鎌倉広町緑地
散策:2009年10月下旬
【里山散歩】 鎌倉広町緑地
概 要 鎌倉広町緑地は鎌倉南西部の腰越地区にある約60ヘクタールの緑地です。 御所ヶ谷・竹ヶ谷・室ヶ谷が複雑に入り組んで、谷戸あり尾根ありと、変化に富んだ所になっています。 富士山や相模湾を眺められる所もあります。 緑地には散策路が巡っていて、各所に散策地図が設置されていて分かり易くなっています。
起 点 鎌倉市 西鎌倉駅
終 点 鎌倉市 腰越駅
ルート 西鎌倉駅…龍口明神社…鎌倉広町緑地…御所谷入口広場…田んぼ…大榎広場…浄化池…カエル池…石切場…桜大木…うさぎ山…御所谷入口広場…ウルシ林…二本橋…きはち窪…奥竹ヶ谷…雨乞池上…相模湾眺望…七里ヶ浜2丁目入口…大桐…峯山…洗い坂…小竹ヶ谷…室ヶ谷…腰越駅
所要時間 3時間10分
歩いて... 緑地には沢や田んぼや畑もあって、昔懐かしい里山風景に出合えました。 谷筋や尾根筋には散策路が巡っていて、ちょっとしたハイキング気分も味わえました。 この時は生憎の曇天で、富士山や相模湾は見えませんでした。 最初は曇天でしたが次第に小雨が降り続くようになり、条件の悪い中での散策になりました。
関連メモ 鎌倉広町緑地
コース紹介
西鎌倉(にしかまくら)駅
西鎌倉駅(湘南モノレール)から歩いていきます。
改札口を出て、左手にある西鎌倉歩道橋を渡って道路の向い側へ降りて、県道304号を南方向へ進んでいきます。
改札口を出た所に、「鎌倉広町の森への道順」と「広町緑地散策地図」が 表・裏にコピーされた案内図が置いてあります。 とても参考になるので貰っていきましょう。 今回は鎌倉広町の森とも呼ばれているこの鎌倉広町緑地を散策します。
「鎌倉広町の森への道順」を参考にしながら車道を進んでいきます。 1分ほど進んでいくと、接骨院の先に新鎌倉山入口交差点があります。 そこを左折していきます。 神戸川に架かる榎木橋を渡っていくと、次第に登り坂になってきます。 左手に畑が広がるようになると、右手へ分かれていく道があります。 振り返ると、畑の向こうには湘南モノレールも見えていました。 角にはカーブミラーが立っていて、傍には「新鎌倉山自治会掲示板」などが幾つか並んでいます。 案内図ではここを右折していくのですが、 この少し先に龍口明神社があるようなので、往復してくることにしました。
「新鎌倉山自治会」と題した町内の地図もあります。 今回の鎌倉広町緑地の入口はギリギリのところで載っていませんが、 地図の真ん中の一番下側にある民家の角になります。
龍口明神社
坂道を更に2分ほど登っていくと、道路の左側に特大の鳥居が立っています。 脇には「龍口明神社」と刻まれた大きな石柱もあります。 そこから境内へ入っていきます。 右へクランク形に曲がっていくと、正面に龍口明神社の社殿があります。 立派な社殿になっていて、奥にある本殿の屋根には5本の鰹木が乗り外削ぎの千木が聳えていました。 境内の右手には社務所や神輿庫と思われる建物が並んでいました。 また「奉納 龍口明神社」と書かれた白い幟も沢山立っていました。 社殿は閉ざされていて、「リスが入りますので閉めています」と書かれた貼り紙がありました。
龍口明神社由来
御祭神 玉依姫命(神武天皇母君) 五頭龍大明神
玉依姫命は海神族の祖先豊玉彦命の姫君に在して 彦炎出見尊の妃に在します上に、鵜_草葺不合尊の母神に在しまし、 豊玉姫命の妹御に在し給ひ、龍神として尊崇された。 五頭龍大明神の御由緒は、欽明天皇13年4月12日戌の刻より23日辰の刻に至る迄大地震動して終日息ず。 即ち孤島を湧出した之を江の島と云い天女降む。是弁財天女の作るところなり。 天女悪龍の悪業を戒めた。 龍は遙かに天女の麗質を見、其の後改心し村人に害を与えることなく山と化した。 村人はその山に海に突出た所の龍の口の様な岩上(龍の口)に社を築き白髭明神と称し、 村の安泰を祈願した。 此龍口明神社の発祥と伝えられている。 養老7年3月より9月迄江の島窟中にて泰澄・慈覚両大師が神業修業中、 夢枕に現れた神々を彫刻し、弁財天一体を岩本院に、二体を白髭明神へ納めた。 即ち玉依姫命(長さ5寸)と五頭龍(長さ1尺)の御木像が御神体である。 此の時、龍口明神社と名付け、江の島と当社の繋がりと両地の平和と隆昌を祈願した。 鎌倉時代には神護により如何なる悪業をした者も此処に血を流すことにより、 世人に戻すと此の前の地を刑場とした事もある。 又氏子はその祟りを恐れ、当社の移転改築を永年拒んできた。 然し大正12年関東大震災で全壊した社を昭和8年改築し今日に至ったが、 境内地が藤沢市片瀬地域内の飛地津1番地に有ることと、 時代の推移と共に同地区の発展及び人口増加に伴い、 御祭神の御神慮に依り、此度氏子百余名は江の島遠望清浄の地、 龍の胴に当る蟹田ヶ谷1548番地の4の当地に遷座申し上げ、 此の地の守護神として奉祀するものである。 (「鵜_草葺不合尊」の2番目の文字は、「茲」扁に「鳥」と書きます)
