鎌倉アルプス
散策:2007年07月上旬
【低山ハイク】 鎌倉アルプス
概 要 鎌倉アルプスは鎌倉の街を取り巻くようにして続く低い山です。 天候に恵まれると山頂からは富士山を望むことができます。 今回は磯子台団地から尾根筋をいっしんどう広場へ登り、 武相国境の尾根道を通って鎌倉天園へと向っていきます。 途中では、関谷奥見晴台からひょうたん池へ続く谷筋にも寄り道します。
起 点 横浜市 氷取沢市民の森入口バス停
終 点 鎌倉市 大塔宮バス停
ルート 氷取沢市民の森入口バス停…氷取沢市民の森…ふじづか休憩所…円海山…いっしんどう広場…大丸山…関谷奥見晴台…ひょうたん池…釜利谷陸橋…コナラの道…148m峰…市境広場…天園休憩所…獅子舞地区…亀ヶ渕橋…永福寺跡…鎌倉宮…大塔宮バス停
所要時間 4時間10分
歩いて... 長らく通行止めになっていた関谷奥見晴台からひょうたん池へと続く谷筋の道ですが、 以前にあった金網柵も貼り紙もなくなっていたので、今回はちょっと歩いてみました。 季節柄、夏草が育ってはいましたが、道はしっかりと確認できる状態でした。 瓢箪のように括れながら幾つかの池が続いた形の静かな池でした。
関連メモ 鎌倉アルプス, 六国峠, 金沢市民の森, 氷取沢市民の森, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス,
鎌倉アルプス, 相武尾根, 大丸山, 鎌倉アルプス, 朝比奈切通, 六国峠, 瀬上池, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス,
相武尾根, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 相武尾根, 鎌倉アルプス, 鎌倉アルプス, 相武尾根, 金沢市民の森,
鎌倉アルプス, 吉沢川, 朝比奈切通, 氷取沢, 鎌倉アルプス, 相武尾根
コース紹介
氷取沢市民の森入口(ひとりざわしみんのもりいりぐち)バス停
上大岡駅(京浜急行本線、横浜地下鉄1号線)から磯子台団地循環バスにて22分、 1時間に2本から3本程度の便があります。 また、磯子駅(JR根岸線)からも1時間に1本程度の便があります。
バス停から20mほど引き返した所にある十字路を右折していきます。 正面に電波塔を見ながら坂道を登っていくと、道は左へ直角に曲がっていきます。 その角には「氷取沢市民の森ふじづか休憩所5分」と書かれた道標があります。
氷取沢市民の森
かなり急な坂道を道なりに登っていきます。 円海山無線中継所や駐車場を過ぎていくと、左手へと道が分かれていきます。 角に立つ道標「ふじづか休憩所」に従って、正面へと続く坂道を更に登っていくと、 程なくして正面に階段が見えてきます。 バス停から6分ほどで到着しました。 ここからが氷取沢市民の森になります。 舗装道路はここまでで終わり、これからは土の道になります。
ふじづか休憩所
短い階段を登った所にふじづか休憩所があります。 ふじづか休憩所は、テーブルとベンチが設置されただけの小さな所です。 そばには「円海山周辺の市民の森案内図」があるので、これからのコースを確認しておきましょう。 今回は、この先へと続く尾根道からいっしんどう広場へ行き、 そこから武相国境の尾根道を通って鎌倉天園へと向かっていきます。
円海山周辺の市民の森案内図
(A)ビートルズトレイル,(B)氷取沢市民の森ルート,(C)氷取沢-いっしんどうルート, (D)光明寺-梅沢山ルート,(E)瀬上市民の森ルート,(F)峯市民の森ルート, (G)六国峠ハイキングコース,(H)金沢市民の森ルートについて、色分けしてルートが示されています。 ルートに沿って点々と設置されている道標には「B1」や「E10」などと場所が記されていて、 案内図との対応が付きやすくなっています。 このマップは横浜市のホームページにも掲載されています。
円海山・大丸山を歩いてみませんか
この一団の緑地帯は横浜市のみどりの七大拠点のひとつに数えられ、 横浜市では貴重なみどりとなっています。 自然の中をのんびりと散策してみましょう。
 (横浜市、市民の森愛護会)
「横浜市のみどりの七大拠点」とは…
拠点場所主な施設等
こどもの国周辺青葉区,町田市 こどもの国,寺家ふるさと村
三保,新治緑区,旭区 三保市民の森,新治市民の森,よこはま動物園,四季の森公園
川井,矢指旭区,瀬谷区 矢指市民の森,追分市民の森,瀬谷市民の森,程ヶ谷カントリー倶楽部
大池,今井,名瀬旭区,保土ヶ谷区,戸塚区 こども自然公園,南本宿市民の森,横浜カントリークラブ,戸塚カントリー倶楽部
舞岡,野庭戸塚区,港南区,栄区 下永谷市民の森,舞岡ふるさと村,舞岡公園
円海山周辺栄区,金沢区,磯子区
鎌倉市
瀬上市民の森,氷取沢市民の森,金沢市民の森,釜利谷市民の森,峯市民の森,横浜自然観察の森,金沢自然公園,鎌倉アルプス,鎌倉カントリークラブ,鎌倉パブリックゴルフ場
小柴,富岡金沢区 富岡総合公園,米軍小柴石油ターミナル,称名寺市民の森,海の公園
うばのふところ広場分岐
ふじづか休憩所に大きな道標C1が立っていいます。 道標「いっしんどう広場・港南台方面」に従って、正面に続く緩やかな尾根道を進んでいきます。 有刺鉄線柵が続く道の右手には椿が沢山植えられていて、花の季節にはキレイな花が咲く所です。 軽く登って高みに着くと、左手に東京ガスの円海山無線中継所の鉄塔があります。 中経所を囲む水色の金網の横を過ぎて緩やかに降っていくと、 ふじづか休憩所から7分ほどで分岐があります。 ここにも赤と白に塗られた大きな鉄塔が建っています。 角に立つ道標C2によると、左手の道は「うばのふところ広場・おおやと広場」、 正面の道は「いっしんどう広場・港南台方面」となっています。 金網に取り付けられた古びた道標によると、正面の道は「いっしんどう広場へ8分・港南台方面」となっています。 ここは正面の尾根道を「いっしんどう広場」を目指して進んでいきます。
オートバイの乗入れはできません。
コンロの使用 厳禁。
 (氷取沢市民の森)
峯市民の森分岐
