明星林道
散策:2007年09月中旬
【低山ハイク】 明星林道
概 要 明星林道は箱根外輪山の東側に続く林道で、 大雄山最乗寺へ続く車道から矢佐芝地区へと等高線に沿うようにして続いています。 今回は明星林道からその先に続く和留沢林道へと進み、和留沢地区から舟原地区へと降るルートを歩きます。 所々からは小田原の街並みを見渡せる景色が広がっています。
起 点 南足柄市 丸太の森入口バス停
終 点 小田原市 和留沢入口バス停
ルート 丸太の森入口バス停…ホタルの里分岐…大神平林道分岐…久保録沢…中沼林道分岐…板屋窪分岐…塚原分岐…49番鉄塔…矢佐芝分岐…林道分岐…三竹分岐…諏訪原分岐…和留沢分岐…久野林道…和留沢農道…和留沢地区…十字路…日向林道…四叉路…久野大黒天…上河原橋…和留沢入口バス停
所要時間 4時間30分
歩いて... 歩き始めは青空も覗く天候でしたが、林道を歩いている内に霧雨が降ってきました。 陽が射したり青空が覗いたり、また霧雨が降ったりと不安定な天候の日でしたが、 和留沢地区の辺りまでくると霧雨は止んで青空が次第に広がってきました。 和留沢林道の先には久野林道が更に続いているので、 外輪山を越えて箱根の宮城野地区まで歩いていくのもいいかも知れません。
関連メモ 明神ヶ岳, 久野林道
コース紹介
丸太の森入口(まるたのもりいりぐち)バス停
大雄山駅(伊豆箱根鉄道大雄山線)の改札口を出た右手にあるバスターミナルから、 道了尊行きバスにて7分、1時間に2本から3本程度の便があります。
 毎日 7:48 8:15 8:40 9:15 9:48 10:25 10:40 10:50 11:15 11:25 11:48...
バスを降りた所から、明星林道が左手へ分かれていきます。 角には「林道明星線」の標識が立っています。 「起点」とは書いてありませんでしたが、ここから明星林道が始まるのだろうと思います。 正面に続く車道は大雄山最乗寺(道了尊)へと続いていますが、 今回はここから左手へ分かれていく明星林道を進んでいきます。 「ホタルの里」の標識も左手の林道を指しています。
正面の車道の両側にはアジサイの木が沢山植えられています。 また杉の大木が並木を作っていて、厳かな雰囲気のする道になっています。
大雄山あじさい参道
このあじさいは、市民と大雄山の信者の方々の好意で作られました。 毎年、爽やかな花が参道を埋め、人々の目を楽しませる名所と成れば幸いです。
 (大雄山最乗寺)
林道明星線
幅員4.0m 延長5642m
 (神奈川県足柄上地区行政センター)
ホタルの里分岐
バス停から左手へ続く明星林道を進んでいきます。 歩き始めた所に「保安林区域図」があります。 この先の林道や沢などが図示されているので確認しておきましょう。 植林帯に続く広くて緩やかな土の道を1分半ほど進んでいくと分岐があります。 角には先ほどと同じ「ホタルの里」の標識が立っていて右手の道を指していますが、 左手の権現沢に架かる権現橋を渡っていきます。 コンクリート製のしっかりとした橋でした。 下を流れる権現沢では、小さな堰を流れ落ちる水が心地よい音を響かせていました。
交通規制
この林道は、公安委員会の規制により、終日車両の通行が禁止されています。(許可車を除く) 許可証のない車両は交通違反になります。
 (神奈川県足柄上地区行政センター、神奈川県松田警察署)
保安林区域図
この区域は森林がもっているいろいろな働らきを守るため、保安林に指定されています。 保安林内で木を伐採したり、植物や土石を採取するときは許可が必要です。 くわしい事は右記へお問い合わせ下さい。
 (神奈川県足柄上地区行政センター農林部林政課)
大神平林道分岐
権現橋を渡って植林帯に続く林道を更に進んでいくと、1分半ほどの所で道が二手に分かれています。 道標類は見当たらないしどちらへ行ったものかと暫く考えていました。 右手の道は緩やかで、左手の道は降り坂になっていました。 左手の道のすぐ先に「利用者の皆さんへ」と題した林道の注意書きがあったので、 左手の道も林道のようです。 最初にあった「保安林区域図」によると、左手の林道は大神平林道というようで、 手元の地形図にある細い実線の道のようです。 ここは緩やかな右手の道を進んでいきます。
久保録沢
軽い登り坂になった林道を進んでいきます。 4分ほど進んで坂の上に着くと、林道は右手へと曲がっていきます。 その角から少し細めの道が左手へと分かれて降っていきます。 道標類はありませんが、右手へと曲がっていく林道を進んでいきます。 程なくして降り坂になってくると簡易舗装された道になります。 3分ほど降って谷筋に着くと、右手へ道が分かれていきます。 角には「自然環境保全地域」の標識が立っている他は道標類はありませんが、 手元の地形図によると、大神平林道分岐の南東200mほどの破線の道が分かれている辺りになるようです。 左手に狩野林道があって十字路になっているように描かれていますが、 見落としたのか、左手の道には気付きませんでした。 ここは正面の沢を渡ってその先へと続く明星林道を進んでいきます。 最初にあった「保安林区域図」によると、正面の沢は久保録沢というようで、 上流側には小さな砂防ダムがありました。
自然環境保全地域
自然を大切にしましょう。 建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県)
緑は森呼吸 山火事注意
たばこ・たき火はよく消そう!
