仏果山
散策:2008年03月下旬
【低山ハイク】 仏果山
概 要 仏果山は丹沢山系に佇む宮ヶ瀬湖の東側にある低い山です。 山頂にある展望台からは、眼下には宮ヶ瀬湖が、 その向こうには幾重にも折り重なるようにして続く丹沢などの山々を見渡すことができます。 今回は秋葉山から縦走路へ登り、仏果山と高取山を経て半原地区へと降るコースを歩きます。
起 点 愛川町 細野橋バス停
終 点 愛川町 撚糸組合前バス停
ルート 細野橋バス停…深沢橋…南山林道分岐…登山口…390番鉄塔…林道…秋葉山…小ピーク…宮ヶ瀬越分岐…仏果山…宮ヶ瀬越…高取山…大平分岐…大沢林道…宮沢大橋分岐…愛川ふれあいの村…国道412号…半原神社…撚糸組合前バス停
所要時間 5時間10分
歩いて... 麓から秋葉山を経て縦走路へ登っていく道はかなり傾斜があリました。 仏果山へと続く縦走路は岩が剥き出した細い道が続いています。 風が強い日には脇へ転落したりしないよう注意が必要です。 この日は空気が澄んでいて、仏果山や高取山の展望台からは、360度の素晴らしい眺めが広がっていました。
関連メモ 丹沢山塊東辺のみち, 仏果山, 仏果山
コース紹介
細野橋(ほそのばし)バス停
本厚木駅(小田急小田原線)の北口のバスターミナルから、 [厚01]野外センター経由半原行きバスにて29分、 便は1時間に1本程度と少なくなっているので、事前に確認しておきましょう。
 土曜 7:05 7:50 8:20 9:20 10:22 11:22...
 日曜 7:20 8:20 9:20 10:22 11:22...
馬渡バス停から
本厚木駅から半原までのバスの便は、野外センター経由と田代経由の二つの経路があり、 ほぼ30分毎に交互に運行されています。 待ち時間が長いようだと、歩く距離は少し長くなりますが、 [厚02]田代経由半原行きバスに乗って馬渡バス停で下車してもいいでしょう。
 土曜 6:50 7:20 8:00 8:50 9:50 10:52 11:52...
 日曜 6:50 7:50 8:50 9:50 10:52 11:52...
また、馬渡バス停へは淵野辺駅(JR横浜線)からも1時間に1本程度の便があります。
深沢橋
細野橋バス停から僅かに引き返すと、信号機の設置された交差点があります。 交差点の先の深沢に架かる細野橋の手前を右折して、緩やかな坂道を登っていきます。 右手への分岐を見送って、これから向かう稜線を正面に眺めながら、 住宅が点在する傾斜が増してきた坂道を登っていきます。 少し左へ曲がって青緑色の金網に沿って登っていくと車道に出ます。 左手には深沢に架かる深沢橋があります。 道路向かいの正面には道が二つあります。 右手の道の脇には「庚申供養」と刻まれた石碑や地蔵が立っていますが、 降り気味に続く左手の道を進んでいきます。
土石流危険渓流
相模川水系 深沢
土石流が発生する恐れがありますので、大雨の時は十分注意して下さい。
 (神奈川県、愛川町)
軽く降っていくと、深沢に架かる小さな橋を渡っていきます。 左手へと曲がりながら植林帯の中の道を登っていくと住宅の脇に出ます。 坂の上まで来ると、右手には愛川町上水道の細野配水場があります。 坂を越えて緩やかに降り始めると、すぐに道が左右に分かれています。 そこを右折していくと、「鳥獣供養塔」や「庚申供養塔」などが幾つか並んでいます。 そのすぐ先に「愛川町イラストマップ」と題した大きな案内板が立っています。 今回登る秋葉山も載っていてそこへ至ると思われる道も描かれていますが、 詳細な図ではないのであまり参考にはなりません。
山歩く 心にいつも 火の用心
 (神奈川県)
この付近でを見かけた方は下記へご連絡下さい。
 (JA県央愛川、役場農政課)
風致地区内における行為制限について
この地区は風致地区となっていますので、建築物、工作物の新築、改築、増築、土地の形質の変更、 木竹の伐採等をする場合は神奈川県知事の許可が必要です。 なお詳細については左記へお問い合わせ下さい。
 (神奈川県厚木土木事務所許認可指導課)
南山林道分岐
案内板を過ぎたすぐ先で道が二手に分かれています。 細野橋バス停から15分ほどの所になります。 角には「半原越・仏果山ハイキングコース」の道標が立っていて、 左手の道は「半原越70分、今来た道は「馬渡20分」となっていますが、 正面の道は何も示されてはいません。 脇に立つ看板によると、左手の道は南山林道というようで、 半原越や法論堂林道へと続いているようです。 「半原越・仏果山ハイキングコース」は、ここから半原越まで林道を進み、 関東ふれあいの道にもなっている縦走路を仏果山へと登っていくルートのようですが、 今回は秋葉山を経てその縦走路の途中に出るルートを登っていきます。 左手の南山林道は見送って、正面に続く道を進んでいきます。
脇には「ヤマビルファイター」というヤマビル用忌避剤が置かれていました。 「ご自由にお使いください」としてケースに入れられていましたが、 まだ春先だし大丈夫だろうと思って、今回は使うのを止めておきました。
南山林道
林道の通行規制について
この林道は、森林の保護や育成を目的として造られた施設ですが、 目的外の利用により林道を損傷する行為がありましたので、 当分の間林道の通行を規制します。
1.規制対象車輌 大型車輌
2.規制開始日 平成10年6月15日
3.問い合わせ 神奈川県県央地区農政事務所森林土木課
ヤマビルにご注意ください
