ふるさと尾根道
散策:2009年01月下旬
【街角散策】 ふるさと尾根道
概 要 ふるさと尾根道コースは、横浜市の旭区グリーンロードのひとつとして整備された延長3.4kmの散策路で、 鶴ヶ峰駅からよこはま動物園まで続いています。 途中からは導水路敷きを中心とした「ふるさと尾根道緑道」にもなっています。 今回は白根神社に立ち寄ってから、よこはま動物園の手前までのルートを歩きます。
起 点 横浜市 鶴ヶ峰駅
終 点 横浜市 横浜旭陵高校前バス停
ルート 鶴ヶ峰駅…鶴ヶ峰まちかど広場…鎧橋…鶴ヶ峰公園…鶴ヶ峰稲荷神社…白根不動尊…白糸の滝…白根神社…鶴ヶ峰浄水場…駕籠塚…ふるさと尾根道緑道…今宿東公園…上白根散策コース…横浜旭陵高校前バス停
所要時間 2時間20分
歩いて... この時は冬枯れの季節だったので僅かにスイセンが咲いているだけでしたが、 春には桜並木が続く綺麗なコースになるようです。 途中には自然が豊かな今宿東公園もあるので、立寄っていきましょう。
関連メモ 帷子川, 白根ふれあいの樹林
コース紹介
鶴ヶ峰(つるがみね)駅
鶴ヶ峰駅(相模鉄道本線)から歩いていきます。
今回は横浜市のホームページで紹介されている「ふるさと尾根道コース」に沿って、 よこはま動物園(ズーラシア)の手前までを歩きます。 マップを印刷して持参すると参考になります。 改札口を出て北口の階段を降り、正面に続く鶴ヶ峰商店街を進んでいきます。 階段の降り口に「鶴ヶ峰駅周辺案内図」があるので参考にしましょう。 今回はバスターミナルから北へ続く道を進んでいくのですが、 少し遠回りをして、鶴ヶ峰公園を経由していきます。
旭区グリーンロード構想とは
多くの公園や見どころに恵まれた旭区内を緑の遊歩道で結んでいこうという構想です。 鶴ヶ峰バスターミナルは、この構想の中で、鶴ヶ峰駅とよこはま動物園を結ぶ 「ふるさと尾根道ルート」の一部となっています。
鶴ヶ峰まちかど広場
鶴ヶ峰商店街を1分ほど進んでいくと、左手から正面へと続く広めの道に出ます。 左手からの道を合わせて正面へ続く鶴ヶ峰商店街を数10m進んでいくと、 T字路の角に水が流れ出ている鶴ヶ峰まちかど広場があります。 その脇に「旭区グリーンロード ふるさと尾根道ルート」の案内標識があります。 よこはま動物園までは3.4kmで、右手の道は「鶴ヶ峰バスターミナル90m」、 正面の道は「鶴ヶ峰公園80m、旭区総合庁舎250m」となっています。 緑色の葉を持って緑色の道を歩く旭区グリーンロードのマスコットキャラも載っていました。
鶴ヶ峰商店街の「すず風舗装」
横浜市では「ヒートアイランド現象の緩和への取組」を積極的に進めております。 ここ鶴ヶ峰商店街では「すず風舗装整備事業」として、車道舗装面に保水性舗装、 歩道舗装面には保水性ブロック舗装を実施しました。 この舗装は舗装内に保水した水分の気化熱で舗装表面の温度を低下させます。
 (横浜市旭区旭土木事務所)
鎧橋
バスターミナルへの道を右手に分けて商店街を真っ直ぐ進んでいくと、 横断歩道の先に「横浜市水道局」と刻まれた橋の欄干があります。 かつてここを流れていた帷子川に架かっていた鎧橋の名残なのだそうで、その解説板も設置されていました。 脇には「水道みち「トロッコ」の歴史」と題した解説板もありました。 三井用水取入所から川井接合井を経て野毛山浄水場までの水道管を敷設するためのトロッコが通っていた道で、 ここは三井用水取入所から35kmの地点になるようです。 左手にはその道を辿る鎧の渡し緑道が続いていますが、今回は右手に続く鶴ヶ峰公園へ入っていきます。
(左手の道は「帷子川」を参照)
「鎧橋」と「帷子橋」
鶴ヶ峰公園のこのあたりは、古くは帷子川として流水をたたえたところですが、 河川改修により埋め立てられ誕生しました。 鎧橋は、明治時代に横浜水道敷設のために造られた水道みちと帷子川が交差していたこの場所に架けられました。 当初、木で造られていた橋は、時代とともに架け替えられながら永く親しまれてきましたが、 平成15年の道路改修工事によりはずされました。 鎧橋という名の由来は定かではありませんが、一説には、 やや上流の旭区役所付近に「鎧の渡し」と呼ばれた渡し場があったことから名づけられたといわれています。
