乳頭山
散策:2009年09月下旬
【低山ハイク】 乳頭山
概 要 乳頭山は、三浦半島を流れる森戸川を取り巻くようにして続く山稜の東尾根にある低い山です。 今回は、港が丘の住宅地から東尾根に出て乳頭山へ登っていきます。 乳頭山の山頂からは、東京湾や横浜みなとみらい21地区や対岸の房総半島も見渡せる眺めが広がります。 山頂からは、211m峰の先の分岐を上山口小学校へ降っていきます。
起 点 横須賀市 京急田浦駅
終 点 葉山町 上山口小学校バス停
ルート 京急田浦駅…船越一丁目公園…池の谷戸公園…登り口…50番鉄塔…沼間坂上分岐…4,5丁目分岐…作業路分岐…横々道分岐…白赤稲荷分岐…二子山分岐…158m峰分岐…中の沢分岐…小ピーク…展望地…田浦梅林分岐…中尾根分岐…乳頭山…畠山分岐…211m峰…仙元山分岐…33番鉄塔…分岐道…33番鉄塔…農地…上山口小学校バス停
所要時間 3時間20分
歩いて... 秋の雲が棚引いていましたが、尾根筋や乳頭山の山頂からは綺麗な眺めが広がっていました。 空気が比較的澄んでいたようで、対岸の房総半島の沿岸部もよく見えていました。 乳頭山のある三浦アルプスには枝道がかなりあるので、色々とルートを選定する楽しみも味わえます。
関連メモ 三浦アルプス, 畠山, 乳頭山, 田浦梅の里, 乳頭山, 森戸川, 乳頭山, 森戸川回峰, 乳頭山, 乳頭山, 二子山, 乳頭山,
畠山, 三浦アルプス, 乳頭山, 三浦アルプス
コース紹介
京急田浦(けいきゅうたうら)駅
京急田浦駅(京浜急行本線)から歩いていきます。
改札口を出て、国道16号を右手へ進んでいきます。 船越町交差点を直進して船越町仲通り交差点を過ぎていきます。 船越バス停を過ぎていくと船越一丁目交差点があります。 そこを右折して、戻るようにして続く二車線の車道を登っていきます。
船越一丁目公園
崖沿いに続く車道を登っていくと、左手に船越一丁目公園へ登っていく階段が分かれていきます。 その入口に「住所表示街区案内図」があります。 これから向かう登り口までの道が載っているので参考にしましょう。 図の右上の「港が丘一丁目14」の上の方にある折れ曲がった細い線が、登り口へ続く階段になります。 公園への階段を見送って坂道を登っていくと、船越一丁目公園の入口があります。 ちょいと入ってみると、半円形に階段が取り囲む広場になっていました。 東屋やベンチもあって、住宅地にある静かな公園になっていました。 先の方には芝地や散策路が続いていました。
緑地協定区域(湘南港が丘第3・第4工区)
この地域は、将来にわたって良好な環境の形成及び維持を図るため、都市緑地保全法に基づき、 区域内の住民による緑地の保全又は緑地に関する事項について、協定を締結している緑地協定区域です。
 (横須賀市緑政局緑化推進課)
池の谷戸公園
車道を道なりに真っ直ぐ登っていくと、右側に送電線の鉄塔「港が丘線No.2」が立っていて、 左側には池の谷戸公園の入口があります。 そこから公園へ入って散策路を進んでいくと、東屋や広場があります。 更に進んでいくとトイレ設備や東屋のある広場に着きました。 ここが正面入口になるようで、道路側には「池の谷戸公園」と刻まれた石碑があり、 脇には「池の谷戸公園案内図」もありました。 この公園は逆「く」の字に曲がった細長い形をしています。 登り口へは、ここから車道を少し引き返した所に立つ送電線の鉄塔「港が丘線No.1」の脇から分かれていく道へ入っていくのですが、 案内図には、この公園の先の方から「海がみえる」と書かれていたので、 どんな様子なのかと思って立ち寄っていくことにしました。
東屋や遊具を過ぎて公園の端までいくと東屋が建っていました。 そこから、案内図にあるように海が見えました。 手元の地図と合わせてみると、長浦湾のようでした。 向こう側にある突き出た陸地は箱崎でしょうか。 左手の湾の入口付近には軍艦が数隻停泊しているのが見えました。
