鎌倉中央公園
散策:2010年12月中旬
【街角散策】 鎌倉中央公園
概 要 鎌倉中央公園は鎌倉市の西部にある風致公園で、 中央の丘を取り巻くようにして谷戸が続いています。 谷戸には池や田んぼなどがあって、多くの生き物たちが暮らしています。 炭焼き窯もあって、昔懐かしい風景に出会うこともできる公園です。 今回は台峯緑地の尾根を越えて倉久保ノ谷戸へ降り、鎌倉中央公園へ向かっていきます。
起 点 鎌倉市 北鎌倉駅
終 点 鎌倉市 鎌倉中央公園バス停
ルート 北鎌倉駅…尾根道…倉久保ノ谷戸…日当公園…梶原口…梅林…山崎の谷戸…野外生活体験広場…炭焼き窯…庭園植物園…下池…休憩舎…湿性花園…上池…管理事務所…鎌倉中央公園バス停
所要時間 1時間50分
歩いて... 台峯緑地から谷戸に降りて奥へ進んでいくと、山ノ内配水池の西側の住宅地に出ました。 道は広めでしっかりと続いていました。 これまでに歩いた台峯緑地のコースと併せてみると、 倉久保ノ谷戸の道は、山崎小学校の奥から梶原三丁目まで続いていることが分かりました。
関連メモ 鎌倉中央公園, 台峯緑地, 台峯緑地, 台峯緑地, 大仏切通
コース紹介
北鎌倉(きたかまくら)駅
北鎌倉駅(JR横須賀線)から歩いていきます。
改札口を出た正面にある北鎌倉駅前交差点を右折して、県道21号(鎌倉街道)を進んでいきます。
駅のホームには、光照寺・円覚寺・東慶寺・浄智寺・明月院・長寿寺・建長寺・円応寺に関する簡単な説明文と、 駅の出口と歩程などを書いたものが並べられていましたが、詳細は省略します。
建長寺 臨済宗建長寺派の大本山、鎌倉五山の第一、南1,000m、徒歩15分
円覚寺 臨済宗円覚寺派大本山、鎌倉五山の第二、寺内に北条時宗の廟あり、駅裏、徒歩2分
浄智寺 臨済宗、鎌倉五山の第四、南500m、徒歩8分
東慶寺 臨済宗、かけこみ寺、南200m、徒歩4分
明月院 臨済宗、境内に北条時頼の墓あり、南東800m、徒歩10分
鎌倉国宝館 南東2km、徒歩25分
天園→鎌倉宮ハイキングコース 建長寺→半僧坊→六国峠(天園)→鎌倉宮を経て鎌倉、全長3km、徒歩2時間
銭洗い弁天ハイキングコース 銭洗い弁天(開運)を経て鎌倉、全長3km、徒歩2時間
コンビニを過ぎていくと、少し左へ曲がっていく手前に眼科や薬局があり、 そのすぐ先に「鎌倉十橋」のひとつ十王堂橋があります。 その間から左手へ分かれていく道に入っていきます。 住宅地の道を進んでいくと、東瓜ヶ谷子どもの遊び場があります。 簡単な遊具などがあるだけの静かな公園です。 そこを過ぎていくと、住宅の間の僅かな所に稲木があって、脱穀した稲藁が干されていました。
東瓜ヶ谷子どもの遊び場
○ゴミは持ち帰り、みんなで綺麗に使いましょう。
○小さい公園です。ゴルフやサッカー、野球などのボール遊びは止めましょう。
○危険な遊びや迷惑になる遊びは止めましょう。
○自転車やバイクは駐車しないでください。
ルールを守って、安全で楽しい広場にしましょう。
 (鎌倉市、鎌倉市公園協会)
太い竹が植えられた民家の所まで来ると、右側に小川が流れるようになります。 左側に現れる山際を進んでいくと、岩壁には四角い大きな穴が開いていました。 鎌倉地区に多くある「やぐら」なのでしょうか。 右側を流れる小川には小さな橋が架かっていて、その先へと道が分かれていきます。 角には「鎌倉市広報板No.-403」があります。 このまま道路を進んでいくと台峯緑地の尾根に出られますが、 今回はこの右手の道から台峯緑地の尾根へと登っていきます。
(正面の道は「台峯緑地」を参照)
餌付けはやめてください!
