瀬上池
散策:2009年07月中旬
【低山ハイク】 瀬上池
概 要 瀬上池は、横浜市のみどりの七大拠点のひとつである円海山周辺の山々の谷間にひっそりと佇む池です。 周囲には横浜市民の森などが幾つもあって、よく整備された散策路が縦横に巡っています。 今回は瀬上池のある瀬上市民の森を通って相武国境尾根に出て、 氷取沢市民の森の沢筋へと降っていくコースを歩きます。
起 点 横浜市 榎戸バス停
終 点 横浜市 氷取沢バス停
ルート 榎戸バス停…道場丸広場…池の下広場…瀬上池…池の上休憩所…馬頭の丘休憩所…白山神社…見晴し台…梅沢山休憩所…相武国境尾根…氷取沢分岐…いっしんどう広場…大岡川源流域…おおやと広場…氷取沢農業専用地区…氷取沢ファミリー牧場…上之橋…氷取澤神社…氷取沢バス停
所要時間 3時間20分
歩いて... 瀬上池や大岡川源流域では青葉が茂って沢も流れていて、雰囲気のいい森が続いていました。 瀬上池では釣糸を垂らしている人達も見かけて、ゆっくりとした時間が流れていました。 条件が良いと、いっしんどう広場からは富士山も見えるのですが、生憎と曇っていて見えませんでした。
関連メモ 鎌倉アルプス, 瀬上市民の森 氷取沢市民の森 瀬上池, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 大丸山, 相武尾根, 相武尾根,
相武尾根, 氷取沢, 相武尾根
コース紹介
榎戸(えのきど)バス停
港南台駅(JR根岸線)のバスターミナルから、 [45]洋光台駅行きバス,または,[111]上大岡駅前行きバスにて3分、 1時間に5本から6本程度の便があります。
(港南台駅からは1kmほどの距離なので、歩いてきても15分もあれば着きます)
(左手を向いて撮影)
バス停の先にある洋光台五丁目交差点を右斜め前方へ渡って50mほど行くと、 港南消防署港南台消防出張所があります。 その手前には「神奈川県立横浜栄高等学校入口」の看板の所が立っていて、 そこから右へ分れていく道を指しています。 標識に従って右折して坂道を100mほど登って高みに着くと、道が三方に分れています。 正面には「円海山・大丸山マップ」と題した大きな案内図があるので参考にしましょう。 今回は、道場丸広場から瀬上池に降りて、谷向いの尾根に登り、 梅沢山休憩所から相武国境尾根を通り、いっしんどう広場の手前から氷取沢へと降るルートを歩きます。 ここは左手に戻るようにして続く、緩やかな坂道を登っていきます。
(横浜栄高等学校は、2009年4月に上郷高等学校と港南台高等学校が再編統合した学校です)
円海山周辺の市民の森案内図
(A)ビートルズトレイル,(B)氷取沢市民の森ルート,(C)氷取沢-いっしんどうルート, (D)光明寺-梅沢山ルート,(E)瀬上市民の森ルート,(F)峯市民の森ルート, (G)六国峠ハイキングコース,(H)金沢市民の森ルートについて、色分けしてルートが示されています。 ルートに沿って点々と設置されている道標には「B1」や「E10」などと場所が記されていて、 案内図との対応が付きやすくなっています。 このマップは横浜市のホームページにも掲載されています。
円海山・大丸山を歩いてみませんか
この一団の緑地帯は横浜市のみどりの七大拠点のひとつに数えられ、 横浜市では貴重なみどりとなっています。 自然の中をのんびりと散策してみましょう。
 (横浜市)
「横浜市のみどりの七大拠点」とは…
拠点場所主な施設等
こどもの国周辺青葉区,町田市 こどもの国,寺家ふるさと村
三保,新治緑区,旭区 三保市民の森,新治市民の森,よこはま動物園,四季の森公園
川井,矢指旭区,瀬谷区 矢指市民の森,追分市民の森,瀬谷市民の森,程ヶ谷カントリー倶楽部
大池,今井,名瀬旭区,保土ヶ谷区,戸塚区 こども自然公園,南本宿市民の森,横浜カントリークラブ,戸塚カントリー倶楽部
舞岡,野庭戸塚区,港南区,栄区 下永谷市民の森,舞岡ふるさと村,舞岡公園
円海山周辺栄区,金沢区,磯子区
鎌倉市
瀬上市民の森,氷取沢市民の森,金沢市民の森,釜利谷市民の森,峯市民の森,横浜自然観察の森,金沢自然公園,鎌倉アルプス,鎌倉カントリークラブ,鎌倉パブリックゴルフ場
小柴,富岡金沢区 富岡総合公園,米軍小柴石油ターミナル,称名寺市民の森,海の公園
金網柵沿いに続く坂道を登っていきます。 左手には街並みが広がり、その奥にはランドマークタワーやメディアタワーも見えていました。 3分ほど進んでいくと、小屋の手前から右手へ降っていく道が分れていきますが、 そのまま尾根に続く緩やかな道を進んでいきます。 すぐ先で作業場のような所への道が右手へ分れていきますが、入口には柵が設置されています。 左手へ曲がっていく尾根道の入口には車止めの杭が設置されていて、 脇には「四輪車通行止め」の看板も立っていました。 不法投棄が絶えないための措置のようです。 車止めを過ぎて、緑のトンネルになった道を進んでいきます。
平成17年3月25日(金)より、下記区間の4輪車の通行ができません
この沿道は4輪車両から不法投棄される事態が続発し、犯罪発生の温床になっています。 ついては・・・のために、平成17年3月25日から別図に示す範囲について・・・します。
 (港南土木事務所、港南警察署、栄警察署)
お知らせ
平成17年3月25日から4輪車の通行を制限しています。 地先の耕作、行事等において通行利用する際には、左記までご相談下さい。
 (港南土木事務所)
山火事注意
・吸いいがらの投げ捨てを禁ず。
・無断で火を焚くことを禁ず。
緑のトンネルを2分ほど進んでいくと、右手の竹林と笹竹の生い茂る間に細い道が分れていきます。 その道を見送った数10m先には小屋があって、ハトが数羽飼育されていました。 小屋を過ぎていくと、右手には山並みが広がっていました。 青葉の生い茂る尾根道を進んでいくと、再び眺めが広がる所があります。 案内図のあった所から11分ほどの所になります。 奥の方へと延びる稜線は、いっしんどう広場から鎌倉天園へと続く尾根になります。 谷底には瀬上池が見えていましたが、周囲には青葉が茂っていて隠れ気味でした。 住宅街にポツンポツンと島状に小山が続いています。 送電線の鉄塔を立てるために宅地開発を免れて取り残され、このような光景になったようです。 何だか海に浮かぶ小島のように思えてきます。
瀬上市民の森周辺の民地・耕作地に立ち入らないで下さい。 作物や植物を採ってはいけません。
 (瀬上市民の森愛護会)
瀬上池が見えますか?