眺めを確認したら、公園の正面入口まで引き返してきて、 少し戻った所に立つ送電線の鉄塔「港が丘線No.1」の脇から分かれていく道へ入っていきます。 盛福寺壇信徒駐車場を回り込むようにして左折し、突き当たりを右折していきます。 正面の山には大きな鉄塔が立っているのが見えます。 すぐの所にあるT字路を左折して、その先を道なりに右へ曲がっていきます。 先ほどから見えている森の傍まで来ると、左手の崖に戻るようにして登っていく幅の広い石段があります。 標識類は見かけませんでしたが、ここが登り口へ通じる階段になります。
登り口
石段を登っていくと二手に分かれています。 左側は民家へ通じているようなので、戻るようにして続く右側の石段を登っていきます。 踊場を過ぎて更に登っていくと、先ほどから見えていた送電線の鉄塔「田浦線No.13」の袂に着きます。 そこから更に石段を登っていきます。 左へ折れ曲がって更に登っていくと森が現れます。 ここが乳頭山へと続く尾根への登り口になります。 15分ほどの公園の散策も含めて、京急田浦駅から40分ほどで到着しました。 正面の短い石段の先から山道が始まります。 石段を登った所に道標が幾つか立っていて、 その先へ続く山道は「田浦梅林・畠山・仙元山・二子山・森戸川・大楠山」、 今登って来た階段は「港が丘→JR田浦駅・京急田浦駅」となっています。 また「ハイキングコース」と題した板もあって、 「田浦梅林55分・畠山90分・大楠山190分・二子山65分・森戸川林道終点85分・仙元山200分」となっていました。 目的地としては影が薄いのか、今回目指す乳頭山は特に書かれていませんでした。
今回はここから乳頭山まで70分ほどかかりました。 以前歩いた時には乳頭山から畠山までは40分ほどかかったので、 「畠山90分」というのはそれよりも少し速いペースながら、 写真を多く撮ったり道草などせずに歩けば、その位で行けそうに思えます。 石段の手前から右手へとコンクリート舗装された細い道が分かれていますが、 あまり歩かれていないのか、草木や蔓性植物などがかなり生い茂っていました。 以前にも見かけている道で、どこへ通じているのか興味のあるところではあります。
振り返ると、港が丘の住宅地の先には横須賀の海が見えるので、これからの山道歩きに備えて、 眼下に広がる景色を眺めながら、ここでひと息入れていきました。 先ほどの池の谷戸公園よりも高い所にあるので、見晴しがずっと良くなっていました。
岩盤が剥き出した道を登っていきます。 夏草が生い茂る季節にしては、まずまずの状態の道になっていました。 地区の境界になっているのか、「横須賀市」と刻まれたコンクリート製の杭が点々と設置されていました。 電柱の脇を過ぎていくと、右手の先に立つ電柱への踏み跡が分かれていきますが、 そのまま正面の山道を進んでいきます。 U字形に抉れた切通のような所を過ぎていくと、樹木が低くなって明るくなった所から、 右手へと踏み跡がわかれていきます。 角には道標が立っていて、右手の道は「行き止り」、正面の道は「田浦梅林・二子山・仙元山」、 今来た道は「港が丘・国道16号」となっています。 ここは、正面に続く道を進んでいきます。
50番鉄塔
右手の踏み跡を見送って雑木林を進んでいきます。 やがて笹などが生い茂る植林帯になってくると、 逗子市消防本部の設置する緊急時の通報番号を記した看板「ぬまま33」が立っています。 そのすぐ先が、樹木が低くなった明るい所になっています。 登り口から8分ほどの所になります。 道の右側には送電線の鉄塔「大-田50号」が立っています。 左手が開けていて、山並みの向こうには房総半島と思われる沿岸部も見えていました。 これまでは横須賀市でしたが、この辺りからは横須賀市と逗子市の境界の尾根を進むようになります。
大-田50号 お願い JR東日本
この送電線は、6万6千ボルトの高電圧です。 下記の事項について御連絡下さい。
1.送電線の附近に建造物を建てられるとき。
2.送電線に接近して作業をされるとき。
3.送電線の附近で火災がおきたとき。
 (新鶴見給電メンテナンスセンター、中央給電指令)
沼間坂上分岐
