大平の森
散策:2008年03月下旬
【低山ハイク】 大平の森
概 要 大平の森は伊東市の馬場の平と大平山との間に広がる森です。 今回は馬場の平から柏峠などを経て、大平の森の西辺から北辺の尾根を大平山へと登っていきます。 大平山の前後にある展望地からは素晴らしい眺めが広がっています。 山頂からは渓谷コースを降って麓にある丸山公園へと向かっていきます。
起 点 伊東市 伊東駅
終 点 伊東市 伊東駅
ルート 伊東駅…丸山公園分岐…大平の森分岐…登山口…枝道分岐…カヤト原…柏嶺…馬場の平分岐…馬場の平…おちいじょ観音…33番鉄塔…柏峠…旧柏トンネル…473m峰…岩場…四辻…大平の森…展望ゾーン…592m峰…大平山…展望地…渓谷コース分岐…迂回路分岐…沢渡り…長峰橋…丸山公園…十字路…伊東駅
所要時間 5時間30分
歩いて... この時は天候に恵まれて、展望地からは雪化粧した富士山や南アルプスなどを一望できました。 伊東の街並みや初島や中伊豆の山々などが広がる所もあって、眺めのいいコースでした。 脹脛が痛くなるほどの坂道もありましたが、沿道にはテープ類や標識などが点々と設置されていて、 道に迷うことなく歩いて行けました。
関連メモ 大平山
コース紹介
伊東(いとう)駅
伊東駅(JR伊東線)から歩いていきます。 駅を出た正面に「めおと椰子」があります。 伊東駅の開業に合わせてここに移植された雌雄同株のヤシなのだそうです。 駅舎を出て右手に続く湯の花通りを進んでいきます。 今回は大平山の南に続く尾根から西側の尾根や峠を経て山頂へと登っていきます。 今回歩くコースは伊東市のホームページにも掲載されているので、 案内図を印刷して持参すると大変に参考になります。
めおと椰子
学名[フェニックス・カナリエンシス]通称カナリーヤシ(原産地・カナリア諸島)。 この椰子は昭和13年12月15日、国鉄伊東線開通の記念樹として故岡見聞多氏より寄贈されたものです。 明治38年大の植物愛好者であった聞多氏の父、千吉郎氏がアメリカ・カリフォルニア、 リバーサイド市より種を取り寄せ、10個の種を蒔き発芽させた内の2本です。 伊東駅開業一ヶ月前、駅付近にあった岡見別荘より移植しましたこのカナリーヤシは、 雌雄同株に自生しているので雌株に果実を有します。 伊東観光協会では縁起の良い樹として毎年12月に種を採取、 お正月にご遊覧のお客さまに進呈しています。
 (伊東ライオンズクラブ)
物産店などが建ち並ぶ湯の花通りを2分ほど進んでいくと、左手の建物の間に出来湯権現がありました。 小さな祠が二つと、伊東市の名木に選ばれている大きなエノキが生えていました。 祠は小さいながらも、真新しい御幣が下がった太い注連縄が渡されていて、榊なども供えられていました。 エノキにも注連縄が巻かれ、現在も手厚く祀られているようでした。
出来湯権現由緒のこと
この附近には江戸時代の初期から天然の熱い温泉が豊かに湧き出ていて「出来湯」と呼ばれていました。 大きな浴場の中に湯坪がいくつもあって、里人や近在の人々が入浴するだけでなく、 樽詰された湯は遠く江戸へも送られ、「豆州の薬湯」の名で府民にもてはやされました。 この温泉のあふれてできた20坪ほどの池は「馬の湯」といって、 一日の労役を了えた馬や牛が飼い主と共にこの池にひたり、湯煙りの中で疲れを癒していました。 明治の終りごろまではこの界隈に温泉宿が集まり、 「松原温泉場」といわれて伊東の繁華街の一中心地をつくっていました。 出来湯権現はこの温泉の守護神として古く(江戸中期)から祀られ、 馬湯のほとりで多くの人々を見守って来られたのです。
 宮司 島田千秋之記す (松原区)
丸山公園分岐
出来湯権現を後にして湯の花通りを更に3分ほど進んでいくと、右手の上の方に大きな鳥居があります。 鳥居の手前には「八幡神社由緒」と題した看板が立っています。 石段の上の方に八幡神社がありますが、今回は訪ねるのは省略しました。 八幡神社への石段を過ぎてすぐの所にある左手へ分かれる道を見送っていくと、すぐに道が二手に分かれています。 角に立つ柱の上の方に小さな標識が取り付けられていて、 正面の道は「大平の森」、右手の道は「丸山公園」となっていました。 右手の道は、大平山から渓谷コースを降って丸山公園を経て戻ってくる時に歩く道になります。 ここは「大平の森」が指す正面の道を進んでいきます。
八幡神社由緒
祭神 誉田別尊(応神天皇)
母后・神功皇后の胎中に在した時の北九州の鎮定や新羅出兵から武神として崇められたが、 和平の後、国際交流や大陸文化の移入につとめて、日本文化興隆の基を開かれた文武の神である。
由緒 ・創祀 文治年中(1180)時の地頭伊東祐継が天下泰平国土鎮護の神として松原村長田に創祀し、やがて村の産土神となった。
・遷宮 後年湯川村境に移り、更に遷宮の工を起し、昭和22年秋社殿の竣成と共に遷座を果した。
