乳頭山
散策:2010年01月下旬
【低山ハイク】 乳頭山
概 要 乳頭山は、三浦半島を流れる森戸川を取り巻くようにして続く山稜の東尾根にある低い山です。 山頂からは東京湾や対岸の房総半島まで見渡せる眺めが広がります。 今回は、葉山町の栗坪地区から三浦アルプスの南尾根に登って乳頭山へ向い、 東尾根を経て沼間地区への分岐から田浦町4丁目へ降るルートを歩きます。
起 点 葉山町 新沢バス停
終 点 横須賀市 田浦郵便局バス停
ルート 新沢バス停…栗坪橋…登り口…南尾根…34番鉄塔…上山口分岐1…上山口分岐2…211m峰…畠山分岐…乳頭山…中尾根分岐…田浦分岐…展望地…小ピーク…36番鉄塔分岐…中の沢分岐…158m峰分岐…二子山分岐…白赤稲荷分岐…横々道分岐…作業路分岐…沼間分岐…1番鉄塔…大作町分岐…田浦町4丁目…田浦郵便局バス停
所要時間 2時間50分
歩いて... 栗坪地区から尾根へ登るルートは今回が初めてでしたが、登り口を探すのに苦労しました。 やはり知っている尾根の分岐点の方から降るコースを選ぶべきでした。 この時は比較的条件に恵まれて、乳頭山の山頂からは対岸の沿岸部まで見渡すことが出来ました。 田浦町4丁目へ降るルートは明瞭でしっかりとした道になっていました。
関連メモ 三浦アルプス, 畠山, 乳頭山, 田浦梅の里, 乳頭山, 森戸川, 二子山, 乳頭山, 森戸川回峰, 乳頭山, 乳頭山, 二子山,
乳頭山, 畠山, 三浦アルプス, 乳頭山, 三浦アルプス
コース紹介
新沢(しんざわ)バス停
逗子駅(JR横須賀線)から、[逗13]上山口小学校行きバス,または,[逗15]衣笠駅行きバスにて16分、 1時間に2本程度の便があります。
バス停の逗子駅寄りのすぐの所から道路の北側へ分かれていく坂道を降っていきます。
横須賀駅(JR横須賀線)、衣笠駅(JR横須賀線)、汐入駅(京浜急行本線)からの便もあります。
道路から離れて北へ曲がりながら降っていくと、下山川に架かる入生橋を渡っていきます。 橋を渡ってすぐ右手にある民家への道を見送って、正面に続く坂道を登っていくとT字路に出ます。 右折して、住宅地に続く道を緩やかに登っていきます。 程なくして降り坂になってくる道を進んでいくと、 下山川の支流の栗坪川道中橋が架かっています。 川沿いに続く道を見送って真っ直ぐに進んでいくと、数10m先にT字路があります。 その道も見送って登り坂になってくると、再びT字路があります。 角には四角い形のカーブミラーが立っています。 ここを左折していきます。
砂防指定地 下山川
この土地の区域内において宅地造成、家屋の新築、土採取等の行為をする場合は県知事の許可が必要ですから、 神奈川件横須賀土木事務所に御相談下さい。
砂防指定地 栗坪川
上図の赤線で囲まれた土地において宅地造成、家屋の新築、土採取等の行為をする場合は県知事の許可が必要ですから、 横須賀土木事務所許認可指導課に御相談ください。
栗坪橋
生け垣とブロック塀の間を進んでいくと、谷筋にある畑地に出ます。 民家も点在していて、この辺りは葉山町の栗坪地区というようです。 右の山際に並ぶ石仏群を過ぎていきます。 「ハヤマ石井牧場」の看板が大きな石に掛けられた民家を過ぎていきます。 右に竹林を見ながら集落を進んで、最後の民家を過ぎていくと、栗坪川のすぐ傍を通るようになります。 山際にある「青面金剛」と刻まれた石碑を過ぎていくと、 栗坪川に栗坪橋が架かっています。 新沢バス停から15分ほどの所になります。 右手の先には小屋が見えています。 橋を渡っていくと、広い道は左手へと曲がっていきますが、 すぐの所から正面の川沿いに続く細い道へ入っていきます。
左手へ曲がっていく道は、3分ほど先にある果樹園のような畑地で行き止まりになっています。 道の拡幅工事が行われたようで、小型車なら通っていける程の幅がありました。
砂防指定地
三浦郡葉山町上山口字栗坪国有無番地No.15
この区域内において、土地の掘削等を行為をする場合は、許可が必要です。 横須賀土木事務所にご相談ください。
