堂所山
散策:2009年04月中旬
【低山ハイク】 堂所山
概 要 堂所山は東京都と神奈川県の境の奥高尾山稜にある山で、北高尾山稜との分岐点になっています。 西側が開けていて、奥多摩の山並みや富士山などを望む眺めが広がっています。 今回は景信山から堂所山へ登り、関場峠を経て北高尾山稜の途中から「夕やけ小やけふれあいの道」を降っていきます。
起 点 八王子市 小仏バス停
終 点 八王子市 夕焼小焼バス停
ルート 小仏バス停…浅川神社…寶珠寺…景信登山近道…東尾根…景信山…小ピーク…696m峰…白沢峠(1)…673m峰…白沢峠(2)…堂所山…関場峠…三本松山…74番鉄塔…大嵐山…小ピーク…クロドッケ…478m峰…夕やけいろは坂コース頂上…展望地…夕やけ小やけふれあいの里…夕焼小焼バス停
所要時間 5時間20分
歩いて... 前夜に降った雨のため山からは蒸気が立ち昇っていて、 景信山や堂所山からの眺めは残念ながら霞んでいました。 夕やけ小やけふれあいの道の要所には道標が設置されて分かり易くなっていて、 迷うこともなく降っていくことが出来ました。 尾根では樹木が若葉を伸ばし始めていて、いい雰囲気になっていました。
関連メモ 鳥のみち, 北高尾山稜, 木下沢林道, 小仏城山, 景信山, 明王峠, 景信山, 景信山
コース紹介
小仏(こぼとけ)バス停
高尾駅(JR中央線)の北口から、[高01]小仏行きバスにて17分、週末の朝には1時間に3本程度の便があります。
 土日曜 7:12 8:12 8:32 8:52 9:12 9:32 9:52 10:12 10:32 10:52 11:12...
バス停の前に立つ道標「小仏峠・景信山」に従って、 先へ延びる旧甲州街道(地方道516号)を進んでいきます。 以前に来た時に見かけた道標には「影信山」と書かれていましたが、この時には道標が新しくなっていて、 「景信山」の表記に変わっていました。
高尾駅のバス乗り場では小仏行きバスを待つ客が長蛇の列を作っていました。 乗客が多いと臨時便が運行されるようで、この時にも定刻の便が出発したすぐ後で臨時バスが出ました。 私の少し前から臨時バスに乗れたので、運良く座ってくることが出来ました。
浅川神社
小仏川沿いの道を3分半ほど進んでいくと、寶珠寺への入口の少し手前に橋が架かっています。 その先に鳥居が見えたので、ちょいと立ち寄っていくことにしました。 小仏川に架かる小さな橋を渡ってその先の階段を登っていくと、 「浅川神社」の扁額が掛かる鳥居があります。 鳥居をくぐっていくと、「浅川神社」の扁額が掛かる小振りの社殿がありました。 開け放たれた扉からその中を覗ってみると、ひと回り小さな社が納められていました。 由緒などを記したものは見かけませんでしたが、これからの散策の安全をお祈りしていきました。
神拝詞(となえことば)
祓え給え 清め給え 神ながら 守り給い 幸え給え
はらえたまえ きよめたまえ かむながら まもりたまい さきわえたまえ
寶珠寺
浅川神社の裏手を進んでいくと、すぐに小さな橋があります。 橋を渡った先に「小仏山」,「寶珠寺」と刻まれた石柱が立っていて、その間から石段が続いています。 並んだ石仏に見守られながら登り始めると、左手の崖の上に大きな木が生えています。 解説板によると「小仏のカゴノキ」というようで、東京都の天然記念物に指定されているようです。 石段を更に登っていくと、寶珠寺の本堂や庫裡があります。 その右手の奥に不動堂があり、「小佛大聖不動明王尊」と書かれた赤い幟が沢山並んでいました。 その奥には小仏墓苑が広がっていました。
都天然記念物 小仏のカゴノキ
宝珠寺本堂左わきの崖上にあり、主幹は枯れてその周囲を枝幹がとりまいて一株をなしている。 目通り幹囲は約4メートル、高さは約23メートル、根もとから1.3メートルのあたりから多くの枝が分岐している。 一部の根が約3.1メートル崖下の通路に露出し、樹幹を中心に南北約22メートル、東西約17メートルある。 カゴノキはコガノキともいい、暖地性常緑樹で雌雄異株。 樹勢はきわめて旺盛で、関東地方における大樹である。
 (東京都教育委員会)
景信山登り口
寶珠寺から旧甲州街道に戻ってその先へと進んでいきます。 中央高速道路の施設への道を右手に分けて更に進んでいくと、 道は右手へとS字に曲がって登っていきます。 傾斜が増してきた道の途中から細い道が近道として分かれていましたが、そのまま進んでいきます。 左手に曲がって高速道路へのゲートを分けてその先へ進んでいくと、 右手に戻るようにして登っていく細い山道が分かれていきます。 寶珠寺を出てから8分ほど、小仏バス停から24分ほどで到着しました。 角に立つ真新しい道標によると、右手の道は「景信山」、正面の道は「小仏峠」となっています。 右手の道は手元の地形図に破線で載っている道のようです。 今回はここから景信山へ登っていきます。
(正面の道は「小仏城山」を参照)
野も山も 人の心も美しく ゴミは持ち帰りましょう
景信登山近道
手摺付きの階段を登っていくと、すぐに雑木混じりの植林帯へ入っていきます。 道はしっかりしていますが、結構傾斜があります。 岩が剥き出しになった所もありますが、それほど歩き難くはありません。 この道は「景信登山近道」というようです。 その昔には小仏峠から景信山へ登っていたのを、新たに開いた近道ということなのでしょうか。 植林帯の尾根をクネクネと曲がりながら登っていきます。 14分ほど登って植林帯を抜けると、左右に通る広い尾根に出ました。 地形図にある破線の道が少し曲がっている所になるようです。 左手の尾根にも道らしきものが続いていましたが、丸太の柵で封鎖されていました。 ここから右へ曲がって、広い尾根の背に続く道を登っていきます。
