下古沢尾根
散策:2011年12月上旬
【低山ハイク】 下古沢尾根
概 要 下古沢尾根は厚木市の下古沢地区にある標高120mほどの山並です。 あまり歩かれていない様子の道ですが、途中には小祠などもあって、古くから歩かれてきた道のようです。 今回は南側にある高松山から愛名緑地を経て、下古沢尾根を北へ向かって歩いていきます。
起 点 厚木市 高松山入口バス停
終 点 厚木市 上古沢バス停
ルート 高松山入口バス停…登り口…高松山…七沢森林公園分岐…愛名緑地…谷筋分岐…基準点…小ピーク…老人ホーム分岐…基準点3-6…6番鉄塔…散策路…妙法歓喜神…小祠…厚木市斎場…龍栖寺…小谷戸坂…ネポン入口バス停…上古沢バス停
所要時間 1時間50分
歩いて... 前回訪ねた夏場には笹竹などが鬱蒼と生い茂っていましたが、 今回は夏草が道を覆い隠すこともなく、すっきりとして分かり易い道になっていました。 途中には分岐が何箇所かあって、行く末が気になりましたが、北へ向かって進んでいきました。 厚木市斎場の近くの尾根の道は、散策路のように整備されていました。
関連メモ 七沢森林公園, 愛名緑地
コース紹介
高松山入口(たかまつやまいりぐち)バス停
本厚木駅(小田急小田原線)から相模川方向へ少し歩いた所にある厚木バスセンターから、 [厚44]森の里行きバスにて18分、1時間に1本から2本程度の便があります。
バス停から数10m引き返して来ると分岐があります。 角には「高松山ハイキングコース」の道標が立っていて、右手に分かれていく道を指しています。 支柱には「緊急時位置確認表示板」が取り付けられていて、 「高松山コースNo.1」となっています。
今回のコースは「下古沢尾根」という題名にしていますが、一般的に使われている名前ではありません。 「下古沢地区にある尾根」という意味を表わす当サイトの造語です。
緊急時位置確認表示板 高松山コースNo.1
緊急時は、携帯電話でコース名、番号を119番又は110番に通報して下さい。
 (厚木市)
道標の指す坂道を登っていきます。 突き当りまで来ると未舗装路が左手へ分かれていきますが、右手に曲がっていく舗装路を進んでいきます。 住宅が建ち並ぶようになった坂道を真っ直ぐ登っていくと、次第に傾斜が増してきます。 左手から登ってくる道を併せてその先へ進んでいくと、少し左へ曲がった所に小さな車止めがあります。 そこから僅かな道らしきものが左側の民家の裏手へと続いているようでした。 その道は見送って車止めを過ぎていくと、 左手には厚木方面の街並みを見渡せる眺めが広がってきました。 大きく右へ曲がりながら山際を登っていきます。
登り口
坂道を登り切った所まで来ると、道端にはベンチがひとつ設置されていました。 ここから幅の広い横木の階段が左手へ分かれていきます。 入口には「高松山自然公園」の標識が立っています。 その脇には道標もあって、左手の階段は「高松山0.15km」となっています。 支柱には「高松山コースNo.2」の標識が取り付けられていました。 ここが高松山への登り口になります。 高松山入口バス停から8分ほどで着きました。 正面に続く道の先には階段があって、その先へも道が続いていましたが、 ここから横木の階段を登っていきます。
たき火・たばこに注意
 (神奈川県)
山火事注意 火の用心!
たきび・たばこは確実に消して!
