舞岡公園
散策:2011年01月下旬
【里山散歩】 舞岡公園
概 要 舞岡公園は横浜市の緑の七大拠点のひとつである舞岡・野庭地区の中心にある自然公園で、 舞岡ふるさと村や舞岡ふるさとの森とも隣接しています。 谷戸田を取り巻くようにして森や丘が続いていて、小谷戸の里を中心として保存活動が続けられている里山です。 今回は南側から舞岡公園に入って、尾根道を歩いていきます。
起 点 横浜市 京急ニュータウンバス停
終 点 横浜市 坂下口バス停
ルート 京急ニュータウンバス停…管理詰所…けやき広場…こぶし広場…おおなばの丘…えのき休憩所…さくら休憩所…南門…南の丘…大原おき池…大原谷戸池…長久保池…ねむのき休憩所…小谷戸の里…小谷戸池…やとひと情報館…きざはし池…北門…中丸の丘…尾根道…みずき休憩所分岐…上倉田分岐…三枚畑の森…瓜久保分岐…上倉田分岐…くぬぎ休憩所分岐…ふれあい広場分岐…農道…南舞岡地区…坂下口バス停
所要時間 1時間50分
歩いて... この時は良い天気だったので、尾根にある富士見スポットからの眺めを期待していたのですが、 残念ながら遠くは霞んでいて、山頂部が微かに見えるだけでした。 まだ正月とあって、小谷戸の里では餅搗きが行われていました。
関連メモ 舞岡ふるさと村, 舞岡ふるさとの森, 舞岡ふるさと村, 舞岡公園, 舞岡公園, 舞岡公園, 舞岡公園, 舞岡公園,
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コース紹介
京急ニュータウン(けいきゅうにゅーたうん)バス停
戸塚駅(JR東海道線)の東口から、京急ニュータウン行きバスにて14分、1時間に4本程度の便があります。
東戸塚駅(JR横須賀線)、上永谷駅(横浜市営地下鉄)、港南台駅(JR根岸線)からも、 1時間に1本程度の便があります。
広域避難場所 舞岡公園
地震のときの火災は、想像以上に恐ろしいものです。 大火災から、私達の生命を守る場所、それが広域避難場所です。 「舞岡公園」は広域避難場所として土地所有者の御協力を得て指定したものです。 避難訓練等の際には次のことがらを守って下さい。
1.非常の場合以外は農地、山林には入らないで下さい。
2.避難訓練等の際は土地所有者の承認を得て下さい。
3.ゴミや空缶を捨てたり、汚さないようにしましょう。
 (横浜市)
管理詰所
バス停の先のロータリーを直進していきます。 右手へ降っていく道を分けて左へ曲がっていくと、 大きな「舞岡公園」の標柱を過ぎた先に管理詰所があります。 散策用マップも置いてあるので、貰っていくと参考になります。 建物の手前には大きな「舞岡公園周辺案内図」があって、 舞岡公園と隣接する「舞岡ふるさとの森」や「舞岡ふるさと村」なども載っています。
舞岡公園
里山の自然や田園風景が広がる公園で、四季折々の景色が楽しめます。 古民家のある小谷戸の里では、谷戸の田んぼを中心に、田園体験などの行事を行っています。
面積:約30ヘクタール 開園:H18年
舞岡公園憲章
私たちは、横浜市の原風景である谷戸を愛する市民です。 舞岡公園は、水や土、それに私たち人間をはじめとする、 生きとし生けるものの調和によって成り立ってきた谷戸の景観をとどめています。 この緑あふれる谷と丘を良好に維持保全し、ながく後世に引き継ぐことを目的としてここに憲章を定めます。
・私たちは、舞岡公園で自然とふれ合い、様々な生き物たちと共にあることを大切にします。
・私たちは、谷戸で受け継がれてきた文化や農体験を大切にします。
・私たちは、舞岡公園を市民の手づくりによる市民のための公園にします。
 (横浜市環境創造局)
ここ舞岡公園は、四季の移りかわりを楽しませてくれる草花や木があり、さまざまな生きものたちがすんでいます。 この大切な動植物たちの営みを末永く保ちつつ、多くの人たちが楽しめるよう、 次のことにご協力くださるようお願いいたします。
・火の使用はできません。(公園の催しを除く)