タイワンリスやトビによる被害が発生しています。 野生動物への餌付けは、やめていただきますよう、ご協力をお願いします。
屋外で食事をするときは、トビにご注意ください!
自然の営みは自然のままにしましょう!
アライグマ・ハクビシン・タイワンリスによる被害が発生しています
アライグマ・ハクビシンでは、このような被害があります。
●天井裏への侵入 ●家庭菜園・畑の被害
このようなところが侵入口として狙われます。
●建物基礎の換気口 ●屋根と屋根の重なった所
このような穴を見つけたら、動物が建物内にいないのを確認し、すぐに塞ぎましょう。 タイワンリスでは、果実を食べられた、戸袋をかじられた、庭木の樹皮をかじられた、 電線や電話線をかじらられたなどの被害があります。
 (横浜市環境保全課動物保護管理担当)
僅かに登り坂になった道を進んでいきます。 白壁の民家を過ぎて、少し左へ曲がりながら進んでいきます。 丸い石を積んだ石垣や生垣のある民家を過ぎていくと、左へ分かれていく道があります。 そこを左折していくと、突き当たりの民家の庭の樹木が綺麗に紅葉していました。 入口は風情のある竹垣になっていました。 道なりに右へ曲がって、その先に続く坂道を更に登っていきます。
正面にこんもりとした森が見えてくると、道幅が狭まってきます。 左側に民家の柵が続く坂道を登っていきます。 道には四角いコンクリートが階段状に設置されていますが、歩くのに丁度具合が良い段差や大きさになっていました。 5分ほど登っていくと未舗装路になって山道の雰囲気が出てきますが、幅は広くて歩きやすくなっています。 緩やかになった道を進んで開けた感じの所まで来ると分岐があります。 手元の地図によると、右手の道も台峯緑地の尾根へ続いているようでしたが、 今回は正面に続く道を進んでいきました。
尾根道
正面の道を1分ほど進んでいくと、広めのコンクリート道が左手へ分かれて降っていきます。 その下には民家が見えていて住宅地になっているようでしたが見送っていきます。 緩やかな道を進んでいくと、左右に通る尾根道に出ました。 道幅が狭まった所から8分ほどで登って来られました。 この道が台峯緑地に続く尾根道で、正面にはちょっとした駐車場があります。 右手からも細い山道が来ていますが、左手に続く広い道を進んでいきます。
(右手の道は「台峯緑地」を参照)
広い道を歩き始めると、左手から細い踏み跡が登ってきます。 その下には民家が建っているので、そこから続く道のようでした。 左側には西瓜ヶ谷地区の住宅や東瓜ヶ谷地区の山並が続く眺めが広がっていました。 広い道を進んでいくと、こんもりとした森の手前に、簡易倉庫のようなものがあります。 ここから右手へ山道が分かれていきます。 このまま広い道を進んでいくと山ノ内配水池へ続いていますが、 今回はここから右手の山道を降っていきます。
(正面の道は「台峯緑地」, 「台峯緑地」を参照)
山道に入っていくと、右側にはロープ柵が続くようになります。 柵が途切れると少し降り傾斜が増してきます。 右へ曲がりながら降っていくと畑地の前に出ました。 入口には柵が設置されています。 その手前から左手に戻るようにして降っていく道があります。 この道が台峯緑地の倉久保ノ谷戸へ降っていく道になります。 これまでより道幅が狭まって、あまり歩かれていない様子ですが、踏み跡はしっかりと続いています。
倉久保ノ谷戸
