鷹取山
散策:2009年11月中旬
【低山ハイク】 鷹取山
概 要 鷹取山は逗子市と横須賀市の境にある低い山で、山頂一帯はかつては石切場でした。 採石跡が垂直の岩壁になっていて独特の景観をしています。 山頂にある展望台からは360度の素晴らしい眺めが広がっています。 今回は篠山公園から尾根に取付き、 途中で東へ延びる尾根道に寄り道をしてから、鷹取山へと登っていきます。
起 点 逗子市 沼間坂上バス停
終 点 横須賀市 湘南たかとりセンターバス停
ルート 沼間坂上バス停…篠山公園…登り口…41番鉄塔…京急田浦駅分岐…沼間六丁目分岐…浜見台分岐…小ピーク…湘南鷹取三丁目分岐…船越町四丁目分岐…切通…浜見台二丁目…浜見台分岐…沼間四丁目分岐…小ピーク…44番鉄塔分岐…鷹取山公園…鷹取山…田浦分岐…磨崖仏…鷹取第一配水池…湘南たかとりセンターバス停
所要時間 3時間10分
歩いて... 鷹取山ハイキングコースには息が切れるような登り降りはなくて、歩きやすくなっています。 神武寺へ続く尾根ルートもあるし、枝道も幾つかあるので、色々なルートが選べる所です。 この時は鷹取山からの眺めは霞んでいて、残念ながら富士山は薄らとしか見えませんでした。
関連メモ 鷹取山, 鷹取山, 鷹取東尾根, 鷹取山, 鷹取山, 鷹取山, 鷹取山, 鷹取山, 鷹取山, 鷹取山, 鷹取山
コース紹介
沼間坂上(ぬままさかうえ)バス停
逗子駅(JR横須賀線)から、[逗20]田浦駅行きバスにて11分、1時間に3本程度の便があります。
田浦駅(JR横須賀線)から、[逗20]逗子駅行きバスにて6分、1時間に3本程度の便があります。
バス停の10mほど逗子駅寄りの所から北側へ分かれていく坂道を登っていきます。 横浜横須賀道路の下の手前まで登ってくると「住居表示街区案内図」があります。 この図に載っている篠山公園へ向かっていきます。 公園への道順を確認してから進んでいきます。
(写真は田浦駅方面のバス停です)
篠山公園
横浜横須賀道路をくぐって沼間六丁目の住宅地に続く坂道を登っていくと、右手に道が分かれていきます。 角に立つ電柱には「常盤支6」「沼間405」の板が取り付けられています。 そこを右折して突き当たりまで進み、道なりに左折していくと、すぐに右手に分かれていく道があります。 その道へ入っていくと、正面に篠山公園があります。 高さが二段になっていて、ブランコや滑り台などがある静かな公園です。 真ん中に敷かれたブロック道を進んでいき、金網柵の先へ続く道へ入っていきます。
沼間坂上バス停の20mほど田浦駅寄りの所に広い階段があります。 その階段を登っていくと、横浜横須賀道路をくぐった所に合流します。
登り口
篠山公園からコンクリート道を数10m進んでいくと切通があります。 この切通を過ぎていく道は、県道24号の沼間隧道が出来るまでは、 逗子市の沼間地区と、横須賀市の船越三丁目を結ぶ峠越えの道だったのでしょうか。 切通の先には集合住宅が見えていますが、切通の手前の左斜面が登り口になります。 沼間坂上バス停から6分ほどで着きました。 左側は緩やかな斜面になっていて特に目印はありませんが、 すぐにある大木の先から金属網の階段が右手へと続いています。 これから登る道は送電線の巡視路になっているようです。
(正面の道は「鷹取山」を参照)
41番鉄塔
右へ登って尾根に着き、左手へ曲がって登っていきます。 金属網の階段は一旦途切れますが、すぐ先で急な階段が現れます。 歩きやすい金属網の階段を真っ直ぐ登っていくと、 登り口から2分ほどで、送電線の鉄塔「東京南線3・4号線No.41」が立っています。 鉄塔に邪魔されながらも、前後には山並みを見渡せる眺めが広がっています。 尾根に送電線の鉄塔が続いているのがよく見えました。 鉄塔の左脇の笹竹のトンネルの先には送電線の鉄塔「田浦線No.17」がありますが、 道はそこで行き止まりになっています。 41番鉄塔を左から巻くようにして正面の右寄りへ進んでいくと、降って行く道があります。 最初は急坂ですが、すぐに緩やかな尾根道になってきます。
鉄塔「田浦線No.17」は、以前に来た時には「大矢部線No.61」という名前でした。 送電線の系統や鉄塔の番号が変更になったようです。
