江の島
散策:2008年04月下旬
【海辺散策】 江の島
概 要 江の島は、湘南海岸に浮かぶ島で、多くの文化財が遺されています。 また、島先端の浸食海礁や自然美を加えて、全島が史跡・名勝に指定され、 四季を通じ参詣や行楽の人々が来遊している所です。 今回は乗合船で岩屋の傍の稚児ヶ淵まで行って、奥津宮・中津宮・辺津宮などを訪ねていきます。
起 点 藤沢市 湘南江の島駅
終 点 藤沢市 片瀬江ノ島駅
ルート 湘南江の島駅…境川河口〜(乗合船)〜稚児が淵…奥津宮…山二つ…江の島大師…サムエル・コッキング苑…亀ヶ岡広場…中津宮…みどりの広場…辺津宮…瑞心門…青銅の鳥居…北緑地…江の島弁天橋…片瀬江ノ島駅
所要時間 2時間50分
歩いて... 休日とあって、江の島はとても大勢の人出で賑わっていました。 奥津宮からサムエルコッキング苑へ向かっていく途中の食堂で、 江の島名物という「しらす丼」を食べてみると、 海の香りがして結構な味なのでした。
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コース紹介
江の島を二分する「山二つ」
湘南江の島駅(湘南モノレール)から江ノ電の踏切を渡って湘南すばな通りを真っ直ぐ進んでいくと、 国道134号の交差点に出ます。 地下道をくぐって向かい側に出て少し進んでいくと、 境川の河口の岸から岩屋洞窟方面への江の島乗合船が出ています。 今回はこの船に乗っていきます。 6分ほどで岩屋の傍に着くと、岩畳が広がる稚児ヶ淵になります。 休日とあって、磯は多くの人で賑わっていました。 磯をその先へ進んでいくと、岩屋の辺りで入り江が深く入り込んでいて行止まりになっています。 その向こうにも岩畳が続いていて、島の東側からやって来られるようですが、一周することは出来ません。 手前にある石段を登って引き返していくと稚児が淵の石碑が立っています。 食堂などが建ち並ぶ急な石段を登っていくと奥津宮や龍宮などがある境内に着きます。 今回は龍恋の鐘などがある龍野ヶ岡自然の森の散策は省略して中津宮へと向かっていくと、 階段の途中に、江の島を二分する「山二つ」があります。
稚児が淵
稚児が淵は島の両端に位置し、大正12年の関東大震災で1mほど隆起した海蝕合地です。 この名勝の由来は、建長寺の修行僧自休が、江の島へ百ヶ日参詣の帰り、相承院の稚児白菊と 出会ったのが縁で恋におちいりました。しかしその恋も実らず、ついに白菊はこの断崖から 身を投げ、自休もそのあとを追ったという悲恋物語からおこっています。 ここから眺める富士山夕焼けの相模灘の美しさは、まさしく神奈川県景勝50選のひとつに 数えられるものであります。
山二つ
江の島をちょうど二分する境となっていることから、俗に「山ふたつ」といわれています。 断層に沿って侵食された海食洞が崩落したことで「山ふたつ」が出来たともいわれています。 サムエル・コッキング苑から下りてくる階段横には、赤茶色の地層が見えます。 これは関東ローム層で、箱根・富士山の火山灰が堆積したものです。
中津宮の石段から眺める七里ヶ浜
江の島大師やサムエル・コッキング苑を過ぎて、亀ヶ岡広場に立寄ってから中津宮へと降っていきます。 中津宮から正面の石段を降りていくと、眼下には江の島ヨットハーバーなどが、 対岸には鎌倉の街や七里ヶ浜などを一望できる景色が広がっていました。 海に突き出した稲村ヶ崎もよく見えていました。 綺麗な花が咲いているみどりの広場を過ぎていくと辺津宮に到着します。 御神木のむすびの樹の周りには桃色の絵馬がびっしりと掛けられていました。 社殿の前では茅の輪くぐりに長蛇の行列が出来ていました。 辺津宮から瑞心門を経て青銅の鳥居へと向かっていきます。 江の島バス停からバスに乗っていってもいいのですが、休日とあって道路は大渋滞だったので、 北緑地を少し散策してから江の島弁天橋を渡って片瀬江ノ島駅(小田急江ノ島線)まで歩いていきました。
江島神社
当神社は三宮から成り、奥津宮に多紀理毘売命、中津宮に市寸島比売命、辺津宮に田寸津比売命を お祀りする。社伝の「江島縁起」等は欽明天皇13年(552)の創建と伝える。 「吾妻鏡」には寿永元年(1182)源頼朝は祈願のため文覚上人をしてお岩屋に弁財天を勧請、 江島明神と称えて参詣し、幕府の祈願所とした。 以降、朝武の信仰を集めたが、江戸時代に至り、庶民の間に信仰が広がり、江島詣が盛んとなり、 江島寺、金亀山与願寺とも称し、岩本院上之坊、下之坊があった。 徳川家康はお岩屋に詣で、社領を寄進している。明治初年の神仏分離により江島神社と号した。 当社は江島弁財天として天下に名高く、日本三大弁財天の一つであり、財宝招福、学芸上達、 夫婦和合、交通安全等の神として広く信仰されている。弁財天御尊像は辺津宮境内奉安殿にお祀りしてある。