東高尾山稜
散策:2008年11月下旬
【低山ハイク】 東高尾山稜
概 要 東高尾山稜は高尾山の東側にある尾根で、高尾駅の近くから草戸山へと続いています。 今回はその途中の四辻から草戸山へ登り、三沢峠から中沢峠へと続く南高尾山稜を経て中沢林道へ降るルートを歩きます。 尾根道やその脇には展望地が幾つかあって、素晴らしい眺めが広がっています。
起 点 八王子市 高尾山口駅
終 点 八王子市 高尾山口駅
ルート 高尾山口駅…四辻…316m峰…38番鉄塔…39番鉄塔…342.9m峰…梅の木平分岐…草戸峠…見晴し台…草戸山…357.41m峰…ふれあい休憩所…榎窪山…三沢峠…秦光寺山…西山峠…展望地…展望地…展望地…見晴台…三井水源林分岐…中沢山…52番鉄塔…中沢峠…林道…うかい鳥山…西山峠分岐…梅の木平バス停…高尾山口駅
所要時間 6時間30分
歩いて... この時は遠くに雲がかかっていて、幾つかある展望地からの眺めは今ひとつでした。 四辻から中沢峠へと続く尾根道には小さなアップダウンが何度もありますが、 道自体はしっかりとして分かり易くなっていました。
関連メモ 峰の薬師へのみち, 湖のみち, 草戸山, 三井水源林, 大戸緑地, 小仏城山, 高尾山, 草戸山, 草戸山
コース紹介
高尾山口(たかおさんぐち)駅
高尾山口駅(京王高尾線)から歩いていきます。
改札口を出て右手へ進んでいきます。 登り坂が始まる手前で、左手を流れる案内川沿いに出て、 青葉橋を渡って国道20号を右手へ進んでいくと、高尾山入口交差点があります。 そこを左折して、少し戻り気味に続く坂道を道なりに登っていきます。
登山口
坂を登り切った所の民家の角から右手へと細い道が分かれていきます。 角には道標の板が立て掛けられていて、右手の道は「峰の薬師・大垂水峠・西山峠登山道」となっています。 その脇には右手の道を指す青い紙も括り付けられていて、 「ここは登山道入口・草戸峠方面」となっています。 道路の左側にも道標が立っていて、右手の道は「かたらいの路 高尾・大戸コース」となっています。 ここが草戸山から北へ伸びる「高尾・大戸コース」が通る東高尾山稜の尾根への登り口になります。 右手に続く石垣や白い土嚢で補強された水路沿いの道を登っていきます。
高尾・大戸コースは、高尾駅(京王高尾線)から東高尾山稜を経て草戸峠や草戸山へ至り、 大地沢青少年センターを経て大戸へと降るコースです。 今回は、その途中にある四辻から歩きます。
四辻
民家の脇に沿って細い道を登っていくと、すぐに森の中へ入っていきます。 雑木林に続く道を登っていきます。 それほど急坂という訳でもなくて、分かり易い道になっていました。 周囲の黄葉している樹木を眺めたりしながら登っていくと、杉が混じるようになります。 大木もあったりする道を登っていくと、登り口から10分ほどで尾根の鞍部に登り着きました。 ここは四辻といって、左右に続く尾根道と、尾根を越えていく道が交差している所になります。 角には道標が立っていて、今登ってきた道は「甲州街道・高尾山口駅」となっていて、 「ここは四辻です」と書き込まれていました。 左手すぐの所にも道標が立っていて、左手の道は「高尾駅」、右手の道は「草戸峠」となっています。 鞍部を越えて左前方へ降っていくしっかりとした道もありますが、 土砂崩れのため通行止めになっていました。 今回は、左右に続く東高尾山稜の尾根道を右手へと進んでいきます。
(左手の道は「草戸山」を参照)
316m峰
いきなりの坂を登り切ると、広くてよく踏まれた道が尾根に続いています。 小さなアップダウンが何度もありますが、いずれも短く急坂でもないので、 息が切れたりすることもなく登っていけました。 途中には樹間から高尾山の山並みを見渡せる所もありました。 やがて植林帯を登るようになると、 八王子市の設置する「2級基準点No.B-229」がある高みに着きました。 手元の地形図にある316m峰になるようです。 四辻から12分ほどで到着しました。 左手の樹木が疎らになって明るくなっていましたが、展望はよくありませんでした。 基準点の脇には手製の道標があって、今来た道は「JR・京王高尾駅」となっていました。 高みを越えてその先へと降っていきます。
植林帯と雑木林を分ける尾根を緩やかに降っていきます。 なだらかな鞍部を過ぎて登り返していくと僅かな高みに着きます。 高みを越えて降っていき、鞍部から横木の階段混じりの道を登り返していきます。 尾根の肩に着くと道標が立っていて、左手へと曲がっていく道は「草戸峠」、 今登ってきた道は「四辻・高尾駅」となっていました。 右手にもしっかりとした道が分かれていましたが、入口にはトラロープが張られていて、 「この先、工事中のため通行できません」の注意書きが取り付けられていました。 その先を覗いてみるとオリエンテーリングのポスト「G」が立っていたので、 工事が行なわれる以前には通っていけた道のようでした。
小ピーク
道標に従って左手の雑木林の尾根を登っていくと、すぐに小ピークに着きました。 手元の地形図によると、316m峰の南西200m辺りにある標高330mほどの高みのようです。 316m峰から8分ほどの所になります。 高みを越えて右手へと曲がっていく道を降っていきます。
小ピーク
黄葉している樹木を眺めながら雑木林の尾根を進んでいきます。 鞍部から登り返して僅かな高みを越えて降っていきます。 鞍部に着いて少し登るようになると小ピークに着きました。 手元の地形図によると、316m峰の南西350m辺りにある標高330mほどの高みのようです。 先ほどの小ピークから7分ほどの所になります。 高みを越えて降り始めると、右手には植林帯が続くようになります。