樹木に囲まれた道を進んでいくと、41番鉄塔から2分半ほどで右手の樹木が途切れて、 長浦港方面を見渡せる所があります。 そこを過ぎて1分ほど軽く登っていくと、尾根の僅かな切通を抜けた所からも眺めが広がります。 先ほどの所よりも手前の樹木が少なくて、見晴しが良くなっています。 奥の方に薄らと見えているのは房総半島でしょうか。
京急田浦駅分岐
眺めを楽しんだら、左へ曲がって尾根の右斜面を登っていきます。 傾斜が緩やかになって笹竹が生い茂るようになると、正面に民家が見えていきます。 道は細くなって、民家の右脇に続くようになります。 民家の脇を進んでいくと、コンクリートの階段に出ます。 周囲には住宅が幾つか建っています。 階段をその先へ降っていくと、道は右手へと折れ曲がっていきます。 その角から正面へと土の道が分かれていきます。 41番鉄塔から8分ほどの所になります。 角には手製の道標が立っていて、正面の道は「鷹取山まで17分」、 右手の道は「京急田浦 左進」、今来た道は「×」となっています。 右手の道は京急田浦駅へと続いていますが、正面に続く道を進んでいきます。
右手の道を緩やかに降っていくと再び山道になります。 「標柱No.11」,「標柱No.12」を過ぎていくと、 分岐から18分ほどで、京急田浦駅の裏手にある南郷公園に降り立ちます。 そこから線路沿いに左手へ少し進み、線路の下をくぐって右手へ戻っていくと京急田浦駅に着きます。 (「鷹取山」を参照)
金網柵とロープ柵に囲まれた道を進んでいきます。 赤茶色の三角屋根の民家を過ぎて笹竹の生い茂る尾根道を登っていくと、 分岐から1分ほどで右手が開けて眺めが広がります。 東京湾を行き交う船などもよく見えていました。 そこを過ぎて笹竹の生い茂る道を更に登っていくと、植林帯へ入る所に分岐があります。 角には手製の道標が立っていて、右手の道は「タカトリ山」、 今来た道は「京急田浦方面 約14分」「住宅地から再び山道へ」となっていました。 左手の道には何も示されていませんが、すぐの所に送電線の鉄塔が見えていたので、 ちょいと寄り道をしていきました。
左手へ進んでいくと、すぐに送電線の鉄塔「東京南線1・2号線No.42」が立っています。 その先へも更に道が続いていて、鉄塔「東京南線3・4号線No.42」が立っています。 その先の右下にある短い鉄塔「日産追浜1号線No.1」を見ながら進んでいくと、 鉄塔「田浦線No.18」が立っていて、そこで道は行き止まりになっていました。 右手の尾根には鉄塔が点々と連なっているのが見渡せました。
往復5分ほどで手前の分岐まで引き返してきて、 道標「タカトリ山」に従って、植林帯に続く降り気味の道を進んでいきます。 雑木林に変ってくると、分岐から1分ほどで、樹木が途切れて明るくなった所に出ます。 右手には長浦港方面を見渡せる眺めが広がっていました。
笹竹などが生い茂る尾根道を僅かに登って、緩やかになった道を進んでいきます。 少し降るようになると、右前方へ降っていく横木の階段が分かれていきますが、 その階段は見送って、尾根道を進んでいきます。 「自然環境保全地域」の看板を過ぎていくと、岩盤が剥き出した登り坂が現れます。
自然環境保全地域
自然を大切にしましょう。
建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県)
沼間六丁目分岐
坂をひと登りすると緩やかになってきます。 笹竹の生い茂る道を進んでいくと、左側の谷筋に植林帯が現れます。 そこから左手へ降っていく道が分かれていきます。 角には逗子市消防本部が設置する緊急時の通報番号を記した看板「山火事注意 たかとり48」が立っています。 看板の支柱にマジックで書き込まれたメモによると、 左手へ降っていく道は「沼間」、今来た道は「京急田浦」となっています。 左手の道は沼間六丁目の谷筋へ降っていけるようですが、 今回はこのまま正面に続く尾根道を進んでいきました。
(後日に左手の道を歩きました。(「鷹取山」を参照)
浜見台分岐