瀬上池を囲んでいる林は、水を調整する働きをしています。 雨水は、スポンジ状の土と樹木自体に貯えられ、時間をかけて 下へ染み出してきます。そのため大雨が降ってもいっぺんに水が流れる事はなく、 水が急に枯れてしまうこともありません。 昔その水を農業用に貯めていたのが瀬上池です。
再び左手に金網柵が続くようになった尾根道を進んでいきます。 柵の向こう側には「港南台さえずりの丘公園」が続いていました。 正面に聳える電波塔を眺めながら4分ほど進んでいくと、道が二手に分れています。 案内板のあった所から20分ほどの所になります。 角に立つ道標「E1」によると、正面の道は「いっしんどう広場」、 右手の道は「道場丸広場・池の下広場」、今来た道は「港南台方面」となっています。 正面の道を進んでいくと5分ほどで「いっしんどう広場」に着きますが、 今回はここから右手の道を瀬上池へと降っていきます。
道場丸広場
尾根沿いに続く緩やかな道を降っていきます。 少し右へ曲がって降り傾斜が増してくると、左側に木柵が続くようになります。 その先には畑がありました。 笹やアジサイが生い茂る道を降っていくと、尾根道から分れて3分ほどで、尾根が少し広がってきます。 その左側に樹木の途切れている所があります。 入口には「瀬上市民の森」の案内板が設置されていますが壊れていて、板が脇に落ちていました。 少し先には「道場丸広場」の標識も立っていました。 左側の樹木の間を抜けていくと、斜面にぽっかりと開いた広場がありました。 テーブル・ベンチも二組設置されていました。 周囲は樹木に囲まれていますが、一部が開けていて、 その向こう側には電波塔などが何本も聳えていました。
シイノキ(スダジイ)
一年中緑の葉のある常緑樹で、高さが30mにもなります。 初夏いは黄色いふんわりした花をたくさんつけます。 秋には食べられるどんぐりが実ります。 カサをかぶったどんぐりは、大きくなるとカサがとれます。 幹は建物や船の材料に使われます。 この森は人が手を加えずに自然のままにしていると、 やがてこのシイノキのような常緑樹がたくさん生えた森になっていきます。
水場
広場を過ぎて、尾根の背に続く広めの道を降っていきます。 横木の階段混じりの道を1分半ほど進んでいくと、尾根の右側を降るようになります。 斜面に続く横木の階段を降っていくと、右・左と曲がりながら、小さな谷筋を降っていきます。 沢に架かる木橋を見送って谷筋を降っていくと、道場丸広場から7分ほどで、開けた所に降り立ちました。 その手前の右側の山際には、管で導かれた水が桶に流れ落ちる水場がありました。 脇にはコップも置かれていたので飲めるようでした。
池の下広場
沢に架かる短い木橋を渡っていくと、広い谷筋に出ました。 花は終盤を迎えていましたが、周囲にはアジサイの木が沢山生えていました。 ボードウォークを進んでいくと、左右に通る広い道に出ました。 角には大きな道標「E3」が立っていて、左手の道は「瀬上池・池の上休憩所」、 右手の道は「港南台方面」、正面の橋の先に続く道は「馬の背休憩所」、 今来た道は「道場丸広場」となっていて、脇には「池の下広場」の看板も出ていました。 ここから左手の先にある瀬上池の手前までが「池の下広場」になるようです。 今回は瀬上池に向かって左手へ進んでいきます。
小川沿いに続く道を1分ほど進んでいくと、右側の小川へ降りていける階段があります。 そのすぐ先は岩壁になっていて、細長く開けられた穴から、 心地よい音をたてながら水が勢いよく流れ落ちていて、 ちょっとした滝のようになっていました。
皆さんへおねがい!
小川のふちや草をふまないで下さい。 ホタルが土の中でまゆでいます。 6月に飛びますよ!!
 (瀬上沢とホタルを守る会)
左側には草地になった「池の下広場」が続いています。 東屋やテーブル・ベンチも設置されていて、ひと休みするのに良い所です。 このすぐ先が土手になっていて、その奥に瀬上池があります。 以前のこの辺りの風景を描いたのでしょうか、 「谷戸」と題した風景画に解説文が載せられていました。
【谷戸】 豊かな自然と人とのつながり
山々から湧き出す細く清らかな流れが集る小さな谷間では、 人々が豊かな水を利用して稲を育てていました。 裏山の雑木林では薪を集め、炭を焼き落葉で畑の肥料をつくりました。 ススキを刈って屋根を葺いた民家が並んでいました。 1960年頃までは、横浜でもそんな風景を普通に見ることができました。 人々が時間と手間をかけてできた雑木林や果樹林、竹林、田畑などの多様な環境には多くの植物が育ち、 昆虫や小動物にも魅力のある、えさ場や住みかになっていました。
竹林 竹馬やカゴなど道具をつくる。竹の子ほり(春)。
雑木林 薪や炭を集める。落葉で肥料をつくる。山菜やキノコ採り、花摘み。
野菜をつくる。モンシロチョウなどの昆虫が集まる。
小川 洗濯など生活に利用。魚とり、ホタル狩り、水遊び。
野原/カヤ場 屋根を葺くススキ(カヤ)をとる。草摘み、花摘み、鳥や虫が多い。
田んぼ 米をつくる。ヘビやカエルが住む。
ため池 農業用水の確保。トンボ、ゲンゴロウなどの昆虫が多い。
スギ・ヒノキの植林 家などの材料になる。木材を売って現金収入をえる。
 (横浜市)
土手の手前で、道は左へ曲がっていきますが、その角から横木の階段が分れています。 角には大きな道標「E4」が立っていて、右手の階段は「池の上休憩所・漆窪休憩所」、 左手の道は「いっしんどう広場」、今来た道は「港南台方面」となっています。 左手すぐの所には、これまでと同様の「円海山周辺の市民の森案内図」があります。 左手の道は、中尾根休憩所を経て「いっしんどう広場」へと続いていますが、 今回は右手の横木の階段を登っていきました。
円海山・大丸山を歩いてみませんか
円海山と大丸山を中心とする緑地では、市内でも最大クラスのまとまった緑地として 多くの自然を残しています。古くから親しまれてきた金沢文庫から鎌倉天園にまでつながる 六国峠ハイキングコースをはじめ、自然観察センター、金沢動物園等があり、 地域の人々に親しまれています。
 (横浜市)
円海山風致地区
円海山風致地区は、円海山・北鎌倉近郊緑地保全区域を中心とし、 栄・金沢・磯子区の3区に広がる地域です。 市内で最も豊富な自然が残されており、横浜市の緑の七大拠点のひとつです。 風致地区内で次の行為を行う時は事前に市長の許可を受けてください。
(1)建築物の建築その他工作物の新築、改築、増築または移転
(2)建築物等の色彩の変更
(3)宅地の造成、土地の開墾その他の土地の形質の変更
(4)水面の埋立て又は干拓
(5)木竹の伐採
(6)土石の類の採取
(7)屋外における土石、廃棄物又は再生資源の堆積
なお、この地区では、風致の維持向上のため植栽等の配慮をお願いしています。
 (横浜市まちづくり調整局 建築企画課)
瀬上池
横木の階段を登っていくと、正面に瀬上池が広がっています。 以前は農業用の溜め池として利用されていたのだそうです。 手前には笹や細木などが生い茂っていて、こちら側からの池の眺めはあまり良くありません。 池に沿って左手へ進んで山際までいくと、左から登ってくる道と合流します。 そこを右折して、瀬上池の縁の崖に続く細い道を進んでいきます。
ここは瀬上市民の森です
利用のルールとマナー
利用時間(日の出から日の入りまで)
立入り禁止:
大雨や台風などで崖崩れのおそれがあります。雨後も危険なので、立入らないで下さい。
禁止行為:
火気使用、車・バイク乗り入れ、動植物の採集
自然保護・保全の基本:
採らない・脅かさない・傷つけない・持ち帰らない・持ち込まない・私物化しない
マナー:
ペットは引き綱を着用、ペットのフン等は持ち帰る、ゴミは持ち帰る、行き交う人にこんにちは!!