50番鉄塔を過ぎて笹などが生い茂る道を進んでいくと、すぐに僅かな踏み跡が右手へ分かれていきます。 角には道標が立っていて、左手の道は「田浦梅林・二子山」、今来た道は「港が丘」となっていました。 また、「港が丘」と同じ板に「沼間坂上・悪路」と書かれていました。 間には線が引かれていたので、右手の踏み跡を意味しているものと思われます。 ここはしっかりとした左手の道を進んでいきます。 すぐの所に生える大きな樹木の幹に黄色いペンキで「←」印が書かれていて、進行方向を指していました。 僅かな谷筋を過ぎて尾根の左斜面に続く道を進んでいきます。 正面が明るくなった所に出ると、一段高い所にも道が通っていました。 その道と並行するようにして左へ曲がりながら進んでいくと、程なくしてその道と合流しました。 50番鉄塔から5分ほどの所になります。 角には背の低い道標(上から見るとY字形)が立っていて、 右手の道は「グリーンヒル・沼間坂上・港が丘」、 左手の道は「二子山・梅林・畠山」、今来た道は「沼間坂上・港が丘・展望台から国道16号へ」となっています。 『はて、展望台などはなかったはずだが』と思いながらも、左手へ続く尾根道を進んでいきます。
「展望台」とは、港が丘の住宅地から石段を登り切った所にある「登り口」を指しているのでしょうか。 確かに街並みや海を見渡せる所だったので「展望台」と言えなくもありませんが、 ちょいと誤解を招きそうな表現に思えました。 (右手の道は「畠山」, 「三浦アルプス」を参照)
4,5丁目分岐
ここからはしっかりとして歩きやすい尾根道が続くようになります。 「ぬまま31」の看板を過ぎていくと、道の左脇に送電線の鉄塔「桜山線No.3」が立っています。 沼間坂上分岐から3分ほどの所になります。 3番鉄塔を過ぎて植林帯に入っていくと、広くて緩やかな道になってきます。 1分ほどの所に「ぬまま22」の看板が立っています。 そこを過ぎて緩やかな尾根道を進んでいくと、岩盤が剥き出してU字形に抉れた所を降るようになります。 傾斜が緩やかになってくると、正面に僅かな高みが現れます。 高みには送電線の鉄塔「桜山線No.2」が立っています。 尾根道は高みを右手から巻くようにして、岩盤が露出した切通を越えて続いています。 高みを巻き終えると、道が左右に分かれています。 沼間坂上分岐から7分ほどの所になります。 角には道標が立っていて、右手の道は「田浦梅林・二子山・畠山」、 左手の道は「4,5丁目商店街・国道16号至ル」、 今来た道は「港が丘・沼間坂上」「港が丘展望台・沼間坂上バス停」となっています。 ここは右手へ続く道を進んでいきます。
左手の道
左手の道はまだ歩いていないので、ちょいと探ってみました。 高みを巻くようにして続く道を進んでいくと、降り始める所から道が二手に分かれていました。 左側の道は降り傾斜が急で、右側の道は比較的緩やかでした。 その分岐には道標類は見かけませんでした。 その先で合流しているのか、別の所へ続いているのかは分りませんでしたが、 今回はそこで引き返してきました。
後日に右手の道を歩きました。 分岐道は少し降った所で合流していました。 その先はしっかりとして歩きやすい道が続いていて、ここから20分ほどで田浦町4丁目へ降りていけました。 途中からは大作町への道も分かれていました。
自然環境保全地域
自然を大切にしましょう。 建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県)
土砂流出防備保健保安林
作業路分岐
植林帯と雑木林を分ける尾根に、広くて緩やかな歩きやすい道が続いています。 少し登り坂になってくると、「ぬまま20」の看板を過ぎていきます。 その先へ登っていくと、岩盤を削った切通を過ぎた所で、道が二手に分かれています。 4,5丁目分岐から2分ほどの所になります。 右手にはこんもりとした僅かな高みがあって、そこに道標と「沼間19」の看板が立っています。 それによると、左手の道は「田浦梅林・二子山・仙元山」となっていました。 今来た道は「4,5丁目商店街・大作町谷戸」となっていて、 「沼間・港が丘」や「沼間坂上・鷹取山」とも書き込まれていました。 右手の道には「作業路」と書き込まれていました。 ここは左手に続く道を進んでいきます。
