景信山
散策:2011年04月下旬
【低山ハイク】 景信山
概 要 景信山は神奈川県と東京都の都県境の尾根にある山で、高尾山から陣馬山へ続く奥高尾縦走路が通っています。 茶店が二軒ある山頂からは素晴しい眺めが広がります。 今回は日影林道の途中から日影沢の源流を詰めて小仏城山へ登り、小仏峠を経て景信山へ向かいます。 景信山からは、少し引き返してヤゴ沢作業道へ降っていきます。
起 点 八王子市 日影バス停
終 点 八王子市 小仏バス停
ルート 日影バス停…日影沢園地…水場…萩原作業道分岐…登り口…巻き道…小仏城山…茶屋跡…小仏峠…671m峰…ヤゴ沢作業道分岐…景信山…ヤゴ沢作業道分岐…水場…沢合流…ヤゴ沢作業道…旧甲州街道…小仏滝…小仏バス停
所要時間 3時間40分
歩いて... 日影林道から分かれて日影沢の源流を詰めていくと、小仏城山の東側の伐採地を横切る巻き道に出られました。 この時は雲が湧き出してきていて、小仏城山や景信山から富士山を望むことは出来ませんでした。 ヤゴ沢作業道へ降る道は植林地から谷筋へと続いていましたが、分岐もなくて明瞭になっていました。
関連メモ 湖のみち, 鳥のみち, 小仏城山, 小仏城山, 高尾山, 堂所山, 小仏城山, 小仏城山, 小仏城山, 景信山
コース紹介
日影(ひかげ)バス停
高尾駅(JR中央線)の北口から、[高01]小仏行きバスにて12分、 週末の朝には1時間に3本程度の便があります。
 土日曜 7:12 8:12 8:32 8:52 9:12 9:32 9:52 10:12 10:32 10:52...
バス停の先に架かる木下沢橋を渡って、 小仏川沿いに続く旧甲州街道(地方道516号)を進んでいきます。
高尾駅のバス乗り場では小仏行きバスを待つ客が長蛇の列を作っていました。 乗客が多いと臨時便が運行されるようで、この時にも定刻の便の前に臨時バスが2台出ました。
小仏川沿いに2分ほど進んでいくと、左手に分かれていく道があります。 角には「明るい社会を築こう」と刻まれた石標が立っていて、 正面に続く車道は「右 小仏峠・景信山」、左手の道は「左 日影沢・高尾山」となっています。 また「高尾国有林多目的ホール300m」や「ウッディハウス愛林 森の図書館」の看板もあって、左手の道を指しています。
林道 日影沢線 起点」の標識も立っていましたが、 白字で書かれている中で、何故だか「沢」の文字だけが黒く消されたようになっていました。 英字表記の「HIKAGESAWA」の「SAWA」の部分も同じく黒くなっていました。 手元の地図には日影林道と日影沢林道という表記があって、 小仏城山辺りの林道は「日影沢林道」となっています。 どう違うのかはよく分かりませんでしたが、いろはの森への分岐を過ぎた先で林道が二手に分かれているので、 東側へ続く方が日影林道で、そこから日影沢に沿って更に続く方が日影沢林道になるのでしょうか。
林道日影線
これから先は林業経営のため開設された林道です。 利用される方は次の事項を厳守のうえ通行してください。
1.降雨・降雪時には、スリップの危険があります。
2.落石や崩土が多いので、注意してください。
3.急カーブ・急勾配が多いので、スピードはひかえ目に。
4.道幅が狭いので、すれちがいに注意してください。
5.見通しの悪い箇所での駐車は避けてください。
 (東京都林業事務所浅川林務出張所)
高尾特別鳥獣保護地区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (東京都)
左手の小仏川に架かる小橋を渡っていくと、左手から木道が分かれていきます。 小仏川へも降りて行かれるようになっていますが、今回は見送っていきました。 小橋を渡ったすぐ先がちょっとした駐車場になっていて、 左側の山際には、「高・尾・山・国・有・林」と一文字ずつ書かれた看板が並んでいました。 少し左へ曲がっていく日影林道を進んでいきます。 駐車場から2分ほど進んでいくと、道幅が少し広くなった所があります。 広場の先に立つ電柱には「中継支6」の標識が取り付けられています。 右手に流れる日影沢を渡っていくと、日影乗鞍を経て小仏城山へと登っていけますが、 今回は日影林道をこのまま進んでいきます。
(日影沢を渡っていく道は「小仏城山」, 「小仏城山」を参照)
カツラ人工林
カツラは、北海道から九州まで全国に分布し、古事記や万葉集にも記述がみられるなど、 古くから知られている日本固有の落葉高木です。 天然のカツラで大きいものは、高さ35m、直径2mのものもあります。 樹形がよく、春の芽ぶきの色、夏のさわやかな淡緑色、秋の紅葉が美しいため、公園などにも植えられます。 カツラの木は、木目が細かく加工しやすいため、彫刻、家具、碁盤などにひろく使われています。
植栽 昭和3年、HA当り本数 730本、面積 1.89HA、平均樹高 17m、平均直径 18cm
 (高尾森林センター)
入山者の方へ
東京都動物の愛護及び管理に関する条例第9条により、犬を放すことは禁止されていますので、 犬は絶対に放さないで下さい! また、この付近にはイノシシ捕獲用のワナが仕掛けてありますので、注意して下さい。
 (八王子市農林課)
野生獣にエサを与えないで下さい!