植林帯と雑木林を分ける尾根を降っていって傾斜が緩やかになってくると、 ベンチがひとつ設置されていました。 その脇には道標が立っていて、右手へ曲がって降っていく道は「草戸峠」、 今来た道は「四辻・高尾駅」となっています。 ベンチは設置されていますが、周りは樹木に囲まれていて見晴らしは良くありません。 右手に続く傾斜の増した坂道を降っていきます。
急坂を4分ほど降っていくと緩やかな尾根道になってきます。 僅かな高みを越えて両側が植林帯になった尾根道を進んでいきます。 軽く登るようになると、右手の樹間からは高尾山が見えるようになります。 山頂には電波塔のような白い塔も見えていました。
小ピーク
雑木林に変わった尾根を登っていくと小ピークに着きました。 手元の地形図によると、316m峰の南南西600m辺りにある標高330mほどの高みのようです。 先ほどの小ピークから15分ほどの所になります。 高みには道標が立っていて、左手へ曲がって降っていく道は「草戸峠」、 今来た道は「四辻・高尾駅」となっています。 道標に従って、かなり傾斜のある尾根を降っていきます。
尾根分岐
雑木林と植林帯を分ける尾根の急坂を2分ほどで降り切って、緩やかな鞍部から登り返していくと、 左右に通る尾根に出ます。 手元の地形図によると、342.9m峰の北北西350m辺りにある標高320mほどの所で、 尾根が東側へと分れている地点になるようです。 袂には手製の小さな道標があって、右手の道は「三沢峠」、今来た道は「高尾山口駅」となっています。 草戸山へは右手へ進んでいくのですが、左手の道もしっかりとした道になっていたので、 その先はどうなっているのか確かめようと思って歩いてみました。
38番鉄塔
分岐から左手へ続く緩やかな尾根を30秒ほど進んでいくと、使われなくなった鉄塔が立っていました。 その下を過ぎて降っていき、僅かな高みを越えていくと、 送電線の鉄塔「八-上38号」が立っていて、はっきりした道はそこで終わっていました。
39番鉄塔
先ほどの尾根分岐まで引き返して、道標「三沢峠」に従って、緩やかな尾根道を進んでいきます。 軽く登るようになると、尾根分岐から2分半ほどで僅かな高みに着きました。 脇にはオリエンテーリングのポスト「J」が立っていました。 そこから降り気味に進んでいくと、すぐに使われなくなった鉄塔の下をくぐっていきます。 更に降って鞍部に着いて、高みを左手から巻くようにして進んでいくと、 送電線の鉄塔「八-上39号」が立っていました。 その左脇から続く道を更に進んでいきます。
軽く登って僅かな高みを越えて降っていくと、道端に壊れた八木アンテナが捨てられていました。 鞍部から登り返していくと、39番鉄塔から6分ほどで、左右に通る尾根に着きました。 手元の地形図によると、342.9m峰の北西100m辺りにある標高340mほどの高みになるようです。 赤い色を塗られた石標があって、側面には「武蔵国南多摩郡」,「浅川村・上椚田」などの文字が刻まれていました。 正面には有刺鉄線が左右に続いていました。 道標も立っていて、右手の道は「本沢ダム・峰の薬師」、今来た道は「高尾山口駅」となっていました。 また新たな板も取り付けられていて、右手の道は「三沢峠」となっていました。 手前の足元には手製の小さな道標も立っていて、右手の道は「草戸峠」、 今来た道は「高尾山口駅」となっていました。 草戸山へは右手へ進んでいくのですが、ここでもちょっと寄り道をして、左手の尾根道を歩いてみました。
342.9m峰
有刺鉄線柵に沿って続く緩やかな尾根を進んでいきます。 少し右へ曲がって僅かに降ってから登り返して高みに着くと、四等三角点が設置されていました。 手元の地形図にある342.9m峰になるようです。 周りは樹木に囲まれていて展望は得られません。 道はここで左へ曲がってその先へと更に続いていましたが、今回はここで引き返すことにしました。
(左手へ続く道は「大戸緑地」を参照)
四等三角点
基本測量。大切にしましょう三角点。
 (国土地理院)
梅の木平分岐
先ほどの分岐まで引き返して、植林帯の尾根に続く坂道を降っていきます。 引き続き、左手には有刺鉄線柵が続いています。 右手の樹間から高尾山の山並みを眺めたりしながら、僅かに登り降りのある道を進んでいきます。 木の根が張り出している坂道を登っていくと、 先ほどの分岐から7分ほどで小ピークに着きます。 高みを過ぎて降っていくと、大きなモミの木が生えている所に分岐があります。 角に立つ道標によると、右手へ降っていく道は「梅の木」、正面の道は「本沢ダム・峰の薬師」、 今来た道は「高尾山口駅」となっています。 小さな手製の道標もあって、右手の道は「梅ノ木平」となっていました。 傍には「南高尾 関東ふれあいの道(湖のみち)一部区間通行止めのお知らせ」の看板や紙切れが掲示されていました。 三沢峠から梅の木平へ降っていく「梅の木平林道」の橋梁架替工事とのことで、 2008年7月24日から12月16日まで通行止めとのことでした。 今回歩くルートは含まれていなくて、ひと安心しました。
(右手の道は「三井水源林」を参照)
草戸峠
梅の木平への分岐を見送って正面の尾根道を進んでいきます。 左手の僅かな高みへの道が分かれていきますが、すぐ先で合流します。 やがて幅の広い横木の階段を登るようになりますが、1分ほどで終りになります。 登り着いた所は草戸峠で、 ベンチも設置されていて、ひと休みしていくのにいい所です。 四辻から1時間28分ほどで到着しました。
草戸峠は右手が開けていて、高尾山を見渡すことが出来ます。 手前が稲荷山のある尾根で、その奥が高尾山のようです。 眺めを楽しみながら、ひと休みしていきました。