 (神奈川県、森林国営保険)
再び土の道になった林道を進んでいきます。 山襞を過ぎながら等高線に沿うようにして緩やかに続いています。 10分ほど進んで緩やかな坂の上に着くと、左手の道端に石碑が立っていました。 「慶雲長公大禅定門」と刻まれていて「安政四」の文字も見えました。 かなり古くからあるもののようですが、どのような謂れの石碑なのかは分かりませんでした。 手元の地形図によると、久保録沢から600mほど東にある尾根になるようです。 石碑の左手から細い山道が分かれていました。 また林道から分かれて右手へ登っていく山道もあって、 左右に延びる尾根に続く山道が林道によって分断された形になっていました。 ここは右手へと曲がっていく明星林道を進んでいきます。
中沼林道分岐
少し降り気味になった林道を進んでいきます。 林道にはゴム製の「水切工」が点々を設置されていました。 斜めになったり真横になったりしていましたが、水がうまく流れる向きに設置されているようでした。 柔らかいゴムで出来ていて、上から踏むと簡単に曲がるので、 自動車などの通行にはまったく支障がないようでした。 黒色と黄色に塗られた木柵を過ぎていきます。 緩やかに降っていくと山襞を過ぎていきます。 下には沢が流れていました。最初にあった「保安林区域図」によると滝沢というようです。 滝沢を過ぎて少し登り坂になった林道を進んでいきます。 石碑の所から12分ほど進んで緩やかな坂の上に来ると、左手へ道が分かれていました。 脇には「水源の森林づくり」契約地の看板と、「A 5 山崎」と書かれた標識がありました。 その道を見送っていくと、すぐに右手へコンクリート舗装された道が分かれていきます。 左手にも広めの土の道があって、十字路のようになっていました。 手元の地形図によると、ここは久保録沢の南東1kmほどの所で、 林道から実線の道が西へと分かれている所になるようです。 右手の道には「火の用心 明神No.43」の標識もありました。 最初にあった「保安林区域図」によると中沼林道というようです。 ここは左右の道を見送って、正面の明星林道を進んでいきます。
神奈川県「水源の森林づくり」契約地(水源協定林)
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部森林課)
板屋窪分岐
中沼林道を見送っていくと、すぐ正面にトタン塀が現れます。 その奥には建設機械などが置かれていました。 塀に沿って右手へと曲がっていく林道を進んでいきます。 降り坂になった林道を降っていくと山襞を過ぎていきます。 舗装路になった林道を緩やかに進んでいくと、中沢林道分岐から7分ほどで十字路があります。 手元の地形図によると、207m峰の辺りの二重線と実線の道が分かれている所になるようです。 脇には「保安林区域図」がありますが、広い範囲の図になっていて、 林道などの詳細はよく分かりませんでした。 最初にあった「保安林区域図」によると、左右に通る道は塚原林道というようで、 「車両通行禁止」の看板も立っていました。 左手へ降っていくと板屋窪地区へ続いているようですが、 ここは正面に架かる橋を渡っていきます。 下には大きめの沢があって水が勢いよく流れていましたが、沢の名前は分かりませんでした。
保安林区域図
保安林内で知事の許可なく次の行為をすることは禁止されれています。 立木竹の伐採、立木の損傷、家畜の放牧、下草落葉落枝の採取、土石樹根の採掘、 開墾その他土地の形質を変更すること。
(注)これに違反した場合は森林法により処罰されます。
 (神奈川県、県庁林務課、足柄上農林事務所)
塚原分岐
橋を渡って土の道になった林道を緩やかに進んでいきます。 コンクリート製の道を右手に二つほど分けて緩やかな登り坂を進んでいくと、 板屋窪分岐から10分ほどで再び舗装路になってきます。 雑木林に続く林道の路面には落ち葉が厚く積もっていたりもしました。 板屋窪分岐から14分ほど進んでいくとT字路があります。 左手には大きな車止めゲートがあり、その先には「車両通行禁止」の大きな看板が設置されていました。 手元の地形図によると、282.3m峰の北200mほどの所にある分岐になるようです。 左手の道は黄色の中央線が引かれた二車線の舗装道路になっていて、 大雄山線の塚原駅へと続いている一般道のようです。 ここは左手の道を見送って、正面へと続く明星林道を進んでいきます。