 (森林国営保険、神奈川県、厚木市消防本部)
間隔が広い擬木の階段を登っていきます。 段差はそれほど高くはないのですが、間隔が広くて一段を一歩では歩けず、二歩かけて登っていきます。 いつも同じ方の足が先になって次第に疲れてくるので、時折左右を替えながら登っていきました。 途中では道端の樹木が根刮ぎ倒れていて、横木が捲れ上がっている所がありました。 そこを過ぎて階段を更に登って山頂が見えてくると、コンクリート製の急な階段が現れます。 登り口から4分ほどの所になります。 脇には「復舊記念碑」と刻まれた石碑が立っていました。 左右にも道が続いていますが、正面に続く急階段を登っていきます。
この左右の道は、高松山の山頂を取り巻く「お中道」になっていて、6分ほどで一周することが出来ます。 左側(南東側)は山頂の巻道にもなっていて、小町緑地へ続く尾根道に出られます。 右側(北側)はあまり歩かれていない様子の細い道で、北へ続く尾根道に出られます。 西側は山頂を巻いていく尾根道も兼ねているようです。
高松山 (標高146.5m)
真ん中に手摺が設置された急な階段を1分ほど登っていくと、それほど広くはない山頂に着きます。 ここが「御幸山」とも呼ばれる高松山になります。 高松山入口バス停から14分ほどで登って来られました。 山頂には「高松山146.5m」の石柱と、「高松山コースNo.3」の標識が立っています。 また、「高松大明神」と刻まれた石碑や「天皇行幸之地」の記念碑もありました。 記念碑によると、明治14年4月30日に、天皇が武官や軍人を率いてこの山に登られたのだそうですが、 達筆過ぎて一部しか読めませんでした。 振り返ると、手前の樹木に邪魔されながらも厚木の街並みを見渡すことが出来ました。
高松大明神
御祭神 健御名方命 毛利覚謹書
正保二年(1645)山頂より愛名153に遷座、社号を諏訪神社と改称する。
平成五年(1993)三四八年祭建之
奉納 責任役員 菊池武雄八十一歳
「高松大明神」の石柱の右手から僅かな踏み跡が降っているようでしたが、 左手の先にある短い階段を降っていくと、すぐに一段低い所にある広場に着きました。 テーブルやベンチが幾つか設置され東屋もあって、休憩するのに良い所です。 中ほどには歌碑もありました。 アジサイやツツジが植えられているようですが、この時には季節ではなくて花は咲いていませんでした。
鷹舞ふや 山河ひかりを 荒くせり
ここは高松山緑地保全地域です。 あじさいとつつじが植えてあります。 皆さんで大切に育てましょう。
植樹 平成4年12月13日
 (愛名友話会)
東屋の先の広い石段を降っていくと十字路があります。 脇には「高松山コースNo.6」の標識が立っています。 左右に続く道は「お中道」になります。 正面の広い尾根道を進んでいくと小町緑地へ続いていますが、 今回は右手の道から愛名緑地へ向かっていきます。
(正面の道は「七沢森林公園」, 「愛名緑地」を参照)
降り坂になってくる道を進んでいくと、程なくして植林地に入っていきます。 緩やかになってきた道を、右側の疎林の上にある高松山の山頂を眺めながら進んでいきます。 左へ曲がっていく所まで来ると、角から細い「お中道」が右手へ分かれていきますが、 愛名緑地へ向かって道なりに左へ曲がっていきます。
山火事予防
 (総務省消防庁、日本防火研究普及協会、日本宝くじ協会)
七沢森林公園分岐
雑木林に続く道を2分ほど緩やかに降っていくと、開けた所に出ます。 脇には「高松山コースNo.4」の標識が立っていました。 出口で道が二手に分かれていて、右側すぐの所には広めの道が通っています。 高松山への登り口から分かれてきた道になるようです。 左側すぐの所には分岐があります。 脇には道標が立っていて、左手の道は「若宮公園・七沢森林公園」、 正面の道は「愛名緑地」、今来た道は「高松山・小町緑地」となっています。
(左手の道は「七沢森林公園」を参照)
右手に見える厚木方面の街並みを眺めながら、正面に続く広い道を進んでいきます。 資材置き場や作業小屋などを過ぎていくと、広めの舗装路が突き当たりから右手へ曲がって降っていきます。 道標などは見当たりませんでしたが、愛名緑地へはその舗装路ではなくて、 突き当たりの左前方へ続く山道に入っていきます。
雑木林の山へ入っていくと、程なくして途切れ気味に続く横木の階段を登るようになります。 1分ほど登っていくと分岐があります。 左手は緩い坂道になっていて、正面には横木の階段が更に続いています。 道標類は見かけませんでしたが、正面に続く階段を更に登っていきました。 右・左と小刻みに折れ曲がりながら2分半ほど登って緩やかな尾根になってくると、 左手から道が登ってきていました。 手前で左手に分かれていった道のように思えましたが、確かめた訳ではありません。 その道を併せて、右手へ続く緩やかな尾根道を進んでいきます。
愛名緑地
緩やかになった尾根道を1分ほど進んでいくと、 大きな木の脇に「ここから先 愛名緑地」と書かれた太い四角柱の標識が立っていました。 反対側の面には「愛名緑地はここまで」と書かれていました。 その少し先の「高松山コースNo.5」の標識を過ぎて横木の階段を登っていくと、 東屋が建つ小広くなった高台に着きました。 この辺りが愛名緑地になるようです。 高松山から11分ほどで到着しました。
山火事注意 火の用心!