3月から10月頃まで出現します。 ヤマビルは高温多湿を好み、人や動物の気配を察知して吸血します。 その際、ほとんど痛みを感じませんので、吸血された後の出血を発見し、 被害に遭ったことに気がつく場合がほとんどです。
吸血被害の予防策
ヤマビルは塩分を嫌がります。靴は靴下に塩を含ませておいたり、携帯するなどしてください。 (塩にはヤマビルに取り付かれたときには殺ヒル剤として効果があります)。 また、市販の虫除けスプレーなども忌避(予防)効果があります。
被害に遭ったら
ヤマビルに吸血された後、しばらく出血が続くことがあります。 (個人差がありますが場合によっては数日)。 吸血箇所を消毒してカットバンなどで止血してください。 なお、症状が悪化してきた場合は念のため医療機関への受診をおすすめします。
 (愛川町商工観光課)
「ヤマビルファイター」です。ご自由にお使いください。
ヤマビルファイターとは…
「ディート」をマイクロカプセル化したヤマビル用忌避剤です。 地下たび、すねあて等の衣料にスプレーして、ヤマビルによる吸血を防ぎます。
 (愛川町役場農政課)
沢沿いに続く坂道を緩やかに登っていくと、やがて植林帯へと入っていきます。 植林帯を抜けて高台に出ると、右手に駐車場があります。 そこを過ぎたすぐ先から左手へ分かれていく道があります。 先ほどの南山林道分岐から2分ほどの所になります。 脇には道標が立っていて、正面の道は「宮沢大橋1.1km・宮ヶ瀬ダム3.1km」、 左手の道は「秋葉山1.3km・仏果山2.0km」、 今来た道は「国道412号1.1km・馬渡バス停1.6km」となっています。 ここまで来て初めて「秋葉山」の文字に出合いました。 道標に従って、左手に続く坂道を登っていきます。
緑は友だち 山火事注意
 (神奈川県)
発砲注意!
この付近は人家などあり注意!
 (神奈川県)
登山口
造園用の大きな石が沢山置かれている脇を過ぎていくと植林帯へ入っていきます。 やがて谷筋になってくると左手へ曲がっていきます。 その先で右へ曲がって小さな切通しのような所を過ぎていきます。 ヘアピンカーブのような所を道なりに右へ曲がって坂道を登っていくと、 先ほどの道標のあった分岐から11分ほどで、左の斜面に「半原きずなの森」の看板が立っています。 ここから左手へ戻るようにして山道が始まっています。 登り口には道標が立っていて、左手へ戻るようにして登っていく山道は「秋葉山0.7km・仏果山1.4km」、 今歩いてきた道は「馬渡バス停2.2km」となっています。 また、送電線の巡視路を示す「佐久間東幹線No.390」の黄色い標識も左手の山道を指しています。 ここが秋葉山への登り口になります。 細野橋バス停から30分ほどで到着しました。 今回はここから秋葉山を経て縦走路まで続く尾根を登っていきます。
注意
11月15日〜2月15日迄
日曜・祭日には、この付近一帯で狩猟を行います。 狩猟者をはじめ登山者の方は充分注意して下さい。
 (愛川町)
390番鉄塔
「車輌進入禁止」と書かれた車止めを過ぎて山道を登っていきます。 植林帯へ入っていくと、登山口から2分ほどで分岐があります。 角に立つ道標によると、右手へ戻り気味に登っていく道は「秋葉山0.7km・仏果山1.4km」、 今登ってきた道は「上細野0.6km・国道412号1.7km」となっています。 正面へ真っ直ぐに続く道の方がしっかりとしていますが、道標には何も示されてはいません。 林業用の作業路のように思われます。 ここは道標に従って、右手の急斜面に続く道を登っていきます。 かなり傾斜があって脹脛が痛くなってきたりもします。 くねくねと曲がりながら急斜面を5分ほど登って小尾根に着くと、幾分傾斜が緩やかになってきます。 尾根を更に1分ほど登っていって正面が明るくなってくると、送電線の鉄塔が立っています。 登山口から8分ほどで登って来られました。
鉄塔の名前を示す銘板は見かけませんでしたが、登山口にあった送電線の巡視路の標識からすると、 「佐久間東幹線No.390」でしょうか。 左右の樹木が切り開かれていて展望が得られるので、 景色を眺めながら、急坂を登ってきて疲れた足をしばらく癒していきました。
林道
390番鉄塔からは道が二手に分かれていますが、 錆び付いた金属製の道標「秋葉山を経て仏果山」に従って、左手の道を進んでいきます。 細い樹木が生い茂る所を抜けていくと植林帯へ入っていきます。 開け放たれた鹿避け柵の扉を抜けて、右手に続く青緑色の鹿避け柵沿いに進んでいきます。 再び鹿避け柵の扉を抜けて柵の右側に出て、その先へと尾根を登っていきます。 常緑樹の生える所を過ぎていくと、急に目の前が開けて林道に出ます。 390番鉄塔から5分ほどの所になります。 林道への出口には道標が立っていて、左手の林道は「半原越3.3km」、 林道の向かい側に続く階段は「秋葉山0.4km・仏果山1.1km」、 今登ってきた道は「馬渡バス停2.5km」となっています。 右手の林道は何も示されていませんが、手元のハイキング用地図によると行止まりのようです。 左手に見えている尾根は、手元の地形図にある破線が描かれている尾根になるようです。 目指す秋葉山は、林道の向かい側に続く尾根と、左手に見えている尾根が合流する所にあります。 道標に従って林道を横切り、石垣の割れ目のような所に付けられたコンクリート階段を登っていきます。
