白銀林道
散策:2007年05月中旬
【低山ハイク】 白銀林道
概 要 白銀林道は、小田原湯本カントリークラブの入口から湯河原の椿台まで続く延長26.731kmの林道です。 舗装路になったり砂利道になったりしながら幅4mほどの道が緩やかに続いていて、 途中には眺めのいい星ヶ山公園もあります。 今回は椿台からスタートして白銀林道の全区間を歩いていきます。
起 点 湯河原町 しとどの窟バス停
終 点 箱根町 台の茶屋バス停
ルート しとどの窟バス停…白銀林道終点…城山隧道…しとどの窟…辰沢橋…大杉の茂り…白銀橋…白銀ハイキングコース交差…幕山分岐…自鑑水分岐…南郷山登り口…五郎神社分岐…南郷山登り口…星ヶ山公園…棚下橋…焼野林道分岐…豆板林道分岐…根府川林道分岐…根府川橋…根府川駅分岐…小田原城カントリー倶楽部分岐…清水橋…大畑林道分岐…一本杉林道分岐…石橋地区分岐…早川・石橋林道分岐…聖橋…桜山林道分岐…大杉窪林道分岐…山の神…猿沢林道分岐…白銀林道起点…台の茶屋バス停
所要時間 6時間20分
歩いて... 箱根湯本寄りの少しの区間が急な坂道になっている以外は、等高線に沿うようにして緩やかで歩きやすい道が続いていました。 全体的には見晴しは余り良くありませんが、 途中にある星ヶ山公園からは、三浦半島・真鶴半島・初島を始め伊東の辺りまでを見渡せる素晴らしい景色が広がっていました。
関連メモ 湯河原城山, 幕山, 白銀林道, 天照山, 湯河原城山, 幕山
コース紹介
しとどの窟(しとどのいわや)バス停
湯河原駅(JR東海道線)から、箱根関所跡行きバス、元箱根行きバス,または, 元箱根港行きバスにて29分、午前中には1時間に3本程度の便があります。
 土日曜 9:00 9:25 9:45 9:55 10:15 10:25 10:45 11:25 11:40...
今回のコースは距離がかなり長いので朝早めに歩き出したいところですが、 始発は9:00になっていて、それより早い便はありません。 また冬季には運休になる便もあるので注意が必要です。
白銀林道終点
バス停のそばに小さな展望台があり、周囲の山並みを見渡すことが出来ます。 この辺りは椿台と呼ばれていて「かながわの景勝50選」にも選ばれています。 バス停から20mほど引き返した道路向かいから白銀林道が始まります。 道が二つありますが、左手の石畳の坂道は湯河原城山へ向うハイキングコースで、 今回歩く白銀林道は右手の道になります。 角には「しとどの窟」への案内板が立っていて、右手の道を指しています。
こちらの椿台には白銀林道である旨の標識はありませんが、 林道を歩き終った所の「小田原湯本カントリークラブ」の入口に標識が立っていました。 それによると幅員4.0mで延長26,731mの林道で、今回歩き出すこちら側が終点になるようです。 1km毎に起点からの距離を示す標識が設置されているので、歩く時の目安になります。
しとどの窟
徒歩20分→ しとどのいわや(土肥椙山の巌窟…神奈川県史跡)
治承4年(1180)8月23日、石橋山の合戦に敗れた源頼朝は、土肥実平にみちびかれて椙山(すぎやま)に隠れ、 この巌窟に潜んだ時、"もとどり"の中から一体の観音像を取り出しそなえた。 この仏像は後日、伊豆山権現(現在の伊豆山神社)の僧によって探し出され、 鎌倉のヨリともの手に届けられた(吾妻鏡)。 また、この巌窟は、古くは修験の行場として、また後年は里人により聖地としてあがめられ、 数十基に及び観音石像が祀られ中世以降、近郊庶民の信仰習俗を知る上に貴重な資料として 町の文化財に指定されている。
 (湯河原町)
城山隧道
