小仏城山
散策:2009年10月中旬
【低山ハイク】 小仏城山
概 要 小仏城山は高尾山から陣馬山へと続く奥高尾縦走路にある低い山です。 山頂は広くなっていて、丹沢や道志の山々や富士山などを見渡せる素晴らしい眺めが広がっています。 今回は日影沢の北側に続く尾根コースを小仏城山へ登っていきます。 小仏城山からは大垂水峠へ降って、その先に続く南高尾山稜を峰の薬師へと向かっていきます。
起 点 八王子市 日影バス停
終 点 相模原市 クラブ前バス停
ルート 日影バス停…日影沢…鞍部…446m峰…10番・11番鉄塔…日影乗鞍…日影沢林道…小仏城山…一丁平分岐…大垂水峠…大洞山…赤馬分岐…コンピラ山…鞍部…小ピーク…中沢峠…52番鉄塔…中沢山…三井水源林分岐…見晴台…西山峠…泰光寺山…三沢峠…峯ノ薬師奥の院…峯ノ薬師…表参道口…三井大橋…クラブ前バス停
所要時間 6時間50分
歩いて... 何度か登っていても見えなかった富士山ですが、今回は空気が澄んでいたいたようで、 小仏城山の山頂からは、薄らと雪化粧した姿を望むことが出来ました。 大垂水峠から中沢峠の区間が10月15日から間伐作業で通行止めになるとのことで、 今回はギリギリで間に合いました。
関連メモ 峰の薬師へのみち, 湖のみち, 鳥のみち, 小仏城山, 小仏城山, 三井水源林, 高尾山, 東高尾山稜, 小仏城山, 景信山,
高尾山, 小仏城山, 景信山
コース紹介
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日影(ひかげ)バス停
高尾駅(JR中央線)の北口から、[高01]小仏行きバスにて12分、 休日の朝には1時間に3本程度の便があります。
 土日曜 7:12 8:12 8:32 8:52 9:12 9:32 9:52 10:12 10:32 10:52...
バス停の先に架かる木下沢橋を渡って、 小仏川沿いに続く旧甲州街道(地方道516号)を進んでいきます。
高尾駅のバス乗り場では小仏行きバスを待つ客が長蛇の列を作っていました。 乗客が多いと臨時便が運行されるようで、この時にも定刻の便が出発したすぐ後で臨時バスが出ました。
小仏川沿いに2分ほど進んでいくと、左手に分かれていく道があります。 角には「明るい社会を築こう」と刻まれた石標が立っていて、 正面に続く車道は「右 小仏峠・景信山」、左手の道は「左 日影沢・高尾山」となっています。 また「高尾国有林多目的ホール300m」や「ウッディハウス愛林 森の図書館」の看板もあって、左手の道を指しています。
林道 日影沢線 起点」の標識も立っていましたが、 白字で書かれている中で、何故だか「沢」の文字だけが黒く消されたようになっていました。 英字表記の「HIKAGESAWA」の「SAWA」の部分も同じく黒くなっていました。 手元の地図には日影林道と日影沢林道という表記があって、 小仏城山辺りの林道は「日影沢林道」となっています。 どう違うのかはよく分かりませんでしたが、いろはの森への分岐を過ぎた先で林道が二手に分かれているので、 東側へ続く方が日影林道で、そこから日影沢に沿って更に続く方が日影沢林道になるのでしょうか。
林道日影線
これから先は林業経営のため開設された林道です。 利用される方は次の事項を厳守のうえ通行してください。
1.降雨・降雪時には、スリップの危険があります。
2.落石や崩土が多いので、注意してください。
3.急カーブ・急勾配が多いので、スピードはひかえ目に。
4.道幅が狭いので、すれちがいに注意してください。
5.見通しの悪い箇所での駐車は避けてください。
 (東京都林業事務所浅川林務出張所)
高尾特別鳥獣保護地区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (東京都)
左手の小仏川に架かる小橋を渡っていくと、左手から木道が分かれていきます。 小仏川へも降りて行かれるようになっていますが、今回は見送っていきました。
国際森林年記念の森
