葉山アルプス
散策:2011年11月中旬
【低山ハイク】 葉山アルプス
概 要 葉山アルプスは三浦アルプスとも言われ、逗子市と葉山町と横須賀市の境界付近にある低い山稜で、 森戸川を取り巻くようにして続いています。 今回は三浦大山林道から大山尾根の途中に登り、仙元山ハイキングコースに出て観音塚へ向かっていきます。 観音塚からは南南西へ分かれていく尾根道を降っていきます。
起 点 葉山町 長柄交差点バス停
終 点 葉山町 一色住宅バス停
ルート 長柄交差点バス停…庚申塔…御霊神社…中村橋…福厳寺…馬頭観音…黄金橋…車止めゲート…登り口…大山尾根…葉山コミュニティ放送送信所…仙元山ハイキングコース…クリーンセンター分岐…葉山分岐…下沢尾根分岐…167m峰…分岐…パーク・ド・葉山四季地区…一色住宅バス停
所要時間 2時間10分
歩いて... 三浦大山林道から大山尾根へ登る道はあまり歩かれていない様子でした。 観音塚から南南西へ降る道は歩き始めは急坂ですが、その先は傾斜が緩んできました。 笹竹などが生い茂る所はあっても踏み跡はしっかりと続いていました。 途中で倒木が道を塞いでいる所で道が分岐しているようでしたが、右手の道を歩いていきました。
関連メモ 二子山, 仙元山, 三浦アルプス, 乳頭山, 三浦アルプス, 乳頭山, 二子山, 森戸川回峰, 葉山アルプス, 葉山アルプス,
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コース紹介
長柄交差点(ながえこうさてん)バス停
逗子駅(JR横須賀線)から、[逗01]葉山町福祉文化会館行きバス、[逗02]葉山行きバス、 [逗04]大楠芦名口行きバス、[逗05]横須賀市民病院行きバス、[逗06]長井行きバス、 [逗07]佐島マリーナ行きバス、[逗08]電力中央研究所行きバス、[逗15]衣笠駅行きバス, または,[逗16]湘南国際センター前行きバスにて5分、 1時間に6本から8本程度の便があります。
バス停の脇にある休憩舎の左手の道を進んでいくと、 すぐの所に「健康の散歩道 長柄コース」と題した案内図があります。 ここから森戸川沿いの三浦大山林道の入口まで続くコースになります。
健康の散歩道 長柄コース
健康のため、あなたも歩いてみませんか。
このコースは約2.0キロメートルです。 歩く前後は準備運動をし、はきなれた靴で無理なく歩きましょう。
 (葉山町)
庚申塔
突き当たりのT字路を左折していくと、短い石段を登った所に庚申塔があります。 「青面金剛…」や「相州三浦郡長柄郷…」と刻まれた石碑や、 神像や三猿などの浮き彫りが幾つか並んでいました。 「庚申塔」と刻まれた石碑もありましたが、半分ほどに割れて地面に落ちていました。
葉山町指定重要文化財 建造物 笠原商店前庚申塔
 (葉山町教育委員会)
御霊神社
庚申塔を後にして、住宅が建ち並ぶ道を真直ぐに進んでいきます。 沿道には所々に畑もあって、のどかな田舎道の雰囲気も残っています。 8分ほど進んでいくと、道路の左手に御霊神社があります。 境内には鳥居が二つ立っています。 左手には神輿庫があって、中には神輿が収められていました。 右手には日露戦役第二十五周年の記念碑や長柄会館があります。 鳥居の脇には11月23日(勤労感謝の日)に行われる新嘗祭の案内が掲示されていて、 七五三祝の祈祷神事も行われるようでした。 鳥居をくぐってその先の石段を登っていくと、本殿と拝殿から成る社殿があります。 拝殿には「御霊神社」の扁額が掲げられていましたが、由緒などを記したものは見かけませんでした。 社殿の右手には古びた石祠が二つあって、奥の大きめの石祠には「八幡宮」と刻まれていました。 祠の前には亀の置物があって、祠を守っているように思えました。
御霊神社(ごりょうじんじゃ)
御祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)、御霊命(みたまのみこと)