八王子市の西部地域では野生獣(サル・イノシシ・ハクビシン等)による農作物被害が多発し、 地域の農業振興に弊害が出ています。 その対策として、市ではボランティアによる野生獣追い払いを実施し、 農地に出没した野生獣を山へ追い返すことで、農作物被害を未然に防いでいます。 野生獣にエサを与えることで、せっかく山へ追い返しても、再び農地に出没し、 農作物に被害を与えてしまいます。 また、やがては人なれし、人間にも危害を加える可能性があります。 従って、野生獣にはエサを与えないで下さい。
 (八王子市農林課)
日影沢園地
日影沢を右手に見ながら広い道を登り気味に進んでいくと、 小さなコンクリート橋を渡った所の右側に、ウッディハウス愛林、高尾森林センターの森の図書館があります。 日影バス停から10分ほどで着きました。 正面には日影沢園地のキャンプ場があります。 ここで道が二手に分かれています。 角には道標が立っていて、左手の道は「高尾山頂・大垂水峠方面(いろはの森・学習の歩道)」となっています。 正面の道には何も示されてはいませんが、このまま真っ直ぐに進んで行きます。
「高尾山自然休養林」触知図総合案内板
ここ高尾山自然休養林の日影沢地区の森林には、スギ・ヒノキ・モミ・カツラ・オニグルミ・エノキ・ケヤキ・ネムノキなどの高木や、 アブラチャン・アオキ・マルバウツギ・タマアジサイなどの低木、 スミレ類・イチゴ類・フタリシズカ・ニリンソウなどの草花のほか、 ハリガネワラビといったシダ類など、たくさんの植物が生育しています。 また、オオルリ・センダイムシクイ・クロツグミ・ツグミなどの野鳥を見ることができます。 この地区には、森林や林業を展示紹介する「ウッディハウス愛林」や「日影沢キャンプ場」「炭焼き体験施設」を設置しており、 森林探索や野外活動の拠点として多くの人々に広く利用されています。 また、すべての人々が森林とふれあい、野外活動をとおして交流を深めてもらうことを目的に、 「ユニバーサルデザイン歩道(木道)」「ユニバーサルデザイントイレ」「自然学習体験施設」を新たに設置しました。 小仏川に沿って設置した「ユニバーサルデザイン歩道(木道)」では、カツラ林の四季折々の風情と、 小仏川の清流や小滝を鑑賞でき、川のせせらぎや野鳥のさえずりなどを聞くことができます。 「ユニバーサルデザイントイレ」はウッディハウス愛林のそばにあり、 幼児から高齢者、車いす使用者などすべての人々が利用できます。 「自然学習体験施設」は炭焼き体験施設に併設し、様々な学びの場として活用できます。
 (林野庁 関東森林管理局)
日影沢で見られる動植物
ホオノキ 大きな葉は、食物を包んだり料理に用いたりしたので、ホオガシワと呼びます。 花は枝先に上向きに咲くので下からは見にくいですが、香りのある大きな白い花をつけます。
イロハモミジ 葉が5〜7に裂け、「い・ろ・は・に・ほ・へ・と」と数えられることから名付けられました。 紅葉の名所である京都の高雄山の名をとり、タカオカエデの別名もあります。
タチツボスミレ 道端や林の縁などに多く見られるスミレの代表種です。 花はふつう淡紫色で、茎の根本につく葉が、クシの歯のゆにギザギザしています。
クロモジ 樹皮や材に独自の芳香があるので楊枝の材料になります。 木に含まれる精油分に殺菌効果があり、昔は虫歯予防の歯ブラシとしても使われました。
ミズキ 枝が車輪状に出て横に広がり、段状になります。 晩春、枝先に白い小さな花が集まって咲きます。 樹液が多いことから名付けられました。
カツラ 日当りのよい谷沿いに生えます。 早春、葉に先立って花が咲きますが、花びらやがくはなく、紅色の雄しべ雌しべが彩りを添えます。 ハート型の葉は、新緑や秋には鮮やかな色となります。
ウワミズザクラ 花はソメイヨシノなどのサクラと違って、試験管ブラシのような形をしています。 花のつぼみと若い実は食べられます。 木を傷つけると臭いにおいがします。
アブラチャン 早春、葉の出る前に淡黄色の小さな花を開きます。 和名は果実や樹皮に油が多く、昔、果実から油を採って灯用にしたことによります。
エゴノキ 昔は実をすりつぶして洗濯用の石けんなどに使いました。 木材は細工物に使います。 初夏に白い花が下を向いて咲きます。
サシバ 夏鳥として本州から九州に渡来する中型のタカです。 丘陵地の林で繁殖し、ヘビやカエルなどを捕らえて食べます。
オオルリ 雄の背中は美しいルリ色をしています。 木の先でヒーリーリーと美しい声でさえずります。
ツバメ 人里に春を告げるおなじみの鳥ですが、9月くらいまで見ることができます。 たくみに飛びながら、虫を捕らえます。 鳴き声が「虫食って土食ってしぶーい」と聞こえます。
水場