アオキや笹竹などが茂る尾根を降っていきます。 少し右へ曲がっていくと、大きな樹木の間で道が途切れます。 その先は小さな崖になっていて、ロープが設置されています。 張り出した木の根の崖を、ロープに掴まりながら降って、谷を横切るように進んでいきます。 道なりに左へ曲がって谷筋を更に進んでいくと、輪切りにした丸太が幾つか設置された所に出ます。 右手から続く倉久保ノ谷戸が、今回降って来た谷筋と左手の谷筋の二つに分かれている所になります。 右手へ進んでいくと谷戸ノ池などがありますが、 今回はここからもう一つの谷に続く左手の道を進んでいきます。
(右手の道は「台峯緑地」を参照)
一段低くなった所に降りて、左手に続く笹竹の生い茂る道を進んでいきます。 頼りない道かと思っていましたが、道幅は意外とあってしっかりとしていました。 谷筋の奥へ進んでいくと、先ほどの分岐から2分ほどで竹林が見えてきます。 竹林へ入って、更に広くなった道を進んでいきます。 竹林を進んでいくと、幅の広い横木の階段が見えてきます。
抉れていて歩き難い横木の階段を登っていくと住宅地に出ました。 正面へ進んでいくと、坂道になった二車線道路に出ます。 左側の角に立つ電柱には「梶原3-32」、右側の民家には「梶原三丁目31」の住所表記が取り付けられていました。 手元の地図によると、ここは山ノ内配水池の西側にある住宅地で、「S字坂」の北側の道路になるようです。 左手へ進んでいくと源氏山公園へ続いていますが、今回は鎌倉中央公園に向かって右手へ進んでいきました。
日当公園
二車線道路を3分ほど降っていくと、道が二俣に分かれています。 左手へ曲がりながら降っていく道がS字坂で、右手の道は山の上通りになります。 角には日当公園があります。 ブランコなどの簡単な遊具があるだけの静かな公園です。 ここから右手の山の上通りを進んでいきます。
みんなで守ろう みんなの公園
・公園をきれいにしましょう。
・木や遊具を大切にしましょう。
・あぶないことやほかの人にめいわくになることはやめましょう。
・犬をつれてくるのはやめましょう。
 (鎌倉市都市公園指定管理者 鎌倉市公園協会)
梶原口
日当公園バス停を過ぎていくと、鉄パイプの門があります。 左手へ降っていく階段を見送ったすぐ先から、右手へ分かれていく道に入っていきます。 入口の脇には逆方向の日当公園バス停があり、 角に立つ電柱には「梶原3-27」の住所表記が取り付けられていました。 住宅が建ち並ぶ坂道を登って突き当たりを右折して緩やかになった道を進んでいくと、 程なくして左へ分かれていく道があります。 左角の石垣には「梶原三丁目26」の住所表記が取り付けられています。 そこを左折して坂道を登っていきます。 小さく左・右と道なりに曲がっていくと、左側にガードレールが現れます。 ここから左手の谷へ降って行く階段があります。 ここが鎌倉中央公園梶原口になります。 正面にも山道が見えていて気になりましたが、ガードレールの脇から続く階段を降っていきました。
後日に正面の山道を歩きました。(「台峯緑地」を参照)
梶原口
・ゴミは持ち帰りましょう。
・危ないことや迷惑になることは止めましょう。
駐車厳禁
公園出入り口の道路は、駐車禁止です。 駐車されている場合は、警察へ通報します。
 (鎌倉中央公園)
梅林
杉林に続く横木の階段を降っていきます。 公園内の散策路になっているので、山道にある階段とは違って歩き易くなっていました。 左側に木の手摺が設置された階段を1分半ほど降っていくと、木製の階段が現れます。 両側に手摺が取り付けられた階段を降っていくと、谷筋にある広場に降り立ちました。 広場には四角いテーブル状のベンチが幾つか設置されていました。 左側の山際に続く道を進んでいきます。 広場には梅の木が沢山植えられていて梅林になっています。