車両通行禁止
この林道は、森林管理、林業経営のためにつくられたものです。 林業関係車両、地元関係車両、工事関係車両以外の車両の通行できません。 林業関係車両、地元関係車両、工事関係車両は次のことを守って下さい。
1 速度 20km/h以下
2 重量 20t以下
3 台風、集中豪雨、地震、積雪、路面凍結時は通行禁止
4 夜間の通行禁止 日没から日の出まで
 (神奈川県足柄上地区県行政センター、松田警察署)
49番鉄塔
車止めゲートを見送っていくとすぐに土の道になってきます。 右や左へ分かれていく道を見送って登り気味に明星林道を進んでいきます。 右手へと曲がって緩やかな道になってくると、 先ほどの塚原分岐から5分ほどで、右手に送電線の鉄塔「明神線49」が立っています。 手元の地形図によると、282.3m峰の辺りになるようです。 その手前からも山道が右手へ分かれていましたが見送っていくと、細い道が鉄塔へと続いていました。 鉄塔の袂まで10mほど登っていくと、東側には小田原の街並みが広がっていました。 僅かに霧雨が降る生憎の天候でしたが、しばらく景色を眺めていきました。
明星林道へ戻ってその先へ6分ほど進んでいくと、 ガードレールのある山襞の手前から、戻るようにして左手へ分かれていく広めの坂道がありました。 その道を見送って明星林道を更に進んでいきます。 「警笛鳴らせ」の道路標識を過ぎて右手へ曲がっていくと、竹林の脇を過ぎていきます。 緩やかな降り坂になった林道を進んでいくと、使われなくなったような車止めゲートがありました。 そこを過ぎて舗装路になった道を緩やかに降っていくと景色が開けてきました。 左右に茶畑などが続く道を降っていきます。 正面に横たわっている山は、442.5m峰から明神ヶ岳と明星ヶ岳の中ほどの箱根外輪山へと続く尾根のようです。 左手の畑の向こうには、先ほどの鉄塔からと同じような街並みを望む景色が広がっていました。
矢佐芝分岐
畑地に出て2分ほど降っていくと十字路に降り立ちました。 手元の地形図によると、282.3m峰の南南西600mほどの所で、細い実線の道と交わっている所になります。 最初の丸太の森入口バス停から1時間25分ほどで到着しました。 右手に延びる道は手元の地図によると石畑林道というようです。 脇には「矢佐芝橋央蹟石割り跡」や「二宮金次郎腰掛け石これより400メートル右側」の標識が立っていて、 その林道を指していました。 左手へ降っていくと矢佐芝地区へと続いています。 脇には「秩父西国坂東観世音菩薩供養」、「南無弘法大師遍照金剛」、「馬頭観世音」などと刻まれた石碑や 石仏が並んでいました。 左右に通る道は塚原駅から矢佐芝地区を経て明神ヶ岳へ至るハイキングコースにもなっています。 今回は左右の道は見送って、正面の矢佐芝川に架かる矢佐芝橋を渡っていきます。 橋の手前に「林道和留沢線」の標識が設置されていたので、 明星林道はここで終りになって、この先からは和留沢林道になるようです。
利用者の皆さんへ
この道路は森林施業を行うためにつくられた林道です。 森林関係者以外の車両の通行は遠慮して下さい。 林道は安全施設が完備されておりませんので、 利用者は次の事を厳守し、安全走行を心掛けて下さい。
・走行速度は時速20km以下で走行して下さい。
・降雨時等の走行は避けて下さい。
・ゴミの投棄や土石・植物の採取をしないで下さい。
事故等については一切責任は負いません。
 (南足柄市役所経済部農政課)
林道和留沢線
幅員4.0m 延長6,013m
 (神奈川県足柄上地区行政センター)
矢佐芝橋を渡っていくと、すぐに製茶工場への道が右手へと分かれていきます。 その道を見送って土の道になった林道を左手へと曲がりながら進んでいきます。 すぐに細い沢を渡っていきます。先ほどの矢佐芝川の支流と思われます。 雑木林から植林帯を抜けていくと、左手が開けた畑地の脇に出ました。 畑地の下の方には民家がありました。 紐で吊るされた空缶が、畑地を取り巻くようにぐるりと設置されていました。 地面に近い所に吊るしてあったので、動物などによる畑地への被害を避けるための柵のようでした。 動物が触れるとカラカラと音が鳴るのでしょうか。