草戸峠からは左手へ戻るようにして道が分かれていきます。 角に立つ道標によると、左手の道は「大地沢青少年センター・大戸」、正面の道は「草戸山・榎窪山」、 今来た道は「四辻・高尾駅」となっています。 また別の道標も立っていて、正面の道は「草戸山・最高峰」、 今来た道は「梅ノ木平・高尾山口」となっています。 「草戸峠」と書かれた大きな標柱もあったのですが、老朽化してほとんど読めなくなっていました。
(左手の道は「大戸緑地」, 「草戸山」を参照)
見晴し台
疲れも癒えて景色も楽しんだら、草戸山へ向かって、正面の尾根を降っていきます。 かなり傾斜があって極太のトラロープが張られていたりもしますが、それほど必要な感じではありませんでした。 1分ほど降っていくと緩やかな道になってきます。 僅かな高みを越えて坂道を降り再び高みを過ぎていくと、道幅が広がって歩き易くなってきます。 植林帯と雑木林を分ける尾根に続く快適な道を進んでいくと、 草戸峠から6分ほど来た道端に、丸太で組まれたものがありました。 丸太に刻まれた文字によると「見晴し台」とのことです。 ちょいと登ってみると、手前の樹木に邪魔されながらも、樹木越しに八王子の街並みを見渡すことができました。 また、柱にはメッセージが書かれていたりもしました。 脇には小振りのベンチも設置されていました。
大地沢の山深く 人々は苗木を植えた
時は流れ 人はうつり 木々は大きくそだち
いま われらの学舎が建つ われら 伸びゆくもの
ここに学び よき仕事をのこす
草戸山 (標高365m)
緩やかで広い尾根道を進んでいきます。 2分ほど進んでいくと、正面にもんもりとした高みが現れます。 横木の階段を1分半ほど登っていくと、草戸峠から11分ほどで、小広くなった草戸山に着きました。 山頂には木組みの上に建てられた東屋のような松見平休憩所山之神の祠があります。 また「町田市最高峰365m 草戸山」の標柱も立っていますが、 手元の地形図にある364m峰にあたるようです。 休憩所へ登ってみると、眼下に広がっているはずの城山湖は、 樹木に邪魔をされてほとんど見えず、本沢ダムの上辺が僅かに見える程度でした。 左手の樹木越しには八王子と思われる街並みが見えていました。 ここでも写真を写したりしながら少し休んでいきました。
山之神
この祠は上相原村上郷中の山之神として、 相原町丑田5135番地鎌倉古道沿いの山頂に文政10年5月建立され祀られていたが、 近年土地開発の流れの中で大戸観音境内に遷されていた。 其後大地沢の山林が昭和61年3月未曾有の大雪害の襲われ、又復旧に際し幾多の 困難に遭遇したので、地域の発願により相原町山野の安全と豊穣を祈願して 此処草戸山山頂に遷座を勧請した。
 (平成13年1月吉日 財団法人 相原保善会)
草戸山から三沢峠へ向かっていきます。 山頂にある「かたらいの路」と題した「高尾〜大戸コース案内図」によると、 大地沢林道から草戸山や草戸峠へ登り、四辻を経て高尾駅の近くまで続く「高尾・大戸コース」が紹介されています。 角に立つ道標によると、左手から戻るようにして降っていく道は「はなさき休憩所420m徒歩10分」、 正面の道は「ふれあい休憩所700m徒歩30分」となっています。 また別の道標も立っていて、正面の道は「榎窪山・三沢峠」、 今来た道は「大地沢青少年センター・草戸峠」となっていますが、正面に続く道を降っていきます。 ここからは横木の階段を降ったり登ったりする所が何箇所もありますが、 引き続き、道は広くてしっかりとしています。 やがて、樹間からは城山湖が見え隠れするようになってきます。
(草戸山から左手へ降っていく道は「草戸山」を参照)
城山町町民の森散策施設利用上の注意
この施設は、城山湖周辺の恵まれた自然環境を生かし、 使用者が森林に対する理解を深め、併せて自然に親しみながら健康の維持増進を図るための 施設として設置したものです。 利用者の方はマナーを守り、楽しく利用できる清潔で親しみやすい施設となるよう心掛けましょう。
 (城山町建設経済部都市計画課)
散策路の利用上のルールを守りましょう。
ゴミ・タバコの投げ捨てはやめましょう。
357.41m峰
草戸山から9分ほど進んで高みに着くと道標が立っていて、 この先の道は「ふれあい休憩所300m徒歩13分」、 今来た道は「松見平休憩所400m徒歩17分」となっています。 高みを越えて軽くアップダウンを繰り返しながら進んでいくと、 草戸山から12分ほどで、2級水準点のある小ピークに着きました。 それによるとここの標高は357.41mで、地形図では草戸山の南西400m辺りにある高みのようです。 高みを越えて広い尾根道を軽く降っていきます。
2級基準点No.1
X座標 −43 884.686
Y座標 −51 094.754
標高 357.41m
 (神奈川県企業庁電気局津久井事務所)
ふれあい休憩所
緩やかになった尾根道を進んでいくと、幅の広い横木の階段が現れます。 一旦なだらかになって再び始まる階段を登っていくと東屋が建っています。 階段は合わせて110段ほどありました。 脇に立つ標柱によるとふれあい休憩所というようです。 草戸山から17分ほどで到着しました。 草戸山にあった道標では30分とのことでしたが、かなりゆっくりと歩いてきましたが、 半分強の時間で着きました。 道標に書かれているのはかなり余裕がある時間のようでした。 周りは樹木が生い茂っていて展望は得られませんが、 横木の階段の登り降りで疲れたので、ここでもひと休みしていきました。
山火事注意 火の用心!
たきび・たばこは確実に消して!