広い道を2分ほど進んでいくと分岐があります。 角には真新しい道標が立っていて、左手へ戻るようにして曲がっていく道は「至 高尾山頂・いろはの森コース」、 正面の道は「至 小仏城山」、今来た道は「至 日影沢キャンプ場・日影バス停」となっていますが、 今回はそのまま真っ直ぐに進んでいきます。 摺指水道組合の飲料用水源地を過ぎていくと、右手を流れる日影沢へ降りて行かれる所もあったりします。 沢の向こう岸にも何やら散策路が出来ているようでしたが、確かめるのは止めておきました。 緩やかで広い林道を進んでいくと、左手の山際に水場があります。 日影沢園地から10分ほどの所になります。 この時はペットボトルを幾つも持ってきて水を汲んでいる人がいて上手く写せませんでしたが、 岩肌から元気良く水が流れ出ていました。
防ごう山林火災
火の用心
 (浅川林務出張所)
保健保安林
森林の緑は、安らぎを与えてくれます。 森林は、汚れた空気をきれいにし、森林浴などの森林レクリエーションの場を提供してくれます。 このような森林の働きを発揮させるため、指定されているのが保健保安林です。 みんなの森林を大切に守るため、火の始末に気をつけましょう。
 (東京都南多摩経済事務所林務課)
日影沢に架かるコンクリート橋を渡っていくと、左側に水道施設のようなものがあります。 先ほどの水場から4分ほどの所になります。 施設の脇にある木橋を渡った所からしっかりとした山道が分かれていきます。 山際にある「保安林指定地位置図」には「ハイキングコース」として載っていて、 高尾山ともみじ台の間にある分岐の辺りへ登って行かれるようですが、確かめた訳ではありません。 以前にも見かけていて行く末が気になりますが、今回は見送ってこのまま林道を進んでいきます。
後日に左手の山道を歩きました。(「小仏城山」を参照)
保安林指定地位置図
災害を防ぎ、心にやすらぎを与えてくれる森林をみんなで守り育てましょう。
保安林についての問合せは東京都森林事務所へ
日影沢にある砂防ダムを眺めたりしながら、緩やかな林道を進んでいきます。 コンクリート橋を渡ったり渡り返したりしながら、沿いに続く林道を進んでいきます。 右手の斜面に土留め柵が設置された所を過ぎていくと、少し開けた所に出ます。 水道施設から10分ほどの所になります。 右手には八王子市の市有林管理小屋が建っています。
山火事に注意
燃やすまい、みんなくる山、あるく山
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会)
たばこ・たき火は確実に消そう!
 (東京都)
緑は友だち 山火事注意
みんなで守ろう この自然
たばこ・たき火はよく消そう
 (東京都)
ひろげよう 森への感謝と防火の輪!
山火事注意
 (森林国営保険、東京都、東京消防庁)
保安林
この林で立木の伐採・その他土地の形質を変える行為は知事の許可をうけなければできません。
 (東京都)
萩原作業道分岐
管理小屋の先にあるコンクリート橋を渡っていくと、 トタン張りの小屋の手前から左手へ戻るようにして分かれていく山道があります。 入口には「この道路はNTTの専用道路です」の看板が設置されていますが、 以前に歩いた時にはこの先でも同様の看板を見かけたので、正面の林道を意味しているようです。 「滑り止め」という表現があるところからすると、 「関係者以外の立入りを禁止」とは車両を対象にしているように思えました。 左手の山道へ入った所に「萩原作業道」の標識が立っていました。 地形図に載っている破線の道で、一丁平の東側の脇道へ続いているようでした。 左手の道も気になりますが、今回はこのまま正面の林道を進んでいきます。
この道路はNTTの専用道路です。関係者以外の立入りを禁止します。
道路使用にあたっての注意事項
一、集中豪雨には通行禁止とします。
二、落石箇所があるので、安全確保の上通行すること。
三、路肩の地盤がわるいので、安全確認の上通行すること。
四、冬期は凍結箇所があるので、滑り止めを使用のこと。
 (NTT多摩ネットワークセンタ)
萩原作業道
幅員1.0m 延長384m
 (八王子市)
登り口
トタン張りの小屋を過ぎていきます。 次第に登り傾斜が増してくる道を進んでいくと、右手へ曲がっていくヘアピンカーブがあります。 萩原作業道分岐から5分ほど、日影バス停から44分ほどの所になります。 林道はコンクリート橋を渡って右手へ曲がっていきますが、 橋の手前から左手の谷筋へ入っていく山道が分かれています。 入口にはオリエンテーリングのポスト「F」が立っています。 ここが小仏城山への登り口になります。 このまま林道を進んでいっても山頂へ続いていますが、今回はここから山道に入っていきます。
(この先に続く林道は「高尾山」を参照)
