舞岡公園
散策:2009年02月中旬
【里山散歩】 舞岡公園
概 要 舞岡公園は横浜市の戸塚区から港南区にかけて広がる自然公園で、舞岡ふるさと村や舞岡ふるさとの森とも隣接しています。 谷戸田を取り巻くようにして森や丘が続いていて、小谷戸の里を中心として保存活動が続けられている里山です。 今回は南側の尾根筋から公園に入って、丘を越えて舞岡台へと降っていきます。
起 点 横浜市 明治学院大学南門バス停
終 点 横浜市 坂下口バス停
ルート 明治学院大学南門バス停…舞岡南の橋…こぶし広場…けやき広場…舞岡公園詰所…もみじ休憩所…ばらの丸の丘…東門…小谷戸の里…舞小谷戸屋…旧金子家住宅主屋…ミニミニ博物館…炭焼小屋…やとひと情報館…きざはし池…北門…葦原…宮田池…さくらなみ池…畑地…舞岡町小川アメニティ…坂下口バス停
所要時間 1時間30分
歩いて... 切り開かれた尾根に建設中だった橋は既に完成していて、 脇に架けられていた仮設橋は取り外されていました。 道路建設の禍から免れたと思っていたシイの大木は、移植の検討事業が進められていました。 前日に吹いた春一番の影響なのか、のんびり歩いていても汗が出てくるほどの陽気でした。
関連メモ 舞岡ふるさと村, 舞岡ふるさと村, 舞岡公園, 舞岡公園, 舞岡公園, 舞岡公園, 舞岡公園, 舞岡公園, 舞岡公園,
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コース紹介
明治学院大学南門(めいじがくいんだいがくみなみもん)バス停
戸塚駅(JR東海道線)の東口から、明治学院大学南門行きバスにて12分、 週末には1時間に4本程度の便があります。
バス停からその先へと続く坂道を緩やかに登っていきます。
緩やかな坂道を登り切ると、道が二手に分かれています。 どちらの道を行ってもいいのですが左手の方が近道なので、今回は左手の道を進んでいきます。 建設中の幸ヶ丘自治会館の前を過ぎていくと、送電線の鉄塔「吉田線No.21」が立っています。 KDDIの下永谷局やNTTドコモのCV日限山の無線設備を過ぎていきます。 作業場への道を右手に分けて「車両通行止」の標識を過ぎて舗装された道を緩やかに降っていきます。 以前には笹竹の生い茂る狭い道だったのですが、今では開けた感じのかなり広い道になっています。
舞岡南の橋
金網柵沿いに緩やかに降っていくと、車止めの先で高台に出ます。 以前には舞岡公園へと続く尾根道が通っていた所ですが、 今では「都市計画道路 桂町戸塚遠藤線」の建設のために切り開かれて分断されてしまい、 尾根道はなくなってしまいました。 2年ほど前に来た時にはかつての尾根道の脇に仮設橋が架けられていたのですが、 この時には「舞岡南の橋」が既に完成していて、仮設橋は取り外されていました。 橋の下には4車線の道路が通っていました。
舞岡南の橋を渡り終えると、右手にスダジイの大木があります。 その袂には庚申塔が佇んでいて、尾根道を行き交う人々を見守っていたのですが、 この時には樹木の周囲が金網柵で囲まれていて、その存在は確認出来ませんでした。 貼り紙によると、「都市計画道路 横浜藤沢線」の整備に伴って、 シイの木の移植の検討事業が行われているようでした。 袂にあった庚申塔も一緒に移されるのでしょうか。 道路建設の禍から免れたと思っていたのですが、どうやらそうではなかったようです。
後日に訪ねてみると、庚申塔は舞岡南の橋の傍に移設され、解説板も設置されていました。
(「舞岡公園」を参照)
かつての尾根道を左手へ進んでいくと、すぐの所から右手へ分れていく道がありました。 以前にはありませんでしたが、公園整備の一環なのか、一時的な道なのかは分かりませんでしたが、 金網柵が開けられていて、その先へ誘うようにして柵が続いていました。 尾根道をそのまま進んでいくと、すぐ先が舞岡公園の入り口になっていて、 「さくら休憩所」や「おおなばの丘」があるのですが、 立入禁止の標識は見かけなかったので、どんな様子なのかと思って、ちょいと歩いてみることにしました。
