六国峠
散策:2009年03月中旬
【低山ハイク】 六国峠
概 要 六国峠は別名「天園」とも称し、横浜市と鎌倉市の境にある標高150mほどの低山です。 今回は金沢文庫駅から鎌倉天園へと続く「六国峠ハイキングコース」を歩きます。 周りには横浜市民の森がいくつかあって、趣きのある森の散策も楽しめます。 東京湾や相模湾の眺めが広がる所もあって、天候に恵まれると富士山を望むことも出来ます。
起 点 横浜市 金沢文庫駅
終 点 鎌倉市 大塔宮バス停
ルート 金沢文庫駅…能見堂跡…不動池…関ヶ谷不動尊…釜利谷市民の森…金沢自然公園…しだの谷…関谷奥見晴台…148m峰…市境広場…天園休憩所…天台山…貝吹地蔵…理智光寺谷…鎌倉宮…大塔宮バス停
所要時間 5時間30分
歩いて... 急坂が続く箇所はほとんどなく、広めでしっかりとした道が続いていて、 とても歩きやすいコースになっています。 裾野が少し霞んでいたものの、冠雪した富士山を望むことも出来ました。 東京湾の対岸の房総半島も見えていました。
関連メモ 鎌倉アルプス, 六国峠, 金沢市民の森, 釜利谷市民の森, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 鎌倉回峰,
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金沢市民の森, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 吉沢川, 朝比奈切通, 鎌倉アルプス, 相武尾根
コース紹介
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金沢文庫(かんざわぶんこ)駅
金沢文庫駅(京浜急行本線)から歩いていきます。
西口の階段を降って、その先にあるバスターミナルの手前を右へUターンして、 谷津川沿いに進んでいきます。 この時には谷津川の上をコンクリートで覆う工事が進められていました。 この付近では光の届かない暗渠になってしまうようでした。
今回歩く道の途中までとほぼ同じルートに、 オリエンテーリングの常設コース「横浜金沢」が設定されていて、駅前にその案内板があります。 能見堂跡を経て金沢自然公園から大丸山や関谷奥見晴台を経て金沢文庫駅へ戻ってくるルートになっています。
パーマネントコース「横浜金沢」
このコースは、古くから知られる「鎌倉天園ハイキングコース」を中心につくられ、 途中にある金沢自然公園(動物区は有料)や自然観察の森は多くの市民の憩いの場となっているところです。 コースは、初・中級者向きですが割合起伏がある、距離約10km、標準的所要時間として3時間30分位です。 コースの中程で、自動車専用道路工事が行なわれています。 この周辺での通行は、誘導看板等の指示に従い危険箇所への立入りはしないでください。
谷津川
みんなで育てよう きれいな川
 (谷津町内会、横浜市下水道局)
谷津川沿いに3分半ほど進んでいくと、覆いはなくなってきます。 川向こうの線路が次第に近づいてくると、能見台第3踏切があります。 そこを左折してすぐ先から右手へ分れていく道に入っていきます。 昔の道標であったと思われる石標が角に立っていて、 「右 能見堂 保土ヶ谷 道」と刻まれていました。 また「江戸」や「天保・・・」の文字も見られたので、江戸時代の終わり頃に建てられた石標のようでした。 その横には「六国峠ハイキングコース」の看板もあって、右手の道を指しています。 右手の集合住宅「ダイアパレス金沢文庫」の前を過ぎて、住宅地を道なりに進んでいきます。
六国峠入口
次第に左へ曲がっていく道を進んでいくと、道端に石碑が幾つか並んでいました。 そのひとつには「大青面翁」と刻まれていました。 馬頭観音のような像や三猿の浮き彫りの石碑もありました。 そこを過ぎていくと、金沢第3分団第2班の倉庫の先で道が二手に分かれています。 右手の道へ入っていくと、すぐの所の民家の前から右手へ道が分かれていきます。 その入口には「六国峠入口」の標識が立っていて、 坂道の先に続くコンクリート敷きの横木の階段を指しています。 ここが六国峠ハイキングコースの入口になります。 金沢文庫駅から15分ほどで到着しました。
山火事注意
・タバコの投げ捨てを禁ず ・無断で火を焚くことを禁ず
 (金沢消防署、金沢火災予防協会)
バイク乗り入れ禁止
能見堂緑地へのバイクの乗り入れ・走行は禁止です。
 (金沢土木事務)
火の用心 火種を捨てぬ心がけ
 (金沢消防署、金沢消防団、金沢火災予防協会、防火協会金沢支部)
コンクリート敷きの横木の階段を登っていきます。 間隔が広くて段差も高くはなく、歩き易くなっていました。 途切れ途切れに続く階段の間には、岩盤を掘削して切通しのようになった道が続いています。 傾斜は緩やかなので苦もなく登っていけます。 入口から4分ほど登っていくと、道端に「能見堂緑地」と書かれた標柱が立っています。 この辺りから能見堂緑地になるようです。
標柱を過ぎて緩やかになった土の道を2分ほど進んでいくと、道が三方へ分かれています。 脇には「能見堂緑地ハイキングコース案内」と題した案内板が設置されていて、 先ほどの六国峠入口から釜利谷市民の森の手前までの範囲が図示されているので参考にしましょう。 それによると、左手へ登っていく横木の階段は昆虫広場や休憩広場を経て能見堂跡の先へ続いていて、 正面の道は能見堂跡へと直接に続いているようです。 また右手へ降っていく道は住宅地へ出られるようです。 案内板の脇にはオリエンテーリングのポスト「G」も立っています。 今回は、正面に続く広くて緩やかな道を登っていきました。