COMMEMORATIVE FOREST FOR THE INTERNATIONAL YEAR OF THE FOREST
 (林野庁、関東森林管理局)
カツラ人工林
カツラは、北海道から九州まで全国に分布し、古事記や万葉集にも記述がみられるなど、 古くから知られている日本固有の落葉高木です。 天然のカツラで大きいものは、高さ35m、直径2mのものもあります。 樹形がよく、春の芽ぶきの色、夏のさわやかな淡緑色、秋の紅葉が美しいため、公園などにも植えられます。 カツラの木は、木目が細かく加工しやすいため、彫刻、家具、碁盤などにひろく使われています。
植栽 昭和3年、HA当り本数 730本、面積 1.89HA、平均樹高 17m、平均直径 18cm
 (高尾森林センター)
高尾山国有林
一.森林を愛しましょう。樹木は皆んなの資源です。
一.山ではたき火に注意しましょう。
一.たばこは歩きながらすわないようにしましょう。
一.山のエチケットを守りましょう。
 (東京神奈川森林管理署)
ユニバーサルデザイン歩道(木道)触知図案内板
このユニバーサルデザイン歩道(木道)は、国産のヒノキで造られています。 歩道の延長は約85m、幅は1.5mで、終点部のデッキでは小仏川の清流や小滝を鑑賞することができます。 歩道の周辺はカツラの林で、春にはその新緑が清流に映え、秋には鮮やかな黄葉に衣替えします。 また、耳をすませば、種々な野鳥のさえずりや小仏川のせせらぎ、木々を渡る風の音などが聞こえてきます。 このユニバーサルデザイン歩道から林道を経由して約5分のところには、 展示室と森の図書館を備えた多目的ホール「ウッディハウス愛林」やキャンプ場、 ユニバーサルデザイントイレがあります。
 (林野庁 関東森林管理局)
小橋を渡ったすぐ先がちょっとした駐車場になっていて、 左側の山際には、「高・尾・山・国・有・林」と一文字ずつ書かれた看板が並んでいました。
野生獣にエサを与えないで下さい!
八王子市の西部地域では野生獣(サル・イノシシ・ハクビシン等)による農作物被害が多発し、 地域の農業振興に弊害が出ています。 その対策として、市ではボランティアによる野生獣追い払いを実施し、 農地に出没した野生獣を山へ追い返すことで、農作物被害を未然に防いでいます。 野生獣にエサを与えることで、せっかく山へ追い返しても、再び農地に出没し、 農作物に被害を与えてしまいます。 また、やがては人なれし、人間にも危害を加える可能性があります。 従って、野生獣にはエサを与えないで下さい。
 (八王子市農林課)
入山者の方へ
東京都動物の愛護及び管理に関する条例第9条により、犬を放すことは禁止されていますので、 犬は絶対に放さないで下さい! また、この付近にはイノシシ捕獲用のワナが仕掛けてありますので、注意して下さい。
 (八王子市農林課)
日影沢
少し左へ曲がっていく日影林道を進んでいきます。 駐車場から2分ほど進んでいくと、道幅が少し広くなった所があります。 広場の先に立つ電柱には「中継支6」の標識が取り付けられています。 今回はここから右側を流れる日影沢を渡っていきます。 降り口には細い踏み跡が付けられていますが、この時にはかなり夏草が生い茂っていました。 通常は水量も少ないので簡単に渡っていけるのですが、 この時には、先日の降雨のため沢を流れる水がかなり多く、 足を置くべき適度な石がなかなか見つかりませんでした。 少し上流に行くと何とか渡れそうな所があったので、そこから向こう岸へ渡りました。 降りてきた所まで来てその先へ登っていくと、道が三方に分かれています。 左手は僅かな踏み跡で、右手の方が明瞭な道でした。 今回はそこから斜め左前方へと続く道を登っていきます。
鞍部
雑木林に続く道を登っていきます。 まだ夏草の生い茂る季節でしたが、踏み跡はしっかりとして明瞭に続いていました。 3分ほど登っていくと、トラロープが張られた所がありましたが、 登っていく分には特に必要はありませんでした。 そこを過ぎて更に登っていくと、日影沢から8分ほどで尾根の鞍部に着きました。 地形図によると、北側にある標高330mほどの高みの手前で、標高320mほどの鞍部のようです。 尾根道は左右に通っていましたが、右手の入口には木切れが置かれていて通行止めのようになっていました。 ここは左手に続く明瞭な尾根道を登っていきます。
