三井水源林
散策:2007年08月下旬
【低山ハイク】 三井水源林
概 要 三井水源林は津久井湖の北側に続く尾根の南斜面に広がる約22haの水源林です。 今回は三井水源林を経て中沢山へ登り、そこから引き返して、 関東ふれあいの道にもなっている尾根道を三沢峠へと向かっていきます。 三沢峠からは榎窪山・草戸山・草戸峠を経て梅の木平へと降るルートを歩きます。
起 点 相模原市 奈良井バス停
終 点 八王子市 高尾山口駅
ルート 奈良井バス停…新境橋…尾崎咢堂記念館…名手橋…三井水源林…西山峠分岐…展望地…炭釜…急坂コース分岐…ボランティアの森…関東ふれあいの道…中沢山分岐…中沢山…見晴台…三井水源林分岐…展望地分岐…展望地…西山峠…泰光寺山…三沢峠…榎窪山…ふれあい休憩所…草戸山…見晴し台…草戸峠…梅の木平分岐…林道…梅の木平バス停…高尾山口駅
所要時間 6時間10分
歩いて... 三井水源林から尾根道へ登る途中や、草戸峠から林道へ降る途中には夏草が生い茂る所もありましたが、 関東ふれあいの道にもなっている尾根道はしっかりとして歩き易くなっていました。 尾根道から少し外れた所に展望のいい所があるのを新たに知ることができました。 以前には富士山も見える所だったようですが、今では樹木が育って見え難くなっているようでした。 草戸山の前後にはかなりのアップダウンがあって、 蒸し暑い日だったこともあって、たっぷりと汗を搾られました。
関連メモ 峰の薬師へのみち, 湖のみち, 草戸山, 東高尾山稜, 大戸緑地, 小仏城山, 高尾山, 草戸山, 草戸山
コース紹介
奈良井(ならい)バス停
橋本駅(JR横浜線)の北口から[橋01]三ヶ木行きバスにて27分、1時間に5本程度の便があります。
バス停の手前にある横断歩道を渡っていくと道が三方に分かれていますが、 降り気味に続く一番左手の道を進んでいきます。
新境橋
住宅地に続く道を緩やかに降っていくと西メディカルセンター前交差点に出ます。 信号を渡って国道413号と斜めに交差するようにして続く道を進んでいきます。 交差点を渡った角には 「三井水源林 徒歩2.5km」の大きな看板が設置されていて、 正面へと続く道を指しています。 相模原西メディカルセンターやその隣にある津久井郷土資料館の前を過ぎていきます。 降り傾斜が少し増してきた車道を進んでいくと、 奈良井バス停から6分ほどで、大沢川に架かる新境橋を渡っていきます。 大きな鉄骨で造られた立派な姿のアーチ橋です。
津久井郷土資料館は元は津久井郡郷土資料館という名前だったのが、 2007年3月の合併に伴って改称されたようで、 入口の門にある名称の文字から「郡」の文字が取り除かれていて、1文字分だけ空いていました。
ここは神奈川県民の水源地です。 ごみのないきれいな自然を守りましょう。
 (津久井警察署、津久井町役場、津久井湖周辺地域環境美化推進連絡協議会)
尾崎咢堂記念館
新境橋を渡った所に新境橋バス停がありますが、便は少なくなっていました。 この辺りは又野地区というようです。 左右の分岐を見送って車道を道なりに進んでいくと、津久井湖の北側に連なる山並みが間近に見えてきます。 尾崎記念館バス停を過ぎて「道下」への分岐を直進していくと、道が二手に分かれています。 正面には尾崎咢堂記念館があるので、ちょっと立ち寄っていきました。 道の分岐点には「三井水源林又野周辺案内図」と題した大きな案内板が設置されていました。 この辺りから三井水源林にかけての地図が載っているので参考にしましょう。 案内図には尾崎咢堂記念館の左手から続く「遊歩道」が載っていましたが、 今回は右手に分かれていく車道を進んでいきました。
尾崎咢堂生まれ地由来と記念館建設の経過
この地は尾崎家代々の屋敷跡である。 咢堂尾崎行雄先生は、父正行(八王子散田の峰尾氏より出て家を嗣ぐ)、 母貞子の長男として安政5年10月20日ここに生まれ、ここの井戸で産湯をつかわれた。 尾崎家の先祖は尾崎掃部守行永といい、天正18年北條氏滅亡後にこの村に移り、 代々名主を勤めて名望があった。 …(中略)… 日本の歴史の隆盛と苦難の中で生きてこられた全生涯は私たちの敬仰するところである。 さきに新憲法の実施に際して青少年の育成に多大の関心をもたれていた先生は、 この屋敷跡を神奈川県に寄附された。 地元では先生の意志にそうための青少年の教育道場を建設し、末永く先生の業績を讃え後世に残して、 生まれ地の遺跡(井戸、墓地、稲荷)を保存し、 先生ゆかりの文献、遺品その他資料を展示する記念館としてゆくことを計画した。 そこで、本郡の有志がはかって尾崎咢堂生まれ地記念事業委員会を組織し、 郡内及び全国の篤志家に呼びかけて浄財を募り、県の財政的援助もあって、 昭和29年12月25日に記念館の建設の工を起こし、 多くの人の努力と協力によって2年後の昭和32年1月25日に落成した。 敷地総面積663坪、記念館の建坪77坪9合で、建築用材は殆ど檜材が用いられた。 ここに、憲政の神、世界の偉人として郷民は先生の風格を深く敬慕し、 鑑として、後輩の勉学の殿堂として永く保存すると共に、この地の由来と記念館建設の経緯を記して 永遠に先生を記念するものである。
 (尾崎咢堂生まれ地記念事業委員会)
咢堂桜
明治45年、当時の東京市長尾崎行雄は日米友好の証として、 「荒川堤」の桜から接ぎ穂して育てた12品種3000本の桜を首都ワシントンに贈りました。 東京都足立区では、この由緒ある「桜」を昭和56年2月、 区制50周年を記念して「桜の里帰り」を実施されました。 平成4年2月、その桜の内、4品種32本を「津久井町」と「尾崎行雄を全国に発信する会」に寄贈していただきました。 憲政の神・尾崎行雄の生誕地である津久井町においては、この「里帰り桜」を末永く後世に伝えるため、 平成4年2月15日、尾崎咢堂記念館において植樹式を行い、 天野望町長(当時)は、号にちなみ「咢堂桜」と命名いたしました。 ここに植えられている桜は、この「咢堂桜」で、品種は「普賢象」です。 みなさんで大切に育てていきましょう。