 (森林共済セット保険、神奈川県)
みんなの散策路をいつまでも美しく
美しい自然を大切に。 ゴミは持ち帰ろう。 山上に気をつけよう。
ふれあい休憩所の脇に立つ道標によると、正面の道は「野鳥観察休憩所1.0km徒歩18分」、 今来た道は「松見平休憩所700m徒歩30分」となっています。 広くて起伏がなくなった道を快適に進んでいきます。 黄葉した樹木を眺めながら3分ほど進んでいくと分岐があります。 角に立つ道標によると、左手へ降っていく舗装路は「野鳥観察休憩所800m徒歩15分」、 右手の道は「峯の薬師1.0km徒歩20分」、今来た道は「ふれあい休憩所200m徒歩3分」となっています。 左手の道にはロープが張られていて「落石注意」の貼り紙が取り付けられていました。 また脇には「通行止め」の看板も立っていましたが、 ジョギングしたり歩いたりして登ってくる人を何人か見かけました。 今回は右手の尾根道を登っていきます。
ハイカーの皆様へ!
下記場所が土砂崩れのため、通行止めとなっておりますので、ご注意下さい。
榎窪山 (標高420m)
広い道を登っていくと、すぐに道が二手に分かれています。 脇には道標が立っていて、右手の横木の階段の先に続く道は「榎窪山・三沢峠」となっています。 左手の道には何も示されてはいませんが、先ほどの道標からすると、峰の薬師へ続く道のようです。 右手の階段の先に続く坂道を1分半ほど登っていくと、ベンチが幾つか設置された高みに着きました。 真ん中に立つ道標によると、右手の道は「三沢峠」、今登ってきた道は「草戸山」となっていて、 「榎窪山420m」と書かれた小さな標識が取り付けられていました。 周りは樹木に囲まれていて展望は良くありませんが、 振り返ると、樹間から高尾山方面が僅かに見えていました。 正面には送電線の鉄塔が立っていました。 ここは道標「三沢峠」に従って、右へ曲がっていく広い坂道を降っていきます。
三沢峠
黄葉を愛でながら、広くて緩やかな道を3分ほど降っていくと、左手から道が合流してきます。 角に立つ道標によると、左手の道は「峰の薬師」、今来た道は「榎窪山・草戸山」となっています。 左手からの道を合わせていくとすぐに広くなった鞍部に着きます。 ここが三沢峠になります。 草戸山から34分ほどで到着しました。 ここから右手へ分れて梅の木平へと降っていく林道、 正面の高みへ登っていく道とその巻き道が分かれていきます。 手前の分岐と合わせて5つの道が集まる五叉路になっています。 いずれも広くてしっかりとした道になっていて、その昔には交通の要衝の地だったのでしょうか。 また、関東ふれあいの道の「峰の薬師へのみち」と「湖のみち」が合流している所にもなっていて、 関東ふれあいの道の解説板や標柱や里程標などが設置されています。
関東ふれあいの道
関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)は、梅ノ木平(東京都八王子市)を起終点に、 時計回りで一都六県を巡るように路線設定された自然歩道です。 沿線の豊かな自然にふれ、名所や史跡をたずねながら、ふる里をみなおしてみませんか。
峰の薬師へのみち
このみちは、県内17コースのうちの14番目です。 ここから峰の薬師奥の院へは電波塔の下を通って平坦な尾根道です。 さらに山みちを下るとまもなく峰の薬師(薬師堂)です。 坂道を下ると県道に至り、そのまま県道を進むと終点城山高校前バス停です。 ここから梅ノ木平バス停へは林道を下り国道20号線に出ます。 梅ノ木平バス停からは京王高尾山口駅までは国道20号線を1.5km下ります。
 (神奈川県自然環境保全センター)
三沢峠にはテーブル・ベンチが幾つか設置されているので、ここでもひと休みしていきました。 右手の林道にはトラロープが張られていて、 梅の木平分岐でも見かけたのと同じ「一部区間通行止め」の看板が立っていました。 この三沢峠にはイノシシが出没するようで、可愛らしいイノシシの絵が描かれた手製の看板も立っていました。 以前に見かけた看板に加えて、最近になって立てられたと思われる真新しいのもありましたが、 以前からある方が愛らしく感じたりもしました。
三沢峠には道標が幾つか立っています。 それらによると、正面の横木の階段は「大洞山・大垂水峠」,「城山7.1km・大垂水峠5.3km」、 左手の道は「城山7.1km・大垂水峠5.2kmまきみち」となっています。 関東ふれあいの道の里程標には、正面の道は「高尾山口13.2km」、右手の林道は「梅の木平3.0km」となっています。 左手の緩やかな道は正面の高みの巻き道になっていますが、今回は正面の横木の階段を登っていきました。
梅の木平バス停から三沢峠を経て小仏城山へと続く道は、 関東ふれあいの道「湖のみち」にもなっていて、 一都六県を巡る首都圏自然歩道「関東ふれあいの道」の起点となるコースです。
南高尾風景林
マナーを守り、自然環境を大切にしましょう。
 (東京神奈川森林管理署)
津久井鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (神奈川県)
つけた火は 消すまで あなたの火 山火防止
 (つくい町消防団第一分団)
1分もせずに階段が終わって高みに着くと、標柱「水源の森林No.18」が立っています。 手元の地形図によると、三沢峠の北西50m辺りにある標高410mほどの高みになるようです。 高みを過ぎて広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。 「No.19」や「No.20」の標柱を過ぎて軽く降っていくと、 三沢峠から5分ほどで、左手から巻き道が合流してきます。 角に立つ道標によると、左手から合流してくる道は「梅の木平3.3km(まきみち)」となっていて、 マジックで「三沢峠→峰薬師→三井大橋」と書き込まれていました。 左手からの巻き道を合わせて、道標「大垂水峠5.0km・城山6.8km」に従って、 正面に続く広い尾根道を進んでいきます。
小ピーク