展望デッキやトイレの前を過ぎていくと、バス停から3分ほどで城山隧道があります。 照明は付いていませんが出口が見えているので大丈夫です。 トンネルを出ると、右手には子安地蔵尊や弘法大師像や灯籠などが沢山立っています。 そこから下の谷筋へと坂道を降っていくと「しとどの窟」があるので、ちょっと訪ねてきましょう。 往復で20分もあればここまで戻って来られます。
桜郷史蹟由来
箱根伊豆地方は、関東山伏発祥の地ちして日本山獄宗教史上有数の場である。 随つて、この地点一帯は山伏たちの行場であった。 殊に、この城山は土肥郷(湯河原)の豪族土肥氏城塞であり、 治承4年8月24日、源頼朝の堀口合戦の古戦場で、この谷底の「しとどの岩窟」は、 その時の頼朝が隠れた遺蹟であるために、神奈川県文化財保護指定地であるが、 又同時に山伏に関係する聖地でもある湯河原地方には、地蔵信仰・観音信仰の遺蹟と共に、 弘法大師を崇敬する大師信仰の遺蹟が多い。 ここに安置された弘法大師石像群は、かつて山麓に湮滅されていたもので、 これを世に出し、併せて付近の史蹟顕楊の上にも永く益せん為に、 この聖地に遷座したものである。
 (桜郷史蹟設置発起人)
かなりの傾斜のある坂道の両側には石灯籠や石仏が立ち並んでいて、参道になっているようでした。 石仏は小さな石の祠に納められていて、みんな右手に何やら持って胸の前に掲げていました。 他の所ではあまり見かけたことがない姿だったので珍しく思いました。 右・左と折れ曲がりながら、急坂を降っていきます。 しとどの窟まで「四○○百米」,「三○○百米」,「ニ五○米」,「一五○米」,「八○米」の標識を過ぎていきます。 林道から5分ほど降っていくと道の脇に大きな岩が現れます。 その手前から左手へ道が分かれていますが、正式な道ではないようです。 岩の右手へ降っていくと、道が右手へ分かれています。 角に立つ道標によると右手の道は「幕山・鍛冶屋経由湯河原駅」となっていますが、 「←順路」の小さな標識に従って岩を右手から回り込むようにして登っていきます。
右手の道は新崎川沿いの「一の瀬」に降りて行かれます。 (「幕山」を参照)
しとどの窟
岩の上に出て右手へと続く横木の階段を登っていくと、小広くなった所に着きます。 その奥の岩壁に開いた洞がしとどの窟になります。 岩壁の上からは水が流れ落ちていて、水量は僅かですが小さな滝のようになっていました。 洞の奥には沢山の石仏などが並んでいました。
源頼朝としとどの岩屋の由来
源頼朝は14才の時、父義朝が平治の乱で破れ、頼朝は捕われて清盛の母池の禅師の なさけによって一命を助けられ、伊豆の蛭が小島に流され、平兼隆の監視によって23年間をすごした。 治承4年8月、望仁王が平家討閥の宣旨が全国の源氏に伝えられた。頼朝は機を窺っていたが、 8月16日、三島大社の祭典の晩、北条時政らと平兼隆の首を取り、伊豆の源氏に組する者たちを集め、 19日伊豆を出発、土肥実平を道案内で日金山を越え、土肥郷(現湯河原町)に着いた。 土肥実平の館において作戦を練り、300騎を以て館を出発、いよいよ平家追討の旗挙をし、 石橋山に於て平家の軍勢総大将大庭景親3000余騎と戦ったが、十対一の多勢に無勢で破れ、 一旦土肥へ引返し堀口の合戦(鍛冶屋瑞応寺附近)にも敗れ、土肥実平の守護とみちびきによって 土肥の椙山に逃げかくれ実平のお陰で人の知らない谷底しとどの岩屋や大木の洞(土肥の大杉)にかくれたり、 又小道地蔵において僧純海の気転により床下にかくれ一命を救ってもらった。 この岩屋に5日間かくれていた。その間、食糧を運んでくれたのは土肥の女房である。 源平盛衰記に残っている。漸くして敵も引揚げたので山から降りて来たら、 吾が家が盛んに燃えていた。この情況を見た実平は頼朝を勇づけるため延年の舞を舞った慰めた。 あづま鑑にはじょうもうの舞と記されている。この岩屋は関東大震災にため入口が崩れたが、 水は一年中湧いている。実平のお陰で平氏を滅し、鎌倉幕府大業成功させた実平の功績を称え、 土肥会では昭和55年湯河原駅前に実平の銅像を建立した。 このたび小沢通大氏の寄進によって案内板を建立した。