 (神奈川県相模原市)
名手橋
降り気味に続く車道を500mほど進んでいくと名手橋があります。 津久井湖に架かる長さ180mほどの大きな吊橋で、「かながわの橋100選」にも選ばれているようです。
注意
下記図の水域(立入禁止水域以外)で水泳・水浴・水上スキー等を行ったり、 許可なく舟艇・いかだ・その他これらに類する物を運行したりけい留したり浮遊させることを禁止します。
 (神奈川県)
橋から見下ろす津久井湖は一面に緑色をしていました。 植物性プランクトンが繁殖しているのでしょうか。 右手にはこれから登っていく尾根が間近に迫ってきていました。
注意
次のことをお守り下さい。
1.全重量6t以上の自動車は渡らないで下さい。
1.車両速度は20km/h以下にして下さい。
1.暴風のときは渡らないで下さい。
1.降雪のときは除雪するまで渡らないで下さい。
 (津久井町)
名手橋を渡って右手へと曲がっていきます。 この辺りは三井地区というようです。 登り気味に続く道を進んでいくと、目指す尾根が更に間近に迫ってきます。 左手へS字に曲がりながら傾斜の増した道を登っていくと、左手へ道が分かれていきます。 どちらへ行ったものかと辺りを見回していると、 左手の道には「この先、落石の為全面通行止」の標識が立っていたので、 ここは正面の坂道を更に登っていきました。
山際まで来て道なりに右手へ曲がっていくと、 「津久井四十三ヶ所観音霊場第四十二番札所 東光寺」の看板が立っていて、 脇から石段が登っていました。横には石仏などが並んでいましたが、 今回は訪ねるのを省略して、坂道をその先へと進んでいきました。 津久井湖側に広がる丹沢方面の山並みを眺めながら坂道を登っていくと、左手に石垣が現れます。 脇に立つ道標によると、そこから登っていく石段は「三井水源林」、 今歩いてきた道は「名手橋を経て国道413号」となっていました。 ここが三井水源林への入口になるようです。
三井水源林
石段をひと登りすると、左右に道が通っていました。 道標類はないしどうしたものかとしばらく考えていましたが、 その道を横切って正面の山際へと続く道を進んでいきました。 すぐに山へ突き当たりますが、そこから右手へと細い山道が分かれていきます。 道標類はありませんでしたが、その山道へ入って登っていくと、 すぐに車止めの柵があって、その先に大きな「三井水源林案内図」が設置されていました。 奈良井バス停から40分ほどで到着しました。 暑い中を歩いてきて汗もかいたので、これからの山道の登りに備えてここでひと休みしていきました。 案内図によると、三井水源林には、 広葉樹林見本林・パートナーの森・混交林見本林・巨木林見本林・複層林見本林・ボランティアの森などがあるようで、 散策路として、急坂コース・のんびりコース・一周コースが設定されています。
三井水源林案内図
三井水源林は、県民の皆様が「水源の森林づくり」を見て学び参加することのできる森林です。
【急坂コース】 1.1km(40分)。 最短距離で関東ふれあいの道へ登れます。
【のんびりコース】 1.5km(60分)。 解説板を読みながら関東ふれあいの道へ登れます。
【一周コース】 2.3km(90分)。 多彩な森林づくりを解説板を読みながら見学できます。
・山火事予防のため森林内は火気厳禁!煙草もご遠慮ください。
・植物を盗らないでください。
・ゴミは持ち帰りましょう。
・オートバイ等の乗入れはご遠慮ください。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県津久井地区行政センター)
保安林区域図
この区域は森林がもっているいろいろな働きを守るため、保安林に指定されています。 保安林内で木を伐採したり、植物や土石を採取するときは許可が必要です。 くわしい事は右記へお問い合わせ下さい。
 (神奈川県津久井地区行政センター林務部林務課)
三井水源林は、ゆっくり歩きながら見て学び、体験する森林です。 この道はそんな方々に通っていただくためのものです。 オートバイ・マウンテンバイク等の進入は危険ですのでご遠慮ください。
10分ちょっと休憩して落ち着いたら三井水源林を登っていきます。 案内板の所から道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、 左手に登っていく急な横木の階段は「巨木林を経て急坂コース」、 右手に緩やかに登っていく坂道は「関東ふれあいの道(のんびり)一周コース順路」となっています。 一周コースは、右手の道からパートナーの森・混交林見本林・ボランティアの森・複層林見本林・広葉樹林見本林を経て、 左手の横木の階段からここまで戻ってくるルートになっています。 のんびりコースは、ボランティアの森までは一周コースと同じルートですが、 そこから分かれて尾根へと登っていきます。 急坂コースは左手の横木の階段の先の複層林見本林を経て尾根へと登っていくルートになっています。 今回は、右手に続くのんびりコースを通って尾根へと登っていくことにしました。
案内板によると「のんびりコース」は尾根まで60分とのことですが、 今回は休憩も含めて、案内板と同じく60分ほどで登ることができました。
西山峠分岐