 (旭区役所)
水道みち「トロッコ」の歴史
この水道みちは、津久井郡三井村(現・相模原市津久井町)から横浜村の野毛山浄水場(横浜市西区)まで約44kmを、 明治20年(1887)わが国最初の近代水道として創設されました。 運搬手段のなかった当時、鉄管や資機材の運搬用としてレールを敷き、トロッコを使用し水道管を敷設しました。 横浜市民への給水の一歩と近代消防の一歩を共に歩んだ道です。
 (横浜市水道局)
鶴ヶ峰公園
住宅に挟まれるようにして続く鶴ヶ峰公園を進んでいきます。 遊具などは設置されていない静かな公園です。 公園に続く歩道は舗装されていて歩き易くなっています。 少し広くなった所から右前方へ続く坂道を登っていくと、帷子川に架かる鶴峰橋があります。 車止めが設置されていて歩行者専用の橋のようでした。
ボクたち この川に住んでいるの ゴミを捨てないでよ!!
 (横浜市環境創造局、旭区役所)
鶴ヶ峰稲荷神社
鶴峰橋を渡っていくと、正面にも鶴ヶ峰公園が続いています。 帷子川を挟んで両側に続く公園のようです。 「鶴ヶ峰公園」の銘板の左手に鶴ヶ峰稲荷神社がありました。 「正一位稲荷大明神」と書かれた赤い幟が沢山並んでいました。 四脚門の形の鳥居がありましたが、稲荷社でよく見かける赤い色ではありませんでした。 しかし、赤く塗られた灯籠と狐の像が控えていて、稲荷社であることが分かりました。 社殿の正面には「鶴峯稲荷大神」の扁額が掲げられていましたが、 由緒などを記したものは見かけませんでした。 神社の右手を過ぎていくと、広場になっています。 この時にはゲートボールを楽しむグループを見かけました。
広場の先に続く階段を登っていくと国道16号(八王子街道)に出ます。 そこから右手へ続く赤レンガ敷きの広い歩道を100mほど進んでいくと鶴ヶ峰バスターミナル交差点があります。 左手の横断歩道を渡って国道の向かい側へ行くと、 「ぐるぐる歩こう旭区グリーンロード」と題した ふるさと尾根道ルートの案内図があるので参考にしましょう。 「よこはま動物園へ3.1km」、「鶴ヶ峰駅へ0.5km」となっています。 ルートはその正面の先にある階段を登っていくのですが、今回はその前に白根神社を訪ねていくことにしました。
国道16号を200mほど進んでいくと白根交差点があります。 そこを左折して鶴ヶ峰地下横断歩道の入口を過ぎていくと、少し登り坂になってきます。 民家の脇に立つ標柱によると鶴ヶ峰坂というようです。 その昔には急坂だったようですが、今ではそれほどの傾斜はなくて歩き易くなっています。
鶴ヶ峰坂
長さ二町(218m)の急坂で難所であった。 馬の蹄鉄を打った鍛冶屋が坂の入口にそれぞれあった。
 (旭区観光協会)
白根不動尊
白根交差点から300mほど進んでいくと白根交番前交差点があります。 右手の角には旭警察署白根交番があります。 そこを右折して坂道を100mほど降っていくと、左手に鳥居が立っています。 その脇には白根不動尊と白糸の滝の解説板がありました。 鳥居をくぐっていくと、正面の広くなった所の奥に白根不動尊がありました。 前には寺院でよく見かける線香を立てるような所があって、 「南無不動明王」や「武州白瀧山白根不動尊」の幟もはためいていました。
白根不動・白糸の滝
社伝によると、『前九年の役(1053〜1062)の際、 八幡太郎源義家は兜の内に不動明王坐像(坐長1寸7分伝弘法大師作)を納め、 奥州に向い勝利を上げたことにより、康平6年(1063)鎌倉権五郎景政に命じて社殿を造立し、この坐像を祀った。 これが不動堂の起源である。 建久2年(1191)堂宇を再び造立したが、正慶年間(1332〜1333)新田義貞の鎌倉攻めの折、 この辺りの社寺はすべて烏有に帰した。 その後、元禄7年(1694)に社殿を再建したが、大正8年(1919)火災で焼失し、 即建立されたのが現在の社殿である』といいます。 不動堂の別当職白瀧山正願寺は明治初年廃寺となり白根神社となりましたが、 神仏混合時代の仏教の影響が強く残り、"白根のお不動さん"として近郊近在の人々から親しまれています。 戦前は"雛市や幟市"が開かれにぎわいました。 境内には、巾7m、落差3.2mの"白糸の滝"があります。
