峯山
散策:2007年06月中旬
【低山ハイク】 峯山
概 要 峯山は神奈川県の北部に位置していて、国道20号と国道413号との間にある標高570mの低い山です。 藤野町十五名山のひとつにもなっていて、古峯神社のある山頂からは、 丹沢や富士山などを見渡せる展望が得られます。 今回は小津久地区から414m峰を経て峯山へ登り、菅井地区へと降るルートを歩きます。
起 点 相模原市 小津久バス停
終 点 相模原市 やまなみ温泉バス停
ルート 小津久バス停…神社分岐…飯網神社…414m峰…さつき学園分岐…大鐘分岐…舟久保分岐…大久和分岐…峯山…小舟分岐…綱子・小舟分岐…綱子分岐1…綱子分岐2…360番鉄塔…綱子分岐3…天神峠分岐…菅井地区…菅井下バス停…小舟地区…やまなみ温泉バス停
所要時間 3時間40分
歩いて... 小津久バス停から414m峰までの道は案内図にも載っていないマイナールートですが、 手製の道標が要所に取り付けらていて分かりやすくなっていました。 バスの便が非常に少ないので訪ねる人も少ないのか、 後から登ってきた壮年の二人組みに出会っただけの静かな散策ができました。 最後のやまなみ温泉バス停から藤野駅へ向うバスの発車時刻まで、 近くにある藤野やまなみ温泉でゆっくりしていくといいでしょう。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
小津久(おづく)バス停
藤野駅(JR中央線)から、[野05]奥牧野行きバスにて12分、便は非常に少なくなっています。
 土曜 6:20 6:53 8:25 13:47...
 日曜 6:20 6:50 8:25 13:47...
バス停の手前から「東尾垂の湯」への道が右手に分かれていきます。 その角にある野菜直売所の左手、即ちバス停のすぐ先の横断歩道の脇に、細い電柱や道路標識が立っています。 そこから続く細い道が峯山への登山路になります。 手元の地形図には、神社記号の所まで続いている破線の道として載っています。 道路標識には「←峯山・舟久保・大鐘」と書かれた手製の道標が括り付けられているので目印にしましょう。 同じ人の作と思われる同様の手製の標識がこの先の要所にも設置されていて、とても参考になります。
手元の地形図には「峰山」と書かれていますが、 現地で見かけた道標類や解説板はほとんどが「峯山」となっていました。 ここでは現地の表記を尊重して「峯山」の漢字を使うことにします。
歩き始めは細い道ですがすぐにはっきりとしています。 20mほど進んでいくと、正面の谷筋へ降る道と右手へ登っていく道に分かれています。 道標類はありませんが右手へと登っていきます。 雑木林を登っていって車道の上に出て、左手へと尾根道を登っていきます。 しっかりとした道で歩きやすくなっていました。 道に沿って電柱と電線が続いています。 バス停から3分ほど登っていくと植林帯が現れます。 電線は植林帯に沿うようにして右手へと続いていますが、 峯山へはここで電線と分かれて、左手の植林帯の中へ続く道を登っていきます。 角の樹木の幹に「←峯山」と書かれた手製の道標が取り付けられているので目印にしましょう。
植林帯を抜けていくと浅い谷筋を進むようになりますが、 雑木や笹竹が生い茂っていて少し煩わしい感じの道になっていました。 程なくして再び植林帯に入っていくと、分かりやすい道になってきます。 細い沢の右手(左岸)に続く山道を5分ほど登っていくと、沢を渡って左手(右岸)を登るようになります。 北斜面で日当たりが余り良くないのか、所々にはシダ類が葉を伸ばしていたりもしました。
この時には夏草が伸び始めていて、沢を渡る所を見過ごしてしまいました。 そのまま沢の右手を登っていくと道がはっきりしなくなったので変だと思って引き返し、 沢の向こうへ渡る所を見つけたのでした。 冬枯れの季節だともう少し分かり易かったのかも知れません。
神社分岐