後日に右手の道を歩きました。(「乳頭山」を参照)
横々道分岐
引続き広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。 道の両側に笹の生い茂る所を過ぎていくと、尾根の右斜面を進むようになります。 少し登るようになって左へ曲がっていく辺りから、右手へ踏み跡が分かれていきます。 作業路分岐から1分半ほどの所になります。 角には背の低い道標が立っていて、右手の道は「横々道の下を通って→沼間・グリーンヒル」、 正面の道は「畠山・田浦梅林・二子山」、今来た道は「田浦4丁目・沼間坂上・港が丘」となっています。 右手の道は横浜横須賀道路の下に降りて沼間坂上バス停へ続いているようです。 以前からこの分岐道の存在は知っていて、条件が良ければ探ってみようかと思っていたのですが、 季節柄、夏草や細木などが生い茂っていたので、今回は探るのは止めておきました。 道標に従って、尾根道をその先へと進んでいきます。
右手の道
後日に右手の道を歩きました。 シダ類や笹竹の生い茂る道を6分ほど降っていくと広めの舗装路に降り立ちます。 その先の横浜横須賀道路の下をくぐって道なりに進んでいくと、 ここから20分ほどで、逗子グリーンヒルの住宅地の南東端にあるつばき公園に出られました。
白赤稲荷分岐
浅くU字形に抉れた所を過ぎて、植林帯に続く緩やかになった道を進んでいくと、 横々道分岐から2分ほどで、左手へ道が分かれていきます。 角に立つ道標によると、左手の僅かな高みを越えていく道は「白赤稲荷を経て田浦大作町」、 正面の道は「二子山・田浦梅林」、今来た道は「沼間坂上・港が丘・田浦4丁目」となっています。 支柱には「馬頭観音→」の書込みがされていて、正面の道を指していました。 左手の道は白赤稲荷を経て、田浦梅林やJR田浦駅へと降りて行けますが、 このまま正面に続く尾根道を進んでいきます。
(左手の道は「田浦梅の里」, 「森戸川」を参照)
ぬまま17」の看板を過ぎていくと、神奈川県の設置する防火用水があります。 丸太で組んだ柵がしてあり、その中には水の入ったドラム缶がふたつ並んでいます。 「屋根を取って使うこと」と注書きされていて、バケツまで設置されていました。 この防火用水は通称「ようすいくん」と云って、 神奈川県内の林道やハイキング道などに200基余りが設置されているようです。
防火用水
屋根を取って使うこと。
 (神奈川県)
二子山分岐
雑木混じりの植林帯に続く緩やかな尾根道を更に進んでいきます。 U字形に抉れた所を僅かに登って、その先へと緩やかに降っていきます。 広くて歩きやすい尾根道を進んでいくと、白赤稲荷分岐から4分ほどで分岐があります。 港が丘の住宅地の石段を登り切った所にあった登り口から35分ほどの所になります。 正面には送電線の鉄塔が見えています。 右側に立つ道標によると、右手の道は「沼間・東逗子・二子山」、左手の道は「田浦梅林」、 今来た道は「4,5丁目商店街・国道16号至ル」となっています。 左側に立つ道標によると、右手の道は「東逗子駅・森戸川・二子山」、 左手の道は「田浦梅林・畠山・仙元山」、 今来た道は「沼間・港が丘・田浦4丁目・白赤稲荷」となっています。 右手の道を行くと、東逗子駅から二子山へと続く「二子山ハイキングコース」へ20分ほどで出られますが、 今回は登り気味に続く左手の道を進んでいきます。
(右手の道は「三浦アルプス」, 「森戸川」, 「森戸川回峰」を参照)
158m峰分岐