笹竹の生い茂る道でしたが、道の部分は刈り払われていて歩き易くなっていました。 軽く登って僅かな高みに着いてその先へ降っていくと、道が二手に分かれている感じの所がありましたが、 左手に続く道を降っていきました。
笹が生い茂る雑木林に続く道を降っていくと、大きな樹木を過ぎた先で車道に出ました。 出口には鉄線柵が設置されていました。 こちらからは入って来れないような雰囲気でした。 出た所は「けやき広場」と「おおなばの丘」の間を降ってくる車道になっていて、 左手には「おおなばの丘」へ登っていく横木の階段がありました。 道路向かいには「舞岡公園」の標柱が立っていて、 「けやき広場」や「こぶし広場」へ登っていく散策路がありました。 今回は正面の石畳になった散策路を登っていきました。
こぶし広場
両側に植え込みが続く石畳の階段を折れ曲がりながら登っていくと、 「けやき広場」と「こぶし広場」の間に出ました。 右手にあるこぶし広場は少し窪んだ遊水池になっていて、周りを散策路が巡っています。 散策路に沿ってベンチが幾つも設置されていて、ひと休みしている人達も見かけました。
舞岡公園遊水池
この広場は遊水池になっており、大雨のとき雨水を一時貯水して下流へ少しずつ流し、 河川の氾濫を防ぐ大切な役目をします。
貯水量510.0立方m 水深0.30m 貯水面積1678.0u
 (横浜市緑政局、中部公園緑地事務所)
けやき広場
けやき広場は草野球が出来そうなほどの広さがあります。 この時には家族連れがキャッチボールをしていました。 猫に関する貼り紙もありました。 時間帯によるのかも知れませんが、 何度となく来ている舞岡公園ですが、この公園で猫に出会ったことはほとんどありません。
公園で猫の世話をされている方へ
公園はみんなが使用する公共の場所です。 誰もが快適に過ごせるよう、いろいろな配慮が必要です。
1 無責任なえさやりは迷惑です。絶対にやめてください。
2 猫の家やダンボールなどは設置しないでください。
3 今世話をしている猫をこれ以上増やさないために、必ず不妊去勢手術をしましょう。
 (中部公園緑地事務所、戸塚福祉保健センター生活衛生課)
舞岡公園詰所
けやき広場の脇に舞岡公園詰所があって、トイレも併設されています。 傍には「舞岡公園周辺案内図」があるので参考にしましょう。
舞岡公園憲章
私たちは横浜市の原風景である谷戸を愛する市民です。 舞岡公園は、水や土、それに私たち人間をはじめとする生きとし生けるものの調和によって 成り立ってきた谷戸の景観をとどめています。 この緑あふれる谷と丘を良好に維持保全し、ながく後世に引き継ぐことを目的としてここに憲章を定めます。
・私たちは、舞岡講演で自然とふれ合い、様々な生き物たちと共にあることを大切にします。
・私たちは、谷戸で受け継がれてきた文化や農体験を大切にします。
・私たちは、舞岡公園を市民の手づくりによる市民のための公園にします。
ここ舞岡公園には四季の移りかわりを楽しませてくれる草花や木があり、さまざまな生きもとたちがすんでいます。 この大切な動植物たちの営みを末永く保ちつつ多くの人たちが楽しめるよう、 次のことにご協力くださいますようお願いいたします。
・火の使用はできません。(公園の催しを除く)
・ゴミは持ち帰る。
・大きな音を出さない。(音楽等は迷惑にならないように)
・動植物をとらない、持ち帰らない。
・ペットなどの生き物を捨てたり、草花や樹木を無断で持ち込んだりしない。
・道をはずれない。(貴重な動植物をふんだりおどろかせたりすることがあります)
