鎌倉アルプス
散策:2007年09月中旬
【低山ハイク】 鎌倉アルプス
概 要 鎌倉アルプスは鎌倉の街を取り巻くようにして続く低い山です。 天候に恵まれると山頂からは富士山を望むことができます。 今回は東側にある鼻欠地蔵から小山を越えて横浜横須賀道路をくぐって関谷奥見晴台へ登り、 武相国境に続く尾根道を鎌倉天園へと歩いていきます。 天園からは十二所地区へと降っていきます。
起 点 横浜市 大道中学校前バス停
終 点 鎌倉市 十二所神社バス停
ルート 大道中学校前バス停…鼻欠地蔵…関ヶ谷バス停…南丸公園…釜利谷緑道…草舞台公園…登り口…六国峠ハイキングコース…関谷奥見晴台…武相国境尾根…148m峰…市境広場…鎌倉霊園分岐…茶屋分岐…天園休憩所…獅子舞分岐…貝吹地蔵…十二所分岐…御坊橋…十二所神社バス停
所要時間 3時間30分
歩いて... 関谷奥見晴台や148m峰からは横浜の街並みなどを見渡せる景色が広がっていました。 天園の岩場へ向かう道は、過日の台風の影響で通行止めになっていて、残念ながら岩場からの展望はお預けでした。 尾根道でも倒木を幾つか見かけましたが、歩いていくのに支障はありませんでした。
関連メモ 鎌倉アルプス, 六国峠, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 鎌倉回峰, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス,
鎌倉アルプス, 相武尾根, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 朝比奈切通, 鎌倉アルプス, 六国峠, 鎌倉アルプス,
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鎌倉アルプス, 吉沢川, 朝比奈切通, 鎌倉アルプス, 相武尾根
コース紹介
大道中学校前(だいどうちゅうがっこうまえ)バス停
金沢八景駅(京浜急行本線)から少し離れた所にあるバス乗り場から、 [八20][追20]大道中学校前行きバス、[八21]三信住宅行きバス、[鎌24]鎌倉駅行きバス、 [金24][金25]上郷ネオポリス行きバス、[金26]庄戸行きバス、[金28]本郷車庫前行きバス,または, [船08]大船駅行きバスにて10分、便は頻繁にあります。
京浜急行と神奈川中央交通のバスでは、金沢八景の乗り場が違う所にあります。 京浜急行のバス乗り場は横浜駅寄りの所で、1時間に2本程度の便があります。 神奈川中央交通のバス乗り場は東寄りの所で、1時間に3本から5本程度の便があります。 なお、京浜急行の金沢八景(国道)バス停が神奈川中央交通の金沢八景駅バス停と隣接しているので、 そこで待っていれば何れが来ても大丈夫です。 大船駅からも1時間に2本から3本程度、鎌倉駅からも1時間に2本程度の便がありますが、 金沢八景駅からの方が便数が多く、所要時間も短くなっています。
鼻欠地蔵
大道中学校前バス停の道路向かいにこんもりとした小山があり、 バス道路(県道23号)に面した所はコンクリートで補強された崖になっています。 その崖の右手の層状になった地肌の所に凸形をした大きな仏像が彫られています。 かなり風化していてはっきりとした姿ではなく、云われないと見過ごしてしまいそうな感じです。 これが鼻欠地蔵で、4m余の高さがあるようです。 作られた時期は不詳とのことですが、江戸時代には既にあったようです。 江戸名所図会に載っている挿絵が案内板に描かれていました。 岩壁を背にして両手を組んで座禅をしているような姿でした。 今回はこの右手から続く坂道を登っていきます。
鼻欠地蔵
崖に彫り込まれた像の高さが4m余りのお地蔵様の磨崖仏で、 風化して鼻が欠け落ちているため、このように呼ばれました。 いつごろ、だれが彫ったかはわかりません。 江戸時代に出版された「江戸名所図会」には、この地蔵の挿絵があり、 やさしそうな顔立ちや膝元で組んだ手などが描かれていますが、今はその輪郭を見ることができます。 また、江戸時代の地歴が書かれている「新編鎌倉誌」には、 この地蔵について、武蔵国と相模国の境界にあることから「界地蔵」と言われたこと、 この場所から北へ向かう道は釜利谷や能見堂へ通じたことが書かれています。 また、地蔵の前の道は、六浦道と呼ばれた金沢と鎌倉を結ぶ、中世からの大切な道であることから、 この地蔵が交通の要所に祭られ、広く人々の信仰の対象となっていたことがわかります。