左手の山道を少し進んでいくと、先ほどから見えている送電線の鉄塔「東京南線1・2号線No.36」の袂に出ます。 鉄塔を過ぎて、シダ類が目立つようになった道を登り気味に進んでいくと、二子山分岐から3分ほどで、 「09-02 山火事防止・火の用心」と書かれた標柱の立つ小高くなった所へ出ます。 ここで右手へ戻るようにして道が分かれていますが、 「この先 私有地につき ハイカーの通行はご遠慮願います」となっていて、 バリケードで封鎖されています。 標柱の脇から正面の谷筋へと僅かな踏み跡も分かれていて十字路のようになっています。 道標は特にありませんが、ここは左手へと続く尾根道を進んでいきます。
158m峰
以前に来た時には「この先 送電線巡視路につき 一般の方の立入りは御遠慮下さい」となっていました。 手元の地形図によると、右手の道を登っていくと158.8m峰があるようです。 ピークには送電線の鉄塔「東京南線3・4号線No.37」が立っていて、三角点も設置されているとのことです。 先ほどの二子山分岐から北側に続く道を通っていくと同じような封鎖があるので、 ピークを越えていく道が通っているようです。 鉄塔の下や脇を通っていく尾根道は沢山あるし、 バリケードまで設置して立入禁止になっている理由はよく分かりません。
中の沢分岐
U字形に抉れた所を過ぎて谷筋沿いに進むようになると、再び道端にシダ類が生い茂るようになります。 二子山分岐から6分半ほど進んでいくと小さな鞍部に着きます。 ここから細い道が右手の谷筋へと分かれていきます。 角には木材を縦半分に割ったような形の道標が立っています。 この三浦アルプスの山域ではよく見かける道標です。 何度も消されては書き直したような跡があります。 その道標によると、正面の道は「畠山・仙元山」、 右手の道は「森戸川」、今来た道は「東逗子・二子山」となっています。 右手の道は、森戸川の源流域のひとつである中の沢へ降って三浦大山林道終点へと続いていますが、 今回は乳頭山を目指して、正面の尾根道を進んでいきます。
(右手の道は「森戸川」を参照)
少し登って、谷筋の斜面の植林帯に続く緩やかな道を進んでいきます。 左手の上の方に立つ送電線の鉄塔「東京南線1・2号線No.35」を見ながら緩やかな道を進んでいきます。 突き当たりまで来ると、正面に僅かに山並みを見渡せる眺めが得られます。 そこを右折して更に進んでいくと、中の沢分岐から5分ほどで、V字形の切通のようになった所があります。 その間を抜けるとT字路になっています。 角にある道標によると、左手の道は「田浦梅林・仙元山」、 今来た道は「4,5丁目商店街・東逗子・二子山」となっています。 右手の道はその先の高みにある送電線の鉄塔へと続いていますが、 入口には木の枝が置かれていて、通行止めのような感じになっています。 ここは、左手に続く尾根道を進んでいきます。
小ピーク
少し登っていくと、岩が剥き出した斜面を過ぎてきます。 左手の樹間からは、車道や森の向こうに海が見える所がありました。 そこを過ぎて、小さな登り降りを繰り返しながら進んでいくと、正面に岩山が現れます。 先ほどの分岐から3分ほどの所になります。 手前から右手へ巻き道が分かれていきますが、正面の岩壁を直登していきました。 木の根などに掴まりながら崖を登って小ピークに立つと、横須賀の海を見渡せる景色が広がっていますが、 手前の樹木が少し邪魔をしているのが残念でした。
小ピークからその先へ降りていくと、すぐに巻き道と合流します。 その先へ2分ほど進んでいくと、左右が開けて見晴らしのいい場所があります。 右手は山並みしか見えませんが、左手には横須賀の海を見渡せる景色が広がっています。 先ほどの小ピークよりも邪魔をする樹木が少なくて、見晴しが良くなっていました。
展望地
その先へと2分ほど進んで少し登るようになると、左手の2mほど上の所に開けた場所があります。 小さなベンチも二つほど設置されているので、腰を下ろして眺めを楽しむのに良い場所です。 横須賀の海や対岸のコンビナートらしい建物も見えていました。 遠くにはランドマークタワーやパシフィコ横浜などのみなとみらい21地区のビル群も見えていました。 先ほどの小ピークや見晴しの得られる所よりも良い眺めになっているので、 しばらく景色を楽しんでいきました。
田浦梅林分岐