植林帯と雑木林を分ける尾根道を進んでいきます。 岩盤になった小さな切通を過ぎていくと、 右側の尾根に送電線の鉄塔「日産追浜1号線No.2」が立っています。 鉄塔を過ぎていくと、僅かな高みの手前に「たかとり47」の看板の立つ分岐があります。 篠山公園から30分ほどで到着しました。 周囲には道標類が幾つか設置されていて、右手の道は「追浜駅」「浜見台23分」、 正面の道は「鷹取山まで約11分」、今来た道は「京急田浦方面 約21分」となっています。 鷹取山へは正面の道を進んでいくのですが、今回はここから東へ延びる尾根を歩いてから、 ここまで引き返してきて鷹取山へ向かっていくことにしました。
保安林区域図
この区域は森林がもっているいろいろな働らきを守るため、保安林に指定されています。 保安林内で木を伐採したり、植物や土石を採取するときは許可が必要です。 くわしい事は右記へお問い合わせ下さい。
 (神奈川県横須賀三浦地区行政センター農林部林務課)
小ピーク
高みを巻くようにして続く道を進んでいくと、左手には湘南鷹取三丁目の住宅地が広がるようになります。 景色を眺めながら4分ほど進んでいくと、僅かな高みに着きます。 住宅地の向こうには鷹取山が見えていました。 湘南鷹取三丁目と四丁目の間には二瘤になった尾根が迫り出しています。 左手の高みにあるのが鷹取山の頂上で、 垂直に切り立った特徴的な岩壁と、その上にある展望台が見えていました。 その右側に見えている岩壁は、鷹取山と磨崖仏への道が分かれる所にある岩壁のように思われます。 右手の高みにも尖った岩壁が見えていますが、磨崖仏の後方にある岩壁だと思われます。 右手の奥には横浜のランドマークタワーなどのビル群も見えていました。
(画像を左クリックすると、5枚の写真が順次表示されます)
少し降っていくと、コンクリート打ちされた山肌の脇を過ぎていきます。 小さな切通のような所を過ぎて、コンクリート舗装された道を進んでいくと畑地に出ました。 脇には送電線の鉄塔「貝山線11」が立っています。 ここで道が二手に分かれていますが、左手の尾根に続く道を進んでいきます。 右手の畑地の向こう側には、船越地区や長浦港方面を見渡すことができました。
鉄塔「貝山線11」は、以前に来た時には「追浜線No.11」となっていました。 送電線の系統の名前が変更になったようです。
湘南鷹取三丁目分岐
森に入ってすぐに右手へ降っていく横木の階段が分かれていきますが、そのまま真直ぐに進んでいきます。 1分ほど進んでいくと分岐があります。 正面の僅かな高みには送電線の鉄塔「貝山線12」が立っています。 左手の幅の広い階段は湘南鷹取三丁目の住宅地へ降りていくようです。 右手のコンクリート舗装された道が浜見台へと続く尾根道になります。 右手の柵には案内書きが括りつけられていて、 右手の道は「浜見台」、今来た道は「タカ取山」「田浦A」「田浦B」となっています。 「A」「B」とは何を意味しているのかはよく分かりませんでした。 「火の用心」の標柱には、マジックで「尾根をどこまでも 追浜駅前」と書き込まれていました。 以前にも見かけている書込みですが、ほとんど消えかかっていました。 ここは簡易舗装された右手の尾根道を進んでいきます。
鉄塔「貝山線12」は、以前に来た時には「追浜線No.12」となっていました。
火の用心 Stop the Fire
 (北消防署)
湘南鷹取三丁目への階段を見送って右手の尾根道を進んでいきます。 鉄製の柵が設置された道を1分ほど進んでいくと、正面に階段が現れます。 手前の柵が一部開いていて、そこから土の道が右手に少し降り気味に分かれていきます。 その道は正面の高みの巻き道になっています。 高みに登っても樹木に囲まれているばかりで展望が得られる訳ではありませんが、 今回は正面の階段を登っていきました。
船越町四丁目分岐
高みを越えてその先へと階段を降っていきます。 右手からの巻き道を併せてその先へ進んでいきます。 右へ曲がっていく道を2分ほど進んでいくと分岐があります。 左手を振り返ると、磨崖仏の後方にあると思われる岩壁が、二つに割れてカニの爪のように見えていました。 柵に架けられた案内板によると、 右手に降っていく階段は「田浦」、正面の道は「浜見台 約15分」となっています。 右手の階段は船越町四丁目を経て京急田浦駅へと続いているようなので、 この下はどうなっているのか確かめようと、寄り道をしていきました。
