天狗岩
散策:2008年07月下旬
【低山ハイク】 天狗岩
概 要 天狗岩は青梅の街の南側にある低い山ですが眺めは素晴らしく、 青梅市街地や奥多摩の山々を一望できる絶景地です。 今回は長淵5丁目から二ッ塚峠や馬引沢峠を経て赤ぼっこと天狗岩へ登り、和田町2丁目へ降っていきます。
起 点 青梅市 長渕5丁目バス停
終 点 青梅市 稲荷神社前バス停
ルート 長渕5丁目バス停…天祖神社…墓地公園…市街地分岐…釜の淵公園分岐…二ッ塚峠…駒木町分岐…馬引沢峠…日の出町分岐…30番鉄塔…赤ぼっこ…天狗岩…412m峰…長井分岐…要害山…梅ヶ谷峠分岐…沢筋…並木入林道…稲荷神社前バス停…(稲荷神社)
所要時間 4時間00分
歩いて... 曇勝ちの天候で遠くの方は霞んでいましたが、 赤ぼっこや天狗岩からは青梅の街や奥多摩の山々などを見渡せる眺めが広がっていました。 細木が枝を伸ばしている所も一部にはありましたが、概ねはしっかりとして分かりやすい道が続いていました。
関連メモ 天狗岩
コース紹介
長渕5丁目(ながぶちごちょうめ)バス停
河辺駅(JR青梅線)の南口のバスターミナルから、明星大学行きバスにて8分、 1時間に2本から3本程度の便があります。
バス停には、青梅市にある観光スポットが紹介されている看板が取り付けられていました。
【御岳山】 JR御岳駅よりバス10分。 御岳山は野鳥、昆虫、植物の宝庫として知られ、 春は新緑と仏法僧の鳴き声を、夏は都心と比べ6〜7度も涼しい避暑地として、 秋は平地よりひと足早いもみじ狩、秋虫の王「カンタン」の鳴き声など年中 自然との触れあいを楽しませてくれ、家族連れのハイキングには絶好地です。
【塩船観音】 JR河辺駅北口よりバス8分。 塩船観音寺は、1,300年の歴史を誇る仁王門、阿弥陀堂等からなる国の重要文化財に指定されている古刹です。 又花の寺としても有名で境内にはしょうぶ、コスモス等を初めツツジ15,000本、アジサイ1,500株と、 4月下旬頃から四季折々の花で寺を彩ります。
【桜並木羽村堰】 JR福生駅・青梅駅よりバス8〜22分。 羽村堰は新東京百景選定地に指定され、そめい吉野他、1,500本の桜が植えられており、 開花時期には観桜客等で賑わいます。 また多摩川の源流にはそのまま自然が残り、河原の小石を踏みながら清流で水遊びができ、 潤いとやすらぎを与えてくれます。
【青梅鉄道公園】 JR青梅駅より河辺駅行、又は西東京団地(病院経由)行バス4分、西分停留所下車徒歩5分。 昭和37年旧国鉄が開通90周年を記念して建設したもので、世界でも珍しい鉄道公園です。 鉄道ファンあこがれのD51を初め、開通当時に走った3号機関車など9両が展示され、子供達に好評です。
手元の地図によると、この地区の住所表記は「長淵5丁目」となっていますが、 このバス停の名前は「長渕5丁目」となっていて、違う漢字が用いられています。
バス停の前方の右手に見えているこんもりとした森へ向かって車道を進んでいきます。 1分ほど進んで横断歩道のある分岐を直進したすぐ右手に鳥居が立っています。 脇には「村社 天祖神社」と刻まれた石柱があります。 「調布の里歩き道」の標識も立っていて、 鳥居の先の石段は「長淵山ハイキングコース120m」となっていました。 鳥居をくぐってその先に続く幅の広い石段を登っていきます。
長淵山ハイキングコース
「長淵山ハイキングコース」という表記はここにあっただけで、この先で見かけることはありませんでした。 どのようなルート設定になっているのか興味のあるところですが、よく分かりませんでした。
天祖神社
2分ほどかけて石段を登り切ると、右手に「天祖神社」の扁額の架かる鳥居が立っています。 そこから更に石段を1分ほどかけて登っていくと、天祖神社の境内に着きます。 右手には由緒を刻んだ石碑や歌碑などがあり、左手には手水舎がありました。 正面には本殿と拝殿から成る社殿がありました。 本殿の屋根には4本の鰹木が乗り内削ぎの千木が聳え、 拝殿の屋根には6本の鰹木が乗り内削ぎの千木が聳えていました。 社殿は造られてからあまり年数が経っていないのか、まだ新しい様子でした。 これからの散策の安全をお祈りしていきました。 「稜威」と書かれた扁額の架かる社殿の左手には祠が二つ並んでいて、 その一方の中には小祠が二つ納められていました。 また社殿の左手前には社務所がありました。
天祖神社
鎮座地 青梅市長渕八丁目七八○番地
御祭神 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、豊受比売大神(とようけひめのおおかみ)