・社殿 現社殿は類焼後、昭和40年2月再建した。
例祭 毎年10月14、15日
天文3年(1534)以来見越しの渡御が行われる海岸渡御と十数台の屋台の引廻しは、伊東温泉秋の風物詩である。
追記 平成2年(1990)5月此の丘に鎮座した杉崎神社(祭神・宇迦之御魂神)を合祀した。
大平の森分岐
道路を真っ直ぐに進んでいくと、伊東駅から600mほどの所に小川橋が架かっています。 橋を渡ってその先へ真っ直ぐに進んでいきます。 少し登り坂になった細めの道を進んでいくと、桜の木の先に伊東5号踏切があります。 踏切を渡って正面に進んでいくと、すぐに十字路があります。 角には「ホテルヘルスパーク千寿館」の看板が立っていて左手の道を指しています。 また「水道山町案内図」という緑色の大きな看板も立っています。 正面の道路は谷筋を通って大平の森へと続いていますが、今回はここを左折していきます。
芝生広場などがある大平の森へ向かうには正面の道路を歩いていった方が楽ですが、 今回は南から西に続く尾根を経て大平山へと登るコースを歩いていきます。 途中には柏嶺・馬場の平・柏峠・四辻などがあります。
すぐの所にある千寿館の前を過ぎて、急坂を登っていきます。 右手へ曲がって真っ直ぐに登っていきます。 左手へ分かれていく道もありますが、真っ直ぐに進んでいきます。 右手の前方には目指す大平山が見えています。 水道山町自主防災会第二倉庫を過ぎていくと、再び緑色の「水道山町案内図」があります。 そこで左手へ道が分かれていますが、正面の坂道を更に登っていきます。 その看板に載っている一番右手の道になります。 振り返ると、伊東の街並みの沖には初島がよく見えていました。
登山口
水道山町案内図のあった所から坂道を5分ほど登っていくと、ちょっとした水道施設の先で、左右に通る道に出ます。 そこを右折していくと、すぐ右手に「妙法観世音菩薩」と刻まれた石碑が佇んでいます。 その石碑を過ぎて緩やかになった道を2分ほど進んでいくと、左手へ道が分かれていきますが、 「関係者以外立入禁止」の標識が掲げられています。 左手の道を見送って、少し登り坂になってくる正面の道を進んでいきます。 次第に傾斜の増してくる道を登っていきます。 ビニールハウスや屋根付き水槽のような所を過ぎていくと、右手に山道が分かれています。 伊東駅から35分ほどで到着しました。 脇には「健康回復公園 大平の森ハイキングコース 大平の森・馬場の平 入口」と書かれた道標が立っています。 矢印は特に書かれてはいませんが、右手に分かれていく山道を意味しているものと思われます。 舗装路は正面へと更に続いていますが、ここから少し戻り気味に続く右手の山道へと入っていきます。
枝道分岐
U字形に抉れた道を登っていきます。 幅は広くて歩き難くはありません。 少しずつ左へ曲がりながら登っていくと抉れはなくなって、植林帯の縁に沿って登るようになってきます。 周囲の樹木にはテープなどがかなり巻きつけられていて、ハイキングコースを示しているようでした。 右手の雑木林の中にある小屋のような建物を見ながら進んでいくと、程なくして左手へ直角に曲がっていきます。 植林帯の縁に沿って更に登っていくと、 茶色地に白字で書かれた楕円形の標識「健康回復公園 大平の森ハイキングコース」が樹木に取り付けられています。 そのすぐ先で右手へ曲がっていくと、道が二手に分かれています。 登山口から7分ほどの所になります。 脇には大平の森ハイキングコースの道標が立っていて、 今登ってきた道は「伊東市街」、この先の道は「馬場の平・大平の森」となっています。 この先を示す道標の板は左側に続く緩やかな道の方を指しているとしか思えないのですが、 その道は車道へと緩やかに降っていく道になります。 馬場の平へは右側の尾根に続く道を登っていきます。 右側の道の方にテープなどが巻かれているので参考にしましょう。
最初はそれほどでもありませんが、次第に登り傾斜が増してきます。 よく踏まれてしっかりとした道という雰囲気ではありませんが、 テープ類が点々と設置されていて、ハイキングコースを示しています。 それらを確認しながら登っていくと、道を外れることもなく進んでいくことができます。 雑木林になったり植林帯になったりしながら続く尾根道を登っていきます。 かなり傾斜があって脹脛が痛くなってきたりもするので、休み休みゆっくりと登っていきました。 先ほどの枝道分岐から8分ほど登っていくと、脇の樹木の袂に「大平の森ハイキングコース」の標識が落ちていたりもしました。 そこを過ぎて少し登っていくと傾斜が緩やかになってきます。 右手の樹間からは、目指す大平山のある尾根が見えていたりもします。
常緑樹の帯を抜けていくと植林帯が現れます。 再び傾斜が増してきて脹脛が痛くなってきたりもしますが、程なくして歩き易い尾根道になってきます。 引き続き雑木林や植林帯が交互に現れる尾根を登っていきます。
カヤト原