コンクリート階段はすぐに終わって、 その先に続く埋もれかかった横木の階段を登っていくと、雑木林の斜面に出ます。 左手には先ほどから見えている尾根が続いていて、少しずつ近づいてきます。 かなりの急傾斜で、脹脛が痛くなって息が切れてきたりもするので、休み休みゆっくりと登っていきました。
振り返ると見晴らしのいい眺めが広がっていたりします。 林道から4分ほど登っていくと、やっと尾根の背に着きました。 傾斜が幾分は緩やかになってホッとしながら、広くなった尾根の背に続く道を更に登っていきます。
たき火・たばこに注意
 (神奈川県)
山火事予防
 (愛川町消防本部)
雑木林の広めの尾根を登っていきます。 何を示しているのか、青いビニールで被覆された細い鉄の棒が点々と差し込まれていたりもしましたが、 分岐等は特になくて、道に迷いそうな所はありませんでした。 やがて再び傾斜が増してきて、また脹脛が痛くなって息も切れてきます。 その上、この季節にしては気温が高くて汗が滲んできたりもするので、 何度も立ち止まってタオルで汗を拭いながら、ゆっくりとしたペースで登っていきました。 あそこが秋葉山かと思って登っていきます。 しかし、いざ着いてみるとそこは尾根の肩で、その先へと更に尾根が続いていたりもしました。 左手に続いている尾根が更に近づいてきて、そろそろ合流しそうな雰囲気になってくると、 大きな樹木の脇を回りこんだ先に石祠が建っていました。 側面には「明治十四巳年九月十七日」と刻まれていました。 脇には「細野秋葉講記念碑」と題した石碑もありました。
細野秋葉講記念碑
江戸時代より馬渡・下細野・中細野・下新久・上新久・塚原住民は、 遠州秋葉神社を火伏の神として信仰し、秋葉講をつくり、毎年代参を行ってきた。 社殿焼失に依る文久2年の再建に寄進し、明治15年には半原秋葉山にこの石祠を建立した。 明治末より深沢尻・浅敷戸が加わり、大正2年には細野一円が講中となった。 更に昭和60年の秋葉山上本宮再建に奉賛した。 平成元年、講が永年続くことを祈念して祠域を整備し、この碑を建てる。
 (平成元年11月17日 講元、発起人代表)
秋葉山 (標高660m)
石祠の数m先に、愛川山岳会が設置した「秋葉山 標高660m」と書かれた標識が立っていました。 どうやらここが秋葉山になるようですが、尖ったピークではなくて、尾根の肩になっていました。 林道から28分ほど、「半原きずなの森」の看板の立つ登山口から48分ほどで到着しました。 周囲は樹木に囲まれていて展望は良くありません。 標識の後ろ側が少し開けていますが、手前の樹木に邪魔されて見晴しは今ひとつです。 何はともあれリュックを下ろして、ここで休憩していきました。 朝方は寒かったので薄手の上着を着てきたのですが、 急傾斜の道を登ってきて汗もかいて暑苦しくなってきたので、ここで脱いでしまいました。 その上腕まくりまでもして、すっかり夏モードになってしまったのでした。
手元の地形図によると、左手から合流してくる尾根には破線の道が描かれているので、 そんな道はあるのかと少し探してみましたが、はっきりした道は見かけませんでした。 その道を歩いた人の情報ではかなりの藪道とのことです。 これまでに見かけた「秋葉山・仏果山」の道標は比較的新しい様子だったことを思うと、 近年になってその登山道は廃止されて、今回登ってきた道に付け替えられたということなのでしょうか。 そう云えば、今回の道は長年歩かれて踏み固められた登山道という雰囲気ではなく、 出来てからそれほど年月が経っていない様子でした。 道標は秋葉山に立つ標識とほぼ同じ程度の状態だったので、同時期に立てられたようです。 標識には「平成17年度町民アイデアまちづくり事業(愛川町の山頂標識・案内板の設置事業)」とも書かれていたので、 理由はよく分かりませんが、遅くともその頃には登山道が付け替えられたようです。
小ピーク
ひと息入れたところで、道標「仏果山0.7km・経ヶ岳2.8km」に従って、 秋葉山からその先へ続く尾根道を進んでいきます。 丸い尾根の背に緩やかな道が続いています。 植林帯を掠めていくと程なくして雑木林の尾根になってきます。 軽く登って若干降り気味の背を過ぎていくと、再び登り傾斜が増してきます。 息が切れてきたりもするので休み休み登っていくと、 秋葉山から13分ほどで小ピークに登り着きました。 半原越から仏果山や高取山へと続く縦走路が左右に通っています。 手元の地形図によると、ここは仏果山の南東400m辺りにある標高720mほどの高みになるようです。 登り着いた所には道標が立っていて、左手の道は「半原越2.1km」、右手の道は「仏果山0.5km」、 今登ってきた道は「馬渡バス停3.2km」となっています。 またこの縦走路は関東ふれあいの道にもなっていて、 左手の道は「半原越2.1km・坂尻6.9km」、右手の道は「仏果山山頂0.5km・半原4.4km」となっています。 手前の樹木が少し邪魔していますが、正面には丹沢の山並みが広がっていました。 少し左の所からいい眺めが広がっていたので、 素晴らしい景色を眺めながら、これまで登ってきた疲れを癒していきました。
疲れが癒えたところで、仏果山を目指して縦走路を右手へと進んでいきます。 「この先登山道狭し 注意」の標識が立っていたりもします。 手元の地形図をみても崖の表記がされていて、 ここから仏果山の手前までが、今回のルートの中では一番注意が必要な所になります。 これまで登ってきた尾根道よりも幅が狭くて、両側が切り立った馬の背のような尾根道が続きますが、 道は良く踏まれていてしっかりとしています。 岩が剥き出しになった道を降っていって鞍部から登り返していくと、 黒色と黄色のトラロープが張られていたりもします。
