小仏城山
散策:2009年06月中旬
【低山ハイク】 小仏城山
概 要 小仏城山は高尾山から陣馬山へと続く奥高尾縦走路にある低い山です。 山頂は広くなっていて、丹沢や道志の山々や富士山などを見渡せる素晴らしい眺めが広がっています。 今回は底沢から小仏峠を経て小仏城山へ登っていきます。 小仏城山からは日影沢の北側に続く尾根コースを降っていきます。
起 点 相模原市 底沢バス停
終 点 八王子市 日影バス停
ルート 底沢バス停…栃谷坂沢林道…水場…小仏峠登山口…67番鉄塔…中峠…小仏峠…巻き道分岐…小仏城山…日影沢林道…尾根道入口…日影乗鞍…10番鉄塔…446m峰…鞍部…日影沢…日影林道…日影バス停
所要時間 4時間10分
歩いて... この時は生憎と遠くが霞んでいて、小仏峠や小仏城山から富士山は見えませんでした。 ハイキング用地図に新たに載せられた日影沢の北側に続く尾根コースでは、かなり多くのハイカーとすれ違いました。 それほどの急坂もなくて明瞭な道が続いていました。 途中には背丈の低い笹の生い茂る雰囲気のいい所もありました。
関連メモ 湖のみち, 鳥のみち, 小仏城山, 小仏城山, 高尾山, 小仏城山, 景信山, 小仏城山, 景信山
コース紹介
底沢(そこさわ)バス停
相模湖駅(JR中央線)のバスターミナルから、 [湖25]桂橋行きバス、[湖28]三ヶ木行きバス、[湖29]高尾山口行きバス, または,[八07]八王子駅行きバスにて6分、1時間に1本から2本程度の便があります。
 土曜 6:13 6:56 7:06 7:26 7:45 8:15 8:39 9:00 9:40 10:32 11:33 11:45...
 日曜 6:13 7:45 8:15 8:39 9:00 9:48 10:32 11:33 11:45...
バス停のすぐ先に架かる底沢橋の手前を左折していきます。 角には道標が立っていて、左手へ続く道は「小仏峠3.5km」、今バスに乗ってきた道は「相模湖2.0km」となっています。 また「山峡のいで湯 美女谷温泉 この先1km」の大きな看板も立っていて、左手の道を指しています。
地形図に載っている実線の道は底沢橋を渡った先から始まっているようですが、 今回歩く二重線の道からもその道の途中に出られます。
下の方を流れる沢の水音を聞きながら舗装路を進んでいきます。 時折自動車が通っていきますが、交通量は少ないので苦にはなりません。 少し登り坂になってくると、JR中央線の線路が近づいてきます。 道端に咲く綺麗なアジサイを愛でながら進んでいきます。
注意
ヤマメの採捕については、神奈川県内水面漁業調整規則で次のとおり採捕の禁止期間、 大きさによる採捕の制限が定められています。
・10月15日から翌年2月末日までの期間のヤマメ採捕の禁止
・全長12cm以下のヤマメ採捕の禁止
やまめ資源を守るためご協力下さい。
 (神奈川県、相模湖町、相模湖町底沢ヤマメ愛護会)
線路沿いに続く舗装路を緩やかに登っていくと、 左側の線路の下をくぐっていく道と、正面へ続く道に分かれています。 角には道標が立っていて、今来た道は「相模湖駅へ・底沢バス停300m」、正面の道は「小仏峠へ」となっています。 また「美女谷温泉 これより700m」の看板も立っていて、左手の道を指しています。 今回は小仏峠へ向かって、ここを直進していきます。
「小仏峠」を指す文字は、左手から見える面にだけ書かれていて、 こちらの面には何も書かれていませんでした。 美女谷温泉や底沢地区を経て降りてきた人が、ここから更に小仏峠へ行くという場面は少なかろうと思われるので、 こちらの面に書いておけばいいのにと思ったりしました。
栃谷坂沢林道
少し登っていって線路と同じほどの高さになると、その先は降り坂になります。 正面には小仏城山から景信山へ続く稜線が見えています。 線路脇に入っていく道を見送って、正面へ続く坂道を降っていきます。 沢に架かる橋を渡った所で、道が左右に分かれています。 正面には道標が立っていて、左手の道は「小仏峠」、 右手の道は「底沢バス停0.5km・相模湖」となっています。 また「林道 栃谷坂沢線」の標識も立っています。 右手の道は、地形図に載っている実線の道で、底沢橋を渡った先から分かれてきた道になるようでした。 ここは道標「小仏峠」に従って左手へ進んでいきます。
林道 栃谷坂沢線
幅員4.0m 延長10,904m
 (神奈川県県央地域県政総合センター)
一般車両通行止
この林道は、林業経営のためにつくられていますので一般道路とは異なりカーブがきつく、 又防護施設も十分ではありません。 よって、下記以外の一般車両は通行止です。
1.林業関係車両 2.林道関係車両 3.工事関係車両 4.地元関係車両 5.その他、管理者が特に認めた車両
(注)1.制限速度20km以下 2.制限車両14t以下 3.豪雨、路面凍結、地震時通行止
 (神奈川県県央地域県政総合センター)
県立陣馬相模湖自然公園
これより自然公園区域です。 開発行為等の問合せは、丹沢大山自然公園管理事務所まで。
水場
緑のトンネルになった林道を2分ほど進んで僅かな谷筋まで来ると、 今では使われていない様子のプレハブ小屋を過ぎた先に、 道の脇から管に導かれて水が流れ出ている所がありました。 下には桶が置かれていて水を溜めるようになっていました。 綺麗そうな水でしたが、「水に変な味と臭いにおいあり」の貼り紙が出ていました。 飲まないまでも、小仏峠から降ってきた時に、火照った顔などを拭くのには良さそうでした。 隣には小さな石仏が佇んでいて、綺麗な花や小銭や水などがお供えされていました。