若葉を伸ばし始めた木々を愛でながら、広めの尾根道を登っていきます。 それほど傾斜がなくて歩きやすい道を6分ほど登っていくと、再び植林帯へ入っていきます。 植林帯を2分ほど登っていくと、道端に丸太のベンチがひとつありました。 前夜に雨が降ったので、立ち昇る蒸気のために、辺りは白く霞んだようになってきました。 昼からは晴れる予報なので雨が降る心配はありませんでしたが、 これでは山頂からの眺めは期待できないと思いながら登っていきました。 息が切れて疲労困憊するほどの急坂ではないものの、 湿度が高くて蒸し暑く、額に汗が滲んできたりもしました。 メガネも曇ってくるので、何度も立ち止まって拭いたりしながらゆっくりと登っていきました。
東尾根
岩が剥き出しになってV字形に抉れてた所を過ぎていきます。 やがて正面の上の方に稜線が見えてくると、植林帯の斜面を横切るようにして斜めに登るようになります。 木の根が剥き出した道を斜めに登っていくと、左右に通る広い尾根道に登り着きました。 旧甲州街道の登り口から32分ほどで登って来られました。 この尾根は東尾根というようで、景信山から東の方角に伸びる尾根になります。 手前の脇には丸太のベンチがひとつ設置されています。 正面には真新しい道標が立っていて、右手の道は「小下沢」、左手の道は「景信山」、 今登ってきた道は「小仏バス停」となっています。 右手へ進んでいくと小下沢林道や木下沢梅林へ降っていけますが、 今回はここから左手に続く尾根道を景信山へと登っていきます。
(右手の道は「景信山」, 「景信山」を参照)
広くて緩やかな尾根道を進んでいくと、程なくして植林帯へ入っていきます。 傾斜が増してくる道を折れ曲がりながらドンドン登っていきます。 東尾根に出た所から8分ほど登っていくと、幅の広い横木の階段が現れます。 階段を1分ほど登っていくと、壊れたベンチが道端に三つほど並んでいました。 振り返ると眺めが広がりそうな所でしたが、 立ち昇る蒸気のために、手前の山が僅かに見えるだけで、遠くの方は霞んでいて見えませんでした。
景信山 (標高727m)
一旦途切れて再び始まる横木の階段を登っていきます。 眺めの広がる所から2分ほど登っていくと、正面に山頂が見えてきます。 左手には綺麗な建物になったトイレがあります。 次第に傾斜が急になり段差も高くなって歩き難くなってくる階段を登っていくと、 景信山の山頂に着きました。 東尾根に出た所から15分ほどで登って来られました。 一番高そうな所に「景信山 標高727m」の標柱と三等三角点が設置されています。 その脇には「高尾・景信山案内図」や「景信山周辺図」もあるので参考にしましょう。 かなり葉を伸ばし始めていたものの、山頂には桜が沢山咲いていました。 花は既に散り始めていて、散った花びらで地面は桜色に染まっていました。
下の地図の緑色の区域は、水源かん養又は、土砂流出防備保安林です。 この保安林は水資源を確保し、洪水や山くずれを防ぐ重要な役割を果たしています。 保安林内の木竹の伐採、土石の採取、建物の設置、土地の形質の変更などは知事の許可を受けなければなりません。 許可を要する行為を無断で行なったり、この標識を移動し、汚損し、破壊すると森林法により処罰されます。
 (東京都経済局農林緑政治部林務課、東京都南多摩経済事務所林務課)
山頂には「景信茶屋」と「かげ信小屋」の二つの茶屋が営業しています。 ベンチが沢山設置されていて、ひと休みするのにはいい所です。 「なめこうどん」や「なめこ汁」が名物のようで、ガイドブックなどにも紹介されているようですが、 お昼にはまだまだ早かったので食べずにおきました。 山頂からは天候が良いと素晴らしい眺めが広がるのですが、この時には生憎と白いベールに包まれていて、 まったく見えませんでした。
おいしいなめこ汁 食べにいこう!景信山へ
山の恵みをいただきま〜す  「うわーっ!でかーい!おいしいっ!」。他にコトバが出ない。 秋の休日、景信山山頂。 おいしいなめこ汁があるよ、と友達に聞き、景信山へ登ってきた。 景信山で一番高い茶屋、かげ信茶屋にて。 なめこのかさは直径5、6センチはあろうか、というほどの大きさ。 最初は「こんなにでかいなんてきっとまずい!」などと思っていた。 ところがコレがうまいうまい。 暖かいみそ汁にツルッとしたでっかいなめこがたくさん入ってる。 山頂までの登りで出た汗も乾き、ちょっと冷えてきた体にほかほかのみそ汁がじんわり、いきわたった。
揚げたての山菜てんぷらいかが?  小屋のご主人、青木さんが何やらまた作っている。 えっ、紅葉の天ぷら?試しに一口。かりっとあがってさくさく。 そう、ここの茶屋では、山頂付近の山菜や野草を摘んできてお客さんに出すのだ。 春にはイタドリ、シドケ、桑の葉、ヨモギさらにはアカシアの花の天ぷらも出る。 小屋の青木さんは山菜、野草にとても詳しく、話しだしたらもう止まらない! その親しみやすい青木さんにひかれて、おなみじさんがたくさん来る。
おみやげも充実  さらに茶屋の前の販売コーナーには、手作りのゆずみそ、さんしょうみそ、こうじで作ったお饅頭などがいっぱい! そうそう、もちろんお山も最高。 バス停から1時間で山頂に着くコースもあるし、高尾、景信、陣馬と縦走できるコースもある。 景信山山頂では天気が良ければ、富士山をはじめ、たくさんの山々が望め、遠くは南アルプスも見えるのだ。 今度の休みは景信山で山を、味覚を、展望を楽しもう!