能見堂跡
分岐から1分ほど登っていくと、右手が開けて街並みを見渡せる眺めが広がっていました。 そこを過ぎて切通しのような所を抜けていくと広場に出ました。 能見堂跡の広場の南東側にある広場のようです。 広場の先へ進んでいくと、先ほどと同じ「能見堂緑地ハイキングコース案内」がありました。 左手からは横木の階段が降ってきていました。 案内板の右側を過ぎてその先へ進んでいくと、 緩やかな道から分かれて、右手の広場へ登っていく幅の広い横木の階段があります。 右手の階段を登ると、すぐに能見堂跡の広場になります。 正面の道は広場のある高台を巻いていく道になります。 広場の先へ登っていくと、解説板の設置された高台に着きます。 六国峠入口から16分ほど、金沢文庫駅から32分ほどで到着しました。 高台にはベンチが幾つか設置されていて、休憩していくのに良さそうな所でした。
高台には「井戸の跡」や石碑が幾つかあるだけで、他に遺構などはありませんが、 解説板には平面図や江戸時代の能見堂の様子が描かれているので、 往時の様子を伺い知ることはできます。 「金澤八景根元地 能見堂」と刻まれた石柱や、 「横浜市指定史跡 能見堂跡」と書かれた標柱も立っていました。
能見堂跡整備について
能見堂は寛文年間(1661〜1673)に、地頭の久世大和守広之が再興した擲筆山地蔵院のことです。 能見堂の歴史は古く、文明18年(1486)には廃絶してなかったと記録にあります。 その後久世大和守広之により再興されて次第に発展したのですが、最も栄えたのは9代目住職道曹の 天明年間(1781〜1788)頃からのようで、「能見堂八景の画図」や「金沢八景詩歌」、「金沢八景案内子」などが、 能見堂から盛んに出帆されています。 能見堂のいわれについてはいろいろの説があり、決め手となる資料がありません。 今のところでは、「江戸名所図会」の「地蔵尊を本尊とする故、六道能化の意によりて、能化堂には作られたりし歟」 とある能化堂から能見堂に変わったと見るのが一番妥当かと思います。 金沢八景と能見堂との関係は、心越禅師による八景の漢詩と、京極無生居士の和歌によって 広く知られるようになったとも云えましょう。 江戸の時代が終わるのと同じように、能見堂も明治2年正月18日の火災により焼失して、その幕を閉じました。 なお、今度の整備にあたっては、「江戸名所図会」と「相中留恩記略」記載の絵図を参考にして、 建物の柱の一を復原しました。復原の考え方は、石段中央を基準にとり、客殿を石段に正対させ、 客殿中央を基準線上に置き、さらに、客殿の東に地蔵堂(本堂)、西に庫裡を配しました。 なお、地蔵堂の規模は、「新編武蔵風土記稿」に二間半四方とあり、この記録を採用しています。 また、庫裡はふたつの図によって規模が異なっていますが、ここでは「江戸名所図会」に従っています。
 (横浜市教育委員会)
能見堂の高台からその先へ進んでいきます。 幅の広い横木の階段を降っていくと、手前から巻いてきた道へ降り立ちます。 ここにも「能見堂緑地ハイキングコース案内」があります。 降り立った所から右手へコンクリート舗装された坂道が分かれて降っていきます。 正面には高台にある広場とそれを巻いていく道が見えています。 このまま尾根道を進んでいってもいいのですが、 案内図によると右手の下に不動池があるようなので、立寄っていくことにしました。
不動池
コンクリート舗装された道を降って左へ曲がっていくと、土の道になってきます。 その先にある幅の広い横木の階段を降っていくと、尾根から2分半ほどで不動池の畔に降り立ちました。 右手すぐの所は住宅地になっています。 池の中に突き出すようにして東屋もあります。 ここにも「能見堂緑地ハイキングコース案内」がありましたが、 これまでに見かけたのよりも広い範囲が含まれていて、 氷取沢市民の森、釜利谷市民の森、金沢自然公園、大丸山、関谷奥見晴台、横浜自然観察の森も描かれていました。 脇には「お不動池」と書かれた標柱も立っていました。
とんびなどの野鳥にえさを与えないでください
野鳥が自分でえさをとれなくなってしまいます。
お弁当やおやつを食べて休んでいるとき、飛んできて迷惑している人がいます。
えさを持っていなくても飛んできて、危ない目にあっている人がいます。
(小さなこ子さんなどがケガをすることがあります)
 (南部公園緑地事務所)
いのちはめぐる
自然にはムダないのちはありません。 一度は土にかえって、ふたたび新しいいのちとしてうまれ変わります。
不動池の生きもの
メジロ、アオジ、ボントクタデ、コサギ、ヤマカガシ、カワセミ、カルガモ、ゴイサギ、キツネノボタン、 セグロセキレイ、ハンゲショウ、コウホネ、アメンボ、ギンヤンマ、スイレン、ヒシ、ウキクサ、オモダカ、 ガマ、メダカ、ゲンゴロウ、テナガエビ、ミズカマキリ、アシ、ギンヤン、フナ、ニホンアマガエル、 アメリカザリガニ、カワニナ、ドジョウ、タニシ、オオフサモ
関ヶ谷不動尊
東屋を過ぎて不動池から住宅地の道路に出て左へ進んでいくと、すぐに「谷津関ヶ谷不動尊」の石柱が立っています。 両脇に立つ「家内安全」と「無病息災」と刻まれた石柱の先に石段が続いています。 脇には「ハイキングコース 鎌倉天園へ」の道標もあって、その石段を指していました。 両側に朱色の手摺が設置された石段を1分ほど登っていくと、関ヶ谷不動尊があります。 境内は狭い所ですが、小さな瀧不動もあります。 脇には石仏も佇んでいて、綺麗な花が手向けられていました。 「奉納 谷津関ヶ谷不動尊」と書かれた赤と白の幟も旗めいていました。 お堂の中を覗ってみると、神社のような白木の社に石仏が安置され、その両側にも石仏が控えていました。