梅林に沿って進んでいくと分岐があります。 角には道標が立っていて、左手の道は「散策路」、正面の道は「水田」、 今来た道は「東出口」となっています。 「東出口」の板には「梶原口」と書かれたテープが貼り付けられていました。 支柱には公園の小さな案内図が取付けられていて、現在地も示されていました。 それによると、公園の外へ向かう左手の道の途中からこの先の広場へ続く道が分かれているようですが、 今回は正面の湿地に設けられたボードウォークを渡っていきます。
山崎の谷戸
ボードウォークを渡って、谷戸の山際に続く散策路を進んでいきます。 道は広めで緩やかに続いています。 枯れススキなどを眺めながら谷戸を進んでいくと、谷の左側沿いの道と、谷を横切って右側に続く道の二手に分かれていますが、 今回は右手の道を進んでいきました。 谷戸には田んぼが広がっていました。 この先にかけての谷筋は山崎の谷戸と云うようです。
この田んぼは、農家の方が数百年前から維持してきた形をできるだけ残すため、市民の手で管理しています。 カエルやトンボなどの生きものの生息地(保護区)にもなっています。 外からご覧下さい。
 (山崎・谷戸の会)
山崎の谷戸の田んぼ
1975(昭和50年)頃までは、山崎の谷戸の奥まで、ずっと田んぼでした。 谷戸の湧き水を利用し、一年中乾くことのない棚田では、昔ながらの手作業による稲作が行われてきました。 農作業にともなう適度な手入れにより、動植物相が豊かな谷戸独自の自然が生み出されました。 ここではその一部を残しました。 市民の手で田んぼを維持し、農文化を伝承しながら、谷戸の自然を残していきましょう。
たい肥づくり…種もみまき…苗とり…田うない…くろつけ…田植え…田の草取り…稲の花…稲刈り…はさがけ…わら細工
 (公園管理事務所、鎌倉市公園緑地課)
ミミズもお米も育てるよ!
この水田で、ミミズの働きを調べています。
【2010年の調査結果】
この山崎谷戸の水田では1uあたり5千から9千頭の水生ミミズが暮らしていました。
Q1.どんなミミズが居るの?
大人になっても体長2mm程度のものから、体長10cmにもなるいろいろな水生のミミズ(イトミミズ類)がいます。
Q2.ミミズの働きは?
頭を土に突っ込み、おしりを水中にだして土の中の稲わらを食べ、土の表面に糞の層を作ります。 すると、図にあるように除草の効果があり、肥料をやらなくても養分がイネに供給されます。
 (横浜国立大学土壌生態学研究室)
野外生活体験広場
田んぼから流れ出る小川に架かる小橋を渡っていくと野外生活体験広場があります。 脇にはベンチも設置されています。 左手の先には小段谷戸があって、その奥へと道が続いているようですが、今回は見送っていきました。 広場の奥へ進んでいくと農家風休憩舎があります。 中へ入ってみると、「山崎・谷戸の会」の会報などが貼り出してありました。 パンフレットも置いてありました。
自然となかよし!谷戸を楽しもう
●谷戸(やと)ってなあに?
雑木林と小高い山に囲まれた小さな谷のこと。 鎌倉にはたくさんあって、ここは山崎の谷戸(やまさきのやと)といいます。
●谷戸が暮らしを支えていた
40年前まで人々は谷戸に頼って暮らしてきました。 山からしみ出す「しぼり水」で米をつうり、日当りのいい斜面や尾根で豆、麦、芋を栽培し、 枯れ葉や落ち葉を集めて堆肥にし、風呂や煮炊きに使う薪用の木を伐採したのです。
●手をかけて守られる自然
このように人が手をかけることで、身近な自然が豊かに維持されてきました。
●昔の暮らしを体験しよう!
