久野林道
散策:2007年09月下旬
【低山ハイク】 久野林道
概 要 久野林道は小田原市の和留沢地区から箱根外輪山の尾根まで続く延長9kmほどの林道です。 緩やかな林道からは樹木越しに小田原の街や箱根の山々などを見渡せる景色が広がります。 今回は久野林道からその先に続く足柄幹線林道を通って、 箱根外輪山の尾根を越えて宮ノ下地区へと降るルートを歩きます。
起 点 小田原市 和留沢入口バス停
終 点 箱根町 宮ノ下バス停
ルート 和留沢入口バス停…日向林道…久野大黒天…四叉路…和留沢農道…久野林道起点…和留沢林道分岐…和留沢橋…四ッ尾橋…太田橋…釜石林道分岐…足柄久野林道分岐…久野冷水河原林道分岐…林道分岐…久野林道終点…足柄幹線林道…青少年の家分岐…塔ノ峰登り口…明星ヶ岳登り口…蛇喰沢林道分岐…早川渓谷自然探勝歩道…小滝…早川…堂ヶ島渓谷遊歩道…夢想橋…宮ノ下バス停
所要時間 6時間30分
歩いて... 久野林道の沿線にはススキが穂を出していて陽を浴びて綺麗にきらめいていました。 外輪山を越えていくと雰囲気が変わって、箱根の山々を眺めながら緩やかに降っていきました。 宮城野の少し手前から早川へ降る早川渓谷自然探勝路の途中には小さな滝があって、 周辺はヒンヤリとした空気に包まれていました。 早川には水が滔々と流れていて、河原に降りて火照った体を癒していきました。
関連メモ 明星ヶ岳, 明星林道
コース紹介
和留沢入口(わるさわいりぐち)バス停
小田原駅(JR東海道線)から、小田原フラワーガーデン(諏訪原)行きバスにて22分、 1時間に2本の便があります。
バス停から数10m引き返してくると、久野川に架かる上河原橋があります。 その手前を右折して久野川沿いに進んでいきます。
日向林道
久野川沿いに1分ほど進んでいくと、「日向林道(起点)」の看板が設置されています。 ここから始まる日向林道を進んでいきます。 右手に石垣が続く林道を緩やかに登っていきます。 左下には久野川が流れていて、堰を流れ落ちる水が心地よい音を響かせていました。 右手から降ってくる道を合わせていくと、畑地が続くようになります。 所々に分岐道もありますが、舗装された林道を道なりに進んでいきます。
日向林道(起点)
幅員4.0m 全延長2,800m
この林道は、林業経営用のもので、カーブがきつく、防護施設等が十分ではありませんので、 通行する場合には、次のことを遵守してください。
・スピードを落とし、安全運転に努めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、市長に申請してください。
 (小田原市経済部農政課)
日向林道車両通行制限
この林道は、林業経営のために開設したものです。 規格・構造が公道とは異なり路肩の保全防護施設等が十分ではありませんので、 下記以外の通行を禁止します。
1.林業関係者
2.林業沿線施設利用関係者
ただし、次の注意事項を守り通行願います。
(1)制限速度…15km/h
(2)制限重量…14ton以下
(3)大雨・積雪時の通行禁止
 (小田原市)
7分ほど進んでいくと植林帯へ入っていきます。 小さな沢を渡ってその先へ更に進んでいくと、和留沢入口バス停から12分ほどで、 つり・バーベキュー場への道が左手へと分かれていきます。 その脇には送電線の鉄塔「西-沼13号」が立っていました。 林道に沿うようにして小さな沢が流れていて、水量は豊富でした。 その分岐を見送って林道を更に進んでいきます。
砂防指定地 久野川
この土地の区域内において掘さく、盛土、立木の伐採その他一定の行為をする場合は神奈川県知事の許可が必要です。
 (小田原土木事務所)
久野大黒天
引き続き植林帯に続く林道を緩やかに登っていきます。 6分ほど進んでいくと、建設会社の資材置き場があります。 その角には「御岳の里」と刻まれた石碑が立っていました。 裏面を見ると、その建設会社の福利厚生施設である旨の説明書きがありました。 石碑を過ぎて1分ほど進んでいくと、左手に久野大黒天があります。 大きな石製の大黒様の像や休憩所のような所がありましたが、 入口は施錠されたシャッターで閉ざされていました。 脇に設置された看板によると、祭日は毎月5日、大祭日は4月5日とのことでした。 「御自由に御参拝下さい」とも書かれていましたが、入っていくのは止めておきました。
四叉路
久野大黒天を過ぎていくと、すぐに道がフォークのように三方へ分かれています。 十字路とは言えない形なので四叉路としておきます。 脇にあった看板によると、右手の道は和留沢農道、 真ん中の道は日向林道、左手の道は舟原林道となっていて、 和留沢農道や舟原林道はここが起点のようです。 これまで歩いてきた日向林道は真ん中の道へと続いていますが、 今回は右手の和留沢農道を進んでいきました。