・ゴミは持ち帰る。
・大きな音を出さない。(音楽等は迷惑にならないように)
・動植物をとらない、持ち帰らない。
・ペットなどの生き物を捨てたり、草花や樹木を無断で持ち込んだりしない。
・道をはずれない。(貴重な動植物をふんだり、おどろかせたりすることがあります)
・生き物にエサをやらない
 (横浜市南部公園緑地事務所)
舞岡公園鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護に、ご協力をお願いします。
 (神奈川県)
けやき広場
ばらのまる橋へ登っていく階段を見送っていくと、左手にけやき広場があります。 草野球が出来そうな広さがあります。 脇には休憩舎があって、テーブル状のベンチや輪切りのベンチが設置されています。 壁には近くの児童が描いた自然などに対するメッセージが貼り出してありました。
こぶし広場
けやき広場を横切っていくと、窪地になったこぶし広場があります。 遊水地になっていますが、通常は水は溜まっていません。 周囲には散策路が巡っていて、ベンチも点々と設置されています。
舞岡公園遊水地
この広場は遊水地になっており、大雨のとき、雨水を一時貯水して、下流へ少しずつ流し、 河川の氾濫を防ぐ大切な役目をします。
貯水量510.0立方m 推進0.30m 貯水面積1678.0u
 (横浜市緑政局、中部公園緑地事務所)
こぶし広場を一巡りして登り坂になってくると、 おおなば橋の手前から左手へ戻るようにして降っていく石段があります。 今回はその石段を降っていきます。 両側に剪定された庭木が植えられている石段を折れ曲がりながら降っていくと車道に降り立ちます。 ここにも大きな「舞岡公園」の標柱が立っています。 道路を渡って車止めの先に続く散策路を登っていきます。 冬枯れの林に、幅の広い横木の階段が続いていました。
火気厳禁
森は生き物たちのすみかです。
 (戸塚消防署、南部公園緑地事務所)
おおなばの丘
横木の階段を登り切ると、右手におおなば橋が架かっていて、 左手にこんもりとしたおおなばの丘があります。 桜の木が沢山植えられていて、花の季節には綺麗に彩られる所です。 上には檜皮葺きの休憩舎があります。 その奥には植込みで囲まれた一画があって、えのき休憩所というようです。 ちょいと入ってみると、中ほどにテーブルベンチがある広場になってました。 丘を一巡りして、両側に手摺が設置された石段を降っていきます。
火災注意!!
タバコの投げ捨て禁止。 たき火等の火気使用禁止。
 (南部公園緑地事務所)
さくら休憩所
舗装路に降りて左へ進んでいくと、トイレの先に道標が立っています。 板の向きが少しずれている気もしますが、右手の道は「谷戸・水田」「小谷戸の里・瓜久保」、 今来た道は「バス停0.3km」となっています。 道標には何も示されてはいませんが、正面の道は「舞岡南の橋」を渡って明治学院大学の方へ続いています。 今回は道標に従って右折していきます。 右手にはさくら休憩所が広がっています。 傾斜地になった広場で、ベンチも幾つか設置されています。
南門
さくら休憩所に沿って進んでいくと南門があります。 この先は、舞岡公園の中でも夜間の立ち入りやペットを連れての立ち入りが禁止されている保護区域になります。 この南門の他にも、同様の北門と東門があって、三箇所から入ることが出来ます。 門を抜けて、その先に続く広い道を緩やかに降っていきます。
お知らせ
ここより先は、野生動植物の保護及び自然環境維持して行くため、 犬(補助犬を除く)等を連れての立入りは出来ませんのでご協力をお願い致します。 また、前記の保護及び維持のため公園門の開閉を下記の時間で行います。
公園門(東・南・北)内の開閉時間
  夏期間(4月〜10月)… 8:30〜19:00
  冬期間(11月〜3月)… 8:30〜17:00
 (横浜市環境創造局南部公園緑地事務所、舞岡公園田園小谷戸の里管理運営委員会)
南の丘
