新林公園
散策:2008年11月上旬
【街角散策】 新林公園
概 要 新林公園は藤沢駅の南東1km足らずの所にある自然公園で、湿生植物や野鳥の宝庫になっています。 公園を取り巻く尾根筋には散策路も巡っていて、自然を満喫できる場所になっています。 尾根筋の散策路には見晴らしのいい所もあって、 天候に恵まれると丹沢や箱根を始め、富士山や烏帽子岩を望むことができます。
起 点 藤沢市 藤沢駅
終 点 藤沢市 石上駅
ルート 藤沢駅…ファミリー通り…鵠沼歩行者専用道…奥田公園…新林公園…藤棚…冒険広場…山道登り口(冒険広場奥)…展望台…2番鉄塔…片瀬配水池…1番鉄塔…休憩広場…みはらし台…山道中間点…北公園口…片瀬山北公園…川名清水谷戸…神光寺…獣落し…川名森久第二公園…山道登り口(古民家奥)…旧小池邸…湿性植物区…鳥類観察所…芝生広場…石上駅
所要時間 3時間10分
歩いて... この時は生憎の曇天で、丹沢や箱根は霞んでいて富士山は見えませんでしたが、 手前にある江の島はよく見えていました。 尾根筋に続く散策路はゆっくり歩いて60分程度のようですが、 今回は枝道に立寄ったりしていたこともあって、1時間45分ほどもかかってしまいました。
関連メモ 新林公園, 川名清水谷戸
コース紹介
藤沢(ふじさわ)駅
藤沢駅(JR東海道線)から歩いていきます。
南口から出て、駅前のロータリーの上に架かる陸橋を正面へと進み、 「江ノ電のりば」の看板が架かる小田急百貨店のビルの左手へ降りて、 ファミリー通りを南へと真っ直ぐに進んでいきます。
藤沢市憲章
1. 元気で働き、明るい家庭をつくりましょう。
1. つねに健康な心とからだをきたえましょう。
1. いつもだれにも親切にしましょう。
1. きまりをまもり、良い風習をそだてましょう。
1. 教養を深め、文化の高いまちをきずきましょう。
 (昭和39年7月1日制定)
ファミリー通り
ファミリー通り交差点を直進して150mほどの所に十字路があります。 手前の右手にはコンビニが、左手にはタイ料理店があります。 道標類はありませんが、この十字路を左手へと進んでいきます。
緩やかな降り坂を真っ直ぐ進んでイトーヨーカドーのビルまで来ると、エスカレータがあります。 その入口に道標「奥田公園・新林公園」が立っていて、そのエスカレータを指しています。 エスカレータに乗って上までいくと、タイル張りの歩道が右手へと続いています。 正面には「奥田公園・新林公園」の道標が立っていて、右手の歩道を指しています。
鵠沼歩行者専用道
ビルに沿って続く歩道を進んでいくと、国道467号の上を跨いでいきます。 この快適な歩道は鵠沼歩行者専用道というようです。 下に広がる多目的広場を眺めたりしながら進んでいくと、 藤沢市民会館・南市民図書館・秩父宮記念体育館への道が右手へ分かれていきますが、 角に立つ道標「奥田公園・新林公園」に従って、正面へと緩やかに降っていきます。
奥田公園
広い歩道を緩やかに降っていくと、程なくして奥田公園があります。 真ん中が円い芝地になっていて、その周りを散策路が取り巻いています。 周囲にはベンチも設置されていて、街中のオアシスという雰囲気がします。 左右に分かれている散策路を右手へと進んでいきます。 脇にある看板によると、 藤沢市の「市の木」はクロマツ、「市の花」はフジ、「市の鳥」はカワセミなのだそうです。 奥田公園を抜けて、境川に架かる奥田橋を渡っていきます。
公園利用についてお願い
・犬は、必ずくさり等でつなぎ、フンは飼い主がきちんと持ち帰りましょう。
・ゴルフ・野球・サッカー等の球技をするのは危ないのでやめましょう。
・花火・ばくちく・たき火等、火の使用はやめましょう。
・ゴミ・吸い殻は必ず持ち帰りましょう。
・バイク等を乗り入れたり、乗りまわすのはやめましょう。
その他、人に危険なことやめいわくのかかるようなことはやめましょう。
 (藤沢市公園みどり課、市民センター)
新林公園
奥田橋を渡っていくと、川沿いにも道が続いていますが、正面の坂道を登っていきます。 突き当たりを右・左とクランク形に曲がっていくと新林小学校があります。 校庭では野球(ソフトボール?)の練習をしていました。 校庭に沿って右手へ進んでいくと、程なくして新林公園の入口があります。 奥の藤棚へと続くケヤキ並木が紅葉していて、綺麗な眺めでした。
藤棚
ケヤキ並木を抜けていくと、右手には藤棚が続いています。 ベンチが並んで設置されていて、花の季節には綺麗な眺めになる所です。 この隣では2008年12月12日までの予定で長屋門の復原工事が行われていて、周囲は塀で囲まれていました。 塀の隙間から覗いてみると、茅葺屋根の立派な門がかなり姿を表していました。
新林公園のご案内 初秋の花
ヒヨドリバナ アサギマダラの好物です。
ヤブミョウガ 野菜のミョウガはショウガ科です。訪れているのはアオスジハゲハ。
タマアジサイ 丸いつぼみが弾けて白の装飾花が跳び出します。
ツクバトリカブト 鳥の兜です。この根からとった毒は縄文時代から毒矢に使われました。
クズ 秋の七草の一つです。 (ハギ・キキョウ・クズ・フジバカマ・オミナエシ・オバナ・ナデシコ)
ツリガネニンジン めしべが長く突き出しています。
ツルニンジン 別名の「ジイソブ」は爺さんのそばかすという意味です。
ワレモコウ 小さな花が上から下へ開花してゆきます。