植林帯に続く広くて緩やかな尾根道を2分ほど進んでいくと、ふたたび道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、正面へ登っていく道は「城山6.7km・大垂水峠4.9km」、 左手の道は「(まきみち)城山6.7km・大垂水峠4.9km」となっています。 正面へ登って僅かな高みを越えて降っていくと、分岐から2分ほどで巻き道と合流します。 角に立つ道標「大垂水峠4.8km・城山6.6km」に従って、広い尾根道をその先へと進んでいきます。 軽く登るようになると、右手に細い道が分かれていきます。 その道は見送って正面へ登っていくと、 「水源の森林づくり」の看板や「No.29」の標柱の立つ小ピークに着きます。 三沢峠の西北西400m辺りにある標高420mほどの高みになるようです。 三沢峠から10分ほどの所で、「水源林整備中」の看板も立っていました。
神奈川県「水源の森林づくり」契約地(水源協定林)
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県津久井地区行政センター森林保全課)
緩やかで広い尾根道を僅かに降り気味に進んでいきます。 右手から来る細い道を合わせて進んでいくと、 小ピークから2分ほどの軽く登るようになった所で道が二手に分かれています。 道標類は見当たらず、どちらへ進んだものかと迷う所ですが、 いずれの道を進んでいっても少し先で合流します。 正面の道を登って高みに着くと道標が立っていて、 左手へ曲がっていく道は「城山6.4km・大垂水峠4.6km」、 右手に分れていく道は「行き止まり(境界線)」となっていました。 手元の地形図によると、三沢峠の西北西550m辺りにある標高440mほどの高みになるようです。 道標に従って左手へ曲がっていくと、程なくして手前で分かれてきた道と合流します。 巻き道を合わせて植林帯に続く道を進んで僅かな高みに着くと、 道端に輪切りにして脇に細い木が取り付けられたベンチのようなものが幾つか設置されていました。 何本か束ねてあるのもあって、腰掛けてひと休みするのに良さそうでした。
秦光寺山 (標高475m)
少し降って鞍部に着くと、正面に高みが現れます。 その手前で道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、正面の高みへ直登していく横木の階段は「城山6.3km・大垂水峠4.5km」、 左手の緩やかな道は「城山6.4km・大垂水峠4.6km」となっています。 正面に聳えているのは秦光寺山で、左手の道はその巻き道になっています。 今回は正面の横木の階段を登っていきました。 かなり段差があって息が切れてくるので休み休み登っていきました。 張られているロープに捉まったりしながら急な階段を登っていくと、 2分半ほどで緩やかになってきました。 その先へ少し進んでいくと、テーブル・ベンチが設置された高みに着きました。 脇に生える老木に「秦光寺山475m」と書いた板切れが取り付けられていました。 手元の地形図によると、三沢峠の西700m辺りにある高みになるようです。 三沢峠から22分ほどで到着しました。 左手の雑木林から津久井湖を垣間見れたりもしますが、総じて展望は良くありません。
西山峠
秦光寺山から植林帯の丸い尾根の背を降っていきます。 登ってきた階段よりも緩やかになっていて、こちらから登る方がずっと楽なようでした。 道の真ん中に突き出ている岩を過ぎて降っていくと、山頂から2分ほどで、 手前で分かれてきた巻き道が左手から合流してきます。 その道を合わせて広くてしっかりとした尾根道を進んでいきます。 関東ふれあいの道の里程標「高尾山口12.2km」を過ぎて、植林帯に続く尾根道を緩やかに降っていきます。 秦光寺山から6分ほどで浅い鞍部に着くと、左右に道が分かれていきます。 角に立つ道標によると、ここが西山峠になるようです。 右手へ降っていく道は「山下」、正面の道は「城山5.9km・大垂水峠4.1km」となっていますが、 左手へ分れていく道は何も示されてはいません。 ここは正面に続く尾根道を登り気味に進んでいきます。
鳥獣保護区
この附近では鳥や獣を狩猟していはいけません!
 (神奈川県)
西山峠から植林帯を1分ほど軽く登り返していくと道標が立っていて、 右手へ曲がっていく尾根道は「大垂水峠4.0km・城山5.8km」、 今来た道は「梅の木平4.3km」となっています。 道標に従って右手へと進んでいくと、すぐに道の左手の雑木林が広くなっている所があります。 ベンチが幾つか設置されていますが、周りには樹木が生えていて展望は良くありません。 紅葉している樹木もあってひと息ついていくのには良さそうな所でした。
神奈川県「水源の森林づくり」による買取り水源森林
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県津久井地区行政センター森林保全課)
展望地分岐
植林帯を抜けて雑木林に変わった尾根を緩やかに登っていきます。 再び左手に植林帯が続くようになると登り傾斜が少し増してきます。 木の根が張り出していたりもしますが、登り難いほどではありません。 程なくして現れる横木の階段を登り切った辺りから、右手の高みへと踏み跡が二つ分れていきます。 西山峠から7分ほどの所になります。 手前には「水源の森林」の標柱が立っています。 尾根道の左側2mほどの林の中には、菱形の「水源かん養保安林」の看板や 「水源の森林No.C.28」の標柱が立っています。 尾根道は右手の高みの左側を巻くようにして続いていますが、 この右手の高みに眺めの良い所があるとの情報を得ていたので、ちょっと立寄っていくことにしました。 等高線に沿うようにして右手へ続く道と、右前方の高みへと登っていく道がありますが、 先ずは右前方の高みへ続く踏み跡を登っていきました。
鳥獣保護区
この附近では鳥獣保護区内です。 狩猟は一切できません。
 (神奈川県)
展望地
落ち葉が積もる雑木林のかなり急な尾根を真っ直ぐに登っていきます。 細木が生えるようになった所を少し右へ曲がって登っていくと、 尾根道から1分ほどで小広くなった高みに着きました。 手元の地形図によると、西山峠の北西250m辺りの標高460mほどの高みになるようです。 周りは雑木林になっていて展望は得られませんが、緑色に塗られたベンチがひとつ設置されていました。 そこから右手へ続く緩やかな尾根を進んでいくと、 少し右側へ降りかけた所に、古びたベンチが幾つか設置されている所がありました。 右手が開けていて展望地になっていました。