川沿いに進んでいくと、左手へ登っていく道(*)が分かれていますが、 引続き川沿いに続く道を進んでいきます。 左右にある滝や渕のようになった所を過ぎていくと、次第に笹竹が生い茂るようになります。 小さな流れに架かる鉄製の小橋を渡った先で、開けた所に出ます。 栗坪橋を渡ってから2分ほどの所になります。 谷の奥にある広場風の所で、竹や草が刈り払われて明るくなっていました。 道はここで不明瞭になりますが、僅かな踏み跡が右手に曲がりながら続いています。
*左手へ登っていく道は山際にしっかりと続いていて、両側には笹竹などが生い茂っています。 分岐から3分ほど進んで竹林に入っていくと、鉄パイプを3本束ねた橋が沢に架かっています。 そこまでは明瞭な道になっていましたが、その橋を渡った先の竹林で行き止まりになっていました。
登り口
踏み跡を辿りながら戻り気味に右へ曲がっていきます。 笹竹を掻き分けながら進んでいくと、すぐに降るようになります。 溝のような細い所を降っていくと、沢が合流している所に出ます。 手前の小さな沢には鉄製の小橋が架かっています。 橋を渡っていくと、右側に広めの沢が流れています。 先ほどから続く栗坪川の源流部になるようです。 沢の上流には大きな土管が幾つか放置されています。 流木などもあって雑然とした様子の沢を左手へ進んでいきます。 もはや道はありませんが、沢を流れる水は僅かなので、難なく進んでいけます。 土管を幾つか越えていくと、沢から上がっていく道が左側に現れます。 ここが、三浦アルプスの南尾根へと続く登り口になります。
雑然とした沢から上がると、明瞭な山道が続いています。 傾斜が結構あって落葉が厚く積もった所もあったりしますが、道はしっかりと続いています。 樹木越しに時折見える南尾根を眺めながら登っていきます。 アオキが生い茂ったり笹竹が生えていたりもしますが、分岐もなくて総じて分かり易い道が続いています。 沢から上がって11分ほど登っていくと、 尾根が少し広がって背丈の低い緑色の草が一面に生えている所がありました。 冬枯れの季節にあって、何とも心の安らぐ眺めでした。
南尾根
大きな樹木が並んで生えている所を過ぎていきます。 笹竹が生い茂る所を過ぎてその先へ登っていくと、左右に通る尾根道に登り着きました。 沢から上がって13分ほど、新沢バス停から33分ほどで登って来られました。 登り着いた尾根は三浦アルプス南尾根になります。 手元の地形図によると、ここは159m峰の南東150m辺りにある標高140mほどの高みの南西付近になるようです。 登り着いた所は、その高みを少したわみ気味に巻いていく道の一番低い所になります。 正面には丸太を縦に割ったような形の道標が立っていて、 右手の道は「畠山・田浦」、左手の道は「仙元山・花の木公園」、 今来た道は「栗坪・新沢バス停35分」となっています。 左手の道は仙元山ハイキングコースへと続いていますが、 今回は乳頭山へ向って右手の道を進んでいきます。
南尾根を右手へと進んでいきます。 登り気味に1分ほど進んで尾根の背に出ると、左手からの道が合流してきます。 巻いてきた高みを越えてきた尾根道になります。 角には葉山町消防本部の設置する緊急時の通報番号を記した看板「山火事防止32」が立っています。 左手からの道を合わせて右手へと続く尾根道を進んでいきます。 大きな樹木が並ぶ所を過ぎていきます。 道の両側には笹竹が生い茂っていますが、冬枯れの季節ということもあって、道は明瞭で歩き易くなっていました。 少し降って登り返して笹竹が少なくなってくると、僅かな高みに着きました。 手元の地形図によると、159m峰の南東200m辺りにある標高160mほどの高みになるようです。
高みを越えて降っていくと、再び笹竹が目立つようになってきます。 緩やかな所を過ぎていくと登り気味になってきます。 坂道を登って道なりに左手へと曲がっていきます。 手元の地形図によると、南へ延びる標高150mほどの尾根の付け根辺りになるようです。 笹竹が生い茂る所を過ぎていくと、しばらくは登り坂が続くようになります。 坂道を登っていくと、アオキなどが生い茂るようになってきます。 傾斜が緩やかになってくると、「山火事防止33」の看板が立っています。 手元の地形図によると、159m峰の東南東400m辺りにある標高200mほどの細長い高みの西端になるようです。 看板を過ぎた少し先には大きな樹木が道端すぐの所に並木を作っていて、幅の狭い回廊のようになっています。 回廊を過ぎていくと、梢越しに横須賀方面を見渡せる所がありました。