クサギ 良い香りの花と、赤と藍色のきれいな実をつけます。
ヤマユリ 世界のユリの仲間でももっとも鮮やかな原種です。カサブランカもヤマユリの品種改良品です。
ウバユリ 白緑色の花を水平につけます。花期に葉を枯らすので葉に歯をかけてこの名がつきました。
チゴユリ 小さなかわいらしいすがたから稚児の名をあてました。
新林公園の野生のユリ
ヤマユリやウバユリなどの野生のユリは、一昔前はどこでも見る事が出来ましたが、最近は滅多に見られなくなりました。 新林公園は野生のユリが自生する貴重な場所です。みんなで大切にしましょう。
藤棚を過ぎていくと、正面に階段と坂道が現れます。 その脇には公園の案内図が掲示されているので参考にしましょう。 今回はこの案内図に載っている山道をぐるりとひと巡りします。 以前に来た時には古民家の裏手から時計回りに歩いたので、今回は冒険広場から逆向きに歩いていくことにしました。 この新林公園の森は「かながわの探鳥50選」にも選ばれているようです。
かながわの探鳥50選 片瀬・川名緑地
フィールドの約束(や・さ・し・い・き・も・ち)
)野外活動は無理なく楽しく
)採集はしないで自然はそのままに
)静かにそーっと
)一本道、道から外れないで
)着るものにも一工夫
)持って帰ろう、思い出とゴミ
)近づかないで、野鳥の巣
(神奈川県環境部自然保護課)
シジュウカラ 胸に黒いネクタイの模様があり、平地から山地の林に棲む。ツピーツピーと歌う。
コゲラ 黒褐色と白のまだら模様の小形のキツツキで、木の幹を叩いたり、ギィーッと鳴く。
メジロ 黄緑色の体で、目の周りに白いリング。林で昆虫や花の蜜を食す。都市にも増加中。
山道(散策路)  全長約1.5km。ゆっくり歩いて約60分程度かかります。 森の中はアップダウンの連続でかなりの運動になります。
※野草や希少植物は採ったり持って帰ったりしてはいけません。
古民家(旧小池邸)  江戸時代の農家の家をそのまま移築したものです。
川名大池  藤沢市の鳥に指定されている「カワセミ」が!? 大池のその周辺は「立入禁止区域」です。
冒険広場
幅の広い階段を登っていくと冒険広場があります。 広い場所には木組みの遊具や直径2mほどのタイヤが置いてありました。 写真を撮ったりしていると、親子連れが階段を登ってきて木組みの遊具の周りで遊び始めました。 この日は生憎の曇天で、公園への出足は今ひとつのようでした。
山道登り口(冒険広場奥)
奥にある三筋の横木の階段を登ると、一段高い所の広場があります。 脇に設置された鉄棒のような遊具を見ながら、その先の二筋の横木の階段を登って一番上の段までいくと、 その奥から山道が始まります。 入口には「新林公園案内図」があるので参考にしましょう。 以前からの案内図の脇に、新たな案内図が貼り付けられていました。 何が違うのかと見比べてみると、少し情報が増えていて、新たに設置されたと思われる展望台も描かれていました。 道標も近年に設置し直されたようで、真新しくなっていました。 道標「古民家へ約1,200m・北公園630m」が正面の横木の階段を指しています。 今回はここから始まる山道をひと巡りしていきます。
野生動物にエサを与えないでください!
皆さんがカワイイと思われて野生動物に餌を与えることは、 それが引き金になって動物が野生生活することができなくなったり、 特定の種類の動物が増えすぎて、生態系のバランスが崩れる恐れがあります。 また、人工的なエサに含まれる保存料や着色料等による野生動物への悪影響も懸念されます。 野生動物はあなたのペットではありません。 野生動物にエサを与えないでください。
 (公園みどり課、新林公園指定管理者)
山火事注意
山歩く 心にいつも 火の用心
タバコの投げ捨てはやめましょう。
 (藤沢市)
展望台
幅の広い横木の階段を登っていくと、1分もしない所で二手に分かれています。 角には道標が立っていて、右手の道は「展望台」となっていて、 正面へ更に登っていく横木の階段には何も示されてはいません。 園内を一周する山道は正面の道になりますが、先ずは右手の展望台まで往復してくることにしました。 階段をひと登りしてロープ柵が設置された緩やかな尾根道を進んでいき、最後に横木の階段を登っていくと、 木組みの展望台とベンチが二組設置された小高い所に登り着きました。 標識などは見かけませんでしたが、ここが案内図にある展望台になるようです。
先ほどの案内図によると「相模湾を一望できます」とのことなので、とりあえず一番上まで登ってみました。 生憎の曇天のため遠くは雲がかかっていてはっきりとはしませんでしたが、 丹沢と思われる山並みは見えていました。 相模湾はどこなかと探してみましたが、よく分かりませんでした。 左手の方に見えるのかも知れませんが、手前の樹木が邪魔をしていました。 海が僅かに見えていたので、これが相模湾なのだろうと思ったりもしましたが、 ほんの僅かに垣間見える程度でした。 振り返ると、これから向かう高みに送電線の鉄塔が聳えているのがよく見えました。
展望台から先ほどの分岐まで引き返して、横木の階段を上へと登っていきます。 程なくして右側にはロープ柵が続くようになります。 いきなりの登りで、息が切れてきたりもします。 少し登っていくと、右手の斜面にはワイヤーが何本も張られていました。 ワイヤーネットを設置する落石防護工事とのことで、工事期間は2009年1月までのようでした。