舟原林道(起点)
幅員4.0m 全延長1,000m
この林道は、林業経営用のもので、カーブがきつく、防護施設等が十分ではありませんので、 通行する場合には、次のことを遵守してください。
・スピードを落とし、安全運転に努めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、市長に申請してください。
 (小田原市経済部農政課)
山火事注意
火の始末 山に来るたび 歩くたび
 (神奈川県小田原市)
和留沢農道
これまでよりも傾斜の増した和留沢農道を登っていきます。 植林帯を抜けて建物が幾つか建っている所を過ぎて傾斜が少し緩やかになってくると、 左右には畑地が広がるようになります。 四叉路から6分ほど登ってくると、道が右手へと分かれていきます。 道標類は見当たりませんでしたが、角にハンター向けの黄色い注意書きがありました。 和留沢地区へは正面に続く農道を更に登っていくのですが、 今回はここを右折して久野林道へと向かっていきます。
注意
ハンターのみなさん! この附近に人家・農耕地等があります。 狩猟に注意しましょう。
 (神奈川県)
久野林道起点
農道から右折してすぐに左手へ道が分かれていきますが、真っ直ぐに進んでいきます。 そのすぐ先でも右手へ道が分かれていきますが、それも見送っていきます。 建物をふたつ過ぎて、更に傾斜の増した坂道を登っていきます。 ゆっくり登っていかないと息が切れてしまいそうになります。 右手から降ってくる道を合わせてその先へ登っていくと、 左手にはコンクリート打ちの基礎のようなものが現れます。 その少し先で作業場への道が左手へ分かれていきますが、正面に続く坂道を登っていきます。 茶畑を過ぎて更に登っていくと、 和留沢農道から8分ほどで「林道久野線」の標識が立っています。 そのすぐ先には「一般車両通行禁止」と題した大きな看板が設置されています。 ここが久野林道の起点になるようで、標識によると9kmほども続く長い林道になります。
林道久野線
幅員4.0m 延長8932m
 (神奈川県西湘地域県政総合センター)
一般車両通行禁止
この林道は、林業経営のためにつくられていますので、 一般道路とは異なりカーブがきつく防護施設が十分ではありません。 下記以外の車両の通行を禁止します。
1.林業関係車両  2.林道関係車両  3.工事関係車両  4.地元関係車両
通行可能な方については、次の注意事項を厳守願います。
1.制限速度 20km以下
2.制限重量 20トン以下
3.台風、集中豪雨、地震、積雪、路面凍結時通行禁止
4.夜間(21時から6時の間)の通行禁止
 (神奈川県西湘地域県政総合センター)
和留沢林道分岐
標識を過ぎて植林帯に続く坂道を登っていきます。 大きく右手へ曲がっていくと道幅が少し広がって傾斜も緩やかになってきます。 使われなくなったような車止めゲートを過ぎていくと分岐があります。 和留沢入口バス停から45分ほどで到着しました。 脇には先ほどあったのと同じ「一般車両通行禁止」と題した大きな看板が設置されていて、 「林道和留沢線」の標識も立っています。 ここから右手へと分かれていく道は和留沢林道になります。 久野林道は左手へと道なりに曲がっていきますが、 急坂を登ってきて疲れてきたので、ここでひと休みしていきました。
右手の和留沢林道を進んでいくと、矢佐芝を経て丸太の森入口バス停へと続いています。 (「明星林道」を参照)
林道和留沢線
幅員4.0m 延長6013m
 (神奈川県)
林道和留沢線 車両通行制限
但し次の車両を除く
1.林業関係者  2.地元関係者  3.林道沿線施設利用者
 (西湘地区行政センター)
たばこの投げ捨て!火事のもと
 (小田原市)
10分ほど休憩したら、大きな車止めゲートを抜けて、久野林道をその先へと進んでいきます。 暫くは登り基調の道が続きますが、傾斜はそれほど急ではありません。 和留沢林道分岐から12分ほど進んでいくと、道端に「起点から1.0km」の標識が立っていました。 小さな尾根の切通しや山襞などを過ぎながら坦々と進んでいきます。 所々からは樹木が低くなって山並みが見えたりもします。
1km毎に設置されている標識をすべて確認しようと思って歩きましたが、 生い茂る夏草に隠れていたのか、幾つかは見落としてしまいました。
山火事注意 火の用心!
たきび・たばこは確実に消して!