たきび・たばこは確実に消して!
 (森林共済セット保険、神奈川県)
東屋の左手が少し開けていて、手前の樹木に邪魔されながらも、丹沢の山並みを見渡すことができます。 この時は良い天気で、丹沢大山の山頂にある電波塔がよく見えていました。 この愛名緑地の解説板だったのでしょうか、大きな木の脇には四角い枠だけになったものが立っていました。
ヤマビルに注意して下さい
 (厚木市)
東屋の先に立つ「ヤマビル注意」の看板を過ぎて、尾根道を進んでいきます。 雑木林の中を少し進んで僅かな高みに着くと、 「(2)さがして見よう近くの樹木」と題した解説板が設置されていました。 手前にはアンテナの様な柱が立っていました。 各樹木の葉・果実・幹などが写真付きで紹介されていました。 掲載されている内容からすると同様の解説板の(1)と(3)もあるようですが、 今回歩いた道では見かけませんでした。 愛名緑地はこの右側に広がっているので、そちらの方にあるのでしょう。 解説板の先からは、傾斜の少し増した降りになります。
(2)さがして見よう近くの樹木
愛名緑地の丘陵は沢山の樹木があります。 このあたりの木を観察してみましょう。 葉っぱや、どんぐり、木はだの違いがわかったら、きみはもう"樹木はかせ"だ。
アラカシ(ぶな科)葉長5〜13cm、花4〜5月、どんぐり1〜1.3cm
イヌシデ(かばのき科)葉長4〜8cm、花4月、果実、果序
エノキ(にれ科)葉長3〜8cm、花4月、果実
ケヤキ(にれ科)葉長4〜10cm、花4〜5月、果実0.5cm
クヌギ(ぶな科)葉長10〜20cm、花4〜5月、どんぐり直径2.5cm
コナラ(ぶな科)葉長7〜15cm、花4〜5月、どんぐり1.6〜2.3cm
上の中で冬でも葉を茂らせている木はどれですか?答は解説板(3)に
解説板(1)の答え:ヤマザクラ
 (厚木市)
谷筋分岐
周囲の樹木が紅葉していましたが、それほど鮮やかな感じはありませんでした。 坂道を降り切って鞍部に着いて軽く登り返していくと、 横木の階段が右手へ分かれて降っていく所がありました。 東屋から4分ほどの所になります。 落ち葉が積もってはいましたが、両側に擬木の太い柵が設置されたしっかりとした階段だったので、 「高松山ハイキングコース」はここから右手の谷筋へ降っていくのかも知れませんが、 今回はこのまま正面の尾根道を進んでいきました。
基準点
階段を見送った5mほど先の左側に僅かな高みがありました。 脇には「銃猟禁止区域」の赤い看板が立っていました。 試しに登ってみると、基準点のようなものがありましたが、 消えてしまったのか、文字は確認出来ませんでした。
銃猟禁止区域
 (神奈川県)
小ピーク
1分半ほどで尾根道に戻って、その先へ降っていきます。 浅い鞍部に着いて登り返していくと、僅かな踏み跡が左手へ分かれていました。 正面にある高みの巻道のようにも思えましたが見送って、そのまま正面の道を登っていきました。 広くなってきた道を進んでいくと小ピークに着きました。 基準点から1分半ほどの所になります。 東屋の手前にあったのと同様の 「愛名緑地はここまで」と書かれた太い四角柱の標識が立っていました。 反対側の面には「ここから先 愛名緑地」となっていました。 ここにも「ヤマビル注意」の看板が立っていました。
ヤマビルに注意して下さい
 (厚木市)
高みを過ぎて植林帯と雑木林を分ける道を降っていくと、小ピークから1分ほどで左右に通る道に降り立ちました。 左手から来る道は、小ピークの手前にあった分岐を左手に進んできた道なのかも知れませんが、 確かめるのは省略しました。 右手の道から進んで来た場合は、左手の道の方が自然な様子に思えましたが、 手前にあった分岐道は細めだったことを考えると、 今回歩いてきた高み越えの道の方が多く歩かれているように思えました。
老人ホーム分岐