広い散策路を進んでいくと、右手へ曲がっていく角に南の丘がありますが、 この時にはスダジイの移植作業のために閉鎖されていました。 覗いてみると、丘の中ほどに移植されたスダジイが見えていました。 以前の場所では袂に庚申供養塔もあったのですが、一緒に移されたのか気になるところではあります。 看板によると、作業予定は平成23年1月までとなっているので、 もうすぐ間近に見ることが出来るようになりそうです。 南の丘は以前は「谷戸見の丘」と言って、この名前で載っている案内板もまだ見かけます。 菜の花も植えられていたのですが、最近では見かけなくなりました。
都市計画道路横浜藤沢線(上永谷舞岡地区)街路整備工事(その3)について
工事の目的: 都市計画道路横浜藤沢線の整備工事に伴い、事業用地内にある大径木(スダジイ)の移植工事を行うものです。
工事の概要: 都市計画道路横浜藤沢線(上永谷舞岡地区)街路整備区内にはスダジイの巨木が生育しており、 横浜の名木古木に相当する樹木であるため、移植を行うことになりました。 準備作業としまして前年度は根回しを行い、本年度に移植作業を行います。 移植作業はスダジイが大径木なので立て曳き工法という特殊な工法で移植を行います。
 (横浜市道路局建設課、横浜市戸塚土木事務所)
大原おき池
坂道を降っていくと、右手の谷筋に谷戸が見えてきます。 葉が茂る季節だとよく分りませんが、この時は冬枯れの時だったのでよく見えました。 大原おき池の奥に続く谷戸で、おんどまり保護区になっているようです。 傾斜が緩やかになると、右手の谷戸に降りていく横木の階段が分かれています。 左手からは南の丘からの横木の階段も降ってきます。 右手には道標が立っていて、右手の階段は「ばらの丸の丘」、 正面の道は「小谷戸の里・お手洗」、今来た道は「バス停0.6km」となっています。 階段を降って右手へ曲がっていくと、突き当たりに大原おき池があります。 池に関する解説文は見かけませんでしたが、 この谷戸で田んぼが耕作されていた頃には、用水を確保するための水溜めとして使われていたのでしょうか。
ちょっとまって!
この舞岡公園にはたくさんの草花や木々があり、多くの生きものがすみ、大勢の市民の憩いの場となっています。 いつまでもこの豊かな自然を楽しめるように次のことにご協力ください。
☆植物をとらない
☆生きものをつかまえて持ち帰らない
☆遠路以外のところに入らない
また、ペットを放じたり、植物を持ち込むことも、ここの生きものたちの生活を乱すことになります。
スズメバチにご注意を!
公園を歩くときは白っぽい服装で。 香水は避けましょう。 動くものにさらに攻撃する習性があるよ!
スズメバチがそばにいたら…あわてず騒がずじっとして。
ただし、巣に近づいてしまったら…ただちに静かに逃げましょう!
大原谷戸池
谷戸から散策路に戻ってくると、左手には大原谷戸池があります。 傍の掲示板には「舞岡公園 樹木と野草のしおり 夏」と題した解説文が貼り出されていて、 舞岡公園で写した野草や野鳥などの写真が載っていました。
舞岡公園 樹木と野草のしおり 夏
昭和20年(1945)代頃の横浜には「谷戸」と呼ばれる、低地には田んぼ、 その周りには雑木林で形作られてる景色が当たり前にどこにでも存在していました。 しかし、現在、市内では舞岡公園のように田んぼと雑木林が一体の形で残されている「谷戸」は わずかとなってしまいました。 「谷戸」は多種多様な動植物の生息環境として重要な役割を担っています。 この舞岡公園では「舞岡公園憲章」の精神を大切にし、 さらに動植物と人間の素晴しい共存関係が育まれることを願い、この「しおり」を作成しました。 日々変化する樹木と野草にふれあう手がかりとして、ご活用ください。
記載されていない植物ももちろん大切です。すべてを載せるのは難しいので、よく目にする植物を選びました。
「夏」以外に、「春」「秋〜冬」の分冊もあります。
植物を観察する際は次の事に気を付けましょう。
  ・園路から外れないようにしましょう。