緩やかになってきた尾根道を進んでいくと、登山口から35分ほどで開けた所に出ました。 手元の地形図によると柏嶺の北東300m辺りの標高430mほどの地点になります。 カヤト原になっていて、左手には山並みが広がっていました。 良くは知らないのですが、方角からすると中伊豆の山々でしょうか。 中ほどには台形の姿をした特徴的な山も見えていました。 その右手の方には高そうな山々が続いていました。 ここからは傾斜も緩やかで広くなった道が続きます。 カヤト原の右端に続く広い道を、山並みなどを眺めながら進んでいきます。
柏嶺
次第に広がってくるカヤト原を進んでいくと、「大平の森ハイキングコース」の道標が立っています。 それによるとこの辺りが柏嶺になるようです。 手元の地形図によると標高450mほどの高みのようです。 緩やかな高みに着いて左手へ曲がって少し降った所にも道標が立っていました。 カヤト原に出てから10分ほどの所になります。 刈り込まれた芝地のようになった先には伊東の街並みや相模湾が広がっていました。 初島もよく見えていました。 伊豆大島でしょうか、初島の右手の沖にはぼんやりとした島影も見えていました。 景色を眺めながらひと息入れていきました。
眺めを堪能したら、右手へと曲がっていく道を進んでいきます。 降っていって鞍部に着くと、左右に通る広めの道に出ました。 手前には車止めの木杭が幾つも立っていて鎖も張られていました。 「車輌進入禁止」の看板が道端に落ちていたりもするので、左右に通る道は林道でしょうか。 脇に立つ道標によると、大平の森は右手とのことです。 ここは馬場の平を目指して右手へと進んでいきました。
(確かめた訳ではありませんが、左手の道からも馬場の平へ行かれるようです)
馬場の平分岐
道標に従って緩やかで広い道を右手へ3分ほど進んでいくと分岐があります。 右手の樹木には橙色地に白字で書かれた食パン型の標識「伊東ゆったり湯めまちウォーキングコース」が括り付けられています。 道標類が見当たらずどちらへ行けばいいのか迷う所ですが、 正面の道は馬場の平への道で、右手へ分かれていく道は大平の森への道になります。 今回は馬場の平まで行ってからここまで引き返してきて、大平の森へと向かっていくことにしました。
登り坂になった道を進んでいくと、1分もしない内に左手へと曲がっていきます。 その手前の左手の林には4体の石仏が佇んでいて、石祠もひとつありました。 「元治二年」と刻まれていたので、江戸時代の末期に建立された石仏のようです。 どういう意味なのか、石仏の前にはニンジンがお供えされていたりもしました。 左手へと曲がっていく角から正面の林の中へ広めの踏み跡が分かれていきますが、 正面に聳えている送電線の鉄塔へと続く道になります。 馬場の平へは左手へ曲がっていく広い坂道を登っていきます。
馬場の平
広い坂道を真っ直ぐに登っていくと、正面に鉄線柵が現れます。 その右手の方の一部が開いていて、そこから入っていくと広くなった高みに着きました。 場所を示す標識類は見かけませんでしたが、ここが馬場の平になるようです。 手元の地形図によると標高460mほどの高みのようです。 先ほどの柏嶺から9分ほど、登山口から1時間ほどで到着しました。 どういう目的なのかは分かりませんでしたが、中ほどにはタイヤのホイールと箒のようなものが立っていました。
馬場の平は広い芝地やカヤト原になっていて、360度の眺めが広がっていました。 正面の右手の方には中伊豆の高い山々が聳えていました。 振り返ると、これから向かう大平山の尾根が横たわっていました。 その左手にはここから大平山へと続く尾根も見えていました。 こうして見ると、まだかなり距離がありそうに思えたりもします。 右手の方には相模湾も見えていました。 伊東市のホームページには「天狗の詫び状文の置かれた場所」というのが載っていたので、 その塔のようなものはないかと探してみたのですが見つけられませんでした。
おちいじょ観音
馬場の平分岐まで引き返して左手の道(柏嶺から来ると右手)の道を進んでいきます。 冬枯れの雑木林に広くて緩やかな道が続いています。 周りの樹木が新芽を膨らませて、もうすぐ新緑の季節が来ようとしているようでした。 2分ほど進んでいくと、樹木が道の上まで覆っている所がありました。 葉が茂る季節には緑のトンネルになるだろうと思いながら進んでいきます。 馬場の平分岐から5分ほど進んでいくと、頭のなくなった石仏が道端に佇んでいました。 頭の代わりなのか、丸まった石が乗せてあったりしました。 名前や謂れなどを記したものは見かけませんでしたが、 伊東市のホームページにある案内図によると「おちいじょ観音」というようです。