・生き物にエサをやらない。
 (横浜市南部公園緑地事務所)
もみじ休憩所
けやき広場の先に架かるばらのまる橋を渡っていきます。 左手から登ってくる道を合わせてその先へ進んでいくともみじ休憩所があります。 文字通り、紅葉の木が植えられている広場で、東屋も建っています。 ここで右手へと道が分れていきますが、今回は東屋の左手の先へ続く散策路を降っていきます。
ばらの丸の丘
雑木林の中に続く散策路を降っていくとばらの丸の丘があります。 春には桜が綺麗に咲く所ですが、この時には冬枯れの季節だったので殺風景でした。
東門
ばらの丸の丘の左手に東門があります。 舞岡公園の中でも、夜間の立ち入りやペットを連れての立ち入りが禁止されている区域になります。 この東門の他に、同様の南門と北門があって、三箇所から入ることが出来ます。 今回はこの東門から入って北門へと向っていきました。
お知らせ
ここより先は野生動植物の保護及び自然環境を維持して行くため、 犬(補助犬を除く)等を連れての立ち入りはできませんのでご協力をお願い致します。
公園門(東・南・北)内の利用時間
  夏期間(4月〜10月)… 8:30〜19:00
  冬期間(11月〜3月)… 8:30〜17:00
なお、野生動植物の保護及び自然環境の維持のため、夜間は公園門の開閉を上記の時間で行います。
 (横浜市環境創造局南部公園緑地事務所、舞岡公園田園小谷戸の里管理運営委員会)
両側に笹が生い茂る広めの道を進んでいくと、横木の階段を降るようになります。 幅が広くて歩き易い階段になっています。 一旦途切れて再び始まる階段を降っていくと谷戸に降り立ちます。 耕作体験水田がある所で、この時には粗おこしが終わった田んぼもあって、 田植えの準備が進められているようでした。
谷戸の左手の一段高い所には広い散策路が続いていますが、 今回は田んぼの脇に続く水路沿いの小径を歩いていきました。 途中には休憩舎などもあって、ひと休みしている人達も見かけました。 水路でオタマジャクシを捕ったりして遊んでいる子供もいました。 少し進んでいくと、左手の散策路へ登っていく道があります。 散策路を横切った先に「小谷戸の里」があるので立寄っていきました。
ちょっとまって!
いつまでもこの豊かな自然を楽しめるように次のことにご協力ください。
☆植物をとらない。
☆生きものをつかまえてもち帰らない。
☆園路以外の所に入らない。
また、ペットを放したり植物を持ち込むことも、ここの生きものたちの生活を乱すことになります。
小谷戸の里
板敷きになった坂道を登っていくと、「小谷戸の里」の表札の掛かる門があります。
"小谷戸の里"休館日
毎月第3月曜日(祝日の場合はその翌日)
開館時間 : 午前9時〜午後5時
年末年始の休み : 12月29日〜1月3日
 (舞岡公園田園・小谷戸の里管理運営委員会)
「舞岡公園へようこそ」
ここ舞岡公園は、市内でも残り少なくなった昔ながらの田園風景が残され、 横浜の特徴的な景観である谷戸の地形をいかした公園です。 田んぼや畑、雑木林などの農的自然を四季折々に育み続け、 そこに息づく生きものたちへの心配りも大切にし、 さまざまな生きものが織りなす豊かな自然の営みが末永く続くことを願って開設されました。 ここで多くの市民の汗と創意が何よりも重んじられています。 横浜市環境創造局と市民団体が、1993年6月の開園までの約10年間、 他にほとんど例のない公園の維持と運営に向けて少しずつ試行錯誤を重ね、 その成果が実りさまざまな工夫と知恵が活かされて現在にいたっています。 公園内の「田園体験区域」では、田や畑の農作業、雑木林の維持作業、自然観察会、炭焼き、わら細工、 季節の行事などが行われています。 ここの管理運営を行っているのが「舞岡公園田園・小谷戸の里管理運営委員会」です。 