  ・植物を折ったり傷つけたりしないようにしましょう。
紹介した植物の状況は年により季節の微妙なズレが生じることをご了承ください。
写真はすべて舞岡公園で撮影したものです。
 (やとひと未来)
長久保池
大原谷戸池を過ぎていくと長久保池があります。 この池のある谷戸は「長久保」というようです。 入口には手押しポンプ式の井戸がありますが、 「この水は飲めません」の看板が立っています。 その脇から長久保の奥へ道が続いていて、突き当たりに炭焼小屋もあるのですが、 その入口にはロープ柵が設置されていて、傍までは行けませんでした。
ねむのき休憩所
井戸の先にある横木の階段をひと登りするとねむのき休憩所があります。 テーブル・ベンチがふたつ設置された静かな所です。 テーブルの脇から裏山へ山道が分かれています。 特にロープなどは張られておらず歩いても良いように思えたので、ちょいと登ってみることにしました。
笹竹の生い茂る中に続く傾斜の急な横木の階段を登っていきます。 階段を登り切って緩やかになってくると、大きな樹木の先で道が二手に分かれています。 この丘をひと巡りするようになっていて、どちらの道を歩いてもここに戻ってきますが、 先ずは左手の道を進んでいきました。
クリや柿、野草など、公園の物をもち出さないで下さい。
笹竹の生い茂る道を登っていくと金網柵沿いに出ます。 その向こう側の下には、近年になって建設された桂町戸塚遠藤線が通っています。 この森にはクリの木が沢山生えていて、秋には大きなイガが沢山実ります。 途中で道が分岐していますが、先ほどの分岐を右手へ進んだ道へのショートカットになっています。 その道を見送って丘の奥へ進んでいくと、次第に降り坂になってきます。 笹竹がかなり生い茂るようになった道を降っていくと、次第に右へ曲がっていきます。 歩きやすくなってきた道を進んでいくと、 ショートカット道を併せた先で、先ほどの分岐に戻ってきました。
ねむのき休憩所へ戻って谷戸に続く散策路へ降り、その先へと進んでいきます。 谷戸には田んぼが広がっていて、秋には恒例の案山子祭も催されますが、この時には既に撤去されていました。 山際には、丸まった石の歌碑が静かに佇んでいます。
ただひとつのために生き ただひとつのために枯れてゆく草よ
そんなふうに生きても おまえは誰も傷つけなかった (富弘)
小谷戸の里
歌碑を過ぎていくと、小谷戸の里への道が左手に分かれていきます。 入口には掲示板があって、「舞岡公園 樹木と野草のしおり 秋〜冬」や 「舞岡公園 野鳥とのであい」と題した解説文が貼り出されていました。 左手の坂道を登っていくと、「小谷戸の里」の表札が掛る木製の門があります。
「舞岡公園へようこそ」
ここ舞岡公園は、市内でも残り少なくなった昔ながらの田園風景が残され、 横浜の特徴的な景観である谷戸の地形をいかした公園です。 田んぼや畑、雑木林などの農的自然を四季折々に育み続け、 そこに息づく生きものたちへの心配りも大切にし、 さまざまな生きものが織りなす豊かな自然の営みが末永く続くことを願って開設されました。 ここで多くの市民の汗と創意が何よりも重んじられています。 横浜市環境創造局と市民団体が、1993年6月の開園までの約10年間、 他にほとんど例のない公園の維持と運営に向けて少しずつ試行錯誤を重ね、 その成果が実りさまざまな工夫と知恵が活かされて現在にいたっています。 公園内の「田園体験区域」では、田や畑の農作業、雑木林の維持作業、自然観察会、炭焼き、わら細工、 季節の行事などが行われています。 ここの管理運営を行っているのが「舞岡公園田園・小谷戸の里管理運営委員会」です。 指定管理者としてさまざまな事業を行っており、作業参加のボランティアの方々や、 散策の市民の歓声や笑い声がいつも絶えない日常です。 茅葺き屋根の古民家では、竃の煙が立ち上り、敷居を一歩またぐとそこにはもう明治・大正時代にタイムスリプ! 囲炉裏や太い大黒柱がピカピカに黒光りしている佇まいは、そこにいるだけで身体全体が「ほっ!」