 (建設委員会誌)
龍口明神社
御祭神 (玉依姫命)(五頭龍)
御例祭 10月初めの土・日曜日
御由緒  欽明天皇13年(641)4月の草創で、新編相模国風土記に 「龍口明神は津村・腰越両村の鎮守なり(中略)津村宝善寺持」とあり、この地一帯の氏神様である。 玉依姫命は海神俗の祖先豊玉彦命の姫君で、龍神として尊崇された。 欽明天皇の御代に江の島が湧出し弁財天女が天降り、これが今の江の島弁財天で、 日本三大弁財天の一つである。 村人等に悪業を施こしていた五頭龍は遙かに天女の麗質を見、その後改心し当地の守護神となった。 茲に五頭龍降伏の伝説により、61年毎の巳年、江島神社式年大祭には神輿の渡御するを古例としている。 昭和53年9月に当地に遷座し、この地の守護神として奉祀するものである。
おまいりのしかた
二拝二拍手一拝
・姿勢を正して心を落ち着かせます。
・深いおじぎを二度致します。
・手を胸の高さで合わせ二度うちます。
・深いおじぎをもう一度致します。
神様に感謝の気持ちでお参りしましょう。
龍口明神社から手前の分岐まで引き返してきて左折(来た向きには右折)していきます。 左右の分岐を見送って、住宅地に続く軽い登り坂になった道を真っ直ぐ進んでいきます。 高みを過ぎて降っていき、カーブミラーの立つ十字路を二つ過ぎて傾斜が緩やかになると、三つめの十字路があります。 右手の下の方には川が流れています。 手元の地図によると、先ほどの神戸川の支流の二又川というようです。 ここを左折して、住宅地に続く道を登っていきます。
鎌倉広町緑地
住宅地に続く坂道を緩やかに登って、突き当たりを道なりに右へ曲がっていくと、 鎌倉広町緑地御所谷入口があります。 龍口明神社への立ち寄りも含めて、西鎌倉駅から25分ほどで着きました。 入口には「(仮称)鎌倉広町緑地の自然」と題した大きな解説板が設置されているので参考にしましょう。 それによると、この御所ヶ谷口以外にも、 七里ガ浜東口・七里ガ浜下水道終末処理場口・七里ガ浜口・室ヶ谷口があって、 広町の森入口ゾーン・鎌倉山の谷戸ゾーン・七里ガ浜の景観ゾーン・竹ヶ谷の森ゾーン・室ヶ谷の里ゾーンに分かれているようです。 また「古代東海道秘蔵地:鎌倉時代の古典・海道記の探索」と題した看板もありました。 それによると、この辺りには竹ヶ谷城があったのだそうで、それらの遺構などを巡るコース図もありました。 古典の「海道記」や「東関紀行」の抜粋も載っていましたが、ほどんと消えていて判読出来ませんでした。 他の看板類や「鎌倉もののふの道 ここに始まる」と書かれた柱も設置されていました。
(仮称)鎌倉広町緑地の自然
ここは鎌倉を代表する緑地の一つで、複雑な谷戸地形に、多様な生物の生息環境が残され、 様々な動植物が見られます。 これからは、この緑地を『都市林』として保全・活用していきます。
【都市林】主として動植物の生息地又は生育地である樹林地等の保護を目的とする都市公園
 (神奈川県、鎌倉市、(財)かながわトラストみどり財団)
鎌倉広町緑地を利用される皆様へ
鎌倉市では、広町の森を都市林として保全・活用していきます。 利用される方は、都市林の目的をよく理解し、次のことを守っていただくようご協力をお願いします。
○危険箇所や私有地がありますので、既存道以外は立ち入らないでください。
○喫煙・焚き火・花火など火気を使用しないでください。
○動植物の捕獲・採取及び持ち込みはしないでください。
○大声で騒がないでください。(生き物が迷惑します)
○犬を放さないでください。
○バイクや自転車を乗り入れないでください。
○ゴミは持ち帰ってください。
 (鎌倉市公園緑地課)
古代東海道秘蔵地:鎌倉時代の古典・海道記の探索
埋蔵文化財包蔵地:鎌倉市腰越・津
遺跡名・竹ヶ谷城跡、1400m×600m
時代:古墳時代〜
台帳番号:416 曲輪・切岸が良好に残る、遺物散布地、居住地他
 (ハイキングコースを守る会)
鎌倉もののふの道 ここに始まる
このトラストは、かけがえのない自然と歴史に恵まれた鎌倉の里道を手入れしながら継承していく活動です。
 (平成11年10月吉日建之 もののふの道・グランドワーク トラスト)
御所谷入口広場
正面すぐの所にある御所谷入口広場では稲の収穫作業が行なわれていました。 この緑地は谷戸と尾根が入り組んだ形になっていて、谷戸田も少しあるようです。 右手の先に「広町緑地散策地図」が設置されていて、 緑地内を巡る散策路が図示されています。 ここにあるのは「(1)御所谷入口」となっていますが、 同様の散策地図は、番号が振られた各々の所に設置されていて、とても分かり易くなっていました。 西鎌倉駅にあった案内図とほぼ同じ内容になっていますが、 各ポイントを繋ぐ代表散策コースが四つ紹介されています。 いずれもこの御所谷入口を起終点とするルートになっていました。 また「鎌倉広町の森散策地図」もありました。 谷筋と尾根が色分けされた地図になっていて、広町緑地散策地図と少し違う部分もありました。 外周路→内側の道という風に2度回れば何とか全ての道を歩けそうでしたが、 今回は室ヶ谷の方から出て行く予定なので、それでは上手くはいきません。 良いルートが思いつかないまま、取り敢えず左手の沢に沿って続く外周路を進んでいきました。