その昔に巡礼の母子が大雪のため峠で倒れ、 子が母の乳房をくわえたまま二人とも息絶えていたのを村人が発見し、 二人の冥福を祈ってこの地にお祀りした観音様がこの「おちいじょ観音」のようです。 「おちい観音(お乳観音)」とも云い、お乳の出の少ない母親たちの信仰の対象になっていて、 竹筒に甘酒や濁酒を捧げるとお乳の出が良くなると伝えられているようです。
 (出典:伊東豆風土記)
石仏を過ぎて僅かに登るようになると、馬場の平分岐から8分ほどの所で、右手に山道が分かれていきます。 角には大平の森ハイキングコースの道標が立っていて、 右手の数段の階段の先に続く山道は「大平の森」となっています。 また、電力会社の黄色い標柱も立っていて、 右手の山道は「東伊豆線33号に至る」となっています。 広い道は左手へ曲がりながらその先へと降っていくようでしたが、 今回は右手の階段の先に続く山道を進んでいきます。
冷川旧道
伊東市のホームページにある案内図には、この手前に「冷川旧道出会い」と書かれています。 これまで歩いてきた道の北側に印があるので右手から合流してくる道でもあるのかと思えますが、 そのような道には気付きませんでした。 案内図は大平山から反時計回りの方向に紹介されていることを考えると、 案内図とは少しズレていますが、ここがその「冷川旧道出会い」になるのだろうと思います。 手元の地形図によると、正面に続く広い道は冷川峠へと続いているようだし、 馬場の平分岐から続いてきたこの広い道は「冷川旧道」ということになるのでしょうか。
33番鉄塔
数段の階段を登り、「大平の森ハイキングコース」の標識を過ぎて、 その先の雑木林に続く山道を進んでいきます。 程なくして軽く登るようになると僅かな高みに着きます。 手元の地形図にある472m峰だと思われます。 そこを過ぎて坂道を降っていくと、開けた所に送電線の鉄塔が立っています。 先ほどの分岐から2分ほどの所になります。 鉄塔の名前を示すものは見かけませんでしたが、先ほどの標柱からすると「東伊豆線33号」だと思われます。 左右が開けていていい眺めが広がっていたので、写真などを撮りながらしばらく休んでいきました。
柏峠
鉄塔を後にしてその先へと進んでいきます。 電力会社の黄色い標識「東伊豆線32号に至る」を過ぎて、 尾根の背に続く道を降っていきます。 これまでの緩やかな尾根道からすると傾斜が増してきますが、大したことはありません。 鉄塔から2分ほど降っていって鞍部に着くと、左手へと道が分かれていきます。 角には大平の森ハイキングコースの道標が立っていて、正面の道は「大平の森」、 左手の道は「旧柏トンネル」、この場所は「旧柏トンネル上」となっています。 また、電力会社の黄色い標識「東伊豆線32号に至る」も立っていて、 左手の道を指しています。 脇には「柏峠道」と題した下記のような解説板も立っていました。 どうやらここが伊東市のホームページの案内図に載っている「柏峠」のようです。 馬場の平から18分ほどで到着しました。 大平の森へは正面の尾根を登り返していくのですが、この左手の下の方に旧柏トンネルがあるようなので、 ちょっと訪ねていくことにしました。 (往復で10分ほど要しました)
柏峠と四辻
解説板に「当時の峠道は少し北」と書かれていたり、 道標が「柏峠」ではなく「旧柏トンネル上」となっていることからすると、 ここは元来の柏峠ではないようです。 「少し北」とは具体的にどこを指すのかは書かれていませんが、 手元の地形図には、ここから北北西550m辺りに「柏峠」と記された所があります。 現地では「四辻」となっていますが、そこが「少し北」にあったという元来の柏峠なのでしょうか。 解説板に「以後ここを柏峠という」とあることからすると、 柏トンネルが出来て元来の柏峠は使われなくなり、 いつしか柏トンネルのあるこちらが柏峠と呼ばれるようになったということのようです。 左手の道は急坂だし右手には道のようなものはなかったように思うので、 この場所は鞍部になってはいるものの「峠」として利用されていたようには思えません。 旧柏トンネル自体が「柏峠」で、 道標にある「旧柏トンネル上」というのがここの実情を表しているように思われます。
旧柏トンネル
かなり傾斜のある坂道をジグザグに降っていきます。 石がゴロゴロして沢のような所があったりもします。 2分ほど降っていくと、道の右手に石祠が外側を向いて建っています。 広くなった道はその先へと降っていましたが、その石祠の脇から右手へ入っていくと、 左右に通る道がありました。 その右手の山側を見るとトンネルがありました。 これが旧柏トンネルのようです。 手前にはロープが張られていて「崩落の危険あり 立入禁止」の看板が取り付けられています。 今ではかなり埋まってしまっていて通っていくことは出来ないようです。 振り返ってみると、広めの道が西側へと降っていました。 以前の柏峠道だと思われます。 伊東市のホームページにある案内図によると、西側にある林道へと続いているようです。
柏峠道