 (瀬上沢とホタルを守る会、瀬上市民の森愛護会、横浜市南部公園緑地事務所)
円海山近郊緑地特別保全地区
この地区は、円海山・北鎌倉近郊緑地保全区域のうち特に優れた自然環境を有する部分です。 その環境を将来にわたって保全するため、首都圏近郊緑地保全法に基づき特別保全地区として指定しました。 従ってこの地区の建築物・土地の形質変更・木竹の伐採等はできません。
 (横浜市緑政局緑政部緑政課)
池側に手摺が設置された岩畳の道を進んでいきます。 1分ほど進んでいくとボードウォークが現れます。 渡り切った所から池へと鉄製の階段が分れていきます。 池の畔にはデッキが見えているので、ちょいと降りてみました。 この時には竿を何本も使って釣りをしている人達がいましたが、何が釣れるのでしょうか。 ひっそりとした湖畔で、ゆっくりとした時間が流れているようでした。
池の上休憩所
池の畔から引き返して、崖に続く緩やかな道をその先へと進んでいきます。 池側に手摺が設置された道を2分ほど進んでいって瀬上池の奥に着くと、小さな木橋が架かる所に出ます。 正面には藤棚があって、その脇には大きな道標「E9」が立っています。 ここで道が左右に分れていて、左手の道は「漆窪休憩所・大丸広場」、 右手の道は「馬頭の丘休憩所」、今来た道は「池の下広場・瀬上池」となっています。
木橋を渡って右手に続くボードウォークを進んでいきます。 右側には瀬上池が広がっています。 ボードウォークから簡単に池の畔まで出られるので、すぐ傍まで行ってみました。 水面には蓮も浮かんでいて、白い花を幾つか咲かせていました。 様子からすると、瀬上池のこちら側は余り深くはないように思えました。 奥の方には先ほど歩いてきた尾根が見えていました。 「瀬上池が見えますか?」という解説板があった辺りなのでしょうか。
ボードウォークまで引き返してその先へ進んでいくと、草地になった広場に出ます。 テーブル・ベンチも二組設置されていて、雰囲気のいい所になっています。 谷の左側を流れる沢沿いに奥へ進んでいくと、道は右へ直角に曲がっていきます。 角には道標「E10」があって、右手の道は「馬頭の丘休憩所」、 正面の道は「行き止まり」、今来た道は「池の下広場・瀬上池」となっています。 正面にも谷筋や沢は続いていますが、柵が設置されていて「生物保護区につき立入禁止」の看板も出ています。
【森】 はらっぱから森ができるまで
この草地を放っておくと、どうなるのでしょう?
一年草のはらっぱ 芽を出して花を咲かせタネを付けるまで一年間で一生を終える草花が多い草地です。
多年草のはらっぱ 根を張って次の年にも花を咲かせる草花が多くなってきます。
低木の林 鳥などに運ばれた種子が芽をだして低い木が生えてきます。
落葉広葉樹林 色々な落葉樹が生えるようになり、動植物が豊富な林になっていきます。
雑木林(落葉樹) 下草刈り、落葉かき、伐採など林の手入れをすると雑木林として保たれます。
常緑広葉樹林 落葉樹の中に常緑樹が混じるようになり、やがては常緑樹だけの林になります。
 (横浜市)
火災から市民の森を守ろう
 (栄消防署、瀬上市民の森愛護会)
柵に沿って右手へ進んでいくと、小さな谷筋に入っていきます。 「マムシにご注意」の貼り紙を見かけてドキッとしたりもしますが、幸いにも出遭うことはありませんでした。 しばらくボードウォークが続いてから横木の階段を登るようになります。 小さな木橋を渡り、更に横木の階段を登っていきます。 程なくして谷筋を横切っていきます。 木の根が張り出した広い尾根道になってくると、 広場から4分ほどで、輪切りのベンチがある所に着きました。 中程には大きなシロダモの木が生えていました。 簡単な解説板もあって、ひと休みしていくには良さそうな所でしたが、 先ほどの貼り紙にあったマムシが気になるので、正面の左手に続く道を更に進んでいきました。
マムシにご注意
 (瀬上市民の森愛護会、横浜市緑政局)
こしかけて、耳をすましてみましょう!
静かに五感をとぎすまして、森を感じてみましょう。 何が見えますか? 何が聞こえますか? 何のにおいがしますか? 土や木や葉っぱにさわってみましょう! どんな感じがしますか?
雑木混じりの植林帯に続く緩やかな道を進んでいきます。 1分ほどの所にある横木の階段を登って、その先へと進んでいきます。 右・左と曲がりながら、横木の階段混じりの道を登っていきます。 道端に笹が生えるようになった手摺付きの横木の階段を登ってくと、 輪切りのベンチから3分半ほどで、左右に通る広い尾根道に登り着きました。 正面には道標「D4」があって、右手の道は「馬の背休憩所・大船みどりヶ丘」、 左手の道は「氷取沢市民の森・金沢市民の森」、今来た道は「池の上広場・瀬上池」となっています。 この尾根道は「瀬上市民の森」の外周を取り巻く尾根道で、 右手へ進んでいくと、馬の背休憩所を経てみどりが丘バス停へと続いていますが、 今回はここから相武国境尾根に向かって左手へ進んでいきます。
金沢市民の森が再開園に向けて整備中!
平成12年度をもって閉園になった「金沢市民の森」の記載が道標にあったので、 横浜市へ確認したところ、平成20年4月に地主との交渉がまとまり、再開園に向けて整備中とのことでした。 横浜市のホームページの「市民の森一覧」には既に名前が載っていますが「未開園」となっていて、 面積は以前の87.0haから25.7haに変更され、大幅に規模を縮小して再び開園するようです。 大丸山や関谷奥見晴台などの整備済の所は既に開放されていますが、整備が終わっていない場所もあるので、 全体の整備が完了する平成22年度末に、晴れて「開園」になる見込みとのことです。
→予定より少し遅れた平成23年5月に再開園しました。
馬頭の丘休憩所
広くてよく踏まれた緩やかな尾根道を進んでいきます。 4分ほど進んでいくと、右側が少し高くなって、テーブル・ベンチが幾つか設置されている所があります。 ここが「馬頭の丘休憩所」で、その旨の標識も出ています。 その名前の由来になるのか、大きな樹木の前には「馬頭観世音」と刻まれた石碑がありました。 「慶應二寅年」とも刻まれていたので、江戸時代末期に建立された石碑のようです。 休憩所の周囲は樹木に囲まれていて展望は得られません。
どの木のどんぐりでしょう?