御由緒  社伝によれば、三浦為通の勧請といい、また長江太郎義景の勧請ともいう。 「相模風土記」に 「御霊社、村の鎮守なり…社領三石の御朱印は天正十九年(一五八一)十一月賜ふ。長運寺持」とある。 明治維新神仏分離により長運寺の管理を離れ、明治六年十二月村社に列格され、 大正五年八月神饌幣帛料供進神社に指定された。 特殊神事として、一月七日御奉射神事を行う。 その年小学校へ入学する児童を集め、勧学と成長を祈請し、忌的に忌矢を射る神事を行う。
 (出典:神奈川県神社庁)
敬神生活の綱領
一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
一、世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固め成すこと
一、大御心をいただきてむつび和ぎ、國の隆昌と世界の共存共栄とを祈ること
 (神社本廳統理 徳川宗敬)
中村橋
御霊神社の先で道が二手に分かれていますが、右手の松久保川に架かる川久保橋を渡っていきます。 川久保橋を渡ったすぐ先にある県道311号の川久保交差点の信号を渡っていくと、 自動車販売店を過ぎた所から右手へ入っていく路地があります。 そのまま左手へ曲がっていく道を進んた先にあるT字路を右折して大山橋を渡っていっても良いのですが、 今回は右手に分かれていく路地へ入っていきました。 すぐの所に森戸川中村橋が架かっています。 葉山アルプスへは橋を渡っていくのですが、その前に右手の先にある福厳寺を訪ねていくことにしました。
砂防指定地 松久保川
この土地の区域内において、宅地造成・家屋の新築・土採取等の行為をする場合は神奈川県知事の許可が必要ですから、 横須賀土木事務所にご相談下さい。
 (神奈川県)
福厳寺
川沿いに進んだ先に架かる小橋を渡って右手へ進んでいくと、 「福巌禅寺」と刻まれた特徴的な姿をした門があります。 二階建てになっていて、上への階段もありました。 手前には「臨済宗 殿谷山 福厳禅寺」と刻まれた大きな石柱と観音像がありました。 門から境内へ入った右手には庫裡と思われる建物がありました。 正面へ進んでいくと、「殿谷山」の扁額が掛る本堂がありました。 渡り廊下で庫裡と続いているようでした。 本堂には長方形の肩を落としたような形の木板が掛けられていて、 「生死事大 無常迅速 光陰可惜 時不待人」と書かれていました。 用がある時に叩くものなのか、中ほどの部分が円い形に少し窪んで色が変っていました。 お寺の謂われなどを記したものは見かけませんでしたが、 創建は貞和4年(1348)で、長江太郎義景の菩提寺と伝えられているようです。
福巌寺から引き返してきて、森戸川に架かる中村橋を渡っていきます。 橋を渡っていくとすぐに分岐があります。 正面に続く道を進んでいくと、谷戸の奥に長江義景大明神がありますが、 葉山アルプスに向かって左手の道を進んでいきます。 程なくすると、高いコンクリート塀の脇を進んでいきます。 造園業の家の入口を過ぎて、石垣の上に続く白壁に沿って進んでいきます。 道なりに角を右へ曲がり、左手から来る細い道を併せて、生垣と白壁に挟まれた路地を進んでいくと、 立派な民家の門を過ぎた所に分岐があります。 正面の道を進んでいくと、大山尾根への登り口がありますが、 今回は森戸川沿いから登ることにして、左手へ進んでいきました。
(長江義景大明神への道は「葉山アルプス」を参照)
(大山尾根への道は「三浦アルプス」, 「葉山アルプス」を参照)
馬頭観音
左手に保育園を眺めながら進んでいくと、大山橋を渡ってきた道に出ます。 そこを右折して、民家が点在する道を6分ほど進んでいくと、 道端にあるおにぎり型の岩の上に馬頭観音が立っています。 「天保十一年六月吉日」と刻まれていました。 天保11年(1840)と云えば江戸時代末期に造られたようです。 何か願い事が叶うのか、石仏の前には小石がたくさん置いてありました。
みんなで守ろう飼い主のナマー
犬や猫に外でフンをさせたら飼い主が責任をもって持ち帰りましょう。
やめよう!犬の放し飼い、散歩のときもネ。
 (葉山町)
黄金橋