 (横浜市教育委員会)
大道1丁目西地区急傾斜地崩壊危険区域
この区域内で、のり切、掘削、伐採等を行う場合は知事の許可が必要ですから左記へ問い合わせて下さい。
 (神奈川県横浜治水事務所)
この道路は、車両の通り抜けができません。 Uターンもできません。
 (横浜市金沢土木事務所)
右手に金網が続く坂道を登っていきます。 金網が終ると、左手の崖沿いに少し曲がっていきます。 畑地の柵沿いに進んでいくと、やがて森の中へと入っていきます。 U字形に抉れた切通しのような坂道になってきます。 山道にしては広くてしっかりとしていて、地域の生活道路として今でも利用されているような感じのする道です。
U字形に抉れた坂道が終わって緩やかになると、車道から5分ほどで、道が左手へ分かれていきます。 左手の道はその先の草地へ続いているようで、板で柵がされていて通行止めになっていました。 ここは正面の尾根道を進んでいきます。 広くて簡易舗装された道はここで終り、この先は普通の山道になりますが、 広めでしっかりとした道になっています。
雑木林の尾根に続く雰囲気のいい道を登っていきます。 傾斜は緩やかで歩きやすくなっています。 5分ほど進んでいくと、正面の尾根を避けるようにして道が二手に分かれています。 右手の道は降っていくので、ここは緩やかに続いている左手の道を進んでいきます。
左手の道のすぐ先で、再び道が二手に分かれています。 左手の道は先の畑地へ続いているようなので、ここは右手の道を進んでいきます。 尾根の左斜面に沿って、登り気味の細い山道が続いています。 左手の浅い谷には畑地が広がっていました。
小尾根を越えて右斜面を降るようになると、コンクリート敷きの道になります。 右手には古びたガードレールが設置されていました。 かなり傾斜のある斜面を横切るようにして道が続いていて、ガードレールが必要な感じの道でした。 坂を少し降って緩やかになると、再び土の道になります。 引き続きガードレールが続く道を緩やかに登り返していきます。 右手の下の方には、樹間から住宅地が見えていました。
登り傾斜が増してくると、再びコンクリート敷きの道になってきます。 コンクリート敷きの道が終って傾斜が緩やかになり、続いてきたガードレールも終りになると、 道幅が少し広がった所に着きました。 畑地への分岐から5分ほどの所になります。 夏草が伸びてはいたものの、少し開けた感じのする所でした。 右手には高舟台二丁目の住宅地を一望できる眺めが広がっていました。
再び森の中へ入っていくと、右斜面に続く道になってきます。 岩壁の脇を過ぎて更に進んでいきます。 次第に尾根の中ほどを進むようになると、先ほどの眺めが得られる所から2分半ほどの所で、 細い道が右手に分かれていますが、左手の森の中へ続く道を進んでいきます。
ちょっとした切通しを過ぎて、広めで緩やかになった尾根道を進んでいきます。 やがて右手に青緑色の金網が続くようになります。 金網は一旦途切れてから左手に続くようになります。 金網に沿って進んでいくと、正面に建物が現れます。 金網から変った柵に沿って、右手から回り込むようにして進んでいきます。 細い道を進んでいくと、建物への入口がありましたが、門は閉ざされていました。 「関係者以外の立入りはご遠慮願います」の注意書きによると、 これは関東学院の建物のようでした。
建物の門の先からは幅の広い石段を降っていきます。 正面に横たわる武相国境尾根を眺めながら石段を2分ほど降っていくと車道に降り立ちました。 大道中学校前バス停から30分ほどで歩いて来られました。 車道を左手へ進んでいくと最初の県道23号に出ますが、 今回は釜利谷西六丁目へ向かって、車道を右手へと進んでいきます。
関ヶ谷バス停
車道を真っ直ぐに100mほど進んでいくと関ヶ谷バス停があります。 金沢文庫駅までの便はあるものの、朝方に少しあるだけで、日中は運行していないようです。 バス停のすぐ先にT字路があり、その角には自動販売機が沢山並んだ商店がありました。 この時には店自体は閉まっていましたが、自動販売機で飲み物を買って、 ここで少し休憩していきました。
南丸公園