コナラ 落葉広葉樹。高さ15〜20m位になる。 5月頃、雄花と雌花が咲き、どんぐりが実る。
クヌギ 落葉広葉樹。高さ15m位になる。 樹液は昆虫に人気がある。4〜5月に花を咲かせ翌年の秋に実がなる。
アラカシ 常緑広葉樹。高さ20m位になる。 どんぐりには縦筋の模様がある。
*落葉広葉樹=葉が広く、冬に葉を落とす木/常緑広葉樹=葉が広く、冬にも葉がある木
馬頭の丘休憩所の先で、道が右手へ分れていきます。 角には大きな道標「D5」が立っていて、右手の道は「白山神社・東上郷」、 正面の道は「氷取沢市民の森・金沢市民の森」、今来た道は「馬の背休憩所・瀬上池」となっています。 ここにも大きな「円海山周辺の市民の森案内図」があるので参考にしましょう。 白山神社はまだ訪ねたことがないので、ちょいと立寄っていくことにしました。
円海山周辺の市民の森案内図
・自転車はゆっくりと SLOW BICYCLE
・犬はつないで KEEP DOGS ON LEASH
・ポイすて禁止 DO NOT LITTER
 (横浜市、市民の森愛護会)
広くてしっかりとした道を降っていきます。 傾斜は緩やかで歩きやすくなっていました。 次第に浅いU字型に抉れてきますが、引続き歩きやすい道が続いています。 背の低い土留め柵が続くようになった道を降り、最後に短い石段を降っていくと、 尾根道から3分ほどで住宅地に降り立ちました。 手元の地図によると、この辺りは東上郷町になるようです。 右手の道の先には背丈の低い草が一面に生える「町のはらっぱ」がありますが、 白山神社へは正面にある幅の広い石段を降っていきます。
白山神社
石段を降った先のT字路の左手すぐの所に、「村社 白山社」と刻まれた石碑が立っています。 そこから境内へ入っていきます。 正面にある鳥居の先の石段を登って、 庭園風の植え込みに続く道を右・左と曲がっていくと、白山神社の社殿がありました。 コンクリート製になってはいましたが、本殿と拝殿から成る立派な社殿でした。 正面には「白山神社」の扁額が掛かり、中には「総鎮守本郷神_神社」の扁額が掛かっていました。 本殿の屋根には4本の鰹木が乗り内削ぎの千木が聳え、 拝殿の屋根には6本の鰹木が乗り内削ぎの千木が聳えていました。 社殿の右手にはブロック積みの祠があって、中には小さな石祠が三つ並んでいました。
白山神社遷坐記念碑
白山神社御由緒
御祭神 伊弉册尊 例祭日 九月二十七日
伊弉册尊は伊弉諾尊の妃神にして、神代に始めて陰陽夫婦の神として顕現し給い、 皇祖天照大神を始め、森羅万象を生成化育し給う大神なり。 抑々、当白山神社は、証菩提寺文書の白山大権現縁起等に由るに、 人皇三十五代舒明天皇の御宇、本郷総鎮守として鍛冶谷神戸の地に勧請し奉る大社にして、 源頼朝鎌倉開府の時、幕府民の神として深く崇敬され、 仁治元庚子年三月五日、執権北條泰時は長尾郷飯島村に神領二町歩を寄進すると云う。 人皇九十五代後醍醐天皇正中元甲子年九月十五日、光明谷山巌山に遷宮し奉り、 境内神領民之方は峯を境、神之方は田岸を境、巽之方出巌を境、乾之方坊前山下を境とし、 社の東北一町に朝水の池と号するあり。 神木森々として松風満耳、神徳現然として国家安寧、五穀豊穣、村中鎮護の霊地也と記している。 相模風土記稿は、祭神伊弉册尊、神躰九寸六分は舒明天皇の作らせ給いし物と伝う。 別当旧くは実応坊、後証菩提寺其職を兼管す。 神職は内田和泉と云うと記し、幾多の宝物神領も有したが、現在は散逸して、 安政六年建立の前社殿内に蔵した享禄元年、天和元年の銘ある扁額が現存する唯一の史料である。 是の如く当地域有数の由緒ある当社も近来衰運に向い、就中関東大震災の折、 社地社殿の崩潰にあい、上野村百余戸の氏子一同、その復興に努力したるも、 故あって神戸に本宮、石原に拝殿を建立し、社地を二分して今日に至る。 而して第二次大戦前後の混乱期を経て両社殿の損傷甚だしく、氏子一同再建を念じつつ三十余の星霜を経たり。 然るに近年当地の開発著しく、山林原野悉く大住宅地に変貌するに至る。 天なる哉、命なる哉、永年の宿願ここに稔り、御神威の発揚と郷土の和平発展の為、 現地を最適地と撰卜し、所有者三井不動産の理解を得、前社地と等価交換による譲渡を受け、 昭和五十一年十月二十七日秋、天に一点の雲なき佳日、史上最高の盛儀による遷坐祭を斎行し、 神光彌高きを拝す。 願わくは白山大神冥加を垂れ給い、とこしえに守護し給はんことを。
 (昭和五十二年九月吉日 白山神社宮司)
見晴し台
往復20分ほどで尾根道まで戻ってきて、その先へと進んでいきます。 広くて緩やかな尾根道を2分ほど進んでいくと、左手の高みへ登っていく横木の階段が分れています。 登り口には「見晴し台」の標識が立っていました。 尾根道をそのまま進んでいってもいいのですが、ちょいと高みへ登ってみることにしました。 20秒ほどで階段を登り切って高みに着くと、ベンチが二つほど設置された所になっていました。 右手が開けていて、街並みや山並みを見渡せる眺めが広がっていました。 鎌倉天園へと続く山並みの奥には、ゴルフ場のクラブハウスも見えていました。 測量の基準点なのでしょうか、「横浜市・国土調査」と刻まれた円い標識もありました。
梅沢山休憩所
高みの先へ降っていくと、巻いてきた道に降り立ちます。 樹皮がつるっとした背の高い樹木が防風林のように並んでいる尾根道を進んでいきます。 右手のすぐ傍まで住宅地が迫ってきています。 短いボードウォークを過ぎてこんもりとした高みの前に出ると、道が三方に分れています。 ここが「梅沢山休憩所」で、見晴し台から2分ほどの所になります。 角には大きな道標「D7」が立っていて、左前方の道は「いっしんどう広場・氷取沢市民の森」、 右前方の道は「金沢市民の森・鎌倉天園」、右手の道は「庄戸住宅地」、 今来た道は「馬の丘休憩所」となっています。 脇には「瀬上市民の森」の解説板や、 大きな「円海山周辺の市民の森案内図」があるので参考にしましょう。 名前からすると、正面にある僅かな高みが「梅沢山」というのでしょうか。 ここは左前方の道を進んでいきます。
瀬上市民の森
所在地 横浜市栄区上郷町838番地ほか
面積 約47.7ヘクタール
管理団体 瀬上市民の森愛護会
この市民の森は、横浜市が山林所有者の方々のご好意により山林を使用させていただき、 市民の憩いの場として利用させていただくものです。 この森は緑を守り、自然をこわさないよう必要最低限の施設しか整備してありません。 散策道をはずれますと、危険箇所もありますので、利用にあたっては十分注意して下さい。
 (環境創造局 南部公園緑地事務所)
酒場に集まる昆虫たち
木から染み出る樹液は、森のお酒です。 人気のある酒場は、クヌギ・コナラ・タブノキです。 いろいろな種類の昆虫たちで、にぎわっています。 時には場所取りの争いあ、仲の良いカップルも見ることができます。
オオスズメバチ 大きさ25〜40mm。地面の下や木のうろに巣をつくろ、毒が強く、攻撃的。
ゴマダラチョウ 大きさ35〜50mm。茶と白のまだら模様。暖かい所では、5〜9月頃に樹液によく集まる。
カナブン 大きさ23〜29mm。昼に活動し、夜に電灯に集まる事はない。