「(仮称)鎌倉広町緑地の自然」と「広町緑地散策地図」と「鎌倉広町の森散策地図」では ポイントの名称や道が異なっている所がありますが、 以降は「広町緑地散策地図」の表記に従うことにします。 なお、ここの地図は掠れていて分かり難かったので、峯山にあったものを載せておきます。
広町緑地散策地図
代表散策コース (トイレは御所谷入口広場、浄化センター入口付近の2ヶ所だけ)
*谷戸・尾根一周コース(約2時間)  (1)御所谷入口…(2)田んぼ・畑…(5)浄化池…(7)石切場…(9)桜大木…(11)浄化センター入口…(13)相模湾眺望…(14)七里2丁目入口…(15)峯山(富士山眺望)…(16)洗い坂…(17)小竹ヶ谷…(1)御所谷入口
*御所谷 谷戸・尾根コース(約1時間)  (1)御所谷入口…(2)田んぼ・畑…(5)浄化池…(7)石切場…(9)桜大木…(11)浄化センター入口…(18)二本橋…(1)御所谷入口
*竹ヶ谷湿地・尾根展望コース(約1.5時間)  (1)御所谷入口…(17)小竹ヶ谷…(16)洗い坂…(15)峯山(富士山眺望)…(14)七里2丁目入口…(13)相模湾眺望…(11)浄化センター入口…(18)二本橋…(1)御所谷入口
*竹ヶ谷湿地・うさぎ山コース(約40分)  (1)御所谷入口…(18)二本橋…(11)浄化センター入口…(19)うさぎ山…(2)田んぼ・畑…(1)御所谷入口
田んぼ
沢沿いに続く道を進んでいきます。 小さな沢ですが、心地よい音を立てながら水が流れていました。 少し進んでいくと、ススキが谷戸一面に生えていました。 ベンチも設置されていて雰囲気のいい所でした。 その少し先には田んぼが幾つかあり、 「レンゲ田んぼ」,「ツクシ田んぼ」,「サクラ田んぼ」などの立て札もありました。 道端には散策地図「(2)田んぼ・畑」がありましたが、掠れていてほとんど読めませんでした。 この緑地では、広町田んぼの会・広町畑の会・広町森の会・広町散策路の会などの活動が行なわれているようでした。
私の故郷にも田んぼが沢山ありました。 秋の刈り取りが終ってレンゲの種を田んぼに蒔いておくと、 春になると一面がお花畑になりました。 土手道に咲くツクシやツバナを摘んだり、 スカンポやイタドリの薄皮を剥いてその場で食べたりもしました。 シロツメクサで花輪を作って遊んだり、 オオバコの茎を十字に交えて「相撲」と称して引っ張り合いをしたりもしました。 切れた方が負けという単純な遊びですが、切れ難くするために揉んだりして各自で工夫して戦いに挑んだものです。 アケビやヤマナシを採るために、仲間と谷筋の奥深くまで分け入ったことも楽しい思い出です。
水田の復元作業(試験施工)について
鎌倉市では、広町の森を都市林(主として動植物の生息地又は生育地である樹林地等の保護を目的とする都市公園)として保全・活用しています。 その第一歩として、湿地環境を復元し生物の多様性の向上を目指して、 市民と市が協働で水田の復元作業(試験施工)を始めました。 また、環境の変化等を把握するためのモニタリング調査も合わせて実施していきます。
 (鎌倉市公園緑地課)
谷戸の山際には引続き沢が続いていて、崖の傍では流れの勢いが増して、心地よい水音が響いていました。 この辺りは御所谷というようです。 ぬかるんだ所には鉄板が敷かれていたりもする道を進んでいきます。 以前には谷戸田が続いていたのでしょうが、 今では耕作されることもなくなって、荒れ地になっているようです。 道の両側に笹が生い茂る所を過ぎていくと、大きな木が生えていました。 「メタセコイア」というようで、ツルッとした樹皮で、合歓木や山椒のような葉をしていました。
この鎌倉広町緑地が都市公園法に基づく「都市林」に指定されたのは2003年10月とのことなので、 これから整備が進むのかも知れません。
草木を大切にしましょう
 (かまくら緑の探偵団)
大榎広場
メタセコイアを過ぎていくと、右手に小径が分かれていきます。 角には散策地図「(3)大エノキ分岐」があります。 また、足元には20cmほどの白塗りのミニ道標「大榎広場」があって、右手の道を指していました。 外周路はそのまま沢沿いに進んでいくのですが、すぐ先にエノキの大木が見えていたので、 ちょいと立ち寄っていきました。 近くまで来ると、根元から四方に枝を伸ばした大木でした。 脇にはベンチも設置されていて、ひと休みするのに良さそうな所でした。