 (平成8年12月吉日 桜郷史跡保存会)
神奈川県指定史跡 土肥椙山巌窟(伝源頼朝隠潜地)
このあたりは、今から7・8百年前には杉林でおおわれていたので、土肥椙山と呼ばれていた。 新崎川の上流の山間に杉の埋れ木が発見されるので、当時を想像することができる。 「吾妻鏡」には、源頼朝が治承4年(1180)8月17日、伊豆の蛭島に兵を起し、 相模に入って土肥の館に集結、23日、300の兵で石橋山に陣し、大庭景親3000、 伊東祐親300の兵と戦って敗れ、24日夜明け、椙山に追撃され山中の巌窟に潜んで 九死に一生を得、その夜は箱根権現の永実坊にやどり、再び椙山にもどって3日間椙山の 山中に隠れ、28日真鶴から安房に向かったとある。 この巌窟は、頼朝を救い、後の歴史を大きく変えることになったところ、と伝えられている。
 (平成14年3月 神奈川県教育委員会)
湯河原町指定文化財 :土肥椙山巌窟内観音像群
この観音像群は、立像及び座像61体で、小松石に彫刻され、これが安置されている巌窟と共に 中世以後、近郷庶民の信仰習俗を知る上に貴重な資料である。 観音像は無銘が多く、銘があっても解読不能であるが、中に嘉永6年、元治元年、新しいもので 大正15年のものがあり、これらが近郷の人々により長期的に奉安され続けて来たこと、 ひいては巌窟を含むこの地が古くから観音信仰の聖地であったことを物語るものである。
 (湯河原町教育委員会)
しとどの窟から元の林道まで急坂を引き返してきて、車止めゲートを抜けてその先へと進んでいきます。 林道のための車両通行止めの標識はありましたが、「白銀林道」という名前は見かけませんでした。 バス停からここまでは舗装路でしたが、ゲートから先は砂利道になります。 1分ちょっと進んでいくと「一般車両通行禁止」の大きな看板が立っていました。
車両通行止
この林道は一般車両通行止です。 許可を受けた車両以外は通行できません。
 (小田原警察署、神奈川県西湘地域県政総合センター)
お知らせ
これから先の林道は車両通行止です。
一般車両通行禁止
ここは林道です。許可を受けていない車両は通行出来ません。 許可車両は次のことを守ってください。
1 速度 20km/h以下
2 重量 20t以下
3 台風・集中豪雨・地震・積雪路面凍結時は通行禁止
4 夜間の通行禁止
 (神奈川県西湘地域県政総合センター)
コンクリート打ちされた斜面を過ぎていくと、車止めゲートから6分ほどの所に 「26.0km 県営白銀林道」の標識が立っていました。 箱根湯本の近くにある「小田原湯本カントリークラブ」の入口の所が白銀林道の起点になるようで、 標識に書かれた数字はその起点からの距離を表わしているようでした。 これと同様の標識はこれから先に1km毎に設置されていて、歩くペースを確認するのにも役立ちます。 すべての標識を確認してみようと思って、 そろそろ標識がありそうだという辺りまで来ると左右を注意深く見回しながら歩いていきましたが、 幾つかは見落としてしまいました。
正面に白銀山から星ヶ山にかけての稜線と思われる山並みを眺めながら、緩やかな林道を進んでいきます。 前日に雨でも降ったのか、大きな水溜りができていたりもします。 「25.0km」の標識を過ぎていくと、涸れ沢を過ぎていきます。 新たに整備されたのか、水らしいものは流れていませんでした。 手元の地形図によると、904.8m峰の南600mほどの辺りになるようです。