先ほど登った秦光寺山が間近に聳え、その左手の奥には八王子方面の街並みが、 右手の奥には丹沢山塊と思われる山並みが続いていました。 草戸峠からここまでは展望の余り良くない尾根が続いていましたが、 目の前に広がる景色を眺めながら、ここでひと休みしていきました。
展望地
展望地から戻るようにして南西側へ続く踏み跡を辿って少し降っていくと、 テーブルとベンチが幾つか設置された所がありました。 先ほどよりもしっかりとしたベンチになっていました。 前方が開けていて、ここも展望地になっていました。 周りには桜の木が何本も生えていて、春には綺麗に彩られそうな所でした。 何かを掛ける為のものなのでしょうか、木の枝で作った「レ」型のものが幾つかベンチの脇に下げられていたり、 ハンガーや洗濯ばさみなどもあったりして、誰かが手入れをされているような様子でした。
先ほどから歩いている南高尾山稜の奥には、丹沢山塊と思われる山が幾重にも続いていました。 奥の方には雲がかかっていたのが残念ですが、晴れていると良い眺めなのだろうと思われます。 お昼には少し早かったのですが、そんな景色を眺めながら、ここで昼食タイムにしました。
展望地のベンチから右手へ続く緩やかな踏み跡を進んでいくと尾根道に出ました。 そこは、先ほど展望地へ登り始めた展望地分岐で、 歩いてきた道は、ふたつあった踏み跡のうち、等高線に沿うようにして右手へ続く道で、 展望地へ行くにはこちらの道の方が楽なようでした。
尾根道をその先へと進んでいきます。 先ほどの高みの左側を巻くようにして続く道を登り気味に1分ほど進んでいくと、 「水源の森林No.159」が立っています。 そこから右手の高みへと戻るようにして登っていく小径が分れていきますが、 植林帯に続く尾根道をそのまま進んでいきます。
右手の道は、先ほどの緑色のベンチが設置された標高460mほどの高みへ登っていく道になります。 トラロープも張られていてかなりの傾斜がありますが、1分ちょっとで登ることが出来ます。
展望地分岐
右手の道を見送って30秒ほど進んでいくと道が二手に分かれています。 道標「大垂水峠3.7km・城山5.5km」が右手の道を指しています。 どちらの道を進んでいっても1分ちょっとで合流します。 浅い鞍部から軽く登り返していくと、左手が開けた所に着きます。 先ほどの展望地分岐から3分半ほどの所で、 手元の地形図によると、483m峰の南西250m辺りにある標高490mほどの高みの南側になるようです。 尾根道のすぐ左下にはテーブル・ベンチがひとつ設置されています。 尾根道は高みの左側を巻くようにして続いていますが、 ここでも高みに眺めのいい所があるので、立寄っていくことにしました。 テーブル・ベンチのある辺りから右手へ僅かな踏み跡が分れているので、 そこから真っ直ぐに登っていきます。
展望地
植林帯の丸い尾根の背を真っ直ぐに登っていきます。 落ち葉が積もっていて傾斜がかなりある坂道になっています。 程なくして雑木が混じるようになると、尾根道から4分ほどで、 「水源の森林」の標柱が立つ緩やかな高みに着きます。 手元の地形図によると、483m峰の南西250m辺りにある標高490mほどの高みになるようです。 そこから右手へ続く緩やかな尾根を僅かに進んでいくと、 先ほどの展望地と同じようなベンチが設置された所があります。 この左手が開けていて展望地になっています。 ここでも景色を眺めながらひと休みしていきました。
正面間近に聳えているのは、ここから西北西150mほどの所にある標高500mほどの高みのようです。 その左側には道志から丹沢にかけてと思われる山並みが広がっています。 条件がいいと左の方に富士山が望めるのだそうですが、 最近では手前の樹木が育ってきていて見え難くなっているようです。 この時には遠くには雲がかかっていて、残念ながら富士山は見えませんでした。 右側には高尾山から小仏城山へと続く尾根が横たわっていました。 小仏城山の山頂付近から刀傷のように続いているのは日影沢林道でしょうか。 小仏城山の右手の奥には景信山と思われる山が、左手の奥には陣馬山と思われる山もよく見えていました。
眺めを堪能したら展望地分岐まで引き返して、その先へと進んでいきます。 展望地を3ヶ所訪ねて尾根道に戻るまで、合計で1時間ほどを費やしました。 高みを左側から巻くようにして続く尾根道を緩やかに登っていきます。 植林帯から雑木林に変わった尾根道を進んでいくと、 再び植林帯に入っていく所から右手の小尾根に登っていく踏み跡が分れていきます。 先ほどの展望地分岐から2分ほどの所で、 手元の地形図によると、483m峰の南西250m辺りにある標高490mほどの高みの西側になるようです。 角には道標が立っていて、左手へ曲がっていく尾根道は「大垂水峠3.4km・城山5.2km」、 今来た道は「梅の木平4.9km」となっています。 右手の踏み跡には何も示されていませんが、ここは道標に従って左手へ曲がっていく道を進んでいきます。
試しに右手の道を探ってみました。 登り口に立つ「水源の森林づくり」や「鳥獣保護区」の看板を過ぎて小尾根に出ると、 右手へ戻るようにして踏み跡が続いていました。 その先を覗いてみると、「私有地につき立入を禁ず」の看板が立っていました。 確かめた訳ではありませんが、先ほどの展望地がある高みへ続いる道のように思えました。
見晴台
植林帯の斜面に続く道を登っていくと、ロープが張られていたりもしますが、 それほど必要な雰囲気ではありませんでした。 先ほどの道標の所から6分ほど進んでいくと、左手へ戻るようにして降っていく道が分かれていきます。 角に立つ道標によると、三井水源林へ降っていく道のようでした。 その道を見送って尾根道をその先へ1分半ほど進んでいくと、左手が開けた所に出ました。 手元の地形図によると、483m峰の西500m辺りにある標高510mほどの高みの南斜面になるようです。 ベンチが幾つか設置されていて「見晴台」の標識も取り付けられていました。