水場を過ぎて林道を更に進んでいくと、左手に中央高速道路やJR中央線の線路が見えるようになります。 66番鉄塔への巡視路を見送っていくと谷筋へ入っていきます。 沢沿いに続く道を緩やかに登っていくと、道は沢に架かる橋を渡って鋭角に左手へ曲がっていきます。 1分ほど進んでいくと、道が二俣に分かれています。 地形図によると、実線の道から破線の道が分かれている所になるようです。 道の両側に道標が立っていて、左側の道は「底沢バス停1.7km・相模湖駅3.7km」、 右側の道は「小仏峠1.8km」となっています。 また「美女谷温泉 これより500m」の看板も立っていて左側の道を指しています。 右側には「甲州古道 底沢」の標柱が立っていて、 右側の道は「小仏峠」、今来た道は「小原宿」となっていました。 馬の絵も描かれていましたが、その昔には馬も小仏峠を越えていったということなのでしょうか。 ここは道標に従って、右側の坂道を進んでいきます。
小仏峠登山口
1分ほど進んで左右の道の高低差が次第についてくると、右側へ曲がっていく手前から坂道が分かれていきます。 その入口には道標が立っていて、右手の道は「小仏峠1.8km」、 今来た道は「底沢峠1.7km・相模湖駅3.7km」となっています。 正面の道は何も示されてはいませんでした。 「旧甲州街道」の標柱も立っていました。 脇には「東海自然歩道」と題した大きな案内板も設置されていました。 ここが小仏峠への登り口になります。 底沢バス停から28分ほどで到着しました。
東海自然歩道
環境省が計画する長距離自然歩道のひとつが東海自然歩道です。 長距離自然歩道は、国土を縦断、横断又は循環し、 多くの人々が四季を通じて手軽に楽しくかつ安全に国土の優れた風景地等を歩くことにより、 沿線の豊かな自然環境や自然景観、さらには歴史や文化に触れ、国土や風土を再認識し、 併せて自然保護に対する意識を高めることを目的にしています。 東海自然歩道は、全國初の長距離自然歩道として昭和45年に路線決定されました。 明治の森高尾国定公園(東京都八王子市高尾)を起点に 神奈川、山梨、静岡、愛知、岐阜、三重、奈良、滋賀、京都をつないで 明治の森箕面国定公園(大阪府箕面市)に至る1697kmの路線です。 神奈川県内は、東京都県境の城山から県立陣馬相模湖自然公園、丹沢大山国定公園、 県立丹沢大山自然公園を通って山梨県高指山出合までの127.5kmです。 一部区間は本格的な登山道と比較的歩きやすい林道等を歩く道の複路線になっています。 中山間部が中心ですが、途中は里や沢など変化に飛んだ風景に出会い、豊かな自然を楽しむことができます。 東海自然歩道は本格的な登山道を含みますので、十分な装備を用意し、 無理をせず、健康に気をつけたい超を整えて歩きましょう。
※非難小屋について
非難小屋は緊急時に避難するために設置しています。 常時開放していますので、ご利用ください。
 (神奈川県自然環境保全センター自然保護公園部自然公園課)
保安林区域図
保安林内で知事の許可なく次の行為をすることは禁止されています。 木立竹の伐採、立木の損傷、家畜の放牧、下草落葉落枝の採取、 土石樹根の採掘、開墾その他土地の形質を変更すること。
 (神奈川県)
コンクリート舗装された坂道を登っていくと、正面に「山火事から森を守ろう」の標識が立っています。 そこを右へ折れ曲がっていくと山道になります。 植林帯の尾根を右・左と曲がりながら、比較的緩やかな道が続いています。 所々に横木の階段もありますが、段差は低くて歩く分には問題ありません。 旧甲州街道と云うだけあって、普通の山道よりも広くて、1間ほどの幅があります。 馬も越えていったと云う街道ですが、これなら越えていけそうに思えてくる歩きやすい道が続きます。 9分ほど登っていくと、道端の樹木にもたれ掛かるようにして「旧甲州街道」の標柱が立っていました。
山火事から森を守ろう 津9
 (相模原市消防局・消防団)
山火事防止
たき火あと 消えたようでも もう一度
 (林野庁、神奈川県)
67番鉄塔
少し傾斜が増してきた尾根を登っていきます。 所々には砕石や岩などが剥き出している所もありますが、 その昔には石畳にでもなっていたのでしょうか。 浅くU字形に抉れた所もありますが、引続き広めで歩きやすい道が続いています。 登山口から16分ほど登って緩やかな尾根に着くと、 道の脇に送電線の鉄塔「新多摩線67」が立っていました。 周囲の樹木が育っていて眺めは余り良くありませんが、梢越に山並みが見えていました。 方角からすると、小仏城山から461.5m峰を経て西へ降っていく尾根でしょうか。 東海自然歩道にもなっていて、以前に歩いたことがあるなと思い出しながら、しばらく眺めていきました。
中峠