幅は広いもののかなり傾斜のある階段を2分ほど降っていくと、 船越町四丁目の住宅地に降り立ちました。 降り立った所には「鷹取山ハイキングコース 右の階段へ」の看板が取付けられていて、 今降って来た階段を指していました。 道は右手へも続いていましたが、その少し先で行き止まりのようでした。 京急田浦駅へは正面へ降っていくようでしたが、ここで尾根道へ引き返すことにしました。
往復5分ほどで尾根道に戻ってきて、その先へ進んでいきます。 雑木林の尾根筋にコンクリート製の道が続いています。 起伏もほとんどなくて大変に歩きやすくなっています。 単にコンクリート舗装をしたというだけではなくて、断面が四角くてかなりの高さがあります。 中空になっているようで、マンホールの蓋のようなものが所々にありました。 同じようなものは他の丘陵地帯でも時々見かけます。 この中には何が入っているのでしょう。水道でしょうか、それとも電線やガス管なのでしょうか。 むやみに開けられると困るためか、蓋の上には金属製の板で覆いがされていました。
「箱道」と命名
この四角い断面のコンクリート舗装された道の正式名称は知りませんが、 このサイトでは「箱道」と呼んでいます。
尾根筋を2分ほど進んでいくと分岐があります。 箱道は正面の高みへと登っていきますが、正面に続く箱道には「止 ×」と記されていて、 左手に分かれていく土の道を指す矢印が書かれていました。 この土の道は正面の高みの巻き道になっていて、この先で再び箱道と合流します。
試しに正面の箱道を歩いてみました。 すぐに高みにある畑地に出ると土の道に変りました。 畑を右手から巻くようにして進んでいくと、降り始める所から再び箱道が現れました。 かなり傾斜があるので、手前の分岐から左手に続く巻き道を歩いた方が賢明のようでした。
歩きやすくなった巻き道を降り気味に進んでいくと、1分ほどで右手から降ってくる箱道と合流します。 そこから左手の尾根に続く箱道を進んでいきます。 僅かな高みを左手から巻くようにして進んでいきます。 傾斜も緩やかで快適な尾根歩きが続きます。 樹木が途切れた所から見える山並みなどを眺めながら6分ほど進んでいくと、 左手の下に国道16号浦郷隧道の出入口が見えてきます。
切通
浦郷隧道の上を過ぎていくと少し降るようになります。 1分ほど進んでいくと、右手の岩が割れたような切通があります。 ここで道が二手に分かれています。 傍に道標らしいものは見当たらず、どちらへ行けばいいのか迷う所ですが、 右手の切通に続く箱道はすぐに土の道に変ります。 左手にも今は使われていない道のような跡がありました。 浦郷隧道が出来るまでは、切通を抜けていく峠道として利用されていたのでしょうか。 浜見台へは左手に曲がっていく箱道を進んでいくのですが、 今回は以前から気になっていた右手の道の行く末を確かめることにしました。 箱道にマジックで書込みされていて、田浦駅へは切通を出て右手の道である旨が記されていました。
切通を抜けると、すぐの所から細い道が右手へ分かれて降っていました。 正面にも道は続いていましたが、先ずは右手の道を降っていきました。 かなり傾斜のある道を降っていくと階段になってきます。 降り始めて1分もしないうちに民家が現れます。 金網柵沿いに降っていきます。 民家の玄関先を過ぎていくと、右側にはコンクリート壁が続き、 左側の小さな谷筋には民家が並んでいました。 その間に続くコンクリート製の階段を降っていくと、切通から3分ほどで国道16号に降り立ちました。 右手すぐの所には新浦郷隧道浦郷隧道の出入口がありました。
(写真は国道に降り立ってから振り返って写したものです)
往復8分ほどで切通の手前まで引き返してきて、右手(切通からは正面)に続く道を進んでいきます。 30秒ほどで道が二手(*)に分かれていますが、正面に続く道を進んでいきます。 雑木が生い茂る尾根になりますが、踏み跡はしっかりと続いていました。 30秒ほど進んでいくと、左手の樹間から長浦港方面を見渡せる所がありました。 アオキや笹竹などが生い茂る所を過ぎていくと、右下に国道16号が見えてきます。 細めの竹が生える所から傾斜の増した坂をひと降りすると、山際の傾斜地にある住宅地に降り立ちました。 切通から8分ほど(左手の道の探索も含む)で降りて来られました。 ここは何処かと住宅地に続く道を降っていくと、船越町五丁目のようでした。 このまま住宅地を降っていくと国道16号に出られそうなので、 行く末は確かめたことにして、ここで引き返すことにしました。