眼下に見える曲がった水面は津久井湖で、半島のように突き出た所は三ヶ木の野尻地区になるようです。 その奥には丹沢山塊と思われる山並みが幾重にも連なっていました。 この時には雲がかかっていましたが、よく晴れていると良い眺めなのだろうと思われます。 居合わせたハイカーの話によると、右手に横たわる稜線は観音様が寝そべっている姿なのだそうです。 そう言われてみれば、胸も顎も顔も朧げながら見えてくるから不思議です。 ここでも眺めを楽しみながら、ひと休みしていきました。
三井水源林分岐
眺めを堪能したら、植林帯の斜面に続く道を進んでいきます。 しばらくは緩やかですが、1分もしないうちに横木の階段を降るようになります。 階段が終わって更に降って鞍部に着くと、左手へと道が分かれていきます。 見晴台から2分半ほどの所になります。 角には道標が立っていて、左手へ分れて降っていく道は「三井水源林」となっていますが、 ここは正面に続く尾根道を進んでいきます。
(左手の道は「三井水源林」を参照)
三井水源林案内図
三井水源林は、県民の皆様が「水源の森林づくり」を見て学び参加することのできる森林です。
【急坂コース】 最短距離で県道まで下りることができます。
【のんびりコース】 解説板を読みながら県道まで下りることができます。
【一周コース】 多彩な森林づくりを解説板を読みながら見学できます。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県津久井地区行政センター)
軽く登って降り気味に進んでいくと道標が立っていて、 正面の道は「城山4.6km・大垂水峠2.8km」、今歩いてきた道は「梅の木平5.5km」となっています。 道標を過ぎて緩やかな道を進んでいくと、三井水源林分岐から4分ほどで、 正面にこんもりとした高みが現れます。 手前からその高みへ登っていく細い道が分かれています。 角には道標「城山4.5km・大垂水峠2.7km」が立っていて右手の道を指しています。 正面の細い道は高みを越えていく道で、右手の道はその巻き道になっています。 いずれの道を進んでいっても1分ほどで合流します。 合流した所に立つ道標「城山4.5km・大垂水峠2.7km」に従って、その先へと降っていきます。
鳥獣保護区
 (環境庁)
たき火・たばこに注意
 (東京都)
中沢山分岐
浅い鞍部に着くと、細い踏み跡が左手から合流してきますが、 その角に立つ道標「城山4.4km・大垂水峠2.6km」に従って、正面の道を緩やかに登り返していきます。 3分ほど進んでいくと道幅が広がって、テーブルやベンチが幾つも設置された所に着きました。 三井水源林分岐から9分ほどの所になります。 ここで道が三方に分かれています。 角に立つ道標によると、正面の道は「城山4.2km・大垂水峠2.4km」、 右手に登っていく横木の階段は「中沢山 標高492.4m」となっています。 また、樹木の高い所に真新しい標識が取り付けられていて、 今来た道は「三沢峠・西山峠」となっていて、左手の道には「×」の印がありました。 ここは中沢山の山頂の直下に当る所で、山頂は尾根道から少し外れた右上にあります。
樹上の標識には、三沢峠で見かけたのと同じようなイノシシの絵が添えられていました。 手を伸ばして標識の写真を撮っていると、居合わせたグループが「名作を撮っているんですか」と声をかけてきました。 「どこが名作なんだよ」「このイノシシがいいんだよ」などと仲間内で話し合ってもいました。
鳥獣保護区
この附近では鳥や獣を狩猟していはいけません!
 (神奈川県)
神奈川県「水源の森林づくり」契約地(水源協定林)
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県津久井地区行政センター森林保全課)
中沢山 (標高492.4mm)
道標「中沢山」に従って、右手の横木の階段を1分ほど登っていくと、こんもりとした中沢山の山頂に着きます。 周囲は樹木に囲まれていて展望は得られません。 真ん中には大きな聖観世音菩薩の石仏が立っています。 その前には金網の箱が置かれていて、小銭が沢山お供えされていました。
52番鉄塔
尾根道まで引き返して、中沢山を巻くようにして続く尾根道を進んでいきます。 軽く登ってから降るようになると、中沢山分岐から1分半ほどの所に 送電線の鉄塔「八-上52号」が立っています。 尾根道は鉄塔の左手を過ぎてその先へ続いていますが、鉄塔の右手へ出てみると、 樹木越しに山並みや街並みを望むことが出来ました。
中沢峠
雑木林と植林帯を分ける緩やかな尾根道を1分ほど進んでいくと、少し降るようになります。 途中には関東ふれあいの道の里程標があって、この先の道は「高尾山口10.2km」、 今来た道は「梅の木平6.0km」となっています。 里程標を過ぎて更に降っていくと、1分もせずに浅い鞍部に着きます。 ここから右手へと細い道が分かれて降っていきます。 脇に立つ道標によると、ここは中沢峠で、右手の道は「山下」、 正面の道は「城山4.0km・大垂水峠2.2km」、今来た道は「梅の木平6.1km」となっています。 正面のすぐ先でも道が二手に分かれていて、正面の高みへ登り返していく道は「大垂水峠・2.2km城山4.0km」、 左手の道は「まきみち」となっています。 中沢山分岐から5分ほどの所になります。 大垂水峠を経て小仏城山へと続く関東ふれあいの道「湖のみち」は尾根道をこの先へと進んでいくのですが、 今回はここで尾根道から外れて、右手の道を降っていきました。
林道
道標「山下」に従って、植林帯の斜面に続く細い山道を降っていきます。 歩き易かったこれまでの尾根道から一変して、 雨が降って水が流れたような跡もあったりする急傾斜の道ですが、 分岐などは特になくて分かり易くはなっていました。 やがて右手の谷がはっきりするようになると、谷の向かい側に林道が見えてきます。 正面が明るくなってくると、その林道が谷を渡った所に降り立ちました。 中沢峠から6分ほどで降りて来られました。 これで山道は終りになります。 降り立った所には手製の小さな道標「中沢峠」が立っていて、今降ってきた道を指していました。 右手の谷には堰があって、林道はそこを渡った少し先で行き止まりになっています。 降り立った道の名前を示すようなものは見かけませんでした。 ここから林道を左手へと降っていきます。
山火事注意
たばことたき火はよく消そう!