 (横浜国際観光協会、横浜市教育委員会文化財課)
境内には手水舎や絵馬納所やお札売場もありました。 四方に竹が立てられ、袂には松が取り付けれて注連縄が張られた一角がありました。 奥には石仏などが並んでいて、 「子育観世音菩薩」,「水子観世音菩薩」,「馬頭観世音菩薩」,「身代地蔵菩薩」,「南無妙法蓮華経」と 書かれた赤い幟も立てられていました。 また横浜市の名木古木に指定されているイロハモミジの大木もありました。 1月28日には「開運初不動だるま市」が催されるようで、その旨の貼り紙も見かけました。
正面の階段を降っていくと、中掘川にコンクリート製の龍泉橋が架かっています。 橋を渡っていくと、正面に登っていく石段があります。 上にある白根神社へ続いているようでしたが、工事中なのか柵が設置されていました。 左手へ続く道を進んでいくと、岩壁に洞があります。 頭を打ち付けないよう身を低くして中へ入っていくと、「大瀧王」と書かれた提灯が灯る祭壇があり、 その奥に龍の像と小祠がありました。 「白瀧龍神」というようです。 よくお参りをされているようで、綺麗な花束がお供えされていました。
龍泉橋を渡った右手には東屋が建っていて、その隣には赤い火焔を背負って剣を持った像が立っていました。 その右手には小さな滝があって、管から水が流れ落ちていました。
再び龍泉橋を渡って中堀川の下流へ続く歩道を進んでいきます。 木製の小滝橋を渡っていくと、小広くなった所で行き止まりになっていました。 橋の名からすると近くに「小滝」があるのかと思って探してみましたが、見つけられませんでした。 先ほどの火焔の像の右手の滝がそれに当るのでしょうか。 広場には大きな石の上に「妙法蛇之塚」と刻まれた石碑がありました。
中堀川を上流へ引き返していくと白糸の滝橋が架かっています。 その傍には「白糸の滝」と刻まれた石碑があり、奥には歌が二首刻まれた歌碑がありました。 達筆すぎて無学の私にはよく読めませんでしたが、 用字は多少異なるものの、脇に設置された解説板に載っている歌のようでした。 左手には白根公園がありますが、 この時には3月末までの予定で再整備工事が行われていて、使用禁止になっていました。
この歌は「万葉集」巻二十に採録された防人の歌です。 天平勝宝7年(755)、防人として都筑郡から九州沿岸の警備に出発しなければならなかった服部於由は、 「我が行の息衝くしかば足柄の峠延ほ雲と見とと偲ばぬ」 【私の旅が長いためにため息がでるように恋しく思うことは分かるが、あまり心配して身をこわすより心を慰めながら無事に私の帰るのを待ちなさい】と、 残して行く妻が気がかりで歌をよんでいます。 妻の呰女は、 「わが夫を筑紫へ遣りてうつくしみ帯は解かななあやにかも寝も」 【私の夫を筑紫へ送り出すが、それが心配で心配でたまらないので、夜も帯を解かずに、夢にも離れないようにと思いながら寝るようです】と歌を返したものです。 防人は大宰府に派遣され、体外的な警備に当たり、任期は3年でした。 東国の兵士が当てられ、彼等の旅費や装備は基本的に自前で、任期が終わっても楽に帰ることができず、 道端で餓死する者も多くいたようです。 当時、兵部省の役人として防人の管轄に当っていた大伴家持は、東国各地からやってきた防人たちから歌を集め 「万葉集」に収めました。 旭区の昔を偲び、都筑郡(旭区は当時の都筑郡の一部でした)のゆかりの地であるこの地に歌碑を建立しました。
 (旭区観光協会、旭区役所)
白糸の滝
白糸の滝橋を渡っていくと、左下の中堀川へ降りていける階段があります。 石畳になった階段を降りていくと、堰のような形をした滝がありました。 これが白糸の滝のようです。 白根不動尊の入口にあった解説板によると、幅7m、落差3.2mあるのだそうです。 今では護岸工事が施されて趣はあまり感じられませんが、その昔にはどんな雰囲気の滝だったのでしょうか。
突然の雨に注意
[空がピカッて光ったら!] 雨が降りそうになったら、すぐに川から離れてください!!