遷座記念
染井、片吹、五字谷戸、研山、関の谷戸の奥深き谷あい、老杉、雑木生い茂り緑濃 き杜に、五十数段の石階の頂、片吹二七四−二番地に谷津関が谷不動尊が鎮座されて いた。創建は不詳だが昔より村人の信仰篤く、毎年一月二十八日に初不動祭りが盛 大に今もなお続いている。境内裏の谷間より滾滾と清水が湧き出し、現在も谷津 川の水源地である。かつては金沢文庫駅一帯までの水田に灌漑用水とされていた。 往時には、刀匠達が滝で斎戒沐浴したとの伝説がある。滝は関東大震災で崩壊した。 境内周辺は四季折々種々の野鳥のさえずりがきかれ、初夏には蛍が飛び交い、秋には 蜻蛉が群れ飛び、小川のせせらぎも聞かれた閑静な素晴しい環境の谷戸であった。 たまたま京浜急行電鉄株式会社の宅地造成により此の地に遷座した。
 (関ヶ谷不動尊)
池の中に石や物等を投げ入れないで下さい
 (谷津関ヶ谷不動尊)
お不動さまのご真言をお唱えしましょう
不動明王ご真言
のーまく さまんだー ばーざらだん せんだー まーかろしゃーだー そわたや うんたらたー かんまん
南無 大日大聖不動明王
小さな池に架かる石橋を渡ってその先へ進んでいくと、すぐに広場に出ます。 左手の先に続く幅の広い横木の階段を登っていくと、一段高い所にある広場に出ます。 そこから左へ曲がって更に横木の階段を登っていくと、関ヶ谷不動尊から2分ほど、 能見堂跡の先の分岐から14分ほどで、能見堂跡から続く尾根道に登り着きました。 登り着いた所には道標が立っていて、右手の道は「鎌倉天園へ」、 左手の道は「能見堂跡・金沢文庫へ」、今登ってきた道は「関ヶ谷不動尊・お不動池へ」となっていました。 左手にはこれまでと同様の「能見堂緑地ハイキングコース案内」があります。 ここは道標に従って、右へと続く広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。
(写真は尾根道に出て左側から進行方向を写したものです)
ベンチも設置されている高台に続く広い尾根道を進んでいきます。 程なくして、正面に集合住宅を眺めながら切通しのような所を過ぎていきます。 尾根の背から一段低い所に続く道を進んでいきます。 横木の階段もあって多少の登り降りはあるものの、幅が広くてしっかりとした道が続いています。 小さな尾根を横切るようにして付けられた切通しでは、壁に小さな穴が開けられていたりもします。 何も入っていない穴もありますが、石仏や御札などが安置されていて、 花束が手向けられたり小銭がお供えされている穴もかなりありました。 そんな穴が点々とあるところをみると、 この尾根道は以前には信仰に関連する道だったのだろうかと思えてきます。
4丁目分岐
関ヶ谷不動尊から尾根に登り着いた所から10分ほど進んで、 輪切りの丸太を模したベンチが道端に並んでいる所まで来ると、 右手に戻るようにして登っていく横木の階段が分かれていきます。 階段の少し先には道標「低区配水池・能見台4丁目へ」が立っていて、その先を指しています。 角にはこれまでと同様の「能見堂緑地ハイキングコース案内」があります。 右手の階段は住宅地へ続いているようですが、このまま広い尾根道を進んでいきます。
6丁目分岐
杉の木が生えるようになった尾根道をその先へ1分ほど進んでいくと、道が左手へと分かれていきます。 角には道標が立っていて、左手へ降っていく幅の広い横木の階段は「能見台6丁目へ」、 正面の道は「鎌倉天園へ」、今来た道は「能見堂跡・金沢文庫へ」となっています。 階段の降り口にはオリエンテーリングのポスト「A」も立っています。 ここは道標「鎌倉天園」に従って、正面に続く広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。
引き続き、広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。 6丁目分岐から3分ほど進んでいくと、手摺の設置された幅の広い横木の階段を右手の高みへと登っていきます。 大きく左へ曲がりながら登っていくと、一段高い所の尾根に着きます。 そこから右手のこんもりとした高みへと踏み跡が分かれていました。 広い尾根道をこのまま真っ直ぐに進んでいっても同じ所へ出ますが、 右手の上には電波塔のようなものが見えていたので、今回は右手の高みへ登ってみました。
広場
斜面に続く踏み跡をひと登りすると、高台にある広場に出ました。 関ヶ谷不動尊から尾根道に登り着いた所から18分ほどで到着しました。 広い尾根のようになった広場の周囲には手摺が設置されていました。 広場の周りには集合住宅が建ち並んでいて風情は今ひとつですが、憩いの場所としては良さそうな所です。 広場の外側に立っている塔は、携帯電話会社の基地局「CV釜利谷東」の電波塔でした。 広場の左手へと進んで端までいくと、高みを越えていく横木の階段が左右に通っています。 正面には、これまでと同様の「能見堂緑地ハイキングコース案内」がありました。 この広場は案内図に黄緑色で示された場所のようでしたが、名前は分かりませんでした。 丁度この真下を横浜横須賀道路が通っているようです。 右手へ降っていくと住宅地へ出られそうでしたが、今回は左手へと降っていきました。