同様のミニ道標はこの先の要所にも設置されています。 40cmほどの大きさのもありましたが、かなり小さいのもあって、 うっかりしていると見逃してしまいそうな感じがしました。
元の沢沿いの道まで戻ってその先へと進んでいきます。 脇道には「立入禁止」の看板も設置されています。 この辺りは広町というようです。 次第に狭まってくる谷戸を進んでいくと分岐があります。 角には散策地図「(4)石切場分岐」があります。 またミニ道標もあって、正面の道は「浄化池」、右手の道は「石切場」、今来た道は「入口」となっています。 外周路は右手の道を進んでいくのですが、この先に浄化池があるようなので、立ち寄っていくことにしました。
浄化池
引続き流れている沢沿いに進んでいきます。 幅の広い木橋を渡っていくと、更に狭まってきた谷戸に浄化池がありました。 脇には散策地図「(5)浄化池」がありました。 水を湛えた池なのかと思っていたのですが、菖蒲のような植物が植えられた田んぼ風の湿地になっていました。 以前には田んぼだったのかも知れません。 道はこの先へも続いていたので、ちょいと探ってみました。 浄化池を過ぎた所で左右からの沢が合流していて、その先の谷へと小径が続いていました。 大井久保という谷のようですが、ミニ道標「立入禁止」が立っていたので引き返してきました。
浄化池(試験施工)について
この池は、河川の水質を植物により浄化するためのものです。
 (鎌倉市公園海浜課)
カエル池
手前の分岐まで引き返してきて、道標「石切場」に従って曲がっていきます。 小さな流れに渡された板を過ぎて、崖沿いに進んでいくと、小広くなった谷に出ました。 ここにも散策地図「(6)カエル池」がありました。 池はどこにあるのかと思っていると、どうやら手前にある湿地がカエル池のようでした。 水面は見えておらず、「池」という雰囲気はありませんでした。 ここから左手の尾根に続く山道を登っていきます。 登り口にはミニ道標「石切場」があって、戻るようにして続く山道を指しています。
田んぼがあると必ずカエルもいました。 夜になると、何処からともなくカエルの鳴き声が聞こえてきました。 甲高い声や低く響く声など、種類によって鳴き方が違うようでした。 周辺のカエルが一斉に鳴いて大合唱になることもよくありました。 夜の静寂にカエルの声だけが響き渡っていました。 人が近くへ来るとピタリと鳴き止んで、通り過ぎるとまた鳴き始めたりもしました。
石切場
横木の階段をひと登りして右へ曲がり、尾根を真っ直ぐに登っていきます。 かなり傾斜があって、山登りをしている雰囲気になってきますが、道はしっかりとしていました。 散策地図では青い長円が塗られた所で、傾斜の急な山道であることを示しているようでした。 杉の大木が沢山生えている尾根道を登っていくと、少し緩やかになった所の左手に岩壁が現れました。 前には散策地図「(7)石切場」やミニ道標「石切場」がありました。 これが石切場の跡のようです。 鎌倉山方面でしょうか、振り返ると、山の上に民家が建っているのを見渡せる眺めが広がっていました。
大きな杉が生える尾根道を更に登っていきます。 トラロープが張られていたりもしますが、登っていく分にはそれほど必要な感じはありませんでした。 程なくして緩やかな道になってくると、左手の高みに分かれていく踏み跡があります。 散策地図に載っている破線の道のようです。 右手に続くしっかりとした道を進んでいくと、左手から踏み跡が合流してきます。 その道を合せた先にミニ道標が立っていて、今来た道は「石切場」となっていました。 傾斜の増した坂道を降っていくと、緩やかになった所に分岐があります。 角には散策地図「(8)鎌倉山分岐」が立っていました。 またミニ道標「石切場」もあって、今来た道を指していました。 左手の道もしっかりとしていて七里ヶ浜駅方面へ降っていけるようですが、 ここは右手へ続く緩やかになった尾根道を進んでいきます。
緩やかな尾根道を進んでいくと、すぐに道が二手に分かれています。 道標類は見かけませんでしたが、散策地図によると右手の道の先に桜大木があるようです。 外周路は左手の道ですが、桜大木へ立ち寄っていくことにしました。 森の中を軽く登っていくと、左手から登ってくる道が合流してきます。 散策地図に載っている破線の道のようです。 脇にはミニ道標が立っていて、正面の道は「大桜」、今来た道は「外周コース」となっています。 左手の道は桜大木からの戻りに歩くとして、先ずは正面に続く道を進んでいきました。
桜大木
雑木林の緩やかな尾根に続く道を進んでいくと、ミニ道標「大桜100m」が立っています。 そこを過ぎていくと、竹柵で囲われた桜大木がありました。 ミニ道標「大桜」もありました。 枝を四方に広げた老大木でした。 春にはまだ花を咲かせるのでしょうか。 明瞭な道はここで行き止まりになっています。