 (森林国営保険、神奈川県)
小さな砂防ダムがある山襞を幾つも過ぎていきます。 この辺りは神奈川県森林公社分収造林地になっているようで、 年度・所在地・所有者・樹種・面積が書かれた看板が所々に設置されていました。 その住所表記を見ると「小田原市久野悪沢」となっていました。 手元の地図などでは「和留沢」という字が用いられていますが、元々は「悪沢」という字だったのでしょうか。 和留沢林道分岐から25分ほど進んでいくと、急に道幅が広がった所がありました。 標識などは見かけませんでしたが、自動車の行き違いのための場所なのでしょうか。 この先にも同じような所が幾つかありました。 林道の周りにはススキが穂を出していて、陽を浴びて綺麗にきらめいていました。
再び普通の幅になった林道を進んでいきます。 先ほどと同じように広くなった所をふたつほど過ぎていくと、 行く手の山の稜線には松が点々と生えているのが見えてきました。 何だか松が行列をしているような感じがしました。 稜線には街道があって、沿道に続く松並木ではないかと思えたりもしますが、 そんなことはありません。
「起点から3.0km」の標識を過ぎていくと、行く手には稜線が見えてきました。 外輪山の稜線なのかどうかはよく分かりませんでしたが、かなり高そうな感じがしました。 少し降りになったり登りになったりしながら緩やかな道が続いています。 降り気味になった林道を進んでいくと、左右の樹木が低くなって開けた感じになってきました。 いい天気の日で気温も上がって、汗が吹き出てきたりもしました。
和留沢橋
やがて左手へ曲がっていくと、熊ノ木沢に架かる和留沢橋を渡っていきます。 橋の下には沢が流れていて水が心地よい音を立てていました。 手元の地形図によると、586m峰と664m峰の間に破線の道が横切っている辺りになります。 地形図にある破線の道はあるかと探してみましたが、夏草に覆われていたのか、 それらしい道は見当たりませんでした。
水源かん養保安林
この保安林は、地域の水資源の確保に役立っています。 森林は、地表に降った雨や雪などを一旦地下水として蓄え、これを徐々に流しだし、 洪水の調整や渇水の緩和、きれいな水の確保などの役目を果しています。 この保安林は、これらの機能を高めるため、特に指定された保安林です。 保安林内においては、次の行為は知事の許可を受けなければなりません。
一、立木竹の伐採及び立木の損傷
二、土石の採取及び樹根の採掘
三、その他土地の形質を変更する行為
森林は国の宝です。保護育成に努め、後世に引き継いでいきましょう。
たきび・たばこの吸殻や、ごみの投げ捨てに注意し、樹木を大切に育てましょう。
 (神奈川県)
四ッ尾橋
和留沢橋を過ぎていくと、すぐに四ッ尾沢に架かる四ッ尾橋があります。 右手には大きな砂防ダムがあって、水が勢いよく流れ落ちていました。 この辺りは、熊ノ木沢と四ッ尾沢が下流で合流している所のようでした。 和留沢林道分岐から50分ほど歩いてきたので、橋の脇に腰を降ろして、ひと休みしていきました。 沢に降りていける道はないかと探してみましたが、 熊ノ木沢へも四ッ尾沢へも降りていけそうな所は見当たりませんでした。
10分ほど休憩したら、登り気味になった林道をその先へと進んでいきます。 日陰になっているためなのか、林道には苔が生えていて緑色をしていました。 3分ほど進んでいくと、以前にもあった道幅が広がった行き違い場所があり、 「水源かん養保安林」の看板も設置されていました。 「起点から4.0km」の標識の先の切通しを過ぎて、降り気味になった林道を進んでいきます。
太田橋
緩やかになった林道を進んでいくと、樹木越しに稜線を望めるようになってきます。 四ッ尾橋から22分ほど進んでいくと、亥切沢太田橋が架かっていました。 手元の地形図によると、776m峰の東700m辺りの山襞になるようです。 右手には砂防ダムがあって、水が流れ落ちていました。
釜石林道分岐
太田橋を過ぎて登り坂になった林道を3分ほど進んでいくと、左手へ林道が分かれていきます。 手元の地形図によると、先ほどの太田橋の東側にある林道が分岐している所になるようです。 左手には「林道釜石線」の標識が立っていて、右手には青い道路標識もありました。 道路標識や「久野自然環境保全地域」の看板には付近の地図が載っているので参考にしましょう。 四ッ尾橋から25分ほどで到着しました。 標識によると、左手に分かれていくのは釜石林道で、 手元の地形図にある、曲がり角から分かれていく二重線の道になります。
林道釜石線
幅員3.0m 延長1525m
 (神奈川県西湘地域県政総合センター)
車両通行制限
但し次の車両を除く。
1.林業関係者  2.地域関係者  3.林道沿線施設利用者
 (西湘地区行政センター)
久野自然環境保全地域
736.6ha
自然を大切に。
建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県西湘地区県政総合センター環境部、小田原市環境保全課)
足柄久野林道分岐
釜石林道を見送って右手へと数10m進んでいくと、 右手へ分かれて登っていく足柄久野林道があります。 入口には大きな車止めゲートがありましたが、この時には開かれていました。 脇には「一般車両通行禁止」の大きな看板などが設置されていました。 手元の地形図では、先ほどの釜石林道分岐のすぐ東側から戻るようにして分かれていく実線の道になります。 ここでも木陰に入ってすこし休んでいきました。 左手の樹木が低くなっていて、街並みなどを見下ろすことが出来ました。
(写真は足柄久野林道のゲートから振り返って写したものです)
林道足柄久野線 起点
幅員4.0m 延長8,850m
この林道は民有林林道です。 次のこと十分注意して通行して下さい。
・スピード落とし安全運転
・カーブは徐行、出合いがしらに注意
・落石、土砂崩れ、路肩に注意
 (西湘地域県政総合センター)
釜石林道分岐と足柄久野林道分岐の所で合わせて10分ほど休憩したら、久野林道をその先へと進んでいきます。 降り気味になった林道を進んでいくと、所々で稜線を見渡せる所もあったりします。 日陰になった所には苔が生えていたりもします。 滑って転ばないよう、苔を避けながら進んでいきました。 軽く登ったり降ったりしながら、林道は緩やかに続いていました。 足柄久野林道分岐から22分ほど進んでいくと、左手の樹木越しに小田原の街並みを見下ろすことができました。 遠くの方はかすんでいましたが、空気が澄んでいると相模湾も望めるのでしょうか。
豊かな緑 山火事注意
たばこ・たき火は完全に消そう!