2番鉄塔
横木の階段を更に登っていくと、分岐から3分ほどで小高い所に着きました。 右手には送電線の鉄塔「鵠沼線No.2」が立っています。 ここから道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、使われなくなった鉄塔の脇を過ぎて降っていく正面の道は「湿性植物区160m」、 右手のマウンドを越えて降っていく道は「北公園570m」、今来た道は「冒険広場120m」となっています。
鉄塔の右手を伺ってみると山道が続いていましたが、施錠された金網で閉ざされていました。 しかし、横が少し開いていて、人ひとりが抜けていくことができるようになっていたので、 この先はどうなっているのかと探ってみることにしました。 金網を抜けたすぐの所に新林公園の注意書きや「山火事注意」の看板が倒れていたので、 以前には自由に通行できるようになっていたものと思われます。
門扉の施錠について
10月15日より、こちらの門扉は施錠します。 こちらの門扉は東京電力(株)の施設管理用です。 公園の園路ではありませんので、公園利用者の安全確保のため、ご了承ください。
 (藤沢市公園みどり課、藤沢市まちづくり協会、藤沢市緑化協同組合グループ)
片瀬配水池
緩やかな尾根道を30秒ほど進んでいくと、正面に金網柵が現れます。 その中は芝地になっていて、高い電波塔が聳えていました。 柵に沿って左手へと進んでいきます。 角までくると、左手へと横木の階段が分かれていますが、そのまま柵に沿って右手へ進んでいくと、門の脇に出ました。 ここでも金網の脇が少し開いていて、人ひとりが抜けていくことができるようになっていました。 この施設は神奈川県企業庁水道局の片瀬配水池というようです。 地表に池は見えませんでしたが、地下にあるようでした。 門のすぐ先には民家が建っていました。 この辺りは片瀬山1丁目1番地になるようでした。
(角から分かれていく横木の階段は、園内を一周する山道へと続いていました)
片瀬配水池 [災害用指定配水池]
構造 鉄筋コンクリート造
大きさ 20.0m×20.0m×4.0m(1号池)、36.0m×40.0m×4.0m(2号池)
有効水深 4.0m
満水時水位 標高65.50m
容量 7,360立方メートル
この配水池は、寒川浄水場から送られてきた水を貯えて、藤沢市の皆様に供給するために構築されたものです。 また、この貯水池は、地震など災害が発生した場合に応急給水に必要な飲料水を確保する配水池に指定されております。
 (神奈川県企業庁水道局藤沢営業所)
先ほどの2番鉄塔の所まで引き返してきて、道標「北公園570m」に従って、 右手のマウンドを越えてその先へと降っていきます。 横木の階段を降っていって緩やかな道になってくると、右上には先ほどの電波塔が聳えていました。 程なくしてボードウォークが現れますが、谷側には木柵が施されていて安心して歩いていけました。 下は谷になっていて、その上を横切るようにして続いていました。
ボードウォークが終わってその先の横木の階段を登っていきます。 階段を過ぎて緩やかになった道を進んでいくと、右手の高みから降ってくる細い道が合流してきます。 先ほどの配水池の角から分かれてきた横木の階段から続く道になります。 ここには特に看板などは設置されていませんでした。 右手からの道を合わせて、広くて緩やかな道をその先へと進んでいきます。
(写真は振り返って写したものです)
程なくして横木の階段を降るようになります。 鞍部に着いて、横木の階段を登り返していって高みに着くと、古びた道標が立っていました。 それによると、正面の道は「北公園口へ285m」、今来た道は「冒険広場口へ405m」となっていました。 道標の脇から右手の高みへと戻るようにして細い山道が分かれていたので、 ここでもちょいとその道を歩いてみました。
1番鉄塔
尾根の背に続く歩き易い道を進んでいき、その先の笹竹の生い茂る所を抜けていくと、 送電線の鉄塔「鵠沼線No.1」が立っていました。 鉄塔を過ぎて更にその先へ進んでいくと、先ほどの片瀬配水池の門の所に出ました。 脇に建つ民家の飼い犬にジロリと睨まれてしまったので、 吠え立てられないうちにと、そそくさと引き返してきたのでした。
休憩広場
元の道に戻ってその先へと降っていきます。 横木の階段を過ぎて緩やかな道になってくると、右手のすぐ傍まで住宅が迫ってきます。 広くて快適な道を進んでいくと、道が膨らんだようになった広場がありました。 最初にあった案内図によると休憩広場というようです。 テーブル・ベンチも幾つか設置されていました。 左手が開けていて、川名大池を挟んだ向かい側の小山が見えていました。
広場の先の横木の階段をひと登りして緩やかになった広い道を進んでいきます。 樹木が薄れて明るくなった所まで来ると、細い道が右手へと分かれていました。 道端には丸太が設置されていて、園内の散策路として認められている道のようでした。 広い道をこの先へ進んでいくと、北公園へと続いていますが、 ここでも右手の道へ入っていきました。
お願い
散策路周辺には、めづらしい草花があります。 園路柵(木杭ロープ)及び保護柵(竹製)の中には、立ち入らないで下さい。
 (藤沢市)
みはらし台