今ここにはわずかな田畑しか残っていません。 でも、それを維持することで多種多様な野の花や絶滅寸前の生きものが守られ、 地域の伝統ある暮らしを体験できるのです。
 (山崎・谷戸の会)
休憩舎を過ぎていくと、左側を流れる小川に架かる小橋の先へと山道が分かれていきます。 入口には道標が立っていて、左手の道は「疎林広場」、正面の道は「山崎口」、 今来た道は「広場」となっています。ここの支柱にも小さな案内図が取り付けられていました。 左手の道は丘の上にある疎林広場を経てこの公園の出入口へ続いていますが、 今回は正面の道を進んでいきました。
鎌倉中央公園の生き物
鎌倉中央公園には、鎌倉を代表する谷戸地形と斜面林・湿地・草地・ため池・水田・畑など多様な環境が残されており、 多くの野生動植物が生息しています。 特に、谷戸の底の部分には湿地が多く、トンボやカエルなどの身近な生き物と出会えます。 鎌倉では残り少なくなった「里山の自然」を感じてみてください。
タヌキ(足跡) 鎌倉を代表する獣ですが、夜行性のためめったに見られません。犬に似た4本指の丸っこい足跡が特徴です。
アオゲラ 黄緑色のキツツキで、オスは頭が赤いです。木の幹をつついて中の虫を食べます。
ニホンカナヘビ 全長の2/3を占める長い尾とかさついた漢字の黒褐色のうろこが特徴です。
ツリフネソウ 秋に帆かけ舟の形に似た紅紫色の花をつり下げます。湿った場所に多くはえます。
鎌倉メダカ 鎌倉の野生のメダカは絶滅しましたが、系統保存されている鎌倉メダカが湿生花園に放流されています。
ヤマザクラ 日本の野生のサクラの代表で、春、若葉と同時に花が咲きます。鎌倉市の花です。
キブシ 早春に淡い黄色の花をフジの花のように吊り下げます。
ミズキ 初夏、白い花が傘状に枝一面を覆います。実は秋に黒く熟し、野鳥が集ります。
ヤマアカガエル 背中は茶色で、黒っぽい斑点があります。目の後ろに黒い模様があります。
ワカセミ 青い背中と大きなくちばしが特徴です。池の水に飛び込んで小魚を捕らえます。
モンキアゲハ 大きなアゲハチョウです。黒い羽で、後ろ羽の大きな白黄色の斑点が目立ちます。
ハゼノキ 秋に紅葉します。白くて光沢のある実の皮からロウがとれます。
ムラサキシキブ 夏に淡紫色の花が咲き、実はきれいな紫色に熟して秋遅くまで残ります。
ハンゲショウ 夏になると上のほうの葉が白くなります。水辺にはえます。
ショウジョウトンボ オスは成熟すると体全体が赤くなります。メスと未成熟のオスは橙黄色です。
園内の生き物を持ち出さないでください。 園内の生き物を傷つけないでください。 園内に生き物を持ち込まないでください。
 (公園管理事務所、鎌倉市公園緑地課)
炭焼き窯
疎林広場への道を見送っていくと、右手の山裾に炭焼き窯があるので、立ち寄っていきました。 案内図では「炭焼き体験施設」となっています。 ここでは炭焼きの体験ができるようです。 窯の近くには畑もあって、市民農業体験施設にもなっているようです。
雑木林の手入れと炭焼き
谷戸の雑木林は、間伐・下草刈りや落ち葉かきによる自然の移り変わりの中で多様な生き物が生活していました。 雑木林を保全し、維持し、再生していくためには、人の手を入れて管理していくことが大切です。 市民の共同作業により、雑木林の手入れを行い、多様な生き物が生活できるようにしています。 雑木林を手入れする中で、生み出される林の恵みを循環の視点に立って活用していくために「炭焼き」をしています。
 (公園管理事務所、鎌倉市公園緑地課)
公園来園者の方へ
この市民農業体験用施設では衛生上、「犬など、ペットを連れての入場」はご遠慮ください。 また、作物の踏み荒らし防止のため、耕作地へ入らないでください。
 (指定管理者 鎌倉市公園協会)