いま木の根を養生して樹勢の回復を図っています。 柵の中に入らないようにお願いします。
森の手入れを行っています
健全な森を育て、さまざまな生き物が住める環境を守るため、 市民が下草刈りや若木の育成などを行っています。 散策路以外に立ち入らないでください。
 (広町森の会、鎌倉市)
手前にあった分岐まで引き返してきて曲がっていくと、すぐに外周路に出ます。 出た所には散策地図「(9)桜大木分岐」があります。 ミニ道標「大桜」もあって、今来た道を指していました。 また、「ハイキングコースを守る会」が設置した案内図もあって、 散策地図には載っていない道や「×」となっている立入禁止の道も含まれています。 ここは右手に続く外周路を進んでいきます。
緩やかな外周路を進んでいくと、僅かな高みの前で道が二手に分かれています。 正面にはミニ道標「外周コース」があって右手の道を指しています。 左手の道の先には「この先狭く危険!!」の標柱が立っていました。 正面の高みの周囲には太い竹が柵のように括り付けられていて、直接登っていけないようになっていました。 道標に従って、高みを巻くようにして続く右手の道を進んでいきます。 少し登るようになると、左手の高みへ続く道が分かれていきます。 角に散策地図「(10)うさぎ山分岐」があります。 またミニ道標もあって、左手へ分かれていく道は「外周コース」、 正面の道は「入口広場」、今来た道は「大桜」となっています。 金属製の白い柱も立っていて、マジックで書き込まれたメモによると、 この左手の高みにはその昔に極楽寺の施設があったようです。 左手のすぐ先には竹製のベンチもあります。 外周路は左手の道を進んでいくのですが、今回は緑地の中ほどに続いているうさぎ山と竹ヶ谷を通る道も歩くべく、 正面に続く道を進んでいきました。
うさぎ山
緩やかな道を進んでいくと、大きな樹木が生えています。 その先に続く笹竹の生い茂る所を過ぎていくと、降り坂になってきます。 植林地に入って横木の階段を降っていきます。 鞍部に着いて軽く登り返していくと、僅かな高みに着きました。 『散策地図と所要時間からするとこの辺りがうさぎ山だと思われるが』と辺りに気を配りながら歩いていきましたが、 見落としたのか、「うさぎ山」を示す標識類は見かけませんでした。 名前からすると、その昔には野ウサギを狩った所だったのでしょうか。
散策地図では「19うさぎ山」の▲印は、道から僅かに外れた所に描かれているように見えるので、 尾根道から少し離れた所を注意深く探せば、標識があったのかも知れません。
御所谷入口広場
緩やかな降り基調の尾根道を進んでいきます。 程なくして傾斜の増した所を降っていきます。 一旦緩やかになって、道の両側に笹竹が生い茂る所を進んでいきます。 再び降り傾斜が増してくると横木の階段が始まります。 1分ほどで階段を降り切って、道端に笹などが生い茂る道を更に降っていくと、 正面の下の方に広場が見えてきます。 少し左へ曲がって更に降っていくと広場の脇に降り立ちました。 降り立った広場は最初にあった御所谷入口広場でした。 ミニ道標「うさぎ山」が今降って来た道を指していました。 左手の沢に架かる木板を渡っていくと、細い踏み跡が左手へ分かれていきますが、 沢に沿って右手へ進んでいきます。
緩やかになった道を進んでいくと、左右に通る広めの道に出ました。 角にはミニ道標「うさぎ山」があって、今来た道を指していました。 また鎌倉市消防本部や鎌倉市危険物安全協会が設置する 標柱「No.33 鎌倉広町緑地内での喫煙はやめましょう」も立っています。 右手のすぐ先には鎌倉広町緑地に入ってきた最初の御所谷入口が見えています。 御所谷入口を出発してここまで戻ってくるのに約1時間かかりました。 ここは左手へと進んでいきます。
ウルシ林
広い道を進んでいくと、左手のロープ柵の向こう側には、疎林が広がっていました。 貼り出されている注意書きでは「ウルシ畑」となっていますが、 散策地図では「ウルシ林」となっている所のようです。 かぶれる恐れがあるというので、足早に通り過ぎていきました。
子供の頃に、ウルシの木でかぶれたことがありました。 親に付いて畑へ出かけて遊んでいた時に、はねた枝が顔に当りました。 その夜から顔がかぶれだし、おたふくのように膨らんだ顔をして小学校へ通ったことを思い出しました。
鎌倉広町緑地を利用される皆様へ
ここはウルシ畑。 かぶれる恐れがあるので立ち入らないでください。
 (鎌倉市公園緑地課)
ウルシ林の脇を過ぎていくと分岐があります。 脇には散策地図「(17)小竹ヶ谷入口」があります。 また、角にはミニ道標があって、正面の道は「小竹ヶ谷」、左手の道は「竹ヶ谷」となっています。 正面の道は最後に歩くとして、ここは左手の道を進んでいきました。
おねがい!!