コンクリート製の水溜のようなものを過ぎていくと、植林帯の中を登るようになります。 混交林というのでしょうか、雑木もかなり混じっていたりします。 左・右と折れ曲がって登っていくと、「混交林」の解説板を過ぎた所に分岐があります。 車止めの先の案内板から12分ほどの所になります。 角に立つ道標によると、右手に緩やかに続く道は「関東ふれあいの道(まき道)」となっていて、 「西山峠」と書かれたガムテープが貼り付けられていました。 左手へと登っていく道は「関東ふれあいの道(のんびり)一周コース順路」となっています。 「この先間伐作業中」の立て看板もありましたが、どちらの道を示しているのかよく分かりませんでした。 ここは左手へと登っていく道を進んでいきます。 すぐに「水源管理の目的外の利用はしないで下さい」との看板が立っていますが、 先ほどの案内板の内容からすると散策は目的内と解釈して、このまま進んでいきました。
混交林
この森林は、1988(昭和63)年3月の大雪で冠雪害にあいました。 そこで、空いたところに広葉樹を植えて、針葉樹と広葉樹が混生する森林に育てます。 混交林は異なる樹種により浅いところにも深いところにも根が張り、 土壌が醸成されて水源かん養を高めます。
神奈川県三井水源林管理道
この道路は水源林の管理のために、間伐材を利用して設置したものです。 目的外の利用はしないで下さい。 この管理道に冠するお問い合わせは神奈川県津久井地区行政センター林務部森林保全課まで。
立て看板の所を左手へと曲がっていきます。 1分ほどで右手へと曲がって高度を稼いでいくと、「パートナーの森」と題した解説板が設置されていました。 解説板を過ぎて左手へと曲がっていくと、「行き止まり」の道標の立つ分岐があります。 その道を見送ってその先へと進んでいきます。
パートナーの森
「水源の森林づくりは水を飲むみんなの手で進めよう」…この考えから、 幅広い県民・企業の皆様にご寄附やボランティア活動をお願いしています。 この森林は水源林パートナーとなっている企業の皆様にご活用いただいています。
展望地
幅の広い木橋を渡っていくと、道幅が広がってきます。 緩やかな高みを越えて少し降り気味に進んでいくと、 右手に曲がっていく角の樹木の間から展望が得られる所がありました。 車止めの先の案内板の所から23分ほどで到着しました。 蒸し暑い中を登ってきて汗もかいたので、景色を眺めながら、 ここでもひと休みしていきました。 道端には平たい切り石のようなものがあって、腰を掛けるのに具合良くなっていました。 眼下には緑色をした津久井湖が広がり、先ほど渡ってきた名手橋も見えていました。 奥の方には丹沢の山並みが続いていました。
炭釜
展望地を過ぎて緩やかなな道を1分ほど進んでいくと、左下に小振りな炭釜がありました。 そこへ続く木製の梯子階段を降っていくと、石積みの炭釜の前にはベンチがひとつ設置されていましたが、 周りは樹木に囲まれていて展望は得られません。 脇には解説板が設置されていましたが、今では使われていない炭釜のようでした。
炭釜
この炭釜では、まわりの森林の木を使って炭を焼いていましたが、 1965(昭和40)年頃から段々と炭が使われなくなり、森林を伐採して利用することがなくなりました。 水源の森林づくりでは、このような森林も手入れをし、豊かな森林にしていきます。
炭釜から道へ戻ってその先へと進んでいきます。 広めで緩やかな道を3分ほど進んでいくと、左手へ曲がっていく角に木製の梯子階段が設置されています。 角に立つ道標によると、右手の梯子階段は「関東ふれあいの道(急坂)」、 左手へ曲がっていく道は「名手橋(急坂)・一周コース順路」、 今来た道は「手名橋(のんびり)」となっています。 車止めの先にあった案内板によると、右手の階段は尾根へと登っていく「急坂コース」のようです。 かなり急な坂道のようで、15分ほどで尾根道に登っていけるようですが、 今回はこの梯子階段は見送って、左手へと続く道を進んでいきました。
急坂コース分岐
降り気味になった道を2分ほど進んでいくと、細い道が左手へと分かれていきます。 角に立つ道標によると、左手に分かれていく道は「名手橋(急坂)」、 正面から右手へと曲がっていく広くて緩やかな道は「関東ふれあいの道(のんびり)・一周コース順路」、 今来た道は「名手橋(のんびり)・関東ふれあいの道(急坂)」となっています。 左手の道から先ほどの梯子階段の上へと続いていく道が「急坂コース」になるようです。 ここは正面から右手へと続く道を進んでいきます。
ボランティアの森
岩がむき出しになった崖沿いに続く広めで緩やかな道を進んでいきます。 急坂コース分岐から4分ほど進んでいくと、左手には丹沢などを見渡せる景色が広がるようになります。 山並みなどを眺めながら緩やかに登っていくと、テーブル付きのベンチが二組設置された所に着きます。 脇には「ボランティアの森」の解説板が設置されていました。 展望地から16分ほど、車止めの先の案内板の所から47分ほどで到着しました。
左手には丹沢の山並みを望む景色が広がっていました。 陽射しを遮るものが何もない炎天下でしたが、 ここでも景色を眺めながらひと休みしていきました。
ボランティアの森
ここは伐採された後放置され、ササやつるが生い茂っていました。 そこで、県民ボランティアの手で広葉樹を植え、すみやかに豊かな森林にもどす作業を進めていきます。
関東ふれあいの道