右手の道
試しに右手の道を歩いてみました。 雑木林と植林帯を別ける尾根を1分ほど登っていくと僅かな高みに着きました。 地形図にある330mほどの高みだと思われます。 そこから緩やかな尾根が続いていました。 道も明瞭でしっかりとしていたので、何処まで続いているのか確かめようと更に進んでいきました。 鞍部から3分ほど進んでいくと降り傾斜が増してきて、 尾根が二手に分かれているようにも見えました。 その辺りから道が不明瞭になってきました。 下の方には道路が見えていたので降りて行けないかと暫く左右を探っていましたが、 それらしい道は見当たらなかったので引き返してきました。
(これに要した時間は所要時間に含めず)
446m峰
雑木林の尾根を登っていくと、右側に植林帯が続くようになります。 鞍部から3分半ほど登っていくと、道端に枯れた大木がありました。 周りの樹木は何ともないのに、その木だけが枯れていました。 良くは分かりませんでしたが、松食い虫にやられた松の木なのでしょうか。 松の木を過ぎていくと、鞍部から10分ほどで、植林帯から離れて雑木林になってきます。 次第に傾斜が増してきて脹脛が痛くなってもくるので、時々立ち止まって労りながら登っていきました。 再び植林帯が現れて傾斜も緩やかになってくると、樹木の袂に石標がありました。 側面を確認してみると「御料局三角點」と刻まれていたので、 どうやらここが地形図にある446m峰になるようです。 鞍部から14分ほどで着きました。 正面の植林帯に続く尾根道を更に進んでいきます。
ハイキング用地図に載っているコースは、ここから東南東へ続く尾根から登ってくるように描かれていますが、 今回登ってきた道は北北東へ延びる尾根になります。 東南東へも道があるのか覗いてみました。 確かに尾根は分かれていましたが、明瞭は道は見かけませんでした。 明るい尾根になっていたので歩いて行けそうな感じもありましたが、 ハイキング用地図に載っている道があるかどうかを探るのは省略しました。
軽く降って馬の背のような鞍部に着いて、その先へ登り返していきます。 境界を示しているのか、赤頭黒杭や黄頭白杭が道に沿って点々と設置されていました。 傾斜が増した植林帯の尾根を2分ほど登っていくと雑木林になります。 右側の樹間からは中央高速道路が見える所もありました。 5分ほど登っていくと、、背丈の低い笹が生い茂るようになります。 程なくして左側に植林帯が続くようになります。 傾斜も少し緩んできて、快適な道になってきます。
10番・11番鉄塔
笹は一旦途切れますが、1分ほどで再び生い茂るようになります。 更に植林帯を登って正面が明るくなってくると、背丈のある草や笹が生い茂る所に着きます。 446m峰から25分ほどの所になります。 左右には送電線の鉄塔が立っていて陽当りがよく、草木が伸びているようでした。 最初に左側の鉄塔「高尾分岐線10号」への道が分かれ、 その2mほど先から右側の鉄塔「高尾分岐線11号」への道が分かれています。 何れも手前の樹木が少し邪魔をしていましたが、山並みなどを見渡せる眺めが広がっていました。 11番鉄塔の方が樹木が少なくて見晴しが良くなっていました。 下の方には中央高速道路も見えていました。
(写真は11番鉄塔からの眺めです)
日影乗鞍 (標高620.9m)
鉄塔からの眺めを楽しんだら、草木の生い茂る所の先へ続く植林帯を登っていきます。 ルートを示すかのように、白ペンキで印が付けられた樹木が点々と続くようになります。 鉄塔から5分ほど登って高みに着くと、丸太のベンチがひとつあって、 その脇には石標がありました。 御影石で出来ていたので何だろうと思って側面を確認してみると、 ほとんど地中に埋もれていて文字を全ては確認出来ませんでしたが、 「地理調…」,「基本…」,「図根点…」,「No.489」と刻まれていて、三角点の標石のようでした。 どうやらここがハイキング用地図に載っている620.9m峰になるようです。 446m峰から36分ほどで到着しました。 「日影乗鞍」という名前のようですが、その文字は見かけませんでした。 左手の樹間からは、目指す小仏城山の山頂にある電波塔が頭を覗かせているのが見えました。