馬頭観音を過ぎて右へ曲がり始めると、山際にちょっとした穴があって、そこに石祠が納められていました。 祠の中には大黒と恵比寿の小さな像が並んで置かれていて、前には小銭がお供えされていました。 最後の民家を過ぎていくと、森戸川に黄金橋が架かっています。 舗装路はここまでで、この先からは未舗装の道になります。 橋の手前には「二子山鳥獣保護区区域図」があって、 この先の三浦大山林道が描かれています。 橋を渡って、畑地の中に続く道を進んでいきます。
二子山鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (神奈川県)
車止めゲート
畑地の先の杉林を過ぎていくと、程なくして車止めゲートが現れます。 1年ほど前に来た時には黄色い柵で封鎖されていましたが、この時には通常の姿に戻っていました。 「関係者以外立入禁止」の看板は出ていますが、ゲートは開いていて、 コの字型に曲がってゲートを抜けていくことが出来ます。 すぐの所に葉山町消防本部が設置する標識「22」が倒れていました。 山火事注意と緊急時の目標番号が書かれた標識で、林道に沿って点々と設置されています。
林道
先ほどの「二子山鳥獣保護区区域図」によると、 大山橋の辺りから先が三浦大山林道のように描かれていますが、 黄金橋の手前までは民家が建ち並ぶ集落になっていて、「林道」という雰囲気はありません。
緑は友だち 山火事注意
 (森林国営保険、神奈川県)
現在位置目標番号22 山火事防止
緊急時は目標番号をお知らせください。
 (葉山町消防本部)
登り口
車止めゲートから1分ほど進んでいくと、右手を流れる森戸川に砂防ダムがあります。 そこを過ぎて川沿いに続く広くてなだらかな林道を進んでいきます。 程なくしてコンクリート橋を渡っていくと、右手に少し開けた所があります。 そのすぐ先から右手に分かれていく道があります。 ここが大山尾根の途中へ続く道の登り口になります。 車止めゲートから2分半ほど、長柄交差点バス停から36分ほどで着きました。 このまま三浦大山林道を進んでいくと、林道の終点から乳頭山や二子山や南尾根などへ登っていけますが、 今回は右手の道から大山尾根へ登っていきます。
右手の道へ入っていくと、すぐに右へ曲がって小さな広場風の所に出ます。 その先の左前方へ続く道に入っていきます。 僅かなを渡って、その先に現れる急斜面を登っていきます。 登り始めの所にはロープが張られていました。 坂道をひと登りして傾斜が緩んだ植林帯になると、 右側にはベンチなどが設置されて小広くなった所がありました。
植林帯に続く道を何度も折れ曲がりながら登っていきます。 あまり踏み固められておらず、かなり傾斜が急な坂道が続きます。 道に沿ってビニールテープが張られていて、ルートを示しているようでした。 周囲には樹木が生い茂っていて展望は良くありませんが、 振り返ると、樹間から時折二子山方面の尾根が見える所もありました。 雑木が目立つようになった斜面を更に登っていきます。
大山尾根
登り口から19分ほど登っていくと、傾斜は緩やかになってきます。 倒木などがある植林地を軽く登っていくと少し降り坂になってきますが、 その辺りで枝葉が地面に沢山落ちていたりシダ類が生い茂ったりして、道が不明瞭になりました。 それでも何とか進んでいくと、右手から登ってくる道に出ました。 登り口から22分ほど登った所になります。 この道が中村橋を渡った少し先の分岐から大山尾根を登ってきた道になります。 再び明瞭になった左手に続く道を緩やかに登っていきます。
(大山尾根は「三浦アルプス」, 「葉山アルプス」を参照)
葉山コミュニティ放送送信所
シダ類が終ってアオキなどが生い茂るようになった植林帯を緩やかに進んでいきます。 僅かに降り坂になってくると、道の左手に鉄柵で囲まれた電波設備があります。 大山尾根に出た所から4分ほど、登り口から25分ほどで登って来られました。 柵や建物に取り付けられた看板によると「葉山コミュニティ放送送信所」というようです。 この辺りの僅かな高みが、地形図に載っている189m峰(*)でしょうか。 道はその設備の右手に続いていますが、柵に沿って左手へも道が分れています。 試しに左手へ進んでいくと、柵に沿って曲がった所から広い道が左手の急斜面に続いていて、 仙元山ハイキングコースに降りられるようでした。 葉山小学校方面へ行くには近道になりますが、今回は電波設備の右手の道を進んでいきました。