指定管理者としてさまざまな事業を行っており、作業参加のボランティアの方々や、 散策の市民の歓声や笑い声がいつも絶えない日常です。 茅葺き屋根の古民家では、竃の煙が立ち上り、敷居を一歩またぐとそこにはもう明治・大正時代にタイムスリプ! 囲炉裏や太い大黒柱がピカピカに黒光りしている佇まいは、そこにいるだけで身体全体が「ほっ!」とします。 ボランティアとして会の活動を支えている登録者は約400口。登録内容も多種多様。 登録関連諸経費として年間2000円と3000円のどちらかを選択し、登録時に支払います。 他に主に資金面で協力してくださる登録もあります。 内容は、田んぼ・雑木林・畑・古民家・農芸・会報編集・生物環境・谷戸学校・こども谷戸教室・親子自然教室などがあります。 谷戸学校は、会の運営を担うスタッフ(指導員)の養成を目的にした1年間の講座で、座学と実習があります。 作業を共にして一緒に流す汗は、それだけで心をなごませ会話が弾みます。 老若男女どなたでも参加できます。 お気軽に声をかけてください。
小谷戸屋
小谷戸の里の門から中へ入っていくと、 舞岡公園田園・小谷戸の里管理運営委員会事務所の前に小谷戸屋があって、 ボランティアの方々が作られた品物が売られています。 この時には、米ぬか・草木灰・もみ殻・竹炭・竹トンボ・わら馬・ポックリ・草鞋などが販売されていました。 また、舞岡公園開園15周年記念の手ぬぐいも販売されていました。 古民家・鳥類・昆虫類・魚類・稲・狸・蛙・草花などの絵があしらわれた図柄になっていました。
小谷戸屋はこんな店
私達は、横浜の原風景である谷戸を愛し、いつまでもこの姿を残し育んでいきたいと考えておりますが、 現実の自然環境保全の活動は大変です。 当店では、ボランティアの方々の苦心作を取り扱っておりますので、 皆様のカンパによるご利用が頂ければ幸いです。 ご厚志は、全額当公園の維持運営の一助とさせて頂きますのでよろしくお願い申し上げます。
−お知らせ−
小谷戸屋の品は、ボランティアが作製しております。 また、公園内の産物は園内の行事や整備等に使うことを基本としており、 余った物を小谷戸屋の品の材料としています。 そのため、ご好評の品がいつも揃えられるとは限りませんので、どうぞご了承ください。
小谷戸屋の品物(竹細工・ワラ細工・竹炭焼き・などなど)を作るボランティア募集中
継続的に作る意思のある方なら、初心者でもお教えします。 詳しくは事務所まで。
旧金子家住宅主屋
小谷戸屋を過ぎて奥へ進んでいくと、古民家「旧金子家住宅主屋」があります。 2年ほど前に葺き替えられて真新しい淡い色をしていた茅葺き屋根も、すっかり落ち着いた色になっていました。 庭には白梅や紅梅が咲いていて、いい匂いを漂わせていました。
古民家 懐かしい明治後期の古民家「旧金子家住宅主屋」
明治後期に建築されたと思われる旧金子家住宅主屋は、戸塚区品濃町にあったものを平成7年6月に 納屋なども含めて舞岡公園小谷戸の里に移築し、復元したものです。 建築様式は、木造平屋建て、寄棟茅葺屋根で、平成7年度に横浜市認定歴史的建造物に指定されました。 間取りは整形四間取りと呼ばれ、8畳の部屋を4室、田の字に並べたもので、 間仕切りにはすべて戸・障子が用いられて開放的になっています。 こうした間取りは、江戸時代末期から明治初期にかけて座敷で蚕の飼育をしたために、 間取りの壁を取り払った結果できたものと考えられています。
人生は七十才より
七十才にてお迎えあるときは 今留守と言へ
八十才にてお迎えあるときは まだまだ早いと言へ
九十才にてお迎えあるときは そう急がずともよいと言へ
百才にてお迎えあるときは 時機を見てこちらからボツボツ行くと言へ