カブトムシ 大きさ30〜53mm。四つに分れた角先は世界でも珍しい。主に夜活動し、昼間は土にもぐっている。
ミヤマカミキリ 大きさ35〜55mm。主に夜活動し、電灯にもよくよってくる。
*樹液=葉っぱが日光と空気中の気体を材料にしてつくる養分で、幹の中を流れています。
相武国境尾根
高みの左脇に続く道を1分ほど進んでいくと、左右に通るしっかりとした広い尾根道に出ます。 この尾根道は、相模国と武蔵国の境にある相武国境尾根で、 いっしんどう広場から鎌倉天園へ続くハイキングコースにもなっています。 道標「D4」のある尾根に登り着いてから35分ほどで到着しました。 正面には道標「A6」が立っていて、右手の道は「金沢市民の森・鎌倉天園」、 左手の道は「港南台方面・いっしんどう広場」、今来た道は「馬頭の丘休憩所・馬の背休憩所」となっています。 今回は「いっしんどう広場」に向かって、尾根道を左手へ進んでいきます。
広くて緩やかな尾根道を30秒ほど進んでいくと、 両側に手摺が設置された真新しいボードウォークがあります。 はて、以前にはなかったはずだが最近になって設置されたのだろうかと思いながら過ぎていきます。 ボードウォークを過ぎて岩盤が剥き出した道を緩やかに降っていくと、 再び手摺が現れる所から左手に道が分れていきますが、そのまま尾根道を進んでいきます。 再び現れるボードウォークを過ぎて「タイワンリス」の解説板が取り付けられたベンチを過ぎていくと、 右手に戻るようにして道が分れていきますが、そのまま尾根道を進んでいきます。 以前にはここに車止めの柵があったのですが、この時には撤去されていました。
左手に分れていく道は、3分ほど先にある送電線の鉄塔「中野町線No.23」への巡視路で、 道はそこで行き止まりになっています。 右手に分れていく道は、1分もしない所にある送電線の鉄塔「中野町線No.22」への巡視路で、 道はそこで行き止まりになっています。
ハリギリ(別名:センノキ)
高さ20〜25m/花7〜8月頃。 若芽は食べられる、うす黄色の花を咲かせる。良質な幹は家具の材料にある。若い枝には棘がある。
タイワンリス
大きさ約38cm(尾の長さ約18cm)。 ニホンリスよりやや大型。木の芽・果実などを食べる。
広くて緩やかな尾根道を1分半ほど進んでいくと、 道標「A5」の立つ分岐があって、「漆窪休憩所・瀬上池」への道が左手の谷筋へ分れていきますが、 正面に続く尾根道を進んでいきます。 すぐに「かながわの美林50選 円海山周辺の森」の標柱が立っています。 木の根が張り出した所を過ぎていくと、間隔の広い横木の階段が現れます。 ちょっとした切通しのような所に差し掛かると、角の取れた丸い石が敷かれた登り坂になってきます。 坂を登り切って緩やかな道になると、 道端に「武蔵と相模の国境 鉄の道」の解説板が設置されています。 いっしんどう広場から鎌倉天園へ続くこの国境の尾根道は、 たたら師が通った「鉄の道」でもあったようです。
武蔵と相模の国境 鉄の道
この尾根道はその昔、武蔵の国と相模の国の国境の一部で、 「たたら師」(昔、鉄をつくっていた職人たち)が通った道でもありました。
たたら 昔の人は「たたら」という製法をつかい、木炭を混ぜた砂鉄を粘土でできた炉で熱して溶かし、鉄をつくっていました。 円海山のまわりでも古い「たたら」の遺跡がいくつか発見されています。
道ばたの
石仏たち
ハイキングコースを歩いていると石仏たちがあります。 昔の人たちはどんな思いでこの道を歩いていったのでしょう?
道祖神 峠・村境・道ばたで悪疫の侵入を防ぎ、旅人を安全に導く神として古くから信仰されてきました。
馬頭観音 昔は馬は農作業や運送などに欠かせないものでした。 人々は死んだ馬の供養塔を建て馬の安全と成長を祈りました。
庚申塔 中国から伝わった「庚申信仰」は、江戸時代にその地の風習と結びついて広まりました。 信仰の対象として各地に塔が建てられました。
氷取沢分岐
間隔の広い横木の階段を降っていくと、道端に「円海山近郊緑地特別保全地区」の看板が倒れています。 そこを過ぎて、緩やかで広い尾根道を進んでいきます。 少し登るようになってくると、氷取沢へ降る道が右手へ分れていきます。 相武国境尾根道に出てから11分ほどの所になります。 道の中ほどには大きな道標「A4」が立っていて、右手の道は「おおやと広場・氷取沢市民の森」、 正面の道は「いっしんどう広場・港南台方面」、今来た道は「金沢市民の森・鎌倉天園」となっています。 ここにもこれまでに見かけたのと同様の「円海山周辺の市民の森案内図」があります。 今回はここから氷取沢へ降っていくのですが、 その前に、少し先にあるいっしんどう広場まで往復してくることにしました。
ガールスカウトの森
この森は氷取沢市民の森愛護会と横浜市緑政局のご指導でガールスカウト横浜南地区がお世話しております。
みんなの森づくり事業
この緑は、財団法人都市緑化基金と花王株式会社が、 生活の身近な場所に緑豊かな環境をつくりだすことを目的に実施している 「みんなの森づくり活動助成」の支援を受けています。
 (ラブリバートリップ大岡川)
セミの一生を知っていますか?
アブラゼミの一生
・成虫が枯れ枝に卵を産みつける。
・ふ化した幼虫は地面にもぐり、木の根の汁を吸って大きくなる。
・6年後に地面からはい出てくる。
・木に登り羽化して成虫になる。
・成虫になってから、たった2週間しか生きられません。
ニイニイゼミチィーーー6月下旬〜9月上旬
ヒグラシカナカナカナ7月上旬〜9月下旬
アブラゼミジィージィー7月中旬〜9月下旬
ミンミンゼミミーンミンミンミー7月下旬〜10月上旬
ツクツクボウシオーシーツクツク7月中旬〜10月下旬
お願い
・歩きながらの喫煙、投げ捨ては絶対にしないで下さい。
・たき火、火あそび(花火など)は絶対にしないで下さい。
 (氷取沢市民の森愛護会、横浜市南部農政事務所、ガールスカウト横浜南地区)
いっしんどう広場
広くて緩やかな尾根道を30秒ほど進んでいくと、道標「A3」の立つ分岐があって、 「大丸広場・瀬上池」への道が左手の谷筋へ分れていきますが、正面に続く尾根道を進んでいきます。 植林帯へ入っていくと、少し登るようになります。 日陰になっているためなのか、道端にはシダ類が生い茂っていたりもします。 やがて横木の階段が現れますが20秒ほどで登り切ると、いっしんどう広場に着きます。 氷取沢分岐から3分ほどで到着しました。 登り着いた所には以前は東屋「いっしんどう」が建っていたのですが、 この時には取り壊されていて、礎石とベンチだけになっていました。 左手からは、手前の樹木が少し邪魔しているものの、梢越しに街並みや山並みを見渡せます。 条件がいいと富士山も望めるのですが、この時には曇っていて見えませんでした。 「関東の富士見百景」にも選定されている所なのだそうで、その解説板が設置されていました。
関東の富士見百景に選定されました
富士山の見えるまちづくり
「関東の富士見百景」は、富士山への良好な眺望を得られる地点を選定し、 周辺の景観の保全や活用への支援を通じて、美しい地域づくりの推進を目的に、 国土交通省が実施したものです。
このサインは、横浜開港150周年を記念して設置しました。