景色を堪能して疲れも癒えたところで尾根へと登っていきます。 ボランティアの森から道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、正面へと続く道は「一周コース順路」、 右手へと登っていく道は「関東ふれあいの道」となっています。 今回は「のんびりコース」になっている右手の道から尾根へと登っていきました。 明るい斜面を右・左と折れ曲がりながら登っていくと、雑木林へと入っていきます。 5分ほど登っていくと横木の階段が現れます。 階段を登って夏草が生い茂る道を掻き分けながら進んでいくと植林帯に出ます。 その先へと更に登っていくと、ボランティアの森から7分ほど、 車止めの先の案内板の所から1時間ほどで、左右に通るしっかりとした尾根道に登り着きました。 登り着いた所には「三井水源林」の道標が立っていて、今登ってきた道を指していました。 左右に通る道は何も示されてはいませんでしたが、 関東ふれあいの道の「湖のみち」にもなっている尾根道になります。 手元の地形図によると、登り着いた地点は494m峰(中沢山)の東南東350mほどの所にある尾根の浅い鞍部になるようです。 今回は左手にある中沢山まで往復してから、右手にある三沢峠へと向かっていくことにしました。
緩やかな尾根道に続くしっかりとした関東ふれあいの道を進んでいきます。 軽く登って降り気味に進んでいくと関東ふれあいの道の道標が立っていて、 正面の道は「城山4.6km・大垂水峠2.8km」、今歩いてきた道は「梅の木平5.5km」となっていました。 道標を過ぎて緩やかな道を進んでいくと、三井水源林から登ってきた鞍部から4分ほどで、 正面にこんもりとした高みが現れます。 手前からその高みへ登っていく細い道が分かれています。 角には道標「城山4.5km・大垂水峠2.7km」が立っていて右手の道を指しています。 正面の細い道は高みを越えていく道で、右手の道はその巻き道になっています。 いずれの道を進んでいっても1分ほどで合流します。 合流した所に立つ道標「城山4.5km・大垂水峠2.7km」に従って、右手へと曲がって降っていきます。
鳥獣保護区
 (環境庁)
たき火・たばこに注意
 (東京都)
中沢山分岐
浅い鞍部に着くと、細い踏み跡が左手から合流してきますが、 その角に立つ道標「城山4.4km・大垂水峠2.6km」に従って、正面の道を緩やかに登り返していきます。 4分ほど進んでいくと道幅が広がって、テーブルやベンチが幾つも設置された所に着きました。 三井水源林から尾根に登ってきた鞍部から10分ほどの所になります。 ここで道が三方に分かれています。 角に立つ道標によると、正面の道は「城山4.2km・大垂水峠2.4km」、 右手に登っていく横木の階段は「中沢山 標高492.4m」となっています。 左手にも細めの道がありましたが、道標には何も示されてはいませんでした。 ここは中沢山の山頂の直下に当る所で、山頂は尾根道から少し外れた右上にあります。
鳥獣保護区
この附近では鳥や獣を狩猟していはいけません!
 (神奈川県)
神奈川県「水源の森林づくり」契約地(水源協定林)
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県津久井地区行政センター森林保全課)
山と人命を大切に 美しい自然を壊す戦争に反対 空缶・ゴミ・良心は持ちかえろうね
中沢山 (標高492.4mm)
道標「中沢山」に従って、右手の横木の階段を登っていくと、 1分ちょっとでこんもりとした中沢山の山頂に着きます。 周囲は樹木に囲まれていて展望は得られません。 真ん中には大きな聖観世音菩薩の石仏が立っています。 その前には金網の箱が置かれていて、小銭が沢山お供えされていました。
見晴台
尾根道まで戻って、三井水源林から登ってきた鞍部まで引き返していきます。 「三井水源林」の道標を過ぎてその先へと軽く登っていくと、 中沢山から23分ほどで、右手が開けた所に着きます。 道端にはベンチが幾つか並んで設置されていて、脇の樹木には「見晴台」の標識が括り付けらていました。 見晴台とは言っても、そこだけ高くなっていたり塔などがある訳ではありません。
右手には津久井湖や丹沢の山並みを見渡せる景色が広がっていました。 手元の地形図によると、三井水源林から登り着いた鞍部の東南東200mほどの所にある標高510mほどのピークの手前の斜面になるようです。 眼下に見えている半島のような所は、三ヶ木の野尻地区になるようです。
三井水源林分岐
見晴台を後にして、斜面に沿って緩やかに登っていきます。 1分ほどして少し降るようになると、右手へ道が分かれて降っていきます。 角に立つ道標によると「三井水源林」となっています。 車止めの先にあった案内図からすると、右手の道は「急坂コース」のように思われます。 右手の道は見送って、正面に続く尾根道を更に進んでいきます。
展望地分岐
やがて緩やかな登りになってくる道を進んでいくと、 三井水源林分岐から7分ほどで、道標「梅の木平4.9km」を過ぎていきます。 少し降るようになると、道の右手の数m下に一組のテーブルとベンチが設置された所がありました。 手元の地形図によると、483m峰の南西250mほどの所にあるピークの南側になるようです。 眺めがいいのかと思って降りてみましたが、奥の方の丹沢の山並みは見えていましたが、 眼下の辺りは手前の樹木に邪魔をされていました。 ここから左手の高みへと戻るようにして登っていく道が分かれていました。 三沢峠へは正面の道を進んでいくのですが、 左手の道はどこへ続いているのか確認しようと思って、試しに登っていきました。
展望地
