港の見える丘公園
散策:2010年12月下旬
【街角散策】 港の見える丘公園
概 要 港の見える丘公園は横浜市中区にある細長い公園で、 小高い展望広場からは横浜港やベイブリッジを見渡すことができます。 開国時代のイギリスやフランスなどの館の跡もあったりして、異国情緒を味わうこともできます。 今回は港の見える丘公園を巡ってから、川沿いの通りを石川町駅へと向かっていきます。
起 点 横浜市 元町中華街駅
終 点 横浜市 石川町駅
ルート 元町中華街駅…旧フランス領事館邸遺構…レンガ造り井戸遺構…展望広場…沈床花壇…大佛次郎記念館…霧笛橋…神奈川近代文学館…噴水広場…山手111番館…イギリス館…ローズガーデン…パビリオン・バルタール…元町商店街…川岸通…石川商店街…ひらがな商店街…石川町駅
所要時間 1時間50分
歩いて... 寒さが少し緩んだ日、公園には多くの人出がありました。 よく晴れていて、展望台からは横浜港などを一望出来る眺めが広がっていました。 花の旬の季節ではなかったようですが、ローズガーデンでは色とりどりの花が咲いていました。 クリスマスの間近とあって、洋館の中は綺麗に飾られていました。
関連メモ 横浜中区, 港の見える丘公園, 港の見える丘公園, 横浜中区, 横浜中区, 港の見える丘公園
コース紹介
旧フランス領事館邸遺構
元町中華街駅(みなとみらい線)の一番南側にある改札口から出て出口6へ向かいます。 地上に出て右折していくと、すぐの所に「機械製氷発祥の地」の解説板があります。 その先の元町入口バス停を過ぎていくと、信号機のある交差点を渡った所が 港の見える丘公園になります。 フランス橋の下を過ぎて、右手の先に続く幅の広い階段を登っていきます。 都会にあるにしてはいい雰囲気の森になっています。 左手に分かれていく階段を見送って更に登っていくと、旧フランス領事館邸遺構に着きます。 今では壁が僅かに残るだけです。 すぐ隣りには、井戸に使われていた風車が再現されています。
大佛次郎記念館
広場にある愛の母子像レンガ造り井戸遺構を過ぎていくと、 階段とボードウォークに分かれています。 どちらを進んでいってもすぐに展望広場に着きます。 脇には「港の見える丘」の歌碑がありますが、 この公園が歌の舞台であったかについては所説があるようです。 展望台からは、横浜ベイブリッジや鶴見つばさ橋を始めとして、 マリンタワー・大桟橋・みなとみらい21地区のビル群なども見渡せる眺めが広がっています。 展望広場の先の一段低い所に沈床花壇があります。 周囲にはベンチが並んでいて、その外側を植木が取り巻いています。 中ほどには噴水があり、周りには花が植えられています。 その先に大佛次郎記念館があり、その一部がTEA&COFFEEの「霧笛」になっています。 大佛次郎の作品の題名から名付けられたようです。 愛猫家であった大佛次郎に因んで置かれているのか、入口の脇にはネクタイをした猫の像が立っています。 左の前脚を少し持ち上げていて、お客を手招いているのでしょうか。
山手111番館
霧笛橋を渡っていくと神奈川近代文学館があります。 この時には「文学の森へ 神奈川と作家たち展」と題して、 太宰治、三島由紀夫から現代までの作家などが紹介されていました。 引き返してきて、東屋や水路などがある花壇を登っていくと噴水広場があります。 我が国初の近代水道が横浜に完成したことを記念して設置された噴水塔を再現したものなのだそうです。 その隣りに山手111番館があります。 靴を脱いで上がるのがちょいと面倒だったりしますが、 クリスマスが近い季節とあって、内部には色々な飾り付けがされていて、いい雰囲気になっていました。 係の人に色々と説明をして貰えたりもします。 裏側は野外席もあるレストランになっています。
ローズガーデン
花壇を過ぎていくとイギリス館があります。 英国総領事公邸として建築され、条約開港都市横浜に相応しい規模と風格があります。 開港当時、港の見える丘公園になっているこの高台にはフランス軍とイギリス軍が駐屯し、 その後、フランス領事館、イギリス総領事公邸が建築されたようです。 イギリス館の前にはローズガーデンがあります。 この時は花の旬の季節ではなかったようですが、色とりどりのバラの花が咲いていました。
パビリオン・バルタール
展望広場から旧フランス領事館邸遺構を過ぎていくと、幅の広い下り階段が始まります。 途中まで降っていくと、板敷の階段が左右に分かれていますが、いずれの階段も同じ所に着きます。 降り立った所には青く塗られた純鋳鉄製鉄骨のパビリオン・バルタールがあります。 パリの中央市場の地下にあったものなのだそうです。
パビリオン・バルタール
沿革  パリの中央市場は、12世紀以来パリ中心部のレ・アール(LES HALLES)地区に存在していました。 19世紀後半ナポレオン三世時代にオスマン市長が建築家バルタールに設計を依頼し、 新たな姿にしたものがこの建造物です。 全体は12棟で構成され1854年〜1858年に6棟が建てられ、1860年〜1866年に3棟、 1886年に1棟、そして最後の2棟や1935年に完成しました。 市場は、主要部分を占める地上階と、倉庫である地下階部分とから成っていました。 地上階の鉄骨上屋は、パリ郊外に復元されており、当公園に設置されたこの構造体は、 地下階部分のものとして上部構造を支え、柱、アーチ・梁等すべて鋳鉄製で構成されている珍しいものです。 建設時期は、エッフェル塔より前であり、初期の鉄骨様式を知るうえで貴重なものであります。  (横浜市)
元町商店街
フランス橋の下をくぐって公園から出ていきます。 元町中華街駅の入口を過ぎていくと、谷戸橋の所から元町商店街が始まります。 入口には三本足の大きなモニュメントがあり、その上には翼を広げた鳥がとまっています。 元町商店街は1970年代には「ハマトラ」ファッション発祥のメッカとして賑わったのだそうで、 その復活を願って造られた不死鳥(フェニックス)の像なのだそうです。 反対側の入口にも同じモニュメントがあって、元町商店街のシンボルになっているようです。 今回は商店街を見送って、堀川・中村川沿いの川岸通を進んでいきました。 シドモア桜を過ぎていきます。 代官橋や市場通り橋を見送っていくと西之橋の架かる道路に出ます。 その左手のすぐ先の元町交差点から始まる石川商店街へ入っていきます。 商店街が終わって再び川沿いに出るとひらがな商店街になります。 道なりに進んでいくと、高架の下に石川町駅(JR根岸線)があります。