鉄塔を掠めるようにしてその先へ続く緩やかな尾根道を進んでいきます。 植林帯へ入っていくと、すぐに「旧甲州街道」の標柱が立っていました。 そのすぐ先には道標も立っていて、正面の道は「小仏峠1.1km」、 今来た道は「底沢バス停2.4km」となっていました。 植林帯に竹林が混じるようになった尾根を更に進んでいくと、 鉄塔から2分ほどの所に馬の絵が描かれた「甲州古道 中峠」の標柱が立っていて、 正面の道は「小仏峠」、今来た道は「小原宿」となっていました。 脇には特徴的な容姿の大きな木が生えていました。 ここは「中峠」といって、往時には茶屋があった所のようです。 緩やかな尾根が続く途中になっていて、峠という雰囲気はありませんが、 小仏峠までの途中にあるので「中峠」という名前が付けられているのでしょうか。
竹林が終わって傾斜が増してきた道を登っていきます。 U字形に抉れた所もありますが、引続き広めで歩きやすい道が続いています。 雑木が混じるようになった尾根を登っていきます。 中峠から10分ほど登っていくと「旧甲州街道」の標柱が立っていました。 そこを過ぎて1分ほど進んでいくと、道が二手に分れていました。 正面に続く広めで緩やかな道には木が積まれていて、通行止めのようになっていました。 正面の道の方が本来の旧街道のように思えましたが、 ここは左手に続く傾斜の急な道を登っていきました。
旧街道にしては傾斜が急過ぎると思いながら2分ほど登っていくと、左右に通る広めで緩やかな道に出ました。 地形図によると、小仏峠の南西300m辺りにある標高490mほどの緩やかな尾根になるようです。 右手から登ってくる道には桃色テープが張られていて封鎖されていました。 手前の分岐を直進してきた道のようで、やはり旧街道はそちらの道のようでした。 注意書きなどは見かけなかったので、道が付け替えられた理由は分かりませんが、 崖崩れでもあったのでしょうか。 角には道標が立っていて、左手の道は「小仏峠へ」、今登ってきた道は「底沢バス停へ」となっていました。 最近設置した道標のようにも思えなかったので、ルートが付け替えられのはかなり前になるようでした。 脇には丸太のベンチがひとつポツンと設置されていました。
傾斜が増してきた道を1分半ほど登っていくと、道端に小石が積またケルンがありました。 脇にある切り株の上にもおまけで積まれていました。 植林帯の尾根に続く道を、右・左と曲がりながら、更に登っていきます。 底沢から小仏峠までの道は急登というほどの所はないので、息が切れるようなことはありませんでしたが、 季節柄、湿度が高くて、後から後から汗が噴き出してきます。 何度も立ち止まって汗を拭いながら登っていきました。
小仏峠 (標高548m)
やがて傾斜が緩やかになってきます。 左傾斜の斜面を横切るようにして登っていくと、東屋やベンチが沢山ある鞍部に登り着きました。 ここが小仏峠になります。 小仏峠登山口から45分ほどで登って来られました。 手前には馬の絵が描かれた「甲州古道 小仏峠」の標識が立っていて、 左手の道は「小仏宿」、今登ってきた道は「小原宿」となっていました。 また「旧甲州街道」の標柱も立っていました。 脇には「甲州道中歴史案内図」や「神奈川県の自然公園」などの看板も設置されていました。
神奈川県の自然公園
自然公園は、すぐれた自然の風景地を保護するとともにその利用を通じて 国民の保健、休養、教化に役立てることを目的に指定されています。 ここ県立陣馬相模湖自然公園は、富士箱根伊豆国立公園箱根地区を始めとして、 丹沢大山国定公園、県立丹沢大山自然公園、県立真鶴半島自然公園、県立奥湯河原自然公園についで 県内6番目に指定された自然公園です。
おもな山と標高
陣馬山857.0m 生藤山990.6m 景信山727.1m 城山670.6m 嵐山405.9m 石老山694.3m
自然を大切にしましょう。
 (神奈川県)
営業していない茶店の前には、 「明治天皇小佛峠御小休所阯及野立所」と刻まれた石碑と、三条実美の歌碑が建っています。 傍には小さな石仏やたぬきの置物もありました。 毎週登ってくるという老人もいて、この辺りにまつわる昔の話を居合わせたハイカーにしていました。 この西側からは山並みなどを見渡せますが、手前の植林が邪魔をしていて、眺めは今ひとつです。
歴史の散歩道40 甲州道・小仏峠
江戸時代の五街道の一つ「甲州道中」。 現在の国道20号線の旧道である。 この街道の難所として知られた小仏峠は、標高548メートル、武蔵国と相模国を結ぶ国境の峠であった。 その名は、一寸八分の小さな石仏が峠に安置されていたことが由来ともいわれている。 時代は下り、明治21年(1888)に、輸送力を強化するため大垂水峠を通る新道が整備。 それ以降は、人びとや物資が行き交うことはなくなった。 現在、小仏峠の頂上には、明治天皇聖蹟碑や太政大臣・三条実美の歌碑が建っている。 これらは明治13年(1880)の山梨巡幸の際、明治天皇の通行を記念して建てられたもの。 歌碑の和歌は、三条実美が命を受けて高尾山薬王院に詣でて詠んだものといわれる。
来てみれば こかひはた織 いとまなし 甲斐のたび路の 野のべやまのべ
「こかひはた織」は「蚕飼ひ機織り」である。 当時、生糸は高騰しており、これは多摩や甲州が養蚕や製糸、織物業でにぎわう様子を歌っている。 峠を行くハイカーたちは、当時の情景を知る由もない。
 (郷土資料館ガイドボランティア)
旧甲州街道は鞍部を左手へ少し進んだ所から小仏宿へと降っていきます。 鞍部の左手の中ほどには「小仏峠 標高560m」と書かれた標柱と、たぬきの置物があります。 以前には営業していない茶店が道を塞ぐ形で建っていたのですが、 この時には取り払われて、脇の方に僅かに残っているだけでした。 正面の尾根の脇にはお地蔵さんや庚申塔が並んでいました。 「小仏峠周辺図」や「高尾・小仏峠案内図」も設置されているので参考にしましょう。