雑木林の中に続く傾斜のある山道を登っていきます。 歩き始めはあまり明瞭な道ではありませんが、下草は生えていないので、何とか踏み跡を辿っていけました。 すぐに雑木林と植林帯を分ける道になってきます。 僅かな踏み跡でしたが上へ上へと進んでいくと、 分岐から6分ほど、見晴台から20分ほどで小高いピークに着きました。 緩やかなになった植林帯に続く尾根を右手へ少し進んでいくと、 丸太の木組みのベンチやテーブルが設置されていました。 その左手が開けていて展望地になっていました。 尾根道の分岐の所には道標類は設置されていないし、ちょっとした穴場のように思えました。 既にハイカーが一人登ってきていて休憩中でした。 丁度昼時になったので、私もベンチに腰をかけて、景色を眺めながらここで昼食タイムにしました。
手前の小高い高みは、これまで歩いてきた尾根にある小ピークで、 ここから西北西150mほどの所にある標高500mほどの高みのようです。 その右手には高尾山へと続く尾根が伸びていて、薬王院の建物らしいものも見えていました。 その奥には奥高尾の尾根が続き、更に奥の方には高い山が聳えていました。 良くは知らないのですが、方角からすると景信山や陣馬山でしょうか。 左手の奥の方にも山並みが続いていました。 条件がいいと左手の方に富士山が望めるのだそうですが、 最近では手前の樹木が育ってきていて見え難くなっているようです。 この時には遠くが霞んでいて、残念ながら富士山は見えませんでした。
30分ほど居た展望地から元の尾根道に戻って、その先へと進んでいきます。 大きな岩が幾つか露出している所を過ぎていくと、「梅の木平4.6km」の道標が立っています。 少し降るようになった尾根道を進んでいくと横木の降り階段が現れますが、1分もしないうちに終りになります。 植林帯と雑木林を分ける尾根に続く道をその先へと更に降って鞍部に着くと、道が右手へと分かれていきます。 周りには道標類は見当たらないしどちらへ行ったものかと迷う所ですが、 今回は左手の広めの道を登り返していきました。
右手の道は、三井水源林の途中にあった西山峠分岐から続く道なのでしょうか。 それとも、この先の西山峠にある右手の道がそれなのでしょうか。 気が付いた分岐道はこの二つしかなかったので、何れかが三井水源林へと続いているように思われますが、 確かめた訳ではありません。
緩やかなになった尾根道を進んでいくと、右手の雑木林の中にベンチが幾つか設置された広い所がありました。 周囲には樹木が生い茂っていて見晴らしがいい訳ではありませんが、 ひと休みしていくのには良さそうな所でした。
神奈川県「水源の森林づくり」による買取り水源森林)
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県津久井地区行政センター森林保全課)
西山峠
植林帯の中をその先へと進んでいくと、すぐに道標が立っています。 道標「梅の木平4.3km」が指す左手へと緩やかに降っていくと、 展望地から14分ほどで、浅い鞍部にある十字路になった西山峠に着きます。 周囲には樹木が生い茂っていて薄暗くなった所です。 角に立つ道標によると、正面の道は「梅の木平4.2km」、 左手の道は「山下」、今来た道は「城山5.9km・大垂水峠4.1km」となっていて、 右手の道には何も示されてはいませんでした。 手元の地形図によると、左手の道は入沢川沿いへと降っていく道で、 右手の道は三井地区へ降っていく道のようですが、 ここは道標「梅の木平」に従って、正面の道を進んでいきます。
馬の背のような鞍部を過ぎて横木の階段を登っていくと、 黒色と黄色のトラロープが張られた道が右手へと分かれていきます。 道標類はないのでどちらを登ったものかと考えた末、左手に続く横木の階段を更に登っていきましたが、 少し先で合流していました。 分かれた道を合わせて緩やかで広い尾根道を進んでいくと、 西山峠から4分ほどで、関東ふれあいの道の里程標がありました。 それによると、正面の道は「梅の木平4.0km」、今来た道は「高尾山口12.2km」となっています。 この尾根に続く関東ふれあいの道「湖のみち」は、 梅の木平から三沢峠を経て大垂水峠へ至り、小仏城山から高尾山へと続くルートになっています。 里程標を過ぎて数10m進んでいくと、こんもりとした高みの前で道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、正面の高みへ登っていく道は「梅の木平4.0km」、 右手に分かれていく緩やかな道は「梅の木平(まきみち)4.1km」となっています。 正面の道を示す板にはマジックで「泰光寺山へ」と書き込まれていました。 ここは泰光寺山へ登るべく、正面の道を進んでいきました。
ここから三沢峠にかけて、このような巻き道が幾つかあります。 道標があったりなかったりしますが、今回は巻き道と思われる道は見送って、 高みを越えていくと思われる道の方を歩いていきました。
泰光寺山 (標高475m)
幾分狭くなった山道を登っていきます。 左手に植林帯、右手に雑木林が続く尾根道を2分ほど登っていくと、 小広くなった泰光寺山の山頂に着きます。 西山峠から7分ほどで到着しました。 山頂にはテーブルとベンチが二組設置されていました。 周りは樹木に囲まれていて展望は得られませんが、右手の雑木林が明るくなっていました。 脇に生えている樹木に「泰光寺山475m」と書かれた板切れが括り付けられていました。 展望地から22分ほど歩いてきたので、ここでもひと休みしていきました。
火の用心
お父さん、そのタバコ どこへすてるの 火の用心
 (つくい町消防団)