「景信山」の標識の正面に立つ関東ふれあいの道の道標によると、 正面の道は「明王峠3.8km・陣馬山5.7km」、左手の道は「小仏峠1.2km・高尾山4.4km」、 今登ってきた道は「小仏バス停3.6km」となっています。 今回は、高尾山口駅から陣馬山へと続く関東ふれあいの道「鳥のみち」にもなっている 奥高尾縦走路を堂所山へと向かっていきます。 降り始めた所にある東屋を過ぎていくと、幅の広い横木の階段を降るようになりますが、 脇には踏み跡が付けられていたりもします。 2分ほどで階段を降り切ると、緩やかで広い尾根道が続くようになります。 軽く登って、ベンチがひとつ設置された僅かな高みを越えていきます。 手元の地形図によると、景信山の北西200m辺りにある標高700mほどの高みになるようです。
僅かな高みを越えて左手から巻き道が合流してくると、関東ふれあいの道の里程標があって、 正面の道は「陣馬高原下10.0km」、今来た道は「高尾山口9.0km」となっています。 広くて緩やかな尾根道を更に進んでいくと、「夏鳥」の解説板が立っています。 この先には高みを巻いていく道が何度も現れますが、 今回は巻き道は避けて、高みを登り降りしながら進んでいきました。
夏鳥
春から初夏にかけて日本に渡ってきて子を育て秋に去ってゆく鳥を夏鳥と呼んでいます。 夏鳥にはすばらしい名歌手がそろっており、夜明け頃に訪れると空が白みはじめると共に 森の奥から谷間から湧き上がってくる小鳥達のコーラスに圧倒されます。
小ピーク
左手へ分かれていく巻き道を見送って尾根を登っていくと小ピークに着きます。 手元の地形図によると、696m峰の東南東200m辺りにある標高700mほどの高みになるようです。 周囲に樹木が生い茂ってはいるものの明るくなった所で、 林野庁の境界見出標「27支11」が設置されていました。 景信山から13分ほどの所になります。 小広くなっていてひと休みするのには良さそうな所でしたが、今回はそのまま通り過ぎていきました。
696m峰
左手からの巻き道を合わせて、広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。 程なくして左手へ分かれていく巻き道を見送って横木の階段混じりの坂を登っていくと、 その先には緩やかな高みが暫く続いていました。 少し進んだ所には丸太のベンチがひとつ設置されていて、 脇には「水源の森林」の標柱や林野庁の境界見出標「29支1」がありました。 高みが緩やかに続いていてピークがどこなのか明瞭ではありませんでしたが、 この辺りの高みが手元の地形図にある696m峰だと思われます。
少し進んで横木の階段を降っていくと、左手から巻き道が合流してきます。 そのすぐ先で道が二手に分かれています。 どちらの道を進んでいけばいいのか迷う所ですが、今回は右手の道を進んでいきました。 2分ほど進んでいくと左手から道が合流してきたので、左手の道は巻き道だったのでしょう。 巻き道の本筋は尾根道のすぐ傍まで近づくものの合流はせずに、 すぐ先にある高みを再び巻くようにして続いています。
山火事に注意
集う森 声かえ合って 火の始末
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会)
左側のすぐ下に並行する巻き道を眺めながら、正面に続く傾斜が増した坂道を登っていくと、 林野庁の境界見出標「30支9」のある高みに着きました。 尾根のすぐ右下には大きな送電線の鉄塔が立っていました。 手元の地形図によると、673m峰の東南東300m辺りにある標高660mほどの高みになるようです。 高みを越えて、その先へと緩やかに降っていきます。
白沢峠(1)
関東ふれあいの道の里程標「陣馬高原下9.0km・高尾山口10.0km」を過ぎて大きな樹木の生える所まで来ると、 左手から巻き道が合流してきます。 脇の木には「巻道」と書かれた小さな板が括り付けられていました。 そこを過ぎていくと、すぐの所に「水源の森林」と境界見出標が立っています。 そこから左手に戻るようにして道が分かれていきます。 その道の入口にある桃色の杭には「白沢峠」と書き込まれていました。 その昔の白沢峠だった所なのでしょうか。 また以前に通りかかった時には、水源の森林の標柱に 「底沢・美女谷温泉に抜ける林道につながっています」 と書かれていたのですが、この時には消えかかっていてほとんど読めませんでした。 その道へ少し入った所にはロープが張られていて、 「この先、登山道ではありません」と書かれた紙が吊されていました。 巻き道だと思って入っていく人が多いためでしょうか。 ここは正面に続く広い尾根道を進んでいきます。
白沢峠と関場峠
明治から大正にかけての地形図によると、 底沢地区からこの辺りを越えて小下沢へ降っていく道があったようです。 その道は更に北高尾山稜を越えて恩方町高留地区へ続いていたようです。 現在の地形図には載っていなくて廃道になったようですが、 西多摩地方の人々が底沢半僧坊に参詣した道だったのだそうです。 この奥高尾縦走路にある峠を「白沢峠」、 北高尾山稜にある峠を「関場峠」と呼んだようです。 今の関場峠は小下沢林道の終点に移動していますが、 往時の関場峠は611m峰の東400m辺りの送電線が通る鞍部の辺りにあったようです。 右側へ降っていく道はないかと探ってみましたが、それらしい跡は確認出来ませんでした。 (左手の道は「明王峠」を参照)