僅かに登っていくと左右に通る道に出ます。 そこから右手へ登っていくと高台に出ました。 ロープ柵がされていて、その先は行止まりになっていました。 周囲にはいい眺めが広がっていました。 場所を示す看板などは設置されていませんでしたが、 最初にあった案内図によると、ここがみはらし台になるようです。
正面には先ほどの訪ねた送電線の鉄塔や電波塔が立っていて、 その奥には丹沢の山並みがぼんやりと見えていました。 左手には箱根の山々と思われる稜線が見えていて、 その手前には相模湾が薄っすらと見えていました。 天候がいいと富士山や烏帽子岩も望めるとのことですが、残念ながら見えませんでした。 更に左手へ目を移すと江の島が見えていました。
山道中間点
みはらし台から引き返して手前の分岐を右手へ進んでいくと、小高い所に着きました。 十字路になった所で、尾根道にあった分岐を直進してきた道が左手から登ってきています。 正面へ降っていくのは古民家へと続く道で、右手の道は北公園への道になります。 角には道標が立っていて、右手の道は「北公園口へ60m」、左手の道は「冒険広場へ630m」、 正面の道は「古民家へ610m」となっていて、この地点は「山道中間点」となっています。 川名大池を取り巻く尾根道は正面へと続いていますが、ここでも北公園へ立寄っていくことにしました。
北公園口
道標「北公園口へ60m」に従って、幅の広い横木の階段を降っていくと、 1分ほどで送電線の鉄塔「片瀬線No.40」の袂に出ます。 ここが北公園口になるようで、園内の案内図や看板などが立っていました。 「分岐点まで60m」の道標も立っていて、今来た道を指していました。
公園の管理についてのお知らせ
この公園の管理につきましては、藤沢市より「指定管理者」に指定されましたのでお知らせします。 今後、公園の管理についてお気づきの点がございましたら、次の連絡先までご連絡ください。
指定の期間 2006年4月1日〜2009年3月31日
指定管理者 (財)藤沢市まちづくり協会、藤沢市緑化事業協同組合グループ
片瀬山北公園
鉄塔の立つ所からその先の一段低い所にかけては片瀬山北公園になっています。 この時には母子連れが集まってきていて、何やら催し物が開かれているようでした。 ガスコンロや鍋なども持ち込まれていましたが、何の催しなのかは分かりませんでした。
先ほどの山道中間点まで引き返して、道標「古民家へ610m」に従って進んでいくと、 すぐに右手の尾根沿いの道と左手の斜面沿いの道の二手に分かれています。 道標類が見当たらずどちらへ進んだものか迷う所ですが、どちらの道を進んでいっても少し先で合流します。 今回は右手の道を進んでいきました。 尾根に続く道を1分ほど進んでいくと、丸太のベンチが設置された所がありました。 右手が開けていましたが、手前の樹木が少し邪魔をしていました。 少し下へ降りてみると、送電線が点々を並ぶ山並みが見渡せました。
ベンチのある所から左手の植林帯へ曲がっていく道を降っていくと、左右に通る道に降り立ちます。 手前の分岐から斜面沿いに進んできた道になります。 左手からの道を合わせて、右手へと続く道を降っていきます。 谷筋で日当たりが悪いのか、シダ類が生い茂っていたりもします。 丸太が敷かれた道のようになっている所もあって、何だか深山に迷い込んだような雰囲気もしてきます。
谷筋を過ぎて登り気味になってくると、右手へと道が分かれています。 古民家への道は正面の横木の階段を登っていくのですが、 ここでも右手の道の行く末を確かめてみることにしました。
(写真は振り返って写したものです)
植林帯から雑木林へと変わっていく尾根を進んでいきます。 軽く登って切通しのような所を過ぎて降っていきます。 大きな樹木が何本も生えている所を過ぎて降っていくと、 先ほどの分岐から2分ほどで、馬の背のような鞍部があります。 補強のためなのか、鞍部の道の部分はコンクリート舗装されていました。 左手には金網柵、右手にはロープ柵が設置されていて、安全が確保されていました。 左手の谷戸には民家が何軒も見えていて住宅地になっているようでした。
鞍部を過ぎて、再び土の道になった尾根道を緩やかに登っていきます。 短い笹が生えていたりもしますが、道はしっかりと確認できました。 僅かな高みを過ぎて降るようになると、大きな岩が幾つも剥き出しになっている所がありました。 分岐から5分ほどの所になります。 自然に割れたのか人工的に割ったのかは分かりませんが、深い溝のように真っ二つになっていました。
岩場を過ぎて尾根道を更に降っていきます。 左手に畑が見えるようになると、腰が曲がったような大きな木の脇を抜けると広い道に出ました。 尾根の分岐から9分ほどで降りて来られました。
川名清水谷戸
出た所は谷筋に続く畑地になっていて、右手の奥のほうまで畑が続いているようでした。 脇に立つ看板によると「川名清水谷戸」というようです。 「釣りは禁止」とのことですが、ざっと見渡したところ、釣りが出来そうな川や池は見かけませんでした。 谷戸の奥の方にあるのかも知れません。
住所表記は見かけなかったので建物などの名前をメモしておいて家に帰ってから確認してみると、 ここは川名地区の中の清水という地区で、この谷戸の奥の方に池があるようです。 注意書きにある「池」とはその池を指しているようでした。 降りてくる途中の尾根から左手の谷戸に見えていた住宅地は通り町というようでした。 (川名清水谷戸は「川名清水谷戸」を参照)