昆虫や植物を持ち帰らないでね。
沢に架かる木橋を渡っていきます。 雑木林を過ぎていくと、道端に自然木で出来たベンチがありました。 猫じゃらしに似たチカラシバの群落を過ぎていきます。 正面にこんもりとした尾根が見えてくると、谷筋が二手に分かれています。 散策地図によると、右側を大竹ヶ谷、左側を竹ヶ谷というようです。 右手へ踏み跡が分かれていきますが、 その入口には「崖崩れの危険があるため通行禁止」の看板が出ていました。 「広町緑地散策地図」では「×」になっていますが、 「鎌倉広町の森散策地図」によると、右手の道は大竹ヶ谷を通って外周路まで続いているようでした。
二本橋
右手の道を見送って左へ曲がっていくと、谷筋に二つの木橋が続けて架かっています。 「二本橋」という名前からどんな橋なのかと思っていましたが、 谷筋に沢が二つ流れていて、それらを連続して渡っていく木橋でした。 脇には樹木が生えてベンチも設置されていて、沢の流れを眺めながらひと休みしていくのに良さそうな所でした。 散策地図「(18)二本橋」やミニ道標「二本橋」もありました。
きはち窪
二つ目の木橋を渡っていくと、左手から僅かな踏み跡が合流してきました。 御所谷入口広場に降り立った所から分かれてきた道だと思われます。 二本橋を渡って、竹ヶ谷の山際に続く道を進んでいくと、左手へ小さな谷筋が分かれていきます。 道が少しぬかるんでいて、木板や鉄板が敷かれていたりもします。 この辺りが散策地図に載っているきはち窪になるようで、ミニ道標「きはち窪」がありました。 道は谷筋を横切るようにして右手へ曲がっていきます。
奥竹ヶ谷
右手へ曲がった先にある木橋を渡っていくと植林地になってきます。 木切れが敷かれた道を進んでいくと、道が左右に分かれています。 正面には「ハイキングコースを守る会」の設置する案内図があります。 その袂にはミニ道標「奥竹ヶ谷」がありました。 その案内図によると、右手の道も外周路まで続いているようですが、 散策地図では「×」になっているので、左手の道を進んでいきました。
小さな谷筋に続く広めの道を緩やかに登っていきます。 シダ類やアオキなどが生い茂る所を過ぎて登り傾斜が増してくると、横木の階段が現れます。 次第に道端に笹竹が生い茂るようになった階段を登って、 その先の一段と背丈が高くなって回廊になった笹竹の中を過ぎていくと外周路に出ました。 脇には散策地図「(11)浄化センター入口」がありました。 傍にはミニ道標もあって、右手の道は「外周コース」、左手の道は「うさぎ山」、 今来た道は「入口〜竹ヶ谷」となっています。 浄化センターへの道はこの少し左手から分かれていきます。 先ほどの散策地図(10)があった分岐を左手に進んでくると、ここへ来られます。 今回は右手へ続く外周路を進んでいきます。
ハチに注意
 (鎌倉市景観部公園海浜課)
雨乞池上
背丈の高い笹竹の回廊を抜けて、緩やかな尾根道を進んでいきます。 浅い鞍部に着いて軽く登り返していくと、左手から広めの道が合流してきますが、 入口には「立ち入らないで!!」の標柱が立っています。 右へ曲がって尾根に続く広めの道を軽く登っていくと、 小さな高みの手前にミニ道標「外周コース」があります。 傍には「ハイキングコースを守る会」の設置する案内図があります。 先ほどの奥竹ヶ谷の分岐から右手へ進んできた道がこの辺りで合流する図になっていますが、 それらしい明瞭な道は分かりませんでした。 道標などを過ぎて登っていくと、すぐに散策地図「(12)雨乞池上」があります。 左手からも道が登ってきているようでしたが、 再びあるミニ道標「外周コース」の指す右手の高みへと登っていきます。
散策地図によると、この正面の下の方に雨乞池があるようです。 ここはその上に位置しているということで、「雨乞池」+「上」で「雨乞池上」というのでしょうか。 「雨乞」+「池上」ということではないようです。 池へ降りて行く道が分からなかったので、今回は雨乞池に立ち寄るのは省略しました。
木の根が剥き出した所をひと登りすると、緩やかな尾根道になってきます。 道端には竹が柵のようにして置かれていました。 その外側は樹木が切り払われて明るくなっていました。 そこを過ぎて植林地へ入っていきます。 小さな鞍部を過ぎていくと、道端に「草刈りしません」の標識が立っていました。 そこを過ぎて植林地を緩やかに登っていきます。 道の両側に笹竹が生い茂るようになると、右手に道が分かれていきます。 「立ち入らないで!!」の標柱が立っていたので、 散策地図にある「×」の書かれた道のようでした。 右手の道は見送って左手へ曲がって、笹竹の生い茂る道を進んでいきます。
この先の回遊コース(国有地)は@と☆が営巣に使用するため、草刈りしません。
「@」と「☆」は、鳥の頭部の絵になっていました。 嘴の長い鳥と、短めの鳥になっていましたが、名前は分かりませんでした。
相模湾眺望