横木の階段を降っていくと、先ほどの所から直進してきた尾根道に降り立ちました。 細木が生える斜面に続く道を進んでいきます。 左手の樹間からは釜利谷地区の街並みを望むことが出来る所もありました。 斜面は明るい感じになっていて、雰囲気のいい道が続いていました。 そんな道を3分ほど進んでいくと、左へ曲がっていく横木の階段を降っていきます。
2丁目分岐
階段を降って、植林帯に続く緩やかになった尾根道を更に進んでいきます。 幅の広い横木の階段を登ったり降ったりする所もありますが、長くは続かないので快適に歩いていけます。 やがて左手の樹間から、横浜横須賀道路の釜利谷料金所が見えてきます。 少し右へ曲がって横木の階段を登るようになると、左右に通る道に出ました。 広場から尾根道に降りてから12分ほど、最初の六国峠入口から1時間13分ほどで到着しました。 正面には道標が立っていて、右手の道は「高区配水池・能見台2丁目へ」、 左手の道は「金沢市民の森・鎌倉天園へ」、今来た道は「能見堂跡・金沢文庫へ」となっていました。 また左手の道を指す標柱「金沢自然公園」も立っていて、 円海山・大丸山周辺緑地ハイキングコースの標識「G5」もありました。 脇にはオリエンテーリングのポスト「D」も立っていました。 鎌倉天園へと続く今回の「六国峠ハイキングコース」は左手の道を進んでいくのですが、 右手の道の先に漏斗状の大きな建物が見えていたので、ちょいと寄り道をしていきました。
能見台高区配水槽
広い道を進んでいくと、すぐに住宅地の道路に出ました。 入口には「能見堂緑地」と書かれた標柱が立っていて、 傍には「能見堂緑地ハイキングコース案内」がありましたが、 これまでよりも広い範囲が含まれていて、不動池にあったのと同じ感じの案内図になっていました。 どうやら、この辺りが「能見堂緑地」の端に当たるようで、 この先は釜利谷市民の森を経て金沢動物園へと続く道になるようです。 先ほどから見えている漏斗状の建物の傍まで行ってみると、 横浜市水道局の「能見台高区配水槽」というようでした。 周囲には柵が設置されていて、配水槽の傍へは行けませんでした。
OLエチケット 自然をたいせつに
1.たべもののあと始末は完全に
2.樹木や耕作物を傷つけないよ
3.ポストはたいせつに
七曲口分岐
手前の分岐まで引き返して、道標「金沢市民の森・鎌倉天園」に従って、 道端に笹が生い茂るようになった道を進んでいきます。 程なくして現れる横木の階段を降っていくと、 緑色の金網柵が現れる手前から、左手の植林帯へと横木の階段が分かれて降っていきます。 2丁目分岐から2分半ほどの所になります。 角に立つ「釜利谷市民の森」の道標によると、左へ降っていく階段は「七曲口を経てバス停へ」、 正面の道は「金杉台・金沢自然公園へ」となっています。 この辺りからが釜利谷市民の森になるようです。 ここは正面へと続く尾根道を更に進んでいきます。
(左手の階段は「釜利谷市民の森」を参照)
緑色の金網柵が続く広い尾根道を緩やかに降っていきます。 柵が終わってなだらかになった尾根道を進んでいきます。 手摺が設置されるようになった坂道を軽く登って高みに着くと、細い道が右手へ分かれていきます。 角の金網に取り付けれた標示によると、右手の道は「この先、行き止まり」、 正面に降っていく道は「金沢自然公園方面」、今来た道は「能見堂方面」となっています。 六国峠ハイキングコースは正面へと降っていくのですが、 右手すぐの所に送電線の鉄塔が見えていたので、ちょいと立寄っていくことにしました。
山火事を予防しよう。
歩行中禁煙
 (釜利谷市民の森愛護会)
サバイバルゲーム厳禁
ここは市民の森です。 他の利用者に迷惑のかかる行為は、厳禁です。
 (市民の森愛護会、横浜市緑政局)
釜利谷料金所
坂道を僅かに登っていくと、金網柵で囲まれた中に、送電線の鉄塔「能見台線No.4」が立っていました。 道は柵の手前から右手へと更に続いていたので、試しに歩いてみました。 鉄塔を右手から巻くようにして降っていきます。 斜面を横切って少し登るようになると金網柵がありました。 扉も設置されていましたが、この時は開放されていました。 柵を抜けていくと踏み跡程度の細い道になってきました。 左手すぐの所に車道を見ながら真っ直ぐ進んでいくと、少し登った先で舗装された所に出ました。 正面にはトイレ設備があり、左手すぐの所には横浜横須賀道路の釜利谷料金所がありました。 トイレ設備は、横浜横須賀道路を通行する自動車に乗る人達のために設置されているようでした。 道はここで行き止まりになっていました。
往復8分ほどで尾根道まで引き返してきて、舗装路になった幅の広い坂道を降っていきます。 程なくして階段を降って車道の脇に降り立つと、 「釜利谷市民の森 周辺案内図」と題した大きな案内図が設置されています。 この付近に広がる、瀬上市民の森・氷取沢市民の森・釜利谷市民の森・金沢自然公園・金沢動物園・横浜自然観察の森などの範囲が載っています。 これから向う鎌倉天園までのハイキングコースも載っているので参考にしましょう。 これと同様の図は横浜市のホームページにも載っているので、印刷して持参すると参考になります。 脇には標識「G6」もありました。 今回はこの図に載っている、こがね台広場・金杉台広場・しだの谷を経て関谷奥見晴台へと向っていきます。
送電線の鉄塔「能見台線No.5」の先に架かる横浜横須賀道路の下をくぐっていきます。 車道に沿って続く道を進んでいくと左側が開けてきて、 金沢八景から横須賀の辺りにかけての街並みや海岸を見渡せる眺めが広がっていました。 奥の方に横たわっているのは、東京湾の対岸にある房総半島でしょうか。 この時は空気が澄んでいたのか、遠くまでよく見えていました。
