、夏のさわやかな淡緑色、秋の紅葉が美しいため、公園などにも植えられます。 カツラの木は、木目が細かく加工しやすいため、彫刻、家具、碁盤などにひろく使われています。
植栽 昭和3年、HA当り本数 730本、面積 1.89HA、平均樹高 17m、平均直径 18cm
 (高尾森林センター)
高尾山国有林
一.森林を愛しましょう。樹木は皆んなの資源です。
一.山ではたき火に注意しましょう。
一.たばこは歩きながらすわないようにしましょう。
一.山のエチケットを守りましょう。
 (東京神奈川森林管理署)
ユニバーサルデザイン歩道(木道)触知図案内板
このユニバーサルデザイン歩道(木道)は、国産のヒノキで造られています。 歩道の延長は約85m、幅は1.5mで、終点部のデッキでは小仏川の清流や小滝を鑑賞することができます。 歩道の周辺はカツラの林で、春にはその新緑が清流に映え、秋には鮮やかな黄葉に衣替えします。 また、耳をすませば、種々な野鳥のさえずりや小仏川のせせらぎ、木々を渡る風の音などが聞こえてきます。 このユニバーサルデザイン歩道から林道を経由して約5分のところには、 展示室と森の図書館を備えた多目的ホール「ウッディハウス愛林」やキャンプ場、 ユニバーサルデザイントイレがあります。
 (林野庁 関東森林管理局)
小橋を渡って真っ直ぐ進んでいくと、すぐに旧甲州街道に出ます。 角には石柱が立っていて、街道側から見て、「右 小仏峠・景信山」、「左 日影沢・高尾山」となっています。 また「高尾国有林多目的ホール300m」の看板もあって、今歩いてきた道を指しています。 ここは日影バス停を目指して、右手へと車道を進んでいきます。
林道 日影沢線 起点」の標識も立っていましたが、 白字で書かれている中で、何故だか「沢」の文字だけが黒く消されたようになっていました。 英字表記の「HIKAGESAWA」の「SAWA」の部分も同じく黒くなっていました。 手元の地図には日影林道と日影沢林道という表記があるし、 ここに立っている標識といい、名前が変更されたのか、別の道を指しているのかは結局よく分かりませんでした。
林道日影線
これから先は林業経営のため開設された林道です。 利用される方は次の事項を厳守のうえ通行してください。
1.降雨・降雪時には、スリップの危険があります。
2.落石や崩土が多いので、注意してください。
3.急カーブ・急勾配が多いので、スピードはひかえ目に。
4.道幅が狭いので、すれちがいに注意してください。
5.見通しの悪い箇所での駐車は避けてください。
 (東京都森林事務所浅川林務課)
高尾特別鳥獣保護地区区域図
この区域では鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (東京都)
日影(ひかげ)バス停
高尾森林センター掲示板に載っていたバスの出発時刻を気にしながら、急ぎ足で車道を右手へ進んでいきました。 小仏川に流れ込む木下沢に架かる木下沢橋を渡った先に日影バス停があります。 いろはの森分岐から8分ほどで到着しました。
高尾駅(JR中央線)まで、高尾駅北口行きバスにて12分、 1時間に2本程度の便があります。
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