34番鉄塔
笹竹が生い茂るようになった道を進んでいきます。 倒木の根が道を塞いでいたりもしますが、難なく越えていきます。 アオキが生い茂る登り坂になってくると、 左前方にはこれから向かう送電線の鉄塔が間近に見えるようになります。 坂道を登っていって僅かな高みに着くと、 先ほどから見えていた送電線の鉄塔「東京南線3・4号線No.34」の袂に出ます。 南尾根に登り着いた所から20分ほどで着きました。 手元の地形図によると、211m峰の西南西400m辺りにある標高180mほどの高みで、 送電線が通っている所になります。 両側の樹木が低くなっていて山並みなどを見渡せる眺めが広がっています。 鉄塔の下は草が少なくなっているので、景色を眺めながら休憩していくのに良い所です。
上山口分岐1
34番鉄塔からは道が二手に分かれています。 右手の道はかなり傾斜があるので、左手に続く金属網の階段を降っていきます。 右手へ曲がりながら降っていくと1分もしないうちに階段は終りになります。 緩やかになった道を進んでいくと、鉄塔の右手から降ってくる細い道が合流してきます。 その道を合わせて再び始まる金属網の階段を降っていきます。 その階段も1分もしないうちに終わって、緩やかな尾根道になってきます。 これまでの笹などが生い茂り気味の道から一転して、広めで歩き易い道が続きます。 34番鉄塔から6分ほど進んでいくと分岐があります。 正面の樹木に括り付けられた板によると、右手の道は「上山口小学校」、 左手の道は「畠山・田浦・二子山」、今来た道は「仙元山」となっています。 脇には「山火事防止34」の看板も立っています。 右手の道は寺前地区から上山口小学校バス停へと降りて行かれる道ですが、 乳頭山を目指して左手へ進んでいきます。
34番鉄塔から乳頭山を過ぎた先までの間の尾根には、椿の木が沢山生えていて赤い花が沢山咲いていました。 この時には花の時期は少し過ぎていたようで、道に堕ちた花も沢山ありました。
(右手の道は「乳頭山」を参照)
上山口分岐2
左傾斜の斜面に沿って進んでいくと、次第に道幅が広がってきます。 尾根の背に出ると道が二手に分かれています。 周囲の樹木に書かれたメモによると、右手へ戻るようにして登り気味に続く広い道は「上山口小」、 今来た道は「仙元山」、左手の道は「畠山・田浦」となっています。 右手にある高みは211m峰の南西300m辺りにある標高210mほどの高みになります。 先ほどの分岐道とこの分岐道はその先で合流して、上山口小学校へと降っていきます。 ここは乳頭山へ向って、左手へと続く尾根道を進んでいきます。
(右手の道は「乳頭山」, 「三浦アルプス」を参照)
211m峰
アオキなどが生える所を過ぎていくと植林帯に入っていきます。 U字形に抉れた所を登っていきます。 右斜面に出ると、広くなった道が続くようになります。 尾根の背に乗ってその先へ進んでいくと、先ほどの上山口分岐2から5分ほどで、 道の右脇にちょっとした高みがあります。 手元の地形図に載っている211m峰になるようです。 尾根道はこの高みを巻くようにして左手へ続いていますが、細い道が高みへと分かれていきます。 道標類は見かけませんが、ここは左手の道を進んでいきます。
右手の道をひと登りすると、すぐに高みに着きます。 地形図にも「点」として記されているので、 三角点があってもいいがと思っていつも探してみますが見つけられません。 少し手前の尾根道の脇の何処かにあるのかも知れません。 この211m峰とこの先の乳頭山はほぼ同じ高さになっていて、 東側を通る横浜横須賀道路に架かる田浦橋の辺りから眺めると、 これらふたつの峰が猫の耳のような形で並んでいて、まさに「双耳峰」と呼ぶに相応しい姿になっています。 「乳頭山」と名付けた人は別のものを連想したのでしょうが、ここでは「猫の耳」ということにしておきます。