[空からゴロゴロってきこえたら!] 雨が降っているときは、川に近づかないでください!!
 (旭土木事務所)
白根神社
白糸の滝から引き返してその先へ続く坂道を登っていきます。 真ん中に手摺が設置されていてかなりの傾斜があります。 そんな坂道を曲がりながら登っていくと、白根神社の境内に登り着きました。 境内には手水舎や札所のような建物はありましたが社務所は見かけません。 社務所は右手の先に続く道路を少し進んだ所にあります。 境内には横浜市の名木古木に指定されているヤマザクラの大木がありました。 神社の由緒などを記したものは見かけませんでしたが、 この下にある白根不動尊と関連のある神社のようでした。
新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事 大伴家持
 (神奈川県神社庁)
人生のまつり
人生には、いくつものおまつりがあります。 昔から私たちの祖先は、人生の節目には子供の成長や、家族が健康であることを祈願して、 お祝いをしてきました。 ここからは、人生のまつりを順にご紹介しましょう。 (各説明は省略)
安産祈願】腹帯に込める安産の願い、 【産湯(うぶゆ)」命の発展を祈ります、 【お七夜(しちや)・命名】人生最初の節目です、 【初宮】氏神さまに初めてのご挨拶、 【お食い初め】食の恵みがありますように、 【初節供】人形に託す健やかな成長、 【七五三】大人の準備が始まります、 【入学・卒業】決意も新たに氏神さま参り、 【成人式】大人になった感謝と奉告、 【神前結婚式】明るい家族と子孫繁栄を誓いましょう。
・千歳飴(ちとせあめ)  七五三には欠かせない千歳飴には、鶴・亀・松竹梅などめでたいものが描かれています。 子供の幾久しい健やかな成長を祝い願って、千歳飴と名付けられています。
・三々九度(さんさんくど)  神前結婚式では新郎新婦が互いにお酒を飲み交わし、夫婦の契りを固める「三々九度」という儀式があります。 平安時代には公家の元服の祝いの際にも行われていました。 三度を三度重ねることで、縁起のよい数といわれる陽数、一・三・五・七・九の数の中で最も大きな数である九になり、 幾久しく幸せな家庭が続くようにといった願いが込められています。
鶴ヶ峰浄水場
白根神社から鶴ヶ峰バスターミナル交差点まで引き返して、正面に続く階段を登っていきます。 1分ほどかけて階段を登り切ると左右に通る坂道に出ます。 その正面に設置された「ふるさと尾根道ルート」の案内標識「←階段のぼる」に従って、 左手に続く階段を更に登っていきます。 1分ほど登っていくと鶴ヶ峰浄水場の脇に出ます。 案内標識に従って、青色の柵沿いに続く坂道を降っていくとT字路があります。 角には案内標識があって、右手の道は「駕籠塚250m・よこはま動物園へ2.9km」となっています。 「史跡駕籠塚」の標識も立っていて、右手の道を指しています。 青色の柵の向こう側に浄水場を眺めながら、案内に従って右手へ続く坂道を登っていきます。
駕籠塚
坂道を2分ほど登っていくと、柵が途切れた先に「遺跡駕籠塚」と刻まれた石碑や、 「畠山重忠古戦場跡−駕籠塚−」と書かれた標柱が立っています。 細い石畳の道へ入っていくと、半球形の石積の上に石碑が乗った「駕籠塚」がありました。 畠山重忠の内室「菊の前」が合戦の報を聞いて急ぎ駆けつけたが、 この地で重忠の死を聞いて自害し、駕籠ごと埋葬された場所なのだそうです。
武州鶴ヶ峰駕籠塚碑文