 (森林国営保険、神奈川県)
久野冷水河原林道分岐
「起点から7.0km」の標識を過ぎていくと、急に道幅が広がって二車線道路のようになります。 その少し先で、左手に戻るようにして道が分かれていきます。 角に設置されている「久野冷水河原線(起点)」の看板によると、 久野冷水河原林道と云うようです。 手元の地形図によると、645m峰の東500mほどの所から実線の道が分かれている所になります。 足柄久野林道分岐から25分ほどで到着しました。 入口の所には、余り使われていない様子の車止めゲートがありました。
(写真は「起点から7.0km」の標識の手前から写したものです)
久野冷水河原線(起点)
幅員3.0m 全延長1,935m
この林道は林業経営のもので、カーブがきつく防護施設等が十分でありませんので、 通行する場合には次のことを遵守してください。
・スピードを落とし、安全運転に務めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、市長に申請してください。
 (小田原市経済部農政課)
民有林林道 久野冷水河原線
幅員3.0m 全延長1,935m 起点
設計速度20km/時
落石には十分注意して下さい。
カーブでは必ず徐行して下さい。
路肩の走行は避けて下さい。
 (小田原市)
久野冷水河原林道分岐を過ぎていくと、二車線道路はすぐに元の幅に戻ります。 2分半ほど進んでいくと、左手には、ちょっとした広場のように開けた所がありました。 周りには穂を出したススキが生えていて、その向こうには山並みが広がっていました。 陽射しを遮るものが何もないので暑い夏場は避けたいものの、 シートを広げて休憩していくのに良さそうな所でした。
林道分岐
広場を過ぎて1分ちょっと進んでいくと、林道が右手へ分かれていきます。 手元の地形図によると、久野冷水河原林道分岐の南西200mほどから実線の道が分かれている所になります。 入口には大きな車止めゲートがありました。 「一般車輌通行禁止」の看板もありましたが、林道の名前を記したものは見かけませんでした。
一般車輌通行禁止
この林道は林業経営のためにつくられていますので、 一般道路と異なりカーブがきつく、防護施設が十分ではありません。 下記以外の車輌の通行を禁止します。
1.林業関係車輌  2.林道関係車輌  3.工事関係車輌
4.林道沿線施設利用関係車輌  5.地元関係車輌  6.その他、特に認めた車輌
通行可能な方については、次の注意事項を遵守願います。
1.制限速度20km以下
2.制限重量14トン以下
3.台風、集中豪雨、地震、積雪、路面凍結時通行禁止
4.日の出1時間前、日没1時間後の時間帯は通行を禁止する。
 (神奈川県自然環境保全ンセンター)
林道の分岐を見送って、久野林道を更に進んでいきます。 道端には木柵で囲まれたドラム缶の「防火用水」があったりもします。 倒れかけた「起点から8.0km」の標識を過ぎていくと、再び防火用水がありました。 その先へ進んでいくと、上の方には送電線が通っていました。 送電線の下の少し離れた辺りに並行するようにして続く林道を進んでいきます。 道端のススキがきらめいて綺麗な眺めが続きます。
郷土の緑 山火事注意
自然を守りましょう。
 (森林国営保険、神奈川県)
久野林道終点
左下の方から自動車の走る音が聞こえてくるようになると車止めゲートがあります。 脇には「林道久野線」の標識や「一般車両通行止」の看板が設置されていました。 これまで続いてきた久野林道はここで終りになるようです。 手元の地形図によると、ここは「青少年の家」の東300mほどの所で、 二重線の道が分かれている所になります。 久野冷水河原林道分岐から27分ほどで到着しました。 途中の休憩なども含めて、久野林道の起点から2時間45分ほどで歩いて来られました。
林道久野線
幅員4.0m 延長8932m
 (神奈川県西湘地域県政総合センター)
足柄幹線林道
車止めゲートを左手から抜けていくと、左手から登ってきて左手へ曲がっていく広めの道があります。 少し先にあった標識によると、この道は足柄幹線林道というようです。 普通の林道とは違って一般車がかなり通っていて、 「林道」とは云うものの一般道路と変らない感じがしました。 ここは正面から左手へと登り気味に曲がっていく足柄幹線林道を進んでいきます。
民有林の中の林道は一般補助林道と緑資源幹線林道とに分けられます。 緑資源幹線林道は、以前は通称でスーパー林道大規模林道とに分かれていたようですが、 今では幹線林道という名前に統一されたようです。 「緊急時通行止ゲート」が一応あるものの通常は開かれていて、 外観や利用状況は一般道路とほとんど変わりはなく、一般車両が自由に通行出来るようです。
この先300m、緊急時通行止ゲートあり
 (西湘地区行政センター)