こがね台広場
やがて登り坂になってくると、コンクリート舗装された道になってきます。 少し左手へ曲がりながら登って高みに着くと土の道になってきます。 そのすぐ左側が、釜利谷市民の森のこがね台広場になってます。 広場とは言っても、尾根が少し広がった程度の所ですが、テーブル・ベンチも設置されています。 振り返ると、先ほどの釜利谷料金所が見えていて、 道路の向こう側には氷取沢市民の森の「なばな休憩所」も見えています。 広場を過ぎてその先へ降っていくと、すぐに左手に戻るようにして道が分かれていきます。 角に立つ道標によると、左手の道は「馬の背広場・金杉谷・バス停へ」、 正面の道は「金沢自然公園へ」、今来た道は「能見台方面」となっています。 また「金沢自然公園」と書かれた標柱も立っていて、正面の道を指しています。
(写真は分岐から振り返って写したものです)
金杉台広場
道標「金沢自然公園」に従って、正面に続く広い尾根道を進んでいきます。 小さな木橋を渡っていくと東屋が建っています。 この辺りが釜利谷市民の森の金杉台広場になります。 こがね台広場と同じ様に、尾根が少し広がった程度の所になります。 東屋の脇には「釜利谷市民の森」の案内板が設置されています。 広場のある尾根の右側には、横浜横須賀道路から分かれた道が続く金沢自然公園駐車場が広がっています。 東屋を過ぎて、その先に続く手摺の設置された坂道を降っていきます。
釜利谷市民の森
市民の森は市民の所有地を期間を定めて緑地として整備し利用するものであります。 したがって期間が満了したとき、または、所有者のやむをえない事情などにより市民の森が廃止されることもあります。 市民の森の利用者はこれらの事情をよく理解し所有者の善意を十分に尊重してください。
にこにこプラザ
金沢自然公園駐車場の脇に続く道を降っていきます。 程なくしてある木橋を過ぎて、その先へ更に降っていくと、 笹下釜利谷道路にある市民の森の入口から続く車道に出ます。 右手すぐの所にあるにこにこプラザバス停まで、コアラバスが運行されています。 日曜日には1時間に8本程度、それ以外は1時間に4本程度の便があります。 左手には金杉橋が架かっていて、街並みを見渡せる眺めが広がっています。 「ハイキング道 能見堂緑地を経て金沢文庫駅方面へ(約70分)」の札が手摺に掛けられていて、 今来た道を指していました。 また標識「G7」もありました。 ここを右折して、金沢動物園の入口へ向って、広い舗装路を登っていきます。
金沢動物園
舗装路を真っ直ぐ進んでいくと金沢動物園があります。 2丁目分岐から30分ほどで到着しました。 今回は動物園には立寄らず、入口の手前から右手へ曲がっていきます。 角には「円海山・大丸山ハイキング案内図」があって、 鎌倉天園まで続く今回の「六国峠ハイキングコース」が載っています。 傍には「金沢自然公園おもしろ自然ルート」の案内図もあるので、 併せて参考にしましょう。
円海山周辺の市民の森案内図
(A)ビートルズトレイル,(B)氷取沢市民の森ルート,(C)氷取沢-いっしんどうルート, (D)光明寺-梅沢山ルート,(E)瀬上市民の森ルート,(F)峯市民の森ルート, (G)六国峠ハイキングコース,(H)金沢市民の森ルートについて、色分けしてルートが示されています。 ルートに沿って点々と設置されている道標には「B1」や「E10」などと場所が記されていて、 案内図との対応が付きやすくなっています。
円海山・大丸山を歩いてみませんか
この一団の緑地帯は横浜市のみどりの七大拠点のひとつに数えられ、 横浜市では貴重なみどりとなっています。 自然の中をのんびりと散策してみましょう。
 (横浜市)
「横浜市のみどりの七大拠点」とは…
拠点場所主な施設等
こどもの国周辺青葉区,町田市 こどもの国,寺家ふるさと村
三保,新治緑区,旭区 三保市民の森,新治市民の森,よこはま動物園,四季の森公園
川井,矢指旭区,瀬谷区 矢指市民の森,追分市民の森,瀬谷市民の森,程ヶ谷カントリー倶楽部
大池,今井,名瀬旭区,保土ヶ谷区,戸塚区 こども自然公園,南本宿市民の森,横浜カントリークラブ,戸塚カントリー倶楽部
舞岡,野庭戸塚区,港南区,栄区 下永谷市民の森,舞岡ふるさと村,舞岡公園
円海山周辺栄区,金沢区,磯子区
鎌倉市
瀬上市民の森,氷取沢市民の森,金沢市民の森,釜利谷市民の森,峯市民の森,横浜自然観察の森,金沢自然公園,鎌倉アルプス,鎌倉カントリークラブ,鎌倉パブリックゴルフ場
小柴,富岡金沢区 富岡総合公園,米軍小柴石油ターミナル,称名寺市民の森,海の公園
道標「しだの谷」に従って、金沢動物園の入口の手前を右折していくと階段があります。 階段の上からは左へと山道が続いています。 その角には標識「G8」があって、左手の道は「横浜自然観察の森・鎌倉天園」、 今来た道は「能見堂緑地」となっています。 「ハイキング順路」や「ハイキング道 天園・鎌倉方面へ」の看板も立っていて、左手の山道を指しています。 手摺が設置された山道を1分半ほど進んでいくと、右へ曲がっていく角から、幅の広い階段が分かれていきます。 脇には先ほどのと同様の「金沢自然公園おもしろ自然ルート」の案内図があります。 オリエンテーリングのポスト「C」もありました。 案内図によると、右手へ曲がって登っていく山道は、「ドングリと昆虫の森」へ続いているようですが、 今回は左手へ分かれて降っていく階段を「しだの谷」へと向っていきます。
しだの谷を歩こう!