ここから北側へ降る山道があって、浅川神社へ降りて行かれます。(「小仏城山」を参照)
緩やかな植林帯を進んでいくと、細い樹木や草などが生い茂る所を過ぎていきます。 再び植林帯になってくると、降り傾斜が増してきます。 かなりの傾斜があるので滑らないよう注意しながら降っていきました。 2分ほど降って鞍部に着くと、左手に小径が分かれていました。 道標などはありませんでしたが、明瞭な道になっていました。 確かめた訳ではありませんが、この尾根のすぐ南側を通っている日影沢林道へ降っていく道だと思われます。 その道を見送って正面に続く植林帯を登っていきます。 かなり傾斜があって脹脛が痛くなったりしながらも3分ほど登っていくと高みに着きました。 日影乗鞍から6分半ほどで着きました。 手元の地形図によると、日影乗鞍の西300m辺りにある標高630mほどの高みになるようです。 道端には「東京農工大学同窓会記念林」と書かれた金属板製の標識が倒れていました。 傍には「大正七年 南郡林界」と刻まれた標石もありました。
火気に注意
 (東京都)
幅が広がって傾斜も緩やかで快適になった道を進んでいきます。 壊れかけた丸太のベンチを過ぎていくと、 「東京農工大学同窓会記念林」の標識があった所から4分ほどで、 道端に「寺の谷戸」と記された標柱と小さな解説板が立っていました。 地形図によると、日影沢林道のすぐ北側にある標高620mほどの緩やかな尾根の西端になるようです。
寺の谷戸 市行造林地
面積 施行0.65ヘクタール、区域0.72ヘクタール
寺の谷戸市行造林地(2-2)
所在地裏高尾町1795番地の1
植栽面先0.72ヘクタール
植栽年度昭和50年度
植栽樹種ひのき
 (八王子市経済部農林課)
解説板を過ぎて植林帯に続く緩やかで広めの道を進み始めると、 左下のすぐの所には日影沢林道が並行するようになります。 そこを過ぎていくと登り坂になってきます。 坂道を2分ほど登って高みに着くと、道端に丸太のベンチがありました。 これまでに見かけた二つのベンチよりも少し新しいのか、まだシッカリとしていて、 腰掛けても大丈夫そうな様子でした。
緩やかで広い道を更に進んでいくと、左側に並行していた日影沢林道と接する所に出ました。 その出口には半ば壊れている「山火事注意 自然を守ろう」と書かれた白い標柱が立っていて、 小さな矢印が今来た道を指しています。 消えかかってはいましたが「10」の文字もあったので、 日影乗鞍の手前にあった10番鉄塔を意味しているように思えました。 このまま林道に出てもいいのですが、正面へと更に山道が続いていたので、そのまま登っていきました。
日影沢林道
これまでの道よりも狭くなった道を登っていきます。 大きな倒木を越えていくと、林道と接する先ほどの所から1分半ほどで、左右に通る広い道に出ました。 小仏峠から小仏城山へ続く尾根道の途中から小仏城山を巻いていく道になります。 左側にはドラム缶の消火用水が二つ並んでいました。 そのすぐ左手が日影沢林道になっています。 手前には道標が立っていて、左手の道は「日影沢林道」、今来た道は「小仏峠」となっています。 小仏城山の巻き道は、日影沢林道を横切って正面へと更に続いています。 その入口にも道標が立っていて、広い谷を横切っていく巻き道は「一丁平・高尾山頂」、 右手の道は「小仏城山山頂」となっています。
日影沢林道に出ると、正面の谷筋の植林地が伐採されていて、良い眺めが広がっています。 左手に見えているこんもりとした山が高尾山で、その右手前にあるのが一丁平でしょうか。 その奥に連なっている尾根は、小仏城山から大垂水峠を経て三沢峠から草戸山方面へ伸びている尾根でしょうか。 幾重にも重なる山並みの奥には八王子方面の街も見えていした。 写真を撮ったりしながら、しばらく眺めを楽しんでいきました。