ひと息入れたところで、T字路を左手へと入っていき、 正面に見える武相国境尾根を目指して真っ直ぐに進んでいきます。 左手は畑地で、右手は釜利谷西六丁目の住宅地が続いています。 突き当たりまで来て右手へ曲がっていくと、すぐに南丸公園があります。 遊具などがある住宅地の中の静かな公園です。 左手の上には横浜横須賀道路が通っています。 公園へ入っていくと、左手の車止めの先から続く坂道と、中ほどのなだらかな道の二つの道が延びています。 園内に設置されている「公園・緑道案内図」によると、 なだらかな道は釜利谷緑道というようで、 この南丸公園から北之門公園まで続く1.4kmの道のようです。 今回は左手の坂道は見送って、中ほどに続く釜利谷緑道を進んでいきました。
左手の坂道…
左手の車止めの先へと続く坂道を登っていくと、やがて降っていって釜利谷緑道と合流しますが、 坂を登り切った所から、横浜横須賀道路をくぐっていく道が分かれています。 その分岐道を通って横浜横須賀道路をくぐり、 石段を登ってその先の山道を進んでいくと、武相国境尾根にある市境広場へと続いています。 この南丸公園から市境広場まで10分ほどで登っていけます。
(「相武尾根」を参照)
横浜市動物保護管理条例
・犬を散歩させるときは、綱につないで放さないで下さい。
・フンは飼い主が始末し、放置したり埋めたりしないで下さい。
 (横浜市金沢土木事務所、横浜市衛生局)
釜利谷緑道
南丸公園から釜利谷緑道を進んでいきます。 土の道になっている緑道の両脇には針葉樹や広葉樹などが植えられています。 咲き遅れたアジサイもあったりして、雰囲気のいい道になっています。 すぐ右手には釜利谷西六丁目の住宅地があり、その縁の道路も並行しています。 地域の憩いの場所になっているようで、緑道をジョギングしたり散歩したりする人を多く見かけました。 5分ほど進んでいくと、左手から坂道が降りてきて合流します。 南丸公園の左手から分かれて登っていった坂道のようです。 坂道を合わせたすぐ先に「釜利谷緑道南小路」と書かれた標柱が立っていました。 少し広くなった所で、住宅地の道路もすぐ脇を通っていました。
草舞台公園
左手からの坂道を併せて釜利谷緑道をその先へ3分ほど進んでいくと、右手に草舞台公園があります。 広めの公園になっていて、東屋やトイレがあり、奥の方には野球ができるグランドがありました。 ちょっとした遊具設備がある広場もありました。
・猫などの動物を捨てないでください!
・犬を散歩させるときは必ず綱等につないでください!
・飼い主は責任を持って動物とつき合い、食物の残りやフンなどは必ず持ち帰りましょう!
・動物を捨てたりいじめたりすると法律で罰せられます。
 (横浜市金沢土木事務所、金沢区保険所)
登り口
草舞台公園を後にして釜利谷緑道をその先へと進んでいきます。 右手に釜利谷西五丁目の住宅地が続く緑道を3分ほど進んでいくと、左手に幅の広い石段が現れます。 道標類はありませんが、ここが六国峠ハイキングコースへと続く登り口になります。 両側には手摺と金網が設置されています。 石段の横幅は広くていいのですが段差が低くなっているので、 1段ずつでは短か過ぎ、2段ずつでは長過ぎて、何とも登り難い石段でした。 右1段・左2段とチグハグになりながら、途中で左右を入れ替えたりしながら登っていきました。
2分半ほどかけて石段を登りきって右手へと進んでいきます。 すぐに左手へ曲がって横浜横須賀道路の下をくぐって反対側に出ます。 再び始まる石段を左手へと登っていきます。 段差が少し高くなって1段ずつでも歩きやすくなっていました。 横浜横須賀道路の脇を過ぎて更に登っていくと再び段差が低くなって、 右1段・左2段のチグハグ登りが始まります。 そんな石段も釜利谷緑道から8分ほどで終りになりますが、 ホッとする間もなく、その先で傾斜の急な横木の階段が始まります。
六国峠ハイキングコース
両側に金網が続く横木の階段を1分半ほど登っていくと、少し傾斜が緩やかになった登り坂になります。 高みを越えて少し降ると、左右に通る尾根道に出ます。 この尾根道は、市境広場から金沢文庫へと続く六国峠ハイキングコースになります。 釜利谷緑道にある登り口から11分ほどで登って来られました。 角には「円海山・大丸周辺緑地ハイキングコース」の標識G15が立っています。 その脇には、かつては道標だったような柱が立っています。 今登ってきた道の案内などが書かれていたのかも知れませんが、今では柱だけが残った姿になっています。 他に道標類はありませんが、右手へ進んでいくと金沢自然公園や釜利谷市民の森へと続いていますが、 今回は武相国境尾根を目指して左手へと進んでいきます。
火の始末 山に来るたび 歩くたび
たばこはよく消そう!