金網沿いに少し進んでいくとT字路があります。 椿の回廊はここで終わりになります。 ここにも「円海山周辺の市民の森案内図」があります。 左手にはNHK円海山FM放送所の施設や鉄塔があります。 右手に降っていく道は峯市民の森へと続いていますが、このまま正面の尾根道を進んでいきます。 峯市民の森方面から円海山までは簡易舗装された広い道になり、 時折通っていく作業用車輌を見かけたりもします。
NHK円海山FM放送所
位置 横浜市磯子区氷取沢町770 東経139度35分59秒 北緯35度21分24秒
送信周波数 81.8MHz
送信出力 5KW
空中線地上高 207m
呼出符号 JOGP-FM
開局年月日 昭和45年6月19日
広い道を2分ほど進んでいくと、道が三方向に分かれています。 道標はありませんが、正面と右手の道は円海山、左手の道はいっしんどう広場になります。 これまでは右手の道に柵がしてあったのですが、今回は柵がなくなっていました。 試しに右手の道へ進んでいくと、以前建物があったと思われるコンクリートの基礎部分がありました。 かなり広くなっていましたが周りは樹木に囲まれていて、 樹木越しに送電線の鉄塔や電波塔などが頭を覗かせている程度の眺めでした。
火の元は まさかと思う 投げ煙草
ヨコハマさわやか運動
 (磯子消防署、磯子火災予防協会)
円海山 (標高153m)
正面の坂道を少し登っていくと、すぐに円海山の山頂になります。 金沢市民の森にある大丸山に次いで、横浜市で2番目に高い山です。 以前にはここに無線中継所の施設があり、その周囲には広場がありました。 横浜の街並みや東京湾を見渡せる眺めの素晴らしい所だったのですが、 今ではその施設もなくなり、往時を偲ぶかのように展望台のようなものがひとつだけ残されています。 周りは柵が張り巡らされていて立ち入り禁止になっています。 なんとも残念です。またいつの日にか一般に公開されることを願わずにはいられません。 柵には「円海山頂上 海抜153.3m」の標識が括り付けられていました。
いっしんどう広場
円海山の手前の分岐から左手に続く尾根道を進んでいきます。 ここからは再び土の道になります。 なだらかで広い道が続いています。 3分ほど緩やかに降っていくといっしんどう広場に着きます。 テーブルやベンチがいくつも設置された広い場所です。 東屋「いっしんどう」もあって休憩するのにはいい所です。 この正面は瀬上市民の森になります。 ここにも「円海山周辺の市民の森案内図」があるので、これからのコースを確認しておきましょう。 右手から左手へと続いている道はビートルズトレイルで、この一団の緑地帯の背骨に当たる尾根道です。 また、森に関する解説板もあるので、ちょっと勉強していきましょう。
【森】 森と人間とのつながり
雑木林 雑木林は、昔から薪・炭や肥料を提供する林として人々の生活を支えてきました。 逆に落葉かきや下草刈りや伐採など人が手を入れると陽の当たる地面には多くの植物がはえ、 昆虫をはじめ様々な生き物が集まる豊かな林になりました。
針葉樹林 スギ・ヒノキは、家や道具の材料として盛んに植林されてきました。 円海山にも多くのスギ林やヒノキ林が残っていますが、最近は林業にかかわる人が減って 放置される林が増えています。
常緑広葉樹林 今、円海山には落葉樹や常緑樹などいろいろな種類の木が生えています。 しかし人が手を入れないでいると、いづれは森全体が常緑広葉樹の林に変わっていきます。
森は古くから人間の生活に密接にかかわってきました
「枝を切っては又育つのを待って切る」を繰り返す。 半永久的なエネルギー資源となります。
昔は炭焼き小屋がどこにもありました。 炭は最近では水の浄化にも使われています。
落葉 腐ると自然に良い土になり、家畜の糞とあわせて田畑の肥料をつくったりします。
森林浴をしてみよう
スギやヒノキの林を歩くと良い香りがします。 これは「フィトンチッド」とよばれる殺菌作用のある成分のためで、体にもよいとされています。 思いきり息を吸い込み、森林浴してみましょう。
森と水と土
日本の森林面積は約263,000ku、平均1cmの水がしみこんでいるとしても約25億トンもの水が その土にたくわえられているのです。 30%は蒸発して又雲をつくり、70%は森の柔らかい土に吸収され地下に浸透して、 時間をかけて流れ出ます。
 (横浜市)
自然を大切にしよう
・歩行中の喫煙等火災の原因になるようなことは御遠慮下さい。
・小鳥や昆虫等の小動物を大切にしましょう。
・付近の畑に入ったり、樹木を傷つけたりしないで下さい。
・ゴミは持ち帰りましょう。(ゴミは自然の土にかえりません)
・犬はきちんとつないで散歩させて下さい。フンは飼主が始末しましょう。
・風紀を乱したり、他人の迷惑になるようなことはやめましょう。
・バイクなどでは、乗り入れないで下さい。
 (横浜市)
いっしんどう」からは、手前の樹木が邪魔をしているものの、梢の向うに街並みが見えます。 空気の澄んだ日には富士山を望むこともできます。 広場には「円海山周辺の緑地の将来像(ゾーニング)原案」という8ページの資料が置いてありました。 奥山ゾーン・里山ゾーン・源流ゾーンの三つのゾーンに分けて計画されているようでした。 奥山ゾーンは氷取沢市民の森周辺、里山ゾーンは瀬上市民の森周辺、 源流ゾーンはそれらの谷筋を指しているようでした。 資料は日本野鳥の会のホームページの「横浜自然観察の森」の中でも公開されています。
いっしんどう広場からは道が三方に分かれています。 広場の中ほどに立つ大きな道標A2によると、右手の道は「港南台方面」、 正面の道は「中尾根休憩所・池の下広場」、左手の道は「金沢市民の森・鎌倉天園」となっています。 道標の支柱には「円海山・大丸山マップ」が入れられたプラスチック製の箱が括り付けられています。 マップが入っていない時もあるのですが、この時には沢山入れられていたので一枚貰っていきました。 これまでに見かけた「円海山周辺の市民の森案内図」と同様の図になっています。 その図によると、道標A9のある分岐から金沢動物園へと向う道は、 平成22年の3月下旬までは一部が通行止めになっているようでした。 以前に来た時には「平成19年の3月中旬まで」となっていたので、期間が延長されたようです。
円海山周辺の緑地の将来像(ゾーニング)原案