このあたりの山間部では、約37種のシダが自生しています。 ここから始まるしだの谷では、もとの地形を活かし、 「雑木林」「崖地」「谷部のスギ林」の3つの環境に見られる主なシダを展示しています。 まわりの環境を見ながら、シダを観察しましょう。 シダについて詳しく知りたい方は、ののはな館までおいでください。 展示室や資料室、相談コーナーで動植物や自然のしくみに関することが楽しくわかります。
お願い事項
ここは金沢自然公園(予定地)です。 みなさんの公園です。 自然を大切にして御利用下さい。
・草木や小動物をかわいがりましょう。
・山火事をおこさないよう注意しましょう。
・ゴミ等の投げ捨てはやめましょう。
お気付きのことがありましたら下記へ御連絡下さい。
 (横浜市緑政局金沢自然公園建設事務所)
しだの谷
1分もしない内に階段は終わって、緩やかな坂道を降るようになります。 日当たりが悪いからなのか、コンクリート舗装された道には緑色の苔が薄っすらと生えていたりもしました。 ののはな館への入口を過ぎて降っていくと、周囲にはシダ類が生い茂るようになります。 この辺りの谷筋一帯がしだの谷になるようです。 道端には解説板が設置されていたりもするので、それらを読んだりしながら、のんびりと歩いていきました。
雑木林のシダ
シダの数は少ないが、いろいろな種類が生育しています。
クヌギ、コナラを中心にしたここの林は、秋に色づき冬に葉を落とす落葉広葉樹林です。 これを雑木林と呼び、むかし、薪や炭などの燃料や堆肥を得るために利用していて、 ひとびとの生活と深く結びついていました。 林床には、ヤブラン、リュウノヒゲなどの地被植物の中に、 ベニシダ、ヤマイタチシダ、クマワラビ、ミゾシダ、イノデ、ホシダ、イヌワラビなどが生育しています。
崖地のシダ
シダだけが成育し、他の草本類が見られません。
この付近の崖をよくみると、表土が削られ岩のような土層(上総層)が露出していることがよくあります。 このように土のすぐ下が固い層だったり、沢沿いの露岩や急傾斜地などでは、 深く根をはる木や草が育ちにくく、シダだけが生育することがあります。 このようなシダとしては、コモチシダ、ミツデウラボシなどがありますが、 ここではさらにジョウモンジシダが混ざることが特徴です。
谷部のスギ林のシダ
明るさと湿度によってシダの種類もかわります。
少し暗い林ですね。木の種類も太さも皆同じようです。 ここは、人工的に植林したスギ林です。 スギは深い緑の葉を一年中つけ(常緑針葉樹)、林の中に入ろうとする日光をさえぎります。 そのため、日照を必要とする他の植物は育ちにくく、 暗くて水分の多いこの谷では、リョウメンシダが群落をつくっています。 その他、イノデ、ベニシダ、ヤマイタチシダ、ミゾシダなどが混ざって生育しています。
谷の中ほどまで進んでいくと、ベンチや解説板などが設置された所があります。 ここで道が左右に分かれています。 左はののはな館への道なので、今回は右へ続く木道を進んでいきます。
金沢自然公園は、動物園、植物区、おもしろ自然林の3つのエリアから成っていて、 この「しだの谷」はその中の「おもしろ自然林」に含まれています。 「おもしろ自然林」にはこの谷の他に、「ドングリと昆虫の森」や「さくら山広場」などがあります。
金沢自然公園 おもしろ自然林
金沢自然公園「おもしろ自然林」は、 自然の地形と豊かな雑木林を活用した自然の中の「博物館(オープンミュージアム)」です。 たくさんの、そして魅力あるウォッチングポイントも用意しました。 美しいもの、珍しいものはもちろん、ありふれた自然の中に、自然の良さを発見できるよう工夫しました。 木の草も水も土も含めた自然そのものですから、みなさんの好きな昆虫も、たくさん見つけられるでしょう。 四季を通して美しく豊かな雑木林ウォッチングを、お楽しみください。
「しだの谷」のシダについて
もともとこの谷は杉林でした。 そして、その林床はほとんどが鮮やかな緑のリョウメンシダが覆っていました。 そして命名されたエリアの名前が「しだの谷」。 その後台風や雪害で杉が全滅。 その後もう少し多様性のある谷にしようと、落葉広葉樹を主に植栽しました。 リョウメンシダにとっては過酷な環境になったと思われますが、 落葉樹により、肥沃な土が出来、少しずつ植相も代って、シダの種類も増えました。 今回ボランティア団体「アマナの里を守る会」の協力を得て、 シダ植物の名前札をつけることが出来ました。 シダに興味のある方にとっては大変な朗報だと思います。
「しだの谷マップ」の配布について
シダの谷のどこにどんなシダがあるかを記したマップと初心者用のワークシートを準備しました。 ののはな館で「シダの谷マップ」といっていただればもらえます。
 (ののはな館)
谷筋の湿地に敷かれた木道を通っていきます。 絶滅危惧種の水生植物「タコノアシ」を育てている水辺もあったりしました。 設置されている解説板を読んだりしながら歩いていきました。
湿地を彩る植物たち
湿地の足もとは、水分の多い土壌を好む植物の天国です。 1年中さまざまな色・形をした花や、美しい実を見ることができます。
ニリンソウ 和名の二輪草は、2個の花をつけることによりますが、1個または3個つけることもあります。