炭焼き窯から引き返して小川沿いの道を進んでいくと、正面に大きな岩が現れます。 しし石と云うようですが、どのような謂れがあるのかは分かりませんでした。 手前から右手に分かれていく道もありますが、左手へ進んでいくと、すぐの所に門があります。 この右手の先に山崎口がありますが、左手の門から中へ入っていきました。 盛りを過ぎてはいましたが、道端には陽の光を浴びた綺麗な紅葉がありました。
開園時間 8時30分〜17時15分
 (指定管理者 財団法人鎌倉市公園協会)
ぼくたちのわんわんルール
ペットのお散歩は運動!トイレは自宅でがマナーです。
・リードは必ず付け、リードを長く延ばさないで下さい。
・糞は片づけて持ち帰ること。埋めたりしないでください。
・おしっこはペットボトルなどに入れた水で流すこと。木や花がかわいそうです。園内も汚れます。
・毛繕いはしないでください。風で芝生広場などに散乱します。
・ベンチの上には乗せないこと。座るときに汚れるといやですね。
・花壇の中へは入れないで下さい。お花がかわいそうです。
ルールを守って楽しい公園に
 (鎌倉中央公園管理事務所)
庭園植物園
広い散策路を進んでいくと、右手の斜面に庭園植物園があります。 脇には道標が立っていて、正面の道は「管理事務所」、右手の道は「庭園植物園」、 今来た道は「山崎口」となっています。 斜面の中ほどには東屋があって、その両側から上へ登っていけるようになっていますが、 先ずは右側の石段を登っていきました。 すぐに左へ曲がって木製の階段を登るようになります。 斜面には花木などが植えられていますが、この時は初冬とあって花は咲いていませんでした。 程なくして石段を登るようになると、左手から登ってきた石段と交わるX字路があります。
X字路から右手に続く道を更に登っていきます。 大きく左へ曲がっていくと、植物園で一番高い尾根の上に着きます。 ベンチがひとつ設置されただけの所ですが、正面には植物園や公園などを一望出来る眺めが広がっていました。 傍にはまだ紅葉した樹木が残っていました。
尾根の先からは舗装路が続いていて、その先には寺分口がありますが、 舗装路になったすぐの所から左手に続く石段を降っていきます。 先ほどのX字路に出て右手へ進んでいきます。 石段を降っていくと東屋がありました。 八角形をした屋根の下には、四角いテーブルが設置されていました。
東屋からはボードウォークのようになった階段道が始まります。 右・左と曲がりながら降っていくと、散策路に降り立ちます。
下池
散策路を右手へ進んでいくと、すぐの所に下池があります。 池の一部には緑色をした浮き草がびっしりと生えていました。 池の畔には大型の鳥がいましたが、名前は分かりませんでした。
休憩舎
下池の端には休憩舎があります。 中へ入っていくと、柱には早くも松飾りが取り付けられていました。 裏口からは先ほどの下池がすぐ傍に見えていました。
ハスとスイレン、どう違う?
ハス(蓮) スイレン(水蓮)
花の違い ・水面から高く咲く
・花が終わると花びらが散り、花托ができる
・はっ水性があり、光沢がない
・水面から葉が立ち上がる
・切れ込みがない
葉の違い ・水面に近く浮かぶように咲く
・花が終わると閉じて水に沈み、花托ができない
・はっ水性がなく、光沢がある
・通常葉は水面に浮いている
・切れ込みがある
湿性花園
休憩舎の南側には湿性花園があります。 その中ほどに設置されたボードウォークを進んでいきます。 ここも初冬とあって、花などは咲いていませんでした。 この時には見かけませんでしたが、以前に来た時に管理事務所で見かけた解説文を載せておきます。 ボードウォークの先にある小橋を渡って石段を登っていきます。 右側には上池から流れ出た水が階段状の滝のようになっていました。
湿生花園