柏峠道は、江戸時代以前より伊東と中伊豆、三島方面をつなぐ交通の要衝路であった。 伊東からは主に魚を背負い、中伊豆方面へ、また、中伊豆、湯ヶ島からは天城の御用炭、 その他の産物を、この峠を越え、伊東の港から、江戸へ送った。(当時の峠道は少し北)。 しかしながら、地形的に険しいこの峠越えはつねに人々を悩ましつづけた。 そして明治15年、伊東村柏木氏の企画のもと、伊東、冷川両村有志によって、柏トンネルが開通した。 この真下である。 以後、ここを柏峠という。 この歴史的な峠道も、明治39年、新しい県道が開通すると、しだいに廃れていった。 「天狗の詫証文」、「松月院の宝印」、「柏峠の黒曜石」など、 いくつかの史跡、伝説がのこされている。
473m峰
旧柏トンネルから柏峠まで引き返してきて、道標「大平の森」に従って、尾根を登り返していきます。 坂をひと登りするとすぐに緩やかな尾根道になってきます。 程なくして尾根の左斜面へと道がロープで誘導されています。 本来の尾根道ではないようなので何だろうと思って尾根の先を確認してみると、尾根の右側が崩落していました。 それを迂回する形で左へ降りてその先で尾根へ登っていく道が付けられていたのでした。 大きな岩の脇を過ぎて登っていって再び尾根に着くと、 「大平の森ハイキングコース」や「伊東ゆったり湯めまちウォーキングコース」の標識が取り付けられていました。 この先にかけても同様の標識が点々と取り付けられていて、安心して歩いていけます。 緩やかな雑木林の尾根道を進んでいきます。 浅い鞍部から植林帯を登り返して僅かな高みに着くと、「大平の森ハイキングコース」の道標が立っています。 手元の地形図にある473m峰だと思われます。 左手へと曲がりながら降っていく道は「大平の森・丸山公園」となっています。
岩場
植林帯と雑木林の間に続く道を降っていくと鞍部に着きます。 そこから雑木林を緩やかに登り返していきます。 僅かな高みを過ぎていくと、広くて歩きやすい道になってきます。 軽く降って緩やかに登り返していくと正面が開けてきます。 樹木が低くなって、背の高い松が何本か生えていたりもします。 そこを右手へ曲がって進んでいくと、丸まった大きな石が幾つかある僅かな高みに着きました。 柏峠から16分ほどで到着しました。 手元の地形図によると、「柏峠」(現地では四辻)の南150m辺りにある標高470mほどの尾根になるようです。
西伊豆の山々でしょうか、左手には山並みが続くいい眺めが広がっていました。 ここでリュックを降ろして水分補給などをしながらしばらく休憩していきました。
四辻
ひと息入れたところで、その先へと進んでいきます。 少し降ってから緩やかに登って僅かな高みに着いて、右手へと曲がって急坂を降っていきます。 程なくして緩やかになった尾根道を更に降っていくと、先ほどの岩場から4分ほどで鞍部に着きました。 ここは手元の地形図では「柏峠」と記されている所になります。 馬場の平から55分ほどで到着しました。 脇に立つ大平の森ハイキングコースの道標によると、ここは「四辻」というようで、 道が左右にも分かれている所です。 正面の道は「大平の森・丸山公園」、今降ってきた道は「馬場の平・柏峠」となっています。 中ほどには手製の道標もあって、正面の道は「大平山」、今降ってきた道は「馬場の平」、 左手の道は「冷川」、右手の道は「伊東」となっています。 尾根を越えるようにして左右に道が付いていて、まさに「峠」という雰囲気のする所でした。 地形図にもある通り、ここが元来の「柏峠」だったことが伺われます。 今回は左右の道は見送って、大平山を目指して正面の尾根道を登り返していきます。
四辻から正面の坂道を登り返していくと、広くて緩やかな尾根道がしばらく続きます。 両側は植林帯になっていて、その間に広い尾根道があり、 縁の方には雑木も生えていたりする道が続きます。 防火帯に雑木が生えてきたという感じがしました。 四辻から4分ほど進んでいくと登り傾斜が増してきます。 道ははっきりとはしていますがかなりの傾斜があって、脹脛が痛くなってきたりもするので、 休み休みゆっくりと登っていきました。 伊東駅からここまでハイカーには誰にも出会いませんでしたが、 ここへきて上から降りてくるひとりのハイカーとすれ違いました。 その人も誰にも出会わずに歩いてきたとのことでした。 『この先の展望ゾーンからは富士山や赤岳が見えていたが今はどうでしょう』という話を聞いて、 早く展望ゾーンに辿り着いて何とか富士山を見たいものだと気が逸るのでした。