細くなった日影沢の源流域に続く山道を登っていきます。 あまり歩かれていない道のようでしたが踏み跡はしっかりと続いていて、電柱が点々と設置されていました。 2分ちょっと登っていくと、沢を渡っていきます。 崩れた木橋のようなものが脇にある他には橋らしいものはありませんでしたが、 沢は僅かな深さしかないので、難なく渡っていけました。 その少し先へ進んでいった所にも丸太の木橋が架かっていましたが、かなり疲れた様子になっていました。 登り口から7分ほど進んでいくと20数段の石段がありますが、 「歩いても大丈夫」と言っているように思えて、気持ちが楽になりました。
石段を登ってその先へ進んでいくと、次第に登り傾斜が増してきます。 石段から4分ほどで植林地になってきます。 その辺りで沢は不明瞭になってきます。 一段と傾斜が増してきた斜面を右・左と折れ曲がりながら登っていきます。 植林地の斜面を5分ほど登っていくと、明るくなった伐採地に出ました。 見覚えのある所だと思っていると、小仏城山の東側に広がる伐採地なのでした。
巻き道
斜面を横切るように大きく右・左と折れ曲がりながら進んでいくと、緩やかでしっかりとした道に出ました。 登り口から21分ほどで登って来られました。 この道は小仏城山の東側に続く巻き道になります。 出た所には「緑は友だち 山火事注意」の大きな看板が設置されていました。
巻き道に出て右手へ20mほど進んでいくと分岐があります。 角には東海自然歩道の道標が立っていて、左手へ登っていく横木の階段は「小仏城山0.2km・相模湖4.5km」、 今来た道は「高尾山頂2.3km」となっています。 斜面を横切っていく正面の道には何も示されてはいませんが、少し先に見えている林道へと続いています。 先ほどの登り口を見送ってきた林道になります。 その林道からも小仏城山へ登れますが、今回はここから左手の階段を山頂へと登っていきます。
間隔の広い横木の階段を登っていくと右手が開けてきて、山並を見渡せる眺めが広がってきます。 これまで展望が得られる所がなかったので、眺めを楽しみながら登っていきました。
小仏城山 (標高670m)
左・右と曲がりながら階段を登っていくと、右手から来る細い道に出ました。 林道から山頂へ続く広い道の途中から分かれてきた道になります。 角には道標が立っていて、今登ってきた横木の階段は「高尾山頂」となっています。 そこを左折して坂道を登っていくと、左側に小仏城山園地便所があり、右側には城山無線中継所があります。 その間の坂道を進んでいくと小仏城山の山頂に着きました。 巻き道に出た所から6分ほど、日影バス停から1時間13分ほどで登って来られました。
城山(標高670m)
山頂が東京都と神奈川県の境界で、東京都側は明治の森高尾国定公園、 神奈川県側は県立陣馬相模湖自然公園であり、 東海自然歩道の神奈川県内64.7kmの基点となっています。 神奈川県内コースは東海自然歩道全コースを通じて、もっともけわしいところとされていますが、 広大な景観やさわやかな小鳥のさえずりなど自然の姿が歩く途中でじゅうぶんたん能できるでしょう。 又歩道の土地周辺の樹木等はすべて個人の所有する財産であり、 これらを善意により無償で利用させて頂いておりますので、 樹木等を損傷させたり、タバコの不始末による火災発生のないよう注意して利用して下さい。
 (神奈川県)
小仏城山670.3(米)」の標識が立つ山頂の真ん中には城山茶屋があり、 その周囲にはテーブルやベンチが数多く設置されています。 標識と茶屋の間には四等三角点もありました。 茶店は営業していて、軽い食べ物や飲み物類などが商われています。 名物は「おでん」と「なめこ汁」とのことでした。 すでに多くのハイカーが登ってきていて、 食事をしたりしながら思い思いの時間を過ごしていました。 お昼にはまだ時間があったので、ここでは景色を眺めながら休憩するだけにしておきました。 この時は桜がまだ咲いていましたが、かなり葉も出てきていて、花の季節の終りが近づいていました。
四等三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
 (国土地理院)
小仏城山の山頂は西側と東側が開けていて、すばらしい眺めが広がっています。 条件が良ければ富士山も綺麗に見えるのですが、この時は雲が出ていて見えませんでした。 眼下には手前の樹木に邪魔をされながらも相模湖が広がっていて、 勝瀬橋と思われる大きな吊橋も見えていました。 東側には八王子方面の街並みも見えるのですが、こちらも生憎と霞んでいました。 山頂には「高尾・小仏城山案内図」や「小仏城山周辺図」があるので参考にしましょう。 この小仏城山は、関東ふれあいの道「鳥の道」や東海自然歩道のルートにもなっています。 また、「陣馬相模湖ウォーキングマップ」もありました。 以前にあった東海自然歩道の解説板は 「甲州道中歴史案内図」に替っていました。
関東ふれあいの道 鳥の道