尾根道を右手へと進んでいきます。 尾根の背を越えて右肩を降っていくと、尾根の背に乗ります。 広めで歩き易い道を降り気味に進んでいくと、 先ほどの小ピークから3分ほどで分岐があります。 道標類は見かけませんが、右手へ進んでいくと、 特別擁護老人ホーム「ケアーセンター森の里」や本照寺方面へ降りて行かれますが、 今回は左手の道を進んでいきました。
(右手の道は「愛名緑地」を参照)
左傾斜の雑木林の斜面を横切るようにして、緩やかな道を進んでいきます。 以前に来た時には夏草や笹竹が生い茂っていて諦めたのですが、 今回は季節が違うこともあって、意外と分かり易い道が続いていました。 2分ほど進んでいくと尾根の背に乗ります。 笹竹などが茂ってはいても道を覆ってしまうことはなく、分かり易くなっていました。 植林帯になってくると、高みを右手から巻くようにして軽く登るようになります。 左へ曲がりながら登っていくと、緩やかな小広い所に出ました。 老人ホーム分岐から5分ほどの所になります。 中ほどには大きな木が生えていました。 左側にある僅かな高みへ立ち寄ってみましたが、特に何もなく展望も得られませんでした。 1分ほどで引き返してきて、右手へ続く緩やかな尾根道を進んでいきます。
基準点3-6
広めの尾根道を緩やかに降っていきます。 浅い鞍部に着いて軽く登り返していくと、先ほどの小広い所から1分半ほどで小ピークに着きました。 高松山から34分ほどの所で、道端には基準点がありました。 ここの標識に刻まれた文字はよく確認できて、 「基準点3-6」となっていました。 地形図では、高松山と龍栖寺の中ほどにある標高120mほどの高みになるようです。
6番鉄塔
小ピークの先へ続く尾根道を緩やかに降っていきます。 1分ほどで植林帯を抜けて雑木林になってきます。 浅い鞍部に着いて軽く登り返していきます。 道端には笹竹が生い茂っていましたが、道は明瞭に続いていました。 僅かな高みに着いて少し右へ曲がり、その先へ緩やかに降っていきます。 浅い鞍部に着いてその先へ進んでいくと、正面に僅かな高みが現れます。 道はその高みを右手から巻くようにして登っていきます。 高みを巻き終えて尾根の背に出て、植林帯の脇を緩やかに降っていくと、 送電線の鉄塔「七沢線No.6」が立っています。 基準点3-6から4分ほどの所になります。 左手に戻るようにして道が分かれていく分岐になっています。 左手の道に入った所には「タバコの火に注意」の黄色い標柱が倒れていました。 それによると、左手の道は送電線の鉄塔「No.7」へ通じているようですが、 行き止まりなのかどうかは分かりませんでした。 ここは右手へ続く道を進んでいきます。
タバコの火に注意
七沢線7号に至る。 自然を愛しましょう。 緑を大切にしよう。
植林帯の縁に沿って進んでいくと、30秒もしない所に分岐があります。 脇には黄色い標柱が立っていて、右手の道は「七沢線5号に至る」となっています。 先ほどの左手の道からこの右手へ続く道は送電線の巡視路のようでした。 どちらへ進んだものかと迷いましたが、 右手の道は尾根から外れてしまいそうに思えたので見送って、正面の尾根道を進んでいきました。
山火事注意
七沢線5号に至る。 山林愛護。
 (東京電力平塚工務所)
引き続き、植林帯と雑木林を分ける尾根道を軽く降っていきます。 緩やかになった道を進んでいくと、先ほどの分岐から1分ほどで、正面に僅かな高みを現れます。 その高みへと踏み跡が続いていましたが、 尾根から少し外れて右傾斜の斜面に続く道を進んでいきました。 左手の高みを巻くようにして進んでいきます。 少し登っていくと降り始めます。 浅くU字形に窪むようになってきた道を緩やかに降っていくと、樹木が根刮ぎ倒れている所がありました。 6番鉄塔から4分半ほどの所になります。 降って来ると分かり難くなっていましたが、 ここは左手へ戻るようにして道が分かれていく分岐になっていました。 左手の道も今歩いてきた道と同じほどしっかりとした道になっていて興味がありましたが、 今回は正面に続く道を進んでいきました。