経緯 円海山周辺の緑地は、三浦半島の先まで続いている、横浜市最大の緑地帯です。 横浜市環境創造局はこの緑地で「いきものに触れ合える、人もいきものもにぎわう森」を目指して、 2004年度より森の計画づくりを市民と協働で行っています。 2004年度は「人を集める・関心を集める」ための行事を行い、 2005年度は「情報を集める」ための調査を行いました。 2006年度は「森の将来像の原案」をつくり、12月には現地見学会を行いました。 …この原案をご覧いただき、ご意見・ご提案をお送りください。
 (横浜市環境創造局環境活動事業課)
山を愛して、生きているものに親しみをもつ
行き交うひとの親しみも 小鳥のかん高いさえずりも 落ち葉を踏んだかん触も みどりのかぜの心地よさも 「市民の森」のおくりもの。ありがとう。
円海山風致地区
円海山風致地区は、円海山・北鎌倉近郊緑地保全区域を中心とし、 栄・金沢・磯子区の3区に広がる地域です。 市内で最も豊富な自然が残されており、横浜市の緑の七大拠点のひとつです。 峯・氷取沢・釜利谷・瀬上そして金沢の五つの市民の森をはじめ、 金沢自然公園や自然観察センターなどがあり、多くの市民に親しまれています。 又、周辺の住宅地も、この自然景観と調和をはかるため、緑を多く取り入れて、 良好な住環境を形成しています。 この地区においては、建築物・工作物の新築・増改築・色彩変更または土地形質変更、 木竹・土石類の採取等を行なう場合は、事前に横浜市長の許可が必要です。
 (横浜市緑政局緑政課)
氷取沢分岐
いっしんどう広場の左手にある東屋「いっしんどう」の前を抜けて、ビートルズトレイルを進んでいきます。 緩やかで広い尾根道が続いています。 これまでにも何度となく通った道ですが、歩く度に新鮮な気持ちになれる所です。 2分ほど進んでいくと、大丸広場や瀬上池への道が右手に分かれていきます。 その分岐を過ぎた先に、少し広くなった場所があります。 鎌倉天園へ続く尾根道と氷取沢へ降る道との分岐です。 ここにも「円海山周辺の市民の森案内図」があります。 そばには「ガールスカウトの森」という区画があります。 横浜南地区のガールスカウトが世話をしている森だそうです。 中ほどに立つ大きな道標A4によると、正面の道は「金沢市民の森・鎌倉天園」、 左手へ降っていく道は「おおやと広場・氷取沢市民の森」となっています。 ここは正面に続く広い尾根道を進んでいきます。
セミの一生を知っていますか?
アブラゼミの一生
・成虫が枯れ枝に卵を産みつける。
・ふ化した幼虫は地面にもぐり、木の根の汁を吸って大きくなる。
・6年後に地面からはい出てくる。
・木に登り羽化して成虫になる。
・成虫になってから、たった2週間しか生きられません。
ニイニイゼミチィーーー6月下旬〜9月上旬
ヒグラシカナカナカナ7月上旬〜9月下旬
アブラゼミジィージィー7月中旬〜9月下旬
ミンミンゼミミーンミンミンミー7月下旬〜10月上旬
ツクツクボウシオーシーツクツク7月中旬〜10月下旬
お願い
・歩きながらの喫煙、投げ捨ては絶対にしないで下さい。
・たき火、火あそび(花火など)は絶対にしないで下さい。
 (氷取沢市民の森愛護会、横浜市南部農政事務所、ガールスカウト横浜南地区)
程なくして細い山道が右手に分かれていきますが、「山への立入禁止」の標識が立っています。 その道を見送って尾根道を進んでいくと、土中に埋められたコンクリート製の管が真ん中に浮き出ている道がしばらく続きます。 いっしんどう広場から鎌倉天園へと続くこの尾根道は武蔵国と相模国の国境(くにざかい)になっていて、 たたら師が通った「鉄の道」でもあったようです。
武蔵と相模の国境 鉄の道
この尾根道はその昔、武蔵の国と相模の国の国境の一部で、 「たたら師」(昔、鉄をつくっていた職人たち)が通った道でもありました。
たたら 昔の人は「たたら」という製法をつかい、木炭を混ぜた砂鉄を粘土でできた炉で熱して溶かし、鉄をつくっていました。 円海山のまわりでも古い「たたら」の遺跡がいくつか発見されています。
道ばたの
石仏たち
ハイキングコースを歩いていると石仏たちがあります。 昔の人たちはどんな思いでこの道を歩いていったのでしょう?
道祖神 峠・村境・道ばたで悪疫の侵入を防ぎ、旅人を安全に導く神として古くから信仰されてきました。
馬頭観音 昔は馬は農作業や運送などに欠かせないものでした。 人々は死んだ馬の供養塔を建て馬の安全と成長を祈りました。
庚申塔 中国から伝わった「庚申信仰」は、江戸時代にその地の風習と結びついて広まりました。 信仰の対象として各地に塔が建てられました。
少し降っていくと、角の取れた丸い石が敷かれた降り坂になってきます。 そこを過ぎて岩畳の道を緩やかに降っていくと、 「かながわの美林50選 円海山周辺の森」の標柱が立っています。 そのすぐ先の所に道標A5の立つ分岐があって「漆窪休憩所・瀬上池」への道が右手へ分かれていきますが、 道標「金沢市民の森・鎌倉天園」に従って尾根道を更に進んでいきます。 氷取沢分岐から7分ほど進んでいくと、車止めの柵のようなものがあります。 その先から細い道が左手へと分かれていきますが、正面に続く尾根道を進んでいきます。 すぐの所に設置されたベンチを過ぎていきます。 この辺りから横浜自然観察の森にかけての道端には、自然に関する解説板が点々と設置されるようになります。
左手へ分かれていく山道は以前から知っていましたが、 その行く末を確かめたことはなかったのでちょっと歩いてみました。 細い山道を登って右手へと折れ曲がっていくと、 尾根道から1分もしない内に送電線の鉄塔「中野町線No.22」の袂に着きました。 道はそこで行き止まりになっていました。
馬頭の丘休憩所分岐
広い尾根道を2分ほど進んでいくと道標A6の立つ分岐があります。 右手の道は「馬頭の丘休憩所・馬の背休憩所」となっていますが、 道標「金沢市民の森・鎌倉天園」に従って左手の道を進んでいきます。 30秒ほど進んでいくと再び「馬頭の丘休憩所・馬の背休憩所」への道が右手に分かれていきますが、 そのまま正面の尾根道を進んでいきます。
分岐の1分ほど手前から、右手に山道が分かれて降っていきます。 道標はありませんでしたが、かなりしっかりとした道のようでした。 ここでもその行く末を確かめるべく、その道を歩いてみました。 少し降っていくと緩やかな広めの尾根道が続いていました。 道端に笹竹が生えるようになった道を進んでいくと、 尾根道から3分ほどで送電線の鉄塔「中野町線No.23」の袂に着きました。 道はそこで行き止まりになっていました。