 (市民の森愛護会、横浜市)
よく踏まれて歩きやすい六国峠ハイキングコースを緩やかに登っていきます。 尾根道を2分ほど登っていくと分岐があります。 角に立つ道標によると、左手の道は「鎌倉天園・ハイキングコースへ」、 右手の道は「金沢市民の森広場へ」、今登ってきた道は「金沢自然公園へ」となっています。 武相国境尾根へは左手の道を進んでいけばいいのですが、 右手の道のすぐ上に関谷奥見晴台があるので、立ち寄っていきましょう。
関谷奥見晴台
右手の横木の階段を登っていくと、1分もしない内に階段は終って、高台にある関谷奥見晴台に着きます。 釜利谷緑道にある登り口から15分ほどで登って来られました。 ベンチも幾つか設置されていて、休憩するのにはいい広場になっています。 手元の地形図によると標高150mほどはあるようで、横浜ベイブリッジやランドマークタワーも見渡せます。 景色を眺めながら、ここでひと休みしていきました。 関谷奥見晴台からは道が三方に分かれています。 手前に立つ大きな道標H7によると、正面の道は「瀬上市民の森・港南台方面」、 左手の道は「鎌倉天園」、右手の谷筋へ降っていく道は「ひょうたん池・金沢自然公園」となっています。 今回は鎌倉天園を目指して、左手の道を進んでいきました。
OLエチケット 自然をたいせつに
オリエンティアは自然保護の監視役
1.たべもののあと始末は完全に
2.樹木や耕作物を傷つけないよう
3.ポストはたいせつに
武相国境尾根
道標「鎌倉天園」に従って雑木林に続く道を降っていきます。 やがて植林帯へ変っていくと、関谷奥見晴台から1分ほどで、 手前にあった分岐を直進してきた六国峠ハイキングコースに降り立ちます。 緩やかな道を右手へ少し進んでいくと、左右に続く武相国境尾根に出ます。 角には道標G16が立っていて、左手の道は「鎌倉天園」、 右手の道は「瀬上市民の森・港南台方面」、 今歩いてきた道は「金沢自然公園・金沢文庫」となっています。 また別の道標も立っていて、今来た道は「金沢自然公園」となっています。 ここから鎌倉天園を目指して、武相国境に続く尾根道を左手へと進んでいきます。
広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。 ぬかるんだ所には板が敷かれていて歩きやすくなっています。 この辺りは横浜自然観察の森の散策コース「コナラの道」にもなっていて、 番号を振った道標が点々と設置されています。 4分ほど進んでいくと道幅が少し広がってきて、踏み跡が二筋になっている所があります。 脇には「横浜自然観察の森」と題した大きな案内図が立っていたりもします。 更に1分ほど進んでいくと、右手に細い道が分かれています。 その角には「コナラの林」の看板が立っていました。
削られた緑
遠くの景色を眺めましょう。 鉄塔の下がピラミッドのような形をしているのは何故でしょう?
削られる緑
少し前(1960年頃)鉄塔は山の尾根に立っていました。 その後、山を削り谷を埋めて家ができましたが、鉄塔の下は削ることができないので、 元のまま残っているのです。
コナラの林
ここでは雑木林をそだてるため、市民ボランティアで林の手入れをしています。
おねがい
・ロープの中に入らないでください。
・草木を無断できずつけたり、もちかえったりしないでください。
 (横浜自然観察の森、雑木林ファンクラブ)
横浜自然観察の森分岐
右手の道を見送って広い尾根道を更に進んでいくと、横浜自然観察の森への道が右手へと分かれていきます。 角に立つ道標によると、右手の道は「自然観察センター・上郷森の家」、 正面の道は「鎌倉天園方面」となっていて、その脇にはG17の標識も立っています。 ここは鎌倉天園を目指して正面の道を進んでいきます。
とってよいのは写真だけ のこしてよいのは足あとだけ
ここはしぜんかんさつのもり入り口です。 生き物となかよくするためのルールを守りましょう。
・生き物をきづつけたり殺したりしないでください。
・ゴミは家まで持ち帰りましょう。
・危険防止のため球技などはできません。
・園内ではオートバイ、自動車の通行はできません。
自然観察センターのご案内
開館時間 午前9時から午後4時30分まで
閉館日 毎週月曜日 及び 年末年始(ただし月曜が休日の場合は火曜日)
 (横浜自然観察の森)
横浜自然観察の森は「いきもののにぎわいのある森」です