小仏峠の標高は、ここの標柱では「標高560m」となっていますが、 地形図や甲州道中歴史案内図では548mとなっていて一致していません。
由来
このお地蔵様は、昔この地に関所があった頃、道行く人の安全を願って建てられたものです。 三百余年を経て近年修復されました。 右側は同年代の庚申様です。 時代は変わってもお地蔵様はいつも此の地に立って道行く人々の安全を守ってくれています。 合唱
お地蔵様の管理と供養は関係有志と小仏茶屋主の奉仕によって行われています。
小仏峠の東側が開けていて、山並みを見渡せる眺めが広がっています。 方角からすると北高尾山稜でしょうか。 尾根が平地へ降りていく先には八王子方面の街並みが広がっていましたが、 霞んでいてよく見えませんでした。
火災の芽 摘んで緑の 八王子
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会、東京営林局)
山火事に注意
集う森 声かけ合って 火の始末
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会)
景色を眺めたり写真を撮ったりしながら15分ほど休憩した小仏峠を後にして、 登り着いた所の右側に続く尾根から小仏城山へ登っていきます。 脇に立つ道標によると、正面の道は「城山0.8km、高尾山3.1km」、 底沢峠から登ってきた道は「底沢バス停3.5km・相模湖5.5km」、 景信山へと続く尾根道は「景信山1.3km・陣場山7.0km」となっています。 正面の道は三方に分れていて、階段の道と坂道の二つがあり、更にその左側にも道らしいものがありました。 最も左手の道の行き先は調べていませんが、 右手の階段と真ん中の坂道のどちらを登っていっても少し先で合流します。 今回は竹林を左手に見ながら坂道を登っていきました。
ここで見かけた道標には「陣山」となっていましたが、 自然公園の案内板では「陣山」となっていて、異なる漢字が用いられていました。
竹林の右手に続く坂道を登っていきます。 左手に分かれていく細めの道を見送って少し登っていって尾根に着くと、 石段を登ってきた道が右手から合流してきます。 その道を合わせて左手へ尾根を登っていくと、小仏峠から4分ほどで緩やかになった所に着きます。 ここにも茶店があってベンチも沢山設置されていましたが、営業はしていませんでした。 中ほどには小さな石の祠がありました。
手前の植林が少し邪魔をしているのが難点ですが、 茶店の西側の樹木の間からは、山並みや相模湖などを見渡せる景色が広がっていました。 条件が良ければ綺麗な富士山も見えるのですが、この時には霞んでいて見えませんでした。 写真を撮ったりしながら、ここでも少し休んでいきました。
8分ほど休憩した茶店を後にして、緩やかになった植林帯に続く広い尾根道を進んでいきます。 僅かに降って、その先に続く、山の上の道とは思えない広い道を進んでいきます。 次第に幅が狭まってきますが、それでも一般の山道に比べるとかなりの広さがある道が続いています。 1分ほど進んでいくと、細めの道が左手から合流してきます。 合流地点には「鳥獣保護区」の赤い標識が立っています。 確かめた訳ではありませんが、小仏峠から登ってくる途中にあった分岐から分れてきた道なのでしょうか。 先ほどの茶店のある尾根の巻き道のようでした。 茶店から2分ほど進んでいくと、道端に関東ふれあいの道の里程標があって、 正面の道は「高尾山口7.0km」、今来た道は「陣馬高原下12.0km」となっています。
巻き道分岐
里程標を過ぎていくと、茶店から6分ほどで分岐があります。 角に立つ道標によると、左手の広くて緩やかな道は「一丁平・高尾山」、 右手の横木の階段は「城山・高尾山」となっています。 左手の道は小仏城山の巻き道になっているようですが、 今回は右手の階段を小仏城山へと登っていきます。 階段を少し登った所に「明治の森 高尾国定公園案内図」と題した案内図があって、 小仏峠から城山や高尾山を経て高尾山口駅までのルートが図示されていました。
後日に左手の道を歩きました。(「景信山」を参照)
高尾山の利用ルール 〜素晴しい自然を後世に〜
多様な動植物に恵まれた自然環境や景観を守り、 この素晴しい高尾山の自然を後世に引き継げるよう大切にしましょう。
1.計画や準備を万全にする  高尾山では、頌春まで凍結があり、冬季は早く陽が落ちます。 生命や身体の安全のためには登山経験者に相談したり、 目的地やルート情報を必ず確認し、無理な行動は避けましょう。
2.ゴミは必ず持ち帰る  高尾山は「ゴミ持ち帰り運動」発祥の地です。 ゴミのポイ捨ては、自然環境や景観、野生生物に悪影響を与えます。 ゴミは捨てずに全て自宅まで持ち帰りましょう。 また、ゴミになるものは最初から持っていかないように工夫しましょう。
3.登山道を外れて歩かない  道から外れて歩くと、道に迷ったり、植生を傷めることになります。 また、転落する恐れもあるので、登山道から外れずに歩きましょう。
4.動植物は大切にする  多様な野生生物は自然を形作る重要な構成員です。 生態系を保全するために、動植物の採集・採取はご遠慮下さい。