元久二年六月二十二日畠山重忠公ハ岳父 北條時政ノ策謀ニ因リ冤罪ヲ被ムル 北條義時大群ヲモッテ之ヲ迎撃セントス 重忠公一族百三十四士悉ク死ヲ決スルノ 悲報秩父・菅谷ノ館ニ達ス 内室急遽北條ニ到ラントスルモ公既ニ戦 死ス 悲嘆慟哭シ乗駕中殉ズ 駕籠塚ハ永ク其ノ霊ヲ弔ウテ今日ニ至ル
駕籠塚を過ぎて再び青色の柵が続く道を進んでいくと、柵沿いの道と住宅地の中に続く道に分かれています。 標識などは見かけませんでしたが、住宅地に続く左手の道を進んでいきます。 左右に分れていく路地を見送って、緩やかな坂道を真っ直ぐに降っていきます。 なだらかになって駐車場の脇を過ぎて登り坂になってくると、左右に通る道に出ます。 正面には鶴ヶ峯中学校があります。 道路向かいに案内標識が立っていて、右手の道は「よこはま動物園へ2.5km・ふるさと尾根道緑道300m」となっています。 また「25m先左折」と添えられています。 案内に従って右折していくと、正面に深緑色の水道橋が架かっています。 先ほどの鶴ヶ峰浄水場へと続く導水路が通っているようです。 その袂までいくと道が左手へ分かれていますが、「次の角を左へ」の案内が出ています。 水道橋をくぐってすぐに左折して、水道橋沿いに続く坂道を登っていきます。
ふるさと尾根道緑道
住宅地に続く坂道を3分ほど登っていくと、左右に通る道に出ます。 左手には浜水橋が架かっています。 正面には大きな樹木が生えていて、 その手前には「ふるさと尾根道ルート まっすぐ」の案内標識が立ってます。 ここから「ふるさと尾根道緑道」が始まります。 緑道に入っていくと、正面に「ふるさと尾根道」の受賞記念碑がありました。 左手の橙色の民家の横には「ふるさと尾根道ルート」の案内図があって、 「よこはま動物園へ2.1km」となっています。
ふるさと尾根道 平成12年度都市景観大賞受賞記念
ふるさと尾根道は、導水路敷きを中心に整備された鶴ヶ峰駅方面とズーラシアを結ぶ約1.6kmの緑道(散策路)で、 旭区グリーンロードのルートとして多くの区民の方に親しまれています。 平成12年度には、国が主催する「都市景観大賞」を受賞しました。 都市景観大賞は、国が、良好な都市空間の創造や景観形成を促進するために平成3年から実施しています。
 (横浜市旭区役所)
今宿東公園
緑道には桜が並木を作っています。 この時には冬枯れで咲いていませんでしたが、春には綺麗な眺めになるのだろうと思われます。 入口から1分ほど進んでいくと、左手へ降っていく階段が分かれていきます。 今宿東公園へ入っていく道ですが、その道を見送って緑道をその先へ進んでいくと、 再び今宿東公園への入口があります。 緑道はその先へと続いていますが、その前に今宿東公園を散策していくことにしました。 入口に案内図があるので参考にしましょう。 坂道を降っていくと林間遊具などがある広場に出ます。 今回はそこから時計回りに巡っていくことにしました。
植林地に続く舗装路を緩やかに降っていきます。 先ほどの手前にあった所から降ってくる階段を合わせて降っていきます。 右手の谷筋へ降る細い道を見送って更に降っていくと入口広場に着きました。 ここにも案内図があるので参考にしましょう。 この時には親子連れがボール遊びをしていました。
公園を利用されるみなさまへ
1.許可なくバイクを乗り入れてはいけません。
2.犬の散歩は鎖や綱でつなぎ、絶対に放さないでください。
3.犬のフンやゴミは必ず持ち帰ってください。