由緒 鎮座年月不詳。もと神明大神宮と称し、 寛文年間(1661〜1673)に社殿を再営。 弘化3年(1846)に諸殿再建。 明治3年神明社と改称。 明治6年村社列格。 明治9年天祖神社と改称した。 大正8年石段改修。大正10年大鳥居建立。 大正13年社号標建立。 昭和16年手水舎神輿納庫造営。 昭和44年9月本殿幣殿拝殿を鉄筋コンクリート造にて新築(神明造)。 昭和61年9月調布橋架替工事の計画に伴い、神社所有の土地を橋台用地に提供。 その費用金貮千四百五拾万円をもって旧コンクリート階段を御影石階段に改修。
二つ目の鳥居の左手の先に石段が見えているのでちょいと立寄ってみると、 「忠魂」と刻まれた石碑がある小高い丘になっていて、 道はそこで行止まりになっていました。
登り口の標識に書かれていた「長淵山ハイキングコース」はこの辺りから始まるはずだがと思って探してみましたが、 それらしい標識は見かけませんでした。 その代わりに、「墓地公園方面」と書かれたしっかりとした道標が右手に立っていて、 社殿の右側の脇へ続く小径を指していました。 ほかに道らしいものは見当たらなかったので、 これがそのハイキングコースなのだろうと判断して進んでいくことにしました。
拝殿と本殿の脇を過ぎてその少し右手から始まる横木の階段を登っていきます。 植林帯に続くかなり傾斜のある横木の階段を1分ほど登って尾根に着くと、東屋が建っていました。 そこから左手へと続く広くて緩やかになった尾根道を進んでいきます。 僅かに降ってから軽く登っていくと、ちょっとした高みに着きます。 天祖神社から4分ほどの所になります。 道標が立っていて、その手前にはベンチも設置されていました。 道標「墓地公園方面」に従って、その先へと進んでいきますが、道が二手に分かれています。 どちらへ進んだものかと迷うところですが、いずれの道を進んでいっても1分ほどで合流します。 植林帯を更に3分ほど進んで僅かな高みに着くと、再び道標やベンチがあります。 道標の袂には半分ほど土に埋められるようにしてポリタンクが幾つも置いてありました。
山火事注意 消火用水
不凍液が入っているので飲めません
 (青梅市、青梅消防署、青梅市消防団)
山火事注意
たき火・たばこのあとしまつ
 (青梅市、青梅消防署、青梅市消防団)
引き続き歩き易い尾根道を進んでいきます。 これまでと同様の道標「墓地公園方面」の立つ所までくると、踏み跡程度の道がX字形に交差していましたが、 そのまま尾根道を進んでいきます。 程なくして植林帯から雑木林へと変わっていきます。 傾斜の少し増した坂道を登り切って緩やかになってくると、道が二手に分かれています。 道標類は見当たりませんでしたが、左手の道はちょっとした高みを越えていく道で、 正面の道はその巻き道になっているようでした。 今回は左手の道を進んでいきました。 雑木林の坂道を登っていくと1分もしない内に高みに着きます。 高みには番傘(キノコ?)のような形をした東屋がひとつありました。
墓地公園
高みから右手に続く広い坂道を降っていきます。 右手からくる巻き道を合わせて更に降っていくと舗装路に降り立ちます。 脇にはこれまでと同様の道標が立っていて、 この先は「二ッ塚峠・馬引沢峠方面」、今降ってきた道は「天祖神社方面」となっていました。 左下の谷間には墓地が広がっていました。 これまでに見かけた道標にあった墓地公園だと思われます。 緑の多い公園風の墓地になっていました。 天祖神社から20分ほどで到着しました。 脇の木陰に腰を掛けてひと休みしていきました。
落ち着いたところで、簡易トイレの先から高みへと続く横木の階段を登っていきます。 登り口には「二ッ塚峠・馬引沢峠」の道標が立っています。 1分ほどで登り坂は終わって、ちょっとした高みに着きます。 そこから植林帯を僅かに降ってから登り返していきます。
道端には白地に黄色い筋があって赤い斑点の入った15cmほどもある大きな花が咲いていました。 良くは知らないのですがヤマユリというのでしょうか、この先にかけても時折見かけました。
植林帯を登って僅かな高みを越えていくと、左手の浅い谷筋には草地が広がっていました。 ちょっとした鞍部まで来ると、正面の高みへ登っていく道と、 左手の草地の縁を通っていく道とに分かれています。 周りには道標類は見かけず、どちらへ行けばいいのか迷うところですが、 結果的には同じ所へ出るようです。 今回は左手の草地沿いに続く道を進んでいきました。
市街地分岐