脇に滑り落ちたりしないよう注意しながら登り返して岩だらけの高みに立つと、 左手には何も遮るものがない素晴らしい眺めが広がっていました。 先ほどの小ピークから4分ほどの所になります。 ここでも景色を眺めながらひと休みしていきました。 丹沢の主脈の辺りでしょうか、高い山々にはまだ残雪があるようでした。 正面には、これから向かう仏果山の山頂にある展望台も頭を覗かせていました。
眺めを堪能したら岩場からその先へと降っていきます。 登りと同じく岩だらけの細い道で、道の脇にはロープが張られていたりもします。 鞍部から登り返していくと、程なくして緩やかな道になってきます。 冬枯れの雑木林から山並みなどを眺めながら進んでいくと、 先ほどの高みから4分ほどで、左手が開けた所に出ます。 そこからも丹沢の山並みを一望する景色が広がっていました。 その先の急な岩場を登って緩やかになった細い尾根道を進んでいくと、 やがて横木の階段が設置された降りになってきます。 鞍部に着いてその先へと登り返していきます。 ここが仏果山の山頂の手前にある最後の急坂になります。 岩だらけの狭い道で、強い風の吹く日には左右の谷へ落ちてしまいそうな感じがしてくる所ですが、 この時には風はなく穏やかだったので、そんな心配は不要でした。 張られたロープに捉まったりしながら慎重に登っていきます。
宮ヶ瀬越分岐
やがて段差の高い横木の階段が現れます。 階段が終わって傾斜が幾分緩やかになってくると、歩きやすい道になってきます。 程なくして、縦走路に出た所にあったのと同じ 「この先登山道狭し 注意」の標識が立っていて、 今登ってきた道を指しています。 標識を過ぎて道幅も広がって歩きやすくなった尾根道を降り気味に進んでいくと分岐があります。 角に立つ道標によると、左手へ戻り気味に降っていく道は「宮ヶ瀬越・高取山・宮ヶ瀬」となっています。 正面の尾根道は何も示されてはいませんが、すぐ先に仏果山の山頂にある展望台が見えています。 宮ヶ瀬越を経て高取山へと続く尾根道は左手へ曲がっていくのですが、 先ずは正面のすぐ先にある仏果山まで往復してきましょう。
仏果山 (標高747.1m)
宮ヶ瀬越への分岐を見送って正面の尾根道を進んでいくと、すぐに道標が立っています。 それによると、正面の道は「関東ふれあいの道 仏果山頂広場 標高747.1m」、 今歩いてきた道は「関東ふれあいの道 半原越・経ヶ岳・清川村坂尻」となっています。 また左手を指した板もあって「宮ヶ瀬越・高取山・石小屋」となっていますが、 そこに道はありません。 手前にあった先ほどの分岐道を意味しているようでした。 その道標を過ぎた所が仏果山の山頂になります。 愛川山岳会が設置した「仏果山 標高747.1m」の標識や石仏があります。 縦走路に出た所の小ピークから22分ほど、秋葉山から38分ほどで登って来られました。 少し起伏のある山頂は小広くなっていて、テーブルやベンチが幾つも設置されています。 お昼にはまだまだ時間がありましたが、既に多くのハイカーが登ってきていて休憩していました。
仏果山のいわれ
この山は、室町時代のはじめ、 清川村煤ヶ谷にある正住寺(臨済宗鎌倉建長寺派)を開山した天鑑存円上人(仏果禅師)が、座禅修行をした山といわれている。 天鑑存円上人が座禅をしたという座禅石は、いつの頃か煤ヶ谷の仏果沢に落ちてしまった。 こうした由来から、この山の名を「仏果山」と呼ぶようになったという。 (現在この座禅石は下の採石場わきにある) また、この山は昔、煤ヶ谷の人々は南麓と呼び、 半原越え(半原峠)から仏果山周辺までを南山と呼んだ。 津久井町長竹・韮尾根などでは半原富士と呼んでいた。
 (環境庁、神奈川県)
地面からだと周囲の樹木が邪魔をして展望が得られないので、 標識の少し先に建つ仏果山展望台へ登って、樹木の上からの眺めを楽しみましょう。 四本の鉄柱の周囲をぐるぐると廻るようにして鉄製の階段が続いています。 高所恐怖症の私は手摺に捉まってへっぴり腰になりながら恐る恐る登っていきました。
仏果山展望台
山頂標高747m
形式トラス構造、高さ13m
完成1988年2月2日
発注者愛川町
施工業者有限会社佐藤建設
注意
1.たき火、その他、キケンな遊びはやめましょう。
  (タバコの投げ捨てはやめましょう)
1.ゴミ、空カン等の投げ捨てはやめましょう。
  (ゴミはもち帰りましょう)
1.展望台から物を投げることをやめましょう。
1.シカ等の動物には十分注意してください。
1.樹木や草花を大切にしましょう。
1.その他、人に迷惑な行為を禁止します。
 (愛川町)
仏果山展望台の先から半原へ降っていく道もあります。 関東ふれあいの道にもなっていて、半原まで3.9kmとのことです。 (「仏果山」、 「丹沢山塊東辺のみち」を参照)
仏果山展望台の一番上に着くと、何も遮るものがない360度の大パノラマが広がっていました。 西側には丹沢の山々が広がっています。 この日は空気が澄んでいたので、遠くまで綺麗に見えていました。 丹沢主脈の山々やその右手の奥の方にある山々は白くなっていて残雪があるようでした。 手前にはこれから向かう高取山へと続く尾根が、眼下には宮ヶ瀬湖が僅かに見えていました。 振り返ると、縦走路へ出た所の小ピークもよく見えていました。 東側には街並みなどが広がっていましたが、上空にはスモッグと思われる鈍よりとした雲が棚引いていて、 遠くの方はよく見えませんでした。 愛川町のイラストマップもありましたが、 ここからの眺めを理解するのにはあまり役立ちそうな内容ではありませんでした。