4.遊具等の施設を大切にし、お互いゆずりあって使いましょう。
5.樹木や草花を大切にし、大きく育てましょう。
6.許可なく物を売ることや広告宣伝などはできません。
7.その他、危ないことや、人に迷惑をかける行為はやめましょう。
お互いにルールとマナーを守って大切に利用しましょう。
 (横浜市旭土木事務所)
水飲み場から右手へ続く階段を降っていくと、すぐに遊水池があります。 小さな谷筋にある池で、この時にはカモが数羽泳いでいました。
(写真は池の先の方から振り返って写したものです)
今宿東公園遊水池
この池は、大雨のとき、雨水を一時貯水して、下流へ少しずつ流し、 河川の氾濫を防ぐ大切な役目をします。
遊水池概要
貯留量191.4立方m、平均水深1.0m、平均池底面積191.4平方m
 (横浜市旭土木事務所)
谷筋に続く舗装路を進んで小さな広場のような所に着くと、ベンチが二つほど設置されていました。 右手からは横木の階段が降ってきていました。 先ほどの入口広場へ降っていく手前から分かれてきた道のようです。 広場から左手の高みへ続く横木の階段を登っていきます。
横木の階段を登っていくと、1分もせずに高台に出ます。 そこから右手へ進んでいくと、斜面にディスクゴルフが出来る所がありましたが、 この時には誰もプレイしていませんでした。
ディスクゴルフ
ディスクゴルフはディスク(円盤)を投げ、専用のゴールに何投で入れられるかを競うスポーツです。
ディスクゴルフの遊び方
1. スタートは各自で決めた位置(ティ)から行う。
2. 2投目以降は前に投げたディスクが止まった位置に片足を置き、もう一方の足は真横又は後方において投げる。
3. 木の上に止まった場合、地上から2m以上越えていたらOBで1ペナルティー。 2m未満ならディスクの真下にマークし、そこから通常のプレイを続ける。
4. ゴールインは、チェーンを張ってある側面にあたり下のカゴに落ちるまでとする。
フライングディスクは各自で用意してください。
 (横浜市西部公園緑地事務所)
ディスクゴルフ場の先へ進んでいくと、最初の林間遊具の所に戻ってきます。 公園から出て、ふるさと尾根道緑道をその先へ進んでいきます。 生垣や並木が続いていましたが、冬枯れの季節だったので殺風景でした。 そんな中にあって、僅かにスイセンが咲いていたりもして、彩りを添えてくれました。
上白根散策コース
導水路の上に続く緑道を進んでいくと、道路を渡っていく水道橋になっていきますが、 その手前で封鎖されていて「ふるさと尾根道緑道」と書かれた板が掲げられていました。 行き止まりなのかと思っていると、左手へ降りていく道がありました。 階段を降っていくと車道に降り立ちました。 降り立った左側に上白根1丁目バス停がありました。 どちらへ行ったものかと辺りを見回してみても標識類は見当たらなかったので、 右側の水道橋の下をくぐっていくと、道路向かいにグリーンヒル上白根の団地が広がっていました。 手前には案内図があって、団地を取り巻くようにして続く上白根散策コースが載っていました。 ふるさと尾根道緑道は載っておらず、どうしたものかと考えていましたが、 とりあえず、この上白根散策コースを進むことにして、 左手の高みへ続く縦杭の階段を登っていきました。
上白根散策コース案内図
・1周すると約1km。あなたも挑戦してみませんか?
・コース内にあるストリートアスレチックを使って健康を維持しよう!