3分ほどかけて急坂を登り切ると緩やかな尾根になります。 僅かな降りから登り返していくと、次第に登りの傾斜が増してきます。 ここでも痛くなってくる脹脛を癒しながらゆっくりと登っていくと、 四辻から14分ほどで、大平の森ハイキングコースの道標が立つ高みに着きました。 正面は植林帯になっていて、その先にも登り気味の細い踏み跡が続いていましたが、 道標「大平の森・丸山公園」は右手へ曲がって降っていく道を指しています。 手元の地形図では、544m峰の南200m辺りにある標高570mほどのピークの手前の曲がり角になるようです。 せっかく急坂を登ってきたのに、右手に続く急坂をまた降っていきます。 伊東市のホームページにある案内図ではこの少し手前から巻き道があるように描かれていますが、 今回はそのような道には気が付きませんでした。
大平の森
正面に大平山のある尾根を眺めながら、急坂を降っていきます。 3分ほど降って鞍部に着いて、その先に続く尾根を登り返していきます。 緩やかな高みを越えて浅い鞍部からその先へ登っていくと、右手へと道が分かれて降っていきます。 道端には大平の森ハイキングコースの道標が立っていて、 正面の道は「大平山山頂・丸山公園」となっていましたが、右手の道は何も示せれてはいません。 傍には「大平の森」の標識も立っていて、その支柱に「大平の森案内図」が取り付けられていました。 その案内図によると、ここから大平山へと続く尾根の南側斜面に大平の森が広がっていて、 ここはその西端にあたるようです。 右手の道はその大平の森に続く散策路の一つになっているようでした。 大平の森の中ほどには芝生広場や休憩所があり、野鳥観察の森・瞑想の森・照葉樹の森などが広がっているようですが、 今回は大平の森の北辺に続く尾根ルートを歩くだけに留めておきました。 ここから先には、樹木に関する解説板が幹に取り付けられているのを頻繁に見かけるようになります。
緩やかな高みを越えて浅い鞍部に着き、その先へと登り返していきます。 次第に登り傾斜が増してきて、また脹脛が痛くなってきたりもします。 点々と設置されている樹木の解説板などを読んだりしながらゆっくり登っていくと、 「大平の森」の標識の立つ分岐から13分ほどで、緩やかな尾根に登り着きました。 手元の地形図によると、592m峰の西側120m辺りの標高580mほどの尾根になるようです。 登り着いた所には道標が立っていて、右手へ続く緩やかな尾根道は「大平山山頂・丸山公園」、 今登ってきた道は「馬場の平」となっています。 道標に従って、緩やかになった尾根道を右手へ進んでいくと、 数mほどの所から右手に広い階段が分かれて降っていきます。 角に立つ道標によると、右手の階段は「管理車道」、 正面に続く尾根道は「展望ゾーン・大平山山頂」となっています。 正面の尾根道の先にはベンチが見えています。 あれが展望ゾーンだろうと思って進んでいきます。
展望ゾーン
広くて緩やかな尾根道を軽く登り気味に進んでいくと、1分もしないうちに展望ゾーンに着きました。 四辻から35分ほどで登って来られました。 手元の地形図によると、592m峰の数10m西寄りの標高590mほどの高みになるようです。 展望ゾーンには丸太のベンチがふたつと、「展望ゾーン」と書かれた標識が立っています。 その支柱には先ほどのと同じ「大平の森案内図」が取り付けられていました。 登り着いた時には熟年夫婦が休憩していましたが、やがて出発していきました。 丁度昼時になったので、ベンチに腰をかけて景色を眺めながら昼食タイムにしました。
四辻の先ですれ違ったハイカーの話の通り、 展望ゾーンからは雪化粧した富士山などを見渡せる素晴らしい眺めが広がっていました。 前回来た時には遠くは霞んでいて見えませんでしたが、今回は条件が良かったようでした。 富士山の左手に続いているのは雪を頂いた南アルプスの稜線のようです。 手前に広がっている山並みは伊豆の山々のようです。 富士山の手前の少し右側にある緩やかな山は以前に登った巣雲山のようで、 山頂の広いカヤトの原や展望台らしいものも見えていました。 その右手の奥の方には箱根の山々と思われる高い山も見えていましたが、 山頂付近には雲がかかていて明瞭ではありませんでした。 更に右手の方へ目を移すと、熱海の海や真鶴半島と思われる岬が海に突き出しているのも見えました。 富士山に少し雲がかかっていたのが気がかりだったので、流れて行かないかとしばらく待ってみましたが、 そう都合よくはいきませんでした。
592m峰
お腹も満ちて景色も堪能したら、その先へと進んでいきます。 緩やかで広い尾根道を進んでいくと、1分も経たない所に分岐があります。 角に立つ大平の森ハイキングコースの道標によると、正面の尾根道は「大平山山頂・丸山公園尾根コース」、 左手に降っていく道は「丸山公園渓谷コース」となっています。 ここが手元の地形図にある592m峰だと思われます。 今回はここから渓谷コースを丸山公園へと降るルートを歩くのですが、 その前に大平山まで往復してくることにしました。 道標に従って、正面に続く広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。
大平山 (標高577.7m)