展望台からの眺めを堪能したら高取山へと向かっていきます。 展望台の先から関東ふれあいの道にもなっている半原へ降っていく道がありますが、 高取山へは手前にあった分岐まで引き返して、西側へ分かれていく坂道を降っていきます。 いきなりロープが張られていたりもしますが、それほど必要な感じではありませんでした。 斜面を横切っていくと降り傾斜が増してきます。 自然石を利用した階段状になっていて歩きやすくなっていました。 再びロープが張られるようになった急坂を降っていくと、 尾根にあった分岐から3分ほどで傾斜が緩やかになってきます。 幅の広い横木の階段を降っていくとベンチが設置されていたりもします。 その先で再び傾斜の増した横木の階段を降るようになります。 傾斜が緩やかになると馬の背のような幅の狭い鞍部を過ぎていきます。
鞍部から痩せ気味の尾根を登り返していくと、「水源の森林づくり」の看板の立つ高みに着きます。 手元の地形図によると、仏果山の西250m辺りにある標高670mほどの高みになるようです。 その高みを過ぎて緩やかな尾根道になってくると分岐があります。 角に立つ道標によると、左手へ戻るようにして分かれていく道は「水源の森林づくり管理作業路」とのことです。 その道は見送って正面に続く傾斜の増した尾根道を登っていきます。 木の根が張り出していたりもする急坂を1分ほど登っていくと傾斜が緩やかになってきます。 振り返ると、先ほど登った仏果山がよく見えていました。 標高680mほどの僅かな高みを過ぎていくと、再び左手へ分かれていく管理作業路があります。 その道もを見送って坂を登っていくと、右手が開けていて景色のいい所に出ました。 その先の緩やかな高みに着くと、ベンチが設置されていたりもしました。 手元の地形図によると、仏果山の北西500m辺りにある標高670mほどの高みになるようです。 手前の樹木が少し邪魔をしていますが、まずまずの眺めでした。
神奈川県「水源の森林づくり」契約地(水源協定林)
年度平成11年度
所在地愛甲郡清川村宮ヶ瀬字タケ507
土地所有者宮ヶ瀬生産森林組合
森林整備者神奈川県
契約期間平成12年3月2日から平成31年3月31日まで
契約面積10.15ヘクタール
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県県央地区農政事務所森林保全課)
宮ヶ瀬越 (標高663m)
高みを過ぎて横木の階段を降っていくと、鞍部になった宮ヶ瀬越に着きます。 仏果山から25分ほどで到着しました。 愛川山岳会が設置した「宮ヶ瀬越 標高663m」の標識が立っています。 角に立つ道標によると、正面の尾根道は「高取山0.5km」、 左手に戻るようにして降っていく道は「宮ヶ瀬2.0km」、 今歩いてきた道は「仏果山0.7km」となっています。 ここは高取山を目指して、正面の尾根道を進んでいきます。
手元の地形図によると、この宮ヶ瀬越の少し手前から北東へ降っていく道が描かれていますが、 今回はそれらしい道には気が付きませんでした。 ここから右手へ降っていくはっきりとした道は見当たりませんでしたが、 「宮ヶ瀬越」という名前からすると、縦走路を越えていく道があってもいいように思えます。 少しズレてはいますが、地形図に載っている北東へ降っていく道がそれに当るのでしょうか。 それとも今は歩かれなくなってしまった道がここから右手へと続いていたのでしょうか。 事実のほどはよく分かりません。
郷土の緑 山火事注意
 (森林国営保険)
この附近は鳥獣保護区になっています。 鳥獣の保護と生活環境の保全にご協力下さい。
宮ヶ瀬への分岐を見送って緩やかな尾根道を進んでいきます。 ちょっとした岩場を登っていくと、再び緩やかな尾根道が続きます。 右手の雑木林が疎らになって見晴らしが得られる所があったりもします。 大きなモミの木の生える尾根を進んで登り傾斜が増し始めてくると、 宮ヶ瀬越から5分ほどの所に道標が立っています。 分岐ではありませんが、曲がりながら正面の尾根へ登っていく道は「高取山0.3km」、 今来た道は「仏果山1.0km」となっています。 道標に従って正面の高みへと登っていきます。
急坂を1分ほどで登り切って尾根の肩に着くと、右手には半原方面を一望できる眺めが広がっていました。 この辺りから、岩が剥き出した横木の階段混じりの尾根が続くようになります。 緩やかになった尾根道を進んでいくと、再び岩が剥き出した急な登りになります。 岩場を登り切ると、水源の森林づくり管理作業路が左手に分かれていきます。 その道を見送って横木の階段が続くようになった尾根道を登っていきます。
高取山 (標高705.7m)
大きなモミの木を過ぎて尾根の肩に着くと道標が立っていて、 左手へと続く緩やかな尾根道は「高取山0.05km」、 今登ってきた道は「仏果山1.25km」となっています。 道標に従って、緩やかになった尾根を左手へ進んでいくと、 愛川山岳会が設置した「高取山 標高705.7m」の標識が立つ高取山に着きます。 宮ヶ瀬越から14分ほど、仏果山から40分ほどで到着しました。 山頂は小広くなっていて、テーブルやベンチが幾組か設置されています。 丁度昼時になったので、ベンチに腰を掛けて、 右手に広がる半原やその先の街などを眺めながら昼食タイムにしました。