(*)試しに左手に分かれていく道も歩いてみました。 僅かな切通を過ぎると左右に通る道がありました。 右手へ曲がって降っていくと、道は1分ほどで不明瞭になっていました。 以前には道が続いていた雰囲気はありましたが、そこで引き返してきて、 正面に続く道を進んでいきまいた。
合わせて25分ほどで切通まで引き返してきて、箱道をその先へと進んでいきます。 正面の尾根を左手から巻くようにして小さな切通を過ぎていきます。 緩やかな尾根を進んでいくと、少し明るくなった先で再び小さな切通を過ぎていきます。 樹間から広がる町並みを見渡せる所を過ぎていくと、 箱道は正面の高みを巻くようにして右へ曲がっていきます。 その角から踏み跡が正面へ分かれていきますが、この先にある階段への近道になります。 右手の石垣沿いに続く箱道を降っていくと、広い道に出ました。 左手には幅の広い階段がありました。
浜見台二丁目
広い道を右手へ降っていくと、すぐに車道に降り立ちました。 ここは浜見台二丁目になります。 尾根道の浜見台分岐から56分ほど(寄り道の5+25分も含む)で着きました。 正面には第二浜見台隧道があり、左手には浜見台隧道がありました。 脇には「タカ取山ハイキングコース 浜見台入口(約35分)」の案内板がありました。 ここが鷹取山ハイキングコースの「浜見台入口」で、ここから鷹取山までが約35分という意味でしょうか。
浜見台二丁目から引き返してきて、手前にあった広い階段を登っていきます。 右へ曲がって階段を更に登っていくと平らな場所に出ます。 右手へ進んで階段を登った所にある民家の裏手に送電線の鉄塔「貝山線16」が立っています。 その左手から続く細い山道を進んでいきます。 右側に続く青色の金網柵沿いに進んでいくと、1分もしない所に柵が設置されていて、通行止になっていました。 以前に来た時にはもう少し先まで歩いていけました。 この道が「尾根をどこまでも 追浜駅前」が示す尾根道なのだろうと思われますが、 諦めて引き返すことにしました。 手前の広い石段の所まで引き返してきて、オニギリなどを食べたりしながら休憩していきました。
浜見台分岐
ひと休みした所で、元の浜見台分岐まで引き返していきます。 写真を撮ったりすることが少なかったこともあって、20分ほどで浜見台分岐に着きました。 寄り道や休憩も含めて、合計で1時間30分ほどで戻って来られました。 道標「鷹取山」に従って、右手にある僅かな高みへ登っていきます。
高みを過ぎていくと、右手にはコンクリート打ちされた崖が続きます。 その向こうには、今歩いてきた東尾根が続いていました。 追浜駅へと延びる尾根の先には野島方面も見えていました。 緩やかな尾根道を進んでいくと、京浜急行の設置する標柱「No.8」が立っていて、 この先へと続く尾根道は「鷹取山山頂を経て神武寺へ至る」、 今来た道は「京急田浦駅へ至る」となっています。 この標柱は京急田浦駅から鷹取山へと続く鷹取山ハイキングコースに沿って点々と設置されています。 標柱を過ぎた所に送電線の鉄塔「貝山線10」が立っています。
鉄塔「貝山線10」は、以前に来た時には「追浜線No.10」となっていました。 また、標柱「No.8」は鉄塔の北西側に立っていましたが、移設されたようです。
沼間四丁目分岐
「かまくらと三浦半島の古木・名木50選 スダジイ」として選ばれている大きなシイの木を過ぎ、 その先の「たかとり46」の看板を過ぎていきます。 岩盤が剥き出した小さな切通を過ぎていくと分岐があります。 角に立つ標柱「No.7」にマジックで書き込まれた案内書きによると、左手の道は「沼間」となっています。 また細いテープも貼られていて、「横横道路を越え沼間・横須賀線東逗子駅方面」と書かれていますが、 このまま正面の尾根道を進んでいきます。
左手の道