浅い谷筋の植林帯に続く山道を登っていくと、次第に登り傾斜が増してきます。 砕石のようなものがある所もあったりしますが、登りにくい感じはありません。 やがて正面の上の方が明るくなってくると、小津久バス停から20分ほどで左右に通る尾根に登り着きました。 正面の細い樹木の幹に手製の道標が取り付けられていて、 左手は「神社」、右手は「峯山」となっています。 峯山へは右手の尾根道を進んでいくのですが、 左手すぐの所に神社があるようなので、ちょっと立ち寄っていくことにしました。
飯網神社
緩やかになった尾根道を登り気味に1分ほど進んでいくと、 少し開けた高みの中ほどにコンクリートブロック製の祠がありました。 手元の地形図によると、414m峰の北北東250mほどの所にある標高400mほどの小ピークで、 神社記号が書かれている所になるようです。 手前には蓮台に座った仏像や光背を背負った仏像や石碑などがありました。 石碑には「…大明神…」と刻まれているようでしたが、 一部が欠けているし風化も進んでいてよく読めませんでした。 建物の中には木製の小さな祠が二つ安置されていて、右手の祠には丸い石がありました。 祠には札が納められていて文字も書かれていましたが、よく読めませんでした。 神社の名前が書かれていたのでしょうか。 手元の地図には「飯網神社」というのが載っているので、この神社の名前だと思われます。 二つの祠の間には千羽鶴が下がっていて、その下にはお面が二つ置いてありました。 それぞれ違った顔立ちをしていて、左の方のは鬼のような感じで、 右の方のは天狗なのか猿なのかよく分からない感じの表情をしていました。 祠に祀られている神様を表しているのでしょうか。
414m峰
先ほどの分岐まで引き返して、道標「峯山」に従って緩やかでしっかりとした尾根道を進んでいきます。 軽く降って浅い鞍部に着いて尾根を登り返していきますが、息が切れる程の急坂ではありません。 丸まった尾根を登っていくと、先ほどの神社分岐から7分ほど、 小津久バス停から30分ほどで、尖った感じの小ピークに着きました。 そばの樹木に取り付けられた手製の道標によると、手元の地形図にある414m峰のようです。
ここで道が左右に分かれていますが、手製の道標によると、 右手の道は「舟久保」、左手の道は「峯山」、今登ってきた道は「小津久バス停」となっています。 ここは道標「峯山」に従って左手へと進んでいきます。
右手から左手へと続く道は舟久保から峯山へ登るハイキングコースで、 峯山の山頂にあった案内図に破線で載っている脇ルートになっています。 なお、小津久バス停からここまでのルートは案内図には載っていません。
雑木林の尾根道を進んでいきます。 歩く人が少ないルートなのか、蜘蛛の巣が張っていたりします。 道端に落ちていた枯れ枝を拾って前にかざして払いながら進んでいきました。 程なくして植林帯の尾根を降るようになります。 浅い鞍部に着いて緩やかな尾根を登り返していきます。 この尾根は旧村の境界だったのでしょうか、コンクリート製やプラスチック製の杭が点々と設置されていました。 414m峰から12分ほど進んでいくと、笹竹の生い茂る間を抜けていきます。 落ちていた枯れ竹で蜘蛛の巣を払いながら進んでいきます。
さつき学園分岐
わずかなアップダウンを何度か繰り返しながら植林帯を登っていくと、 414m峰から17分ほどで、こんもりとした小ピークに着きました。 手元の地形図によると、先ほどの414m峰とその南東の457m峰との中間辺りにある 標高400mほどの小ピークになるようです。 ここで道が二手に分かれています。 角に生えている樹木に取り付けられた手製の道標によると、 左手の道は「峯山」、右手の道は「さつき学園 道悪い」、 今登ってきた道は「舟久保・小津久」となっています。 ここは道標「峯山」に従って、左手へと降っていきます。
さつき学園への右手の道は、峯山の山頂にあった案内図には載っていません。 手製の道標にも「道悪い」となっているので、一般にはあまりお勧め出来ないルートのようです。
笹竹の生い茂る植林帯を降っていきます。 樹木が低くなって南西方向に山並みを見渡すことが出来る所がありました。 よくは知らないのですが、方角からすると丹沢主脈方面でしょうか。 浅い鞍部に着いて登り返していきます。 笹竹や細い雑木などが生い茂っていましたが、道はしっかりと確認できました。
大鐘分岐