畠山分岐
岩が剥き出した急傾斜の坂が現れますが、1分もせずに緩やかな道になってきます。 正面に聳えるこんもりとした乳頭山を見ながら緩やかな尾根道を進んでいくと、 先ほどの211m峰への分岐から4分ほどで、左手のマウンドを越えて谷筋へ降っていく道(*)が分かれていきます。 その道を示す標識「南沢経由林道終点」が脇の樹木に取付けられていた時期もありましたが、 撤去されたようで、この時には見かけませんでした。 分岐道を過ぎたすぐ先の所から右手へと道が分れていきます。 角に立つ手製の道標によると、右手の道は「畠山・木古庭・安針塚」、 正面の道は「東尾根・梅林・田浦緑地・二子山・東逗子」、 今来た道は「仙元山・葉山・上山口小学校」となっています。 ここは正面に続く緩やかな尾根道を進んでいきます。
畠山から乳頭山へ続く道は、地形図では乳頭山の山頂へ直接続いているように描かれていますが、 実際には少し南側にあるこの鞍部へ通じています。
*左の谷筋へ降って行く道はかなり傾斜がありますが、「南の沢」の源流付近に降りて行かれます。 そのまま沢沿いに進んでいくと、三浦大山林道の終点へと続いています。 以前に南の沢を歩いた時に「三国峠」という書き込みを時折見かけました。 この畠山分岐のある鞍部を指しているように思えますが、 ここがそうであることを示す標識や書き込みは見かけません。 (「森戸川 」を参照)
乳頭山
畠山分岐から尾根道を30秒ほど進んでいくと分岐があります。 左手は坂道で、右手は金属網の階段になりますが、すぐ上で合流しています。 合流した所から振り返ると、先ほどの211m峰が聳えています。 一旦途切れてから再び始まる金属網の階段を登っていくと、 畠山分岐から2分ほど、34番鉄塔から20分ほどで、乳頭山の山頂に着きました。 手元の地形図によると、211m峰の北北西200m辺りにある標高200mほどの高みになるようです。 それほど広くない山頂には、測量の基準点が設置されていて、 「横須賀市」,「三十二」,「公共」,「三角點」の文字が刻まれていました。 中ほどに生える大きな木の傍には菱形の「保安林」の看板があって、 マジックで「乳頭山」と書き込まれています。
乳頭山の山頂は概ね樹木に囲まれていますが、 先の方へ進んでいくと東側が開けていて、東京湾などを見渡せる眺めが広がっています。 眼下には横須賀の港が広がり、左手の方には横浜のランドマークタワーやベイブリッジが、 右手の方には猿島も見えていました。 この時には比較的空気が澄んでいて、対岸の君津あたりのコンビナートも見えていました。 丁度お昼時になったので、ここで景色を眺めながら昼食タイムにしました。
中尾根分岐
乳頭山からその先へと降っていきます。 登りにあったのと同じ金属網の階段を30秒ほど降っていくと分岐があります。 角に立つ道標によると、右手の道は「田浦」、正面へ降っていく道は「中尾根」、 今降って来た道は「畠山・仙元山」となっています。 その袂には「森戸川方面」の札が置かれていて、正面の道を指していました。 また、樹木の袂には小さな道標があって、今来た道は「乳頭山・仙元山」となっています。 正面の道は「辻の峯」や「南中峠」のある中尾根を経て三浦大山林道の終点へと降っていけますが、 今回はここから右手に続く尾根道を進んでいきます。
中尾根
森戸川を取り巻くようにして標高200mほどの山々が続いています。 その中で、仙元山から乳頭山へと続く南尾根と、 阿部倉山から下二子山や上二子山を経て東へと続く北尾根との間に、 乳頭山から分かれて三浦大山林道の終点まで続く尾根があります。 南尾根と北尾根に挟まれた所にあるこの尾根は、通称「中尾根」と呼ばれているようです。
中尾根への道を見送って、右手の斜面に続く道を進んでいきます。 程なくして尾根を進むようになると、乳頭山から2分ほどの辺りから降り傾斜が増してきます。 岩が剥き出しになっていたりして、黒色と黄色のトラロープが張られています。 念のためロープに捉まりながら降っていくと、30秒もしないうちに緩やかな尾根道になります。
田浦分岐