左手の道を降っていくと2分ほどで分岐があります。 角に立つ保安林の標柱にマジックで書き込まれた案内書きによると、 正面の道は「沼間」、右手の道は「沼間住宅地」となっています。 正面の道を進んでいくと、鉄塔を3つ過ぎた所で余り踏まれていない細い山道になってしまいます。 右手の道を降っていくと、3分ほどで舗装道路へ降り立ちます。 そこから横浜横須賀道路の下をくぐっていくと沼間四丁目へ出ます。 (「鷹取東尾根」, 「鷹取山」, 「鷹取山」を参照)
小ピーク
山火事注意の看板などを見ながら歩きやすい尾根道を進んでいくと、小ピークが右手にあります。 その小ピークへと登っていく道と巻き道が分かれていますが、すぐ先で合流します。 小ピークに登ってみると、樹木の間から目指す鷹取山の展望台が見えていました。 「たかとり43」の看板を過ぎて、雑木林に続くしっかりとして歩きやすい尾根道を進んでいきます。 少し進んでいくと再び小ピークがありますが、周りは樹木に覆われていて展望は得られないので、 左手の巻き道を進んでいきます。
山歩く 心にいつも 火の用心
 (神奈川県)
山火事注意
吸いがらの投げ捨てを禁ず。 無断で火を焚くことを禁ず。
 (逗子市消防本部)
44番鉄塔分岐
小ピークを過ぎていくと分岐があります。 そばに立つ標柱「No.6」によると、右手の道は「鷹取山山頂を経て神武寺へ至る」となっています。 左手の道もしっかりとしていますが、特に何も示されていません。 左手の道は送電線の巡視路のようで、鉄塔を3つ過ぎた先で行き止まりになっているので、 ここは右手に続く尾根道を進んでいきます。
左手の道
以前に左手の道を探ってみました。 1分ほどで送電線の鉄塔「東京南線1・2号線No.44」がありました。 その鉄塔の下をくぐっていくと、1分ほどの所に「東京南線3・4号線No.44」が立っていました。 周囲の樹木が切り払われていて見晴がよくなっていて、鷹取山の展望台もよく見えていました。 道は更にその先へ続いていました。 傾斜の増した坂道を降って緩やかになってくると「たかとり42」の看板が立っていました。 この道もハイキングコースなのでしょうか、かなりしっかりとした道になっていました。 看板を過ぎて笹竹の生い茂る植林帯の尾根を進んでいくと、先ほどの鉄塔から3分ほどで 「追浜線No.7」の鉄塔が立っていました。 その先のすぐ下には横浜横須賀道路が通っていました。 鉄塔の先からは笹竹の生い茂る僅かな踏み跡のような尾根道になります。 笹竹を掻き分けながら進んでいくと、 すぐに「立ち入り禁止」の貼り紙のあるロープが張られていて行き止まりになっていました。 その先には有刺鉄線柵があって閉ざされていました。
44番鉄塔分岐から緩やかな尾根道を進んでいくと、次第に岩盤が目立つようになります。 一旦緩やかになった所を過ぎていくと、木の根が張り出した登り坂になってきます。 岩盤の上を登っていくと、正面に切通が現れます。 その手前で踏み跡が左右に分かれていて、ちょっとした十字路のようになっています。 正面の切通の先で鷹取山と磨崖仏への道が左右に分かれていきますが、 今回は手前から左手に分かれていく踏み跡を登っていきました。 雑木林に続く急坂を登っていくと、1分もせずに広場に出ました。
鷹取山公園
広場を横切っていくと中ほどに大きな道標が立っていて、 正面の道は「鷹取山公園入口」、右手の道は「磨崖仏・追浜駅」「浜見台・京急田浦」、 左手の道は「展望台・神武寺」となっています。 岩の間を正面へ進んでいくと広場があります。 浜見台分岐から16分ほどで到着しました。 周囲には岩壁がそそり立っていて、ロッククライミングの練習をしている人達を多く見かけました。 正面は視界が開けていて、横須賀の街並みを見渡すことができます。 左手の方には横浜のランドマークタワーやパシフィコ横浜などのビル群も見えていました。 管理人詰所・トイレ・休憩舎・ベンチなどが設置されているので、 景色を楽しみながらひと休みしていきました。 広場には「鷹取山ハイキングコース」と題した案内図もあるので参考にしましょう。 京急田浦駅・京急追浜駅・京急神武寺駅・JR東逗子駅からのルートがイラスト風に紹介されています。
鷹取山公園よりのめやす
(1)神武寺:20分、 (2)神武寺経由京急神武寺駅:50分、 (3)京急田浦駅:50分、 (4)神武寺経由JR東逗子駅:35分、 (5)磨崖仏往復:20分、 (6)京急追浜駅:20分、 (7)浜見台:40分
 (横須賀市緑政部公園管理課)