僅かに降って、ススキのような背の高い草が生い茂る脇を進んでいきます。 草地が終わって尾根の手前まで来ると、草木に隠れるようにして道標が立っていて、 右手へと登っていく道は「二ッ塚峠・長淵8丁目」、今来た道は「墓地公園・天祖神社」となっています。 左手の草地へ続く道らしいものもありましたが、木柵が設置されていて「立入禁止」の看板が立っていました。 道標に従って右手へ続く道を登っていくと、すぐに左右に通る広い尾根道に出ました。 墓地公園から6分ほどの所になります。 正面には道標が立っていて、右手の道は「青梅市街」、 左手の道は「二ッ塚峠・馬引沢峠」、今来た道は「墓地公園・天祖神社」となっています。 右手の道は長淵7丁目の辺りへ降っていけますが、 ここは道標「二ッ塚峠・馬引沢峠」に従って、左手へ続く広くてしっかりとした尾根道を進んでいきます。
振り返ると、右手の高みからも道が降ってきていました。 先ほど分かれてきた道だと思われます。
(右手の道は「天狗岩」を参照)
雑木林の斜面に続く道を1分ほど進んでいくと植林帯になってきます。 それほどの傾斜もなくて、広くて歩き易い道が続いています。 左手の樹間からは草地の続きが見えていました。 市街地分岐から3分ほど進んで軽く登るようになると、左手には針金状の柵が続くようになりますが、 4分ほど続いた辺りで終わっています。 雑木林になったり植林帯になったりながら続く尾根道を緩やかに進んでいきます。 市街地分岐から11分ほど進んでいくと、「山火事注意」の看板や消火用水の設置された所から、 左手へと細い踏み跡が分かれていきます。 そこを過ぎて更に1分ほど進んでいくと、右手のマウンドを越えていく細い踏み跡が分かれていきますが、 その道も見送って、引き続き広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。
釜の淵公園分岐
雑木林の尾根を過ぎて植林帯になってくると、右手から浅いU字形に抉れた広めの道が合流してきます。 市街地分岐から17分ほどの所になります。 道の左右には手製の白い道標が立っていて、右手へ降っていく道は「釜の淵公園」、 今来た道は「天祖神社」となっていました。 また道が分かれる所に生えている樹木の袂に道標のような板切れが落ちていました。 右手へ降っていく道は「こんにゃく石・吉野街道」、 今来た道は「秋川街道・墓地公園・天祖神社」と書かれているように思えましたが、 文字が消えかかって読み難かったので定かではありません。 ここはこの先へと登り気味に続く尾根道を更に進んでいきます。
二ッ塚峠
再び雑木林になった広い尾根道を登り気味に進んでいくと、 先ほどの釜の淵公園分岐から3分ほどで峠に着きます。 脇に立つ道標によると、ここは二ッ塚峠というようで、 手元の地形図に載っている358m峰になるようです。 墓地公園から尾根道に出た所の市街地分岐から21分ほどで到着しました。 ここで道が二手に分かれています。 脇に立つ道標によると、正面へ降っていく道は「日の出町(バス停)0.7km」、 右手へ降っていく道は「馬引沢峠0.9km・天狗岩2.1km」、 今来た道は「吉野街道0.4km・釜の淵公園3.2km」となっていました。 また白塗りの案内標識も立っていて「二ッ塚」の由来が記されていますが、半分に割れて壊れていました。 現在ではこの南東部に車道が通っていて、そこに新たな「二ッ塚峠」があり、 本来の峠であるこちらは「旧二ッ塚峠」とも呼ばれているようです。
二ッ塚物語
今から何百年もの昔、峠の麓に貧しい母と娘が住んでいました。 不幸にして不治の病にかかった母親は、山に生きたまま埋められることを願い、 親思いの娘の一緒に葬られることを涙ながらに願って、この地に埋められました。 それ以来二つの塚と呼ばれ、薄幸の親子をしのんで心ある村人が掃除や土盛りをして、 今も供養しているのです。
 (明るい街づくり五日市連絡協議会)
野の坂の 春の木立の 葉がくれに 古き宿見ゆ 武蔵の青梅 牧水
牧水も 行きし峠の 木もれ陽に まゆみの赤き 梢をあおぐ
この付近には、測量のための杭が設置されております。 現地調査のため非常に大切なものです。 引き抜いたり、破損したり、しないようにして下さい。
 (東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合、調査会社 国際測地株式会社)
青梅!水と緑と梅の道
釜の淵公園からこの二ッ塚峠を経て天狗岩へと続く道には 「青梅!水と緑と梅の道」という名前が付けられているようでした。 なお、手元の地図によると、ここから吉野街道までの距離が0.4kmというのは誤りのように思われます。