このコースは景信山・明王峠・陣馬山と尾根道をたどり和田峠にくだって陣馬高原下バス停まで歩きます。 高尾山からの縦走路として四季を通じて利用者も多く、奥多摩・丹沢・道志方面の眺望にすぐれています。 また雑木林から杉・桧の職隣地まで植生の変化に富んでいるため、 生息する野鳥の種類も多く、四季折々にその姿・鳴き声が楽しめます。
 (環境庁・東京都)
小仏城山を後にして、千秋崇学舎城山無線中継所の間に続く尾根道を進んでいきます。 程なくして背丈の低い笹が生い茂るようになると植林帯に入っていきます。 少し進んでいくと、木の根が張り出したりもする尾根を降るようになります。 道が幾筋かに分かれていて、全体ではかなり広い道になっています。 やがて幅の広い横木の階段を降るようになると、山頂から6分ほどで、斜めに通る道に降り立ちます。 降り立った所には道標が立っていて、左手の道は「小仏峠・景信山」、 右手の道は「一丁平・高尾山」、今降って来た道は「城山・高尾山」となっています。 右手から来る道は、谷筋から登ってきた所の巻き道になります。 手前には真新しい「明治の森 高尾国定公園案内図」があって、 小仏峠から高尾山にかけてのハイキングコースが紹介されていました。 林道を登ってきた途中から分かれていた山道も載っていました。
高尾山の利用ルール 〜素晴しい自然を後世に〜
多様な動植物に恵まれた自然環境や景観を守り、 この素晴しい高尾山の自然を後世に引き継げるよう大切にしましょう。
1.「計画や準備を万全にする」  高尾山では、早春まで凍結があり、冬期は早く陽が落ちます。 生命や身体の安全のためには登山経験者に相談したり、目的地やルート情報を必ず確認し、 無理な行動は避けましょう。
2.「ゴミは必ず持ち帰る」  高尾山は「ゴミ持ち帰り運動」発祥の地です。 ゴミのポイ捨ては、自然環境や景観、野生生物に悪影響を与えます。 ゴミは捨てずに全て自宅まで持ち帰りましょう。 また、ゴミになるものは最初から持っていかないように工夫しましょう。
3.「登山道から外れて歩かない」  道から外れて歩くと、道に迷ったり、植生を傷めることになります。 また、転落する恐れもあるので、登山道から外れずに歩きましょう。
4.「動植物は大切に」  多様な野生生物は自然を形作る重要な構成員です。 生態系を保全するために、動植物の採集・採取はご遠慮下さい。
5.「火の始末をきちんとする」  タバコの投げ捨てなど山火事の原因となることはやめましょう。
6.「トイレなどの公共施設をきれいに使う」  高尾山を訪れる人々全てが気持ちよく使えるよう気をつけましょう。
7.「ペットにはリードをつける」  ペットを連れて歩く際は、糞や体毛等の始末をし、リードでつないだりケージに入れたりして、 体臭、鳴き声などで他人に迷惑をかけないように歩きましょう。
8.「マウンテンバイク等車両を乗り入れない」  歩行者に危機感を与えないために、また、登山道や植生を傷めないために、 登山道へのマウンテンバイク等車両の乗り入れはやめましょう。
9.「生き物にエサをやらない」  野生生物に悪影響を及ぼす恐れがあります。 野生生物にセサを与えるのは止めましょう。
 (高尾自然公園管理センター、高尾地域連絡会)
茶屋跡
植林帯に続く浅くU字形に抉れた広い道を降っていきます。 傾斜が緩やかになってきた所に、関東ふれあいの道の里程標があって、 この先の道は「陣馬高原下12.0km」、今来た道は「高尾山口7.0km」となっています。 そこを過ぎていくと、テーブルやベンチが沢山設置された所に着きます。 小仏城山の山頂から12分ほどの所になります。 茶屋だったと思われる建物もありますが、この時には営業していませんでした。 何度か通りかかったことのある所ですが、 一度も営業しているのを見たことがないので、もう廃業したのでしょうか。 左手からは樹木に邪魔されながらも、 相模湖などを見渡せる眺めが広がっていて、ひと休みしていくには良い所です。 中ほどには石祠があって、側面には「奉再建 昭和廿八年四月三日初申 宮司田倉源治代 小佛氏子中」と刻まれていました。
小仏峠 (標高560m)
茶屋跡を過ぎて、傾斜が増した尾根を降っていきます。 右手へ分かれていく道を見送っていくと分岐があります。 右手の道は竹林の脇を経ていきますが、今回は正面の尾根に続く道を降っていきました。 程なくして降り傾斜が更に増してくると、ロープ柵が設置された階段が現れます。 人がすれ違うことが難しい幅しかない狭い階段を降っていくと、鞍部になった小仏峠に降り立ちました。 小仏城山から20分ほどで降りて来られました。 峠には茶屋跡が何軒かありますが、いずれも廃業したようです。 降り立った所には道標が立っていて、正面の道は「景信山1.3km・陣場山7.0km」、 左手の道は「底沢バス停3.5km・相模湖駅5.5km」、今降って来た階段は「小仏城山0.8km・高尾山3.1km」となっています。 また、甲州道中の道標も立っていて、左手の道は「小原宿」、正面の道は「小仏宿」となっています。 脇には「神奈川県の自然公園」や、先ほども見かけた「甲州道中歴史案内図」もありました。