高取山には、仏果山にあったのと同じ形の高取山展望台が建っています。 建設時期も施工業者も同じで、瓜二つの展望台になっています。 ここでも景色を眺めるべく、へっぴり腰になりながら、 四本の鉄柱の周囲をぐるぐると廻るようにして続く鉄製の階段を登っていきました。
高取山展望台
山頂標高705m
形式トラス構造、高さ13m
完成1988年2月2日
発注者愛川町
施工業者有限会社佐藤建設
注意
1.たき火、その他、キケンな遊びはやめましょう。
  (タバコの投げ捨てはやめましょう)
1.ゴミ、空カン等の投げ捨てはやめましょう。
  (ゴミはもち帰りましょう)
1.展望台から物を投げることをやめましょう。
1.シカ等の動物には十分注意してください。
1.樹木や草花を大切にしましょう。
1.その他、人に迷惑な行為を禁止します。
 (愛川町)
高取山展望台の一番上に着くと、何も遮るものがない360度の大パノラマが広がっていました。 先ほどの仏果山展望台からの眺めとほぼ同じですが、 ここからの方が宮ヶ瀬湖をよく見下ろすことが出来ました。 振り返ると、先ほど登ってきた仏果山もよく見えていました。 この周辺の山々をオニギリのような形に描いたイラスト図がありました。 手前には仏果山747.7m・三峰山934.6m・大山1245.6m、 奥の方には丹沢山1567.1m・西峰/中峰/東峰1345.4m・蛭ヶ岳1672.7m・ 袖平山1431.9m・黍殻山1272.8m・焼山1059.6mなどが描かれていましたが、 位置関係があやしくて、山を同定するのにはあまり役立ちそうにもありませんでした。
お腹も満ちて眺めも堪能したら高取山から下山していきます。 高取山からは道が二手に分かれています。 展望台の脇に立つ道標によると、正面に続く道は「宮ヶ瀬ダムサイト2.1km」、 少し右手へ降っていく道は「宮沢大橋2.2km・ふれあいの村2.2km」となっています。 宮ヶ瀬ダムへの道は以前にも歩いているので、今回はふれあいの村へ降るべく、 右手の道を進んでいきました。 雑木林になった広い尾根に続く横木の階段を降っていきます。 自然の木ではなくて擬木になっていて朽ちることがないのはいいのですが、 少し壊れ気味になっていました。 段差はそれほど高くはないものの、常に足元に気をつけながら降っていきました。 左前方にはいい眺めが広がっていました。
右手へと斜面を横切るようにして降っていくと、植林帯の手前に道標が立っています。 道標「馬場2.9km・宮沢大橋1.9km・ふれあいの村1.9km」が指す左手へ曲がっていくと、 壊れかけた鹿避け柵があります。 そこの開け放たれた扉を抜けて、植林帯へと入っていきます。 引き続き擬木の横木の階段が続いていますが、 横木が取り外されて脇に置いてあったりもします。 縦杭だけが点々と並んでいて、何だか変な感じがしたりもします。 そんな横木の階段もやがて終わって緩やかな道になってくると、 植林帯へ入って7分ほどで再び鹿避け柵があります。 扉を開けてその先へ進んでいくと、雑木林へと変わっていきます。
大平分岐
高みの左斜面に沿って明るい林を進んでいくと、大きなモミの木が生えています。 その前後にはベンチが設置されていたりもします。 右手の高みへ登っていく細い道を見送ったすぐ先で道が二手に分かれています。 高取山から18分ほどの所になります。 角に立つ道標によると、左手の道は「大平1.5km・馬場2.4km」、 右手の道は「ふれあいの村1.4km・宮沢大橋1.4km」となっています。 どちらへ降っていってもいいようですが、今回は愛川ふれあいの村へ降るべく、 右手の道を進んでいきました。
分岐の手前から右手の高みへ登っていく細い道は、 脇に立つ巡視路の標識によると「佐久間東幹線No.387」となっていました。 上の方を伺ってみるとそれほど遠くない所に鉄塔が見えていましたが、確かめに登るのは止めておきました。
雑木林の斜面を横切っていくと植林帯へ入っていきます。 そこから横木の階段混じりの降り道が尾根に続いています。 樹木が疎らになって眺めが広がる所もあったりします。 くねくねと曲がりながら丸い尾根に続く道を降っていくと、 大平分岐から13分ほどで舗装路に出ました。 手前には「かながわ水源の森林づくり」と題した真新しい大きな看板が立っていました。 舗装路はかなりの降り傾斜で左手へと続いていますが、 すぐの所から右手の植林帯へと分かれていく横木の階段があります。 角に立つ道標「下山道」に従って、その階段を降っていきます。 袂には壊れた道標「愛川ふれあいの村→」もあって、右手の階段を指していました。
かながわ水源の森林づくり
●森林の働き
森林は、雨が降ったときに土に水をたくわえ、きれいにしながら少しずつ時間をかけて河川やダム湖などへ流します。 そのため、水源地域に豊かな森林があれば、洪水や渇水は起きにくくなり、 私たちの生活に欠かせない水を安定的に確保することができます。 豊かな森林を維持するには手入れが欠かせません。 しかし、近年、外国産木材の輸入量の増加などにより、県産木材の利用が減少し、 手入れがされずに放置され、土壌が流出するなど荒廃が進む森林が増えています。
●「かながわ水源の森林づくり」とは
そこで神奈川県では水源の森林エリア内の荒廃が進む森林の土壌保全を図りながら、 水源かん養機能が持続的に発揮できる「巨木林」や「複層林」や「混交林」や 「活力ある広葉樹林」へ誘導していく「水源の森林づくり」事業に取り組んでいます。