公園をいつもきれいに楽しく利用できるよう次のことを守って下さい。
1.ゴミは持ち帰ってください。
2.木の枝を折ったり、草花を引抜いたりしてはいけません。
3.鳥や昆虫をとらないでください。
4.たき火、夜間のキャンプをしてはいけません。
5.危険な場所へ立入らないでください。
6.音の大きい楽器の使用など他人に迷惑のかかるようなことはしないでください。
7.物品の販売行為は禁止します。
当公園についてお気付きのことがありましたら次のところへご連絡ください。
 (横須賀市役所土木みどり部緑地管理課)
ひと息入れたところで、鷹取山の展望台へ向かっていきます。 岩場を進んでいくと、正面の岩場の上に展望台が見えてきます。 中ほどに立つ大きな道標「展望台」に従って、右手の広場の奥にある階段を登っていきます。
鷹取山安全登山協議会の指導に従って岩登りをする人に
1.当公園での岩登りは協議会の指示した場所以外では禁止されています。
2.指示された場所で岩登りを行う場合でも協議会への登録が必要です。
3.登録は次のところで行います。 鷹取山安全登山協議会
4.登録をした人、及び団体は岩登りを行う前日までに上記の協議会に届出をして下さい。
事故を生じた時は自らの責任において処理すること。
この公園での岩登りは禁止する
ただし、鷹取山安全登山協議会指導員の指導に従い、 下記の事項を厳守して行う場合はこの限りではない。 この場合においても事故を生じた時は自らの責任において処理すること。
1.鷹取山安全登山協議会の指示した場所以外では行わないこと。
2.責任あるリーダーのもとに安全な装備で行うこと。
3.岩登りは日の出から日没までの間とすること。
 (横須賀市土木みどり部緑地管理課)
鷹取山 (標高139m)
崖を切り開いた切通に続く階段を登っていきます。 左へ曲がって横木の階段を登っていくと鷹取山の展望台があります。 展望台は切り立った岩壁の上にあって、鷹取山の実質上の山頂になります。 周囲は鉄柵が設置されていて安全になっています。 柵には「鷹取山 139米」と書かれた木の円板が取り付けれています。 床にはここから眺められる場所を記したタイルが埋め込まれています。 それによると、北から時計回りに、東京方面、追浜工業団地、三笠公園、観音崎、横須賀市役所、久里浜火力発電所、武山、大楠山、大島、江の島、富士山、丹沢、有馬浄水場となっていました。 遠くの方は霞んでいましたが、東京湾の対岸の房総半島の沿岸部も見えていました。 横浜ランドマークタワーやベイブリッジや、逗子から葉山にかけてと思われる海も見えていました。 西側の鉄塔の右側に見えるはずの富士山は最初は見えませんでしたが、 この辺りにあるはずだと心眼を開いてみると、薄らとその姿を見ることができました。 しかし、手前の送電線が邪魔しているのが難点ではあります。
この公園内での岩登りは禁止する
ただし、鷹取山安全登山協議会指導員の指導に従い、 次の事項を厳守して行う場合はこの限りではありません。
1.鷹取山安全登山協議会の指示した場所以外では行わないこと。
2.責任あるリーダーのもとに安全な装備で行うこと。
3.岩登りは日の出から日没までの間とすること。
4.岩登りをする人は、鷹取山安全登山協議会への登録が必要です。
5.登録をした人及び団体は、岩登りを行う前日までに上記の協議会へ届出をすること。
事故を生じた時は自らの責任において処理すること。
 (横須賀市役所土木みどり部緑地管理課)
田浦分岐
合わせて30分ほど居た鷹取山を後にして、磨崖仏へと向かっていきます。 岩壁の割れ目に続く道へ入っていくと、すぐに分岐があります。 手前には標柱「No.5」が立っていて、右手の道は「鷹取山ハイキングコース」、 今来た道は「鷹取山・神武寺へ至る」となっています。 まだ道標も立っていて、右手の道は「浜見台・京急田浦」、 正面の道は「磨崖仏・追浜駅」となっています。 鷹取山公園へ登ってくる手前にあった十字路を直進してくると、ここへ来られます。 今回は磨崖仏へ向かって、正面に聳える岩壁沿いに右へ曲がっていく道を進んでいきます。