足柄幹線林道を2分ほど進んでいくと、右手に記念碑がありました。 碑文によると、この地域の森林組合である小田原市外二ヶ市町組合の満百周年の記念碑のようでした。 小田原市外二ヶ市町組合に改組されたのが昭和47年ということなので、 「満百周年」というのはその年から数えたのではなく、 前身である久野村外十一ヶ村組合が創立された明治24年から数えた年数のように思われます。
記念碑
当久野地区内の山林は、明治の初 め足柄村ほか近隣の村々の入会地で 萱場として利用されていたが、約二 千ヘクタールに及ぶこの地域に先人 は植林を計画した。これに伴い共有 地を共同管理処理するため、明治二 十四年八月足柄上、下両郡長の許可 を得て久野村外十一ヶ村組合が創立 された。その後、度重なる町村合併 の後、昭和四十七年四月に小田原市 外二ヶ市町組合に改組し現在に至っ ている。この間当時原野であった所 有地七十七ヘクタールに亘り組合直 営林として植栽を行ったほか、国県 並びに関係町村及び個人に対し地上 権を設定、地域の九割までが植林さ れ現在のごとくうっそうたる林相を 呈する森林に育てあげられた。これ ら森林の挙げる収益は地域住民の福 祉向上に大きく貢献したことは言う に及ばず、近年は「かながわ美林五 十選」にも選定されるなど、その優れ た林業技術も評価されている。一時 期はその存亡の危機にありながら関 係者の尽力により管理組織が確たる ものとなり、森林施業の成果を挙げ ている。ここに小田原市外二ヶ市町 組合創立満百周年を迎えるに当たり 先人の偉業をたたえ更に組合発展を 願って記念碑を建立するものである。
 (小田原市外二ヶ市町組合 組合長)
この先 道路鋲設置あり
 (小田原警察署、神奈川西湘地区行政センター)
青少年の家分岐
記念碑を過ぎて1分ほど進んでいくと、道が右手へと分かれていきます。 手元の地形図によると、「青少年の家」の南東200mほどの所にある分岐のようです。 角には「小田原市塔ノ峰青少年の家」と書かれた標識が立っていました。
キャンプ期間中、ご用にない方の入所はお断りいたします。 入所のさいは、許可を得てから入所してください。 PM5:00以降の中門は施錠いたします。 尚、通り抜けはできません。
 (小田原市教育委員会)
「青少年の家」への分岐を見送ったすぐ先に車止めゲートがあります。 先ほどの標識にあった「緊急時通行止ゲート」だと思われますが、開かれた状態になっていました。 「緊急時通行止」とのことなので通常時は開かれていて、一般車両も自由に通行できるのだろうと思います。 ゲートの支柱には「林道足柄幹線」と書かれた標識が括り付けられていました。
ゆっくり走ろう 足柄幹線林道
まわりの森や林は小鳥や動物のすみかです。
 (神奈川県)
山火事注意!
守ります 山の緑と 防火のマナー
 (小田原市外二ヶ市町組合)
車止めゲートを過ぎて3分半ほど進んでいくと 「この先 登山道あり 注意」の看板が立っています。 そのすぐ先に「起点から6.0km」の標識が立っています。 足柄幹線林道の起点からの距離だと思われます。 標識を過ぎていくと、右手に続く石垣の一部が開いていて石段があり、 その奥に記念碑があったので、ちょっと立ち寄っていきました。
碑文によると、この地域の森林組合である小田原市外二ヶ市町組合の満十五周年の記念碑のようでした。 先ほどあった記念碑が満百周年だったので、単純に考えるとこちらの方が古いように思えますが、 基準にしている年が違っているようなので、15年と100年という年数を単純に比較しても意味がありません。 先ほどのは前身である久野村外十一ヶ村組合が創立された明治24年から数えているようなので1991年の設立、 こちらは昭和30年から数えているようなので1970年の設立となり、 やはりこちらの記念碑の方が古いように思われます。
記念碑
この地域は、北は南足柄町境から西は明神嶽稜線を経て塔の峯に至る 小田原市久野の山林地帯で、面積は約一九〇〇ヘクタールに及んでいる。 この広大な山麓地帯は、昔久野村外四十五ヶ村の入会地で萱場として利 用されていたが、先人はこの地域に植林を計画し、明治二十四年久野村外 四十五ヶ村によって本共有地に係る事務を共同処理するため組合を創 立し、その健全な育成に努められた。その後町村合併によって昭和三十年 九月廿五日に小田原市外二ヶ町組合となった。 組合設立以来、先人は組合運営に非常な努力を傾注して、当時原野であ った所有地は組合直営林として七八ヘクタールにわたり植林を行なっ たほか、国県並びに関係町村及び個人に対して地上権を設定して植林を 奨励した結果、その面積の約九割までが植林され、その労苦は現在のごと くうっそうたる林相を呈する立派な森林に育てあげ、地域住民の福祉並 びに公共事業の助成等に裨益するところ甚大なものが、ありさらに災害 の帽子水源の涵養等その恩恵ははかり知れないものがある。 明治以来、組合は幾多の変遷を経て、一時期はその存亡の危機に至りな がらも、関係者の努力と協力により管理組織が確立して造林事業に成果 をあげている。 ここに小田原市外二ヶ町組合設立満十五周年を迎えるに当り、先人の 偉業をたたえ記念碑を設立して長くその功績を伝えるものである。