いろんないきものがすめるようにしぜんがいっぱいです。 草がいっぱいはえているところや(バッタがたくさんいるよ) 木がいっぱいはえているところがあります(鳥がたくさんいるよ)。 水たまり(カエル)やどろどろの道(けものの足跡)もあって、 ヘビ(会えたらラッキー)や食べたらいけない実もあったり、 ちょっと歩きにくいところもありますが、 気をつけて、いろんないきものに出会ってください。
 (横浜自然観察の森)
横浜自然観察の森への分岐から1分ちょっと進んでいくと、左手に細い道が分かれています。 道標などはありませんが、 「大切な自然を火災から守ろう」 と書かれた緑色の看板が樹木に立て掛けられています。 ここから山道をひと登りすると展望の得られる小ピークがあるので、ちょっと立ち寄っていきましょう。
148m峰
傾斜のある坂を登っていくとすぐに緩やかな道になります。 少し登り傾斜が増してくると、尾根道から2分ほどで、四等三角点のある小ピークに着きます。 関谷奥見晴台から14分ほどで到着しました。 山の名前を示す標識は見当たりませんでしたが、手元の地形図によると標高148.1mの小ピークのようです。 山頂は樹木が切り払われていて見晴しもよく、 右手の方には野島から八景島にかけての展望が広がっていました。 切り倒された樹木の大きな切り株が沢山残っていて、 ベンチ代わりに腰を掛けるのに丁度具合が良くなっていました。
市境広場
148m峰から尾根道に戻ってその先へと数10m進んでいくと市境広場に着きます。 関谷奥見晴台から20分ほどで到着しました。 広場にはテーブルやベンチが幾つか設置されています。 手前の樹木が少し邪魔をしていますが右手が開けていて、街並みなどを見渡すことができます。 空気が澄んだ日には富士山を望むこともできますが、この日は雲がかかっていて見えませんでした。 ここに「円海山周辺の市民の森」と題した大きな案内図があるので参考にしましょう。 市境広場からは道が二手に分かれています。 角に立つ倒れかけた道標によると、左手に分かれていく道は「釜利谷町住宅」、 正面の道は「鎌倉・天園」となっています。 左手に分かれていく道は横浜横須賀道路をくぐって釜利谷西六丁目へ降りていけますが、 今回は、正面に続く尾根道を鎌倉天園へと向かっていきます。
左手の道
道標「釜利谷住宅」に従って左手の道を進んでいくと、 すぐの所にある小さな切通しの先で、右手から送電線の巡視路が合流してきます。 その道を併せて2分ほど進んでいくと、赤い「鳥獣保護区」の標識が立つ分岐があります。 左手へ1分ほど降っていくと、大きな岩が切り立った切通しのような所があります。 左手に続く金網に沿って正面の高みを越えていくと、幅の広い石段が現れます。 石段を降っていくと途中で二手に分かれていますが、左手の石段を更に降っていきます。 やがて横浜横須賀道路の前に出ます。 「横浜15」のトンネルをくぐっていくと、南丸広場の左手から登ってきた坂道の中ほどに出ます。 市境広場から10分ほどで降りていけます。
(「相武尾根」, 「朝比奈切通」を参照)
円海山周辺の市民の森案内図
(A)ビートルズトレイル,(B)氷取沢市民の森ルート,(C)氷取沢-いっしんどうルート, (D)光明寺-梅沢山ルート,(E)瀬上市民の森ルート,(F)峯市民の森ルート, (G)六国峠ハイキングコース,(H)金沢市民の森ルートについて、色分けしてルートが示されています。 ルートに沿って点々と設置されている道標には「B1」や「E10」などと場所が記されていて、 案内図との対応が付きやすくなっています。 このマップは横浜市のホームページにも掲載されています。
円海山・大丸山を歩いてみませんか
この一団の緑地帯は横浜市のみどりの七大拠点のひとつに数えられ、 横浜市では貴重なみどりとなっています。 自然の中をのんびりと散策してみましょう。
 (横浜市)
「横浜市のみどりの七大拠点」とは…
拠点場所主な施設等
こどもの国周辺青葉区,町田市 こどもの国,寺家ふるさと村
三保,新治緑区,旭区 三保市民の森,新治市民の森,よこはま動物園,四季の森公園
川井,矢指旭区,瀬谷区 矢指市民の森,追分市民の森,瀬谷市民の森,程ヶ谷カントリー倶楽部
大池,今井,名瀬旭区,保土ヶ谷区,戸塚区 こども自然公園,南本宿市民の森,横浜カントリークラブ,戸塚カントリー倶楽部