林道分岐
再び雑木林の中を進むようになります。 竹林を過ぎて植林帯になってくると、矢佐芝分岐から11分ほどで、 コンクリート製の坂道が右手へ分かれて登っていきます。 坂道の途中に設置されている「利用者の皆さんへ」の看板によると、右手の道も林道のようです。 手元の地形図によると、矢佐芝分岐の東南東400mほどの所で、 南東向きから南西向きへ林道が曲がっていった先の曲がり角の辺りになるようです。 この道は地形図には載っていませんが、ずっと先まで続いているようでした。 ここは右手の坂道は見送って、左手へと曲がっていく和留沢林道を進んでいきます。
利用者の皆さんへ
この道路は森林施業を行うためにつくられた林道です。 森林関係者以外の車両の通行は遠慮して下さい。 林道は、安全施設が完備されておりませんので、 利用者は次の事を厳守し、安全走行を心掛けて下さい。
・走行速度は時速20km以下で走行して下さい。
・降雨時等の走行は避けて下さい。
・ゴミの投棄や土石・植物の採取をしないで下さい。
事故等については、一切責任は負いません。
 (南足柄市役所経済農政課)
2分ほど進んでいくと、道が左右に分かれていく所を過ぎていきます。 山道なのでしょうが、広めの道になっていました。 その先でも右手に道が分かれていましたが、それらを見送って和留沢林道をそのまま進んでいきます。 山襞を過ぎていくと、林道分岐から8分ほどの曲がり角に竹塀がありました。 和式庭園などには似合いそうな上品な雰囲気のする塀ですが、無骨な林道には似合わない感じでした。 確認を漏らしてしまいましたが、塀の向こう側に建物か庭園でもあったのでしょうか。
三竹分岐
竹塀を過ぎてその先の小さな切通しを抜けていくと、竹塀から7分ほどでT字路があります。 左手に分かれて降っていく道は舗装されたしっかりとした道になっていました。 手元の地形図によると、442.5m峰から東へ延びる破線の道が和留沢林道と交わっている所になるようです。 地形図では十字路になっているように見えますが、右手には道らしいものはありませんでした。 左手へ降っていく道は三竹地区へと続いているようでした。 左手から登ってくると正面に当る所に「車両通行禁止」の看板が設置されているところをみると、 左手の道は一般道のように思えました。 ここは正面へ続く道を進んでいきます。 少し進んだ所の山襞の手前から右手へ分かれていく土の道があったので、 それが地図に載っている442.5m峰へ続く道のようでした。 十字路ではなくて、ふたつのT字路になっていて、少しズレた分岐になっていました。
諏訪原分岐
山襞を過ぎていくと舗装路になってきます。 植林帯に続く和留沢林道を登り気味に進んでいくと、切通しを過ぎた先でT字路に出ました。 三竹分岐から7分ほど、矢佐芝分岐から35分ほどの所になります。 手元の地形図によると、三竹分岐の東400mほどの所にある分岐のようで、 左手の道は諏訪原地区へと降っていく道のようです。 T字路の右手に「車輌通行制限」の大きな看板や「車両通行禁止」の看板が設置されていたので、 左手の道は一般道なのでしょうか。 ここは右手へと曲がって緩やかに登っていきます。
車輌通行制限
この林道は林業経営のために作られていますので、一般道路とは異なり カーブがきつく防護施設等が十分ではありませんので、下記以外の者の通行禁止します。
1.林業関係者  2.地元関係者  3.林業沿線施設利用関係者
但し次の注意事項を守り通行願います。
1.制限速度 20km/hr
2.制限重量 20トン以下
3.大雨、積雪時の通行禁止
 (神奈川県西湘地区行政センター)
諏訪原分岐からは登り基調の坂道が続きますが、傾斜はそれほどきつくはないので、 息が切れてしまうようなことはありません。 分岐なども特になくて、坦々と歩いていきます。 諏訪原分岐から30分ほど進んでいくと、小さな砂防ダムのある沢を過ぎていきます。
たき火・たばこに注意
 (神奈川県)
山火事注意 火の用心!