 (栄さとやまもりの会、栄区役所)
山を愛して、生きているものに親しみをもつ
行き交うひとの親しみも 小鳥のかん高いさえずりも 落ち葉を踏んだかん触も みどりのかぜの心地よさも 「市民の森」のおくりもの。ありがとう。
広場の奥へ進んでいくと、テーブル・ベンチが幾つか設置された広い場所になっています。 いっしんどう広場からは道が三方に分かれています。 中ほどには大きな道標「A2」が立っていて、正面の道は「港南台方面」、 右手の道は「ふじづか休憩所・氷取沢方面」、左手の道は「中尾根休憩所・池の下広場」、 今来た道は「金沢市民の森・鎌倉天園」となっています。 脇にはこれまでにも見かけた「円海山周辺の市民の森案内図」があります。 道標の支柱には「円海山・大丸山マップ」が入れられたプラスチック製の箱が括り付けられています。 マップが入っていない時もあるのですが、この時には沢山入れられていたので一枚貰っていきました。 その図によると、道標A9のある分岐から金沢動物園へと向う道は、 高速道路工事のために通行止めになっています。 ここで、ベンチに腰を掛けて、ひと休みしていきました。 森に関する解説板もあるので、ちょっと勉強していきましょう。
【森】 森と人間とのつながり
雑木林 雑木林は、昔から薪・炭や肥料を提供する林として人々の生活を支えてきました。 逆に落葉かきや下草刈りや伐採など人が手を入れると陽の当たる地面には多くの植物がはえ、 昆虫をはじめ様々な生き物が集まる豊かな林になりました。
針葉樹林 スギ・ヒノキは、家や道具の材料として盛んに植林されてきました。 円海山にも多くのスギ林やヒノキ林が残っていますが、最近は林業にかかわる人が減って 放置される林が増えています。
常緑広葉樹林 今、円海山には落葉樹や常緑樹などいろいろな種類の木が生えています。 しかし人が手を入れないでいると、いづれは森全体が常緑広葉樹の林に変わっていきます。
森は古くから人間の生活に密接にかかわってきました
「枝を切っては又育つのを待って切る」を繰り返す。 半永久的なエネルギー資源となります。
昔は炭焼き小屋がどこにもありました。 炭は最近では水の浄化にも使われています。
落葉 腐ると自然に良い土になり、家畜の糞とあわせて田畑の肥料をつくったりします。
森林浴をしてみよう
スギやヒノキの林を歩くと良い香りがします。 これは「フィトンチッド」とよばれる殺菌作用のある成分のためで、体にもよいとされています。 思いきり息を吸い込み、森林浴してみましょう。
森と水と土
日本の森林面積は約263,000ku、平均1cmの水がしみこんでいるとしても約25億トンもの水が その土にたくわえられているのです。 30%は蒸発して又雲をつくり、70%は森の柔らかい土に吸収され地下に浸透して、 時間をかけて流れ出ます。
 (横浜市)
ひと息入れたところで、先ほどの氷取沢分岐まで引き返して、 道標「おおやと広場・氷取沢市民の森」に従って降っていきます。 相武国境尾根の東側は氷取沢市民の森になっています。 植林帯の尾根に続く広い道を降っていくと、次第に傾斜が増して谷筋へ入っていきます。 やがて横木の階段を降るようになりますが、段差はそれほど高くはなくて、歩き難くはありません。 手摺が設置された所を過ぎていくと、小さな沢に架かる木橋を渡っていきます。 トラロープが張られていたりもしますが、特に危険な様子はありませんでした。
大岡川源流域
傾斜が緩やかになった横木の階段を更に降っていくと、再び木橋を渡っていきます。 僅かな沢が左右から合流してきます。 鎖が張られた所を降っていきますが、特に必要な感じではありません。 左手に架かる木橋を渡って、緩やかになった沢の左岸に続く道を降っていきます。 尾根道から6分ほど降っていくと、左手から大きめの沢が合流してきます。 木橋の手前には「大岡川源流域」と刻まれた標柱が立っています。 大岡川は、笹下川や日野川を合わせて、桜木町を経て横浜港へと注いでいる川で、 この辺りはその源流域になるようです。
木の板が敷かれた道を過ぎていくと、沢が道のすぐ傍を流れるようになります。 沢に沿って進んでいくと、右手を流れる沢に木橋が架かっています。 木橋を渡っていくと、広めの谷戸に出ました。 尾根道から9分ほどで降りて来られました。 谷にはボードウォークが設置されています。 ここからは谷筋に続く緩やかな道になります。
どんなヘビがいるのでしょう?
ヘビはカエルやネズミなどの小動物を食べています。 ヘビがいる森はそれだけ生き物がたくさんいる豊かな森といえます。
マムシ45〜60cm大きな三角頭とドーナツ模様が特徴。卵ではなく直接、子供を生む。毒ヘビ。
ヤマカガシ60〜120cm水田や水辺に住む。黒や赤の模様はヤブや枯草にまぎれ目立たない。口の奥の牙に毒がある。
アオダイショウ150〜230cm河原や農地など人家近くに住み、作物を荒らすネズミを食べるので大切にされた。成長するとたてじまがでる。
シマヘビ100〜120cm平地から山地にかけて広くみられる。目が赤く、胴に4本のたてじまがある。
(注)道をはずれるとヘビが多いので、決められたところを通って下さい。
谷を横切って突き当たりまで行くと、道標「B8」が立っていて、 左手に曲がっていく道は「おおやと広場・氷取沢方面」、右手の道は「行き止まり」、 今来た道は「いっしんどう広場・瀬上市民の森」となっています。 道標に従って、左手へと続くボードウォークを進んでいきます。 谷筋を流れる沢は、この辺りから「大岡川源流域小川アメニティ」になっているようです。 以前には谷戸田になっていたのでしょうか、谷筋に平らな空間が続いています。
守ろう・大切な自然
横浜市では自然と生き物にふれあう事業を進めています。
ゲンジボタル
古くから日本人に親しまれたゲンジボタルですが、 開発により都市周辺部ではほとんど見られなくなりました。 卵から成虫まで、発光します。
ゲンジボタルの一生
・成虫の命は7日前後と短い。
・およそ500個の卵を、川岸のコケに産み付ける。
・卵は約30日で幼虫になり、水の中に入る。
・幼虫は水中でカワニナを食べて成長する。
・山吹の咲く頃(桜の散る頃)、川岸に上陸し、土の中でサナギになる。
・50日ほどでサナギは成虫になり、光ながら飛ぶ。
 (横浜市緑政局)
ボードウォークが終わると、テーブル・ベンチが設置された広めの所があります。 そこから右手を流れる沢に架かる木橋を渡って、その先へ続くボードウォークを進んでいきます。 右側にはトラロープが張られていて、その外側は「ヨゴレネコノメ」の生息場所になっているようでした。
守ろう・大切な自然
横浜では自然と生き物にふれあう事業を進めています。
ムクドリ 白い顔に黒っぽい体。オレンジ色のくちばしと足。飛ぶと腰と尾の先の白がよく目だつ。
ヒヨドリ ヒーヨ、ヒーヨという鋭く大きな声でよく鳴く。尾が長く体つきはスマート。
ツバメ 光沢のある濃紺の背と白い腹のコントラストがきれい。細く2つに分かれた燕尾が特徴。
メジロ スズメより小さな黄緑色の小鳥。名前のように目に白い輪がある。動きは早くすばやい。
シジュウカラ 白と黒のコントラストがきれいな小鳥。白い腹にはネクタイのような模様が目だつ。