舞岡,野庭戸塚区,港南区,栄区 下永谷市民の森,舞岡ふるさと村,舞岡公園
円海山周辺栄区,金沢区,磯子区
鎌倉市
瀬上市民の森,氷取沢市民の森,金沢市民の森,釜利谷市民の森,峯市民の森,横浜自然観察の森,金沢自然公園,鎌倉アルプス,鎌倉カントリークラブ,鎌倉パブリックゴルフ場
小柴,富岡金沢区 富岡総合公園,米軍小柴石油ターミナル,称名寺市民の森,海の公園
シダ類の生い茂る坂道を降り笹竹の生い茂る所を過ぎていきます。 切通しを過ぎていくと、右手には県道23号(環状4号)を見下ろすことができる所があります。 その先にある切り通しを過ぎていくと、 右手に分かれていく小径の先に送電線の鉄塔「東京南線1・2号線No.57」があります。 鉄塔の脇から先へと続く細い道があったので行ってみると、すぐに横浜霊園の上に出ました。 礼拝堂と思われる茶色い屋根の建物も見えていました。 階段が取り付けられていて、霊園まで降りていけるようになっていました。 尾根道まで引き返してその先へと進んでいくと、すぐに切通しがあります。 何か意味でもあるのか、道の真ん中には大きな岩があったりもします。
鎌倉霊園分岐
右手の樹間から横浜霊園を垣間見ながら尾根道を進んでいきます。 過日の台風の影響なのか、大木が倒れて道の上に横たわっていたりもしました。 小さな切り通しのような所を過ぎていきます。 やがて少し登り坂になってくると、市境広場から12分ほどで、左手に道が分かれていきます。 脇に生えている樹木に括り付けられた標識によると、左手の道は「鎌倉霊園」、 右手の道は「天園の茶屋」となっています。 また標識の支柱に貼り付けられたテープに書き込まれたメモによると、 左手の道は「レイエン」、右手の道は「天園」となっています。 ここは鎌倉天園を目指して右手の道を進んでいきます。
左手の道を進んでいくと、10分ほどで鎌倉霊園の端に降りて行かれます。
(「鎌倉アルプス」, 「鎌倉アルプス」を参照)
緩やかな尾根道を2分ちょっと進んでいくと、道の脇に「みどりの協定区域」と題した看板が立っています。 近年に設置された5本の鉄塔の周囲は植樹地「みどりの協定区域」となっています。 そのすぐ先に送電線の鉄塔「中野町線No.5」が立っています。 尾根道はその鉄塔を右手から捲くようにして続いています。 右手に金網柵が現れると、横浜霊園がすぐ側に見えます。 墓地の向こうには横浜市環境事業局の清掃工場がありますが、 改修工事中のようで、これまであった高い煙突はなくなっていました。 道なりに左手へ曲がっていくと岩盤が現れます。 ここで道が二手に分かれているように見えますがすぐに合流します。 ちょっとした岩場になっていて、この付近では傾斜の急な所になりますが、 ほんの短い坂なので、難なく登っていけます。
みどりの協定区域
この地区は、みどりを守り育てる区域です。 みんなでみどりを大切にしましょう。
協定締結日:平成5年5月31日  指定区域面積:16,332.23u
 (東京電力株式会社、神奈川県知事)
茶屋分岐
岩盤を登り切って、緩やかになった尾根道を右手へ1分ほど進んでいくと分岐があります。 以前にはこの付近には看板が沢山あったのですが、少し前からすべて取り払われていてスッキリとしています。 道標なども見当たらないので、初めてだと左右どちらへ行ったものかと迷いそうですが、 何度となく歩いている道なので迷うことはありません。 正面の坂道を登っていくと天園峠の茶屋の裏手に出ますが、 今回は降り気味に続く左手の道を天園休憩所へと向かっていきました。
天園休憩所
雑木林の斜面に続く緩やかな道を進んでいくと竹林になってきます。 茶屋分岐から2分半ほど進んでいくと、正面の上に天園休憩所が見えてきます。 道は左手へと続いていますが、その手前から階段が右手へと分かれています。 角には道標が立っていて、左手の道は「瑞泉寺」、右手の階段は「建長寺」となっています。 また店のメニュー書きが沢山立てられています。 右手の階段をちょっと登っていくと、すぐに天園休憩所に着きます。 市境広場から24分ほどで到着しました。 丁度昼時になったので、猫などを眺めながら、ここで昼食タイムにしました。
むりょうごしょうたい
ささやかではございますが、日頃のお客様方のお気持ちに感謝をこめて、 年二回、左記の様な催事を予定しております。 どうぞお気軽にご来所下さい。