次第に傾斜が増してくる尾根道を登っていくと、 さつき学園分岐から11分ほどで、広めの山道に出ました。 手元の地形図によると、457m峰の西100mほどの破線の道の分岐点から北へ少し入った辺りになるようです。 登り着いた所には藤野町が設置した道標が立っていて、 左手へ降っていく道は「大鐘1.1km」、右手へ登っていく道は「峯山1.2km」、 今登ってきた道は「舟久保1.2km」となっています。 登り着いた広めの道は、大鐘から峯山へと続くハイキングコースになっていて、 峯山の山頂にあった案内図に実線で載っている主ルートの一つになっています。 舟久保から続いてきたこれまでの道の脇ルートとは違って、 しっかりとした道になっていました。 ここは道標「峯山」に従って右手へと進んでいきます。
(写真はハイキングコースに出て峯山方向を写したものです)
舟久保分岐
金属パイプの手摺の付いた木橋を渡って、斜面に沿って続く緩やかな道を進んでいきます。 2分ほど進んでいくと、右手に道が分かれていきます。 手元の地形図によると、457m峰の西100mほどの破線の道の分岐点になるようです。 角に立つ藤野町が設置した道標によると、右手に分かれていく道は「舟久保1.7km」、正面の道は「峯山1.0km」、 今登ってきた道は「大鐘1.3km」となっています。 右手の道は、網子と舟久保の中間地点に降りていけるようで、 峯山の山頂にあった案内図では、破線と実線で示されたルートになっています。 ここは道標「峯山」に従って、正面の道を緩やかに登っていきます。
植林帯の斜面を大きく折れ曲がりながら登っていきます。 雑木が生える尾根に登り着いて、右手へと続く緩やかな尾根道を更に登っていきます。 再び植林帯になった尾根道を進んでいきます。 舟久保分岐から6分ほど進んでいくと浅い鞍部に着きます。 そこから登り返していく所で、右手に細い道が分かれていました。 神奈川県造林公社の白い標柱が立っていましたが、道標類は見かけませんでした。 ここは右手の道は見送って、そのまま正面へと続く道を登っていきます。
傾斜の増した道を登っていきます。 右手から登ってくる道を合わせて左手へと更に登っていきます。 浅い鞍部から5分ほど登っていくと、植林帯と雑木林を分ける尾根に着きます。 そこから右手へと尾根道を更に登っていきます。 ハイキングコースの主ルートになっているだけあって、しっかりとした道が続いていました。 道に沿って神奈川県の設置する「水源の森林」の標柱が点々と立っていました。 ルートを示すためと思われる桃色や青色のテープが樹木に括り付けられていたりもしますが、 これだけはっきりとした道になっていると、あまり必要な感じはしませんでした。
大久和分岐
舟久保分岐から17分ほど登っていくと、雑木林の尾根にある分岐に出ました。 角に立つ道標によると、左手へ降っていく道は「大久和」、右手は「山頂」、 今登ってきた道は「大鐘」となっています。 左手から登ってくる道は大久和から峯山へ登るハイキングコースで、 峯山の山頂にあった案内図に実線で載っている主ルートの一つになっています。 ここまで来ると、峯山の山頂まではあと10分とかかりません。 道標「山頂」に従って右手へと進んでいきます。
手元の地形図には、峯山の北北西350mほどの所に破線の道の分岐が記されていますが、 この場所はそこから南東へ130mほど行った辺りになるようです。 地形図と現状とにかなりの差異がありますが、何故なのか理由はよく分かりません。 以前には地形図に記された位置に通っていた道が、近年になって付け替えられたということなのでしょうか。
広い尾根道を右手へと進んでいくと、すぐに植林帯へ入っていきます。 入口にはベンチが一つ設置されていましたが、特に見晴しがいいという訳でもありません。 植林帯に続く広い道を真っ直ぐに6分ほど登っていって、雑木が目立つようになった緩やかな尾根に着くと、 道の左手の樹木の脇に石碑が三つ並んでいました。 左手から、「雨神」、「諸大龍王」、「風神」と刻まれていました。 どのような謂れの石碑なのかは分かりませんでしたが、 五穀豊穣を願って建てられたとの説があるようです。
山火事注意
山歩き 心にいつも 火の用心!
たばこ・たき火は確実に消そう!