主屋へ入っていくと、板の間の囲炉裏の上には天井から自在鉤が下がり、鉄瓶が掛けられていました。 土間にはカマドやミノなどがあって、その昔の生活の一端を偲ぶことが出来ます。 壁には、舞岡公園開園10周年を記念して、2002年9月に古民家で行われた結婚式の写真が掲げられていました。 白い角隠しをした和服姿の花嫁行列の写真でした。 雛祭りの季節が近づいてきたようで、この時には奥の間に雛段が飾られていました。
ミニミニ博物館
古民家の一角にミニミニ博物館があります。 この辺りに生息している鳥や小動物や昆虫などが展示されていました。 また往時の金子邸を紹介した記事も掲示されていて、 周辺や家屋の写真や間取り図などが紹介されていました。
谷戸奥で静かな佇まいを見せる金子巌家
横浜には丘陵が多い。 そのためにまた、谷戸のような地形も多く、その奥に住居が営まれることがある。 谷戸というのは、関東・東北地方太平洋岸の溺れ谷によく見られる低湿地のことで、 ここでは水田農業が比較的早い時代に定着した。 また、谷戸に接する台地の先端には泉がある場合が多く、早くから集落が形成されたりもした。 金子家も谷戸奥にある住居の一つの例である。 このお宅は横浜新道から少し入った所にあり、一つの谷戸の一番奥に位置する。 屋号をアライノヤト、あるいはムカイノヤトと言い、今でもそれらが使われているという。 旧地名は鎌倉郡川上村品濃と言った。 敷地は西・南・北の三方を山に囲まれ、昔は静かなたたずまいを見せていたことだろう。 林にはナラやクリなどの雑木類が多く、昭和二十七年の春まで炭を焼いていたという。 今では西側には川上団地が迫り、その景観の価値をだいぶ減じているが、 かたや自分の庭はないが派手な都市生活者の住む団地と、 かたや広い庭を持ちながらも地味な生活を営む農家とが好対照をなす。 敷地内には北側に主屋が置かれ、南側には家族が食べるだけの野菜を作る畑があり、 その他の場所には観賞用の草花が植えられている。 …(以下略)…
炭焼小屋
古民家の裏口から出て山際に続く小径を進んでいきます。 広場の脇を過ぎて水路沿いに進んでいくと、小さな木橋の先に炭焼小屋があります。 奥には煉瓦製の「竹炭焼き窯」、手前には「ドラム缶窯」がありました。 奥の窯は「本格的な炭焼窯」とのことで、桜・楢・櫟などを炭材として、 連続約70時間で焼き、炭材800kgに対して約200kgの焼き上げ量になるようです。 ドラム缶窯の方は、煙突を取り付け石油缶のかま口で蓋をして、口焚きをするようでした。
やとひと情報館
小谷戸の里を後にして、谷戸に続く散策路をその先へ進んでいきます。 小谷戸池を過ぎていくと、水車小屋の先にやとひと情報館があります。 舞岡公園の一年の移り変わりや作業などが紹介されています。 また1993年から毎年恒例になっている「案山子祭り」の優賞作品の写真や、 小谷戸の里で行われた結婚式の写真などが展示されていました。
やとひと情報館
「雑木林」や「里山」と言った言葉が最近流行っている。 農的な営みの中で成立してきた人の手の入った自然−雑木林−は、 その分だけ「親しみ」や「懐かしさ」を感じることが出来る等、 雑木林の魅力については様々な方面で論陣が張られ讃歌されている。 ここ舞岡公園での雑木林の価値も、田んぼの水の水源として、 生き物の生活の場として、その他いろんな必要性・魅力があげられるのは言うまでもない。 しかし、あえて一言で言うなら「それがあることで、自分が、地域が、世の中が元気になる」存在なのである。 例えば、1年間の雑木林活動を示した図「雑木林の曼荼羅」を見れば、 この公園での市民の元気さが伝わってくるはず。 今、夢でも幻でもなく現実のものとして見事な曼荼羅が広がっているこの雑木林に、 市民が始めて鎌をいれたのはいつのころか。 改めて雑木林の持つ「関わり続けていく面白さ」を感じないわけにはいかない。
さあ、胸を張って謂おう! 「雑木林はわたしたちのまちの恋人!!