とします。 ボランティアとして会の活動を支えている登録者は約400口。登録内容も多種多様。 登録関連諸経費として年間2000円と3000円のどちらかを選択し、登録時に支払います。 他に主に資金面で協力してくださる登録もあります。 内容は、田んぼ・雑木林・畑・古民家・農芸・会報編集・生物環境・谷戸学校・こども谷戸教室・親子自然教室などがあります。 谷戸学校は、会の運営を担うスタッフ(指導員)の養成を目的にした1年間の講座で、座学と実習があります。 作業を共にして一緒に流す汗は、それだけで心をなごませ会話が弾みます。 老若男女どなたでも参加できます。 お気軽に声をかけてください。
 (舞岡公園田園・小谷戸の里管理運営委員会)
"小谷戸の里"休館日
毎月第3月曜日(祝日の場合はその翌日)
開館時間 : 午前9時〜午後5時
年末年始の休み : 12月29日〜1月3日
 (舞岡公園田園・小谷戸の里管理運営委員会)
門から中へ入っていくと、作業小屋の前では餅搗きが行われていました。 太い木を輪切りにして半球状に刳り貫いた臼に餅米を入れて、杵で懸命についていました。 小屋には「舞岡公園 樹木と野草のしおり 春」や 「舞岡公園 野鳥とのであい」と題した解説文が貼り出されていました。
私の子供の頃は、実家でも年末になると、正月用の餅搗きをしていました。 父が杵で搗き、母は手に水を付けて、低い姿勢で餅を叩いたりひっくり返したり延ばしたりしていました。 振り下ろされた杵が上がってまた降りてくるまでの間に手際よく行っていたのを思い出します。 他の家でもよく餅を搗いていたものですが、最近ではほとんど見かけなくなりました。
小谷戸屋
「舞岡公園田園・小谷戸の里管理運営委員会事務所」の前に小谷戸屋があって、 ボランティアの方々が作られた品物が売られています。 竹ぼうき・草木灰・もみ殻・竹炭・竹トンボ・わら馬・草鞋・木酢液などが販売されていました。 この時には「あ」から「わ」までの44枚の「舞岡谷戸かるた」が貼り出されていました。
小谷戸屋はこんな店
私達は、横浜の原風景である谷戸を愛し、いつまでもこの姿を残し育んでいきたいと考えておりますが、 現実の自然環境保全の活動は大変です。 当店では、ボランティアの方々の苦心作を取り扱っておりますので、 皆様のカンパによるご利用が頂ければ幸いです。 ご厚志は、全額当公園の維持運営の一助とさせて頂きますのでよろしくお願い申し上げます。
−お知らせ−
小谷戸屋の品は、ボランティアが作製しております。 また、公園内の産物は園内の行事や整備等に使うことを基本としており、 余った物を小谷戸屋の品の材料としています。 そのため、ご好評の品がいつも揃えられるとは限りませんので、どうぞご了承ください。
小谷戸屋の品物(竹細工・ワラ細工・竹炭焼き・などなど)を作るボランティア募集中
継続的に作る意思のある方なら、初心者でもお教えします。 詳しくは事務所まで。
舞岡谷戸かるた
このかるたは、日ごろ谷戸で活動している仲間が、舞岡公園での四季の移り変わり、米作り、 雑木林や畑の作業、建物や施設などを題材にして句を詠み絵札を描き、作り上げたものです。 皆さんも、かるたを通して米作りを始めとする谷戸の一年を感じ取っていただけるならば幸いです。
 (平成とみの会)
旧金子家住宅主屋
小谷戸屋を過ぎて奥へ進んでいくと、古民家「旧金子家住宅主屋」があります。 数年前に葺き替えられて真新しい淡い色をしていた茅葺き屋根も、すっかり落ち着いた色になっていました。 隣りには納屋もあって、軒下には大根が吊るされていました。
古民家 懐かしい明治後期の古民家「旧金子家住宅主屋」
明治後期に建築されたと思われる旧金子家住宅主屋は、戸塚区品濃町にあったものを平成7年6月に 納屋なども含めて舞岡公園小谷戸の里に移築し、復元したものです。 建築様式は、木造平屋建て、寄棟茅葺屋根で、平成7年度に横浜市認定歴史的建造物に指定されました。 間取りは整形四間取りと呼ばれ、8畳の部屋を4室、田の字に並べたもので、 間仕切りにはすべて戸・障子が用いられて開放的になっています。 こうした間取りは、江戸時代末期から明治初期にかけて座敷で蚕の飼育をしたために、 間取りの壁を取り払った結果できたものと考えられています。