広くて歩きやすい道をその先へ進んでいくと、乳頭山から4分ほどの所に分岐があります。 角にある道標によると、右手へ分かれて降っていく急坂の道は「田浦緑地」、 正面の尾根道は「東逗子・二子山・田浦4・5丁目」、 今来た道は「仙元山・畠山・上山口小学校」となっています。 また別の道標もあって、正面の道は「4・5丁目商店街・国道16号至ル」、 今来た道は「畠山・仙元山」となっています。 「田浦梅林」と書かれた単独の道標もあって右手の道を指していました。 右手の道は横浜横須賀道路に架かる田浦橋を渡って田浦梅林へと降っていけますが、 ここは正面に続く尾根道を進んでいきます。 分岐の正面には2mほどの高みがあって、横須賀の海などを見渡せる展望地になっています。 乳頭山よりも低い所にある分だけ、見渡せる範囲も狭そうに感じますが、 小さなベンチも設置されていて、景色を眺めながらひと休みしていくのに良さそうな所です。
展望地
展望地を後にして、椿が咲く緩やかで歩きやすい尾根道を進んでいきます。 田浦分岐から3分ほど進んでいくと、右手の樹木が途切れて展望が広がる所があります。
小ピーク
展望地を過ぎて1分ちょっと進んでいくと、右手にこんもりとした数mの高みがあります。 手元の地形図によると、乳頭山の北西300m辺りの標高160mほどの高みになるようです。 その手前で、高みへ登っていく道と、巻くようにして左手へ続く道に分かれています。 右手の岩が剥き出した急坂を登って高みに着くと、先ほどの展望地よりも狭いものの展望が得られます。 これから歩いていく尾根もよく見えていました。
36番鉄塔分岐
小ピークからの展望を確認して、小ピークの先に続く急な坂道を降っていきます。 岩が露出しているかなりの急傾斜の坂になっていますが、ロープなどは張られていません。 滑り落ちないよう慎重に降っていくと、左手からの巻き道が合流してきます。 緩やかになった尾根道をその先へ進んでいって植林帯が現れると、 小ピークから3分ほどで、道が二手に分かれています。 乳頭山から13分ほどの所になります。 右手は岩盤をV字形に開いた切通のようになっていて、角には道標が立っています。 それによると、右手の道は「4・5丁目商店街・東逗子・二子山・港が丘」、 今来た道は「田浦梅林・仙元山」となっています。 正面に登っていく尾根道は何も示されてませんが、 ひと登りした先には、送電線の鉄塔「東京南線3・4号線No.36」が立っています。 今回は右手のV字形の切通を抜けて、その先へと進んでいきます。
(正面の道は36番鉄塔の所で行き止まりになっています)
中の沢分岐
右傾斜の斜面に続く雑木混じりの植林帯を進んでいきます。 浅い谷筋に差し掛かると、正面の高みに登っていく道と、 左手の谷筋へ続く緩やかな道に分かれています。 正面の高みには送電線の鉄塔「東京南線1・2号線No.35」が立っていますが、 左手の谷筋に続く緩やかな道を進んでいきます。 少し登ってから降り気味に進んでいくと、先ほどの36番鉄塔分岐から4分ほど、 乳頭山から18分ほどで、浅い鞍部に着きます。 そこから左手の谷筋へと細い道が分かれて降っていきます。 何度も消されては書き直したような形跡がある道標によると、 左手へ降っていく道は「森戸川」、正面の道は「東逗子・二子山」、今来た道は「畠山・仙元山」となっています。 左手の道は森戸川の源流のひとつである「中の沢」へ降っていく道ですが、 このまま正面の尾根道を進んでいきます。
158m峰分岐
シダ類が生い茂る植林帯を登り気味に進んでいくと、中の沢分岐から3分もしないうちに分岐があります。 正面の高みへ登っていく道と、右手へ降っていく道と、 左手へ降っていく僅かな踏み跡があって、十字路のようになっています。 正面の高みへ登っていく尾根道はバリケードで封鎖されていて、 「この先 私有地につき ハイカーの通行はご遠慮願います」の板が貼り付けられています。 角には「火の用心」と書かれた標柱が立っています。 以前に見かけた標柱には、正面の尾根道は「四等三角点」、 右手の道は「田浦大作町」、今来た道は「畠山」と書き込まれていましたが、 標柱が新しくなったようで、この時には書き込みはありませんでした。 ここは高みを巻くようにして続く右手の道を降っていきます。