「24.0km」の標識を過ぎていくと、右手が広場のようになった所がありました。 その先すぐの所で、道が右手へ分かれていました。 何という名前なのかは分かりませんでしたが、 袂に「平成17年度林道開設工事終点」の杭があったので林道なのだろうと思われます。 その道には通行止めを示すかのように横棒が渡されていました。 手元の地形図によると、904.8m峰の南東にある等高線の間隔が開いた所の北寄りになるようです。 ここは正面左手へと続く林道を進んでいきます。
緑は友だち 山火事注意
自然を守りましょう。
 (森林国営保険、神奈川県)
保安林区域図
この区域は森林がもっているいろいろな働きを守るため、保安林に指定されています。 保安林内で木を伐採したり、植物や土石を採取するときは許可が必要です。 くわしい事は右記へお問い合わせ下さい。
 (神奈川県西湘地区行政センター農林部林務課)
辰沢橋
「23.0km」の標識を過ぎて暫く進んでいくと辰沢橋を渡っていきます。 手元の地形図によると、904.8m峰の東1000mほどの辺りになるようです。 橋の上からは白銀山から星ヶ山にかけての稜線が見渡せました。 橋を渡っていくと舗装路になって歩きやすくなってきます。 辰沢橋から1分ちょっと進んでいくと谷襞を過ぎていきます。 左手から右手の谷の下の方にかけて砂防ダムが点々と設置されていました。
大杉の茂り
谷襞を過ぎて少し行った所に「大杉の茂り」と刻まれた石碑がありました。 そばには大杉のある場所を記した案内図がありました。 それによると、この左手の山には、頼朝の木・土屋三郎の木・土肥遠平の木・新開次郎の木・ 冠者信綱の木・次郎実平の木・安達藤九郎の木・岡崎四郎の木などがあるようでした。 現在地から「馬の背」を通ってそれらを結ぶようにして赤い線が描かれていたので、 この辺りから大杉を巡る散策路があるのかも知れません。 「所要時間1時間半」,「相模湾眺望良好」とのコメントも書かれていましたが、 確かめるのはまたの機会にということにして、林道をその先へと進んでいきました。
白銀橋
「22.0km」の標識を過ぎていくと白銀橋があります。 城山隧道の先の車止めゲートから55分ほどで到着しました。
「白銀林道」の読み方
この橋には漢字表記の「白銀橋」とかな表記の「しろがねはし」の銘板が付けられていました。 それから類推するに、今回歩いている「白銀林道」は「しろがねりんどう」と読むように思われます。
橋の下には沢が流れていて、心地よい水音を響かせていました。 沢登りでもしていたのでしょうか、 河原に降りて探検などをしている人を何人か見かけました。 沢は橋のかなり下の方を流れていて降りていくのは大変そうでした。 どんな沢なのか降りて確かめてみたかったのですが、今回は止めておきました。 手元の地形図によると、下を流れているのは新崎川というようです。 かなり上流域になるようで、大きな岩がゴロゴロした「谷川」という様子でした。
白銀ハイキングコース交差
白銀橋を渡って砂利道になった林道を2分ほど進んでいくと、山道が左手に戻るようにして分かれていきます。 角に立つ「白銀ハイキングコース」の道標によると、 左手の道は「土肥大杉跡2000m」、 今来た林道は「しとどの窟5500m」、この先の林道は「幕山3000m」となっていました。 左手の道は、手元の地形図に破線で描かれている道のようでした。 正面の林道の数10m先から右手へ分かれていく道もありました。 その角に立つ道標によると「大石ヶ平1400m」となっていました。 大石ヶ平から土肥大杉跡までの白銀ハイキングコースが林道を斜めに横切っているようでした。 今回はこのまま林道を進んでいきます。
後日に白銀ハイキングコースを歩きました。 (「天照山」を参照)
たき火・たばこに注意
 (神奈川県)
発砲危険!
近くにハイキング道路あり!危険!