展望地のすぐ先の岩が剥き出した所から左手へ道が分かれていきます。 角に立つ道標によると、左手へ降っていく道は「田浦緑地」、 正面の尾根道は「仙元山・畠山・上山口小学校」、 今来た道は「東逗子・二子山・田浦4,5丁目」「4,5丁目商店街・国道16号至ル」となっています。 この分岐を左手へ降っていくと田浦梅林に着きますが、正面に続く尾根道を乳頭山へ向かっていきます。
(左手の道は「田浦梅の里」, 「乳頭山」, 「畠山」を参照)
中尾根分岐
田浦梅林への分岐を見送って1分ほど進んでいくと急坂が現れます。 岩が剥き出した崖状になっていてトラロープが張られています。 ロープに掴まりながら岩場を登り切って、更にその先の岩場を過ぎていくと、 右傾斜の斜面を横切るように続く緩やかな道になってきます。 少し登った所で、右下から左上へと続く金属網の階段に出ます。 角には中の沢分岐で見かけたのと同じ形の木材を縦半分に割ったような道標が立っていて、 右手へ降っていく道は「中尾根」、 左手へ登っていく道は「畠山・仙元山」、今来た道は「田浦」となっています。 背の低い道標も道端にあって、左手へ登っていく道は「乳頭山・仙元山」となっています。 右手へ続く尾根は中尾根で、ここから三浦大山林道の終点まで続いていますが、 左手の直ぐ上にある乳頭山の山頂へと登っていきます。
(右手の道は「乳頭山」, 「乳頭山」, 「乳頭山」, 「乳頭山」, 「三浦アルプス」を参照)
乳頭山
歩きやすい金属網の階段を30秒ほど登っていくと乳頭山の山頂に着きます。 田浦梅林分岐から5分ほど、二子山分岐から35分ほど、 港が丘の住宅地の石段を登り切った所にあった登り口から70分ほどで到着しました。 小広くなった山頂には測量の基準点が設置されていて、 側面には「横須賀市」,「三十二」,「公共」,「三角點」の文字が刻まれています。 大きな木の側には「保安林」の菱形の看板があり、そこにマジックで「乳頭山」と書き込まれています。
双耳峰
地形図にある211m峰は、この先の鞍部を過ぎて登り返した所にあるピークになります。 この乳頭山は標高200mの等高線に囲まれているので、これら二つの山はほぼ同じ高さになります。 横浜横須賀道路に架かる田浦橋の辺りからは、 猫の耳のように三角状に尖った同じような姿の山が二つ並んでいるのがよく見えます。 正に「双耳峰」と呼ぶにふさわしい姿をしています。
乳頭山の山頂の周りは概ね樹木に覆われていますが、左手の方が一部開けています。 この時はまずまずの天候で、素晴らしい眺めが広がっていました。 先ほどの田浦梅林分岐の手前にあった展望地と同じような眺めになりますが、 こちらの方が少し標高が高い分だけ、眺めも広がっているように感じます。 手前には長浦湾から箱崎を挟んで横須賀港にかけての沿岸が広がり、 東京湾には第二海堡や第一海堡が浮かび、その先には富津岬も見えました。 その奥には君津から木更津にかけてのコンビナートなどの房総半島の沿岸部も見えていました。 左手の奥には横浜のみなとみらい21地区の高層ビル群も望めました。 お昼には少し早かったのですが、景色を眺めながら、ここで昼食タイムにしました。
(画像を左クリックすると、左手から右手にかけての写真が表示されます)
畠山分岐
お腹も満ちて眺めも楽しんだら、乳頭山から下山していきます。 今回は、211m峰の先にある分岐から上山口小学校へと降ることにしました。 山頂の先から始まる金属網の階段を降っていきます。 正面に211m峰の高みが見えてくると道が二手に分かれていますが、すぐ下の所で合流します。 合流して緩やかになった尾根道を進んでいくと、すぐに分岐があります。 角には道標が立っていて、左手に戻るようにして降っていく道は「畠山・木古庭・按針塚」、 正面の道は「仙元山・上山口小学校」、今降って来た道は「東尾根・梅林・田浦緑地・二子山・東逗」となっています。 左手の道は畠山を経て木古庭へと降りて行けますが、 正面に続く三浦アルプスの南尾根を進んでいきます。