 (小田原市長)
塔ノ峰登り口 (標高497m)
記念碑を後にして30mほど進んでいくと、林道は右手へと曲がっていきます。 その角から林道が左手へ分かれていきます。 手前には車止めゲートがあり「一般車両通行禁止」の大きな看板も設置されていました。 また山道が左手へと登っていきます。 角には道標が立っていて、左手へ登っていく山道は「塔ノ峰15分」、 右手へ曲がっていく林道は「明星ヶ岳1時間45分・宮城野1時間15分」、 今来た道は「林道経由 久野1時間10分」となっています。 ここは箱根外輪山の明星ヶ岳と塔ノ峰の間にある尾根の峠になります。 足柄幹線林道に入ってから11分ほど、和留沢入口バス停から3時間40分ほどで到着しました。 丁度昼時になったので、先ほどの記念碑の石段まで引き返して、昼食タイムにしました。
一般車両通行禁止
ここは林道です。許可を受けていない車両は通行出来ません。 許可車両は次のことを守ってください。
1.制限速度 20km以下
2.制限重量 20t以下
3.台風、集中豪雨、地震、積雪、路面凍結時通行禁止
4.夜間の通行禁止
 (神奈川県西湘地域県政総合センター)
箱根鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (神奈川県)
明星ヶ岳登り口
お腹も満ちて疲れも癒えたところで、30分ほどいた峠から降っていきます。 広くて緩やかな足柄幹線林道を12分ほど進んでいくと、右手の石垣に登っていく石段があります。 手元の地形図によると、617峰の南南東250mほどの所で、破線の道が交わっている辺りになります。 石垣に取り付けられた標識によると、右手の石段は「明神ヶ岳・明星ヶ岳コース登り口」、 今来た道は「塔ノ峰コース この先900m右折」となっています。 10数段の石段を登った所に道標が立っていて、 その先に続く横木の階段は「明星ヶ岳90分」、今来た道は「塔ノ峰30分」となっています。 また、箱根の山々ではよく見かける形の「塔ノ峰・明星ヶ岳コース案内図」も取り付けられています。 塔ノ峰〜明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜火打石岳〜矢倉沢峠にかけてのコース図と所要時間が記されていました。 右手の石段を見送っていくと、すぐ先で右手に曲がっていく角から左手へ道が分かれていきます。 「緑を大切に 仙石線No.54」と書かれた電力会社の標識が左手に分かれていく道を指していました。 地形図にある破線の道で、送電線の鉄塔へ続いているようですが、林道をそのまま進んでいきます。
緑は友だち 山火事注意
 (森林国営保険、神奈川県)
保安林区域図
この区域は森林がもっているいろいろな働きを守るため、保安林に指定されています。 保安林内で木を伐採したり、植物や土石を採取するときは許可が必要です。 くわしい事は右記へお問い合わせ下さい。
 (神奈川県西湘地区行政センター農林部林務課)
所々で樹木が低くなって箱根の中央火口丘の山々を見渡せたりもします。 手前の左手から右手へと続いている尾根は、箱根湯本から浅間山や鷹巣山へと続く湯坂道でしょうか。 その奥には高い山が幾つか頭を覗かせています。 左手の二つの山は二子山でしょうか、山頂に電波塔のようなものが見えていました。 中ほどの台形の姿をした山は駒ヶ岳で、その右手にあるのは神山や冠ヶ岳でしょうか。
道端に あなたの良心 捨てないで
 (宮城野地域自治会連合会、宮城野婦人会)
「起点から8.0km」、「起点から9.0km」の標識を過ぎていくと、綺麗な円錐形をした山が正面に見えてきました。 一瞬、富士山かとも思いましたが、周囲の様子をみるとそうではないようです。 方角からすると、仙石原にある小塚山か台ヶ岳でしょうか。
蛇喰沢林道分岐
山並みなどを眺めながら緩やかな林道を坦々と進んでいくと、左手から戻るようにして道が分かれていきます。 手元の地形図によると、589m峰の南東350mほどの所から実線の道が分かれていく辺りになります。 車止めの先へ少し入った所に「作業道蛇喰沢線(起点)」の標識がありました。 塔ノ峰登り口から45分ほど歩いてきたので、道端に腰を降ろしてひと休みしていきました。
作業道蛇喰沢線(起点)
幅員3.0m 全延長410m
この林道は林業経営用のもので、カーブがきつく、防護施設等が十分でありませんので、 通行する場合には、次のことを遵守してください。
・スピードを落とし、安全運転に努めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、市長に申請してください。
 (小田原市経済部農政課)