往時の峠道は日の出町へと降っていく正面の道なのだろうと思いますが、 今回はここから天狗岩を目指して、 右手のマウンドを越えて少しへ戻るような感じで続く道を降っていきます。 すぐに金網柵が左手に続くようになります。 軽いアップダウンを繰り返しながら、広くて歩き易い尾根道を進んでいきます。 「馬引沢峠0.4km・天狗岩1.6km」の道標を過ぎていくと「馬引沢峠0.3km・天狗岩1.5km」の道標があります。 二ッ塚峠から11分ほどの所になります。 金網柵沿いの道はその先へも続いていますが、道標に従ってここで柵から離れて右手に進んでいきます。
駒木町分岐
降り気味に2分ほど進んでいくと、左右に通る道に降り立ちます。 脇に立つ道標によると、右手の道は「畑中・駒木町」、 左手の道は「馬引沢峠0.2km・天狗岩1.4km」、今来た道は「二ッ塚峠0.7km・釜の淵公園3.9km」となっています。 今回はここを左手に鋭角に曲がって馬引沢峠へ向かっていきます。
(右手の道は「天狗岩」を参照)
馬引沢峠
植林帯を進んでいくと、再び金網柵が左手に続くようになります。 「馬引沢峠0.1km・天狗岩1.3km」の道標を過ぎていくと、 駒木町分岐から3分ほど、二ッ塚峠から17分ほどで馬引沢峠に着きました。 脇に立つ道標によると、右手の道は「明治橋(バス停)1.8km」、 左手の道は「日の出町玉之内」、正面の道は「天狗岩1.3km・梅の公園4.7km」、 今来た道は「二ッ塚峠0.9km・釜の淵公園3.2km」となっています。 馬引沢峠は十字路になった峠なのですが、左手は廃棄物処分場になっていて、先ほどから続いている金網柵で閉ざされています。 柵の先を覗いてみると、かつては峠道として使われていたと思われる踏み跡が続いていました。 今回は天狗岩を目指して正面の尾根道を進んでいきます。
ここは駒木町分岐から200mほどの所なのに、釜の淵公園までの距離が3.9kmから3.2kmに減少していました。 吉野街道までの距離といい、道標に記載されている距離はかなり怪しくなっていました。 行き先表記だけを信じて、距離は参考程度に考えておくのが良さそうでした。
立入り禁止
工事中につき危険なため、立入りを禁止します。 万一、入って事故にあった場合の責任は負いかねます。
 (東京都三多摩地域廃棄物処理組合)
馬頭観音
馬引沢峠から金網柵に沿って2分ちょっと進んでいくと、道端に馬頭観音が佇んでいました。 「馬頭観音」と書かれた標柱の脇には、古くなって壊れた標識が倒れていました。 「安永三年七月七日」と刻まれていたので、江戸時代の中頃に建てられたもののようでした。 一部が壊れていて良く読めませんでしたが、「牛馬安全・・・」とも刻まれていました。 前には丼茶碗が置かれていて、小銭がお供えされていました。
日の出町分岐
金網柵沿いの道を更に5分ほど進んでいくと、K字形になった分岐があります。 角に立つ道標によると、金網柵に沿って左前方へと続く広い道は「日の出町」、 正面に降っていく細い道は「日の出町方面」、 右手に戻るようにして登っていく道は「天狗岩0.8km・梅の公園4.2km」、 今歩いてきた道は「馬引沢峠0.5km・二ッ塚峠1.4km」となっています。 また電力会社の黄色い標柱も立っていて、右手の道は「青梅線No.30に至る」、 左前方の道は「青梅線No.29に至る」となっています。 ここは道標「天狗岩・梅の公園」に従って、右手へ戻るようにして続く道を登っていきます。
30番鉄塔
1分ほど軽く登っていくと、送電線の鉄塔の下に着きます。 鉄塔の名前を書いたものは見かけませんでしたが、 先ほどの標柱にあった「青梅線No.30」だと思われます。 左右が開けてて日当たりが良く、奥多摩方面の山々の眺めが広がる所です。 樹木や夏草などが背を伸ばしていて展望は今ひとつでしたが、 これまでの展望のない道から急に明るい場所に出て、何だかホッとした気持ちになります。
鉄塔を過ぎてその先の植林帯を1分ほど進んでいくと、左手へと細い道が分かれていきます。 角には道標が立っていて、右手へ曲がりながら続く広い道は「天狗岩0.7km・梅の公園4.1km」、 今来た道は「馬引沢峠0.6km・二ッ塚峠1.5km」となっています。 脇には電力会社の黄色い標柱が立っていたので、左手へ分かれていく道は送電線の巡視路なのだろうと思います。 ここは右手へと曲がりながら続く広い道を進んでいきます。
守ります 山の緑と 防火のマナー!