※この散策コースは、建築物の許可条件として設けられた公開空地です。
階段を登っていくと、ベンチなどが幾つか設置された広場のようになっていました。 少し先には「ふるさと尾根道ルート」の案内標識が立っていて、 正面の道は「鶴ヶ峰駅へ2.1km」、今来た道を指すようにして「よこはま動物園へ1.5km」となっていました。 『あれ?方向が変だ』と考えてみるに、 先ほどの上白根1丁目バス停から左手へ進んだ所から登ってくる道があって、 正面の道はそこへ続く道のようでした。 どうやら逆側から登ってきたようでした。 ここはちょっとした高台になっていて、街並みを一望できる眺めが広がっていました。
標識「よこはま動物園へ」の指している道は、 登り着いた所から右手へ続く上白根散策コースを指していると理解できました。 コンクリート塀に囲まれた一角になっていてベンチが幾つか設置され、 ひと休みしていくのには良さそうな所でした。 ここを過ぎて、上白根散策コースにもなっている「ふるさと尾根道緑道」を進んでいきます。
コンクリートで囲まれた一角を過ぎていくと、道端にゴリラが座っていました。 『どうしてこんな所にゴリラが!』と一瞬ビックリしましたが、 落ち着いてよく見ると造り物なのでした。 見通しの利かない囲いから出てすぐの所だったので、驚くのも無理はありません。 この先にも、ラッコ・コアラ・パンダ・カバなどの像が並んでいました。
(画像を左クリックすると、動物の像が順に表示されます)
高台に出た所から3分ほど進んでいくと車道に出ます。 そこに「ふるさと尾根道ルート」の案内標識が立っていて、 「よこはま動物園へ1.4km」となっていて「 20m先右折」と添えられています。 付近の拡大地図も載っているので参考にしましょう。 上白根散策コースは団地を取り巻くようにして右へ曲がっていきますが、 「ふるさと尾根道ルート」はここで上白根散策コースと分かれて、 標識に従って左手の水道橋の下を過ぎて車道を渡り、導水路沿いの坂道を登っていきます。
導水路の壁沿いに登っていくと程なくして降るようになります。 高架になった導水路の左下に続く緑道を進んでいきます。 道端には木製の一人用の椅子が設置されていたりもしました。 道路と並行するようになった坂道を登っていくと、導水路の上に出ます。 先ほどの同じように、右手から来る導水路は封鎖されていて、 「ふるさと尾根道緑道」と書かれた板が掲げられていました。 ここからは再び植え込みなどが続いて緑道らしくなった道を進んでいきます。
1分ほど進んでいくと、細めの道が右手へ分かれて降っていきます。 標識類は見かけませんでしたが、右手の道は緑道の枝道のようになっていて、 一段低い所を通って、少し先で再び合流します。 下は疎林の広場のようになっていて、先ほど見かけたのと同じ形の、 木製の一人用の椅子が幾つか設置されていました。 今回は正面に続くなだらかな緑道を進んでいきました。
右手からの道を合わせた所の十字路を直進していくと、両側の植え込みの背丈が高くなってきます。 1分ほど進んでいくと横木の階段が現れます。 25段ほどの階段を登り切ると左右に通る舗装路に出ます。 左右とも作業場のような雰囲気の所で、私道のようでした。 舗装路を渡って正面にある横木の階段を降って、その先に続く緑道を更に進んでいきます。
冬枯れの季節でしたが、緑色をした植え込みも一部にありました。 緑色を見ると何だかホッとする気持ちになったりもします。 山茶花でしょうか、それとも椿でしょうか、 深緑色の葉を付けた木に白地に赤の斑点が入った花も咲いていました。
程なくして左右に道路が続くようになります。 並木や植え込みが続く緑道を進んでいくと、車止めが現れます。 その手前に「ぐるぐる歩こう旭区グリーンロード」と題した ふるさと尾根道ルートの案内図があって、 この先の道は「よこはま動物園へ0.6km」、今来た道は「鶴ヶ峰駅へ30.km」となっています。 脇には「ふるさと尾根道緑道」と刻まれた木製の標柱が立っています。 緑道はここで終りになるようです。 このすぐ先には県道45号(中原街道)が通っています。 「ふるさと尾根道ルート」はよこはま動物園(ズーラシア)までもう少し続いていますが、 今回はここで散策を終えることにしました。
横浜旭陵高校前(よこはまきょくりょうこうこうまえ)バス停
車止めを過ぎていくと横浜旭陵高校前交差点があります。 そこを右折して数10m進んでいくと横浜旭陵高校前バス停があります。
鶴ヶ峰駅(相模鉄道本線)まで、鶴ヶ峰駅行きバスにて8〜12分、1時間に2本程度の便があります。
三ツ境駅(相模鉄道本線)まで、三ツ境駅行きバスにて12分、1時間に3本程度の便があります。