山の上にある道とは思えないほど広くて緩やかな道が続いています。 程なくして緩やかな高みを越えて幅の広い横木の階段を降っていきます。 階段が終わって緩やかになった広い尾根道を更に進んで軽く登っていくと大平山に着きます。 先ほどの592m峰から5分も経たない所になります。 山頂は緩やかな尾根道の途中という感じの所で、「大平山山頂577.7m」の標識と三等三角点があります。
標識の写真を撮っていると、丸山公園尾根コースから20名ほどの熟年グループが登ってきました。 そして標識の脇の辺りに座り込んで休憩し始めました。 麓にあった案内板に書かれていた所要時間よりも早く着いたと話し合っていました。 私も以前にそのコースを登ってきたことがあります。 休憩したりしながらゆっくりと登ってきましたが、案内板にある時間よりも早く登って来られました。 案内板にある時間はかなり余裕を見た値になっているようです。
展望地
大平山の山頂のすぐ先が開けた展望地になっています。 大きめの「大平の森案内図」やベンチが設置されています。 展望地からはいい眺めが広がっていますが、手前の樹木が少し邪魔をしているので、 南側へちょっと降った辺りから写真を写してみました。 眼下には伊東の街並みや伊東港や手石島などが見え、左手の沖の方には初島が浮かんでいました。 かなり霞んではいましたが、初島の右手の更に沖の方には伊豆大島と思われる大きな島影も薄っすらと見えていました。
この展望地から道が二手に分かれています。 道標によると、南側へ降る道は「芝生広場を経て展望ゾーンへ(25分)」、 東側へ降る道は「丸山公園尾根コース」となっています。
渓谷コース分岐
展望地からの眺めを堪能したら、先ほどの592m峰の分岐まで引き返して、 道標「丸山公園渓谷コース」に従って、 北側の雑木林の尾根に続くかなり傾斜のある坂道を降っていきます。 程なくして緩やかになった尾根道を進んでいくと、 592m峰から4分ほどで大平の森ハイキングコースの道標が立っていて、 正面の尾根から僅かに右手の先に続く道は「丸山公園」となっています。 道標の指す道のすぐ先から右手へと道が分かれています。 そこには道標は立っていませんが、手前の樹木と、右手の少し下の樹木に、 楕円形の茶色い「大平の森ハイキングコース」の標識が取り付けられています。 正面に続く尾根道は開拓道路へと続いていますが、 今回はここから右手に続く渓谷コースを丸山公園へと降っていきます。
(正面の尾根道は「大平山」を参照)
右手の斜面に続く植林帯を降っていくと、すぐに浅いV字形の谷筋になってきます。 程なくして涸れ沢が現れますが、その左手に沿って続く道を降っていきます。 植林帯や雑木林が交互に現れたりする道を5分ほど降っていくと、 道端の桧に「大平の森ハイキングコース」の標識が取り付けられていたりして、 この道で合っているのだと安心したりします。 沢から少し高い所に続く道を降っていくと、尾根から10分ほどで正面が開けてきて、 伊東港などを見下ろすことができました。 展望の得られない谷筋を降ってきたので、何だかホッする瞬間ではあります。
迂回路分岐
雑木林を過ぎて植林帯を抜けていくと、石がゴロゴロした所を過ぎていきます。 誰かが作っていったのか、石が積まれて小さなケルンのようになったものを見かけたりもしました。 尾根から17分ほど降っていった所に道標が立っていて、そこで道が二手に分かれています。 手元の地形図によると、386m峰の北西300m辺りの標高350mほどの地点になるようです。 これまで降ってきた延長線上に道が続いていましたが、 道標は右手へ分かれていく道を指しているように見えます。 丁度「とうせんぼ」しているように倒木が道を塞いでいたりもします。 このまま真っ直ぐに進んでいくと、 地形図にある松原林道が曲がっている辺りへ出られるように思えるし、 伊東市のホームページにある案内図でも林道へ出るように描かれています。 何か理由があって、右手の沢沿いに迂回路が出来ているのでしょうか。 今回は道標「丸山公園」に従って右手の道を降っていきました。
すぐに岩ゴロゴロの沢に出て向こう岸へと渡り、左傾斜の斜面に沿って進んでいきます。 沢から少し高い所に続く道を降っていくと、沢の向こう側には舗装路が見えていました。 どうやらあれが松原林道のようだと思いながら降っていくと、 手前の道標の所から4分ほどで再び沢に降り立ちます。 そこから更に沢の右側へと踏み跡が続いているようで迷う所ではあります。 その踏み跡は見送って沢を渡って左岸に出て少し左手へ登っていくと、 渡ってきた沢へ流れ込む細い涸れ沢が右手に現れます。 左手へ登っていく道はその先へと続いているようだったので、 松原林道から分かれて降ってくる道なのかも知れません。 右手の涸れ沢の先に「大平の森ハイキングコース」の標識が見えたので、その沢を渡っていきました。