水田とアシ原を整地して、湿生花園となりました。 湿地の浅い池を組み合わせて作り、トンボ類を中心に多種類の水生生物の保護増殖を図っています。 トンボは種類によって好む環境が様々です。 大別すると、川のような流水の環境を好むトンボと、池など止水の環境を好むトンボに分けられます。 浅い池・深い池・湿地・小川と多様な環境のある場所では、多種類のトンボを効率よく保全することが可能です。 …(中略)… アシ(ヨシ)、ガマ、イグサ、セリ、ミゾソバなど湿地を代表する植物が生えています。 アシやミゾソバは、水中の窒素分を吸収して水質を浄化する作用があり、 その種子は、カシラダカなどの冬鳥の貴重な食料となります。 ノウサギやタヌキもアシ原を良く利用します。 カヤネズミ、ミメギス、キンヒバリなどは、アシ原や湿地の草原でしか生息できない特有な生物です。
上池
石段を登っていくと、正面に上池が広がっています。 先ほどの下池よりは大きいようでした。 下池と上池のあるこの谷戸は池谷(いけがやと)というようです。 水面は濁っていて落ち葉なども浮いていましたが、しばらく眺めていると、 黒や錦の大きな鯉が沢山泳いでいました。 脇には花壇があって、綺麗な花が咲いていました。
この花壇は公園サポーター「花はな育て隊」の皆さんが管理しています。 定期的に土づくりからデザイン、草取りや植え替えを行いながら大切に育てている、気持ちのこもった花壇です。 ぜひご覧ください!
管理事務所
花壇の脇を過ぎていくと管理事務所がありました。 元旦まではまだ2週間ほどありましたが、玄関の両側には立派な門松が置かれていました。 中へ入っていくと「鎌倉中央公園案内図」のパンフレットなどが置いてあるので、 こちら側から散策を始める時には参考になります。
鎌倉中央公園
この公園は、鎌倉市のほぼ中央に位置した面積23.7ヘクタールの風致公園です。 谷戸と呼ばれる地形を利用し、自然とのふれあいや農作業体験などができるゾーンと、 二つの修景池の周りに庭園植物園、食園、子供の森などを配した都市緑化植物園としてのゾーンに分かれています。 また、緑の相談所・研修室を併設した公園管理事務所を設けています。 広域避難場所にも指定されており、園内には耐震性貯水槽や備蓄倉庫などを有し、 防災公園としての機能を確保しています。
 (出典:パンフレットより抜粋)
以前には休憩舎のような物があったように思いますが、管理事務所の前には土塀がありました。 味気ないコンクリート製とは違って、どこかに人手を感じて、温かい気持ちになってきます。
土塀の風景
小松石の石積みを腰積みとして再利用しました。 昔ながらの工法で、丸太、竹、荒縄で骨格を組み、壁の材料も自然の素材である荒木田土、 鎌倉の赤土と稲わらを練り、素手で塗りあげました。 屋根の瓦も以前使用されていたものを再利用しています。
 (鎌倉 造園 若宮会)
上池に沿って坂道を登っていくとロータリーがあります。 その手前には「鎌倉中央公園案内図」と題した案内板があります。 こちら側から散策する場合には参考になります。 脇には「姉妹都市の木」も植えられていました。 振り返ると、上池から下池にかけての池谷が広がっていました。
姉妹都市の木
鎌倉市は、昭和54年に山口県萩市と長野県上田市、昭和57年に栃木県足利市とそれぞれ姉妹都市提携を結びました。 ここにはる萩市の花「ツバキ」、上田市の木「イチイ」、足利市の木「カエデ」は、 姉妹都市親善交流駅伝を記念して、各市から寄贈されたものです。
鎌倉中央公園(かまくらちゅうおうこうえん)バス停
ロータリーの山際に鎌倉中央公園バス停があって、 鎌倉駅(JR横須賀線)まで、鎌倉駅西口行きバスが出ています。 本数は少ないので、当初はこの先まで歩いていくつもりでしたが、 この時には丁度いい具合にバスが来ていたので、ここから乗っていくことにしました。
 土日曜 9:34 9:51 10:13 10:30 11:16 11:51 12:26 14:27 15:03 15:40 16:30 17:06
小振りのバスになっていて「PONY」と書かれていました。 小型の馬になぞらえた命名のようです。