自然環境保全地域
自然を大切にしましょう。 建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県)
「21.0km」の標識を過ぎていきます。 新緑の樹木が道の上まで枝を延ばして緑のトンネルのようになった林道を進んでいきます。 白銀橋から15分ほど進んでいくと山襞の所に小さな橋がありますが、名前は分かりませんでした。 その手前から再び舗装路が続くようになります。 何処からともなくウグイスの鳴き声が聞こえてきたりして、雰囲気のいい道が続きます。
「20.0km」の標識を過ぎて更に進んでいきます。 舗装路になってから5分ほど進んでいくと左手が低くなってきて、山には笹竹が生い茂るようになります。 右手の方の樹木も低くなってきて、樹木越しに幕山が見えるようになります。
幕山分岐
進むにつれて、幕山の尾根が右手から次第に近づいてきます。 「19.0km」の標識を過ぎていくと幕山からの尾根が合流してきます。 白銀橋から30分ほどの所になります。 ここから幕山への道が右手に分かれていきます。 角に立つ道標によると、右手に分かれていく山道は「幕山700m」、 正面の林道は「南郷山1450m」、今来た道は「白銀橋2100m」となっています。 脇には大きな案内図があるのですが、中の板が無くなって外枠だけになっていました。 林道をその先へと数10m進んでいった所からも左右に山道が分かれています。 左手の山道は「自鑑水200m」となっていました。 右手の道は何も示されてはいませんでしたが幕山へと続いています。 自鑑水は左手の植林帯を進んでいったすぐの所にあるのですが、 今回は訪ねるのは見送って、そのまま林道を進んでいきます。
幕山公園鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されておりまう。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (神奈川県)
自鑑水分岐
自鑑水への分岐を見送って林道をその先へと進んでいくと、6分ほどで再び自鑑水への分岐があります。 角に立つ道標によると、左手に分かれていく山道は「自鑑水500m」、 正面の林道は「南郷山800m」、今来た道は「幕山1400m」となっています。 自鑑水は先ほどの分岐とここの分岐の両方から行けるようになっていますが、 先ほどの分岐からの方が近いようです。
保安林区域
保安林内で知事の許可なく次の行為をすることは禁止されています。 立木竹の伐採、立木の損傷、家畜の放牧、下草落葉落枝の採取、 土石樹根の採掘、開墾、その他土地の形質を変更すること。
(注)これに違反した場合は森林法の規定により処罰されます。
 (神奈川県林務課、足柄下農林事務所林務課)
南郷山登り口
自鑑水分岐を過ぎて1分ほど進んでいくと、左手の笹竹の生い茂る斜面に横木の階段が続いています。 角に立つ「南郷山ハイキングコース」の道標によると「南郷山500m」となっています。 笹竹の生い茂る中に続く急坂を登っていくと右手の方に南郷山の山頂がありますが、 今回は訪ねるのは止めて、このまま林道を進んでいきます。
(写真は振り返って写したものです)
五郎神社分岐
「18.0km」の標識を過ぎていくと、南郷山登り口から4分ちょっとで、右手に山道が分かれていきます。 角に立つ道標によると、右手に分かれて降っていく道は「五郎神社バス停」、 正面の林道は「南郷山900m」、今来た道は「幕山1300m」となっています。 先ほどあった道標よりも幕山への距離が短くなっていますが、余り気にしないことにしましょう。
たき火・たばこに注意
たばこの投げすて!火事のもと
 (神奈川県)
南郷山登り口
五郎神社への分岐を見送って林道をその先へと2分半ほど進んでいくと、左手へと階段が登っていきます。 角に立つ道標によると、左手の階段は「南郷山山頂」となっていますが、そのまま林道を進んでいきます。
(幕山から南郷山を経て五郎神社へと降る道は、 「幕山」を参照)
南郷山登り口を見送って林道を進んでいくと、程なくして右手が開けてきて、 相模湾や真鶴半島などを見渡せる景色が広がるようになります。 「17.0km」の標識を過ぎて林道を更に進んでいくと、 一旦隠れた海が再び見渡せるようになってきます。 眼下には湯河原の街並みが見え、その右手の方には伊東の辺りの海岸線が見えていました。 相模湾の沖の方には薄っすらと初島が浮んでいました。
星ヶ山公園
「一般車両通行禁止」の大きな看板を過ぎて林道を更に進んでいくと、やがて車止めゲートが現れます。 そのすぐ先に、ツツジが一面に植えられたこんもりとした丘があります。 手前には「バイオのトイレ」が建っていました。 このこんもりとした丘やその左手の斜面にかけてが星ヶ山公園になります。 幕山分岐から35分ほどで到着しました。 手元の地形図によると、南郷山の東1000mほどの所にある標高460mほどの高みで、 湯河原美化センターから登ってくる道と白銀林道が合流する地点の南側になります。
星ヶ山公園は星ヶ山の中腹辺りまでの広い範囲に広がっているようで、 この辺りは公園の先端部になるようです。