(道標には「陣場山」と「陣馬山」の表記が見られましたが、そのまま載せておきます)
神奈川県の自然公園
自然公園は、すぐれた自然の風景地を保護するとともに、その利用を通じて国民の保健、 休養、教化に役立てることを目的に指定されています。 ここ県立陣馬相模湖自然公園は、富士箱根伊豆国立公園箱根地区を始めとして、 丹沢大山国定公園、県立丹沢大山自然公園、県立真鶴半島自然公園、県立奥湯河原自然公園についで 県内で6番目に指定された自然公園です。
おもな山と標高
陣馬山857.0m 景信山727.1m 嵐山405.9m 生藤山990.6m 城山670.6m 石老山694.3m
自然を大切にしましょう。
 (神奈川県)
左手の茶店跡には「高尾山道」と刻まれた石碑があって、側面には「寛政七」の文字も刻まれていました。 寛政7年(1795)と云えば、江戸時代の中期に建てられたようです。 左手には相模湖方面も見えますが、手前の樹木に邪魔をされて、あまり良い眺めではありません。 右手には「明治天皇小佛峠御小休憩留阯及御野立所」の石碑も立っています。 以前には正面の尾根を塞ぐようにして茶屋が建っていて、その中を抜けていく形になっていました。 この小仏峠にあったという関所を模していたのでしょうか。 しかし少し前から廃業していて、今ではその建物は撤去されています。
歴史の散歩道40 甲州道・小仏峠
江戸時代の五街道の一つ「甲州道中」。 現在の国道20号線の旧道である。 この街道の難所として知られた小仏峠は、標高548メートル、武蔵国と相模国を結ぶ国境の峠であった。 その名は、一寸八分の小さな石仏が峠に安置されていたことが由来ともいわれている。 時代は下り、明治21年(1888)に、輸送力を強化するため大垂水峠を通る新道が整備。 それ以降は、人びとや物資が行き交うことはなくなった。 現在、小仏峠の頂上には、明治天皇聖蹟碑や太政大臣・三条実美の歌碑が建っている。 これらは明治13年(1880)の山梨巡幸の際、明治天皇の通行を記念して建てられたもの。 歌碑の和歌は、三条実美が命を受けて高尾山薬王院に詣でて詠んだものといわれる。
来てみれば こかひはた織 いとまなし 甲斐のたび路の 野のべやまのべ
「こかひはた織」は「蚕飼ひ機織り」である。 当時、生糸は高騰しており、これは多摩や甲州が養蚕や製糸、織物業でにぎわう様子を歌っている。 峠を行くハイカーたちは、当時の情景を知る由もない。
 (郷土資料館ガイドボランティア)
茶屋跡の左脇を過ぎていくと、中ほどに「小仏峠 頂上 560m」の標柱が立っていて、 周りにはタヌキの置き物が幾つかあったりもします。 「甲州道中歴史案内図」では「548m」となっていましたが、どちらが正しいのでしょう。 その先の山際には赤い前掛けをしたお地蔵さんと庚申塔があって、前には綺麗な花束が手向けられていました。 「小仏峠」という名前は一寸八分の小さな石仏が安置されていたことに由来するようですが、 このお地蔵さんはそれに比べてかなり大柄なので、名前の由来になった石仏とは別物なのでしょうか。 脇には由来を記した看板がありますが、この時には文字が消えていて読めませんでした。 以前に来た時には読めたので、その時の内容を載せておきます。
由来
このお地蔵様は、昔この地に関所があった頃、道行く人の安全を願って建てられたものです。 三百余年を経て近年修復されました。 右側は同年代の庚申様です。 時代は変わってもお地蔵様はいつも此の地に立って道行く人々の安全を守ってくれています。 合唱
お地蔵様の管理と供養は関係有志と小仏茶屋主の奉仕によって行われています。
小仏峠の右手が少し開けていて、山並などを見渡せる眺めが広がっています。 奥の方には街並みも見えていました。 茶屋跡の脇には「高尾・小仏峠案内図」があって、 「小仏峠周辺図」も載っているので参考にしましょう。 その脇には道標が立っていて、右手の道は「高尾駅7.4km・小仏バス停2.8km」、 左手の道は「陣場山6.9km・景信山1.2km」、今来た道は「小仏城山0.9km・高尾山3.2km」となっています。 左手の道の更に左側にも踏み跡がありましたが、今回は道標「景信山」に従って、 左側から正面の尾根へ続く道を登っていきます。
小さな火 "まさか"がおこす 山の火事
 (神奈川県)
広めの道を曲がりながら登っていくと、すぐに植林帯の尾根に出ます。 登り坂になった少し抉れ気味の道を3分ほど登っていくと緩やかな道になってきます。 やがて現れる僅かな高みの左肩を登っていきます。 坂道を登って緩やかになってくると、道の右手へ入った所に白い標柱が立っていて、 「基準点を大切にしましょう」と書かれていました。 その脇には地面に埋まるようにして標識がありました。 小仏峠から11分ほどの所になります。 手元の地形図によると、小仏峠と671m峰の中ほどにある標高640mほどの地点になるようです。