川名清水谷戸の保全について、お願い。
川名清水谷戸は、長い間地元の方々が農業を営みながら維持管理をしてきた土地で、 里地、里山としての自然環境が保たれ、現在では希少となった生物の生態系が営まれている大切な場所です。 藤沢市では、市内に数少ない自然環境が残された場所の一つちして、保全に取り組んでおります。 この里地、里山の貴重な自然環境を守るためには、周辺地域にお住まいの方々のご理解とご協力を必要としております。 また、この川名清水谷戸へ立ち入る方は、貴重な自然環境であることをご理解のうえ、 共生や保全に充分なるご配慮とご理解をお願いいたします。 なお、池は農業用の池であり、また危険ですので「釣りは禁止」です。
 (藤沢市公園みどり課)
これより中(谷戸)に入る人は、次のことを守ってください。
1 自動車・バイク・車の乗りいれはしない。
2 ごみは必ず持ち帰る。
3 動植物を持ち出さない、持ち込まない。
4 耕作地・畦道には入らない。
5 公共のマナーに反することはしない。
この谷戸のほとんどは私有地です。 耕作者や所有者の皆様に迷惑や不快な思いをさせる行為は、厳に謹んでください。
 (藤沢市役所みどり課)
神光寺
住所表記はないかと辺りを歩いていると、降り立った所から少し左手へ行った所に神光寺がありました。 「高野山真言宗 稲荷山 神光寺」と刻まれた門柱から境内へ入っていくと、正面に本堂がありました。 左手には「弘法大師報恩謝徳供養塔」と刻まれた高い石塔が立っていて、 右手には弘法大師と思われる像が立っていました。 本堂の右手には庫裡と思われる民家風の建物がありました。 歴史のありそうなお寺でしたが、謂れなどを記したものは見かけませんでした。
藤沢市指定重要文化財 木造虚空菩薩立像
木造一本造り、彫眼。 表面剥落、右腕・左肘先・両手足欠如(本来は右手に宝剣、左手に宝珠を持っていたと推定される)。 像高108.7cm。 本像は、嘉永4年(1851)に神光寺に合併吸収された大勝寺・「新編相模国風土記稿」に 『大勝寺、川名山金剛院と号す。本寺前(鎌倉手広青蓮寺)に同じ。本尊は虚空像なり』 とある虚空像菩薩と推定される。 風化が甚だしいが、古様の作風から製作年代は平安時代中期頃と推定され、 市内屈指の古仏である。 また、立像の虚空菩薩像は全国的にも非常に希少な存在である。
 (藤沢市教育委員会)
御詠歌 いと深くかけし誓いをたのみにて 川名のはしをわたるもろ人
心の伝道 誰の胸にもポッと小さな明りが点っています
獣落し
元の尾根道まで引き返してきて、その先へ続く横木の階段を登っていくと、 程なくして緩やかな道になってきます。 道の両側には丸太が設置されていて、道の範囲を示しているようでした。 やがて右手にロープ柵が現れるようになった道を降っていくと、 道にはみ出すようにしてロープ柵で囲われた所がありました。 脇に立つ案内板によると獣落し(ししおとし)というようです。 中を覗いてみましたが、今では浅い穴になっていて、すぐに逃げられそうでしたが、 その昔には深い穴だったようです。
獣落し
この穴は、昔、猪や狸などの小動物を捕まえるために掘られたもので、 上部に笹の葉などをかぶせ、落し穴として利用したものです。 すでに、明治時代には掘られていたようで、深さは大人の背丈よりも深かったようです。
獣落しを過ぎて僅かな高みを越えて横木の階段を降っていきます。 鞍部を過ぎて再び現れる高みを越えて横木の階段を降っていくと、右手へ分かれていく道がありました。 古民家へは正面の尾根道を進んでいくのですが、ここでも右手の道の行く末を確かめてみることにしました。
川名森久第二公園
かなり傾斜のある横木の階段をジグザグに降っていくと、1分ほどで広場に降り立ちました。 降り立った所には庚申塔が立っていて、「明治四拾三年五月吉日」と刻まれていました。 こんもりとした円い芝地になった小綺麗な公園で、左右は住宅地になっていました。 何という公園なのだろうと向こう側へ出てみると川名森久第二公園というようでした。 芝地では犬連れの二人が、投げた物を取って来させたりしながら遊んでいました。
山道登り口(古民家奥)
元の尾根道まで引き返してその先へと進んでいきます。 程なくして左・右と折れ曲がっていくと、コンクリート舗装された階段を降った先で、 古民家の裏手に降り立ちました。 案内図では冒険広場奥の山道登り口からここまで「ゆっくり歩いて約60分程度」となっていましたが、 枝道などに立寄ったりしていたこともあって、今回は1時間45分ほどもかかりました。 降り立った所には、これまでに見かけたのと同じ「新林公園案内図」が設置されていました。 真新しい道標も設置されていて、今降ってきた道は「冒険広場へ約1.2km・北公園670m」となっていました。 左手にはテーブル・ベンチが設置されていました。 四つの側面に「新・林・公・園」と掘り込まれた趣きのある椅子もありました。
新林公園の利用者の方へお知らせ
現在、新林公園においてタイワンリスに関する学術調査を行っております。 そのため、散策路沿いにピンクテープを張り、樹木にプラスチックタグを取り付けています。 御見苦しいかと思いますが、ご協力お願い致します。
調査期間 2008年8月〜3月