小仏城山 (標高670m)
眺めを楽しんだら、右手へ続く舗装路を登っていきます。 S字に曲がっていく角から細い道が分かれていて、ショートカットになっています。 その道へ入って明るい雑木林を登っていくと、小仏城山から、先ほどの巻き道の途中へ降りて行く道に出ます。 左手に降っていく道を見送って、正面の道を登っていくと、小仏城山園地便所が建っています。 そこを過ぎていくと小仏城山の山頂に着きました。 日影乗鞍から38分ほどで登って来られました。 「小仏城山670.3(米)」の標識が立つ山頂の真ん中には城山茶屋があり、 その周囲にテーブルやベンチが数多く設置されています。 右手には千秋崇学舎や城山無線中継所があります。 茶屋のベンチに腰掛けて、かなり早めの昼食タイムにしました。
城山(標高670m)
山頂が東京都と神奈川県の境界で、東京都側は明治の森高尾国定公園、 神奈川県側は県立陣馬相模湖自然公園であり、 東海自然歩道の神奈川県内64.7kmの基点となっています。 神奈川県内コースは東海自然歩道全コースを通じて、もっともけわしいところとされていますが、 広大な景観やさわやかな小鳥のさえずりなど自然の姿が歩く途中でじゅうぶんたん能できるでしょう。 又歩道の土地周辺の樹木等はすべて個人の所有する財産であり、 これらを善意により無償で利用させて頂いておりますので、 樹木等を損傷させたり、タバコの不始末による火災発生のないよう注意して利用して下さい。
 (神奈川県)
山火事に注意
集う森 声かけ合って 火の始末
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会)
小仏城山の山頂は西側と東側が開けていて、すばらしい眺めが広がっています。 何度か登っている小仏城山ですが、これまでは条件に恵まれずに富士山は見えませんでした。 この時は空気が澄んでいたようで、山々の奥に薄らと雪化粧した姿を望むことができました。 眼下には樹木に邪魔をされながらも相模湖が広がっていて、 勝瀬橋と思われる大きな吊橋も見えていました。 東側には八王子方面の街並みが広がっていますが、手前の樹木が少し邪魔をしているのが残念です。 山頂には「高尾・小仏城山案内図」や「小仏城山周辺図」があるので参考にしましょう。 また、関東ふれあいの道「鳥の道」や東海自然歩道のルートにもなっていて、 それらの解説板も設置されているので、併せて参考にしましょう。 山頂にはアジサイやツツジの木もあるのですが、花の季節ではなくて咲いていませんでした。
関東ふれあいの道 鳥の道
このコースは景信山・明王峠・陣馬山と尾根道をたどり和田峠にくだって陣馬高原下バス停まで歩きます。 高尾山からの縦走路として四季を通じて利用者も多く、奥多摩・丹沢・道志方面の眺望にすぐれています。 また雑木林から杉・桧の職隣地まで植生の変化に富んでいるため、 生息する野鳥の種類も多く、四季折々にその姿・鳴き声が楽しめます。
 (環境庁・東京都)
東海自然歩道
建設省が計画する長距離自然歩道のひとつが東海自然歩道です。 長距離自然歩道は、国土を縦断、横断又は循環し、 多くの人々が四季を通じて手軽に楽しくかつ安全に国土の優れた風景地等を歩くことにより、 沿線の豊かな自然環境や自然景観、さらには歴史や文化に触れ、国土や風土を再認識し、 併せて自然保護に対する意識を高めることを目的としています。 東海自然歩道は、全国初の長距離自然歩道として昭和45年に路線決定されました。 明治の森高尾国定公園(東京都八王子市)を起点に、神奈川・山梨・静岡・愛知・岐阜・三重・奈良・京都をつないで 明治の森箕面国定公園(大阪府箕面市)に至る1687kmの路線です。 神奈川県内は、東京都県境の城山から県立陣馬相模湖自然公園・丹沢大山国定公園・県立丹沢大山自然公園を通って 山梨県境高指山出合までの127.5kmです。 一部区間は本格的な登山道と比較的歩きやすい林道等を歩く道の複路線になっています。 中山間部が中心ですが、途中は里や沢など変化に富んだ風景に出会い、豊かな自然に親しむことができます。 東海自然歩道は本格的な登山道を含みますので、十分な装備を用意し、 無理をせず、健康に気をつけ体調を整えて歩きましょう。