●目標とする森林の姿
巨木林 樹齢100年以上のスギやヒノキの大木が林立している森
(下層植生が豊かな土壌保全や貯水能力に優れた森林です)
複層林 高い木と低い木からなるスギやヒノキの二段の森林
(上木を伐っても下木が残り、裸地化せずに土壌が保全される木材の循環利用が可能な森林です)
混交林 針葉樹と広葉樹が混生する森林
(様々な大きさや高さを持つ性質の違う樹木で構成される病虫害や自然災害に強い森林です)
活力ある広葉樹林 高い木や低い木など多様な樹種で構成されている広葉樹林
(有機物に富んだ保水力のある土壌が形成される貯水能力に優れた森林です)
 (神奈川県)
大沢林道
植林帯に続く幅の広い横木の階段を降っていきます。 右手が開けていていい眺めが広がっていました。 景色を眺めながら植林帯を1分半ほど降っていくと、再び舗装路に降り立ちました。 左右に通るこの舗装路は大沢林道というようです。 大平分岐から16分ほどで降りて来られました。 先ほど分かれてきた舗装路もこの大沢林道へ降ってくる道のようでした。 降り立った所にも道標が立っていて、左手の舗装路は「大沢林道(行き止まり)0.7km」、 右手の舗装路は「宮沢大橋(林道経由)1.6km」、 舗装路を横切った先へ続く山道は「ふれあいの村0.8km・宮沢大橋0.8km」となっています。 ここは道標に従って、舗装路を横切った少し左手から続く山道を降っていきます。 その入口には「愛川ふれあいの村→」の道標が立っていて、その山道を指していました。
宮沢大橋分岐
植林帯に続くU字形に抉れた道に続く横木の階段を降っていきます。 右・左と曲がりながら4分半ほど降っていくと鹿避け柵があります。 扉を抜けて柵に沿って左手へ進んでいくと、植林帯から雑木林になった所で道が二手に分かれています。 大沢林道から8分ほど降ってきた所になります。 角に立つ道標によると、正面に続く道は「宮沢大橋0.5km・バス停留所1.9km」、 左手の道は「ふれあいの村0.5km・バス停留所1.3km」となっています。 また「愛川ふれあいの村」の道標も立っていて左手の道を指していました。 今回は愛川ふれあいの村へ降るべく、左手に続く横木の階段を降っていきました。
横木の階段を降っていくと、程なくして植林帯になってきます。 分岐から2分ほど降っていくと鹿避け柵があります。 扉を抜けてその先へ降っていくと、宮沢大橋分岐から3分ほどで緩やかな道に降り立ちました。 脇には道標が立っていて、左手の道は「ふれあいの村前バス停1.2km」、 今降ってきた道は「仏果山3.1km・高取山1.8km・ダムサイト3.9km」となっています。 「自然観察路」や「愛川ふれあいの村」の標識も立っていて、左右の道を指していました。 降り立った道は愛川ふれあいの村の自然観察路のようでした。 ここは道標に従って左手へと進んでいきました。
雑木混じりの植林帯を降っていきます。 所々には「愛川ふれあいの村」の標識が立っていたりもします。 程なくして現れる横木の階段を降っていくと、宮沢大橋分岐から8分ほどで分岐があります。 角に立つ道標によると、左手の道は「ふれあいの村前バス停1.0km」、 右手の道は「ふれあいの村構内0.1km」となっています。 どちらの道を進んでいってもいいようですが、今回は右手の道を進んでいきました。 右手に分かれていく細い自然観察道を見送って、植林帯に続く道を真っ直ぐに降っていきます。 最後に幅の広い横木の階段を降っていくと「愛川ふれあいの村」の脇に降り立ちました。 これで山道は終わりになります。 宮沢大橋分岐から10分ほど、高取山から55分ほどで降りて来られました。
ここにも、南山林道分岐の所にあったのと同じ「ヤマビルファイター」が置いてあり、 その解説文も掲載されていました。 今回は雨模様の日が数日続いた後でしたが、 「ヤマビルファイター」を使わなくても被害に遭うことはありませんでした。
自然観察のマナー
この森はみんなで自然を楽しみ、生き物のすみかやくらしをこわさないために 自然の中でのルールを守ってください。 自然への思いやりを大切に活動しましょう。
 (愛川ふれあいの村)
愛川ふれあいの村
緩やかになった植林帯を抜けていくと、 すぐに施設などが立ち並ぶ愛川ふれあいの村に出ました。 かなり広い所なのでどう進んだものかと案内図などを捜してみましたが、生憎と見かけませんでした。 仕方がないので、持参した地形図を頼りにして、正面へ真っ直ぐに進んでいきました。 三角形の尖がり屋根の建物の右手を過ぎていくと舗装路に出ました。 そこを真っ直ぐに進んでいきます。 この村の中心的な存在なのか「かわせみ棟 食堂浴室棟」の脇を過ぎていくと、 左手には芝地が広がっていました。 その先のグラウンドのような所を過ぎて右手へ降っていくと車止めゲートがあります。 右手には駐車場がありました。
ふれあいの村からのお願い
1.当ふれあいの村は「子どもたちの自然活動のための教育施設」です。
  無断での入場は固くお断りします。
2.当施設は有料です。ご利用に際しては事前に予約をお願いします。
3.犬や猫等のペット類の入村は固くお断りいたします。
4.ゴルフ練習や水道等の無断使用はご遠慮ください。
5.火気及び花火等の取り扱いは禁止されております。
6.動植物及び果実等の採取は禁止されております。
7.ご用の方は、必ず管理事務所までお越しください。
8.不審者を見かけた方は下記までご連絡を!!