671m峰
緩やかで広くなった道を快適に進んでいきます。 道端には丸太のベンチが設置されていたりもしました。 右手にある「ゴミは持ち帰りましょう」の標識を過ぎていくと、登り坂になってきます。 僅かな高みの左肩を登っていくと、坂道を登り切った所に、関東ふれあいの道の里程標があって、 この先の道は「陣馬高原下11.0km」、今来た道は「高尾山口8.0km」となっています。 この右手の僅かな高みが、地形図に載っている671m峰になるようです。 小仏峠から15分ほどの所になります。
試しに右手の高みに登ってみましたが、赤頭白杭が幾つかある他には杉林が続くばかりでした。
(この時間は所要時間に含めず)
高みを越えて降っていくと道が二手に分かれていますが、すぐ下で合流します。 それらの道を併せていくと、緩やかな尾根道になってきます。 右側が伐採されて見晴しが良くなってきました。 右手の眺めを楽しみながら、登り坂になってきた道を進んでいきます。 正面の奥に見える高みが、これから向かう景信山になります。
ヤゴ沢作業道分岐
傾斜が緩やかになってきた道を進んでいくと、再び登り坂になってくる所に分岐があります。 小仏峠から24分ほどの所になります。 角には道標が立っていて、正面へ続く道は「景信山0.2km・陣馬山5.9km」、 今来た道は「小仏峠1.0km・城山1.9km」となっています。 左右にも道が分かれいて十字路のようになっていますが、道標には左右の道は何も示されていません。 左手の道は景信山の巻き道になっているように思えましたが、確かめた訳ではありません。 右手の道はヤゴ沢作業道へ降りていく道になります。 今回は右手の道を降っていくのですが、その前に、このすぐ上にある景信山の山頂まで往復してきます。
坂道を登っていくと、右手が更に開けてきます。 眺めを楽しみながら先へ登っていくと、景信山の山頂直下にある景信茶屋に登り着きました。 ヤゴ沢作業道分岐から4分ほど、小仏峠から28分ほどで到着しました。 テーブルやベンチが沢山あって、すでに多くのハイカーがやってきていました。 振り返ると、先ほど登ってきた小仏城山から高尾山にかけての尾根を見渡すことが出来ました。 南西には相模湖も見えていました。
景信山 (標高727m)
景信茶屋のテーブル・ベンチを過ぎてその上に登っていくと、もう一つの茶屋「かげ信小屋」があります。 その裏手の一番高い所に「景信山 標高727m」の標柱と三等三角点があります。 脇には「高尾・景信山案内図」や「景信山周辺図」があるので参考にしましょう。
景信山は東側が開けていて、山並や街並を見渡せる眺めが広がっています。 また茶屋の反対側も少し開けていて、山並を見渡せました。 方角からすると富士山も望めそうな感じでしたが、この時は雲が出ていて確認出来ませんでした。 山頂には、小仏城山と同様に桜の木が沢山あります。 まだ花は咲いていましたが、葉がかなり出て来ていました。
丁度昼時になったので、かげ信小屋で買った名物の「なめこ汁」をおかずにして、 持参したオニギリなどを頬張りながら、休憩所のベンチに腰掛けて昼食タイムにしました。
おいしいなめこ汁 食べにいこう!景信山へ
山の恵みをいただきま〜す  「うわーっ!でかーい!おいしいっ!」。他にコトバが出ない。 秋の休日、景信山山頂。 おいしいなめこ汁があるよ、と友達に聞き、景信山へ登ってきた。 景信山で一番高い茶屋、かげ信茶屋にて。 なめこのかさは直径5、6センチはあろうか、というほどの大きさ。 最初は「こんなにでかいなんてきっとまずい!」などと思っていた。 ところがコレがうまいうまい。 暖かいみそ汁にツルッとしたでっかいなめこがたくさん入ってる。 山頂までの登りで出た汗も乾き、ちょっと冷えてきた体にほかほかのみそ汁がじんわり、いきわたった。
揚げたての山菜てんぷらいかが?  小屋のご主人、青木さんが何やらまた作っている。 えっ、紅葉の天ぷら?試しに一口。かりっとあがってさくさく。 そう、ここの茶屋では、山頂付近の山菜や野草を摘んできてお客さんに出すのだ。 春にはイタドリ、シドケ、桑の葉、ヨモギさらにはアカシアの花の天ぷらも出る。 小屋の青木さんは山菜、野草にとても詳しく、話しだしたらもう止まらない! その親しみやすい青木さんにひかれて、おなみじさんがたくさん来る。
おみやげも充実  さらに茶屋の前の販売コーナーには、手作りのゆずみそ、さんしょうみそ、こうじで作ったお饅頭などがいっぱい! そうそう、もちろんお山も最高。 バス停から1時間で山頂に着くコースもあるし、高尾、景信、陣馬と縦走できるコースもある。 景信山山頂では天気が良ければ、富士山をはじめ、たくさんの山々が望め、遠くは南アルプスも見えるのだ。 今度の休みは景信山で山を、味覚を、展望を楽しもう!