ばきび・たばこは確実に消して!
 (森林国営保険、神奈川県)
山火事注意!
守ります 山の緑と 防火のマナー
 (小田原外二ヶ市町組合)
和留沢分岐
「曽我財産区鬼柳管理地」と書かれた標識を二つほど過ぎていきます。 緩やかになった和留沢林道を道なりに進んでいくと分岐があります。 手元の地形図によると、442.5m峰の南西800mほどの所にある分岐になります。 右手の道には車止めゲートがあって「これから先の林道は車両通行止です」と記されていました。 左手の道には特に何も記されてはいませんでした。 分岐の脇には「林道和留沢線」の標識が立っていたので、 矢佐芝分岐から続いてきた和留沢林道はここで終りになるようです。 諏訪原分岐から50分ほど、矢佐芝分岐から1時間25分ほどで到着しました。 今回はここから和留沢地区へ向かって左手へと降っていきました。
右手の道の名前は記されてはいませんでしたが久野林道と云って、 その先の足柄幹線林道を経て明星ヶ岳から塔ノ峰へと続く箱根外輪山の尾根を越えて、 宮城野地区へと続いています。 (「久野林道」を参照)
一般車両通行禁止
この林道は、林業経営のためにつくられていますので、 一般道路とは異なりカーブがきつく防護施設が十分ではありません。 下記伊がの車両の通行を禁止します。
1.林業関係車両  2.林道関係車両  3.工事関係車両  4.地元関係車両
通行可能な方については、次の注意事項を厳守願います。
1.制限速度 20km以下
2.制限重量 20トン以下
3.台風、集中豪雨、地震、積雪、路面凍結時通行禁止
4.夜間(21時から6時の間)の通行禁止
 (神奈川県西湘地域県政総合センター)
林道和留沢線
幅員4.0m 延長6013m
 (神奈川県)
林道和留沢線 車両通行制限
但し次の車両を除く
1.林業関係者  2.地元関係者  3.林道沿線施設利用者
 (西湘地区行政センター)
久野林道
和留沢分岐から左手へと続く道を緩やかに降っていきます。 使われなくなったような車止めゲートを過ぎていくと、道は大きく左手へと曲がっていきます。 傾斜の増した坂道を降っていくと、和留沢分岐から3分ほどで、 先ほどあったのと同じ「一般車両通行禁止」の大きな看板が設置されています。 そこを過ぎたすぐ先に「林道久野線」の標識が立っていました。 先ほどの和留沢分岐から右手へと分かれていた道は久野林道というようで、 ここがその起点になるようです。
(写真は振り返って写したものです)
林道久野線
幅員4.0m 延長8932m
 (神奈川県西湘地域県政総合センター)
久野林道の標識を過ぎて急坂を降っていくと、目の前が開けてきます。 左手には茶畑が続き、正面には518.2m峰から箱根外輪山へと続く尾根が横たわっていました。 茶畑の上には大型の電動式プロペラが風に吹かれてゆっくりと回っていました。 茶畑ではよく見かける送風機で、茶の木に霜が付くのを防いでいるのだそうです。
和留沢農道
右手の作業場への道を見送って急坂を更に降っていきます。 建物を二つほど過ぎていくとT字路に出ます。 和留沢分岐から11分ほどで降りて来られました。 道標などはありませんが、左手から右手へと登っていく道は和留沢農道というようです。 ここから左手へ曲がっていくと舟原地区へと降っていけるようですが、 今回は右手へ曲がって、和留沢地区へと続く坂道を登っていきました。
注意
ハンターのみなさん! この附近に人家・農耕地等があります。 狩猟に注意しましょう。
 (神奈川県)
谷あいの斜面に続く和留沢農道を登っていきます。 盆樹園などの建物を過ぎていくと、 上の方からイガ栗が落ちてきて、道をコロコロと転がってきました。 頭上を見上げると大きな栗の木があって、青々としたイガ栗を枝一杯に付けていました。 まだまだ蒸し暑い日が続く頃でしたが、 落ちたてホヤホヤのイガ栗に、小さな秋の訪れを感じたりしたのでした。
和留沢地区