手元の地形図によると、正面の尾根道を登っていくと158.8m峰があるようです。 ピークには送電線の鉄塔「東京南線3・4号線No.37」が立っていて、三角点も設置されているとのことです。 この高みの北側に続く道にも同じような封鎖があるので、ピークを越えていく道が通っているようです。 鉄塔の下や脇を通っていく尾根道は沢山あるし、 バリケードまで設置して立入禁止になっている理由はよく分かりません。
火の用心 Practice Fire Prevetion
 (横須賀市北消防署)
(以前の標柱では「Stop the Fire」となっていましたが、英語表記が変更になったようです)
二子山分岐
右傾斜の植林帯の斜面に続く道を緩やかに降っていきます。 送電線の鉄塔「東京南線1・2号線No.36」の脇を過ぎていくと、 158m峰分岐から2分半ほどで分岐があります。 乳頭山から24分ほどの所になります。 左側に立つ道標によると、左手の道は「沼間・東逗子・二子山」、 正面の道は「4,5丁目商店街、国道16号至ル」、今来た道は「田浦梅林」となっています。 右側に立つ道標によると、左手の道は「東逗子駅・森戸川・二子山」、 正面の道は「沼間・港が丘・田浦4丁目・白赤稲荷」、今来た道は「田浦梅林・畠山・仙元山」となっています。 左側の道を行くと、馬頭観世音を経て二子山ハイキングコースへと出られますが、 今回は正面の道を田浦町4丁目へと向かっていきます。
この時には二子山ハイキングコースの方からやってきたと思われるマウンテンバイクのグループが、 地図を広げてルート確認をしていました。 ここが何処なのかよく分からなかったようなので、 この地点の地図上の位置と、今来た道は乳頭山・畠山・仙元山方面へ続いている旨を教えてあげました。
逗子市消防本部の設置する緊急時の通報番号を記した看板「山火事注意ぬまま16」を過ぎていくと、 樹木の間があいて風通しのいい所がありました。 先ほどの分岐から2分ほど進んでいくと、道端に神奈川県の設置した防火用水があります。 丸太で組んだ柵が丁寧にしてあり、その中には水が入ったドラム缶がふたつ並んでいます。 「屋根を取って使うこと」と注書きされていて、バケツまで設置されていました。 この防火用水は通称「ようすいくん」と云って、 神奈川県内の林道やハイキング道などに200基余りが設置されているようです。
防火用水
屋根を取って使うこと。
 (神奈川県)
白赤稲荷分岐
ぬまま17」の看板を過ぎていくと、道が右手へと分かれています。 角に立つ道標によると、右手に登っていく細い道は「白赤稲荷を経て田浦大作町」、 正面の道は「沼間・港が丘・田浦4丁目」、今来た道は「二子山・田浦梅林・仙元山」となっています。 支柱には「馬頭観音→」の書込みがされていて、今来た道を指していました。 右手の道は白赤稲荷を経て、田浦梅林やJR田浦駅へと降りて行けますが、 このまま正面に続く尾根道を進んでいきます。
横々道分岐
ぬまま18」の看板を過ぎていくと、白赤稲荷分岐から3分ほどで再び分岐があります。 角に立つ背の低い道標によると、 左手に戻るようにして分かれていく道は「横々道の下を通って→沼間・グリーンヒル」、 正面の道は「田浦4丁目・沼間坂上・港が丘」、今来た道は「畠山・田浦梅林・二子山」となっています。 以前からこの分岐道の存在は知っていますが、まだ歩いたことはありません。 今回は田浦町4丁目へ降るルートを歩くのを目的にしてきたので探るのは止めておきました。 道標に従って、正面へ道なりに進んでいきます。
左手の道
後日に左手の道を歩きました。 シダ類や笹竹の生い茂る道を6分ほど降っていくと広めの舗装路に降り立ちます。 その先の横浜横須賀道路の下をくぐって道なりに進んでいくと、 ここから20分ほどで、逗子グリーンヒルの住宅地の南東端にあるつばき公園に出られました。
作業路分岐
歩きやすい緩やかな道を更に進んでいくと、ほどなくして岩盤が剥き出ている分岐があります。 正面のこんもりとした高みに立つ道標によると、 右手の道は「沼間・4,5丁目商店街・港が丘・大作町谷戸」、左手の道は「作業路」となっています。 道標の奥には「ぬまま19」の看板も立っています。 ここは道標に従って右手へと進んでいきます。