 (森林国営保険、神奈川県)
峯山 (標高570m)
石碑を過ぎて植林帯に続く広くて緩やかな道をその先へと真っ直ぐに進んでいくと、 2分ほどで小広くなった小ピークに着きます。 ここが峯山の山頂になります。 先ほどの大久和分岐から9分ほど、414m峰から1時間ほどで到着しました。 右手には「藤野町十五名山 峰山 標高570m」の標識が立っていました。 左手にはテーブルとベンチが1組設置されていて、 その脇には「峯山の紹介」と題した大きな解説板が設置されていて、 周辺の案内図も載っていました。 それによると、峯山へ登るハイキングコースには、 大鐘・大久和・小舟・菅井・網子・舟久保などからのルートがあるようですが、 今回登ってきた小津久バス停から414m峰へ至る部分は載っていませんでした。
現地で見かけた道標類のほとんどは「峯山」となっていましたが、 この藤野町十五名山の標識だけは「峰山」となっていました。
古峯神社
峯山の山頂の中ほどの大きな樹木の間には祠があって、その中に小祠が安置されていました。 中を伺ってみると「奉再建古峯神社」と書かれた札が納められていました。 祠の前にはどういう訳か、ゴルフボールが三つお供えされていました。
峯山の紹介
旧牧野村のほぼ中央部に、海抜570メートルの峯山(峰山)があり、 この山の頂上の変丹部には、古峯神社が建立されている。 祭神は日本武尊で、そのご神徳は開運・火防などあらゆる心願成就をみちびく神として、 地域の人々に崇敬されていた。 本殿には、明治廿二稔五月三日「奉再建古峯神社」の棟札があり、 明治22年(1889)、宮野利右衛門(堂地)と佐藤四郎吾(中尾)によって古峯ヶ原講が結成され、 平成2年で講中結成百周年を迎えた。 この神社の本社は、栃木県鹿沼市草久古峯ヶ原にあり、代参者はご神前でご祈祷を受け、 玉串を奉奠し、ご神符をいただいて帰るのが仕来りである。 例祭は、昔から春秋二季行われてきたが、現在は毎年5月3日一回だけとなった。 峯山には四本の参詣道があり、頂上より少し下ったところに、 風神・竜神・雨神の三つの石塔が造立されている。 共に五穀豊穣を願って建てられたものと思われる。 また、建武の昔、大塔宮護良親王のお妃、雛鶴姫が青山(津久井町)から秋山(山梨県)へ向われる途中、 峯山越えをされたとの伝説がある。
古峯神社の裏手へ廻ってみると、南西側の樹木が切り払われていて、 丹沢などの山並みを見渡すことが出来ました。
先日の雨のために空気が澄んでいたようで、冠雪した富士山の頂きもはっきりと望むことができました。 夏が近づく季節だったので、富士山の雪はかなり少なくなってきているようでした。 お昼にはまだ早かったのですが、景色を眺めながら、ここで昼食タイムにしました。
お腹も満ちて景色も堪能したら、峯山から下山していきます。 山頂の手前には「第21回歩け歩け運動記念」の青い道標が立っていて、 峯山に登ってきた道は「至る 大鐘・大久和」、行く先は「至る 小舟」となっています。 また案内図の脇にも藤野町が設置した道標が立っていて「至 小舟・菅井・綱子」となっています。 これらの道標に従って、植林帯に続く横木の階段を降っていきます。 横木の階段は程なくして一旦途切れますが、1分ほど先で再び続くようになります。 横木の材質は天然材ではなくて、再生素材で出来た擬似材になっていて朽ちることがないのは良いのですが、 傾斜がかなりあって土も少し抉れていて、歩きにくくなっていました。 できれば登りルートには選びたくないものだと思いながら降っていきます。 手摺が付けられていたりもしますが、あまり必要な感じはありませんでした。 植林帯がずっと続いていて、見晴しの得られない横木の階段が続きます。
小舟分岐
左手の樹間から下の方に車道が見える所を過ぎて更に降っていきます。 山頂から9分ほどで横木の階段を降り切ると、普通の尾根道になります。 階段が終ったすぐ先で道が二手に分かれています。 角に立つ藤野町が設置した道標によると、左手の広めの尾根道は「小舟1.1km」、 右手の斜面に続く細めの道は「菅井・綱子1.8km」、今降ってきた道は「峯山0.3km」となっています。 左手の道は小舟へと降っていくハイキングコースのようですが、 今回は菅井を目指して、道標「菅井・綱子」に従って右手の道を進んでいきます。 歩き始めは草が生い茂った細い道になっていて心細く思えたりもしますが、 すぐに分かりやすい道になってきます。
山火事注意 火の用心!