山火事注意
 (森林国営保険、東京都、東京消防庁)
分岐を過ぎて広い尾根道を3分ほど進んで登り傾斜が増してくると、横木の階段が現れます。 1分ほどかけて階段を登り切ると分岐があります。 脇に立つ道標によると、正面へ降っていく道は「天狗岩0.5km・梅の公園3.9km」、 右手の道は「赤ぼっこ0.1km」、今歩いてきた道は「馬引沢峠0.8km・二ッ塚峠1.7km」となっています。 天狗岩へは正面の道を行くのですが、右の道の100mほど先に「赤ぼっこ」があるので立ち寄っていきましょう。
山火事注意
自然はみんなのもの。 自然を守りましょう。
 (日の出町消防団)
赤ぼっこ (標高409.5m)
広くて歩き易い尾根道を1分ちょっと進んでいくと、正面が開けてきます。 僅かな鞍部に着くと右手へ道が分かれていますが、そのまま真っ直ぐに軽く登っていくと高みに着きます。 「赤ぼっこ」と書かれた標柱が立っていて、「409.5m」と書かれた板が括り付けられていました。 その手前には三等三角点がありました。 馬引沢峠から22分ほどで到着しました。 蒸し暑くて汗もたっぷりかいたので、リュックを降ろして景色を眺めながらひと休みしてきました。
守ります、山の緑と防火のマナー!
山火事注意
 (東京都、東京消防庁、森林国営保険)
基本測量 三角点
大切にしましょう三角点
 (国土地理院)
赤ぼっこは北側が180度ほど開けています。 曇勝ちの天候のため遠くははっきりとしませんでしたが、 奥多摩の山並みや青梅の街などを見渡せる景色が広がっていました。
4年半ほど前に来た時には西側にびっしりと樹木が生い茂って視界を遮っていましたが、 今回は周囲の樹木が伐採されて見晴らしが良くなっていました。
景色も堪能して疲れも癒えたところで、先ほどの分岐まで引き返して、 道標「天狗岩・梅の公園」に従って、右手へと降っていきます。 雑木林の尾根を降って暗部に着いて登り返していくと植林帯になってきます。 緩やかになった植林帯を進んで少し登るようになると、 赤ぼっこへの分岐から5分ほどで分岐があります。 角に立つ道標によると、正面へ降っていく道は「和田橋3.1km・梅の公園3.6km」、 右手の道は「天狗岩0.2km」、今来た道は「馬引沢峠1.1km・二ッ塚峠2.0km」となっています。 尾根道は正面へと降っていくのですが、この右手の先に天狗岩があるので、往復してきましょう。
燃やすまい 水のふるさと 緑の資源
山火事注意
 (森林国営保険、東京都、東京消防庁)
天狗岩
緩やかな道を1分ほど進んでいくと、横木の階段を降るようになります。 途中で途切れて再び現れる階段を2分ほど降っていくと鞍部に着きます。 そこから岩がゴロゴロした斜面を登り返していきます。 大きな岩を越えていくと、「天狗岩」と書かれた標柱の立つ岩場に着きます。 先ほどの分岐から5分ほど、赤ぼっこから13分ほどで到着しました。 手元の地形図によると、赤ぼっこ(409.5m峰)の西北西350m辺りにある北へ突き出た岩場で、 標高370mほどの所になるようです。
天狗岩は先の方へ突き出た岩場になっています。 細長くてそれ程広くはないので、譲り合って休憩しましょう。 天狗岩からは眼下に青梅市街や青梅丘陵が一望できました。 西側には、高水三山や大岳山から御岳山へ続く山並みも展望できますが、 生憎の曇勝ちの天候のため遠くは霞んでいました。 お昼には少し早かったのですが、ここで昼食タイムにしました。
412m峰
お腹も満ちて景色も堪能したら、先ほどの分岐まで引き返して、 道標「和田橋・梅の公園」に従って、右手へと降っていきます。 植林帯を降って鞍部に続く細い尾根道を進んでいきます。 程なくして登り坂になってくると横木の階段が現れます。 階段を1分ほどで登り切って緩やかになった尾根道を進んでいくと、 「和田橋2.9km・梅の公園3.4km」の道標が立っています。 そこから右へ曲がって雑木林と植林帯を分ける尾根を進んでいくと高みに着きます。 天狗岩への分岐から7分ほどの所になります。 手元の地形図にある412m峰のようです。 高みを越えてその先へと尾根道を降っていきます。