7分ほど居た泰光寺山からその先へと進んでいくと、程なくして横木の降り階段が現れます。 2分ちょっとかけて降り切ると、右手から先ほどの巻き道が合流してきます。 角に立つ道標「梅の木平3.8km」に従って、緩やかになった尾根道を進んでいきます。 鞍部から少し登り返していくと、輪切りにされた材木が道端に幾つもありました。 両側に打ち付けれた細い棒で地面に刺されて固定されていて、 椅子代わりに使ってほしいということのように思えました。 あまり見かけない形をしていたので、印象に残っています。
輪切りのベンチを過ぎて1分ほど進んでいくと、道が二手に分かれています。 辺りには道標類は見当たらず、どちらへ行けばいいのか迷う所です。 右手の道は緩やかな道で、左手の道は登り気味に続いていたので、 右手の道は巻き道なのだろうと判断して、ここは左手へと進んでいきました。 1分ほど登っていって緩やかな道になると、道が二手に分かれていました。 角に立つ道標によると、左手へ分かれていく道は「行き止まり(境界線)」、 正面から右手へと降っていく道は「梅の木平3.7km」となっていました。 ここは道標に従って、正面から右手へと降っていきます。
1分ほど降っていくと、右手から巻き道が合流してきます。 先ほどあった分岐から右手に巻いてきた道だと思われます。 右手からの道を合わせてその先へと進んでいくと、すぐに道が二手に分かれています。 ここにも道標がなくて迷う所ですが、左手の道は巻き道になっているように思えたので、 ここは右手の道を登っていくと、1分もしないうちに高みに着きました。 高みには「水源の森林づくり契約地」の看板が立っていました。 その高みを越えていくと道幅がグンと広がって、とても歩きやすくなりました。 この先の三沢峠まで、広い道が続いていました。
高みを越えて降っていくと、手前で分かれてきたと思われる巻き道が左手から合流してきます。 そのすぐ先の所で、また道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、右手の道は「梅の木平(まきみち)3.5km」、 左手の道は「梅の木平3.5km」となっていました。 ここでも高みを越えていくべく、左手の道を進んでいきました。 高みを越えて幅の広い横木の階段を降っていくと、 分岐から2分もしないうちに巻き道と合流します。 巻き道を合わせて、道標「梅の木平3.4km」に従って、広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。
植林帯に続く広い尾根道を緩やかに1分半ほど降っていって、 少し登り気味になってくると分岐があります。 角に立つ道標によると、右手の道は「梅の木平(まきみち)3.3km」、 左手の道は「梅の木平3.3km」となっています。 ここでも高みを越えていくべく、左手の道を進んでいきました。 暫くは緩やかな道が続きます。 降り気味の所もあったりして、これなら巻き道など必要ないのではないかと思いながら歩いていると、 浅い鞍部を過ぎてから登り坂になってきました。 1分ほどかけて高みに着いて、その先へと降っていきます。
三沢峠
幅の広い横木の階段を降っていくと、広くなった鞍部に降り立ちました。 右手からは先ほどの巻き道が合流してきます。 ここが三沢峠になります。 泰光寺山から19分ほどで到着しました。 手元の地形図によると、ここは420m峰(榎窪山)の西150mほどの所にある標高400mほどの鞍部になります。 この三沢峠には、今降ってきた道と、その右手から合流してくる巻き道、 左手へと分かれて梅の木平へと降っていく林道、 正面の尾根へと続く二つの道の5つの道が集まっています。 いずれも広くてしっかりとした道になっていて、その昔には交通の要衝の地だったのでしょうか。 また、関東ふれあいの道の「峰の薬師へのみち」と「湖のみち」が合流している所にもなっていて、 関東ふれあいの道の解説板や標柱や里程標などが設置されています。 テーブルやベンチが幾つも設置されているので、ここでもひと休みしていきました。 この三沢峠にはイノシシが出没するようで、可愛らしいイノシシの絵が描かれた手製の看板も立っていました。
関東ふれあいの道
関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)は、梅ノ木平(東京都八王子市)を起終点に、 時計回りで一都六県を巡るように路線設定された自然歩道です。 沿線の豊かな自然にふれ、名所や史跡をたずねながら、ふる里をみなおしてみませんか。
峰の薬師へのみち
このみちは、県内17コースのうちの14番目です。 ここから峰の薬師奥の院へは電波塔の下を通って平坦な尾根道です。 さらに山みちを下るとまもなく峰の薬師(薬師堂)です。 坂道を下ると県道に至り、そのまま県道を進むと終点城山高校前バス停です。 ここから梅ノ木平バス停へは林道を下り国道20号線に出ます。 梅ノ木平バス停からは京王高尾山口駅までは国道20号線を1.5km下ります。
 (神奈川県自然環境保全センター)
南高尾風景林
マナーを守り、自然環境を大切にしましょう。
 (東京神奈川森林管理署)
津久井鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (神奈川県)
つけた火は 消すまで あなたの火 山火防止
 (つくい町消防団第一分団)
榎窪山 (標高420m)