調査目的 タイワンリスによる樹皮剥ぎ被害の把握
調査機関 横浜国立大学環境情報学府植生学研究室
 (公園みどり課)
旧小池邸
裏木戸から入っていくと、立派な茅葺屋根の古民家がありました。 江戸時代の末期に柄沢地区に建てられた旧小池邸で、昭和58年にここへ移築されたようです。 裏口から母屋へ入ると、土間では竃に薪が赤々と燃えていました。 板の間には囲炉裏があって、天上からは自在鉤が下がって鍋が掛けられていました。 規模は小さいものの私の実家もこんな感じの家だったので、懐かしく思いました。
(写真は表側に出て振り返って写したものです)
旧小池邸
この家は、柄沢にあったもので、昭和58年にこの地へ移築しました。 天保12年の棟札がのこっており、二間半の幅広い式台(公式の出入口)、土間境の太い黷フ大黒柱、 床の間、ひら書院付の立派なおくの間(座敷)があり、 様式手法からみても江戸時代末の名主の家の風格をもっています。
旧所在地 藤沢市柄沢220番地
旧所有者 小池八郎氏
旧小池邸
旧小池邸は、江戸時代天保12年(1841)に棟上された建物で、 市の文化遺産として、昭和58年に新林公園内に移築されました。 建築面積171.4u(約52坪)で寄棟造の茅葺屋根、土壁、石基礎で土台は栗が使われています。 小池家の先祖は、足利尊氏に仕え、江戸時代になって柄沢に移ったと伝えられています。 江戸時代には代々柄沢村の名主でした。
 (藤沢青年会議所)
古民家(敷地内含む)で喫煙しないこと。 観覧のための古民家への立入は土間迄です。 利用時間は午前9時から午後4時30分迄です。 月曜日は休園日です。
湿性植物区
木塀にある門から出て短い木橋を渡ると、正面には芝地になった里の広場があります。 そのすぐ左手には湿性植物区が広がっています。 手前からクランク型に折れ曲がるようにして奥へと木道が続いています。 手前は池になっていて、その奥の左手は田んぼで、近くの小学校の「ふれあい田んぼ」というようです。 既に刈り取りは終わっていましたが、手作りと思われる案山子がまだ田んぼに立っていました。 右手は湿地帯になっていて、色々な湿性植物が見られるようでした。 脇には「新林公園・川名緑地・川名清水谷戸」で観られる四季の草花・鳥・昆虫などの写真も掲示されていました。
公園内で見られる湿生植物
ここでは水中や水辺で生活する湿生植物が植えられています。 休耕田などで普通に見かける種類ですが、最近はこれらを観察できる場所も少なくなりました。 水際で暮らす葉や花の形など、知るほどに興味が深まる植物です。
スイレン 夏を彩る水生植物の代表です。 日本のヒツジグサの花は白色ですが、外来種には赤、黄などがあります。
コナギ 水田に生える一年草です。名は小形のナギ(ミズアオイ)のことです。葉よりも低く、青紫色の花をつけます。
オランダガラシ クレソンの名で知られ、食用とするために栽培したものが野生化し、今では各地の川に繁殖しています。
コガマ 沼のふちなどの湿地に生える多年草です。ガマと比べ、葉は幅が狭く、穂も短いなどの違いがあります。
ヒメガマ 湿地に生える多年草です。雄花の穂と雌花の穂の間に輪が見えているのがガマやコガマとの区別点です。
ガマ 湿地に生える多年草です。花の穂は下に雌花、上に雄花がつきます。雌花は秋には実になって茶色になります。
湿地に生える多年草です。たたみやござの原料になるのは本種の園芸品種です。「イ」は一番短い和名です。
ヤマイ 山に生え、イに似ているのでこの名がありますが、ちがう仲間の植物です。茎の先に小穂を一個つけます。
セリ 春の七草のひとつで、田や溝などの水分の多い所に生える多年草です。夏に白色の花を開きます。
ホタルイ 水田などに生える一年草です。ホタルのいるような所に生えるのでこの名がついたと思われます。
ハナショウブ 野生のノハナショウブから改良されました。多くの園芸品種があり、江戸、伊勢、肥後などの系統があります。
キショウブ 欧州原産で、もともと観賞用に輸入されたものですが、今では各地に野生化しています。花は黄色です。
イボクサ 水田や湿地に生える一年草です。淡紅色の小さな花を開きます。名はこの草をいぼにつけるととれることによります。
ハンゲショウ 初夏に葉の半分が化粧したように白くなり、そのわきに穂状の花をつけます。地下に根茎をのばしてふえます。
イヌビエ 湿地に生える一年草です。ヒエに似ていますが、食用にならないので、この名がついたといわれます。
ミソハギ 湿地に生える多年草です。夏には紅紫色の花をつけます。旧盆に仏前に供える花としてよく栽培されます。
セキショウ 流れのそばに生える多年草です。春に淡黄色の内穂花序をつけます。根茎は石菖根といい薬になります。
ミゾソバ 湿った所に生える一年草です。ソバに似て溝に生えるのでこの名があり、葉の形からウシノヒタイともよびます。
コウガイゼキショウ 水田によくみられます。こうがいとは日本髪に使った装飾具のことで、花茎や葉の平たい姿をたとえたものです。
ヘラオモダカ 水田などに生える多年草です。オモダカに似て葉がへらのような形をしているのでこの名がつきました。
アカバナ 湿地に生える一年草です。下の葉は対生しますが、花のもとの葉は小さく互生します。花は淡紅色です。
ススキ(カヤ) 日当たりのよい草地に見られる多年草です。オバナ(尾花)の名で、秋の七草のひとつとして知られています。