 (東京都)
谷筋に続く沢を渡ったり渡り返したりしながら、歩き易い林道を降っていきます。 程なくして砂利道から簡易舗装された道になってきます。 最初のうちは沢には水が流れていませんが、次第に水が流れるようになってきます。 所々には堰提もあったりします。 林道に降り立った所から9分ほど降っていくと、道の脇に送電線の鉄塔「八-上50号」が立っています。 鉄塔を過ぎて更に谷筋に続く林道を降っていくと、道から少し入った所に 送電線の鉄塔「八-上49号」が立っています。 そこを過ぎていくと民家が現れます。 手元の地形図によると、実線の道から二重線の道に変わる辺りになるようです。 綺麗に紅葉した樹木などを眺めながら更に2分ほど降っていくと、 左手の坂道の上に大きな樹木が生えていました。 林道に降り立った所から17分ほどの所になります。 その手前には向こう側を向いて標識が立っていました。 それによると、今降ってきた道は「中沢林道」となっていました。 手元の地形図によると、尾根から降り立った所は、ここから直線距離でも700mは離れているので、 延長からすると中沢林道の範囲はその手前で終わっているようでした。
八王子市 昭和56年度開設 中沢林道
幅員3.6m 延長484.91m
樹木草花の採取を禁ず
 (地主)
注意
この付近に有害鳥獣(イノシシ)駆除用の罠が仕掛けてあります。 注意して下さい。 犬は放さないでください。
 (八王子市農林課)
うかい鳥山
次第に水の量が増えてくる沢沿いに続く道を緩やかに降っていきます。 5分ほど降っていくと、左手に広い畑地がありました。 そこを過ぎていくと、沢にある砂防ダムからは水が勢い良く流れ落ちるようになってきます。 沢へ降りていける所も何箇所かあったりするので、暑い夏場には涼を得るのに良さそうでした。 民家が途切れ途切れに続く谷あいを降っていくと、林道に降り立った所から30分ほどで、 左右に駐車場が幾つか見られるようになります。 「うかい竹亭」と書かれた数台のマイクロバスに混じって、 はとバスなどの観光バスも止まっていました。 道端に石仏などが並んだ一角を過ぎていくと、旅館風の建物が続くようになります。 仲居さんたちが料理などを持って、忙しそうに道路を行き来していました。 紅葉した樹木に囲まれて、何とも綺麗な眺めでした。 建物沿いに進んでいくと、左手に合掌造りの建物がありました。 越中五箇山から移築した築400年の建物で、世界文化遺産にもなっているようでした。 石段を登って門をくぐっていくと、水車が回っていて、その奥に合掌造りの家がありました。 「うかい鳥山」の看板が出ていました。 少し先にある駐車場に立つ楼閣のようなものにも「うかい鳥山」と書かれていました。
「うかい鳥山」や「うかい竹亭」は「うかい」という会社が運営する料亭のようでした。 ここにあるのは「うかい鳥山」で、 梅の木平バス停から三沢峠へ向かう道の途中に「うかい竹亭」があります。
築令四百年 世界文化遺産
越中の国合掌造り
世界遺産 越中五箇山より移築 合掌造り窪家
二階三階展示場になっております。ご自由にご覧下さい。
西山峠分岐
「うかい鳥山」を過ぎて2分ほど降っていくと、川が合流する所に新中澤橋が架かっています。 橋を渡った所がT字路になっています。 正面に立つ道標によると、右手の道は「峰の薬師・西山峠」、 左手の道は「甲州街道・高尾山口」となっています。 手元の地形図によると、これまで歩いてきた道に沿って流れていた中沢川と、 右手から流れてくる入沢川の合流地点になっているようです。 道標に従って左手へ進んでいくと、道端には赤い頭巾と前掛けをしたお地蔵さんが 祠に納められていて、綺麗な花束が手向けられていました。
梅の木平バス停
川らしくなった流れに沿って5分ほど進んでいくと、貴布祢橋が架かっています。 橋を渡っていくとすぐに国道20号(甲州街道)に出ます。 右折して車道を5分ほど進んでいくと、梅の木橋を過ぎた所に梅の木平バス停があります。 林道に降り立った所から1時間ほどで降りて来られました。 八王子駅(JR中央線)までの便がありますが、1日に僅か3便しかないので当てにはせずに、 高尾山口駅まで歩いていきましょう。
 土日曜 9:05 12:11 16:34
高尾山口(たかおさんぐち)駅
圏央道の工事が進められる車道を進んでいきます。 込縄橋バス停・案内橋と過ぎていくと、中沢川や入沢川や他の川が合流した案内川に沿って進むようになります。 高尾下駐在所の前を過ぎて高尾山入口南の信号を過ぎていくと、川越しに畑が広がるようになります。 立ち並ぶ「高尾山もみじまつり」の橙色の幟を見ながら車道を更に進んでいくと、 最初の高尾山入口交差点があります。 その少し先の青葉橋を渡って右手へ進んでいくと高尾山口駅(京王高尾線)があります。 梅の木平バス停から23分ほどで到着しました。