*長柄交差点バス停の脇で見かけた「健康の散歩道 長柄コース」の案内図に「殿谷山」の名前が見られます。 この189m峰の辺りに書かれているように思えますが、この山の名前なのでしょうか。
仙元山ハイキングコース
アオキなどが生えた雑木混じりの植林帯を2分ほど降っていくと、葉山アルプスの広い尾根道に出ました。 仙元山から花の木公園へと続く仙元山ハイキングコースになります。 尾根道に出る手前の樹木に板切れが取り付けられていて、今来た道は「長柄・森戸川林道」となっていました。 角に生える大きな木にも板切れが取り付けられていて、左手の道は「葉山(南尾根)」となっていました。 正面の広い道は仙元山へ続いていますが、今回は左手の道を進んでいきます。
正面の樹木の脇に立つ標識「12」にマジックで「右が田浦」,「竹林P」と書き込まれていますが、 標識が移動されたのか、「右が田浦」は左手の道を指し、「竹林P」は正面の道を指しているようにしか見えません。 今回合流して登ってきた大山尾根の下の方には竹林があるので、 「竹林P」は今来た道を意味しているように思われます。
現在位置目標番号12 山火事防止
緊急時は目標番号をお知らせください。
 (葉山町消防本部)
斜面に沿って続く仙元山ハイキングコースを降っていきます。 人気のあるハイキングコースとあって、よく踏まれてしっかりとした道が続いています。 1分ほど降っていくと、「20」の番号が貼られた細めの電柱が立っています。 ここから左の斜面へ広めの坂道が分れています。 その上には先ほどの電波設備が見えていました。 その設備へ電気を送るための電柱のようで、麓にあるクリーンセンターの脇まで点々と設置されています。
電柱「19」,「18」を過ぎていくと、手前の樹木に邪魔されながらも、 右手の樹間から街並みや海を見渡せる所がありました。 方角や形からすると、海に突き出ているのは長者ヶ崎で、 その先には砂州で繋がっている島が浮かんでいました。 半島の奥にも小さな島が見えていましたが、手元の地図によると尾が島というようです。 右手にある山が大峰山で、葉山御用邸の海側にある小磯はその山に隠れていて、 ここからは見えないようでした。
引続きよく踏まれた道を降っていきます。 電柱「17」から「13」を確認しながら降っていくと、横木の階段が現れます。 仙元山ハイキングコースに出た所から6分ほどの所になります。 降り口には電柱「12」が立っていました。 擬木の階段の上面は平らになっていて、歩きやすくなっていました。 階段は1分弱で終わって、電柱「11」,「10」を過ぎていきます。
馬の背のような鞍部を過ぎていきます。 軽く登って僅かな高みに着くと、電柱「9」が立っていました。 脇には標識「11」もありました。 引続き馬の背のようになった尾根を進んでいくと、 左手には乳頭山へと続く葉山アルプスの尾根が見えるようになってきます。 電柱「8」を過ぎていくと、曲がり角にポツンとひとつベンチが設置されていました。 道の外側を向いて設置されていますが、手前には樹木が生い茂っていて展望は得られません。 脇には電柱「7」が立っていました。
現在位置目標番号11 山火事防止
緊急時は目標番号をお知らせください。
 (葉山町消防本部)
クリーンセンター分岐
電柱「6」を過ぎて左側に笹竹が続くようになった尾根道を降っていくと、電柱「5」が立つ分岐があります。 仙元山ハイキングコースに出た所から12分ほどの所になります。 電柱には道標が括り付けられていて、右手の道は「クリーンセンター・葉山小学校方面」となっています。 道の中ほどにも「仙元山ハイキングコース」の道標が立っていて、 正面の道は「葉山小バス停」、今来た道は「仙元山山頂」となっています。 右手へ降っていくとクリーンセンターの脇に降り立ちますが、 このまま正面に続く仙元山ハイキングコースを進んでいきます。
(右手のは「葉山アルプス」を参照)
山火事注意
自然を大切に!