673m峰
白沢峠から1分ほど進んでいくと、巻き道が左手へと分かれていきます。 角には関東ふれあいの道の道標が立っていて、 左手の道は「まき道(明王峠・陣馬山)」、正面の道は「明王峠2.3km・陣馬山4.2km」、 今来た道は「景信山1.5km・小仏峠2.7km」となっています。 傾斜の増した正面の道を1分半ほど登っていくと、緩やかな道になってきます。 どこがピークだかよく分かりませんでしたが、 少し進んで大きな倒木が道端にある所には、 林野庁の境界見出標「30支18」が設置されていました。 この辺りが手元の地形図にある673m峰になるのでしょうか。
白沢峠(2)
高みを越えて緩やかに1分ほど降っていくと、左手から巻き道が合流してきます。 角には関東ふれあいの道の道標が立っていて、 左手の道は「まき道(景信山・城山)」、正面の道は「明王峠2.1km・陣馬山4.0km」、 今来た道は「景信山1.7km・小仏峠2.9km」となっていました。 まき道を指す板には、消えかかってはいたものの「白沢峠」と書き込まれていました。 以前に通りかかった時には道標の支柱にも「白沢峠」と書き込まれていたのですが、今回は見かけませんでした。 先ほどの673m峰の手前にも「白沢峠」と書かれた杭がありましたが、どちらが正しいのでしょうか。 それとも両方とも白沢峠で、673m峰の東側と西側に分かれて峠を越えていく道だったのでしょうか。 ここでも右側の小下沢へ降っていく道の跡は確認出来ませんでした。
白沢峠を過ぎて緩やかな尾根道を2分ほど進んでいくと、高みの手前から左手へ巻き道が分かれていきます。 角には関東ふれあいの道の道標が立っていて、 左手の道は「まき道(明王峠・陣馬山)」、正面の道は「明王峠1.9km・陣馬山3.8km」、 今来た道は「景信山1.9km・小仏峠3.1km」となっていました。 ここでも正面に続く横木の階段混じりの道を登っていきました。 1分ちょっとで登り切ると、「水源の森林」の標柱や林野庁の境界見出標「33支4」が設置されていました。 広くて緩やかになった尾根道を1分ほど進んでいくと、再び横木の階段混じりの坂道になります。 その坂も1分半ほどで登り切ると、 「水源の森林」の標柱や林野庁の境界見出標「33支7」が設置されていました。 その先にある境界見出標「33支9」を過ぎていくと、緩やかな登り坂になってきます。 標高700mほどの高みを越えて降っていくと、左手から巻き道が合流してきます。 角には関東ふれあいの道の道標が立っていて、 左手の道は「まき道(景信山・城山)」、正面の道は「明王峠1.6km・陣馬山3.5km」、 今来た道は「景信山2.2km・小仏峠3.4km」となっていました。
広くて緩やかになった尾根道を1分ほど進んでいくと、 高みの手前から左手へ巻き道が分かれていきます。 その巻き道も見送って正面の坂道を登っていくと、 堂所山の東200m辺りにある標高700mほどの高みに着きます。 関東ふれあいの道の里程標「陣馬高原下8.0km・高尾山口11.0km」を過ぎて緩やかに降っていくと、 左手から巻き道が合流してきます。 尾根道をその先へ30秒ほど進んでいくと、関東ふれあいの道の案内図が設置されていて、 陣馬山へと続く「鳥のみち」は、少し左手へ曲がりながら続く緩やかな道であることを示しています。 その支柱には「夕焼けふれあいの里」を示す道標が取り付けられていて、 ここから右手へ分かれて登っていく急坂になった踏み跡を指しています。 今回はここから右手の急坂を堂所山へと登っていきます。
道標には「堂所山→30分→関場峠→50分→北高尾山稜→70分→夕焼けの里」と書き込まれていました。 今回は堂所山を経て北高尾山稜のクロドッケから夕やけ小やけふれあいの里へ降っていきましたが、 概ねこれと同じ時間で歩くことが出来ました。
(堂所山は「鳥のみち」にもなっている奥高尾縦走路から少し外れた所にあります)
堂所山 (標高733m)
木の根が張り出した急坂を登っていきます。 3分半ほどで登り切ると、堂所山から奥高尾縦走路へ降っていく道に出ます。 脇にはベンチや消火用水のドラム缶が設置されていました。 角に立つ道標「堂所山0.1km・八王子城山7.5km」に従って右手に続く緩やかになった尾根道を1分半ほど進んでいくと、 「御料局三角点」のある堂所山の山頂に着きました。 景信山から1時間ほどで到着しました。
火災の芽 摘んで緑の 八王子
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会、関東森林管理局)
お願い
当地番は、水源かん養保安林であり、また保健保安林指定予定地であるため、 ハイキングコースに沿って境界測量杭が入っています。 現在、東京都で手続き中なので、破損しないようお願いします。
 (東京都南多摩経済事務所、八王子上恩方町案下共有林、地主一同)
堂所山は西側が開けていて、奥多摩の山並みを見渡すことが出来ます。 天気のいい冬枯れの季節には、富士山の山頂部を望むことも出来るのですが、 この時には立ち昇る蒸気のために霞んでいて、遠くの方はよく見えませんでした。 お昼までにはもう少し時間があったので、 景色を眺めながらひと休みしてから、関場峠へ向かって降っていきました。