尾根道を10mほど進んでいくと、右側のマウンドを越えて谷へと降っていく踏み跡が分かれていきます。 以前には見かけませんでしたが、この時には脇に生える樹木に手製の道標が取り付けられていて、 正面の道は「仙元山」、右手の道は「南沢経由林道終点」、手前にあった分岐は「畠山」、 今来た道は「乳頭山」となっています。 ここは正面に続く尾根道を進んでいきます。
右手の道はかなり傾斜がありますが、南の沢の源流付近に降りて行かれます。 そのまま沢沿いに進んでいくと三浦大山林道の終点へと続いています。 (「森戸川」を参照)
211m峰
雑木林に続く登り気味のしっかりとした尾根道を進んでいきます。 2分ほど進んでいくと登り傾斜が増してきます。 岩が剥き出した所を登って緩やかになった道を進んでいくと、 左手のこんもりとした高みへ戻るようにして登っていく小径が分かれていきます。 左手にある高みが211m峰になりますが、 草木などが生い茂っているだけの小さな高みなので、登るのは省略して、 この先へ続く広くて歩きやすい尾根道を進んでいきます。
(写真は振り返って撮影したものです)
仙元山分岐
211m峰を過ぎて緩やかな尾根道を1分半ほど進んでいくと、U字形に抉れて岩盤が剥き出した所を降るようになります。 2分ほど降っていくと、普通の尾根道になってきます。 緩やかになった広い道を進んでいくと分岐があります。 乳頭山から12分ほどの所になります。 脇に生える樹木の幹に書き込まれたメモによると、 右手の道は「仙元山」、左手の道は「上山口小」、今来た道は「畠山・田浦」となっています。 右手の道は正面にある高みを巻くようにして続く南尾根の縦走路になりますが、 今回はここから上山口小学校へ向けて左手の道を進んでいきます。
(右手の道は「三浦アルプス」, 「乳頭山」, 「森戸川回峰」を参照)
広めの道を登っていきます。 倒木があったりしますが下をくぐっていきます。 周囲にはアオキなどが生い茂ってはいますが、道は広めでしっかりと続いています。 次第に登り傾斜が増してきます。 樹木が頭上を覆って緑のトンネルのようになっている所もあります。 仙元山分岐から3分ほど登っていくと、正面に送電線の鉄塔が見えてきます。 鉄塔が近づいてきた辺りから振り返ってみると、東京湾まで望む眺めが広がっています。 正面に見えているこんもりとした山が、先ほど登ってきた乳頭山になります。 季節柄、手前の樹木が邪魔しているのが残念ですが、冬枯れの季節には邪魔物が少なくなって、 手前の211m峰を始め、三浦アルプスの稜線をかなり広い範囲で眺められる数少ない場所になっています。
33番鉄塔
眺めを楽しんでから上へ向かって僅かに登っていくと、 先ほどから見えていた送電線の鉄塔「東京南線1・2号線No.33」の立つ高みに着きます。 手元の地形図によると、211m峰の南西300m辺りにある標高210mほどの高みになるようです。 ネット情報によると、この高みは茅塚というようです。 仙元山分岐から4分ほどで着きました。 周りには樹木が生い茂っていて、鉄塔の袂からの展望はあまり良くありません。 鉄塔の下を過ぎて、その先へ続く落葉が積もった雑木林の中の道を進んでいきます。
降り気味に1分ほど進んでいくと左へ曲がっていきます。 そこから傾斜の増した坂道を真っ直ぐに降るようになります。 1分弱降っていくと、左側の樹木が低くなって山並みを見渡せる所があります。 そこを過ぎて、緑のトンネルになった急坂を更に降っていきます。 33番鉄塔の立つ高みから2分ほど降ってくと、正面から左手にかけての山並みなどを見渡せる眺めが広がります。 鉄塔が沢山立っている正面の山は大楠山でしょうか。 左手の奥には、東京湾が少しだけと房総半島の沿岸部と思われる所も見えていました。
分岐道
眺めを楽しんだらその先へと降っていきます。 右へ曲がって更に降っていきます。 道は引続きしっかりとして明瞭になっています。 左側の樹間から山並みなどを垣間見ながら降っていきます。 道が崩れそうになって丸太が何本も置かれて小橋のようになった所を過ぎていきます。 再び右へ曲がって更に降っていくと、右手から山道が合流してきます。 33番鉄塔から11分ほど降って来た所になります。 道標類は見かけませんでしたが、上山口小学校へは左手の道を進んでいきます。