後日に左手の道を歩きました。(「乳頭山」を参照)
自然環境保全地域
自然を大切にしましょう。 建築物の新増改築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県)
沼間分岐
岩盤を切り開いたような切通を降っていきます。 「ぬまま20」の看板を過ぎていくと、 作業路分岐から2分ほどで、送電線の鉄塔「桜山線No.2」が立つこんもりとした高みがあります。 その手前で道が二手に分かれています。 二子山分岐から9分ほどの所になります。 角に立つ道標によると、右手の道は「4,5丁目商店街、国道16号至ル」、 左手の道は「港が丘・沼間坂上」,「港が丘展望台・沼間坂上バス停」、 今来た道は「田浦梅林・二子山・畠山」となっています。 今回は田浦町4丁目へ向って右手の道を進んでいきます。
(左手の道は「畠山」, 「三浦アルプス」を参照)
高みを右手から巻くようにして進んでいくと分岐があります。 尾根の背を降っていく岩畳の道と、尾根の左斜面を降っていく道になります。 道標類は見かけませんでしたが、いずれの道を進んでいっても、1分半ほど先の所で合流します。 左手の道は、合流する直前の所から左手に戻るようにして踏み跡が分かれていました。 何処へ続いているのか興味がありましたが、分岐してきた左右の道を合わせて、 緩やかになった尾根道をその先へと進んでいきました。
良く歩かれている道なのか、広めで緩やかな道が続いています。 程なくして植林帯へ入っていきます。 合流地点から30秒ほど進んでいくと、左手の林の中へ分かれていく踏み跡がありましたが、やり過ごしていきます。 僅かに降り気味に歩きやすい道が続いています。 左手の樹木越に送電線の鉄塔が見えるようになると分岐があります。 角にはこれまでにも見かけた金属板の手製の道標が立っていて、 右手の道は「4,5丁目商店街、国道16号至ル」、今来た道は「田浦梅林・二子山・畠山・仙元山」となっています。 左手の道もしっかりとしていますが、入口の両脇にY字形の棒が立っていました。 それに渡して通行止めにしようというのか、脇には棒が置いてありましたが、この時には外されていました。 田浦町4丁目へは右手へ進んでいくのですが、 左手の道の行く末を確かめようと思って、ちょいと立ち寄っていきました。
1番鉄塔
分岐の先の横木の階段を登っていきます。 右へ曲がっていくと、すぐに高台に広がる畑地に出ました。 かなり広い畑になっていました。 畑の脇には、送電線の鉄塔「桜山線No.1」が立っていました。 畑地の奥の先にも鉄塔が見えていたので、先ほどの沼間分岐の高みに立っていた2番鉄塔だと思われます。 振り返ると、横須賀の海や対岸の海岸線がよく見えていました。
大作町分岐
手前の分岐まで引き返して、田浦町4丁目へ向っていきます。 引続き広くて歩きやすい道が続いています。 植林帯を抜けて雑木林になってくると、先ほどの分岐から1分半ほどの所に分岐があります。 正面の高みには送電線の鉄塔が立っているのが見えます。 角にはこれまでに見かけたのと同様の道標が立っていて、 右手の道は「大作町・谷戸」、左手の道は「4,5丁目商店街、国道16号至ル」、 今来た道は「田浦梅林・二子山・畠山」となっています。 JR田浦駅へ向うのには右手の道の方が良さそうに思えましたが、今回は初志貫徹して、 田浦町4丁目を目指して左手へ進んでいきました。
右手の道
後日に右手の道を歩きました。 広めでしっかりとした尾根道を2分ほど進んでいくと、送電線の鉄塔「田浦線No.10」が立っています。 そこを過ぎたすぐ先から右手の谷筋に続く金属網の階段をジグザグに降っていくと、広い石段の途中に出ます。 そこから石段を降っていくと、ここから10分ほどで田浦大作町へ降りられました。 金属網の階段を見送ってそのまま尾根を進んで、畑地を過ぎた先の斜面に続く踏み跡を降っていくと、 田浦小学校の体育館の脇に降りられました。
鳥獣保護区
ここは保護区域です。 鳥や獣を守ってください!