散策路
引き続き尾根の右斜面に続く道を緩やかに降っていくと、前方が次第に明るくなってきました。 程なくして、左手の尾根から降りてくる広めの道が合流してきました。 道は引き続き尾根の右斜面に続いていますが、 左側に続く尾根が気になったので、手頃な所から尾根へ登っていくと、 そこにはしっかりとした道が続いていました。 道の縁には丸太が置かれて、何やら整備された散策路のようになっていました。 左手に続く道の行く末も気になりましたが、右手の尾根に続く散策路を進んでいきました。
画像を左クリックすると、5枚の写真が順次表示されます。
妙法歓喜神
尾根の左下の谷には白く輝く円い屋根の大きな建物がありました。 何だろうと気になりながらも、明るくなった尾根の背に続く散策路を軽く登っていきました。 途中には横木の階段もありますが、段差は低くて歩き易くなっていました。 少し右へ曲がって登っていくと、高みには石祠がありました。 6番鉄塔から10分ほどの所になります。 側面に刻まれた文字によると、明治43年12月に建立されたようでした。 石祠の横には「妙法歓喜神」と刻まれた石碑もありました。 この石祠に祀られている神様の名前でしょうか。 道は石祠の右手の奥へと続いています。
石祠を過ぎて高みから降っていくと横木の階段がありますが、段差は低くて歩き易くなっています。 引き続き道端には丸太が置かれていて、散策路を示していました。 植林帯に変わった尾根に続く歩き易い横木の階段を降っていくと、 先ほどから見えている左下の建物がよく見える所がありました。 何やら規模の大きな建物でしたが、ここからは何なのかは分かりませんでした。 手前で分かれてきた道と合流するのかと思いながら歩いて行きましたが、結局合流することはありませんでした。 手元の地図によると、手前で分かれてきた道は三嶋神社の辺りへ降りて行かれるように思えました。 そんなことを考えながら快適な散策路を降っていくと、やがて竹林に入っていきます。
小祠
鞍部に着いてその先の高みへ登り返していくと、高みには金属製の小祠がありました。 妙法歓喜神から5分ほどの所になります。 屋根は赤茶色で壁面は焦げ茶色に塗られていました。 前面には金網製の扉が付いていたので失礼して開けてみると、 中には印を結んだような姿の石像が安置されていました。 何という石像なのかと思って周囲を見回してみましたが、名前は分かりませんでした。
小祠を過ぎて、その先へ続く横木の階段混じりの散策路を降っていきます。 鞍部に着いて登り返していくと、僅かな高みに着きます。 そこを過ぎていくと、傾斜の増した降り階段が始まります。 右・左と折れ曲がりながら降っていくと、正面に再び竹林が現れます。 林の隙間からは道路が見えていました。 散策路は竹林の手前を鋭角に左折していきます。 建設中の道路を右下に眺めながら、尾根の斜面を降っていきました。
厚木市斎場
右手に造成地が続く道を降っていくと、広くて浅い谷筋に降り立ちました。 妙法歓喜神から11分ほど、基準点3-6から28分ほどで降りて来られました。 谷筋の奥には、先ほどから見えていた大きな建物がありました。 右手へ戻るようにして建設中の道を降っていくと、左右に通る車道に出ました。 工事用のトタン塀に「厚木市斎場施設完成図」が掲げられていました。 先ほどから見えていた建物や駐車場などがある広い施設は厚木市斎場のようで、 平成24年3月完成予定とのことでした。 ここは何処だろうと左右を覗っていると、左手の先に「龍栖寺入口」の立て看板が見えました。 手元の地図と見比べてみると、左右に通る車道は下古沢入口交差点から上古沢交差点へ続く道のようでした。