主屋へ入っていくと、板の間の囲炉裏の上には天井から自在鉤が下がり、鉄瓶が掛けられていました。 振り子式の柱時計もあって、昔懐かしく思いました。 土間にはカマドやミノなどがあって、その昔の生活の一端を偲ぶことが出来ます。 屋根裏に登っていく階段もありますが、穀物などを貯蔵していたのでしょうか。 壁には、舞岡公園開園10周年を記念して、2002年9月に古民家で行われた結婚式の写真が掲げられていました。 白い角隠しをした和服姿の花嫁行列の写真でした。
人生は七十才より
七十才にてお迎えあるときは 今留守と言へ
八十才にてお迎えあるときは まだまだ早いと言へ
九十才にてお迎えあるときは そう急がずともよいと言へ
百才にてお迎えあるときは 時機を見てこちらからボツボツ行くと言へ
古民家の一角にミニミニ博物館があります。 以前には「みそべや」として使われていた部屋とのことです。 この辺りに生息している鳥や小動物や昆虫などが展示されていました。 古民家の裏手には小さな池があって、林の中に散策路が続いています。 左手の作業小屋から続く小径を歩いていくと、山際からボードウォークを経て広場へと続いています。
炭焼小屋
広場の脇を過ぎて水路沿いに進んでいくと、小さな木橋の先に炭焼小屋があります。 奥には煉瓦製の「竹炭焼き窯」、手前には「ドラム缶窯」がありました。 奥の窯は「本格的な炭焼窯」とのことで、桜・楢・櫟などを炭材として、 連続約70時間で焼き、炭材800kgに対して約200kgの焼き上げ量になるようです。 ドラム缶窯の方は、煙突を取り付け石油缶のかま口で蓋をして、口焚きをするようでした。 この時には入口にロープが張られていて、近づくことは出来ませんでした。
小谷戸池
炭焼小屋の前には池がありますが小谷戸池というようです。 その脇には足洗場があって、足袋を乾す木の棒が沢山並んでいました。 綺麗に洗ってからサイズ別に乾すようです。
やとひと情報館
小谷戸の里から出て左手へ進んでいくとやとひと情報館があります。 舞岡公園の一年の移り変わりや作業などが紹介されています。 1993年から毎年恒例になっている「案山子祭」の優賞作品の写真や、 小谷戸の里で行われた結婚式の写真なども展示されています。 展示内容は以前からあまり変わっていないようでしたが、 2010年に催された案山子祭の人気投票の結果が貼り出してありました。 第1位は44番「鶴の恩返し」、第2位は12番「磯野波平」、 第3位は40番「ピラメキパンダ」で、第10位までが載っていました。 隣りには水車小屋もありますが、動いてはいませんでした。
(2010年の案山子祭の参加作品は「舞岡公園」を参照)
やとひと情報館
「雑木林」や「里山」と言った言葉が最近流行っている。 農的な営みの中で成立してきた人の手の入った自然−雑木林−は、 その分だけ「親しみ」や「懐かしさ」を感じることが出来る等、 雑木林の魅力については様々な方面で論陣が張られ讃歌されている。 ここ舞岡公園での雑木林の価値も、田んぼの水の水源として、 生き物の生活の場として、その他いろんな必要性・魅力があげられるのは言うまでもない。 しかし、あえて一言で言うなら「それがあることで、自分が、地域が、世の中が元気になる」存在なのである。 例えば、1年間の雑木林活動を示した図「雑木林の曼荼羅」を見れば、 この公園での市民の元気さが伝わってくるはず。 今、夢でも幻でもなく現実のものとして見事な曼荼羅が広がっているこの雑木林に、 市民が始めて鎌をいれたのはいつのころか。 改めて雑木林の持つ「関わり続けていく面白さ」を感じないわけにはいかない。
さあ、胸を張って謂おう! 「雑木林はわたしたちのまちの恋人!!