 (神奈川県)
自然環境保全地域
自然を大切にしましょう。 建築物の新改造築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県)
岩盤が剥き出した道を緩やかに降っていくと、すぐに右手の高みへの道が分かれていきます。 その道を登っていくと送電線の鉄塔「田浦線No.11」が立っていますが、 浅くU字形に抉れた広めの道を真っ直ぐに降っていきます。 左手へ戻るようにして分かれていく広めの道を見送って、 引続き岩盤を抉ったような広めの道を緩やかに降っていくと、 大作町分岐から3分ほどで分岐があります。 角にはこれまでと同様の道標が立っていて、左手の道は「4,5丁目商店街、国道16号約10分」、 今来た道は「田浦梅林・二子山・畠山」となっています。 右手の道もしっかりとしていましたが、道標には何も示されてはいませんでした。 手元の地図によると田浦町3丁目の辺りへ降りていけそうに思えましたが、 今回は左手の道を進んでいきました。
田浦町4丁目
木製の手摺が設置された横木の階段を降っていきます。 右手にある家を過ぎて更に降っていくと、手前の分岐から3分半ほどで、 あまり使われていない様子の家の前に降り立ちます。 沼間分岐から20分ほどで降りて来られました。 これで山道は終わりになります。 手元の地図によると、この辺りが田浦町4丁目になるようです。 家の前に立つ電柱には看板のような道標が取付けられていて、 電柱の立つ角から右へ曲がっていく道は「国道16号約10分、4,5丁目商店街至ル」、 今来た道は「仙元山・二子山・梅林・畠山方面」となっていました。
道標に従って電柱の角を右折して、金網柵と竹などが両側に続く道を進んでいきます。 あまり使われていない様子の民家のブロック塀沿いに進んで、突き当たりを道なりに左へ曲がっていきます。 笹竹と鉄線柵に囲まれた道を真っ直ぐに進んでいくと、左右に通る舗装路に出ました。 角にある「田浦町四・五丁目自治会防災用具格納庫No.5」の脇にも、看板のような形の道標が立っていて、 右手の道は「国道16号約6分・京急田浦駅約20分・JR田浦駅約15分・4,5丁目商店街至ル」、 今来た道は「ハイキングコース・仙元山・畠山・二子山・梅林方面」となっています。 道標に従って右折して、右側にあるJR東日本の田浦変電所の設備を眺めながら進んでいきます。
田浦4丁目B急傾斜地崩壊危険区域
この区域内で、のり切、掘削、伐採等を行なう場合は知事の許可が必要ですから左記へお問合わせ下さい。
 (神奈川県横須賀土木事務所)
田浦変電所
この中には強い電気がきていますから危険です。 入らないで下さい。 当変電所には、防犯装置が設置されています。 下記の所へ連絡してから入所して下さい。
 (JR東日本 横浜電力技術センター)
突き当たりの民家の前を斜め右へ進んでいくと、JR横須賀線の変電所前踏切No.32があります。 踏切を渡って右へ進んでいきます。 道なりに左へ曲がっていくと、左右に通る道路に出ます。 右側すぐの所には京浜急行の線路の下をくぐるトンネルがあります。 道路に出た所の金網柵にも看板のような道標が取り付けられていて、 右手のトンネルを抜けていく道は「国道16号約10分・4,5丁目商店街に至ル」、 今来た道は「ハイキングコース・仙元山・二子山・梅林・畠山方面」となっています。 国道16号までの所要時間が伸びているのは気にしないことにして、 右手のトンネルをくぐっていきます。
トンネルを抜けて、その先へ続く道路を真っ直ぐに進んでいきます。 「田浦町四・五丁目自治会」「田浦白楽会」の表札が掲げられた建物を過ぎていくと、 右前方へと道が分かれていきます。 そのまま真っ直ぐに進んでいっても国道16号に出ますが、バス停へは右手の道の方が近いように思えたので、 今回は右手の道を進んでいきました。 小川に架かる橋を渡っていくと国道16号に出ます。 出た所の右手にはJR横須賀線の高架橋が架かっています。
田浦郵便局(たうらゆうびんきょく)バス停
高架橋の下をくぐっていくと、「馬頭観世音」と刻まれた石碑などが幾つか収められた祠がありました。 綺麗な花束が手向けられていて、素焼きの可愛らしい人形も見かけました。 そのすぐ先に田浦郵便局バス停があります。 田浦町4丁目に降り立った所から14分ほどで到着しました。
逗子駅(JR横須賀線)までは、逗子駅行きバスが1時間に2本から3本程度、 京急田浦駅(京浜急行本線)や追浜駅(京浜急行本線)までは、 追浜駅行きバスと内川行きバスが合わせて1時間に6本程度あります。
田浦駅(JR横須賀線)までは6分ほどで歩いて行けます。 バス停の先の田浦町三丁目交差点を過ぎて田浦隧道を抜け、 その先の田浦駅入口交差点を左折していくと、正面に田浦駅があります。