伊東市のホームページにある案内図には「松原林道に出会う」と書かれていることを考えると、 確かめた訳ではありませんが、手前の道標を直進して松原林道へ出て、 その先から再び沢筋へと入っていくルートがあるようで、そちらの方が分かりやすいように思いました。
沢渡り
標識を過ぎて植林帯に続く道を緩やかに降っていきます。 右下の沢を見てみると、この辺りから水が流れるようになってきました。 石がゴロゴロした所を過ぎていくと砂防ダムがありました。 ダムを過ぎて進んでいくと、その下流にも隣接するようにしてまた砂防ダムがありました。 そのダムも過ぎてその先へと降っていきます。 左手からくる涸れ沢を渡ってその先へ進んでいくと、また「大平の森ハイキングコース」の標識がありました。 この道で合っていることを確認して、気持ちにも余裕が出てきました。 その先へ進んでいくと三つめの砂防ダムがあります。 ダムを過ぎて石がゴロゴロする道を降っていくと、道は沢を渡って向こう岸へと続いています。 先ほどの沢から上がった所から11分ほどの所になります。 手前の樹木には「大平の森ハイキングコース」の標識が取り付けられていました。 沢に降りていくと、冷たくて気持ちのいい水が流れていました。 暑い夏場だと、水をすくって顔を洗ったりして火照った体を冷やしていくのに良さそうな所でした。 沢の水は少ないので、難なく向こう岸へと渡っていけます。
長峰橋
沢を渡って1分ほど進んでいくと、再び沢を渡り返していきます。 その先の植林帯に続く道を進んでいくと、少し降り傾斜が増した所もあったりします。 沢から4分も行かない所にまた砂防ダムがあります。 そのダムを過ぎていくと、中ほどが30cmほどの幅でコンクリート舗装された道になってきます。 右下に建物を見ながら降っていくと、舗装路に降り立ちました。 沢を渡り返してから5分ほど、尾根から40分ほどで降りて来られました。 これで山道は終わりになります。 舗装路に降り立った所には大平の森ハイキングコースの道標が立っていて、 「渓谷コース入口」となっていました。 この右手すぐの所には長峰橋が架かっていますが、「関係者以外の立入禁止」となっています。 ここは左手へと続く舗装路を降っていきます。
かなり傾斜のある坂道を5分ほど降っていくと、左手に道が分かれていきますが、 手前には柵がしてあって通行止めのようでした。 その道を見送っていくと、道幅が2倍ほどに広がってきます。 左手の上には廃墟のような建物が見えていました。 先ほどの左手へ分かれていく道はその建物へと続いているようでした。 更に傾斜の増した坂道を降っていくと、正面に民家が見えてきました。 舗装路に降り立った所から10分ほどの所になります。 脇の庭には大きな桜の木が植えてあって、満開の花を咲かせていました。 ここで道が左手へと分かれていますが、正面の道を降っていきます。
丸山公園
正面の道へ進もうとしていると、右手に大平の森ハイキングコースの道標が立っていて、 今降ってきた道は「渓谷コース」となっていました。 向こう側から見えるような向きにも板があって、今降ってきた道は同じく「渓谷コース」となっていました。 どうして向こう向きに取り付けられているのだろうと不思議に思いましたが、 ここから右手にかけてが丸山公園になっていたのでした。 細い階段を降っていくと、すぐに沢沿いに降りていけました。 そこから沢沿いに公園が広がっていました。 梅園・花菖蒲・蛍の広場・水芭蕉の小川・あやめの池などがあるようでしたが、 今回は公園の散策は止めて通り抜けるだけに留めておきました。 小さな木橋を渡ってトイレの脇を過ぎていくと、先ほど分かれてきた舗装路に出ました。 傍には「大平の森ハイキングコース」と題した大きな案内板があり、 丸山公園や大平の森やハイキングコースなどが紹介されていました。 ここから大平山へ登っていく尾根コースや、 今回歩いてきた「伊東駅〜馬場の平〜柏峠〜四辻〜大平山」や渓谷コースも載っていました。
(写真は出口付近から振り返って写したものです)
十字路
丸山公園を10分ほどかけてゆっくりと通り抜けて、道路を降っていきます。 右手には先ほどから流れていた沢が大きくなった小沢川が流れていました。 「二級河川 伊東大川水系 小沢川 起点」という標識も立っていました。 沿道の所々に咲いている桜の花を愛でながら坂道を降っていきます。 右手に架かる小さな橋を見送っていくと、丸山公園から10分ほどで十字路があります。 道標類がなくて迷う所ですが、今回は左手の道を降っていきました。
土石流危険渓流 伊東大川水系小沢川
土石流が発生する恐れがありますので、大雨の時などは十分注意して下さい。
 (静岡県、伊東市)
伊東(いとう)駅
程なくしてある伊東2号踏切を渡って道なりに左手へ進んでいくと、 十字路から3分ほどで、最初の「丸山公園分岐」の所に出ました。 そこからは元来た道を伊東駅(JR伊東線)へと戻っていきました。 丸山公園から18分ほどで到着しました。