ヤゴ沢作業道分岐
お腹も満ちて景色も満喫したら、景信山から下山していきます。 手前にあったヤゴ沢作業道分岐まで引き返してきて、左手へ分かれていく道に入っていきます。 伐採地の斜面を横切るようにして降っていくと、すぐに植林帯へ入っていきます。
植林帯の斜面を折れ曲がりながらジグザグに降っていきます。 林業の作業道になっているのか、道はしっかりと続いていました。 特に分岐もない坂道を淡々と降っていきます。 尾根から13分ほど降っていって両側が狭まってくると、谷筋の真ん中を真っ直ぐに降るようになります。 その始まりの所には切り倒された樹木や石が置かれていました。
水場
植林帯の谷筋に続く道を降っていきます。 結構傾斜があったり切り倒された樹木が道端にあったりして、あまり快適な道ではありませんが、 分岐もなくて踏み跡もしっかりと続いていました。 ゴロゴロした石が目立つようになると、谷の右側の岩壁から水が流れ出ている水場がありました。 尾根から16分ほど降ってきた所になります。 細長い管から水が流れ落ちていて、手前にはコップなどが幾つか置かれていました。 飲めるのだろうと思って、掌に受けて少し飲んでみました。
沢合流
水場を過ぎて4分ほど降っていくと、これまでの谷筋を流れてきた沢に丸太の木橋が架かっています。 左手にも谷筋があって、沢が合流している所になっていました。
木橋を渡って、その先へと降っていきます。 石がゴロゴロした所を過ぎていくと、左手を流れる沢に木橋が架かっています。 先ほどの沢合流から2分ほどの所になります。 この橋を渡って1分ほど進んでいくといくと、正面に尾根が見えるようになってきます。 方角からすると、小仏城山の北北東800m辺りの510m峰がある尾根でしょうか。
ヤゴ沢作業道
正面に尾根を眺めながら歩きやすくなった道を降っていくと、沢に丸太の木橋が架かっています。 先ほどの木橋を渡ってから3分ほどの所になります。 木橋を渡った先からは道幅が広がって一段と歩きやすくなってきます。 この先にあった標識によるとヤゴ沢作業道というようです。 そうすると、これまで流れていた沢は「ヤゴ沢」という名前なのでしょうか。
木橋を渡って1分ほど進んでいくと、ヤゴ沢に流れ込む支沢に真新しい丸太の木橋が架かっています。 そこを過ぎていくと新緑の雑木が目立つようになり、雰囲気の良い道になってきます。
旧甲州街道
沢にある砂防ダムを見送っていくと、程なくして左右に通る旧甲州街道に出ました。 景信山から35分ほどで降りて来られました。 出た所には「ヤゴ沢作業道」の標識が立っていました。 正面には道標が立っていて、右手の道は「小仏峠、高尾山・景信山」、 左手の道は「高尾駅方面・小仏バス停」となっています。 右手の道は小仏峠へ続いているので、左手へと進んでいきます。
(右手の道は「小仏城山」を参照)
ヤゴ沢作業道
幅員2.0m 延長439m
 (八王子市)
小仏滝
左折したすぐの所から沢に降りていく道がありました。 トタン張りの小屋の先には小振りの滝がありました。 滝行をする所で、小仏滝というようでした。 滝の前には注連縄が渡されていて、脇には小祠もありました。
ハイカーの皆様へ
この滝は皆さんが修行をするために地元の方々の協力で出来た小仏滝です。 滝を汚したりたき火など絶対におやめ下さい。
滝行をする皆様へ
一、 皆様の川です。常に清潔に。
一、 真の道の組手は必ず奥宮にて拝神更衣室のカギを受け取って下さい。 行後は再び神前に拝神、カギを返却、帰りがけや来たついでにする行は「滝行」になりません。
一、 大雨時(台風など)は禁止のこと。
一、 人型など流さぬよう、また土に埋めないこと。
一、 火の用心
 (真の道)
滝から引き返してその先へ続く旧甲州街道を進んでいきます。 すぐに右手へ戻るようにして坂道や石段が分かれていますが、そのまままっすぐに進んでいきます。 右手に谷筋が広がるようになると、左側の山へ登っていく階段があります。 入口には道標が立っていて、左手の階段は「景信山」、 正面の道は「小仏バス停」、今来た道は「小仏峠」となっています。 左手の階段は景信山から東へ伸びる尾根へ登っていけますが、 正面の切通を回り込むようにして続く舗装路を降っていきます。
(左手の階段は「堂所山」を参照)
野も山も人の心も美しく
ゴミは持ち帰りましょう
大きくS字形に曲がりながら降っていきます。 左側に続く高いコンクリート崖沿いに緩やかに降っていきます。 作業場のような所を過ぎていくと、右側の橋を渡った所に宝珠寺がありますが、 以前にも訪ねているので、今回は見送っていきました。 そのすぐ先には「一級河川 みなみあさかわ 上流端」の標識が立っています。
(宝珠寺は「小仏城山」を参照)
小仏(こぼとけ)バス停
浅川神社への橋を見送っていくと、小仏バス停に着きます。 小仏滝から13分ほどで到着しました。
高尾駅(JR中央線)まで、高尾駅北口行きバスにて17分、1時間に2本程度の便があります。
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