手元の地形図によると、堂所山は731mとなっていて、ここにある標識の733mと一致していません。 地形図に載っているのは三角点のある位置の標高ですが、 この「御料局三角点」との関係はよく分かりませんでした。
雑木林と植林帯を分ける尾根に続く広くてしっかりとした道を緩やかに降っていきます。 堂所山から関場峠を経て富士見台へと続く尾根は「北高尾山稜」と呼ばれています。 若葉が伸び始めていて、良い雰囲気の尾根道が続いていました。 少し降り傾斜が増してきた所を過ぎていくと、大きな樹木の先で、尾根が右手へと曲がっていきます。 堂所山から6分ほどの所になります。 角には保健保安林の看板が立っています。 道なりに右へ曲がって、植林帯になった尾根を降っていきます。
保健保安林
森林の緑は、安らぎを与えてくれます。
森林は、汚れた空気をきれいにし、森林浴などの森林レクレーションの場を提供してくれます。 このような森林の働きを発揮させるために指定されているのが保健保安林です。 (当保安林面積2.4ha) みんなの森林を大切に守るため、火の始末に気をつけましょう。
 (東京都林務課)
「多摩の森林再生事業」と題した真新しい木製の看板を過ぎていくと、降り傾斜が増してきます。 古びた横木の階段が設置されていたりもします。 堂所山から13分ほど降っていくと、尾根の先端のような所に出ます。 道はここから右へ曲がって降っていきます。 手元の地形図では、破線の道が北東から東南東へ曲がっている辺りになるようです。 雑木林と植林帯を分ける尾根に、かなり傾斜のある道が続いています。 3分ほど降って傾斜が緩やかになってくると道標が立っていて、 正面の道は「城山7.1km」、今降ってきた道は「景信山3.5km・堂所山0.9km」となっています。
多摩の森林再生事業
事業名:森林再生事業(平成20年度)
林班名:81-2林班
本事業は森林の機能を回復させて環境を守るため間伐を実施しています。 この看板は間伐材を利用して作成しています。
 (東京都環境局、八王子市)
僅かな登り降りを繰り返す尾根道を進んでいきます。 尾根が少し狭まって馬の背のような所もあったりしますが、歩くのに支障はありません。 左手の樹間からは奥多摩の山並みを望むことが出来ました。 良くは分からないのですが、手前にあるのは要倉尾根で、 その奥に横たわっているのは吊尾根や峰見通りでしょうか。 その奥の方には尖った高そうな山が聳えていました。 方角からすると臼杵山でしょうか、それとも更に奥にある大岳山なのでしょうか。 この辺りまで来ると、青空が覗くようになって薄日も差してきました。 山並みを眺めながら尾根道を7分ほど進んでいくと、降りの傾斜が増してきます。
関場峠
尾根道を4分ほど降っていくと、鞍部になった関場峠に着きました。 堂所山から27分ほどで降りて来られました。 脇には「小下沢風景林」の看板や、先ほど見かけたのと同様の「多摩の森林再生事業」の看板が設置されています。 ここから細い道が右手へと分かれていきます。 角に立つ真新しい道標によると、右手の道は「小下沢林道」、正面の道は「八王子城山6.1km」、 今降ってきた道は「堂所山1.3km・明王峠2.5km・景信山3.9km」となっています。 右手の道を1分ほど降っていくと小下沢林道の終点に降り立ちますが、 このまま正面に続く尾根道を進んでいきます。
小下沢林道は未舗装の道で、小下沢沿いに緩やかに続いています。 ここから1時間50分ほど歩いていくと、旧甲州街道の大下バス停や日影バス停へ出られます。 (「木下沢林道」を参照)
小下沢風景林
マナーを守り、自然環境を大切にしましょう。
 (東京神奈川森林管理署)
多摩の森林再生事業
事業名:森林再生事業(平成17年度)
林班名:82-1林班
本事業は森林の機能を回復させて環境を守るため間伐を実施しています。 この看板は間伐材を利用して作成しています。
 (東京都環境局、八王子市)
三本松山 (標高611m)
関場峠から正面の北高尾山稜に続く尾根道を進んでいきます。 鞍部を過ぎて登り坂が始まる所に道標が立っていて、正面の道は「富士見台・八王子城山」、 今来た道は「堂所山・明王峠・景信山・陣馬山」となっています。 道標を過ぎて、雑木林と植林帯を分ける尾根道を登っていきます。 引き続き、左手の樹間からは奥多摩の山並みを望む眺めが続いています。 坂道を5分ほど登って、その先の緩やかになった道を進んでいくと、 関場峠から7分ほどで高みに着きました。 左手の尾根に生える樹木に「三本松山611m」と書かれた板が取り付けられていました。 丁度昼時になったので、脇の倒木に腰を降ろして、新緑を愛でながら昼食タイムにしました。