左手から登ってくる坂道を併せて和留沢農道をその先へと進んでいきます。 小さな砂防ダムがある沢を過ぎて左手へと曲がっていきます。 坂を登りきって傾斜が緩やかになると、和留沢農道に出てから11分ほどで、右手へと道が分かれていきます。 角に立つ支柱には「和留沢公民館」の標識が括り付けられていました。 その奥には建物があったので、それが公民館だったのでしょうか。 手元の地形図によると、和留沢農道から細い実線の道が北西へと分かれていく所になるようです。 民家も点在していて、この辺りの一帯が和留沢地区になるようです。 左手にはテーブルやベンチやちょっとした遊具などが設置された広場がありました。 名前はよく分かりませんでしたが、脇にある注意書きには「子供遊園地管理者」とあり、 「たいようの丘」と書かれた柱も立っていました。 「子供遊園地」または「たいようの丘」というのが名前なのでしょうか。 丁度昼時になったので、輪切りのベンチに腰をかけて景色などを眺めながら、 ここで昼食タイムにしました。
和留沢地区は民家が密集して建っているのではなく、あちこちに点在している様子でした。
広場の東側には小田原の街を見下ろすことができました。 生憎の曇り勝ちの天候だったのでぼんやりとしてましたが、 空気の澄んだ日には綺麗な眺めなのだろうと思います。
広場の西側には明神ヶ岳から明星ヶ岳にかけての箱根外輪山が続いていました。 今回の散策では、歩き始めは青空も覗く天候でしたが、 林道を歩いている内に霧雨が降ってきました。 陽が射したり青空が覗いたり、また霧雨が降ったりと不安定な天候の日でしたが、 この辺りまでくると霧雨は止んで青空が次第に広がってきました。 降った雨が水蒸気になって立ち昇っていくのか、山はモヤに包まれていました。 方角からすると、右手に聳えているのが明神ヶ岳で、左手の方に明星ヶ岳があるようです。
十字路
お腹も満ちて景色も堪能したら、広場からその先へと進んでいきます。 緩やかな道を5分ほど進んでいくと分岐があります。 左右の道と、正面から左手へと曲がっていく道に分かれていて、十字路のようになっていました。 右手に登っていく道には「この先通行止」の標識が立っていて、 左手に降っていく道の脇には「日向林道(終点)」の看板が設置されていました。 正面から左手へと延びている道には特に何も示されてはいませんでしたが、 すぐ先に民家らしい建物があったので、和留沢地区の集落はこの先へもあるようでした。 手元の地形図によると、二重線の農道が終って、実線の道と破線の道が分かれている所になるようです。 民家との位置関係からすると、右手に分かれていく道が地形図の破線の道のように思えました。 明星ヶ岳から塔ノ峰へと続く箱根外輪山へ続く山道のようで、 「この先通行止」とは「車両通行止」という意味なのかも知れません。 今回はここから左手へと曲がって、日向林道を進んでいきました。
日向林道(終点)
幅員4.0m 全延長2,800m
この林道は、林業経営用のもので、カーブがきつく、防護施設等が十分ではありませんので、 通行する場合には、次のことを遵守してください。
・スピードを落とし、安全運転に努めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、市長に申請してください。
 (小田原市経済部農政課)
日向林道
十字路を左手へ曲がって戻るようにして進んでいくと、 すぐにコンクリートに鉄パイプを通した欄干の橋があります。 下には川が流れていました。 橋の名前や川の名前は記されてはいませんでしたが、 手元の地形図によると、下を流れているのは久野川というようです。 橋を渡って、植林帯の中に続く日向林道を緩やかに降っていきます。 左手には久野川が流れていて、心地よい水音を立てていました。
十字路から10分ほど進んでいくと、資材置き場のようになった開けた所に出ます。 そこを過ぎて再び植林帯の中を降っていくと、坂道が右手へと分かれて登っていきます。 その坂道を見送って、正面に続く日向林道を更に降っていくと、道端に石碑がふたつ並んで立っていました。 右手の石碑の題は「記念碑」となっていて、森林組合に関する記念碑のようでした。 この類に記念碑にしては珍しく、本文が横書きになっていました。 左手の石碑にも文字がびっしりと刻まれていましたが、よく読めませんでした。