鳥類観察所
木道の先の横木の階段を登っていくと、突き当たりに鳥類観察所があります。 壁には小さな観察窓が沢山あいています。 この壁の向こう側には川名大池がありますが、野鳥のサンクチュアリーということで立入禁止になっています。 小窓からそっと覗くだけにしておきましょう。
次の理由により、ここより奥にはいることや魚釣をすることは禁止します。
1.この池のまわりはすべりやすく落ちやすいのであぶないため。
2.まむしがいて、かまれるおそれがあるため。
3.魚釣のハリを野鳥が飲んで死んだため。
4.大切な森林を、守っていくため。
 (藤沢市役所 公園課)
新林公園で見られる野鳥
ホオジロ 全長16.5cm。全国で繁殖する。冬にはやぶや林縁にいて、繁殖期には木の頂上でさえずる。ほおは雄では黒色、雌は褐色。昆虫や草の実を食べる。鳴き声は「一筆啓上仕り候」と聞こえるという。
カワセミ 全長17cm。藤沢でも繁殖し一年をとおして見られる。停空飛翔(ホバリング)をしてねらいをつけ、水中に飛込み魚を捕まえる。水辺の近くの土の崖に巣穴をつくる。チーと鳴く。
カルガモ 全長60.5cm。藤沢では一年をとおして見られるが、多くは春、北方へ移動する。雌雄同色。全身が褐色で、くちばしの先が黄色。池、川、水田に生息し、水草や草の実を食べる。グエッグエッと鳴く。
コサギ 全長61cm。留鳥として本州以南の干潟、川、水田に生息する。くちばしと脚が黒く、指は黄色。水中を歩いたり、岸で待ち伏せしたりして魚を捕まえる。グヮーと鳴く。
メジロ 全長11.5cm。留鳥として丘陵地から山地に生息する。全身が黄緑色、目の周りが白い。虫や木の実を好んで食べるほか、花の蜜も好む。チーとかチーチュルチーチュルチーと鳴く。
シジュウカラ 全長14.5cm。留鳥として市街地から山地に生息する。頭は黒く胸に黒いネクタイ状の帯がある。巣箱をよく利用し、昆虫等を食べる。ツツピーとかジュクジュクと鳴く。
アオジ 全長16cm。北海道と本州の山地で繁殖し、藤沢では主に冬に見られる。雄の頭は緑灰色、雌の頭は色が淡く目の上に黄色の斑がある。昆虫や草の実を食べる。下草の中でチッチッと鳴く。さえずりはチーチュルリーと美しい声。
エナガ 全長13.5cm。留鳥として丘陵地から山地の生息する。くちばしが短く、尾が長い。繁殖期以外は群れでいて、夜は体を寄せ合って寝る。木についた虫を食べる。ジュリジュリと鳴く。
ウグイス 全長:雄16cm、雌13.5cm。全国で繁殖する。低木の間やササなどのやぶで見られる。昆虫や木の実を食べる。冬はチャチャと、春から夏にかけてはホーホケキョと鳴く。
コゲラ 全長16cm。留鳥として山地から丘陵地に生息する。背は黒褐色で白い横縞がある。枯れ木に穴を掘って巣をつくる。幹や枝の割れ目で虫を捕まえる。ギーッと鳴く。
ヤマガラ 全長14cm。留鳥として丘陵地から山地に生息し、藤沢では冬に見られる。胸から腹にかけて赤茶色。虫や木の実を食べる。木の実を樹皮の割れ目などに隠す習性がある。ツーツーピーと鳴く。
鳥類観測所の手前の右手から浅い谷筋へと散策路が続いているので、ちょいと歩いてみました。 両側にロープ柵が施された道が杉林に続いていました。 20秒ほど進んでいくと道が左右に分かれていますが、 その先をひと回りして同じ所に戻ってくるようになっています。 シダ類が生い茂っていたりもして、何だか深山に足を踏み入れたような感じがしてきます。
新林公園でよく見られる鳥
この付近で見られる鳥です。そーっと観察してみましょう。
コジュケイ 全長約27cm。下草の被い林に数羽の群れですみ、地上でえさをとる。鳴き声はチョットコイ、チョットコイと聞こえる。
オナガ 全長約37cm。黒い頭に灰色の体で、水色の長い尾がきれい。グェーグェー、キュイキュイと鳴く。
ムクドリ 全長約24cm。くちばしと脚のオレンジ色、飛んだときの腰の白が目立つ。秋から冬に群れをつくり、キュルキュル、リャーリャーと鳴く。
トビ 全長約58〜68cm。黒かっ色の体。ゆうゆうと空を飛び、ピーヒョロヒョロヒョロと鳴く。
コゲラ 全長約15cm。林にすみ、キツツキの中では最小の鳥。カラ類の群れにまじっていることも多く、ギィー、ギィーと鳴く。
カワラヒワ 全長約14cm。オリーブ色の丸味をおびた体形で、飛ぶと翼に黄色の帯が目立つ。キリリコロロ、その合間にビィーンビィーンとさえずる。
コガモ 全長約37cm。雄の頭部は栗色と緑、体は灰色がかったかっ色、雌は地味な茶色。雄はピリッピリッ、雌はクェークェと鳴く。
カルガモ 全長約60cm。雌雄同色で地味な黒かっ色のカモ。くちばしの先と脚がオレンジ色で目立つ。グェ、グェと鳴く。
カイツブリ 全長約26cm。水草を支柱に浮き巣をつくり、小魚をもぐってとる。ケレケレ、キリキリなどと鳴き、鋭いピッピッという声を出す。
カワセミ 全長約17cm。平地の水辺にすみ、水に飛びこんで小魚をとる。くちばしが大きく青緑色の美しい鳥で、ツィーッと鳴く。
キセキレイ 全長約20cm。水辺の鳥で、胸から腹にかけて黄色で、背は灰色。とまっているときや歩くとき、長い尾を上下にふる。チチンチチンと高い声で鳴く。
ハクセキレイ 全長約21cm。水辺の鳥で、顔と腹が白く、後頭から肩、背、長い尾が黒い。チュンチュンと鳴きながら波状に飛ぶ。