※避難小屋について  避難小屋は緊急時に非難するために設置しています。常時開放していますのでご利用ください。
 (神奈川県自然環境保全センター自然保護公園部自然公園課)
一丁平分岐
お腹も満ちて景色も堪能したら小仏城山から下山していきます。 今回は大垂水峠に降りて、そこから峰の薬師へと続く尾根を歩いていくことにしました。 「小仏城山670.3(米)」の標識の右手から続く幅の広い横木の階段を降っていきます。 階段は1分もせずに終わって、その先には広くて緩やかな尾根道が続いています。 山頂から2分ほど降っていくと分岐があります。 角には特大の「高尾山国有林」の標識が立っています。 また、「関東ふれあいの道 湖のみち案内図」もあって、 これから歩く大垂水峠から三沢峠までのルートが載っているので参考にしましょう。 角に立つ道標によると、右手に分かれて降っていく道は「大垂水峠1.7km・梅の木平10.0km」、 正面へ降っていく道は「高尾山口6.1km」、今降ってきた道は「城山0.1km・高尾山口6.2km」となっています。 正面の尾根道は一丁平を経て高尾山へ続いていますが、 今回はここから右へ続く「湖のみち」を三沢峠へと進んでいきます。
道標には「一部区間通行止めのお知らせ」が吊るされていました。 今回歩くルートでは、大垂水峠から中沢峠までの区間が通行止めになるようでしたが、 今回はギリギリで間に合いました。
関東ふれあいの道(湖のみち)一部区間通行止めのお知らせ
南高尾エリアへ入林される皆様へ
関東ふれあいの道(湖のみち)におきましては、老朽化により危険な状態となっている 橋梁の架替工事等と健全な森林(人工林)の育成を目的として、間伐による森林整備を予定しております。 工事期間中は、通行される皆様の安全確保のため、下記のとおり通行規制させていただきます。 大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。
通行止め箇所 関東ふれあいの道(湖のみち)(下記位置図参照)
実施期間 (1)橋梁架替工事 自 平成21年10月19日(予定)〜至 平成22年3月19日
(2)森林整備(間伐) 自 平成21年10月15日(予定)〜至 平成21年11月14日
お問合せ先 林野庁関東森林管理局 東京神奈川森林管理署
広い尾根道を緩やかに降っていきます。 程なくして横木の階段になりますが、段差は低くて歩きやすくなっていました。 1分ほど降っていくと左手から道が合流してきますが、 入口にはロープが張られていて「立入禁止」の貼り紙が吊るされていました。 林業のための道のようでした。 その道を見送って更に尾根を降っていきます。 一部に段差の高い所もある横木の階段混じりの道を降っていくと、 正面が開けて山並みを見渡せる所がありました。 小仏城山の山頂から8分ほど降ってきた所になります。 手前に生える松の木が少し邪魔をしているのが難点ですが、丹沢方面の山々でしょうか。 遠くの方も綺麗に見えていました。
植林帯に入って更に降っていきます。 3分ほど降って緩やかな鞍部に着くと分岐があります。 角に立つ道標によると、左手に分かれていく道は「林道を経て大垂水峠2.4km」、 正面の道は「大垂水峠1.2km・梅の木平9.5km」、今来た道は「城山0.6km」となっています。 分岐を見送って正面に続く緩やかな尾根道を登り気味に進んでいくと、 テーブル・ベンチが二組設置された所がありました。 手元の地形図によると、小仏城山の南500m辺りにある標高560mほどの緩やかな高みになるようです。 傍には「水源の森林」の赤頭白杭や境界見出標や看板などがありました。
ここは国有林です。 たき火・たばこなどの火の始末に注意し、樹木を大切にしましょう。
 (関東森林管理局
火災の芽 摘んで緑の 八王子
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会)