きざはし池
やとひと情報館の正面にあるきざはし池の道脇には、 超望遠レンズを付けた一眼レフカメラやデジスコを三脚に乗せた人達がずらりと並んでいました。 バードウォッチングをしていたようで、池の奥の林にいる小鳥を見つけてはシャッターを押していました。 外来種であるタイワンリスによる被害が広がっているようで、掲示板に新聞記事が載せられていました。
金沢動物園 タイワンリス"乗っ取り"
タイワンリスによる巣箱の"乗っ取り"が目立ち始めたのは5年ほど前から。 園内の植物区(約3000平方メートル)では、巣作りの場所を確保できないシジュウカラやヤマガラといった小鳥のため、 10年ほど前から巣箱を設置している。 毎年5、6個を地上から約3メートルの高さに設け、営巣した小鳥が順調に繁殖していたという。 それが今春は、5個設置した巣箱のうち、2個がタイワンリスの被害に遭った。 巣箱の直径3センチほどの入り口の穴をかじって広げてすみ着き、 中にいたヒナを食べてしまったケースもあった。 外来種に指定されているタイワンリスは駆除しても問題ないというが、 「それはなかなかできない」と植物区担当さん。 動物園に隣接する「横浜自然観察の森」では、ブリキ板や空き缶のアルミ板を巣箱の表面に張って かじれないようにして被害を防いでいるという。
 (神奈川新聞2008年4月10日)
北門
きざはし池を過ぎていくと北門があります。 ここにも東門と同じ「お知らせ」が掲げられています。 この左手の丘は中丸の丘で、舞岡公園の谷戸や谷向かいのばらの丸の丘などを見渡せます。 以前には菜の花の咲く丘だったのですが、公園の整備が進められて、最近では菜の花は見かけなくなりました。 北門を出た先に「舞岡公園案内図」があるので参考にしましょう。
愛犬家のみなさんへ
舞岡の谷戸はやしは市民に残された数少ない野生動物たちの貴重な生息地の一つです。 このため、これより先へは愛犬と一緒には入場できません。 タヌキ・ノウサギ・キジなど、ふるさとの動物たちが安心して暮らすための環境作りにご協力下さい。 家族一員の愛犬に社会のルールを教え守らせることも飼い主の責任の一つです。
葦原
すぐに右の谷戸へ降りていく道が分かれています。 正面に続く散策路は舞岡駅(横浜市営地下鉄)へと続いていますが、 今回は谷戸の右側にある丘を越えていくことにしました。 階段を降って、葦原に渡された木道を進んでいきます。
宮田池
正面の丘には先ほどのばらの丸の丘がありますが、 登っていく横木の階段の途中から左手へ分かれていく道を進んでいくと、 右手に宮田池が、左手にさくらなみ池があります。 池面には冬枯れた葦が沢山生えていました。 ここでもカメラを据えて写真を撮っている人達を見かけました。
小魚などを採らないで下さい。 つりはやめましょう。
さくらなみ池
左手に広がるさくらなみ池を眺めながら進んでいくと、右手の谷戸から道が降ってきます。 その角にも「舞岡公園案内図」があります。
右手からの道を合わせて「舞岡公園」の標柱を過ぎていきます。 コンクリート壁と笹竹の間の道を進んでいくと、右手へ登っていく階段があります。 谷戸の端の道をこのまま進んで田んぼの脇に出ると舞岡町小川アメニティが続いていますが、 今回はここから右手の丘を越えていきます。
畑地
20秒ほどで階段を登り切って、その先に続く笹竹沿いの舗装路を1分ほど進んでいくと、 右手には畑が広がっていました。 この時にはネギや大根などの野菜類が栽培されているようでした。
笹竹が終わって、畑地の中に続く舗装路を進んでいくとT字路があります。 角に立つ道標によると、右手の道は「行き止まり」、左手の道は「舞岡駅へ」、 今来た道は「舞岡公園へ」となっています。 道標に従って左折して、丘の上の畑地に続く舗装路を進んでいきます。
1分半ほど進んでいくと、道が二手に分かれていますが、右手の坂道を降っていきます。 両側に笹竹が生い茂る坂道を降っていくと、目の前には住宅地が広がっていました。 左手へ曲がって更に降っていくと梅林の脇に降り立ちます。 畑の脇に降りて、山際をその先へと進んでいきます。 突き当たりを道なりに右折していくと、舞岡台の住宅地に通る車道に出ます。
舞岡町小川アメニティ
左折して車道を緩やかに降って正面の竹林が近づいてくると、 舞岡公園から谷筋を通ってきた道が左手から合流してきます。 角には道標が立っていて、左手の道は「松原越しを経て舞岡公園へ」、正面の道は「舞岡駅へ」、 今来た道は「原古御堂を経て舞岡公園へ」となっています。 ここは正面に続く車道を進んでいきます。 歩道に沿って舞岡町小川アメニティも流れています。
坂下口(さかしたぐち)バス停
藤棚の下をくぐっていくと、クリーニング店の先に坂下口バス停があります。
戸塚駅(JR東海道線)まで、戸塚駅行きバスにて11分、1時間に4本程度の便があります。
舞岡町小川アメニティ沿いの道をこのまま進んでいくと、舞岡ふるさと村になります。 虹の家・舞岡八幡宮の鳥居・東屋・水車などを過ぎていくと、舞岡駅(横浜市営地下鉄)に着きます。