5.火の始末をきちんとする  タバコの投げ捨てなど山火事の原因になることはやめましょう。
6.トイレなどの公共施設をきれいに使う  高尾山を訪れる人々全てが気持ちよく使えるよう気をつけましょう。
7.ペットにはリードをつける  ペットを連れて歩く際は、糞や体毛等の始末をし、リードでつないだりケージに入れたりして、 体臭、鳴き声などで他人に迷惑をかけないように歩きましょう。
8.マウンテンバイク等車両を乗り入れない  歩行者に危機感を与えないために、また、登山道や植生を傷めないために、 登山道へのマウンテンバイク等車両の乗り入れはやめましょう。
9.生き物にエサをやらない  野生生物に悪影響を及ぼす恐れがあります。 野生生物にエサを与えるのはやめましょう。
 (高尾地域連絡会、高尾自然公園管理センター)
幅の広い横木の階段は程なくして終って、植林帯に続く坂道を登っていきます。 これまでの道よりも傾斜はあるものの息が切れるほど急ではありません。 高尾山から陣馬山へと続く奥高尾縦走路は人気のあるハイキングコースになっていて、 この時にも多くのハイカーが歩いていました。 よく踏まれていてしっかりとした道が続いています。
分岐から4分ほど登っていくと、道端に熊笹が生い茂るようになりますが、 背丈は低くて道は明瞭になっていました。 そこを過ぎていくと傾斜が緩やかになってきます。 「ようすいくん」を過ぎて、植林帯の中に続く広い道を進んでいきます。 最後に軽く登っていくと、城山無線中継所の脇に出ます。
小仏城山 (標高670m)
城山無線中継所の脇を過ぎて千秋崇学舎の前を左手へ曲がっていくと、広くなった所に着きます。 ここが小仏城山の山頂になります。 茶屋での休憩も含めて、小仏峠から28分ほどで到着しました。
城山(標高670m)
山頂が東京都と神奈川県の境界で、東京都側は明治の森高尾国定公園、 神奈川県側は県立陣馬相模湖自然公園であり、 東海自然歩道の神奈川県内64.7kmの基点となっています。 神奈川県内コースは東海自然歩道全コースを通じて、もっともけわしいところとされていますが、 広大な景観やさわやかな小鳥のさえずりなど自然の姿が歩く途中でじゅうぶんたん能できるでしょう。 又歩道の土地周辺の樹木等はすべて個人の所有する財産であり、 これらを善意により無償で利用させて頂いておりますので、 樹木等を損傷させたり、タバコの不始末による火災発生のないよう注意して利用して下さい。
 (神奈川県)
小仏城山670.3(米)」の標識が立つ山頂の真ん中には、 茶店の「城山茶屋」があり、 その周囲にテーブルやベンチが数多く設置されています。 ここの茶店は営業していて、軽い食べ物や飲み物類などが商われています。 名物は「おでん」と「なめこ汁」とのことでした。 お昼にはまだ時間がありましたが、すでに多くのハイカーが登ってきていて、 食事をしたりしながら思い思いの時間を過ごしていました。 私も特大のかき氷を注文して、火照った体を内側から冷やしながら、 ベンチに腰掛けて早めの昼食タイムにしました。
ひろげよう 森への感謝と 防火の輪!
山火事注意
 (森林国営保険、東京都、東京消防庁)
小仏城山の山頂は西側と東側が開けていて、すばらしい眺めが広がっています。 条件が良ければ富士山も綺麗に見えるのですが、この時は霞んでいて見えませんでした。 眼下には手前の樹木に邪魔をされながらも相模湖が広がっていて、 勝瀬橋と思われる大きな吊橋も見えていました。 東側には八王子方面の街並みも見えるのですが、こちらも生憎と霞んでいました。 山頂には「高尾・小仏城山案内図」や「小仏城山周辺図」があるので参考にしましょう。 また、関東ふれあいの道「鳥の道」や東海自然歩道のルートにもなっていて、 それらの解説板も設置されているので、併せて参考にしましょう。 アジサイが青紫色や赤紫色などの綺麗な花を咲かせていました。 旬を過ぎてはいたものの、ツツジの花もまだ残っていました。
関東ふれあいの道 鳥の道
このコースは景信山・明王峠・陣馬山と尾根道をたどり和田峠にくだって陣馬高原下バス停まで歩きます。 高尾山からの縦走路として四季を通じて利用者も多く、奥多摩・丹沢・道志方面の眺望にすぐれています。 また雑木林から杉・桧の職隣地まで植生の変化に富んでいるため、 生息する野鳥の種類も多く、四季折々にその姿・鳴き声が楽しめます。
 (環境庁・東京都)
日影沢林道
お腹も満ちて景色も堪能したら小仏城山から下山していきます。 今回は日影沢の北側にある尾根を降っていくことにしました。 無線中継所と小仏城山園地便所の間に続く広い道を降っていきます。 すぐに右手に分れていく横木の階段は巻き道へ降りていく道なので、そのまま広い道を降っていきます。 すぐに舗装路になってS字形に曲がりながら降っていくと、山頂から2分ほどで十字路に出ます。 角には道標が立っていて、左手の道は「小仏峠」、正面の道は「日影沢林道」、 右手の道は「一丁平・高尾山頂」、今降って来た道は「小仏城山山頂」となっています。 左手の道は小仏城山の手前にあった分岐から山頂を巻いてきた道で、 右手の道はその延長として山頂を巻いていく道になります。 今回は正面に続く舗装路の日影沢林道を降っていきます。