たきび・たばこは確実に消して!
 (森林共済セット保険、神奈川県)
綱子・小舟分岐
植林帯の斜面を横切って尾根を降っていくと、小舟分岐から4分ほどで変則的なK字路に降り立ちます。 角に立つ藤野町が設置した道標によると、右手に戻るようにして続く道は「綱子1.1km」、 左手から合流してくる道は「小舟1.0km・峯山0.5km」、正面の道は「菅井1.6km」、 今降ってきた道は「峯山0.4km」となっています。 「綱子」と書かれた板には「この先行きどまり」と書かれた赤いテープが貼り付けられていました。 また「菅井」と書かれた板には「綱子方面 100m先右折」と書かれた黄色いテープが貼り付けられていました。 左手の道を降っていくと、先ほどの小舟分岐からの道を合わせて小舟地区へと続いているようですが、 道標「菅井」に従って正面の道を進んでいきます。
綱子分岐1
緩やかになった尾根道を1分半ほど進んでいくと、登り坂になってくる手前から細い道が右手へと分かれていきます。 角には赤いプラスチック製の道標が立っていて、右手の道は「綱子」、今来た道は「峯山」となっていました。 先ほどの分岐の道標に貼り付けられていた「綱子方面 100m先右折」が示している分岐だと思われます。 今回は右手の分岐を見送って、正面の尾根道を更に進んでいきます。
U字形に浅く抉れた道を登っていきますが、道幅も広くて歩きやすくなっていました。 やがて丸い尾根の背を登るようになりますが、傾斜はそれほどなくて息が切れるようなことはありません。 尾根の左斜面を進むようになると、樹木が途切れて東側の見晴らしの得られる所がありました。
綱子分岐2
更に尾根筋に続く道を緩やかに登っていくと、先ほどの綱子分岐1から5分ほどで分岐があります。 手元の地形図によると、ここは峯山の南南西600mほどの所にある標高460mほどの尾根で、 破線の道が分かれている所になるようです。 角に立つ藤野町が設置した道標によると、右手に分かれていく道は「綱子0.4km」、 左手へ曲がって登っていく道は「菅井1.2km」、今来た道は「峯山0.8km」となっています。 ここは道標「菅井」に従って、左手へと曲がっていく尾根道を更に登っていきます。 植林帯の中を緩やかに2分ほど登っていくと少し降るようになります。 程なくして緩やかな尾根道を進むようになります。 ちょっとしたアップダウンがあったりしながら緩やかな尾根道が続いています。
360番鉄塔
樹間から山並みなどを眺めながら、歩きやすい尾根道を進んでいきます。 綱子分岐2から6分ほど進んでいくと、植林帯が終って雑木林へと変わっていきます。 雑木林の中に続く歩きやすい尾根道を進んでいきます。 少し降るようになると目の前が開けてきて、送電線の鉄塔が立つ浅い馬の背のような鞍部に出ました。 綱子分岐2から10分ほどの所で、手元の地形図にある破線の道と送電線が交差している所になるようです。 どういう訳だか、鞍部の前後だけは草木の生い茂る細い道になっていました。 周囲には鉄塔の名前を書いたものは見あたりませんでしたが、 すぐ先の分岐の脇に設置された指導標によると、この鉄塔は「佐久間東幹線No.360」というようです。 鞍部の左右が開けていて展望が得られます。 景色を眺めながら、ここでひと息入れていきました。
てっとうにのぼったり、ちかくでタコあげするのはやめましょう。
 (電源開発株式会社 武蔵電力所)
綱子分岐3
鉄塔を過ぎていくと、正面の植林帯へ入っていく手前から細い道が右手へと分かれていきます。 角には赤いプラスチック製の道標が立っていて、右手の道は「綱子」、今来た道は「峯山」となっていました。 ここは正面に続く尾根道を進んでいきます。 道端には電源開発(株)の指導標が立っていて、 今来た道は「佐久間東幹線No.360」、正面の道は「佐久間東幹線No.361」となっていました。 どうやら「佐久間東幹線No.360」というのが、手前に立っている送電線の鉄塔の名前のようでした。
天神峠分岐