左右どちらへ進んでもバス停があるようでしたが、 左手の先にある看板の「龍栖寺」が気になったので、立ち寄っていくことにしました。 左折して車道を進んでいくと、程なくして「龍栖寺入口」の看板が立っています。 そこから左手に分かれていく道へ入っていきます。 緑色の網柵が続く山際の道を進んでいきます。 右へ曲がっていく所まで来ると、右手に分かれて登っていく坂道があります。 角の石垣には「牛頭観世音」と刻まれた石碑がありました。
右手の坂道を見送って山際に続く道を進んでいくと、金網が被せられた水溜めがあります。 その先から右手へ坂道が分かれていきます。 周囲の樹木が紅葉や黄葉していて綺麗な眺めでした。 右手の道は庫裡へ通じているので、龍栖寺へは正面の道を進んでいきます。
龍栖寺
庭のような雰囲気のする道を進んでいくと、駐車場の先に幅の広い石段があります。 袂には「古澤山 龍栖禅寺」と刻まれた石柱が立っていました。 石段を登っていくと、正面に龍栖寺の本堂がありました。 厚木市斎場に降り立った所から10分ほどで着きました。 前には「古澤山」の扁額が掛り、その上には羽衣を纏った弁天様の浮き彫り像がありました。 右手には庫裡と思われる建物があり、左手には土蔵のようなものがありました。 お寺の謂われなどを記したものは見かけませんでした。
小谷戸坂
右手にある庫裡の前を進んでいくと、山へ登っていく道があります。 竹林沿いの坂道を登っていくと、左右に通る道に出ます。 右手の先には民家の門が見えていて行き止まりのようなので、左手へ進んでいきました。 坂道を登っていくと、左右に通る道に出ました。 正面の塀や高い網の向こう側には広いグラウンドがあって、草野球の試合が行われているようでした。 右折していくと、左右に通る車道に出ます。 先ほどの厚木市斎場から出た所から続いてきた道になります。 右側はかなり急な坂道になっていました。 手元の地図によると小谷戸坂というようです。 ここは左手へと進んでいきます。
正面に聳える丹沢大山を眺めながら坂道を降っていくと上古沢交差点があります。 交差点を右折したすぐの所から眺めが広がるので、ちょいと寄り道をしていきました。 広がる田んぼには蘖が伸びて青々としていて、その奥には丹沢大山が聳える眺めが広がっていました。 道端には歌が刻まれた地蔵尊がありました。 また、民家の脇には「縁起之松精霊碑」などが並んでいました。
ネポン入口バス停
眺めなどを確認したら、上古沢交差点まで引き返してきます。 右折(降りて来た向きからは直進)していくと、すぐの所にネポン入口バス停があります。 龍栖寺から8分ほどの所になります。 厚木バスセンターまでの便がありますが、1日に僅かしかありません。 時間が合えば乗っていけば良いのですが、この時にはまだかなり時間があったので、 この先の上古沢バス停から乗ることにしました。
 土日曜 9:59 12:59 16:59
「ネポン」とは、上古沢交差点を左折していった先にある工場の名前のようです。
上古沢(かみふるさわ)バス停
ネポン入口バス停を過ぎて、民家が点在する坂道を登っていきます。 坂の上に着いてその先へ降っていくと十字路があります。 そこを右折していくと、程なくして上古沢バス停があります。 ネポン入口バス停から5分ほどで到着しました。
本厚木駅(小田急小田原線)まで、厚木バスセンター行きバスにて25分、 1時間に1本程度の便があります。
 土曜 ...12:59 13:55 14:55 15:55 16:59 17:55 18:55 19:55
 日曜 ...12:25 12:59 13:25 14:25 15:25 16:25 16:59 17:25 18:25 19:55
ここ発のバスには[厚29]系統と[厚46]系統があります。 [厚46]系統はこの先の古沢バス停を経ていくルートを走りますが、 [厚29]系統は先ほどのネポン入口バス停経由のルートになっています。