三本松山からは尾根が二手に分かれています。 「三本松山」の板が取り付けられた方角の尾根は、北北東へ伸びているので、 ここは登ってきた道の正面へ続く道を降っていきます。 かなり傾斜がありますが、2分ほどで緩やかになってきます。 登り気味になってきた尾根道を進んでいくと、 三本松山から6分半ほどで僅かな高みに着きます。 手元の地形図によると、三本松山の東300m辺りにある標高590mほどの高みになるようです。 ここから道は右手へ曲がっていきます。 角には道標が立っていて、右手の道は「城山6.0km」、 今来た道は「景信山4.6km・堂所山2.0km」となっています。 すぐ先には林野庁の境界見出標「43支2」も立っています。 また電力会社の黄色い標柱も立っていて、 正面に続く道は「新多摩線No.75に至る」、右手の道は「新多摩線No.74に至る」となっています。 降り口の倒木には「八王子城山・富士見台」と書かれた白い板が取り付けられていて、 右手の道を指していました。 正面の尾根にも道が続いているようでしたが、ここは右手へ曲がって降っていきます。
74番鉄塔
広いもののかなり傾斜がある道を降っていきます。 朽ち果てそうになった横木の階段も設置されていました。 3分ほど降っていくと緩やかな道になってきます。 広くて歩きやすくなった尾根道を進んでいくと、開けた感じの所に出ます。 右手には送電線の鉄塔「新多摩線No.74」が立っています。 右側の谷向いには、先ほど歩いてきた奥高尾縦走路の稜線を望む眺めが広がっていて、 谷を渡って送電線が伸びています。 鉄塔がふたつ見えていますが、奥の方が奥高尾縦走路にあった鉄塔のようです。 ここは、正面に続く尾根道を進んでいきます。
旧関場峠
明治から大正にかけての地形図によると、 先ほど通ってきた白沢峠から小下沢へ降りてこの辺りに登ってくる古道があったようで、 この辺りが往時の関場峠だったようです。 今でも僅かながら鞍部になっていて「峠」の雰囲気は残っていますが、 左右に降っていく明瞭な道は見かけませんでした。
関場峠
上恩方町高留付近から裏高尾町小下沢の源流部へ越える峠。 新・旧ふたつのルートがある。 高さはいずれも540m。 旧道は高留より西ツチラ沢を遡った位置にあたり、そこから小下沢に下り白沢峠へ通じていた。 新道は高留の西の川井野から便楼沢を遡り稜線に出る。 小下沢林道の終点の直下にあたる。 西へ登れば堂所山に達し、東は北高尾山稜を伝って八王子城山方面に出る。 峠の名は高留を関場とも呼んだことによる。
 (出典:Web八王子事典)
大嵐山
雑木林を過ぎて僅かに降って右側に植林帯が続くようになると、登り坂になってきます。 74番鉄塔から6分ほど進んでいくと高みに着いて、少し左手へ曲がっていきます。 緩やかになった尾根道を1分半ほど進んで軽く登っていくと、真新しい道標の立つ高みに着きます。 脇にはベンチもひとつ設置されていました。 手元の地形図によると、74番鉄塔のある鞍部から東350m辺りにある標高580mほどの高みになるようです。 道標によると、右手へ曲がっていく道は「八王子城山4.8km」、 今来た道は「堂所山2.6km・明王峠3.8km・景信山5.2km」となっています。 道標にはこの場所を示すものは見かけませんでしたが大嵐山というようです。 74番鉄塔から8分ほど、三本松山から22分ほどで到着しました。 ここは道標に従って、右手へ曲がっていく尾根道を進んでいきます。
大嵐山(おおあらしやま)
北高尾山稜中の峰。 高さ583m。別称:王嵐山(おおらんざん)。 上恩方町高留の南、東ツチラ沢と西ツチラ沢を分ける尾根の起点にあたる。 堂所山から八王子城山方面への縦走路が通る。 山名は、江戸期にこの地域の山が御林山だったため、おはやしやま→おあらしやま→おおあらしやま、となったか。 王嵐山はさらにその当て字。
 (出典:Web八王子事典)
小ピーク
最初は急な坂道も次第に緩んできて、3分ほどで快適な尾根道になります。 大嵐山から5分ほど進んでいくと、痩せた感じの尾根を軽く登るようになります。 そこを過ぎて僅かな高みを二つほど越えていきます。 岩が剥き出しになった所もあったりしますが、それほど歩き難くはありません。 やがて雑木林になってきた尾根道を登っていくと、 大嵐山から15分ほどで、開けた感じの小ピークに着きました。 「夕やけ小やけふれあいの道」の道標が立っていて、 正面の道は「至 夕焼ふれあいの里・城山」、今来た道は「至 堂所山・陣馬山・高尾山」となっています。 手元の地形図によると、612m峰の西南西300m辺りにある標高610mほどの高みになるようです。
小ピークの東側には富士見台へと続く北高尾山稜や高尾山などを望む眺めが広がり、 その奥の方には、霞んでいたものの八王子方面の街並みも見えていました。 南側には先ほど歩いてきた奥高尾の稜線が横たわっていました。 ここで景色を眺めながらひと休みしていきました。
クロドッケ
眺めを楽しんだら、道標の指す急坂を降っていきます。 岩が剥き出しになっていたり、丸太の手摺が取り付けられていたりもしました。 足元を確認しながら慎重に3分ほど降っていくと鞍部に着きました。 鞍部から植林帯に続く尾根を登り返していくと、こんもりとした高みに着きました。 手元の地形図によると、612m峰の西200m辺りにある標高620mほどの高みになるようです。 先ほどの小ピークから6分ほど、三本松山から46分ほどで到着しました。 北高尾山稜の尾根道は、高みの脇を掠めて右手へ降っていきます。 左手の高みに立つ真新しい道標によると、右手の道は「富士見台2.9km・八王子城山4.3km」、 左手の道は「夕やけ小やけふれあいの里2.5km」、 今来た道は「堂所山3.1km・明王峠4.3km・景信山5.7km」となっていて、 支柱には「クロドッケ」と書き込まれていました。 今回はここから左手の尾根に入って、「夕やけ小やけふれあいの里」へ降っていくことにしました。