 ・六月 … すいとんを楽しむ会
 ・十二月 … しもつかれを楽しむ会
天園休憩所をご利用下さいまして誠にありがとうございます。 検査に合格している井戸水を井戸水を大切にしながら年中無休で営んでいます。 採れたてのものを採れたそのところで素材の持つ良さがより活きるメニュー造りに心掛けております。 左記のことにつきましてはお断り申し上げます。
 ・アルコール類のお持ち込み
 ・コンロを用いましての火のご使用
また、当所でお買い上げ以外のごみはお願いです!! お持ち帰り下さいます様に。
ネコにはエサを与えないで下さい。 朝夕二回、時間を決めて当所で与えております。
獅子舞分岐
天園休憩所を後にして元の尾根道に降りて右手へ進んでいくと、すぐにX字路があります。 角に立つ道標によると、左手の道は「瑞泉寺」、正面の道は「獅子舞経由鎌倉宮」となっています。 「下りはスベル注意!!」のコメントも書き込まれていたりします。 左手の高みへ登っていく細い道もありますが、道標には何も示されてはいません。 右手にはちょっとした岩場があって、鎌倉の街や富士山などを見渡せる眺めの素晴らしい所ですが、 過日の台風の影響なのか、ロープが張られていて通行禁止になっていました。 以前には古びて倒れた道標が角にあったのですが、少し前から新しいものに作り直されています。 それによると、左手の道は「瑞泉寺・十二所方面」、正面の道は「鎌倉宮・鎌倉駅方面」、 今来た道は「建長寺・金沢文庫方面」となっています。 先ほどの天園休憩所の方が設置されたようで、休憩所の謂れなどが支柱に記されていました。 また、No.6の「ハイキングコース内での喫煙はやめましょう」の標識も立っています。 正面の道は獅子舞地区へと降っていく道で、天園から鎌倉の街へ降りるのには一番近いルートですが、 今回は左手の道を十二所へと向かっていきました。
(正面の道を降っていくと、20分とかからずに獅子舞地区へ降りて行かれます)
明治の頃よりこの地に居住し、祖父母の時代に、いちょうやもみじ、梅などを植え、公園を造り、 天園と称し、四季折々の自然の美しさと恵みに感謝して現在に至っております。
 (かまくら六国峠 天園休憩所)
台風九号の影響により、コース内は倒木、崩落の危険性があります。 しばらく、ご利用はお控えください。
 (鎌倉市)
杉林や雑木林の中に続く尾根道を進んでいきます。 5分ほど進んでいくと、むき出しの岩を過ぎた先で道が二手に分かれています。 どちらもしっかりとした道ですが、右手の道は巡視路なので見送り、左手の尾根道を進んでいきます。 以前には脇に道標が立っていたのですが撤去されたようで、今回は見かけませんでした。 雑木林の中の緩やかな尾根道を更に2分ほど進んでいくと、大きな樹木が生えている所があります。 そこから左手の谷筋へ降っていく細い道が分かれていきます。 脇に生えている樹木には 「国鉄送電線巡視路 No.26、No.25」 と書かれた黄色い板が括り付けられています。 道標類はありませんが、吉沢川の源流域へと降っていく道のようです。 その分岐を見送って尾根道を更に4分ほど進んでいくと、岩の裂け目のような所が現れます。
(後日に吉沢川へ降っていく道を歩いてみました。 「鎌倉アルプス」を参照)
貝吹地蔵
岩の間を抜けて降っていくと、左手の少し上に貝吹地蔵があります。 獅子舞分岐から13分ほどで到着しました。 「貝吹地蔵」と刻まれた石標に掛けられたリュックに、桃色や黄色の花束が沢山入れられていました。 リュック共々お供えしたということなのでしょうか。 地蔵の前の線香立てには火の付いた線香が立てられていて、石製の賽銭入れには小銭が沢山供えられていました。 花束も真新しかったし、少し前にお参りして行かれた方がおられたようでした。 貝吹地蔵は上半身しかないように見えます。 下半身は土中に埋まっているのでしょうか、それとも元々上半身だけしかない像なのでしょうか。 仔細はよく分りませんでした。
貝吹地蔵
新田義貞の軍に攻められ(1333年)自害した北条高時の首を守りながら敗走する北条氏の部下たちを助けるため、 貝を吹き鳴らしたという。
 (瀬谷文化協会)