 (葉山町消防署)
葉山分岐
左傾斜の斜面から尾根の背に出て、緩やかで広い道を進んでいきます。 右傾斜の斜面を進むようになると、クリーンセンター分岐から1分半ほどで分岐があります。 左手の道に入った所に生える樹木に板切れが取り付けられていて、 左手に戻るようにして登っていく道は「田浦・畠山・乳頭山」となっています。 以前に来た時にはそれ以外にも幾つか板切れを見かけたのですが、今回は一つしか見かけませんでした。 正面の道は実教寺から葉山小学校バス停へ降りて行かれますが、 葉山アルプスの南尾根は左手の道になります。
以前にはこの左手の道は見かけなかったように思いますが、いつの頃からか、近道として開かれたようです。 ここの分岐の少し先にも分岐があって、そこからも南尾根へ出られます。
(正面の道は「仙元山」, 「三浦アルプス」を参照)
下沢尾根分岐
山道を1分ほど登っていって緩やかになると、先ほどの分岐の先から分かれてきた道が右手から合流してきます。 その道を合わせて、笹やアオキなどが生い茂る緩やかな尾根道を1分ほど進んでいくと分岐があります。 正面の「ヒサカキ」の名札がある樹木に板切れが括り付けられていて、 左手の道は「森戸川林道・下沢尾根」となっています。 以前に来た時には他にも幾つか板切れを見かたのですが、今回は一つしか見かけませんでした。 左手の道は下沢尾根を経て森戸川沿いに続く三浦大山林道へ降りて行かれますが、 今回は右手の道を進んでいきます。
(左手の道は「葉山アルプス」を参照)
下沢尾根への道を見送って、右手に続く道を進んでいきます。 右斜面から尾根の背を越えて左斜面を進んでいきます。 程なくして尾根の背に出ると、道端には笹竹が生い茂るようになりますが、 広めでしっかりとした道が続いています。 少し登り坂になって僅かな高みを越えていくと、右側の樹木が低くなって明るくなってきます。 正面に見える高みは、目指す167m峰の手前にある尾根の肩になるようです。 アオキなどが茂るようになった道を進んでいきます。
167m峰(観音塚)
高みを右手から巻くようにして登っていきます。 巻き終えて尾根の背に出て緩やかになった道を進んでいくと登り坂になってきます。 かなり傾斜のある坂道を登っていくと、大きなタブノキが2本並んで生える高みに着きました。 手元の地形図によると167m峰になるようです。 下沢尾根分岐から8分ほど、大山尾根から仙元山ハイキングコースに出た所から24分ほどで到着しました。 「観音塚」とも呼ばれるこの高みには、「千手観音」と刻まれた石碑と馬頭観音の石像が佇んでいます。 側面には「寛政十一未六月」と刻まれているので、江戸時代の中期に造られた石像のようでした。 脇には標識「16」も立っています。 ここでリュックを降ろして、水分補給などをしながらひと休みしていきました。 周囲には樹木が生い茂っていて展望は良くありませんが、樹間から僅かに山並などを眺めることは出来ます。 森戸川の北側に続く尾根や湘南国際村の配水池の塔も見えていました。
現在位置目標番号16 山火事防止
緊急時は目標番号をお知らせください。
 (葉山町消防本部)
観音塚からは道が二手に分かれています。 脇に生える樹木の幹にマジックで書き込まれたメモによると、 正面の道は「田浦・畠山」「梅林」、今来た道は「仙元山」となっています。 「パーク・ド・四季、一色住宅バス停」と書かれたテープがタブノキに巻きつけられていて 右手の道を指していた時期もありましたが、今回は見かけませんでした。 乳頭山へと続く葉山アルプスの南尾根は正面の道になりますが、 今回は大きなタブノキの脇から右手に続く道を降っていきます。
道は明瞭ですが、かなりの傾斜があります。 滑り落ちないよう注意しながら降り始めると、道に並んで生えている大きな木にロープが張られていたので、 掴まりながら降りていきました。 ロープが途切れると次第に傾斜は緩やかになってきて、観音塚から1分ほどで歩き易くなってきます。 道なりに降っていくと、左前方の梢越しに山並が見えていましたが、秋谷配水池のある尾根でしょうか。
降ってくる向きからは分かり難くなっていますが、 傾斜が緩やかになる辺りで、左手へ戻るようにして細い道が分かれていきます。 167m峰の巻き道になっていて、2分半ほどで尾根道に出られます。
(「三浦アルプス」を参照)