ツボスミレ 山野の湿ったところに生えます。花は白く、径1cmくらいで、紫のすじがはいっています。
イワタバコ 和名の岩煙草は、湿った岩壁に生え、葉が煙草の葉に似ていることから名付けられました。
ヤマアジサイ 湿った林や沢沿いに生えます。花の色は白や淡い青、時に紅色を帯びるものもあります。
ハンゲショウ 水辺に群生し、臭気があります。花のころ、上部の葉1〜2枚が白くなります。
ウバユリ 花盛りのころに葉が枯れてなくなることから、歯なし(葉なし)の姥にたとえてこの名がつきました。
ツリフネソウ 茎はやや赤みを帯び、紅紫色の花は吊り下がる船形の花器に似ています。
ヤブミョウガ 山地の林内などに生え、ミョウガに似た葉を茎のなかほどに6〜7枚集めてつけます。
ボントクタデ 花穂の先がたれてまばらに花をつけ、茎は紅紫色に染まります。
カラスウリ 林のふちなどにツルをからませ、秋から冬にかけて赤く熟した実を吊り下げます。
フユイチゴ 冬の紅葉と赤い実がきれいです。実が落ちても、赤い花托がいつまでも残ります。
アブラチャン 葉に先立って開花します。和名は実や木の皮、材に油を含むことから名付けられました。
谷筋に続く木道を3分ほど進んでいくと、正面に幅の広い階段が現れます。 鉄道の枕木のようなもので出来た階段で、歩き易くなっていました。
おもしろ自然林でバードウォッチング
この森には、いろんな鳥がやってきます。 夏鳥といわれる鳥は、初夏に南の国からやってきて秋に帰っていきます。 冬鳥は秋に寒い国からやってきて、春に帰ります。 一年中いる鳥もいます。 まずは鳥を見つけてみましょう。 鳥を見つけたら、解説のイラストや鳴き声の説明などを参考にして、名前を当ててください。 そうすればだんだん鳥が好きになり、鳥のことがよくわかるようになってきます。 鳥が好きになったら、きっとこの森の自然のことも、もっとおもしろくなりますよ。
モズ 尾、翼は黒褐色。目を通る黒い帯が目立つ。「キイー、キイー、キチキチ」などとさえずる。
ルリビタキ 上面の頭から尾まで青色。わきは黄橙色。「キョロキョロキョロリ」とさえずる。
ホオジロ 顔は白と黒の模様。胸からわきは赤褐色。地鳴きは「チチッ、チチッ」と2声ずつ鳴く。
ジョウビタキ 翼には白斑がある。下面、腰、尾は赤褐色。「ヒッ、ヒッ」とよく通る声で鳴く。
アカハラ 胸からわきにかけて黄橙色。上部は暗い緑褐色。「キョロン、キョロン、チリリ」という単純な節回しを繰り返しさえずる。
ウグイス 上面は暗褐色。灰白色の眉斑がある。地鳴きは「チャッ、チャッ」さえずりは「ホーホケキョ」
シジュウカラ のどから腹への太い帯は黒色。ほおは白色。「ツーピーツーピー」などと繰り返しさえずる。
ヒヨドリ 全体が黒い青灰色。ほお、耳羽は褐色。「ピイーヨ、ピイーヨ」などと大きな声で鳴く。
キジバト 背と翼には、うろこ模様がある。首に濃い青色の横じま模様がある。「テテッポーポー」と低い声で鳴く。
カワラヒワ 尾は凸型で両側が黄色い。くちばしは淡い桃色。「キリキリコロコロ」と鳴き交わしながら飛んでいく。
コゲラ 背、翼には白い横斑がある。わきから腹にかけて濃い縦斑がある。「ギィー」ときしるような声で鳴く。
メジロ 目のまわりが白い。胸からわきは、淡い紫褐色「チィー」と甘えるような声で鳴く。
アオジ 頭からほお、首の後ろが灰緑色。目先とくちばしの周囲が黒い。地鳴きは「ツッ、ツッ」。
ツグミ 翼上面が赤褐色。胸に黒い斑がある。「ケスッ、ケスッ」と鳴きながら飛び去る。
1分半ほどで階段を登り切ると、横浜横須賀道路のすぐ脇に続く広い土の道に出ました。 その角には標識「G11」があって、左手の道は「横浜自然観察の森・鎌倉天園」、 右手の道は「氷取沢」、今登ってきた階段は「金沢自然公園・金沢文庫」となっています。 「円海山・大丸山ハイキング案内図」もあるので参考にしましょう。 「←金沢動物園・自然観察の森・天園」や「氷取沢市民の森→」の標識もありました。 ここは鎌倉天園を目指して、車道沿いに続く広い土の道を左手へと進んでいきます。
横浜横須賀道路釜利谷ジャンクション内で行われている横浜環状南線の工事案内板も設置されています。 その工事に伴って、金沢市民の森にある清戸の広場方面へのハイキングコースの通行止めが掲示されています。 平成15年7月下旬〜平成22年3月下旬まで通行止めとのことです。 透明ケースには「円海山・大丸山マップ」が入れられているのですが、この時には空になっていました。
ひょうたん池分岐
金沢動物園の入口への道を左手に分けて、更に真っ直ぐ進んでいきます。 次第に高架になってくる車道の袂を進んでいくと、 道端に赤色や淡い桃色のツバキが沢山生えていました。 そんな中を降り気味に進んでいくと、しだの谷から登り着いた所から6分ほどで分岐があります。 金沢動物園の入口から22分ほどで来られました。 角には標識「G12」があって、右手の道は「横浜自然観察の森・鎌倉天園」、 正面の道は「野村住宅・横浜自然観察の森」、今来た道は「金沢自然公園・金沢文庫」となっています。 また別の道標もあって、右手の道は「鎌倉天園」、 今来た道は「金沢自然公園・金沢市民の森」となっています。 ここにも先ほど見かけたのと同じような工事案内板が設置されています。 右手の道はひょうたん池の手前から清戸の広場を経て武相国境尾根へと続いていますが、 今回は正面の道から関谷奥見晴台へと向っていきます。