キジバト デデッポッポポーと、のどかに鳴く。首筋に青い斑点が目だつ。
オナガ 名前のように長い尾。黒い頭に、水色の背、翼、尾がきれい。リューイなどと鳴く。
キセキレイ 黄色い腹がきれいなセキレイの仲間。スマートな体で尾をリズミカルに振るのがクセ。
ヨシノボリ 川の中流から上流、湖沼で生活をする。頭が大きく、体には不規則な模様がある。
コイ 池や河川の下流で生活する。黒っぽい体に大きめの口、太いヒゲがある。
オニヤンマ
(ヤゴ)
日本でもっとも大きなトンボの幼虫で、水中で生活し、直腸の内側に鰓があり呼吸する。
ミズキ 荒れ地にまっさきにはえてくる木。[花期]5月〜6月、[果期]10月〜11月。
クヌギ 日本一りっぱなドングリ。[花期]4月〜5月、[果期]10月。
ケヤキ ホウキ形の雄大な樹形。[花期]4月〜5月、[果期]10月。
コナラ 雑木林の代表種。秋の紅葉が美しい。[花期]4月〜5月、[果期]10月〜11月。
 (横浜市緑政局、監修:(財)日本野鳥の会)
これより先、ヨゴレネコノメ生息場所につき注意
※植物で、これから春先に花が咲きます。
おおやと広場
右手から合流してくる沢に架かる木橋を渡って、ボードウォークを更に進んでいきます。 左へ曲がって沢に架かる木橋を渡っていくと、その先には草地になった広い場所がありました。 先の方には東屋も立っていました。 大きな道標「B7」が立っていて、正面に続く道は「氷取沢方面・なばな休憩所」、 今来た道は「いっしんどう広場・瀬上市民の森」となっていて、 支柱には「おおやと広場」と書かれていました。 谷戸の幅が広がった所になっていて、まさに「大谷戸」という雰囲気の所です。
自然の循環 森の大切さ
自然界ではいろいろな物質が移動したり、集められたりして循環をくり返しています。 森林でも海でも川でも、自然は自分で自分を養うすばらしい循環システムによって保たれています。
葉っぱは、光合成をして大気をきれいにしています。動物がはきだす炭酸ガスを酸素にかえています。
植物は、水や空気や光、そして土の栄養分で大きくなります。
落ち葉や枯れ木などが腐って、やわらかく栄養分が多い土になります。土壌動物やキノコたちが働きます。
鳥や虫などでは、花粉や種子を運んで、植物が実をつけるのを手伝います。
木ノ実や草、花の蜜などは人間や森の動物、虫たちの食べ物になります。
動物のふんは、植物の栄養分になります。
雨水は木々の根や柔らかい土壌に蓄えられ、ゆっくりと地下にしみこんでいきます。
しみこんだ水は時間をかけてわき水になり、川や海へと流れていきます。
川や海の水は蒸発してまた雲をつくります。
この円海山のまわりの森でも、水や土や植物から昆虫、小動物にいたるまで、 環境全体として調和を保ちながら生きているのです。 この地域は「円海山近郊緑地特別保全地区」に指定されています。
 (横浜市)
沢に架かる木橋を渡っていきます。 草地を過ぎて雑木の生える所を抜けていくと、再び広い草地に出ます。 正面には横浜横須賀道路の高架が見えています。 先へ進んでいくと、大きな道標「B6」が立っていて、正面に続く道は「氷取沢方面・なばな休憩所」、 左手に登っていく道は「うばのふところ広場・峯市民の森」、 今来た道は「いっしんどう広場・瀬上市民の森」となっています。 支柱には「おおやと広場」と書かれていました。 先ほどの広場から沢沿いに続く谷戸全体を「おおやと広場」というようで、かなり広い範囲が含まれるようです。
緑の募金によるふれあい緑化事業
みどりの大切さを多くの人々に知っていただき、みどり豊かなまち(森林)づくりを進めるため、 松下グリーンボランティア倶楽部の皆様のご協力により植樹したものです。
 (横浜市緑政局南部農政事務所)
左手の道を見送っていくと、左側の一段高い所に「おおやと休憩所」があります。 周りは樹木に囲まれた静かな場所で、テーブルやベンチが幾つか設置されています。 そこを見送って横浜横須賀道路の袂まで来ると、車止めが設置されています。 脇にはこれまでにも見かけた「円海山周辺の市民の森案内図」と題した大きな案内板があります。 車止めを過ぎて金網柵沿いの道を進んでいきます。
この時には「円海山近郊緑地特別保全地区の保全管理計画」と題した紙が張り出されていました。 ビニールシートに包まれていて読みにくい部分もありましたが、その抜粋を載せておきます。
円海山周辺の市民の森案内図
●「いきものに触れ合える、人もいきものもにぎわう森!」をめざして
横浜市南部の円海山周辺には、市内で最も大きな緑地が残されています。 このうち、円海山近郊緑地特別保全地区として指定されている区域(約100ha)について、 森の将来像と森づくりのルールを定め、 市民と市が協働で「いきものに触れ合える、人もいきものもにぎわう森」を目指します。
*「近郊緑地特別保全地区」とは、首都圏の特に良好な緑地を法指定により永続的に保全する制度で、 円海山近郊緑地特別保全地区は、昭和44年に指定されています。
●「いきものに触れ合える、人もいきものもにぎわう森!」とは…
横浜市の緑地はここ30年で急激に減少するとともに、細分化していますが、 円海山周辺には大きな緑地が残されています。 そのため、現在でも多くの生き物が生息し、 また周辺の緑地への植物供給源としての役割も担っていると考えられます。 また、都市の中の貴重な緑地として、多くの人が楽しみ利用するだけでなく、 その保全のために関わっています。 これらのことから、円海山周辺の緑地では、生物の多様性の保全を目的とするとともに、 人とその他の多くの生き物との共存を目指します。
●<計画策定にあたって>
本計画は、2004〜2007年にかけて、専門家のアドバイスを受けながら、 横浜市と市民が協働で現地を調査し、 緑地の目指す方向性やルールなどについて意見を出し合いながら策定したものです。
…(後略)
オートバイは乗入れはできません
 (氷取沢市民の森)
金網柵沿いの道を進んでいき、突き当たりを道なりに左へ曲がっていきます。 季節柄花は咲いていませんでしたが、椿が並木を作る所を抜けていきます。 雑木が生い茂って雰囲気のいい山沿いの道を進んでいくと、小さな流れを過ぎていきます。 道なりに右へ曲がっていくと、広い谷筋に広がる農地に出ます。 これで山道は終わりになります。 ここから左手へ続く舗装路を進んでいくのですが、 左手の尾根に登っていく立派な横木の階段が気になりました。 以前にはなかったように思えて興味が出てきました。 道標などは見かけませんでしたが、 「いっしんどう広場」から「ふじづか休憩所」へ続く尾根道に出られるのかも知れないと思って、 ちょいと登ってみることにしました。
犬を散歩される方へ
犬を放し飼いにすることは、横浜市の条例で禁止されています。 安心して憩える市民の森にする為に、皆様のご協力をお願いします。
 (氷取沢市民の森愛護会、横浜市南部公園事務所)
氷取沢農業専用地区