左斜面に続く道を2分ほど進んでいくと広いT字路に出ました。 その左手すぐの所から細い道が更に分かれていて、小文字のX字路のような所になっていました。 角には東海自然歩道の道標が立っていて、左手正面の広い道は「菅井0.8km」、 右手の道は「青根4.0km」となっていました。 「青根」の板にはマジックで「←天神峠」と書き込まれていました。 右手へ進んでいくと天神峠へ続いているようです。 手元の地形図によると、天神隧道の北250mほどの所で、破線の道が分岐している所になるようです。 峯山から40分ほどで到着しました。 ここは道標「菅井」に従って、左手正面の広い道を進んでいきます。 右手から左手正面へと続く道は東海自然歩道にもなっているようです。
左手の細い道が分かれていく所には石碑と石仏が立っていました。 「四国…場 奉納経百番観音… 湯殿山…」と刻まれているようでしたが、 欠けていたり風化していたりして、よく判読できませんでした。
雑木林の斜面に続く幅の広い道を緩やかに降っていきます。 林道になっているのでしょうか、小型車なら通っていけるほどの広い道になっていました。 4分ほど進んでいくと、右手の樹木が疎らになって山並みを見渡せる所がありました。 左手に登っていく坂道を見送って緩やかに降っていきます。 天神峠分岐から8分ほど降っていって簡易舗装された道になってくると、 右手の斜面には畑地が続き、その向こうには丹沢と思われる山並みを見渡せる景色が広がっていました。 これで山道は終わりになり、ここからは舗装された道を降るようになります。
菅井地区
畑地の左手に続く舗装された坂道を降っていきます。 民家の脇を過ぎていくとT字路に降り立ちます。 角に立つ藤野町が設置した道標「菅井」に従って左手へと進んでいくと、民家の先に再びT字路があります。 藤野町が設置した道標「菅井」に従って更に左手へと降っていきます。 コンクリートブロックの崖を過ぎて降っていくと、左手に分かれて登っていく坂道があります。 その坂道を見送って更に降っていくと、赤い屋根の民家の脇に降り立ちます。 天神峠分岐から14分ほど、峯山から55分ほどで降りて来られました。 降り立った所に通っている道は県道76号で、右手のすぐ先には菅井隧道があります。 菅井隧道のこちら側と向こう側の辺り一帯が菅井地区になるようです。
降り立った左手には、「廿三夜」,「庚申塔」などと刻まれた石碑が三つ並んでいました。 角には東海自然歩道の道標が立っていて、今降ってきた道は「青根4.8km」、 左手の道は「伏馬田入口バス停4.7km・石砂山3.3km」となっていました。 ここから左手へと進み、やまなみ温泉バス停を目指して車道をひたすら歩いていきます。
(写真は車道に降りて振り返って写したものです)
菅井下バス停
車道を左手へ1分ほど進んでいくと、民家の前に菅井下バス停がありました。 やまなみ温泉行きの便がありますが、本数は極めて少なくなっています。 時刻表を見ると、地元の人の通勤や通学のための運行のように思われます。 時間が合えば乗って行けば良いのでしょうが、あまり期待しないでおきましょう。 今回はバスの便まではまだかなり時間があったので、このまま歩いていきました。
 土日曜 7:49 8:52 15:35 17:40
バス停のすぐ先で車道は左手へと曲がっていきます。 その角から石砂山や伏馬田入口バス停へ続く東海自然歩道が右手へと分かれていきますが、 左手へと曲がっていく車道をそのまま緩やかに降っていきます。
やまなみ温泉バス停にあった貼り紙によると、 2007年3月11日に、このバス停の名前が「伏馬田入口」から「菅井下」に変更になったようです。 なお、東海自然歩道の道標に書かれている「伏馬田入口バス停」はこのバス停のことではなく、 道志川沿いに通っている国道413号の方にあるバス停を指しているようです。
小舟地区
降り気味に続く車道を進んでいきます。 県道ですが、往来する自動車の数はあまり多くありません。 10分ほど進んでいくと大羽橋を過ぎていきます。 緩やかな車道を降り気味に進んで二車線になってくると、民家が集まった所があります。 この辺りが小舟(おぶね)地区になります。 菅井地区に降り立った所から20分ほどの所になります。 石垣のそばには小舟バス停がありました。 左手の方には、峯山の山頂にあったとの同じような「峯山の紹介」の解説板が設置されていました。 案内図は峯山の山頂にあったのと同じでしたが、解説文は少し違っていました。 解説板の左手から続く坂道が峯山への登山ルートになるようです。