程なくして道端には笹やアオキなどが茂るようになりますが、踏み跡はしっかりと確認出来ました。 そこを過ぎていくと植林帯の縁を進むようになります。 林床にはシダ類が生えていますが、道を覆い隠すほどではなくて、安心して歩いていけました。 観音塚から5分ほど降っていくと再びアオキなどが生い茂るようになりますが、道は引き続き明瞭に続いています。 緩やかな所を過ぎていくと、少しU字形に窪んだ広めの道を降るようになります。 歩く人が少ないようで、時折蜘蛛の巣が顔にかかるので、 手頃な枯れ枝を拾って前を払いながら降っていきました。
分岐
道端に雑木などが茂るようになった道を緩やかに降っていくと、根刮ぎ倒れた大木が道を塞いでいました。 観音塚から10分ほど降ってきた所になります。 行き止まりなのかと思いながらも近づいていくと、右側の高みに迂回路がつけられていました。 倒木の間から先を覗っていると、どうやらここで道が二手に分岐しているようでした。 左側の道は引き続き広めでしっかりとしていそうでしたが、大木が倒れていて歩けそうにはありませんでした。 迂回路の先に続く右側の道には倒木がなかったので、右側の細めの道を進んでいきました。
後日に左手の道を歩いてみましたが、1m50cmほどの段差の下の広い場所で道は不明瞭になっていました。 その下すぐの所には民家が建っていました。 その民家の脇から僅かな踏み跡を辿って登ってくると、この分岐から右手へ10mほど進んだ辺りに出られました。
道端には次第に笹やアオキなどが生い茂るようになりますが、引き続き踏み跡はしっかりと続いていました。 程なくして、樹間から住宅が見えるようになってくると、明瞭で歩き易い道になってきました。
再び笹竹が生い茂るようになった道を進んでいくと、先ほどの分岐から3分ほどで民家の裏手に出ました。 行き止まりなのかと思っていると、左手の山際に細い道が続いていました。 手前の細い木にはビニールケースに入れられた紙が括り付けられていて、 それに書かれた矢印が左手を指していました。 文字も書かれていましたが、滲んでいて判読出来ませんでした。 矢印の指す左手の道を降っていきます。 民家のすぐ裏手に続いていて庭などが間近にあり、少々気が引けたりもしました。
コンクリート崖の上に続く笹竹などが生い茂る小径を降っていきます。 笹を掻き分けて降っていくと、民家との間には白い鉄柵が続くようになります。 鉄柵は次第にコンクリート壁の高い所に続くようになってきます。 壁沿いに続く狭い小径を降っていくと、住宅地の広い道路に降り立ちました。 民家の裏に出た所から2分ほど、観音塚から16分ほどで降りて来られました。 降り立った所は、道路が曲がっていく角になっていました。
パーク・ド・葉山四季地区
正面のすぐ先の横断歩道のある十字路を左折していくと、 角には鉄棒や滑り台などがあるだけの小さな公園がありました。 脇に設置された看板によると、この辺りは「パーク・ド・葉山四季地区」というようで、 「地区計画区域」と題した図が載っていました。 それには、観音塚へ続いていると思われる道が描かれていました。 倒木で塞がれていた分岐から右側に進んできた今回の道は描かれていませんが、 左側に続く方だと思われる道が載っていました。 倒木で塞がれていなければ歩いて来られたのかも知れません。 参考までに、分岐から住宅地に降り立つまでの今回歩いた概略ルートを赤い点線で描き込んでおきました。
パーク・ド・葉山四季地区地区計画区域
この地区は、良好な住環境を保全するため、都市計画法に基づく地区計画が定められています。 この地区で建築行為等をする場合は制限があります。
 (葉山町都市計画課)
公園を過ぎてその先に続く坂道を降っていきます。 左右に分かれていく路地は見送って、集合住宅が建ち並ぶようになった道路を道なりに真っ直ぐ降っていきます。 山際を掠めて更に降っていくと、再び戸建て住宅が建ち並ぶようになります。 緩やかになってきた道を進んでいくと、生垣が続く所を過ぎた先で、県道27号の直下を通る道に出ます。 この右手すぐの所に一色住宅交差点があります。
一色住宅(いっしきじゅうたく)バス停
県道27号の一色住宅交差点に出ると、その左右の数10m先に一色住宅バス停があります。 公園から8分ほど、住宅地に降り立った所から11分ほどで歩いて来られました。
左手の乗り場からは、衣笠駅(JR横須賀線)までの便が1時間に2本程度あります。 横断歩道を渡って右手の乗り場からは、逗子駅(JR横須賀線)までの便が1時間に3本程度あります。