貝吹地蔵の先の急坂を降っていきます。 過日の台風の影響なのか、大木が根こそぎ倒れていたりしました。 急坂を降り切って緩やかなになった尾根道を1分ほど進んでいくと、岩盤が現れた辺りから、 左手の谷筋へ戻るようにして降っていく細い道が分かれていきます。 道標類はありませんが、「お塔の窪やぐら」を経て吉沢川へと降っていく道になります。 その分岐を見送って尾根道を更に進んでいきます。 No5の「ハイキングコース内での喫煙はやめましょう」の標識や 「歴史的風土保存用地」の看板を過ぎていくと、道の脇の岩壁には穴が幾つも開いていて、 中には石積みなどがあったりします。 「やぐら」と呼ばれる昔の墓所のようです。
歴史的風土保存用地
地番 鎌倉市二階堂639-1外5筆
面積 22,094u
この土地は「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」に基づき、 歴史的風土を長く保存するため、昭和54年度及び55年度に神奈川県が買い入れたところです。 歴史的風土を協力して保存しましょう。
 (神奈川県横須賀三浦地区行政センター)
右手に有刺鉄線の柵が続くようになると、土に半ば埋まったような石碑がひとつ道端にありました。 側面には「瑞泉寺山内 従是右 北條家御一門」や「文政十二年丑」の文字が刻まれていました。 有刺鉄線の右手が少し高くなっていて、その向こう側に祠が建っていました。 柵があって近づけないので、左手の高みに登って写してみました。 どのような謂れの祠なのかを記したものは見かけませんでしたが、 このお堂は、瑞泉寺の裏手にある「偏界一覧亭」と云うのだそうです。 現在では一般者の立入は禁止されているようで、瑞泉寺からも尾根道からも入ることはできません。
持ち帰ろう 古都の香りと あなたのゴミを
 (鎌倉市観光協会、鎌倉史跡パトロール隊)
十二所分岐
有刺鉄線が終ってその先へと進んでいくと、左手には「やぐら」が幾つもある岩壁が続きます。 中には五輪塔が納められているものもあったりします。 やぐら群を過ぎていくと、道の両側に背の高い笹竹が生い茂るようになります。 その中を進んでいくと、獅子舞分岐から28分ほどで、左手に戻るようにして分かれる分岐に着きました。 角には道標が立っていて、正面の尾根道は「瑞泉寺」、今歩いて来た道は「天園」となっています。 支柱にマジックで「ハイランド・十二所」と書き込まれていて、左手に分かれていく道を指しています。 よく歩かれている尾根道はこのまま真直ぐに進んでいき、 この先すぐの所で瑞泉寺への道と明王院への道に分かれていますが、 今回はこの分岐を左折して十二所に向かって降っていきました。
雑木の混じる杉林を降っていきます。 これまでの道に比べてかなり細い山道を谷筋へと降っていきます。 あまり歩かれていないのか、過日の台風の影響なのか、少し荒れた箇所もあったりしますが、 道はしっかりと続いているので、迷うようなことはありません。 谷筋に降りてその先へ進んでいくと、小さな水の流れが続くようになります。
尾根から7分ほど降っていくと、岩壁の脇を過ぎた先で正面が開けて、畑地の脇に出ます。 畑地の右手に続く道を進んで民家の脇を抜けていくと、十二所地区の舗装された道路に降り立ちます。 尾根道にあった十二所分岐から10分ほどで降りて来られました。 角にある「瑞泉寺・天園」の道標が今降りてきた道を指しているので、こちら側から登る場合には目印になります。 舗装道路に降りたら右手へと進んでいきます。
御坊橋
民家の間に続く舗装道を進んでいきます。 左・右とクランク型に曲がって、その先の小さな橋を渡って道なりに緩やかに降っていくと、 吉沢川に架かる短い御坊橋があります。
砂防指定地 吉沢川
この土地の区域内において宅地造成・家屋の新築・土採取等の行為をする場合は、 神奈川県知事の許可が必要ですから藤沢土木事務所に御相談下さい。
 (神奈川県)
十二所神社(じゅうにそうじんじゃ)バス停
御坊橋を渡って右手に行くと、すぐに県道204号(金沢街道)に出ます。 そこを左折して100mほど進んでいくと、赤い前掛けをしたお地蔵様の立つ信号の所に十二所神社バス停があります。 十二所地区に降り立ってから6分ほどで着きました。 鎌倉駅方面のバス停は道路の向かい側になります。 鎌倉駅(JR横須賀線)まで、鎌倉駅行きバスにて13分、1時間に3本から4本程度の便があります。
バス道路から50mほど入った所に十二所神社が見えているので、 バスが来るまで少し待つようなら立ち寄っていきましょう。