クロドッケから北北西へ伸びる植林帯の尾根に、広くてしっかりとした緩やかな降り基調の道が続いています。 道標によると、この尾根道は「夕やけ小やけふれあいの道」というようです。 5分ほど降っていくと、降り傾斜が増してきます。 丸い尾根の背に右・左と小刻みに折れ曲がりながら続く道を降っていきます。 やがて、僅かに尾根が二股になったかと思えるようになってきます。 左手の尾根を更に降っていくと、クロドッケから13分ほどの所に道標が立っていて、 右手に鋭角に折れ曲がっていく道は「至 夕焼ふれあいの里」、 正面の尾根道は「作業道」、今降ってきた道は「至 北高尾山稜」となっています。 しっかりとした尾根道は正面へと更に続いているようでしたが、 道標に従って、右手の道を進んでいきます。
植林帯になった浅い谷筋の斜面を横切るようにして、細めの道が続いています。 僅かに降って軽く登っていくと、先ほどの道標から2分ほどで、北へ真っ直ぐに伸びる尾根に出ます。 出た所には道標が立っていて、左手に続く道は「至 夕焼ふれあいの里」、 今来た道は「至 北高尾山稜」となっていました。 右手からも僅かな踏み跡が降ってきていました。 上の方にあった僅かな尾根の二股の右側を降ってきた道のようでした。 ここは道標に従って、広めで緩やかになった尾根道を進んでいきます。
歩きやすくなった尾根道を緩やかに1分半ほど降っていくと、道端にベンチがふたつ設置されていました。 その脇には関場峠の辺りでも見かけた「多摩の森林再生事業」の看板が立っていました。 その先にはこんもりとした高みがありますが、尾根道はその右手を巻くようにして続いています。
多摩の森林再生事業
事業名:森林再生事業(平成17年度)
林班名:84-3林班
本事業は森林の機能を回復させて環境を守るため間伐を実施しています。 この看板は間伐材を利用して作成しています。
 (東京都環境局、八王子市)
高みを巻いていくと、また同じような高みがあり、 尾根道は右手を巻くようにして続いています。 高みへ続く道もはっきりとしていたのでちょいと登ってみると、 脇には大きなモミの木が生えていました。 樹間から奥多摩の山並みを見渡せる眺めが広がっていたので、景色を眺めながらひと休みしていきました。 桜が咲いていたり、若葉が伸び始めていたりして、綺麗な眺めでした。 眺めを楽しんだら高みの先へ降っていき、巻き道を合わせて尾根道を進んでいきます。
478m峰
所々にモミの木が生える植林帯に、広めで緩やかな尾根道が続いています。 林床に背の低い常緑樹が生えた所を過ぎていくと、緩やかな高みがしばらく続きます。 手元の地形図にある478m峰だと思われますが、ピークが何処なのかは明瞭ではありませんでした。 高みを過ぎて1分ほど降っていくと、道が二手に分かれています。 クロドッケから31分ほど降ってきた所で、478m峰の北側で尾根が二股に分かれていく辺りになるようです。 角に立つ道標によると、右手の道は「作業道」、左手の道は「至 夕焼ふれあいの里」、 今来た道は「至 北高尾山稜」となっていました。 ここは左手の道を降っていきます。
夕やけいろは坂コース頂上
傾斜が増した尾根道を2分ほど降っていくと、雑木林と植林帯を分ける緩やかな尾根道になってきます。 樹間から奥多摩の山並みを眺めながら進んでいきます。 再び降り傾斜が増してくると、478m峰から8分ほどで、道標の立つ分岐に降り立ちました。 道標によると、右手の道は「至 夕焼ふれあいの里 夕やけいろは坂コース」、 左手から正面へ続く道も「至 夕焼ふれあいの里 夕やけいろは坂コース」、 今降ってきた道は「至 北高尾山稜・高尾山・城山・堂所山・陣馬山」となっています。 別の道標も立っていて、右手の道は「3号路(広場へ1000m)」、 左手の道は「4号路(キャンプ場へ890m)」となっていて、支柱には「頂上」と書かれていました。 ここから下側の一帯が「夕やけ小やけふれあいの里」になるようで、 左右に通る道はその中の散策路「夕やけいろは坂コース」というようです。 ここがそのコースの中で一番高い所になっていて、「頂上」と標示されているのだろうと思われます。 左右のどちらへ降ってもいいように思えましたが、今回は左手へ降っていきました。
展望地
広くて歩き易くなった緩やかな道を進んでいきます。 右手の樹木越しに山並みを眺めながら4分ほど降っていくと、ベンチがふたつ設置された明るい所に出ました。 手前の樹木が少し邪魔していますが右側が開けていて、山並みを見渡せる展望地のようになっていました。 ここで最後の眺めを楽しんでから、 ベンチを過ぎた所に立つ道標「至 夕焼ふれあいの里 夕やけいろは坂コース」に従って、 右手へ鋭角に曲がっていく道を降っていきます。 ここからは道が更に広くなって、自然公園の中の散策路という雰囲気になってきます。