 (神奈川県教育委員会愛川ふれあいの村事務所長)
国道412号
車止めゲートを抜けて車道を進んでいきます。 臨時ヘリポートにもなっている広いグラウンドを右手から回り込むようにしてクランク型に折れ曲がっていきます。 グラウンドの向こう側の中ほどまで来た所を右折してその先へ進んでいくと国道412号に出ます。 愛川ふれあいの村に降り立ってから17分ほどで到着しました。 その右手の数10m先の宮沢川に架かる両向橋の袂に 愛川ふれあいの村野外センター前バス停があります。
本厚木駅(小田急小田原線)まで、[厚01]厚木バスセンター行きバスにて32分、 1時間に1本程度の便があります。
 土曜 ...12:22 13:22 14:22 15:22 16:22 17:22 18:22 19:02 19:42
 日曜 ...12:22 13:22 14:22 15:22 16:22 17:22 18:22
時間が合えばここからバスに乗って行けばいいのですが、 今回はかなり時間があったので、撚糸組合前バス停まで歩いていくことにしました。
二つのバス経路
半原バス停から本厚木駅までのバスの便は、 野外センター経由(国道412号)と田代経由(県道54号)の二つの経路があり、 ほぼ30分毎に交互に運行されています。 ここから撚糸組合前バス停までは10分ほどなので、 ここで待っているか、撚糸組合前バス停まで歩いていくかの判断の参考にしてください。 半原バス停から両方のバス停までの所要時間差は僅かなので、 発車時刻もほぼ30分の差があると考えていいようです。
国道412号に出た所にある横断歩道を渡った所から正面へと道が続いています。 角には「なんにょう坂」と刻まれた石標が立っています。 その道へ入って緩やかに降っていきます。 青緑色の金網沿いの坂道を降っていくとT字路に出ます。 そのすぐ右手にあるT字路を左折して更に進んでいくと、関東ふれあいの道の道標が立っていて、 正面の道は「半原バス停」、今歩いてきた道は「仏果山」となっています。 その道標のすぐ先の十字路を右折して坂道を降っていくと、 左手から右手へと曲がっていくヘアピンカーブがあります。 角には「上平坂」と刻まれた石標が立っています。
(写真は、関東ふれあいの道の道標が立つ十字路です)
なんにょう坂
和平地区のもっとも南寄りノ地、南入から樫原の観音堂跡(大門)へと通ずる坂をいいます。
 (愛川町教育委員会)
上平坂
小字久保地内の半原神社裏と小字宇和平4621番地先を結ぶ坂をいいます。
 (愛川町教育委員会)
半原神社
ヘアピンカーブを右折して坂道を更に降っていくと、正面にある石垣の前で道が左右に分かれています。 そこを左折して、赤い鳥居を過ぎて右手へ回り込んでいくと半原神社があります。 手水場の脇には「ふるさとの木 半原神社のトウカエデ」の大木があります。 神社の由緒書きのようなものは見かけませんでしたが、名前からすると、 この半原地区の総鎮守なのでしょうか。 無事に下山できたことを報告していきましょう。
ふるさとの木 半原神社のトウカエデ
樹種トウカエデ(カエデ科)
樹高19.60メートル
胸高周囲2.27メートル
推定樹齢90年以上
 (愛川町教育委員会)
撚糸組合前(ねんしくみあいまえ)バス停
手水場の左手から並木が続く参道を進んで鳥居をくぐっていくと県道54号に出ます。 その左手すぐの所に撚糸組合前バス停があります。 国道412号から10分ほどで到着しました。
本厚木駅(小田急小田原線)まで、[厚02]厚木バスセンター行きバスにて36分、 1時間に1本程度の便があります。
 土曜 ...12:50 13:50 14:50 15:50 16:50 17:50 18:40 19:20
 日曜 ...12:50 13:50 14:50 15:50 16:50 17:50 18:50
淵野辺駅(JR横浜線)まで、[淵59]淵野辺駅南口行きバスにて43分、 1時間に1本程度の便があります。
 土曜 ...12:51 13:51 14:51 15:51 16:51 17:51 18:51 19:51 20 51
 日曜 ...12:51 13:51 14:51 15:51 16:51 17:51 18:51 19:51
半原神社の鳥居の脇には「仏果山・高取山ハイキングコース案内図」があり、 今回歩いたルートのコースタイムも載っていました。 それによると、深沢橋から縦走路まで1時間30分、仏果山から高取山まで45分となっていて、 今回はこれらとほぼ同じくらいの時間で歩けました。 高取山からここまでの時間も書かれていましたが、 何処から何処までの時間なのかが不明だったので、掲載は割愛しておきます。