背丈の高い笹竹を抜けると降り坂になってきます。 傾斜が緩やかになった道を進んでいくと、雑木林へ入っていきます。 左手からの踏み跡を合せていくと、再び背丈の高い笹竹の回廊を抜けていきます。 回廊が終って雑木林を進んでいくと、笹竹の生える明るくなった所を進んでいきます。 僅かな高みが現れると、道の両側にはロープ柵が設置されていました。 そこを過ぎて緩やかになると、また笹竹が生い茂るようになります。 その先へ進んでいくと、正面に僅かな高みが現れます。 緑色のロープが張られた横木の階段になりますが、ロープは必要な感じではありませんでした。 階段はすぐに終って高みに着きます。 正面には民家が見えていました。 ここに散策地図「(13)相模湾眺望」があって、 ミニ道標「七里ヶ浜」もありました。 左手には街並みが広がり、その先には薄らと海岸も見えていました。 この時は生憎の曇天で遠くは霞んでいましたが、よく晴れた日には綺麗な眺めなのだろうと思われます。 ベンチも設置されれていて、眺めを楽しみながらひと休みしていくのに良さそうな所です。
七里ヶ浜2丁目入口
民家の裏手の空地のような所を過ぎて、その先の森へ入っていきます。 尾根の右斜面に続く細い道を進んでいきます。 谷側には丸太が置かれていて土留めされていたり、ロープが張られていたりもします。 そんな斜面に続く道を進んでいくと分岐があります。 散策地図「(14)七里ヶ浜2丁目入口」が設置されていて、 「No.31 鎌倉広町緑地内での喫煙はやめましょう」の標柱も立っています。 またミニ道標もあって、今来た道は「外周コース」となっています。 この左手数mの所は住宅地になっています。 ここは右手へ続く道を進んでいきます。
おねがい!!
わたしたちを広町の森からつれ出さないでください。
右手に続く斜面沿いの道を進んでいくと、右手の樹木が途切れて見晴しの良い所があります。 そこを過ぎて尾根に乗る所に「峯山の平場と堀」と題した案内図がありました。 この辺りは竹ヶ谷城があった所のようで、堀や土橋などが各所に設けられていたようです。 尾根に乗って進んでいくと、すぐの所で道が二手に分かれています。 右手の道の先にはミニ道標「峯山」があって、右手の道を指しています。 左手の道は何も示されてはいませんが外周路になります。 右手の道の先に峯山があるようなので、立ち寄っていくことにしました。
大桐
坂をひと登りして緩やかになった道を進んでいくと、樹木が切り払われて開けた所に出ました。 正面には街並みや海岸線も見えていましたが、生憎の天候のため霞んでいました。 ベンチも設置されているので、景色を眺めながらひと休みするのに良さそうな所でした。 ミニ道標「大桐」もありましたが、この近くに大木は見かけませんでした。 散策地図では少し離れた所に「桐大木」が載っているので、谷へ少し降りた辺りにあるのかも知れません。 ここから左手に続く尾根を進んでいきます。
開けた尾根を進んで森の中へ入っていく手前で、左手から道が合流してきます。 角にはミニ道標があって、正面の道は「富士山展望所」、左手の道は「外周コース」となっています。 左手の道は先ほどの分岐を直進していった先から分かれてくる道のようでした。 その道は峯山からの戻りに歩くとして、先ずは正面に続く尾根道を峯山へと向かっていきました。
峯山
ロープ柵が設置された道を進んでいきます。 右手が開けて街並みなどを見渡せる所を過ぎていきます。 再び森の中へ入っていく所で道が二手に分かれています。 道標類は見かけませんでしたが、少し先で合流しています。 分岐した道を合せてその先へ進んでいくと、ミニ道標「富士展望所150m」が立っています。 緩やかで歩きやすい道を進んでいくと、やがて峯山に着きます。 御所谷入口の近くを再出発してから1時間ほどで着きました。 脇には散策地図「(15)峯山(富士眺望)」が設置されています。 ベンチもひとつ設置されていて、その傍にはミニ道標「富士山」もありました。 左手が開けていて展望が得られます。 案内図にもある通り、条件が良いと富士山も見えるのでしょうが、 この時には生憎の曇天とあって見えませんでした。 この先にも踏み跡のような道が続いていましたが、入口には木の枝が積まれていて、立入禁止のようになっていました。
ミニ道標「大桐」のあった展望地に戻る手前の分岐まで引き返してきて、 ミニ道標「外周コース」に従って、右側の道を進んでいきます。 高みを巻くようにして続く道を進んでいくと、右手に道が分かれていきます。 手前にはミニ道標「峯山」があって今来た道を指していました。 また「ハイキングコースを守る会」の案内図もありました。 その図によると小竹ヶ谷の方へ降りて行かれる道のようでしたが、 散策地図では「×」の表記がされていて立入禁止になっています。 その道は見送って、左へ曲がっていく道を進んでいくと外周路に出ました。 ここにも「ハイキングコースを守る会」の案内図がありました。 角にはミニ道標が立っていて、左手の道は「大桐」、今来た道は「峯山」となっています。 右手の道は何も示されてはいませんが、ここは右手へと進んでいきます。
洗い坂