右側の植林地が伐採されていて、良い眺めが広がっています。 小仏城山の山頂は手前の樹木が少々煩わしいのですが、ここはスッキリとしていて開放感があります。 左手に見えているこんもりとした山が高尾山で、その右手前にあるのが一丁平でしょうか。 その奥に連なっている尾根は、小仏城山から大垂水峠を経て三沢峠から草戸山方面へ伸びている尾根でしょうか。 幾重にも重なる山並みの奥には八王子方面の街も見えていますが、霞んでいてはっきりとはしませんでした。 写真を撮ったりしながら、しばらく眺めを楽しんでいきました。
尾根道入口
舗装された緩やかな日影沢林道を50mほど進んでいくと、 右へ曲がりながら降り傾斜が増してくる手前で、左手の植林帯に続く山道が現れます。 入口の樹木には黄ペンキで印がされています。 道の左側には、半ば壊れている「山火事注意 自然を守ろう」と書かれた白い標柱が立っていて、 小さな矢印がその道を指しています。 消えかかってはいましたが「10」の文字もありました。 また、振り返ると左後方からも山道が降ってきていました。 小仏城山の巻き道の途中から分れてきた尾根道だと思われます。 ここは尾根道と林道が接している所になっています。 左手の尾根に続く道は地形図には載っていませんが、日影沢の北側の尾根に続く道になります。 ハイキング用地図に新しく載せられたルートで、 日影乗鞍や446m峰などを経て日影林道へ降りていけます。 今回はこの左手の尾根に続く道を歩いていきます。
(正面に続く日影沢林道は「高尾山」を参照、 左後方の山道は「小仏城山」を参照)
植林帯の尾根に続く広くて緩やかな道を進んでいきます。 山道にしてはかなり広い道になっています。 1分ほど進んでいくと、道端に丸太のベンチがひとつ設置されていました。 そこを過ぎていくと降りの傾斜が増してきます。 2分ほど降って傾斜が緩やかになってくると、日影沢林道が右下すぐの所に近づいてきます。 林道が北北東から東の方向へ曲がっていく辺りになります。 僅かな登りになった広い尾根道を進んでいくと、 道端に「寺の谷戸」と記された標柱と小さな解説板が立っていました。 地形図によると、日影沢林道のすぐ北側にある標高620mほどの緩やかな尾根の西端になるようです。 このすぐ先には壊れかけた丸太のベンチがひとつありました。
寺の谷戸 市行造林地
面積 施行0.65ヘクタール、区域0.72ヘクタール
寺の谷戸市行造林地(2-2)
所在地裏高尾町1795番地の1
植栽面先0.72ヘクタール
植栽年度昭和50年度
植栽樹種ひのき
 (八王子市経済部農林課)
緩やかになった高みを進んでいくと、 「東京農工大学同窓会記念林」と書かれた金属板製の標識が倒れていました。 傍には「大正七年 南郡林界」と刻まれた標石もありました。 道端の樹木には黄ペンキで印がされていました。 ここは先ほどから続く緩やかな尾根の東端に当たるようです。 谷筋から冷ややかな風が吹き上がってきて、何とも心地よい思いがしました。
着いた時には女性グループが休んでいましたが、 写真を撮ったりしているうちに、私が来た方角に出発していきました。 ハイキング用地図に新たに載ったルートなので、歩いてみようという人が多かったのか、 この先でも単独行・2/3人のグループ・10人ほどのグループなど、かなりのハイカーとすれ違うことになりました。
火気に注意
 (東京都)
日影乗鞍 (標高620.9m)
傾斜が増してきた尾根道を降っていきます。 2分ほどで鞍部に着いて登り返していきます。 広めだった道も次第に狭まってきますが、しっかりとした明瞭な道が続いています。 ルートを示すかのように、白ペンキで印が付けられた樹木が点々と続くようになります。 植林帯と雑木林を分ける尾根を3分ほど登っていくと、緩やかな道になってきます。 明るい植林帯に変わった尾根を進んでいくと、降り始める手前に丸太のベンチがひとつあって、 その脇には石標がありました。 御影石で出来ていたので何だろうと思って側面を確認してみると、 ほとんど地中に埋もれていて文字を全ては確認出来ませんでしたが、 「地理調…」,「基本…」,「図根点…」,「No.489」と刻まれていて、三角点の標石のようでした。 どうやらここがハイキング用地図に載っている620.9m峰になるようです。 尾根道入口から16分ほどで到着しました。 「日影乗鞍」という名前のようですが、その文字は見かけませんでした。
ここから北側へ降る山道があって、浅川神社へ降りて行かれます。(「小仏城山」を参照)
10番鉄塔
植林帯に続く尾根道を降っていきます。 引続き白ペンキで印が付けられた樹木が道に沿って点々と続いています。 やがて正面の樹間から鉄塔が見えるようになります。 左手から回り込むようにして細木や草などが生い茂る道を進んでいくと、 植林帯に入る手前から右手の鉄塔へ小径が分れていきます。 その道を10mほど進んでいくと、送電線の鉄塔「高尾分岐線10号」の下に出ました。 日影乗鞍から5分ほどの所になります。 尾根道入口にあった標柱に書かれた「10」の文字は、この鉄塔の番号のようでした。 鉄塔建設で左右の樹木が切り払われてはいるものの、 周囲に雑木などが伸びてきていて、展望は良くありません。 状況を確認したら、尾根道まで引き返して植林帯へ入っていきます。
高尾分岐線10号 お願い
この送電線は、6万6千ボルトの高電圧です。 下記の事柄について御連絡下さい。