植林帯の斜面に横木の階段混じりの広い道が続いています。 右・左と折れ曲がりながら降っていきます。 時折、樹間から谷向いの山並みが見えたり、 道端には季節の黄色い花が咲いていたりもして、雰囲気のいい散策路になっていました。 展望地から7分ほど降っていくと、右手から降ってくる道に降り立ちます。 角には道標が立っていて、右手の道は「至 夕焼ふれあいの里 夕やけいろは坂短コース」、 左手の道は「至 夕焼ふれあいの里 夕やけいろは坂コース」、 今降ってきた道は「至 北高尾山稜 夕やけいろは坂コース」となっています。 麓にあった案内図によると、右手の道は、先ほどの「頂上」から右手へ降ってきた3号路と、 今降ってきた4号路の中間地点を結ぶ枝道のようです。 ここは左手へと曲がって、広い散策路を更に降っていきます。
夕やけ小やけふれあいの里
樹間から谷向いの山並みを眺めたりしながら降っていくと、右下には建物が見えるようになります。 植林帯の斜面を更にジグザグに降っていくと、先ほどの枝道の分岐から7分ほど、 展望地から15分ほどで広場に降り立ちました。 ここは「夕やけ小やけふれあいの里」の「星ふる広場」というようで、 キャンプファイアー場にもなっています。 これで山道は終わりになります。 北高尾山稜のクロドッケから1時間ほどで降りて来られました。 広場の入口には道標が立っていて、今降ってきた道は「4号路(頂上へ890m)」となっていました。 その脇には「夕やけいろは坂案内板」と題した簡単な図もあって、 「頂上までゆっくり歩いて30分」となっていました。 また広場の奥には「ふれあいの里の森」の案内図もあって、 1号路から4号路が図示されていました。
「ふれあいの里」の森づくり5ヵ年計画 概略
この森づくりは2003年度から2007年度までの5ヵ年計画で、 植林の準備から下草刈りや除間伐まで、年間を通じた森林保全活動として実施してきました。 もともとこの地は、「上恩方生活環境保全林整備事業」 (杉・ヒノキの間伐が中心。間伐ののち、植栽可能になった場所は、針葉樹と広葉樹の混交林に転換を図る計画) という国・都・市の事業がベースにあり、その整備の進行にあわせて、 初心者を含めた一般の方で出来る作業を担い、 2003年5月25日には第一回の活動として500名以上の方にご参加いただき、活動をスタートしました。 樹種選定は東京都森林事務所などが行い、キャンプ場横の0.3haに、9種類の広葉樹を植林し、 「観光地」として緑だけでなく花も増やして欲しいという地元の希望から、 陣馬山に通じるハイキングコース沿いに3種類の花木を植林しました。 植林活動と並行して、森林整備体験として夕やけ小やけふれあいの里、八王子市農林課、 東京都森林組合などの技術指導・安全管理のもと、年2〜3回の下草刈りや間伐作業を実施してきました。 間伐した木は「夕やけ小やけふれあいの里」の各種事業に活用しています。
この森は、幅広い層の多くのボランティアの方々のご協力によりつくられました。
 (八王子市、東京都森林組合)
キャンプファイアー場を横切って突き当たりの椿寿窯までいくと、右手からも道が降ってきます。 3号路の途中からキャンプ場のテントサイトを経て降ってきた道になります。 突き当たりには道標が立っていて、右手の道は「至 北高尾山稜・高尾山・城山・堂所山・陣馬山 夕焼いろは坂コース」、 左手から戻るようにして続く道は「管理事務所・御食事処いろりばた・日帰り入浴おおるりの家」、 今来た道は「至 北高尾山稜・高尾山・城山・堂所山・陣馬山 夕焼いろは坂コース」となっています。 左手へ戻るようにして進んでいき、北浅川に架かる「金の星橋」を渡り、 正面の夕焼小焼館の前にある道標「管理事務所・夕焼小焼バス停」に従って左折していきます。
ふれあいの里は有料のようですが、「夕やけ小やけふれあいの道」を降ってきて、 バス停まで直行する場合は無料とのことです。
夕やけ小やけふれあいの道でご来場の皆様へ
一、 ここより有料施設です。
一、 入場希望の方は、管理事務所へ。(入場料 大人200円 小人100円)
一、 施設内の入浴・食事処・バス停まで直行の方は通行できます。
一、 当施設では日帰り入浴(午後1時から4時まで)、お食事処「いろりばた」での飲食をはじめ、 各種展示などで皆様のお越しをお待ちしております。
 (夕やけ小やけふれあいの里)
夕焼小焼(ゆうやけこやけ)バス停
夕焼小焼館の前を左手へ進んでいくとふれあい牧場があります。 ポニーが何頭も飼育されていて、小学生以下の子供なら乗れるようでした。 「ふれあいの里」の入口の脇には案内図がありました。 管理事務所のある夕焼小焼広場を過ぎていくと、北浅川に「夕焼小焼橋」が架かっています。 しっかりとした吊り橋で、揺れるようなことはありませんでした。 橋を渡った先にある駐車場の脇を進んでいくと、夕焼小焼バス停があります。 「星ふる広場」に降り立ってから10分ほどで到着しました。
高尾駅(JR中央線)まで、高尾駅北口行きバスにて25分、1時間に1本程度の便があります。
 土日曜 ...12:47 13:47 14:47 15:47 16:17 17:47 18:47 19:47 20:47
バスが来るのを待っていると、定刻の10分ほど前に臨時の急行バスがやってきました。 高尾駅北口までノンストップ運行とのことなのでそのバスに乗っていくと、20分ほどで高尾駅に着きました。