エナガ 全長約13cm。明るい林にすみ、ジュリッ、ジュリッと鳴く。冬にシジュウカラなどの小鳥の群れをつくり、昆虫の卵やクモなどをとる。
スズメ 全長約14cm。最も身近な鳥。チュンチュンと鳴いて、地上のえさを食べる。
メジロ 全長約11cm。黄緑色の体で目のまわりが白く、チーチーと鳴く。甘い物が空きでウメやツバキの花の蜜を吸う。
ヒヨドリ 全長約27cm。尾が長い灰色の体で、ピーヨピーヨと騒がしく鳴く。春、秋に群れで移動する。
シジュウカラ 全長約14cm。黒い頭に白いほお、胸から腹に黒いネクタイ状の模様がある。ジュクジュク、ツーピーツツピーなどと鳴く。
ウグイス 全長約15cm。地味な茶かっ色の体で、茂みの中でチャッチャッと地鳴きをする。繁殖期にはホーホケキョ。
キジバト 全長約33cm。明るい茶色で首に黒と青白いしま模様がある。デデッポーとのんびりした声でくり返し鳴く。
ツバメ 全長約17cm。建物の軒に泥で巣をつくり、ひなを育てる。チュピッ、チュピッとさえずり、速いスピードで飛びまわり虫をとる。
ハシブトガラス 全長約56cm。出っぱった額と太い大きなくちばしをもつ。カアカアと澄んだ声で鳴き、冬には大きな群れで生活する。
ハシボソガラス 全長約50cm。ハシブトガラスよりやや小型で、くちばしも名の通りに細い。ガアガアとにごった声で鳴く。
杉林を出て引き返してくると、左手から山道が降ってきます。 脇に立つ道標によると、「古民家へ約1.3km・北公園730m」となっています。 脇にある「新林公園案内図」によると、2番鉄塔の立つ高みから分かれて降ってくる道のようでした。 傍はちょっとした広場のようになっていて、ベンチが沢山設置されていました。
芝生広場
湿性植物区や里の広場を過ぎて芝生広場へ出ると、樹木が綺麗に紅葉していました。 脇には「文化財ハイキングコース案内板」が設置されていました。 旧近藤邸から龍口寺へと続く「江の島道」を訪ねるコースで、 この新林公園にある旧小池邸もそのルートに選ばれています。
片瀬旧道・江の島道コース
旧近藤邸…新林公園・旧小池邸…馬喰橋…岩谷不動…市指定・江の島弁才天道標…泉蔵寺…上諏訪神社…密蔵寺…一遍上人地蔵堂跡…本蓮寺…西行戻り松・市指定・江の島弁才天道標…市指定・寛文庚申塔…常立寺…龍口寺
片瀬旧道・江の島道を訪ねて
古来より弁財天信仰の聖地として、また江戸時代から、江戸より程良い距離にある景勝地として、 江の島は多くの参詣人で賑わいました。 江の島道とは藤沢宿から江の島へ至るまでに通った道のことです。 当時の道筋は現在の遊行通り、石上通りを経て石上の渡し(現在の上山本橋付近)で片瀬川を渡り、 泉蔵寺、密蔵寺、龍口寺へと続く片瀬旧道を経て洲鼻通り(江の島通り)へと向かいました。 現在でも馬喰橋を過ぎると「ゑのしま道」と刻まれた道標や、江の島への道案内を兼ねた庚申塔が数基建っており、 当時の江の島道の名残をとどめています。 また、片瀬地区は藤沢市の南東に位置し、鎌倉市と隣接しているので鎌倉幕府とも深いかかわりをもっています。 特に龍口寺付近は鎌倉幕府の刑場があった所で、大庭景親の斬首、源義経の首実験、元の使者杜世忠等の処刑がされました。 日蓮聖人もここで斬首されようとしました。 しかし、その時奇跡が起こり、首をはねようとした刃に稲妻があたり、 その刃が折れてしまったという伝説は有名です。 他に、一遍聖人が滞在し、踊り念仏を唱えたと伝えられる地蔵堂跡、西行法師が鎌倉への通りすがりに 道端の松の枝振りに目をとめ、都恋しさのあまり都の方角に枝をねじまげたと伝えられる西行もどり松等、 たくさんの伝説が残っています。 最近では、市民会館内に辻堂から移築された旧近藤邸、新林公園内に柄沢から移築された旧小池邸があり、 新たな見所が増えています。
 (藤沢市教育委員会)
芝生広場から新林公園から出て左手へと進んでいきます。 道なりに少し右手へ曲がっていった先にあるT字路を右折していきます。 企業の社宅や工場などを過ぎていくと、境川に架かる上山本橋を渡っていきます。 橋を渡ってすぐに右折して境川沿いに続く道を進んでいくと、壁が斜めになった形をした集合住宅があります。 その端までくると、川沿いに鵠沼東部1号吐口の施設があります。 そこから左手へと曲がっていく道を進んでいきます。
鵠沼東部1号吐口
この施設は、公共下水道用の施設です。 この施設に異常を感じた場合は、ご面倒ですが下記まで、ご連絡をお願い致します。
 (辻堂浄化センター ポンプ場担当)
お願い
野鳥(ドバト、トビ、カラス、カモメ、カモ等)にエサを与えるのは止めましょう。 野鳥の糞等で近隣の方が迷惑しています。
 (神奈川県藤沢土木事務所、藤沢市環境保全課)
石上(いしがみ)駅
集合住宅沿いの道を進んでいくと国道467号に出ます。 右手には藤沢市南消防署があります。 信号を渡って正面に続く道を真っ直ぐに進んでいきます。 右手にある高砂公園を過ぎていくと、クリニックを過ぎた先に石上1号踏切道があります。 その右手に石上駅(江ノ島電鉄)があります。
藤沢駅(JR東海道線)や鎌倉駅(JR横須賀線)まで、1時間に5本程度の便があります。 所要時間は藤沢駅まで2分、鎌倉駅まで33分ですが、今回はのんびりと鎌倉駅まで乗っていきました。
石上駅は無人駅になっています。 入口の券売機で乗車券を買ってから乗りましょう。 (PASMOやSuicaでのタッチ入場もできます)