馬頭の丘休憩所分岐から4分ほど進んで小さな切通しのような所を過ぎていくと、左手に道が分かれていきます。 尾根道に比べると狭いものの、かなりの幅があるしっかりとした道です。 逆向きに歩いてくると道を間違えやすいのか、 角には「進入禁止 こちらは散策路ではありません」の看板が立っています。 鎌倉天園へは正面の尾根道を進んでいきます。
この分岐道も以前から知ってはいたものの行く末を確かめたことはなかったので、 ここでもちょっと寄り道をして歩いてみました。 看板の支柱には電力会社の巡視路の標識が取り付けられていて、 正面は「No.20」、左手の道は「No.21」、今来た道は「No.22」となっていました。 道は広くて緩やかに続いていました。 やがて少し降るようになると、 尾根道から3分ほどで送電線の鉄塔「中野町線No.21」の袂に着きました。 周囲の樹木が低くなっていて、ふじづか休憩所からいっしんどう広場へと続く尾根を見渡すことができました。 先ほど脇を過ぎてきた円海山無線中継所やNHK円海山FM放送所の電波塔もよく見えていました。 はっきりとした道は鉄塔の所で終わっていましたが、細い道が更に谷筋へと続いているようでした。 夏草が覆っていてはっきりとはしませんでしたが、冬枯れの季節だとよく分かったのかも知れません。
ひょうたん池分岐
道端に設置されたベンチを過ぎていくと、先ほどの21番鉄塔への分岐から2分ほどで、 道標A9の立つ分岐があります。 脇には大きな「円海山周辺の市民の森案内図」があります。 道標によると、右手の道は「鎌倉天園・横浜自然観察の森」、 左手の道は「金沢自然公園・ひょうたん池」となっています。 ここを左手へ進んでいくと、清戸の広場・ひょうたん池や金沢動物園・金沢自然公園へと続いていますが、 今回は右手に続く尾根道を鎌倉天園へと向っていきます。
リスを探してみましょう!
この森には1990年頃からタイワンリスが増えています。 もともと南の国から連れてこられたリスで、動物園で飼われていたものが逃げ出して野生化しました。 競争相手や天敵が少ないことや、鎌倉から横浜の市民の森にかけて広大な緑が残っているために、 その数を増やしているのでしょう。
タイワンリス 大きさ約38cm(尾の長さ 約18cm)
ニホンリスよりやや大型。木の芽・果実などを食べる。 鎌倉の寺などでは、餌付けされて人になれたリスを見ることができる。 「カケェッ!カケェッ!」と大声で鳴き、仲間とコミュニケーションをとります。
大丸山登り口
U字形に抉れた所を過ぎて緩やかな尾根道を進んでいきます。 ひょうたん池分岐から10分ほど進んでいくと、幅の広い階段が右手へと降っていきます。 脇に立つ道標によると、右手へ降っていく階段は「庄戸住宅バス停」となっています。 その階段を見送って正面の尾根道を進んでいくと、道は左手へと曲がっていきます。 その角に大きな「横浜自然観察の森案内図」が設置されています。 その看板を過ぎたすぐ先で階段が左手へと分かれて登っていきます。 脇にある道標A10によると、左手の階段は「大丸山・金沢自然公園」、 正面の道は「横浜自然観察の森・鎌倉天園」となっています。 最近になって新たに設置されたと思われる「横浜市最高峰 大丸山」の標識や、 山頂部を写した写真も掲示されていました。 左手の階段を登った所に大丸山があるので、ちょっと往復してきましょう。
大丸山からひょうたん池へと降っていく道があるのですが、通行止めの掲示がされています。 以前からこの掲示がされていて、かなり長い間通行止めになっているようです。
(金沢市民の森は2011年5月に再開園され、大丸山からひょうたん池へ降っていくことができます)
ここは近郊緑地保全区域です
・樹木、草花、小動物、昆虫などを大切にして下さい。
・たばこなど火には十分注意して下さい。
 (横浜市環境活動事業課)
大丸山 (標高156.8m)
幅の広い135段の横木(擬木)の階段を登りきると大丸山の頂上に着きます。 いっしんどう広場から55分ほどで到着しました。 頂上には真新しいベンチやテーブルが幾つも設置されていて、休憩するのにはいい所です。 ここが横浜市の最高峰で、四等三角点も設置されています。 京浜急行電鉄が設置した真新しい立派な標識H6が立っていて、 「横浜市最高峰 大丸山 156.8m」となっていました。 手前の樹木が切り払われていて、八景島から野島や追浜にかけての景色を眺めることができます。 地名を書き入れた「大丸山山頂からの眺望」と題した写真が掲示されていました。
ここからひょうたん池へと降る道があります。 以前に来た時には金網柵が立てられていて通行止めになっていたのですが、今回は柵はなくなっていました。 通行止めが解除されたということなのでしょうか。 このルートはまだ歩いたことがないので歩いてみようかとも思いましたが、 歩き始めの部分を伺ってみるとかなり夏草が生い茂っていたので止めておきました。
(金沢市民の森は2011年5月に再開園され、ひょうたん池へ降る道も公開されました)
横浜自然観察の森分岐
大丸山から尾根道まで引き返してきて、その先へと進んでいきます。 横浜自然観察の森の「カシの森特別保護区」への道を見送って尾根道を進んでいくと、 大丸山登り口から4分ほどで分岐があります。 角に立つ道標によると、左手の道は「鎌倉天園」、 右手の道は「自然観察センター・上郷森の家」となっています。 大きな「横浜自然観察の森案内図」もあるので参考にしましょう。 今回は横浜自然観察の森の散策は省略して、左手の尾根道を鎌倉天園へと向かっていきます。
とってもよいのは写真だけ。 のこしてよいのは足あとだけ。 ゴミはおもちかえりください。
立ち入り禁止
ここは「カシの森特別保護区」です。 人をおそれるいきものを守るための保護区です。 立ち入らないでください。
 (横浜自然観察の森)
分岐を過ぎて1分ほど進んでいくと、左手に短い横木の階段があります。 脇には横浜自然観察の森と隣接する(旧)金沢市民の森の案内図がありますが、 廃止になった「金沢市民の森」の文字は消されていて、 関谷奥見晴台から塔ヶ久窪の池(ひょうたん池)へと降っていく道には「通行禁止」と書かれていました。 鎌倉天園へは正面の尾根道を進んでいくのですが、 左手の横木の階段をひと登りすると関谷奥見晴台があるので立ち寄っていきましょう。