尾根の左斜面を進んでいきます。 やがて降り坂になって鞍部に着くと、左手に坂道が分かれていきます。 角には散策地図「(16)洗い坂(室ヶ谷)」がありました。 また、ミニ道標「室ヶ谷」もあって、左手に分かれて降っていく道を指しています。 今回はここから左手の道を降っていくのですが、 小竹ヶ谷の道をまだ歩いていないので、御所谷入口の手前まで続く道を往復してくることにしました。
鎌倉広町緑地を歩き始めて暫くすると、時折小粒の雨が落ちてきていましたが、 継続するようなことはありませんでした。 しかし、この辺りまでくると、小降りながら雨が降り続くようになりました。 雨具は持ってこなかったのでどうしようかと思いましたが、 それほど強い雨ではなくて、体の芯まで濡れることはなさそうだったので、 このまま散策を続けることにしました。
小竹ヶ谷
笹などが生える雑木林を進んでいくと、左側すぐの所に住宅地が迫ってきます。 そこを過ぎて少し住宅地から離れていくと、明るくなった尾根に出ました。 その先へ進んでいくと、道が二手に分かれています。 ミニ道標「外周コース」が今来た道を指しているだけで、左右の道には何も示されてはいません。 どうしたものかと考えてみるに、道標は右手から来ると見える向きに設置されているし、 左手の道は住宅地へ出てしまいそうに思えたので、ここは右手の道を進んでいきました。 降り坂になってきた道を進んでいくと、横木の階段が現れました。 階段を降っていくと小さな谷筋に降り立ちました。 ここが小竹ヶ谷の奥になるのだろうと思いながら、その先へと進んでいきました。
夏草が生い茂るようになった谷筋を緩やかに降っていきます。 右手からくる谷筋を合せてその先へ進んでいくと、道沿いに小さな沢が流れるようになります。 所々にある木橋を通って谷筋を進んでいきます。 木を梯子状に並べた橋や木板の橋を渡っていくと、少し広くなった所に出ました。 出た所には「ハイキングコースを守る会」の案内図があり、その少し先の左側には苗圃がありました。 このすぐ先が、散策地図(17)のあった竹ヶ谷と小竹ヶ谷の分岐になります。 峯山から20分ほどで着きました。 歩いていない道もまだ若干は残っていますが、これで緑地をひと巡りしたことにします。
ここは苗圃です
補植用の苗木を広町緑地内で採れた種から育てています。
鎌倉市では、広町の森を都市林(主として動植物の生息地又は生育地である樹林地等の保護を目的とする都市公園)として保全・活用していきます。
多様な生物相の維持・向上を図るためには、自然遷移に委ねたり、 萌芽更新や補植などの植生管理を行うことが重要になります。
 (鎌倉市公園海浜課)
室ヶ谷
往復16分ほどで、先ほどの散策地図(16)があった分岐まで引き返してきて、 ミニ道標「室ヶ谷」の指す洗い坂を降っていきます。 U字形に抉れた坂を降っていきます。 岩盤が剥き出した所もあるので、滑らないよう足元に注意しながら降っていきました。 大雨が降ったりすると、岩盤を洗うようにして水が流れるので「洗い坂」と云うのだろうかと思いながら、 シダ類が生えたり苔生した岩がある所を降っていきます。 最後に岩盤になった坂道を降っていくと、外周路から4分ほどで畑地に降り立ちました。 散策地図によると、この辺りの谷筋は室ヶ谷というようです。
畑の脇に続く小径を進んでいくと、左右に通る道に出ます。 谷は左にも続いていますが、右へ曲がって、田んぼや畑が続く道を進んでいきます。 ヘチマが植えられた棚のある広場のような所を過ぎていくと民家が見えてきます。 左手からの小径を合せて道なりに右へ曲がっていくと、住宅地の舗装路に出ました。 ここからは舗装された一般道路になります。
住宅地に続く道を真っ直ぐに進んでいきます。 暫く進んでいくと、右側にモンタナ幼稚園があります。 緑色の網が続く道を進んでいくと、幼稚園の正門がありました。 そこを過ぎて川沿いに生け垣が続く道を進んでいくと、少しずれた十字路があります。 右の角にはモンタナ修道院がありました。
この明るさの中へ ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐えかねて 琴は静かに鳴りいだすだろう
十字路を直進していきます。 二又川に架かる中川橋を渡っていくと県道304号に出ます。 左折して県道を進んでいきます。 鎌倉津西郵便局を過ぎて、大津橋を渡っていきます。 信号機のある交差点を直進して、鎌倉消防署腰越出張所を過ぎていきます。 亀井バス停の手前の信号機のある横断歩道まで来ると、左手を流れる神戸川に橋が架かっています。 このまま県道を進んでいってもいいのですが、今回は左手に架かる橋を渡っていきました。
腰越(こしごえ)駅
橋を渡って右手の住宅地に続く道を進んでいきます。 双体の石仏などが幾つも納められた祠の先のT字路を右手へクランク型に曲がっていくと神戸川沿いに出ます。 青緑色の金網柵沿いに進んで、短い石段を登って正面へ真っ直ぐ進んでいくと、 突き当たりに腰越駅(江ノ島電鉄)の入口があります。 室ヶ谷の畑地に降り立ってから20分ほどで到着しました。
藤沢駅(JR東海道線、小田急江の島線)まで14分、 鎌倉駅(JR横須賀線)まで20分、1時間に5本程度の便があります。