緩やかになった山頂部を進んでいくと、程なくして降り坂になってきます。 林床に細木が生えている植林帯を降っていくと、次第に夏草などが生い茂るようになってきます。 しかし道の部分は何とか確認できたので、安心して進んでいけました。 緩やかな浅い鞍部に降りてその先へ進んでいくと、登り返すようになる所から右手へ細い道が分かれていました。 412m峰から5分ほどの所になります。 角には白塗りの道標が立っていて、右手の道は「平道入を経て和田スポーツ広場」となっていました。 また「青梅!水と緑と梅の道」の道標も立っていて、 この先へ登っていく道は「和田橋2.6km・梅の公園3.1km」、 今来た道は「天狗岩0.7km・馬引沢峠1.6km」となっています。 ここは僅かに左手へ曲がりながら登っていく道を進んでいきます。
長井分岐
植林帯を少し曲がりくねりながら緩やかに登っていくと、3分ほどで高みに着きます。 手元の地形図によると、412m峰の西北西300m辺りの標高390mほどの高みになるようです。 ここで細い道が左手へと分かれていました。 高みに立つ白塗りの道標によると、左手へ分かれて降っていく道は「長井方面」、 右手へ降っていく尾根道は「愛宕山・梅ヶ谷峠」、 今来た道は「天狗岩・赤ボッコ方面」となっています。 右手へ僅かに降った所には「青梅!水と緑と梅の道」の道標も立っていて、 右手へ降っていく道は「和田橋2.5km・梅の公園3.0km」、 今来た道は「天狗岩0.8km・馬引沢峠1.7km」となっています。 ここは道標「愛宕山・梅ヶ谷峠」に従って、右手へと続く道を降っていきました。
山火事注意
自然はみんなのもの。 自然を守りましょう。
 (日の出町消防団)
植林帯の尾根に続くしっかりとした道を降っていきます。 1分半ほどで緩やかになると、背の低い草木が生い茂るようになってきますが、 道はしっかりと確認できました。 僅かに登ってから、緩やかになった道を降り気味に進んで浅い鞍部に着くと、道が二手に分かれています。 手元の地形図によると、414m峰の南南東70mほどの地点になるようです。 右手に立つ「青梅!水と緑と梅の道」の道標によると、 右手の先から正面へ登っていく横木の階段は「和田橋2.2km・梅の公園2.7km」、 今来た道は「天狗岩1.1km・馬引沢峠2.0km」となっています。 正面へ登っていく坂道は何も示されていませんでしたが、 少し登った所から更に左手へと道が分かれているように見えました。 今回は道標に従って、右手から正面へと続く横木の階段を登っていきました。
左手に生い茂る夏草の中にも手製の道標が立っていて、正面へ登っていく道と左手の谷を指していましたが、 書かれた文字は消えていて読めませんでした。 ここから左手の谷筋へ降っていく細い道もあるようですが、夏草に覆われていて確認できませんでした。
要害山 (標高414m)
かなり段差のある横木の階段を1分半ほどかけて登り切ると、緩やかな高みに続く尾根になります。 右手へと曲がってその先へ緩やかに登っていきます。 少し左へ曲がって緩やかな尾根を進んでいくと、「青梅!水と緑と梅の道」の道標が立っていました。 手元の地形図によると、この辺りの高みが414m峰になるようです。 412m峰から21分ほどで到着しました。 道標の袂には、この高みの名前と思われる「要害山414m」と凸字で書かれた板がありました。 その道標によると、ここから左手へと降っていく急坂は「和田橋2.1km・梅の公園2.6km」、 今来た道は「天狗岩1.2km・馬引沢峠2.1km」となっています。 ここは道標「和田橋・梅の公園」に従って、左手へと続く急坂を降っていきます。