崖沿いに続く階段を登って、その先に続くコンクリート舗装された道を進んでいきます。 高みを巻くようにして進んでいくと階段が現れます。 階段を登っていくと岩場になっています。 ここから左手へも踏み跡が分かれていきますが、入口には木の枝などが置かれていて、 入口辺りの樹木には「この先通れません」と書かれた板切れが取り付けられていました。 道の先を覗いてみると、降り気味にその先へと続いているようでしたが、正面左手へ続く階段を降っていきます。
磨崖仏
階段を降って鞍部に着いて僅かな高みを越え、その先に続く階段を更に降っていくと、 田浦分岐から5分ほどで小さな広場に降り立ちます。 正面の岩壁には高さ8mほどの磨崖仏が彫られていました。
横須賀風物百選 鷹取山と磨崖仏
鷹取の地名の由来については、太田道灌が鷹狩りをしたことによるとか、 鷹が多くいて鷹をとったことによるとか、いろいろな言い伝えがあります。 また、高い所を示す語に「タカットー」の原意があり、これが「タカトリ」となり、 鷹取の文字をあてたものと考えられます。 この山の地質は、市内の至る所でみられる第三期層凝灰岩です。 柔らかで加工しやすいため、家屋の礎石や塀、護岸などの建築土木用材として 鷹取石の名称で広く愛用されてきました。 切り立つ岩の様相は、明治から昭和の初期にかけて、石材を採取したために生じたものです。 この山の容姿が群馬県の妙義山に似ているところから「湘南妙義」の別称で 呼ばれるようになりました。また、岩肌にある無数の小さな穴は、 登山練習のために打ち込まれたハーケンの跡です。 磨崖仏の弥勒菩薩尊像は、逗子市に在住の川口満氏の依頼により、 本市在住の彫刻家藤島茂氏が昭和40年頃に制作したものです。
(岩質がもろいので、登山練習は危険です)
磨崖仏の左側にある岩壁の割れ目を抜けていくと、左手には切り立った岩壁がありました。 鉄柵が設置された右側に続く道を降って切通を過ぎていくと、横木の階段を降るようになります。 右・左と曲がりながら降っていくと、左手に岩壁が現れます。 そこを過ぎていくと、右手には町並みが広がるようになります。 山際に続く道を進んでいくと、正面に「←追浜駅」の看板が出ていて、左手にある岩壁の割れ目を指しています。
岩壁の割れ目を過ぎていくと、岩壁に囲まれた小広くなった空間があります。 道は右手へ続いていますが、左手に四角く刳り貫かれたような所があるので、ちょいと入ってみました。 見上げてみると、垂直に切り立った岩壁が四方を取り囲み、 上の方には樹木が生い茂った空がポッカリと覗いていて、何だか不思議な世界へ迷い込んだような感じがしました。 規模は違うものの、南米のギアナ高地の洞窟もこんな感じなのだろうかと思ったりもしました。
イワタバコは葉が広く、紫色の花が岩場に咲きます。 みんなで大切にしましょう。
 (横須賀市緑政部公園管理課)
鷹取第一配水池
岩場を過ぎて草が生える所を過ぎていくと、すぐに柵で囲まれた所に出ます。 横須賀市上下水道局の鷹取第一配水池というようです。 中には携帯電話会社の電波設備もありました。 柵に取り付けられた看板には「→追浜駅」と書き込まれていて、柵沿いに右手に続く道を指しています。 右手へ進んで左手へ曲がる角まで来るとボードウォークになってきます。 左折して柵沿いに進んでいくと、右手へ折れ曲がって降っていく階段が現れます。
きけん
この中に入ってはいけません
 (横須賀市上下水道局)
急な階段を降って踊場に着くと、施錠できる扉がありますが開け放たれていました。 扉を過ぎてその先へ降っていくと、真ん中に手摺が設置されるようになります。 そのまま階段を降っていくと住宅地の道路に降り立ちました。 鷹取山から18分ほどで降りて来られました。 振り返ると、階段の脇には「鷹取山公園・磨崖仏」と書かれた看板が立っていました。 手元の地図によると、ここは湘南鷹取一丁目湘南鷹取四丁目の境になるようです。 降り立った所は少しずれた十字路になっています。
湘南たかとりセンター(しょうなんたかとりせんたー)バス停
正面右手に続く車道を進んでいくと、道が二又に分かれています。 左手の道を進んでいくと、道路の右側に湘南たかとりセンターバス停があります。 手前には田浦警察署湘南鷹取駐在所があり、道路向いには横須賀鷹取台郵便局があります。
追浜駅(京浜急行本線)まで、[追1][追2]内川橋行きバスにて7分、1時間に3本程度の便があります。