記念碑を過ぎていくと、先ほどあったのと同じような橋を渡っていきます。 橋の名前が記されていないかと欄干を確認してみましたがよく分かりませんでした。
下には久野川が流れていて、陽の光が反射してきらめいていました。 川へ降りていけないかと辺りを見回してみましたが、それらしい所は見つけられませんでした。
四叉路
橋を過ぎて植林帯の中に続く日向林道を3分半ほど降っていくと、道が合流している所に出ました。 先ほどの十字路から20分ほどで着きました。 振り返ってみると、道がフォークのように三方に分かれている所になります。 十字路とは言えない形なので四叉路としておきます。 脇にあった看板によると、左手から合流してくる道は和留沢農道、 右手から合流してくる道は舟原林道となっていました。 和留沢林道から和留沢農道へ出た所のT字路を左折してくると、ここへ来られるようでした。 看板によると、和留沢農道や舟原林道はここから始まっているようで、 正面に続く道は日向林道になるようでした。 ここは正面に続く日向林道を更に降っていきました。
写真は正面に続く日向林道から振り返って写したものです。 向かって右手が和留沢農道、正面が日向林道、左手が舟原林道になります。
舟原林道(起点)
幅員4.0m 全延長1,000m
この林道は、林業経営用のもので、カーブがきつく、防護施設等が十分ではありませんので、 通行する場合には、次のことを遵守してください。
・スピードを落とし、安全運転に努めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、市長に申請してください。
 (小田原市経済部農政課)
久野大黒天
四叉路から1分ほど進んでいくと、右手に久野大黒天がありました。 大きな石製の大黒様の像や休憩所のような所がありましたが、 入口は施錠されたシャッターで閉ざされていました。 脇に設置された看板によると、祭日は毎月5日、大祭日は4月5日とのことでした。 「御自由に御参拝下さい」とも書かれていましたが、入っていくのは止めておきました。 更に1分ほど先へ進んでいくと建設会社の作業場への道が右手にあり、 その角に「瀬岳の里」と刻まれた石碑が建っていました。 裏面を見ると、その建設会社の福利厚生施設である旨の説明書きがありました。
植林帯に続く日向林道を更に進んでいきます。 8分ほど進んでいくと、つり・バーベキュー場への道が右手へと分かれていきます。 その脇には送電線の鉄塔「西-沼13号」が立っていました。 その分岐を見送って日向林道を更に進んでいきます。 所々に分岐道もありますが、舗装された日向林道を道なりに降っていきます。 四叉路から16分ほど降っていくと、森を抜けて畑地などが続くようになります。 更に5分ほど降っていくと、道の脇に「日向林道(起点)」の看板が設置されていました。 看板の内容は「起点」になっている以外は、「終点」にあったのと同じでした。 日向林道はここで終って、ここから先は一般道になるようです。
日向林道車両通行制限
この林道は、林業経営のために開設したものです。 規格・構造が公道とは異なり路肩の保全防護施設等が十分ではありませんので、 下記以外の通行を禁止します。
1.林業関係者
2.林業沿線施設利用関係者
ただし、次の注意事項を守り通行願います。
(1)制限速度…15km/h
(2)制限重量…14ton以下
(3)大雨・積雪時の通行禁止
 (小田原市)
上河原橋
広くて立派になった久野川に沿って進んでいくと、日向林道の看板の所から1分半ほどで車道に出ます。 右手を流れる久野川には上河原橋が架かっています。 車道に沿って民家が建っているこの辺りは舟原地区というようです。
砂防指定地 久野川
この土地の区域内において掘さく、盛土、立木の伐採その他一定の行為をする場合は神奈川県知事の許可が必要です。
 (小田原土木事務所)
和留沢入口(わるさわいりぐち)バス停
車道を左手へ曲がって数10m進んでいくと和留沢入口バス停があります。 和留沢地区の広場から50分ほどで到着しました。
小田原駅(JR東海道線)まで、小田原駅行きバスにて22分、1時間に2本の便があります。