傾斜の急な植林帯の尾根を降っていくと、程なくして2mほど左下に広めの道が並行するようになりました。 「はて、どこから来た道だろう?」と考えてみるに、 要害山の手前にあった鞍部の少し先から分かれてきた巻き道のように思えました。 山頂から3分ほど降っていくとその道と合流します。 背丈の低い木や夏草などが生い茂るようになった鞍部を過ぎていくと、軽く登るようになります。 緩やかになった尾根道を進んでいくと、左手の樹木が少し開いていて、その先が草地になっていました。 その手前まで出てみると、草地の先に山並みを見渡せる展望地になっていました。 手前の尾根の奥には山が幾つか頭を覗かせていましたが、何の山なのかは分かりませんでした。
梅ヶ谷峠分岐
展望地を後にして、雑木混じりの植林帯を緩やかに進んでいきます。 夏草が生い茂っていて少し煩わしい所を過ぎていくと、雑木林に続く快適な道になってきます。 「和田橋1.8km・梅の公園2.3km」の道標を過ぎていくと登り坂になってきます。 僅かな高みを越えて降って植林帯になってくると分岐があります。 要害山から10分ほどの所になります。 脇に立つ道標によると、正面に続く尾根道は「梅ヶ谷峠(行止り)」、 右手に戻るようにして降っていく広い道は「和田橋1.8km・梅の公園2.3km」、 今来た道は「天狗岩1.5km・馬引沢峠2.4km」となっています。 また別の道標も立っていて、正面の道は「愛宕山方面(約500m)」、 今来た道は「天狗岩・馬引沢峠(天狗岩マデ約50分)」となっていました。 手元のハイキング用地図にはこの先の梅ヶ谷峠から394m峰の東側を降っていくルートが載っているので、 その道を歩こうと思っていたのですが、「行止り」とのことなので今回は諦めて、 道標「和田橋・梅の公園」に従って、右手に戻るようにして続く広い道を降っていきました。
マナーを守って楽しいハイキング!
・ゴミは持ち帰りましょう!
・タバコの投げ捨ては絶対やめましょう!
・ハイキングコース沿いは民有地です。
・植物などの採取はできません!
 (青梅市、青梅市観光協会)
発砲危険!
近くにハイキング道路あり。危険!
 (東京都)
尾根に続く広い道を降っていきます。 「和田橋1.7km・梅の公園2.2km」の道標を過ぎていくと、道に沿ってロープが張られるようになりますが、 特に必要な感じではありませんでした。 ロープは一旦途切れますが、「和田橋1.6km・梅の公園2.1km」の道標の所から再び続くようになります。 やがてロープが終わると、右・左と緩く曲がりながら尾根を降っていきます。 「和田橋1.4km・梅の公園1.9km」の道標の立つ所までくると、 正面の尾根に続く細い道と左手へ降っていく道に分かれています。 先ほどの梅ヶ谷峠分岐から7分半ほど降ってきた所になります。 道標の向きが今ひとつはっきりしませんでしたが、左手の広い方の道を指しているように思えたので、 今回は左手へと降っていきました。
時折ロープが張られていたりもする広い道を降っていきます。 程なくして右手には谷筋が現れます。 谷筋から少し離れて尾根の背を緩やかに降るようになります。 浅い鞍部を過ぎて登り返していく所から、左手へ戻るようにして道が分かれていきます。 先ほどの「和田橋1.4km・梅の公園1.9km」の道標の立つ分岐から6分ほどの所になります。 角には道標が立っていて、左手へ戻るようにして降っていく道は「和田橋1.2km・梅の公園1.7km」、 今降ってきた道は「天狗岩2.1km・馬引沢峠3.0km」となっています。 尾根道は正面の僅かな高みへと更に続いていましたが、 道標に従って左手へと折れ曲がって降っていきました。
道標の立つ分岐の20mほど手前の所からも左手へ踏み跡が分かれていて、 ショートカットになっているようでした。
沢筋
植林帯の斜面を横切るようにして真っ直ぐに1分ほど降っていくと沢筋に降り立ちました。 梅ヶ谷峠分岐から15分ほどで降りて来られました。 降り立った所には道標が立っていて、 左手の道は「林道(行止り)」、右手の道は「和田橋1.1km・梅の公園1.6km」となっていました。 ここは道標「和田橋・梅の公園」に従って右折して、谷筋を降っていきます。