関谷奥見晴台
横木の階段をひと登りするとすぐに関谷奥見晴台に着きます。 大丸山の山頂から9分ほどで到着しました。 よく整備されていて、ベンチも幾つか設置されています。 手元の地形図によると標高150mほどはあるようです。 先ほどの大丸山ほどの見晴らしは得られませんが、 空気が澄んだ日には横浜ベイブリッジやランドマークタワーも見渡せます。 関谷奥見晴台からは道が三方に分かれています。 中ほどに立つ大きな道標H7によると、 右手の道は「鎌倉天園」、左手の道は「金沢自然公園・金沢文庫」、 左手の谷筋へ降っていく道は「ひょうたん池・金沢自然公園」となっています。 当初はここから直接に鎌倉天園へ向かっていく予定にしていたのですが、 谷筋へ降る道の入口を確認してみると、以前にあった金網柵や通行止めの貼り紙はなくなっていて、 歩き始めの部分もすっきりとした感じになっていました。 これは通行止めが解除されたということなのだろうと解釈して、 久しぶりにひょうたん池へと続く谷筋の道を歩いてみることにしました。
谷筋へと続く横木(金属製)の階段を降っていきます。 土が流れ出て抉れている所もなくて歩きやすくなっていました。 季節柄、夏草が育ってはいましたが、道はしっかりと確認できる状態でした。 谷筋だからか梅雨の季節だからか道はしっとりとしていて、 最近になって付けられたと思われる靴跡が沢山残っていました。 私以外にもかなり歩いている人がいるようでした。 横木の階段が4分ほどで終ると、傾斜も緩やかになってきます。 谷筋には細い水の流れがあって、雰囲気のいい道が続いています。
関谷奥見晴台から6分ほどの所で、細い道(*)が右手に分かれて登っていく所があります。 角には古くなった道標が立っていますが、支柱だけが残っていて板の部分はなくなっていました。 支柱に書き込まれた文字によると「金沢自然公園」となっていましたが、 その分岐は見送って、左手へと続く道を進んでいきます。 小さな沢を渡ったり渡り返したりしながら小径が続いています。 沢の上には丸太の小さな橋が架けられています。 危なそうな橋には上に板が渡されていたりもします。 最初は僅かだった水の流れも、進むにつれて次第にはっきりとした流れになってきます。
*右手に分かれていく細い道を1分半ほど登っていくと、 六国峠ハイキングコースにある道標G15と道標G14の間に出られます。
大丸山分岐
谷戸の幅が少し広がって見通しが良くなってくると、 関谷奥見晴台から13分ほどの所で道が二手に分かれています。 角には道標H5が立っていて、左手の道は「大丸山」、 右手の道は「ひょうたん池・金沢自然公園」、 今歩いてきた道は「関谷奥見晴台・鎌倉天園」となっています。 しっとりとした谷筋にあって朽ち易いためか、支柱はコンクリート製になっています。 左手の道を進んでいくと大丸山へ登っていけるようですが、 今回は右手の道をひょうたん池へと進んでいきました。
(左手の道を後日に歩いてみました。「大丸山」を参照)
水の流れの幅が広がってきて湿地のようになってきます。 広く水が溜まっている脇に続く道を進んでいくと、ひょうたん池の奥に着きました。 池に沿って進んでいくと、中ほどには四角い生簀のようなものが四つ連なって浮んでいました。 池はその先で一端終って細い流れになりますが、その先で再び広がってきます。 ひょうたん池は途切れ途切れに幾つかの池が集まった感じになっています。 瓢箪の括れた感じに似ているということから付けられた名前なのかとも思ったりします。
植物・生物を大切に!!
 (金沢市民の森愛護会)
注:金沢市民の森は2000年度を以って閉園になりましたが、2011年5月に再開園されました。
ひょうたん池
湿地帯のようになった池の縁に沿って続く道を進んでいくと、ひょうたん池の端に着きます。 関谷奥見晴台から18分ほどで到着しました。 左右からは山が迫ってきていて谷戸の出口といった感じの所です。 着いた所には木柵があって 「バイク・自転車の乗り入れ禁止」の貼り紙がありました。 以前には「立入禁止」の張り紙があったのですが、今回はなくなっていました。 やはり通行止めは解除されたということなのでしょうか。 ここで道が分かれています。 左手の山へ登っていく道は、清戸の広場を経て金沢自然公園や武相国境の尾根道へと続いています。 正面の道は横浜横須賀道路の下をくぐって金沢自然公園へと続いています。 今回は正面の道の途中から武相国境の尾根道へと戻るルートを歩くことにしました。
ひょうたん池ヒメウキガヤの一部移植実験
「金沢市民の森」区域内の高速横浜環状南線事業予定地内に存在するここ「ひょうたん池」には、 神奈川県の絶滅危惧種に指定されている「ヒメウキガヤ」が生育しています。 現在、その「ひょうたん池」の上流部に代替池となる"新「ひょうたん池」"を整備し、 「ヒメウキガヤ」の一部移植実験を行うものです。 なお、生育環境を保全するために、皆様のご理解とご協力をお願いします。
 (建設省横浜国道工事事務所)
金沢自然公園分岐
正面に見えている横浜横須賀道路に向かって谷筋を進んでいきます。 自転車・バイクの乗入防止の為の柵をジグザグに抜けてその先へと進んでいきます。 道路の下を過ぎていくと、道は左手へと曲がって道路沿いに続いています。 ひょうたん池から3分ほど進んでいくとT字路があります。 そこから清戸の広場方面へと道が続いているのですが、工事のため通行止めになっています。 脇には「お知らせ」と題した大きな看板があって、工事による通行止めを知らせています。 これまでにもあった「円海山周辺の市民の森案内図」と同じような図が載っています。 脇にはいっしんどう広場にもあった小さな箱があって、「円海山・大丸山マップ」が入っています。 右手へ曲がって車道の下をくぐっていくと再びT字路があって、先ほどと同じような看板が設置されています。 脇には道標G12が立っていて、左手の道は「金沢自然公園・金沢文庫」、 右手の道は「野村住宅・横浜自然観察の森」、 今歩いてきた道は「横浜自然観察の森・鎌倉天園」となっています。 別の道標も立っていて、左手は「金沢自然公園」、 右手は「金沢市民の森」、今来た道は「鎌倉天園」となっています。 左手の道を進んでいくと、金沢自然公園から釜利谷市民の森へと続いていますが、 今回は右手の道から武相国境の尾根道に戻って鎌倉天園へと向かっていきます。