15分ほど居た三沢峠を後にして、草戸山へと向かっていきます。 梅の木平へと続く左手の林道は見送って正面へと進んでいくと、すぐに道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、右手の道は「峰の薬師」、 左手の道は「榎窪山・草戸山」となっています。 関東ふれあいの道の「峰の薬師へのみち」は右手の道を進んでいくのですが、 今回は左手の道を草戸山へと向かっていきました。 幅が広くてしっかりとした道を緩やかに登っていくと、2分半ほどで小高いピークに着きます。 真ん中に立つ道標に取り付けられた標識によると、ここが榎窪山になるようです。 ベンチが幾つか設置されていますが、周りは樹木に囲まれていて展望は得られません。 右手の樹木の向こう側には送電線の鉄塔が聳えていました。 ここは道標「草戸山」に従って、左手へと続く広い坂道を降っていきます。
ふれあい休憩所
広い道を1分半ほど降っていくと、右手から広い砂利道が合流してきます。 その道を合わせて更に降っていくと、すぐに広くて緩やかな道に降り立ちます。 右手からは舗装路が登ってきています。 角に立つ道標によると、右手から登ってくる道は「野鳥観察休憩所800m徒歩15分」、 正面の道は「ふれあい休憩所200m徒歩3分」となっています。 道標に従って、正面の広くて緩やかな尾根道を2分半ほど進んでいくと東屋が建っています。 脇に立つ標柱によるとふれあい休憩所というようです。 周りは樹木が生い茂っていて展望は得られません。 脇に立つ道標によると、正面の道は「松見平休憩所700m徒歩30分」となっています。 手前にあった「200m徒歩3分」と比べると、距離の割りに随分と時間がかかるようです。 この先はかなりアップダウンがある道になるのだろうと思いながら、 ふれあい休憩所を後にしてその先へと進んでいきました。
ご注意
散策路内で自転車(マウンテンバイク等)及びオートバイの走行は危険の為、禁止となっております。
 (城山町施設管理課)
山火事注意
自然はみんなのもの。自然を守りましょう。
 (城山町)
草戸山 (標高365m)
ふれあい休憩所から先へと進んでいくと、すぐに幅の広い横木の降り階段が始まります。 1分ほどで降り切って緩やかになっても、1分もしないうちにまた横木の降り階段が現れます。 1分半ほどかけて降っていくと、暫くは緩やかな尾根道が続きます。 標高357.41mの2級基準点を過ぎて急坂を降っていきます。 鞍部に着いて登り返して高みに着くと、「松見平400m徒歩17分」の道標が立っています。 その先からまた横木の降り階段が始まります。 その階段も1分ちょっとで降り切っていくと、その先でまた横木の階段で高みを越えていきます。 緩やかな道が少し続いてから現れる最後の横木の階段を2分ほどかけて登り切ると、 広くなった草戸山の山頂に着きます。 息を切らせながら休み休み歩いてきたつもりでしたが、 ふれあい休憩所の道標にあった「徒歩30分」の約半分の16分ほどで到着しました。 30分というのは、かなりゆっくりとしたペースを基準にした時間のようでした。 山頂には木組みの上に建てられた東屋のような松見平休憩所山之神の祠があります。 また「町田市最高峰365m 草戸山」の標柱も立っていますが、 手元の地形図にある364m峰にあたるようです。 休憩所へ登ってみると、眼下に広がっているはずの城山湖は、 樹木に邪魔をされてほとんど見えず、本沢ダムの上辺が僅かに見える程度でした。 左手の樹木越しには八王子と思われる街並みが見えていました。 三沢峠から26分ほど歩いてきたので、ここでもひと休みしていきました。
山之神
この祠は上相原村上郷中の山之神として、 相原町丑田5135番地鎌倉古道沿いの山頂に文政10年5月建立され祀られていたが、 近年土地開発の流れの中で大戸観音境内に遷されていた。 其後大地沢の山林が昭和61年3月未曾有の大雪害の襲われ、又復旧に際し幾多の 困難に遭遇したので、地域の発願により相原町山野の安全と豊穣を祈願して 此処草戸山山頂に遷座を勧請した。
 (平成13年1月吉日 財団法人 相原保善会)
見晴し台
10分ほど居た草戸山から下山していきます。 山頂にある「かたらいの路」と題した「高尾〜大戸コース案内図」によると、 大地沢林道から草戸峠へ登り、そこから尾根道が四辻を経て高尾駅の近くまで続いています。 草戸峠から高尾駅の近くまでのルートは以前にも歩いているので、 その図には載っていませんが、今回は草戸峠の少し先から梅の木平へ降るルートを歩くことにしました。 草戸山からは道が二手に分かれていて、角に立つ道標によると、 右手の道は「はなさき休憩所420m徒歩10分」、 左手の道は「京王線高尾山口駅3.8km徒歩50分」となっています。 また別の道標も立っていて、右手の道は「大地沢青少年センター・大戸」、 左手の道は「草戸峠・高尾駅」となっています。 ここは草戸峠を目指して左手の道を進んでいきます。 道標に従って進んでいくと、すぐに横木の降り階段が現れますが、 横木の上面が平らに削られていて歩きやすくなっていました。 横木の階段は1分もしないうちに終って、緩やかに降る尾根道になってきます。 草戸山の山頂から4分ほど降った所に、丸太で組まれたものがありました。 丸太に刻まれた文字によると「見晴し台」とのことです。 ちょいと登ってみると、手前の樹木に邪魔されながらも、樹木越しに八王子の街並みを見渡すことができました。 また、柱にはメッセージが書かれていたりもしました。
(草戸山から右手へ降っていく道は「草戸山」を参照)
大地沢の山深く 人々は苗木を植えた
時は流れ 人はうつり 木々は大きくそだち
いま われらの学舎が建つ われら 伸びゆくもの
ここに学び よき仕事をのこす
草戸峠
見晴し台を後にして、広くて歩きやすい尾根道を降っていきます。 小さな高みを幾つか越えていくと、黒色と黄色のトラロープが張られた登り坂道が現れますが、 登っていく分にはそれほど必要な感じではありませんでした。 坂を登り切ってなだらかになった尾根に着くと、そのすぐ先に、 ベンチが幾つか設置されて左手の見晴らしが良くなった所がありました。 脇に立つ標柱によると草戸峠というようです。 草戸山から11分ほどで到着しました。