神奈川県「水源の森林づくり」による買取り水源森林
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部農林課、神奈川県津久井地域県政総合センター水源の森林推進課)
背丈の低い植物が道端に密生していて、雰囲気のいい道が続きます。 傾斜も緩やかで気持ちも軽やかに進んでいきます。 2分半ほど進んでいくと「水源の森林No.48」の赤頭白杭の設置された僅かな高みを越えていきます。 快適な尾根道を進んでいくと、道端に関東ふれあいの道の里程標があって、 この先の道は「梅の木平9.0km」、今来た道は「高尾山口7.2km」となっています。 そこを過ぎていくと僅かな高みを越えていきます。 先ほどのテーブル・ベンチのあった所から6分ほどの所で、 手元の地形図によると、標高530mほどの緩やかな高みになるようです。
高みを越えていくと、降りの傾斜が増してきます。 一旦緩やかになった先の急坂を降っていくと、尾根に丸太の柵が設置されていました。 先ほどの高みから6分ほどの所で、手元の地形図によると、 標高500mの辺りから破線の道が東へと曲がっている所になるようです。 尾根はこの先へも続いているようでしたが、 正面に立つ道標「大垂水峠」が指す左手へ折れ曲がっていく道を進んでいきます。
斜面を右・左と頻繁に折れ曲がりながらドンドン降っていきます。 岩が剥き出していたり水が流れている所もあるので、足元に注意しながら降っていきました。 柵のあった所から6分ほど降っていくと、谷筋に降り立ちました。 角に立つ道標「大垂水峠」に従って、沢沿いに右手へと進んでいきます。 沢の水音を間近に聞きながら1分半ほど降っていくと、のすぐ脇に出ました。 先日の降雨のためか、沢を流れる水量は多めでした。 道は沢を掠めてその先へと続いています。
(振り返って撮影)
大垂水峠 (標高386.1m)
緩やかな植林帯を抜けていくと、木柵が設置された所に道標が立っています。 道標「大垂水峠」に従って左へ折れ曲がって、更にジグザグに曲がりながら降っていきます。 土留めされた所を過ぎていくと、鉄パイプの手摺が設置された横木の階段が現れます。 程なくしてコンクリート階段になった道を降っていくと、国道20号(甲州街道)に降り立ちました。 小仏城山から38分ほどで降りて来られました。 降り立った所が大垂水峠で、東京都と神奈川県の境になります。 手前には道標が立っていて、この先の道は「梅の木平8.3km」、 今降って来た道は「城山1.8km」となっています。
大垂水峠の標高
案内板や地形図では大垂水峠の標高は386.1mとなっていますが、道路標識では392mとなっています。 どちらが正しいのかは分りませんが、ここでは386.1mの方を選んでおきます。
降り立った所の右手の先に「明治の森高尾国定公園」と題した大きな案内板があって、 これから向かう三沢峠や峰の薬師までのルートが載っているので参考にしましょう。 それによると、 大垂水峠…(30分)…大洞山…(30分)…中沢山…(50分)…西山峠…(25分)…三沢峠 となっています。 また、「東京府 神奈川県 境界標」の石標や「県立陣馬相模湖自然公園」の標柱もあります。
大垂水バス停
国道20号に降り立った所の左手にある大垂水峠橋の先に大垂水バス停があります。 八王子駅行きの便がありますが、本数は1日に僅か3本しかありません。 以前には降り立った所の右手にある富士屋の辺りにあったようですが、 2009年8月6日に270mほど八王子方向へ移設されています。
 土日曜 8:55 12:01 16:24
明治の森高尾国定公園の案内板の記載誤り
大垂水峠から三沢峠までの道に「関東ふれあいの道(鳥のみち・湖のみち)」と書かれていますが、 これは誤りで、正しくは「関東ふれあいの道(湖のみち)」になります。 「鳥のみち」は高尾山から小仏城山・景信山・陣馬山・和田峠を経て陣馬高原下へ続くルートになります。
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