T字路を右手へ進んでいくと、すぐに道幅が広がった所があります。 その先から幅の広い階段が始まります。 コンクリート製の階段ですが角の部分は木になっていて、雰囲気のいい階段になっています。 2分半ほどで小高いピークについてその先へと降っていきます。 軽くアップダウンを繰り返しながら、幅の広い階段混じりの道が続きます。 所々には道脇が膨らんでベンチが設置されていたりもしますが、展望は得られません。
釜利谷陸橋
最後に長めの階段を登って高みを越えていくと、横浜横須賀道路に架かる釜利谷陸橋があります。 先ほどの金沢自然公園分岐から11分ほどで到着しました。 角にはG13の標識が立っています。 ここで道が左手へ分かれていきますが、右手の陸橋を渡っていきます。 橋を渡った所から左手へと続く幅の広い階段を登っていきます。 階段を登り切った所で、右手へと細い山道が分かれていきますが、正面の道を進んでいきます。
14番鉄塔
少し進んていくと再び幅の広い階段が現れます。 階段を登っていくと、その先には緩やかで広めの山道が続いています。 この尾根道は市境広場から金沢自然公園や釜利谷市民の森を掠めて金沢文庫まで続く 六国峠ハイキングコースになっています。 1分ほど進んでいくと横木の階段が現れます。 横木に沿うようにして天板が取り付けられていて、 土が抉れてしまうこともなくて足の置き具合が良く、とても歩きやすい階段になっていました。 横木の階段を1分ほど掛けて登り切ると、右手に送電線の鉄塔「中野町線No.14」が立っています。 鉄塔を過ぎてその先へと続く緩やかな尾根道を進んでいきます。
西金沢中学校分岐
緩やかな尾根道を1分ほど進んでくと、天板の付いた横木の階段を降るようになります。 階段を降り切ってその先へ進んでいくと分岐があります。 角には道標G14が立っていて、左手に分かれていく道は「西金沢中」、 正面の道は「関谷奥見晴台・鎌倉天園」となっています。 ここは正面に続く尾根道を進んでいきます。
釜利谷西小学校分岐
少し登り傾斜の増してきた山道を登っていくと、西金沢中学校分岐から3分ほどで分岐があります。 脇の樹木の袂にはG15の標柱が立っています。 道標もあったようですが壊れてしまっていて、支柱だけが残っていました。 手元の地図によると、左手の道は釜利谷西小学校の辺りへ降りて行かれるようですが、 このまま正面の尾根道を進んでいきます。
火の始末 山に来るたび 歩くたび
たばこはよく消して!!
 (横浜市、市民の森愛護会)
関谷奥見晴台分岐
緩やかになった尾根道を2分ほど進んでいくと分岐があります。 角に立つ道標によると、右手の道は「金沢市民の森広場へ」、 左手の道は「鎌倉天園ハイキングコースへ」となっています。 右手の道は関谷奥見晴台へと続いていますが、ここは左手の道を進んでいきます。
少し登って、右手に続く関谷奥見晴台の高みの斜面を横切るように進んでいきます。 関谷奥見晴台への登り道を右手に分けてその先へと進んでいくと、 武相国境に続く尾根道に戻ってきます。 関谷奥見晴台から谷筋へ向かってから50分ほどで戻って来られました。 角には道標G16が立っていて、左手の道は「鎌倉天園」、 右手の道は「瀬上市民の森・港南台方面」、 今歩いてきた道は「金沢自然公園・金沢文庫」となっています。 また別の道標も立っていて、今来た道は「金沢自然公園」となっています。 ここから鎌倉天園を目指して、武相国境に続く尾根道を左手へと進んでいきます。
広くて緩やかな尾根道を進んでいきます。 ぬかるんだ所には板が敷かれていて歩きやすくなっています。 この辺りは横浜自然観察の森の散策コース「コナラの道」にもなっていて、 番号を振った道標が点々と設置されています。 4分ほど進んでいくと道幅が少し広がってきて、踏み跡が二筋になっている所があります。 脇には「横浜自然観察の森」と題した大きな案内図が立っていたりもします。 更に1分ほど進んでいくと、右手に細い道が分かれています。 その角には「コナラの林」の看板が立っていました。
コナラの林
ここでは雑木林をそだてるため、市民ボランティアで林の手入れをしています。
おねがい
・ロープの中に入らないでください。
・草木を無断できずつけたり、もちかえったりしないでください。
 (横浜自然観察の森、雑木林ファンクラブ)
横浜自然観察の森分岐
右手の道を見送って広い尾根道を更に進んでいくと、横浜自然観察の森への道が右手へと分かれていきます。 角に立つ道標によると、右手の道は「自然観察センター・上郷森の家」、 正面の道は「鎌倉天園方面」となっていて、その脇にはG17の標識も立っています。 ここは鎌倉天園を目指して正面の道を進んでいきます。
とってよいのは写真だけ のこしてよいのは足あとだけ
ここはしぜんかんさつのもり入り口です。 生き物となかよくするためのルールを守りましょう。
・生き物をきづつけたり殺したりしないでください。
・ゴミは家まで持ち帰りましょう。
・危険防止のため球技などはできません。
・園内ではオートバイ、自動車の通行はできません。
自然観察センターのご案内
開館時間 午前9時から午後4時30分まで
閉館日 毎週月曜日 及び 年末年始(ただし月曜が休日の場合は火曜日)
 (横浜自然観察の森)
横浜自然観察の森は「いきもののにぎわいのある森」です
いろんないきものがすめるようにしぜんがいっぱいです。 草がいっぱいはえているところや(バッタがたくさんいるよ) 木がいっぱいはえているところがあります(鳥がたくさんいるよ)。 水たまり(カエル)やどろどろの道(けものの足跡)もあって、 ヘビ(会えたらラッキー)や食べたらいけない実もあったり、 ちょっと歩きにくいところもありますが、 気をつけて、いろんないきものに出会ってください。
 (横浜自然観察の森)
横浜自然観察の森への分岐から1分ちょっと進んでいくと、左手に細い道が分かれています。 道標などはありませんが、樹木に「大切な自然を火災から守ろう」と書かれた緑色の看板が立て掛けられています。 ここから山道をひと登りすると展望の得られる小ピークがあるので、ちょっと立ち寄っていきましょう。