1.送電線の附近に建造物を建てられるとき。
2.送電線に接近して作業をされるとき。
3.送電線の附近で火災がおきたとき。
 (武蔵境給電メンテナンスセンター、中央給電指令)
植林帯へ入っていくと、植林帯と雑木林を分ける尾根道沿いには、背丈の低い笹が生い茂るようになります。 地面には笹が緑の絨毯のように続き、頭上には雑木が青葉を茂らせていて、 傾斜も緩やかでとても雰囲気の良い道が続きます。 笹は一旦途切れますが、1分ほどで再び生い茂るようになります。 次第に植林帯が遠退いて雑木林の尾根になってきます。 引続き笹が生い茂ってはいますが、道はしっかりと確認できて、快適に降っていけました。
境界を示しているのか、赤頭黒杭や黄頭白杭が道に沿って点々と設置されていました。 背丈の低い笹の生い茂る道を進んでいくと、10番鉄塔から10分ほどの辺りから降り傾斜が増してきます。 地形図によると、標高510mの等高線の辺りになるようです。 笹がなくなってきた尾根をジグザグに降っていくと、再び植林帯に入っていきます。 丸い尾根の背に続く広くなってきた尾根道を真っ直ぐに降るようになると、 傾斜が急になった所から6分ほどで馬の背のような鞍部に着きます。
446m峰
鞍部から広めの尾根道を緩やかに登り返していきます。 赤頭黒杭などを確認しながら尾根を真っ直ぐに2分ほど登っていくと、僅かな高みに着きます。 根元から幹が分れた大きな樹木が生えていて、赤ペンキで印がされていました。 右側の樹木の袂に石標があったので、側面を確認してみると「御料局三角點」と刻まれていました。 どうやらここが地形図にある446m峰になるようです。 日影乗鞍から23分ほどで到着しました。 ハイキング用地図によると、コースはここから東南東へ曲がっていくはずなのですが、 それらしい道には気付かずに、正面に続く道を降っていきました。
尾根道入口から続いてきた道はハイキング用地図に新たに載せられたルートですが、 これまでに幾つか見かけたベンチの様子などからすると、 かなり前から利用されてきた登山道のように思えます。 しかし新たに整備された様子はなかったので、何故最近になって載せられたのかと考えてみるに、 ここから東南東へ分れていく道が新たに整備されたのに伴って 地図に載せられたということのように思えます。 もう少し注意深く確認していれば、右手へ分れていく道があったのかも知れません。
雑木林の尾根を降っていくと、次第に傾斜が増してきますが、 道はしっかりと確認できる状態で続いていました。 地形図によると、446m峰から北北東に伸びている尾根になります。 2分ほど降っていくと傾斜が緩やかになってきます。 1分ほど降って植林帯に変わってくると再び傾斜が増してきますが、 3分ほどすると少し緩やかになってきます。 446m峰から7分ほど降っていくと、道端に枯れた大木がありました。 周りの樹木は何ともないのに、この木だけが枯れていました。 良くは分かりませんでしたが、松食い虫にやられた松の木なのでしょうか。
鞍部
枯れた大木を過ぎて、植林帯の尾根を更に4分ほど降っていくと浅い鞍部に着きます。 446m峰から11分ほど降ってきた所になります。 地形図によると、北側にある標高330mほどの高みの手前で、標高320mほどの鞍部のようです。 道はここで右手へと曲がっていきます。 正面の尾根を覗ってみると広めの道が続いていましたが、 入口には木切れが横たえられていて、通行止めという意味のように思えました。 この先の尾根はどうなっているのか興味のあるところでしたが、 ここは右手へ曲がっていく明瞭な道を降っていきました。
雑木林の斜面を横切るようにして降っていきます。 しっかりとして歩きやすかった尾根道から一転して普通の山道になってきますが、 特に分岐などはなくて明瞭になっていました。 樹間からは高尾の山並みが見えたりもしました。 尾根から5分ほど降っていくと、トラロープが張られた所がありました。 前後の傾斜はそれほど急ではありませんでしたが、 崩壊気味の上に左右にも傾いていて危険ということなのでしょうか。 念のため、ロープに掴まりながら降っていきました。
日影沢
切断された大きな倒木を過ぎて更に降っていくと、正面に林道が見えてきます。 緩やかになった道を進んでいくと、ちょっとした十字路がありました。 正面のすぐの所には日影沢が流れていて、左右には沢沿いに道が続いていました。 左右の道は散策路かも知れませんが、今回は正面の日影沢を渡っていきました。 沢を流れる水は少なめで幅も狭いので、岩伝いに難なく渡っていけました。
日影林道
日影沢を渡っていくと、すぐに日影林道に出ます。 尾根の鞍部から10分ほど、日影乗鞍から45分ほどで降りて来られました。 これで山道は終わりになります。 出た所は林道の幅が少し広がっていて、ちょっとした駐車場のようになっていました。 この時には2台の車が止まっていました。 右手に立つ電柱には「中継支6」の標識が取り付けられています。 道標類は見かけませんでしたが、林道を左手へと降っていきます。
広くて緩やかな日影林道を日影沢沿いに進んでいきます。 1分半ほど進んでいくと、道の幅が広がって駐車場になっている所があります。 右手へ曲がったすぐ先の山際には、「高・尾・山・国・有・林」と一文字ずつ書かれた看板が並んでいました。
野生獣にエサを与えないで下さい!