横木の階段は程なくして終わって、緩やかでしっかりとした道になってきました。 「これはいいぞ」と心の中で叫びながら進んでいくと、再び横木の階段が現れます。 30秒ほどで階段を登り切った少し先から降るようになります。 「あれ、変だな」と思いながらも降っていくと、畑の脇に降り立ちました。 その先へ進んでいくと簡易トイレがありました。 道はそこで右へ折れ曲がって、農地の真ん中に続く舗装路へと続いていました。 横浜横須賀道路を過ぎて舗装路に出た所の少し先にある「なばな休憩所」への分岐を過ぎた所になります。 登り降りが結構ある2分ほどの道程でしたが、何の目的の道だったのかはよく分かりませんでした。
広い谷筋には農地が広がっていて、その真ん中に舗装された農道が通っています。 この広い谷筋に続く農地は氷取沢農業専用地区になっていて、 野菜などが栽培されている畑が続いています。 「特別農園」に指定されている畑もあるようでした。 左右には「氷取沢市民の森」の尾根が続いて、農地は市民の森に囲まれる谷筋に位置しています。 左側の尾根には「ふじづか休憩所」、右側の尾根には「なばな休憩所」があります。
ここは横浜市が指定した農業専用地区です
優良な当地を保全し、新鮮な農作物と、緑の環境を提供してくれる大切な場所です。 農作物にいたずらをしたり、農作業の迷惑にならないように十分注意しましょう。
ゴミは捨てないでください。
 (横浜市環境創造局南部農政事務所)
横浜市市民利用型農園 特別農園
この農園は、特定農地貸付法に基づき開設された市民利用型農園です。 平成19年2月認定。 利用方法については下記の開設者(又は管理者)に直接お問い合わせください。
 (横浜市)
氷取沢ファミリー牧場
畑に植えられた野菜や花などを眺めながら進んでいくと十字路があります。 その右手に、黄色く塗られた氷取沢ファミリー牧場があるので立寄っていきました。 以前はもっと色々な動物が居ましたが、この時にはアルパカとウサギしか見かけませんでした。 アルパカは夏毛を刈られて、さっぱりとした体をしていました。 頭だけに毛が残っていて、何だかユーモラスな姿にも見えました。 ふれあい広場の中に入ってアルパカに触れられるようで、この時にも家族連れなどが交遊を楽しんでいました。 建屋には木造デッキや休憩所などもあって、ひと休みしていくのにも良さそうな所です。
牧場の裏手から小川に沿って氷取沢小川アメニティが続いているのですが、 看板にはガケ崩れのため一部が通行禁止と書かれていました。 以前に来た時も通行止めだったので、かなり長い間そのままになっています。
後日に来てみると、氷取沢小川アメニティは通行出来るようになっていました。 (「氷取沢」を参照)
営業時間 10:00〜16:00 定休日 月曜日
アルパカたちは、昼(12時〜13時)休憩時間をとります。 ふれあい広場には入らずに、周りの通路からエサをあげることは可能です。
※夏季は暑くなるので、日差しの強い日は室内に入っています。
※冬季は暗くなるのが早く寒くなるので15:40には動物たちは寝室に戻ります。
〜アルパカとのふれあい〜  基本的に水曜日(祝日を除く)は男の子のふれあいの日として、 いつもは女の子の出ている場所に男の子が出ます。 男の子は女の子より少し気が荒くなるので、じゃれたり、ケンカをすることがあります。 ケンカをしているときに止めようとして近づきすぎると、間違えてツバをかけられることがあるので、 「ケンカかな?」と思ったら、少し離れて見守ってください。
〜ツバを吐く〜  アルパカ同士がツバを吐くことはよくあります。 アルパカ同士がツバを吐く直前に上を向いて《グルルル》や《グェ〜》のような声をだすことが多いです。 (←怒っている時) 風向きによって流れてくることもあります。 できれば風上に避難してください。
アルパカ
偶蹄目ラクダ科の家畜の一種で、同じラクダ科のビクーニャから家畜化。 原産国はペルー、ボリビア北部、チリ北部の海抜3,500〜5,000mのアンデス高原地帯で、 放牧されていて、主に毛を衣服などに利用されている。 体重は約50〜55kg、体長(鼻先から尾の付け根)約2m、体高(脚の蹄から背中)約1m。 群れで生活している。草や苔などを食べる。 南米で生息していて、ラクダ科に属しているのは、ビクーニャ、グアナコ、アルパカ、リャマの4種類。 野生種はビクーニャとグアナコ。 ビクーニャは体長約1.5m、体重40〜55kg。 グアナコは体長約2m、体重96〜130kg。 ビクーニャから家畜に改良されたのがアルパカ。 グアナコから家畜に改良されたのがリャマ(毛、肉、荷物運びなどに利用)
上之橋
牧場から十字路まで引き返してきて、その先へと進んでいきます。 右へ分れていく道を見送って直進していくと、左側に高いコンクリート壁が続くようになります。 道が右へ曲がっていく所まで来ると、左手に広い階段が分れていきます。 その階段を登り切った右側に磯子台団地バス停があって、磯子駅や上大岡駅までの便がありますが、 今回はその階段は見送って、右へ曲がっていく道を進んでいきます。 畑地に灌漑用水を送るポンプ室を過ぎていくと、 笹下川に架かる上之橋を渡った所で、道が二手に分れています。 角に立つ標識「B1」に寄り添うようにして真新しい道標が立っていて、 正面の道は「なばな休憩所600m」、左手の道は「バス停氷取沢400m」、 今来た道は「おおやと休憩所」となっています。 今回はここを左折して、住宅地に続く川沿いの道を進んでいきます。
氷取沢農業専用地区
ここは、横浜市の農業専用地区に指定されていいます。 農業専用地区は、優良な農地を計画的に保全し、積極的に農業の振興をはかることによって、 新鮮な農産物の供給を増進させるとともに、緑の環境として市民生活にうるおいを与えるものです。 緑豊かな住みよい街づくりのため都市農業の発展に皆様のご理解とご協力をお願いします。
 (横浜市環境創造局)
ボクたちの手できれいな川にしよう
 (氷取沢町内会、横浜市環境創造局)
氷取澤神社
笹下川沿いに4分ほど進んでいくと笹下釜利谷道路に出ます。 左折して車道を進んで氷取沢交差点の手前まで来ると、 左手に「氷取澤神社」と刻まれた石柱が立っています。 社務所の先の鳥居をくぐり赤い色の橋を渡っていくと氷取澤神社の社殿があります。 地区の集会でも行われていたのか、この時には拝殿に人が大勢集まっていて、歓談する声が聞こえてきました。 由緒などが書かれた解説板は見かけませんでした。 社殿の右手には「天照大神」の扁額の架かる立派な鳥居と小振りの祠もありましたが、 この氷取澤神社とはどのような関係なのでしょうか。 左手には赤い鳥居と小祠もありました。
氷取沢(ひとりざわ)バス停
車道まで引き返してきて氷取沢交差点を直進していくと、氷取沢バス停があります。
上大岡駅(京浜急行本線、横浜地下鉄1号線)まで、上大岡駅行きバスにて17分、1時間に2本から3本程度の便があります。 京急富岡駅(京浜急行本線)まで、京急富岡駅行きバスにて10分、1時間に1本から2本程度の便があります。 洋光台駅(JR根岸線)まで、洋光台駅前行きバスにて15分、1時間に1本から2本程度の便があります。 磯子駅(JR根岸線)まで、磯子駅前行きバスにて20分、1時間に1本程度の便があります。
道路の向い側にあるバス停からは、 金沢文庫駅(京浜急行本線)まで、金沢文庫駅西口行きバスにて9分、1時間に3本から4本程度の便があります。