きざはし池
やとひと情報館の前にはきざはし池があります。 掲示板には「舞岡公園 野鳥とのであい」と題した解説文が貼り出されていました。 この時は冬枯れの晴天とあって、野鳥を観察する絶好の機会のようでした。 超望遠レンズを付けた一眼レフカメラやデジスコを三脚に乗せた人達がずらりと並んで、 シャッターチャンスを待っていました。
舞岡公園 野鳥とのであい
野鳥を観察する際は次のことに気をつけましょう。
  ・静かに観察しましょう。
  ・野鳥の生活を乱すような行為(餌をまいたり等)はやめましょう。
  ・園路を占有したりしないようにしましょう。
野鳥は季節や環境により移動しますので、ここに総覧されている鳥を必ず観察できるとは限りません。 観察の目安や手がかりとしてこのパンフレットをご活用ください。
 (舞岡公園田園・小谷戸の里管理運営委員会)
北門
きざはし池を過ぎていくと北門があります。 ここにも南門にあったのと同様の「公園門の開閉時間」などがありました。 門を過ぎていくと、すぐに分岐があります。 角に立つ道標によると、右手の谷戸に降っていく横木の階段は「ばらの丸の丘」、 左手の丘に登っていく横木の階段は「中丸の丘」、正面の道は「舞岡駅1.8km」、 今来た道は「小谷戸の里・お手洗」となっています。 脇には「舞岡公園案内図」もあるので参考にしましょう。 今回は左手にある中丸の丘へと登っていきました。
中丸の丘
雑木林に続く幅の広い横木の階段を曲がりながら登っていくと中丸の丘に着きます。 中丸の丘は高台にある広めの場所になっていて、テーブルやベンチが幾つか設置されています。 振り返ると、舞岡公園の谷筋や谷向いの丘などを見渡せる眺めが広がっています。 以前には菜の花が一面に咲く丘だったのですが、最近では見かけなくなりました。
中丸の丘からは、松原越休憩所や狐久保への道が分かれていますが、 道標「尾根道・明学方面」に従って、奥へ続く緩やかな道を進んでいきます。 以前には背の高い笹竹が生い茂る所に続く細い道でしたが、綺麗に整備されて歩きやすい道になりました。 右手に広がる尾根を眺めながら進んでいくと、登り坂になってきます。
尾根道
森に入って坂道を軽く登っていきます。 僅かな高みを越えて降り始めると、左右に通る尾根道に出ます。 出口には「舞岡公園」の標識が立っていて、正面には尾根道沿いに金属柵が続いています。 正面に立つ道標によると、左手の道は「明治学院大学方面」、右手の道は「舞岡ふるさとの森方面」、 今来た道は「中丸の丘」「小谷戸の里」となっています。 左手へ進んでいくと、桂町戸塚遠藤線へ降りて明治学院大学へと続いていますが、 今回はここから右手へと進んでいきます。
みずき休憩所分岐
左側に続く明治学院大学の校舎や校庭などを眺めながら、柵沿いに続く広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。 送電線の鉄塔「吉田線No.24」を過ぎていくと、右手へ戻るようにして道が分かれていきます。 角に立つ道標によると、右手の道は「みずき休憩所」、 今来た道は「中丸の丘・明学方面」となっています。 以前には「舞岡公園」の標柱も立っていましたが、この時には見かけませんでした。 ここは正面に続く柵沿いの尾根道を更に進んでいきます。
上倉田分岐
柵沿いに進んでいくと、すぐに道が分かれていきます。 角に立つ道標によると、左手の道は「上倉田方面」、右手の道は「舞岡ふるさとの森方面」となっています。 以前からあった道標には別の表記がされていましたが、その上に新たな板が打ち付けられていました。 左手の道を進んでいくと住宅地に出てしまうので、ここは右手の道を進んで行きます。
三枚畑の森
僅かな高みを巻くようにして、斜面に緩やかな道が続いています。 両側にはロープ柵が設置された歩きやすい道になっています。 この左側に続く森は三枚畑の森というようです。
瓜久保分岐
緩やかな尾根道を進んでいくと、左手へ曲がっていく角から、急な横木の階段が右手に降っていきます。 入り口には「至 瓜久保」の標柱が立っています。 階段の下には瓜久保池があって、その右手には広場、左手の先には「瓜久保の家」などがありますが、 このまま尾根道を進んでいきます。