左手に広がる高尾山などの山並みを眺めながら、この草戸峠で最後の休憩をしていきました。
草戸峠からは道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、右手へ降っていく道は「大地沢青少年センター・大戸」、 左手へ降っていく道は「四辻・高尾駅」となっています。 また別の道標も立っていて、左手の道は「梅ノ木平・高尾山口」となっています。
(右手の道は「大戸緑地」, 「草戸山」を参照)
梅の木平分岐
梅の木平へ降りるべく、左手の道を降っていきます。 いきなり黒色と黄色のトラロープが張られた細い急坂が現れますが、 1分もしないうちに降り切って緩やかな道になります。 大きなモミの木を過ぎていくと道が二手に分かれています。 右手の道は高みを越えていく道で、左手の道は高みの巻き道になっていて、 どちらの道を進んでいってもすぐ先で合流します。 道幅が広がって歩きやすくなった尾根道を進んでいくと、 草戸峠から3分ほどで、大きなモミの木の袂から道が左手へと分かれていきます。 正面にはオリエンテーリングのポストが設置されています。 角に立つ道標によると、正面の尾根道は「高尾山口駅」、 左手に降っていく道は「梅ノ木平」となっています。 このまま尾根道を進んでいくと四辻から高尾山口駅や高尾駅へと続いていますが、 今回はここで尾根道から分かれて梅の木平へと降っていきます。
(正面の道は「草戸山」, 「大戸緑地」, 「草戸山」を参照)
林道
雑木林に続く細い道を降っていきます。 季節柄、夏草などが生い茂っていたりもしますが、道はしっかりと確認できました。 5分ほど降って谷筋の植林帯になってくると、 しっとりとしている上に丸い石が敷かれた道になっていて、滑りやすくなっていました。 転ばないよう注意しながら降っていきます。 「〒L.NO.3」の銘板が貼り付けられた倉庫のような建物を過ぎてその先へと降っていくと林道に降り立ちました。 尾根道から8分ほど、草戸峠から12分ほどで降りて来られました。 路傍には赤い前掛けをしたお地蔵さんが佇んでいて、可憐な花がお供えされていました。 これで山道は終りになります。 道標類は見当たりませんでしたが、林道を右手へと進んでいきます。
注意
イノシシによる農作物被害のため、東京都知事の許可を得て、 この付近に、捕獲のための罠を仕掛けてあります。 充分注意して下さい。
 (八王子市農林課)
すぐの所にある橋を渡って林道を進んでいくと、 沢の向こう岸に、白と水色の特別養護老人ホーム「福寿園」が見えてきます。 舗装道路になった先の橋を渡って、緩やかな道を更に降っていきます。 小さな田んぼを過ぎて沢沿いに進んでいくと、趣のある山里の懐石料理「うかい竹亭」があります。 水車や竹林もあったりして、情緒たっぷりの料亭です。 うかい竹亭を過ぎると、畑地の中のT字路に出ます。 脇には「峯ノ薬師参道」と書かれた大きな看板が立っています。 角に立つ道標「梅の木平0.3km」に従って右折していきます。
この辺りは以前には畑地が広がる所だったのですが、今回来てみると何軒もの戸建て住宅の建築中でした。 また、梅の木平バス停へと続く右手の道は圏央道建設工事のため通行止めになっていますが、 この時には休工中だったので通っていくことができました。
野鳥の密猟は犯罪です
野鳥は環境大臣又は都知事の許可がなくては、捕ることも飼うこともできません。 これに違反すると罰金刑、懲役刑など厳重に処罰されます。 違反者を目撃された方は下記へご連絡下さい。
 (東京都多摩環境事務所自然環境課鳥獣保護係)
梅の木平バス停
川沿いの道を進んでいくと、右手には青々とした稲が元気に育つ田んぼがありました。 圏央道建設のための施設なのか大きな建物も建っていました。 以前には畑地が続く所だったのですが、すっかり様子が変わってしまいました。 建物の脇を抜けて川沿いに進んでいくと国道20号に出ます。 左手には梅の木橋が架かっていて、右手のすぐ先には梅の木平バス停があります。 林道に降り立ってから14分ほどで到着しました。 八王子駅までの便があるのですが、本数は非常に少ないので余り当てにはせずに、 1.6kmほど先の所にある高尾山口駅まで国道20号を歩いていきましょう。
 土日曜 9:05 12:11 16:34
高尾山口(たかおさんぐち)駅
込縄橋、案内橋と過ぎていきます。 沿道は圏央道の建設中で、太い支柱などが沢山立っていたりしました。 圏央道東京都内区間の「マスコット」のケンタの絵が点々と貼られていたりもしました。 高尾山口南交差点、高尾山入口交差点を直進していくと、 左手の川に欄干が青く塗られた小さな青葉橋が架かっています。 その橋を渡った右手の先に高尾山口駅(京王帝都)があります。 梅の木平バス停から20分ほどで到着しました。
圏央道東京都内区間の「マスコット」紹介
私の名前は「ケンタ」です。 圏央道の「圏(ケン)」、多摩地域の「多(タ)」から取って命名していただきました。 私は「カワセミ」の仲間で、大型の「ヤマセミ(山翡翠)」をデザインして生まれました。 圏央道東京都内区間を取り囲む野や山の豊かな自然や生き物たちを大切にしながら 事業を進めていくという願いを込め、 その代表として私が「マスコット」に選ばれました。 私は湖や渓流に棲み、土や崖の穴を掘って巣をつくるのが得意です。 どうぞ、末永く可愛がっていただけますようお願いいたします。