八王子市の西部地域では野生獣(サル・イノシシ・ハクビシン等)による農作物被害が多発し、 地域の農業振興に弊害が出ています。 その対策として、市ではボランティアによる野生獣追い払いを実施し、 農地に出没した野生獣を山へ追い返すことで、農作物被害を未然に防いでいます。 野生獣にエサを与えることで、せっかく山へ追い返しても、再び農地に出没し、 農作物に被害を与えてしまいます。 また、やがては人なれし、人間にも危害を加える可能性があります。 従って、野生獣にはエサを与えないで下さい。
 (八王子市農林課)
入山者の方へ
東京都動物の愛護及び管理に関する条例第9条により、犬を放すことは禁止されていますので、 犬は絶対に放さないで下さい! また、この付近にはイノシシ捕獲用のワナが仕掛けてありますので、注意して下さい。
 (八王子市農林課)
看板を過ぎたすぐ先で、小仏川に小橋が架かっています。 日影沢はこの左手すぐの所で小仏川に注いで終わっています。 橋の手前の右手から木道が分かれていました。 小仏川へも降りていけるようになっていますが、今回は見送っていきました。
国際森林年記念の森
COMMEMORATIVE FOREST FOR THE INTERNATIONAL YEAR OF THE FOREST
 (林野庁、関東森林管理局)
カツラ人工林
カツラは、北海道から九州まで全国に分布し、古事記や万葉集にも記述がみられるなど、 古くから知られている日本固有の落葉高木です。 天然のカツラで大きいものは、高さ35m、直径2mのものもあります。 樹形がよく、春の芽ぶきの色、夏のさわやかな淡緑色、秋の紅葉が美しいため、公園などにも植えられます。 カツラの木は、木目が細かく加工しやすいため、彫刻、家具、碁盤などにひろく使われています。
植栽 昭和3年、HA当り本数 730本、面積 1.89HA、平均樹高 17m、平均直径 18cm
 (高尾森林センター)
高尾山国有林
一.森林を愛しましょう。樹木は皆んなの資源です。
一.山ではたき火に注意しましょう。
一.たばこは歩きながらすわないようにしましょう。
一.山のエチケットを守りましょう。
 (東京神奈川森林管理署)
ユニバーサルデザイン歩道(木道)触知図案内板
このユニバーサルデザイン歩道(木道)は、国産のヒノキで造られています。 歩道の延長は約85m、幅は1.5mで、終点部のデッキでは小仏川の清流や小滝を鑑賞することができます。 歩道の周辺はカツラの林で、春にはその新緑が清流に映え、秋には鮮やかな黄葉に衣替えします。 また、耳をすませば、種々な野鳥のさえずりや小仏川のせせらぎ、木々を渡る風の音などが聞こえてきます。 このユニバーサルデザイン歩道から林道を経由して約5分のところには、 展示室と森の図書館を備えた多目的ホール「ウッディハウス愛林」やキャンプ場、 ユニバーサルデザイントイレがあります。
 (林野庁 関東森林管理局)
小仏川に架かる小橋を渡って真っ直ぐ進んでいくと、すぐに旧甲州街道に出ます。 角には石柱が立っていて、右側から見て、「右 小仏峠・景信山」、「左 日影沢・高尾山」となっています。 また「高尾国有林多目的ホール300m」の看板もあって、今歩いてきた道を指しています。 ここは日影バス停を目指して、右手へと車道を進んでいきます。
林道 日影沢線 起点」の標識も立っていましたが、 白字で書かれている中で、何故だか「沢」の文字だけが黒く消されたようになっていました。 英字表記の「HIKAGESAWA」の「SAWA」の部分も同じく黒くなっていました。 手元の地図には日影林道と日影沢林道という表記があるし、 ここに立っている標識といい、名前が変更されたのか、別の道を指しているのかはよく分かりませんでした。
林道日影線
これから先は林業経営のため開設された林道です。 利用される方は次の事項を厳守のうえ通行してください。
1.降雨・降雪時には、スリップの危険があります。
2.落石や崩土が多いので、注意してください。
3.急カーブ・急勾配が多いので、スピードはひかえ目に。
4.道幅が狭いので、すれちがいに注意してください。
5.見通しの悪い箇所での駐車は避けてください。
 (東京都林業事務所浅川林務出張所)
日影(ひかげ)バス停
車道を右手へ歩き出すと、道路脇に大きな看板が並んでいます。 高尾山の風天狗と雪天狗の絵が描かれていて「山を壊す者に天罰あり」と書かれていました。 看板を過ぎて道なりに緩やかに降っていくと、 小仏川に流れ込む木下沢に架かる木下沢橋を渡った先に日影バス停があります。 車道に出てから3分ほどで到着しました。
高尾駅(JR中央線)まで、高尾駅北口行きバスにて12分、 1時間に2本程度の便があります。
 土日曜 ...13:13 13:43 14:13 14:43 15:13 15:43 16:13 16:43 17:43 18:43 19:43 20:43