正面に続く広い道を1分ほど進んでいくと、コンクリート敷きの階段が現れます。 この先の横浜横須賀道路に架かる釜利谷陸橋までの間には緩やかな所もありますが、 概ねは階段を登ったり降りたりの繰り返しになります。 しかし、各々の階段はそれほど長くはないので、疲れ切ってしまうようなことはありません。 階段の角には木の四角柱が埋め込まれていて、歩き易くなっています。 展望などは得られませんが、所々にはベンチなども設置されていて、快適な道が続いています。 途中には動物園の裏口になっていた金網柵もありますが、今では使われておらず閉鎖されています。 分岐などは特になくて、分かりやすいコンクリート敷きの広めの道が続いています。
釜利谷陸橋
最後に数10段の階段を登って高みを越えていくと、次第に正面が明るくなってきます。 ひょうたん池分岐から10分ほど進んでいくと、横浜横須賀道路の上に釜利谷陸橋が架かっています。 手前には道標が立っていて、陸橋の先は「鎌倉天園」、今来た道は「金沢自然公園」となっています。 陸橋の手前から左手へ降っていく幅の広い階段もありますが、それを指す道標類は見かけませんでした。 脇には標識「G13」が立っています。 ここは釜利谷陸橋を渡って、向こう側に見えている尾根へと向っていきます。
14番鉄塔
釜利谷陸橋を渡って、左手に続く幅の広いコンクリート製の階段を登っていきます。 振り返ると、東京湾や対岸の房総半島などを見渡せる眺めが広がっています。 一旦途切れた階段の先に再び現れる階段を登り切ると、その先には山道が続くようになります。 広めでしっかりとした山道を2分ほど進んでいくと横木の階段が現れますが、 横木の間には天板が取り付けられていて、とても歩き易くなっていました。 階段を登り切った右手に、送電線の鉄塔「中野町線No.14」が立っていますが、 周囲は金網柵で囲まれていて、近づくことは出来ません。
西金沢中学校分岐
鉄塔を過ぎて、緩やかになった尾根道を進んでいきます。 天板付きの横木の階段を降って、緩やかになった道を進んでいくと、鉄塔から1分半の所に分岐があります。 角には標識「G14」があって、左へ分れていく道は「西金沢中」、 右手へ曲がりながら続く道は「関谷奥見晴台・鎌倉天園」、 今来た道は「金沢自然公園・金沢文庫」となっています。 ここは右手へ曲がっていく尾根道を進んでいきます。
(左手の道は「金沢市民の森」を参照)
釜利谷西小学校分岐
少し登り坂になってきた尾根道を30秒ほど進んでいくと、右側に金網柵がありました。 その先を覗いてみると、僅かな踏み跡が降っていくようでした。 ひょうたん池のある谷筋へ降りて行かれるようでした。 その踏み跡を見送って軽く登っていくと、釜利谷西小学校分岐から3分ほどで分岐があります。 脇の樹木の袂には壊れて支柱だけになった道標に、標識「G15」の紙が貼り付けられていました。 金沢動物園の意味でしょうか、「ZOO」と書かれた板切れも取り付けられていて、今歩いてきた道を指していました。 左手の道は釜利谷西小学校の辺りへ降りて行かれますが、このまま正面の尾根道を進んでいきます。
(左手の道は「鎌倉アルプス」を参照)
火の始末 山に来るたび 歩くたび
たばこはよく消して!!
 (横浜市、市民の森愛護会)
関谷奥見晴台分岐
広めで歩き易い尾根道を緩やかに2分ほど登っていくと分岐があります。 脇には草木に埋もれ気味になった道標があって、 左手の道は「鎌倉天園ハイキングコースへ」、右手の道は「金沢市民の森広場へ」、 今来た道は「金沢自然公園へ」となっています。 左手の道は関谷奥見晴台のある高みを巻いて、武相国境尾根へと続いていますが、 今回は右手の道から関谷奥見晴台へと向っていきました。
関谷奥見晴台
天板の取り付けられた横木の階段を登っていくと、 オリエンテーリングのポスト「J」が立っています。 そこを過ぎていくと、すぐに高台に着きました。 中ほどに立つ大きな標柱「H7」に「関谷奥見晴台」と書かれています。 釜利谷陸橋を渡ってから13分ほどで到着しました。
お知らせ
安全で快適な市民の森利用に供するため、金沢市民の森広場等に施設整備を行います。 工事期間中ご迷惑おかけ致しますがご協力よろしくお願いいたします。
作業日 平成21年2月16日〜平成21年3月27日 作業時間8:0〜17:00
作業場所 関谷奥見晴台
注意事項 ・作業周辺にはカラーコーン等設置いたしますが、近寄らない様お願いいたします。
・足場が悪い所も有りますので、足元に注意して下さい。
・一部作業の間、見晴台に入れない期間がございます。
・安全作業に努めますので、ご協力宜しくお願い致します。
 (横浜市環境創造局緑事業課、施工業者)
小広くなった関谷奥見晴台にはテーブルやベンチが幾つも設置されていますが、 この時には整備工事が進められていて、囲いがされていました。 東側が開けていて、横浜方面を遠望することが出来ます。 景色を眺めながら、ここでひと休みしていきました。
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