右手の道
以前に右手の道を歩きました。 33番鉄塔の立つ高みを巻くようにして、それほど傾斜もなくて歩き易い道が続いています。 最後に少し傾斜の増した道を登っていくと、ここから7分ほどで三浦アルプスの南尾根に出ます。 登り着いた所には手製の道標があって、右手の道は「畠山・田浦・二子山」、 左手の道は「仙元山」、登ってきた道は「上山口小学校」となっています。 先ほどの仙元山分岐から右手の尾根道を1分半ほど進んでいった所になります。
33番鉄塔
左手に続く道を1分ほど進んでいくと再び分岐(*)があります。 そこにも道標類は見かけませんが、右手のしっかりとした方の道を進んでいきます。 右傾斜の斜面を横切るように進んでいくと、道端に太くて大きな木が生えていました。 そこを過ぎていくと、右・左と曲がりながら降るようになります。 岩盤が剥き出してU字形に抉れ気味の道を降っていくと、 送電線の鉄塔「東京南線3・4号線No.33」の袂に出ました。 先ほどの分岐道から4分ほどの所になります。 周囲の樹木が低くなっていて、鉄塔に邪魔されながらも、 三浦アルプスの南尾根や大楠山方面の尾根などが見えていました。
*後日に左手の道を歩きました。(「三浦アルプス」を参照)
農地
33番鉄塔の下を過ぎていくと、広めで歩きやすい緩やかな道になってきます。 馬の背のような所を過ぎていくと、U字形に抉れた道を小刻みに曲がりながら降るようになります。 33番鉄塔から4分ほど降っていくと、道は尾根から外れて、鋭角に左へと曲がっていきます。 抉れ気味の道を降って傾斜が緩やかになってくると、道の両側には背の高い笹竹が生い茂るようになります。 回廊のような中を降っていくと、谷戸にある農地に降り立ちました。 33番鉄塔から7分ほど、乳頭山から45分ほどで降りて来られました。 これで山道は終わりになります。
笹竹を抜けると、目の前には農地が広がっています。 以前は田んぼもあったのでしょうが、今では畑に転用されているようでした。 道端には柵がしてあって、ホタルなどが棲息しているようでした。 農地に出た正面に「水生生物の保護・観察中」の黄色い看板がありました。 右手の奥へも小径が続いていますが、左手へと曲がっていきます。 すぐに山際に突き当たると、細い道が左手へと分かれていきますが、 畑に沿って右へ曲がっていくしっかりとした道を進んでいきます。 畑地から一段低い所に続く小径を進んでいくと広めの道に出ます。 脇には「通路」と書かれた標識が立っていて、今来た道を指しています。 そこからは幅がぐっと広がって快適な道になります。
水生生物の保護・観察中です。 中に入らないでください。
 (地主・ホタルの会)
あぜ道は通らないで下さい。
田んぼ、あぜ道は通りぬけ禁止です。
広くなった道を1分ほど進んでいくと民家が現れます。 周囲には庭木が植えられ、ヒマワリや彼岸花なども咲いていました。 突き当たりを道なりに左へ曲がって生垣沿いに進んでいくと舗装路に出ます。 ここを右折して、住宅地に続く更に広くなった道路を真っ直ぐ進んでいきます。
発砲厳禁!
ここは銃猟禁止区域です。
 (神奈川県)
上山口小学校(かみやまぐちしょうがっこう)バス停
左手にある上山口小学校の校庭や児童出入り口を過ぎていくと降り坂になってきます。 坂道を降っていくと下山川に突き当たります。 その20mほど左側に架かる寺前橋を渡り、その先の坂道を登っていくと、 県道27号の上山口小学校入口交差点に出ます。 交差点の右側と左側のすぐ先に上山口小学校バス停があります。 農地に降り立った所から12分ほどで到着しました。
右側のバス停からは、逗子駅(JR横須賀線)までの便が1時間に2本程度あります。 左側のバス停からは、衣笠駅(JR横須賀線)までの便が1時間に2本程度、 汐入駅(京浜急行本線)までの便が1時間に1本程度あります。
(写真は左側にある衣笠駅・汐入駅方面のバス停です)