上倉田分岐
瓜久保への階段を見送っていくと、すぐに分岐があります。 角に立つ道標によると、左手の道は「公園出口」、 右手の間隔の広い横木の階段混じりの道は「舞岡ふるさとの森・前田の丘」となっています。 左手の道は、畑地を過ぎた先で住宅地に出てしまうので、右手の坂道を登っていきます。
桜の大木などが生える幅の広い坂道を登っていきます。 高みに着く手前まで来ると、道の右側へ5mほど入った所に双体のお地蔵さんが佇んでいます。 かなり昔からあるお地蔵さんのようですが、この尾根道を行き交った人達を見守ってきたのでしょうか。 前には茶碗やコップなどが置かれ、季節の花がお供えされていました。 何を意味しているのか、周囲には丸まった石が幾つも置いてありました。
くぬぎ休憩所分岐
お地蔵さんを過ぎて僅かな高みに着くと分岐があります。 「舞岡公園・舞岡ふるさとの森・舞岡ふるさと村案内図」と題した看板があって、 この先の道が載っているので参考にしましょう。 今回はこの先から坂下口バス停へ向かうことにしました。 「舞岡公園」の標柱も立っていて、ここまでが舞岡公園の範囲になるようです。 脇に立つ標識では、右手に分かれていく道は「くぬぎ休憩所・前田の丘」となっていますが、 このまま正面に続く尾根道を進んでいきます。
「ふるさとの森」は、山林所有者の御好意で保存されています。 山林、竹林、農地内への立入りはできません。 利用時間は日の出から日没までが原則です。
フィールドマナー
自然の中でのルールを守ろう!
・火は出さない。バーベキュー禁止。
・ポイ捨て禁止。
・しずかさをみださない。
・ペット(犬など)はつないで。
・ゴミはうちまで。
・生きものをもちかえらない、もちこまない。
・ボール遊びはできません。
・道からはずれない。
ミツバチは蜜を吸う時に花を傷つけません(ファーブル)
 (横浜市緑政局南部農政事務所)
ふれあい広場分岐
緩やかな尾根道を暫く進んでいくと降り坂になってきます。 鞍部に着いて登り返していくと、右手へ縦杭の階段が分かれていきます。 角に立つ道標によると、右手の階段は「ふれあい広場」、 正面の道は「舞岡駅」、今来た道は「舞岡公園」となっています。 右手の階段を降っていっても坂下口バス停へ行かれますが、今回はこの先の農道から降っていくことにしました。
農道
僅かな高みを越えていくと畑が広がってきます。 降り坂になってきた道を進んでいくと、左手が開けてきて街並みなどを見渡せるようになります。 条件が良いと丹沢や富士山がよく見える所なのですが、この時には霞んでいて、微かに見えるだけでした。 そんな眺めを見ながら降っていくと、簡易舗装された農道に降り立ちます。 足元に小さな道標が立っていて、今降って来た道は「舞岡公園」となっていますが、 左右の道には何も示されてはいません。 角に「チップのひいてある散策道の案内図」というのがあって、この前後の散策路が図示されています。 左手のすぐ先には尾根を越えていく広い農道が通っていますが、 今回はここから右手の丘を越えていくことにしました。
坂道を登っていくと畑が広がってきます。 少し左へ曲がりながら降っていくと、谷の下の方には南舞岡地区の住宅地が広がってきます。 畑の脇に続く山沿いの道を降っていくと、紅梅が花を咲かせていて、甘酸っぱい香りを漂わせていました。
南舞岡地区
ガードレールが設置されるようになった坂道を降っていきます。 竹林を過ぎていくと住宅地に出ました。 生垣に沿って進んでいくと、左右に通る車道に出ます。 正面に広がっているのが南舞岡地区の住宅地になります。 左手へ進んでいくと、舞岡ふるさと村を経て舞岡駅(横浜市営地下鉄)へ続いていますが、 今回はこの右手の先にある坂下口バス停へ向かっていきました。
坂下口(さかしたぐち)バス停
車道沿いには舞岡町小川アメニティが続いています。 右手への道をふたつ見送って車道沿いに進んでいくと、坂下口バス停があります。
戸塚駅(JR東海道線)まで、戸塚駅行きバスにて11分、1時間に4本程度の便があります。