10分ほど休憩したら足柄幹線林道をその先へと進んでいきます。 「起点から10.0km」の標識を過ぎていくと、少し広くなったカーブを曲がっていった先で、 左手へ分かれて降っていく道がありました。 蛇喰沢林道分岐から9分ほどの所になります。 手元の地形図によると、589m峰の南西200mほどの所から実線の道が分かれていく辺りになります。 下の方にある発電所の辺りへ続いているようですが、 入口には車止めゲートがあって「通行止」と書かれていました。 「通行止」は自動車が対象で、歩行者は歩いてもいいのだろうとは思いますが、 今回はこの道は見送って、林道をその先へと進んでいきました。
3分ほど進んでいくと、小田原市と箱根町の市町境を過ぎていきます。 樹間から見える箱根の山々を眺めながら進んでいくと、 峠の手前にあったのと同じような車止めゲートがあります。 支柱には「林道足柄幹線」と書かれた標識が括り付けられていて、 脇には「一般車両通行禁止」の大きな看板も設置されていましたが、 ゲートは開け放たれていて、自動車が自由に通っていけるような感じでした。 この車止めゲートで足柄幹線林道は終りなのかと思っていましたが、 この先にある看板によると、足柄幹線林道はこの先へもずっと続いているようです。
足柄幹線林道 通行止予告板
次の場合は通行止とします。
1.連続雨量 150mm以上
2.時間雨量 30mm以上
3.積雪・凍結・地震等
4.災害の発生が予想されるとき
5.その他通行不能なとき
 (神奈川県西湘地域県政総合センター)
早川渓谷自然探勝歩道
車止めゲートを過ぎていくと別荘地になってきます。 道が左右に分かれていますが、道なりに真っ直ぐに進んでいきます。 「起点から11.0km」の標識を過ぎていくと、車止めゲートから5分ほどで 「早川渓谷自然探勝歩道」と題した大きな看板が設置されていました。 手元の地形図によると、老人ホームの東100mほどの辺りになるようで、 塔ノ峰登り口から1時間15分ほどで到着しました。 看板の脇から左手へ降っていく横木の階段が分かれていました。 そばに立つ道標によると、正面の道は「宮城野」、 左手へ降っていく横木の階段は「宮ノ下1.8km」、 今歩いてきた道は「小田原・久野11.5km」となっています。 看板の「富士箱根伊豆国立公園案内図」にはこの付近の地図が載っています。 その図によると、左手に降っていく道は早川渓谷自然探勝歩道というようで、 ここから早川の畔に降って、底倉地区や宮ノ下地区へと続いているようです。 このまま林道を進んでいくと、あと10分ほどで宮城野橋バス停に着くようですが、 今回はここで林道と分かれて、早川渓谷自然探勝歩道を歩いていきました。
箱根は国立公園です。 この地区は、動物の捕獲および植物の採取が禁止されています。 たき火やたばこのポイ捨て等は絶対にしないでください。 美しい箱根を守るため、空きカンやゴミ類は持ち帰るよう、ご協力をお願いします。
 (神奈川県自然環境保全センター)
小滝
間隔の広い横木の階段を降っていきます。 程なくして左手へと曲がり、雑木林の斜面に沿って続く山道を降るようになります。 道に沿ってロープが張られていますが、 やがてジグザグに降るようになると、鉄パイプの手摺に変ってきます。 ザーザーという水の音が間近に聞こえるようになると、林道から5分ほどで小さながありました。 名前を示すようなものは見かけませんでしたが、 左右に広がる岩壁からも幾筋にも分かれた水が流れ落ちていました。 探勝歩道は滝の前で右手へと曲がって降っていきますが、 滝から先へも道に沿って崖を流れ落ちていて、全体ではなかり大きめの滝になるようでした。 流れ落ちる水のそばまで近寄ってみると、ヒンヤリとした空気が漂っていました。 この日は気温も高くて蒸し暑い日だったので、水に浸したタオルで顔や首筋を拭いたりしながら、 滝の前で火照った体をしばらく癒していきました。 綺麗な水のようでしたが、岩壁のそばには「この水は飲めません」との標識が立っていました。
早川
滝を後にしてその先へと降っていきます。 滝から続く流れに架かる木橋を渡っていくと尾根を進むようになります。 右手の方からはザーザーという水音が聞こえるようになります。 やがて横木の階段を降るようになります。 大きな岩が幾つかある所を過ぎていくと、林道から17分ほどで発電所の取水口の前に降り立ちました。 取水施設の後ろには早川が流れていて、その向こう岸から勢い良く水が流れ込んでいました。 先ほどから聞こえていたのはこの流れ落ちる水音だったようです。 降り立った所に道標が立っていて、右手の道は「底倉0.3km」、 左手の道は「宮ノ下1.2km」、今降ってきた道は「宮城野1.2km」となっています。 宮ノ下へは左手へ進んでいくのですが、右手へ少し行った所から河原まで降りていける所があるので、 ちょっと立ち寄ってきました。
あぶない!!