148m峰
傾斜のある坂を登っていくとすぐに緩やかな道になります。 少し登り傾斜が増してくると、尾根道から2分ほどで、四等三角点のある小ピークに着きます。 ひょうたん池から尾根道へ戻ってから12分ほどで到着しました。 山の名前を示す標識は見当たりませんでしたが、手元の地形図によると標高148.1mの小ピークのようです。 山頂は樹木が切り払われていて見晴しもよく、 右手の方には野島から八景島にかけての展望が広がっていました。 切り倒された樹木の大きな切り株が沢山残っていて、 ベンチ代わりに腰を掛けるのに丁度具合が良くなっていました。
市境広場
148m峰から尾根道に戻ってその先へと数10m進んでいくと市境広場に着きます。 ひょうたん池から尾根道に戻ってから18分ほどで到着しました。 広場にはテーブルやベンチが幾つか設置されています。 手前の樹木が少し邪魔をしていますが右手が開けていて、街並みなどを見渡すことができます。 空気が澄んだ日には富士山を望むこともできますが、この日は生憎の曇天だったので見えませんでした。。 ここにも「円海山周辺の市民の森」と題した大きな案内図があるので参考にしましょう。 ここで道が二手に分かれています。 角に立つ倒れかけた道標によると、左手に分かれていく道は「釜利谷町住宅」、 正面の道は「鎌倉天園」となっています。 案内図によると、左手に分かれていく道は横浜横須賀道路をくぐって釜利谷西6丁目へ降りていかれますが、 今回は、正面に続く尾根道を鎌倉天園へと向かっていきます。
(左手の道は「相武尾根」, 「朝比奈切通」を参照)
シダ類の生い茂る坂道を降り笹竹の生い茂る所を過ぎていきます。 切通しを過ぎていくと、右手には県道23号(環状4号)を見下ろすことができる所があります。 その先にある切り通しを過ぎていくと、 右手に分かれていく小径の先に送電線の鉄塔「東京南線1・2号線No.57」があります。 鉄塔の脇から先へと続く細い道があったので行ってみると、すぐに横浜霊園の上に出ました。 礼拝堂と思われる茶色い屋根の建物も見えていました。 階段が取り付けられていて、霊園まで降りていけるようになっていました。 尾根道まで引き返してその先へと進んでいくと、すぐに切通しがあります。 何か意味でもあるのか、道の真ん中には大きな岩があったりもします。
鎌倉霊園分岐
右手の樹間から横浜霊園を垣間見ながら尾根道を進んでいきます。 小さな切り通しのような所を過ぎていきます。 やがて少し登り坂になってくると、市境広場から12分ほどで、左手に道が分かれていきます。 脇に生えている樹木に括り付けられた標識によると、左手の道は「鎌倉霊園」、 右手の道は「天園の茶屋」となっています。 また標識の支柱に貼り付けられたテープに書き込まれたメモによると、 左手の道は「レイエン」、右手の道は「天園」となっています。 ここは鎌倉天園を目指して右手の道を進んでいきます。
左手の道を進んでいくと、10分ほどで鎌倉霊園の端に降りて行かれます。
(「鎌倉アルプス」, 「鎌倉アルプス」を参照)
緩やかな尾根道を2分ちょっと進んでいくと、道の脇に「みどりの協定区域」と題した看板が立っています。 近年に設置された5本の鉄塔の周囲は植樹地「みどりの協定区域」となっています。 そのすぐ先は送電線の鉄塔「中野町線No.5」が立っています。 尾根道はその鉄塔を右手から捲くようにして続いています。 右手に金網柵が現れると、横浜霊園がすぐ側に見えます。 墓地の向こうは横浜市環境事業局の清掃工場の煙突が見えています。 道なりに左手へ曲がっていくと岩盤が現れます。 ここで道が二手に分かれているように見えますがすぐに合流します。
みどりの協定区域
この地区は、みどりを守り育てる区域です。 みんなでみどりを大切にしましょう。
協定締結日:平成5年5月31日  指定区域面積:16,332.23u
 (東京電力株式会社、神奈川県知事)
茶屋分岐
岩盤を登り切って、右手へと続く尾根道を1分ほど進んでいくと分岐があります。 以前にはこの付近には看板が沢山あったのですが、今回はすべて取り払われていてスッキリとしていました。 道標なども見当たらないので、初めてだと左右どちらへ行ったものかと迷いそうですが、 何度となく歩いている道なので迷うことはありません。 正面の坂道を登っていくと「天園峠の茶屋」の裏手に出ますが、 今回は降り気味に続く左手の道を天園休憩所へと向かっていきました。
天園休憩所
雑木林の斜面に続く道を進んでいくと、やがて竹林になってきます。 緩やかな道を道なりに進んでいくと、正面に天園休憩所が見えてきます。 道は左手へと続いていますが、その手前から階段が右手へと分かれています。 角には道標が立っていて、左手の道は「瑞泉寺」、右手の階段は「建長寺」となっています。 階段をちょっと登っていくと天園休憩所があります。 市境広場から24分ほど、いっしんどう広場から2時間45分ほど(ひょうたん池への往復時間も含む)で到着しました。 丁度昼時になったので、おでんなどを食べながら、ここでひと休みしていきました。 季節柄、おでんにはいつもの具に加えて旬のタケノコが入っていて、 コリコリとした食感がたまらないのでした。
天園休憩所をご利用下さいまして誠にありがとうございます。 井戸水を大切にしながら年中無休で営んでおりますので、よろしくお願い申し上げます。 左記のことにつきましてはお断り申し上げます。
・アルコール類のお持ち込み
・コンロのご使用
・ごみのお持ち込み
ネコにはエサを与えないで下さい。 朝夕二回、時間を決めて当所で与えております。
X字路