(写真は車道から左手を向いて登り口を写したものです)
峯山の紹介
峯山(峰山)は古くから燃料の宝庫として地域住民の生活を支えてきた。 木拾い、薪作り、炭焼き、茅刈り等、四季折々の山の幸と共に大変親しまれてきた山である。 当入口から約1.3km先、頂上に建立されている古峯神社は 祭神が日本武尊で「火伏の神」として崇敬されてきた。 例祭は春秋二季行われ、その度に当番地区は清酒四斗樽を神前までかつぎ上げ、 集まった講中は持参した器にそれを受け、酒宴は夜に及んだという。 また、博打の座も開かれて、地域の人々にこよなく親しまれた祭典であったと語り継がれている。 現在は毎年5月3日一回となったが、周囲13地区から集まった多くの住民によって 祭典行事は今も限りなく続けられている。 なお雛鶴姫が峯山越えをされた時の入口が当入口であったという伝説がある。
やまなみ温泉(やまなみおんせん)バス停
再び一車線になった車道を更に進んでいきます。 道の脇にある貨車や崖沿いの「廿三夜」と刻まれた石碑などを過ぎていきます。 小舟バス停から6分ほど進んでいくと扇久保バス停を過ぎていきます。 崖沿いに進んでいくと二車線になってきます。 一旦一車線に戻って再び二車線の道が続くようになると、 左手の開けた所にやまなみ温泉バス停があります。 菅井地区に降り立った所から40分ほどで到着しました。 藤野駅(JR中央線)まで、藤野駅行きバスにて10分、 朝方と夕方には1時間に1本程度の便がありますが、昼過ぎの時間帯は非常に少なくなっています。
 土日曜 ...11:00 12:03 14:46 15:00 15:52 16:35 17:28 18:00 18:43 19:10 19:58 20:40
起点の小津久バス停への便と合わせて考えると、 今回歩いたルート選定では、このバス停でかなり長い時間待つことになります。 この先へ3分ほど行った所にあるやまなみ温泉入口バス停の所に 「藤野やまなみ温泉」の看板が出ているので、バスの発車時刻までゆっくりしていくといいでしょう。 なお、このままバス道路を歩いていくと、1時間ほどで藤野駅に着きます。
藤野やまなみ温泉
泉質 ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉、アルカリ性・低張性温泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、関節のこわばり、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康管理、動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
営業時間 午前10時より午後9時まで(12月〜3月は午後8時まで、12月31日から1月3日は午後5時まで)
休館日 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)
施設 湖の湯、森の湯、無料休憩所、有料休憩所、食堂、売店、特別室
入館料 3時間…大人600円/小学生300円/障害者300円
1日…大人900円/小学生500円/障害者500円
超過料金…1時間につき100円
【参考情報】
以前には、やまなみ温泉〜奥相模湖、やまなみ温泉〜篠原、篠原〜赤沢の区間が 藤野町営バス路線として運行されていましたが、相模原市との合併に伴って見直しが行われたのか、 2007年3月11日から津久井神奈交バスが運行するよう変更になっています。 それに伴って、名称や位置が変更になったバス停があるようです。 また奥相模湖までだった路線は東野まで延長されています。
※名称変更となるバス停
伏馬田入口菅井下(すがいしも)
菅井菅井上(すがいかみ)
下原青根下原(あおねしもはら)
上原青根上原(あおねうえはら)
※位置が変わるバス停
川上篠原方向へ約60m
釜の沢篠原方向へ約50m
田ヶ岡道路反対側(赤沢方向)へ
青根上原東野方向へ約20m