この機械は急に動くことがあります。 危険ですので、柵の中に入らないでください。
 (東京電力)
右手へ20mほど進んでいくと、川面へ降りていける所がありました。 すぐ先には吊橋が架かっていました。 底倉地区へはこの吊橋を渡っていくようでした。 試しにちょっと歩いてみましたが、橋の中ほどではかなり揺れました。 重量制限されているのが分かるような気もしました。 橋の上流側には大きなダムがあって、水が横幅一杯になって勢い良く流れ落ちていました。 早川の流れの畔まで行って、水に浸したタオルで顔などを拭きながら、ここで最後の休憩をしていきました。 この辺りは早川の上流域に当るようで、大きな石がゴロゴロとしていました。
重量制限
180kg(大人3人又は子供4人)
注意 橋をゆすらないで下さい。
 (東京電力松田制御所土木保守G)
ハイカーの方へお願い
この橋は東京電力(株)の管理用で、好意により通らせていただいておりますので、 制限をまもって下さい。
 (箱根町)
堂ヶ島渓谷遊歩道
林道から降りてきた所まで引き返して、道標「宮ノ下」に従って、 発電所の金網沿いに続く道を進んでいきます。 金網が終ってコンクリート敷きになった道を進んでいきます。 その先の石段を登っていくと、金網で囲まれた東京電力の川久保発電所があります。 金網に沿って右手へ進んでいくと、夏草が生い茂ってはいたものの、開けた感じの所に出ました。 脇に設置されていた周辺の案内板によると、この辺りは桜公園というようです。 また、林道から早川へ降りる道は宮城野渓谷探勝路、 早川に沿って続いているこの道は堂ヶ島渓谷遊歩道となっていました。 ここから左手へと小径が分かれていて、奥の方には東屋も見えていましたが、 今回は正面の道を早川沿いに進んでいきました。
手元の地形図によると、 足柄幹線林道の市町境の手前にあった車止めされた坂道を降ってくるとこの辺りに降りて来られそうに思えますが、 確かめた訳ではありません。
夢想橋
再び現れる金網に沿って進んでいきます。 右手へと曲がって金網が終ると、山の斜面を進むようになります。 ロープ柵が設置されている所を過ぎていくと、「堂が島渓谷遊歩道」の道標が立っていて、 この先の道は「宮ノ下」、今歩いてきた道は「木賀」となっていました。 その先で道が崩落していて、上の方に迂回路が出来ていました。 迂回路を過ぎて山道をジグザグに降っていくと、 早川沿いには堂ヶ島温泉の旅館などが建ち並んでいるのが見下ろせるようになります。 坂道状のしっかりとした木橋を降っていくと、鉄の橋梁でコンクリート敷きになった橋の袂に出ました。 橋の名前の確認は漏らしてしまいましたが、桜公園にあった案内図によると夢想橋というようです。 林道から早川に降り立った所から16分ほどで着きました。 角には「堂が島渓谷遊歩道」の道標が立っていて、宮ノ下へはこの夢想橋を渡っていくよう示しています。 左手へ100mほど行くと「夢窓国師閑居の跡」があるようですが、 今回は訪ねるのは省略して、夢想橋を渡って宮ノ下バス停へと向かっていきました。
この川でつりをされる方は、日釣券を対星館並び大和屋ホテルフロントでお買い求め下さい。
 (早川河川漁業協同組合 宮ノ下支部)
夢想橋を渡って旅館の間の坂道を登っていきます。 突き当たりにある標識「至 宮ノ下 堂ヶ島渓谷遊歩道」に従って左手へと進んでいきます。 建物の間を抜けていくと、突き当たりから右手へと登っていく石段があります。 塀に沿って続く石段を登っていくとT字路に出ます。 宮ノ下へはどちらへいったものかとしばらく考えていましたが、 左手に堂ヶ島渓谷遊歩道の道標が立っていて、 今登ってきた石段は「木賀35分・宮城野40分」となっていました。 左手から来ると見える向きに道標が立っていたので、ここは左手へと進んでいきました。 ジグザグに折れ曲がりながら、坂道や石段を登っていきます。 かなりの傾斜があって、和留沢入口からここまで歩いてきた身には何とも辛い登りになりました。 途中で息が切れてきたりもしたので、立ち止まってひと息入れながらゆっくりと登っていきました。 旅館専用のケーブルカーもありましたが、宿泊客以外は利用できないようでした。
宮ノ下(みやのした)バス停
大きな看板の立つ分岐まで登って左手へと進んでいくと、夢想橋から15分ほどで国道1号に登り着きました。 正面にはガソリンスタンドがあります。 右折して国道を20mほど進んでいくと宮ノ下バス停があります。 足柄幹線林道から1時間ほどで到着しました。
箱根湯本駅(箱根登山鉄道)まで、湯本駅行きバス,または,小田原駅行きバスにて12分、 便は頻繁にあります。
バス停の20mほど先から左手へ分かれていく坂道を登っていくと、 箱根登山鉄道の宮ノ下駅があります。 趣のある登山電車に乗って帰るのもいいと思ったのですが、この時は丁度やってきたバスに乗って帰りました。