天園休憩所を後にして鎌倉へと降っていきます。 店を出て左手へ石段を登っていくとすぐに尾根道に出ます。 その右手には「天園峠の茶屋」が見えていますが、今回は左手へと進んでいきます。 すぐにちょっとした岩場があります。 鎌倉の街や富士山などを見渡せる眺めの素晴らしい所ですが、 この日は生憎の曇天で、富士山は見えませんでした。 岩場を降った所にX字路があります。 角に立つ道標によると、正面の道は「瑞泉寺」、右手の道は「獅子舞経由鎌倉宮」となっています。 「下りはスベル注意!!」のコメントも書き込まれていたりします。 正面の高みへ登っていく細い道もありますが、道標には何も示されてはいません。 以前には古びて倒れていた道標もあったのですが、今回は新しいものに作り直されていました。 それによると、正面の道は「瑞泉寺・十二所方面」、右手の道は「鎌倉宮・鎌倉駅方面」、 左手の道は「建長寺・金沢文庫方面」となっています。 先ほどの天園休憩所の方が設置されたようで、休憩所の謂れなどが支柱に記されていました。 また、No.6の「ハイキングコース内での喫煙はやめましょう」の標識も立っています。 正面の道は貝吹地蔵を経て瑞泉寺・明王院・十二所などへ降っていく道で、 左手の道は天園休憩所の手前から続く道になりますが、 今回は右手の道を獅子舞地区へと降っていきました。
明治の頃よりこの地に居住し、祖父母の時代に、いちょうやもみじ、梅などを植え、公園を造り、 天園と称し、四季折々の自然の美しさと恵みに感謝して現在に至っております。
 (かまくら六国峠 天園休憩所)
幅の狭い急な坂道をジグザグに降っていきます。 滑りやすくなっているので注意しながら降っていくと、2分ほどで傾斜が緩やかになって、 大きなイチョウの木が生えている谷筋になってきます。 脇には細い水の流れが続いていて、降るにつれて次第にはっきりとした沢になってきます。 沢の中を歩いたり渡ったりしながら狭い谷筋を降っていきます。 尾根から10分ほど降っていくと、岩盤の上を沢が流れている所を過ぎていきます。 切り通しのようになっていて雰囲気のいい所です。
獅子舞地区
岩盤を過ぎていくと土の道になってきます。 沢に掛けられた小さな木橋を渡ったり渡り返したりしながら緩やかに降っていきます。 途中で山道が右手に戻るようにして分かれていたりもします。 再び岩盤の上や横を沢が流れるようになった所を降っていきます。 滑って転ばないよう注意しながら降っていくと、尾根から18分ほどで畑地の脇に降り立ちます。 これで山道は終りになります。 すぐの所に東電送電所があり、その脇には送電線の鉄塔「北鎌倉線No.19」が立っています。
歴史的風土保存用地
この土地は「古都における歴史的風土の保存に冠する特別措置法」に基づき歴史的風土を長く保存するため、 平成5年3月、神奈川県が買い上げたところです。 この土地を大切に保存していきましょう。
 (横須賀三浦地区行政センター環境部)
亀ヶ渕橋
送電所を右手に見ながら舗装道路を進んでいきます。 やがて民家が点々と建ち並ぶようになると、二階堂川に架かる亀ヶ渕橋があります。 先ほどから流れていた沢の幅が広がってきて、この辺りでは「二階堂川」と呼ばれる川になります。 脇に立つ砂防指定地の看板によると、橋の上流にある集落は獅子舞という名前のようです。 民芸の獅子舞と何か関連がある地区なのでしょうか。 亀ヶ渕橋を渡って左手へと二階堂川に沿って続く道路を進んでいきます。
砂防指定地 二階堂川
この土地の区域内において宅地造成・家屋の新築・土採取等の行為をする場合は、 神奈川県知事の許可が必要ですから藤沢土木事務所に御相談下さい。
 (神奈川県)
永福寺跡
二階堂川に沿って左手へと進んでいきます。 道の右手には広い草原が広がっています。 その昔に永福寺(ようふくじ)があった所なのだそうです。 川沿いに進んでいくとT字路に突き当たります。 左手には通玄橋が架かっていますが、右手へ曲がっていくと、 テニスコートの手前に永福寺跡の石碑や解説板が立っています。 それによると、かなり大きな規模の寺院だったようです。
国指定史跡 永福寺跡
永福寺は源頼朝が建立した寺院で、源義経や藤原泰衡をはじめ奥州合戦の戦没者の慰霊のため、 荘厳なさまに感激した平泉の二階大堂大長寿院を模して建久3年(1192)、工事に着手しました。 鎌倉市では、史跡の整備に向けて昭和56年から発掘調査を行い、 中心部の堂と大きな池を廃した庭園の跡を確認しました。 堂は二階堂を中心に左右対称で、北側に薬師堂、南側に阿弥陀堂の両脇堂が配され、 東を正面にした全長が南北130メートルに及ぶ伽藍で、 前面には南北100メートル以上ある池が造られていました。 市では昭和42年度から土地の買収を行っており、今後は史跡公園としての整備事業も進めていく予定です。
永福寺舊蹟
永福寺世ニ二階堂ト称ス今ニ二階堂ナル地名 アルハ是ガタメナリ文治五年頼朝奥州ヨリ凱 旋スルヤ彼ノ地大長寿院ノ二階堂ニ擬シテ之 ヲ建立ス輪奐荘厳洵ニ無双ノ大伽藍タリキト 云ふ亨徳年間関東官領ノ没落セル頃ヨリ後全 ク頽廃ス
 (鎌倉町青年會)
鎌倉宮
永福寺跡の石碑を過ぎて3分ほど進んでいくと、右手の水路に小さな橋が架かっています。 その橋を渡っていくと鎌倉宮の境内になります。 この時には境内では「鎌倉宮骨董市」が催されていました。 振り子式の柱時計・鉄瓶・陶器・磁器・着物など、色々な品物が境内に広げられていました。 季節柄、参道の真ん中には、短冊を沢山下げた笹竹があったりもしました。 広い境内の奥の石段を登っていくと、鳥居をくぐった先に社殿があります。 本殿は拝殿の奥の方に見えていて、かなりの距離があるようでした。 何だか厳かな雰囲気が漂っていました。 どういう意味なのかは分かりませんが、拝殿の前には赤い大きな獅子頭が置いてありました。 この鎌倉宮は「大塔(鎌倉宮)の夜雨」として三浦半島八景のひとつに数えられているようです。
鎌倉宮
御醍醐天皇の皇子である護良親王を祭神とする神社です。 護良親王は、後醍醐天皇の鎌倉幕府討幕の動きに呼応して幕府軍と戦うなど貢献しました。 幕府が滅亡し天皇親政が復活(建武の新政)すると征夷大将軍に任じられましたが、 その後足利尊氏と対立して捕えられ、28歳で非業の最後を遂げました。 社殿の後ろ手に残る土牢が親王最後の地と伝えれています。 10月には境内で薪能が催されます。
 (鎌倉市)
手水の作法
一、左手を清めます。
二、右手を清めます。
三、左の手のひらに水を受けて口をすすぎます。
四、水の入った柄杓を手前に立て柄に水を流してから伏せて置きます。
五、柄杓に直に口をつけたり直接中で洗ったりしないで下さい。
 (鎌倉宮社務所)
大塔宮(だいとうのみや)バス停
鎌倉宮の境内を横切った所に大塔宮バス停があります。
鎌倉駅(JR横須賀線)まで、[鎌20]鎌倉駅行きバスにて7分、1時間に4本程度の便があります。