右折して沢に架かる小橋を渡ったすぐの所から沢へ降りていけるようになっていました。 僅かな水しか流れていない小さな沢ですが、 蒸し暑い中を歩いてきて大汗をかいたので、ここで最後の休憩をしてきました。 冷たい水に浸したタオルで顔や首筋を拭くと、生き返るように心地よく感じました。
汗も引いて落ち着いたところで、沢に沿って植林帯をその先へと進んでいきます。 程なくして沢に架かる短いコンクリート橋を渡っていきます。 植林帯を抜けていくと、夏草が生い茂る畑地が続く少し開けた谷筋になってきます。 オオバコの生い茂る広くなってきた道を降り気味に進んでいくと、程なくして民家が見えてきます。 民家の脇を過ぎていくと、沢筋に降り立った所から4分ほどで舗装路に出ました。 これで山道は終りになります。 右上には犬小屋があって多くの犬が吠え立ててきましたが、 太い鉄格子がされた小屋に入れられているので安心でした。
この先 山林作業道
一般の乗入れは御遠慮ください。 道幅がせまく、路面・路肩軟弱等大変危険です。
 (青梅警察署、青梅市役所、青梅市森林組合)
このあたりは、今年もヤマカガシ・マムシが多く、スズメ蜂も出没しています。 充分御注意下さい。
 (青梅市、青梅市観光協会)
並木入林道
作業小屋のような建物を過ぎて、舗装路をその先へと緩やかに降っていきます。 少し進んだ所にあった看板によると、先ほどの沢筋へと続くこの道は並木入林道というようです。 植林帯の中に続く舗装路を更に進んでいくと、 舗装路に出た所から4分ほどで、高台に広がる畑地の脇に出ました。 畑の奥には山並みが広がっていました。 畑に沿って少し進んでいくと道が右手へと分かれていきますが、 角に立つ「青梅!水と緑と梅の道」の道標「和田橋0.6km・梅の公1.1km」に従って、 正面へと続く更に広くなった道を降っていきます。
並木入林道
この道路は、青梅市が管理する林道で、原則として森林施業以外での車両通行はできません。 また一般の道路と異なり、路肩や法面の保全、落石防止等の処置が十分ではありませんので、 次ぎのことを遵守して通行してください。
車両速度は自足20キロメートル以下とし、スリップ・落石等に十分注意して安全に通行してください。
林道を汚損したり、見通しの悪い場所での駐車、ごみ等の不法投棄、 その他林道の維持管理に支障を来す恐れのある行為を禁止します。
林道に関する問合せは、青梅市役所へご連絡ください。
 (青梅市)
竹林や梅林などを眺めながら広い道を降っていきます。 右手に続くようになった民家への道を見送って真っ直ぐ降っていくと車道に降り立ちました。 沢筋に降りた所から10分ほどで降りて来られました。 角には「青梅!水と緑と梅の道」の道標が立っていて、左手の道は「梅の公園1.0km」、 右手の道は「和田橋0.5km・宮の平駅1.5km」、今降ってきた道は「天狗岩2.8km・馬引沢峠3.7km」となっています。 支柱には「天狗岩自然歩道入口」と書かれていました。 また「愛宕山方面約1時間」と書かれた板切れも取り付けられていて、今降ってきた道を指していました。 ここは右手へと進んでいきました。
稲荷神社前(いなりじんじゃまえ)バス停
車道を緩やかに降っていくと、1分もしない内に吉野街道梅ヶ谷峠入口交差点に出ます。 そこを右折していくと、すぐの所に稲荷神社前バス停があります。
青梅駅(JR青梅線)まで、青梅駅行きバスにて10分、1時間に3本程度の便があります。
稲荷神社
稲荷神社前バス停の道路向かいには稲荷神社があるので、バスを待つ間にちょっと訪ねてみました。 鳥居の先の石段を登って踊り場のような所に出て、そこから更に鳥居をくぐって石段を登っていくと、 玉垣に囲まれた一段高い所に社殿がありました。 社殿には「稲荷神社」の扁額が架かり、屋根には6本の鰹木が乗り内削ぎの千木が聳えていました。 由緒などを記したものは見かけませんでしたが、無事に下山出来たことを報告していきました。
ここにも大きなヤマユリが咲いていて、散策の最後に彩りを添えてくれました。