バイオのトイレ
このトイレは水洗四季でも汲み取り式でもありません。 オガクズを使い糞尿を微生物の働きで有効な資源(肥料)としてリサイクル処理します。 臭いがなく自然を汚さないバイオのトイレで自然環境の保護と大切な水環境を改善することができます。
バイオラックス
バイオラックスは「水を使わない」新発想の環境にやさしいトイレです。
・汲み取りでもなく、水洗でもないバイオテクノリジーによる無公害の環境汚染防止トイレです。
・微生物の働きにより有機物を分解して土に還す自然の浄化作用にしたがったコンポストトイレです。
・ウンコ・オシッコを資源としてリサイクルできます。
水を使わない − 汲み取り不要 − 室内は臭わない − 生ゴミの処理 − 資源化される
水分は蒸発します − 臭いは分解します − ウンコは消えます
 (SEIWA DENKO)
こんもりとした丘に登ってみると円い芝生の広場になっていて、周囲にはベンチが沢山設置されていました。 東側には素晴らしい景色が広がっていました。 左手の方には三浦半島、正面には真鶴半島、右手には伊東の辺りの海岸線が見えていました。 相模湾には初島も見えていました。 広場にはここから見える景色の解説図が載っていました。 天気がいいと、伊豆大島・利島・式根島・房総半島までも見えるようですが、 この時には遠くの方は霞んでいてよく見えませんでした。 丁度昼時になったので、景色を眺めながらここで昼食タイムにしました。
中ほどに立っているのは湯河原美化センターの煙突になります。
丘から林道に降りてその先へと進んでいきます。 左手の斜面の上の方までツツジが植えれらた公園になっているようでした。 すぐに右手から車道が登ってきます。 手元の地形図によると、下の方にある湯河原美化センターの辺りから登ってくる道のようでした。 合流地点の側に設置された青い道路標識によると、左手の山へ登っていく道が二つ分かれていて、 手前の方の道が「星ヶ山公園」、先の方の道が「片浦林道」となっていました。 それらを見送って白銀林道をその先へと進んでいくと、程なくして車止めゲートがあります。 星ヶ山公園の前後に車止めゲートがあったので、 下の湯河原美化センターから星ヶ山公園までは自動車で自由に来られるようです。
(写真は丘の上から進行方向を写したものです)
星ヶ山公園鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (神奈川県)
棚下橋
ゲートの手前から再び砂利道が続くようになります。 砂利が撒かれてから間がないのか、砂利がまだ土に馴染んでおらずグラグラする状態で、 歩きにくい思いをしながら進んでいきます。 星ヶ山公園から10分ほど進んでいくと、山襞に棚下橋があります。 橋の下には細い流れがありました。 脇には「真鶴自然環境保全地域」がありますが、「現在地」の位置が少しズレているように思えました。 この下の沢は、この先の方にある「真鶴自然環境保全地域」の看板によると、水無川の支流の細山沢のように思われます。
真鶴自然環境保全地域
96.7ha
自然を大切に
建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県西湘地区行政センター環境部、真鶴町産業観光課)
橋を渡って右手へと更に進んでいきます。 「15.0km」の標識を過ぎて更に進んでいくと、棚下橋から10分ほどの所から舗装路になってきます。 舗装路を1分ほど進んでいくと、左手へ曲がっていく角から、コンクリート舗装された道が右手へと分かれていきます。 鎖が掛けられていて車両通行止のようでした。 脇に看板がありましたが、文字はまったく読めませんでした。 手元の地形図によると、星ヶ山から東南東へ延びている尾根が白銀林道と交わる辺りで、 真鶴町と小田原市との境界に位置するようです。
燃やすまい 心がふれあう山の木々
この地域は森林火災を防止するために防火用水を設置している区域です。 みんなで山火事に注意しましょう。
 (神奈川県)
焼野林道分岐
右手に分かれていく道を見送って白銀林道を更に進んでいきます。 「14.0km」の標識を過ぎていくと、先ほどの分岐から4分ほどで焼野林道が右手へ分かれていきます。 手元の地形図にある破線で示された道のようです。 焼野林道を見送って、白銀林道をその先へと進んでいきます。
林道焼野線
この林道の規格・構造は公道と異なり、路肩等大変危険ですから、 工事用及び林業用以外の車両の進入は禁止します。
 (江之浦生産森林組合)
緑は森呼吸 山火事注意
たばこ・たき火はよく消そう!
 (森林国営保険、神奈川県)
豆板林道分岐
焼野林道分岐から3分ほど進んでいくと、左手に戻るようにして道が分かれていきます。 角に立つ標識によると豆板林道というようです。 手元の地形図にある実線で示された道のようです。 豆板林道を見送っていくと、すぐに「造林記念」と刻まれた石碑が立っていました。 記念碑を過ぎていくと、切出された木材が道端に沢山置いてありました。 木材の切り口を見ると、すべてに数字が書かれていました。 同じ数字もあるし何だろうと暫く考えてみましたが、どうやら木材の太さを表わしているように思えました。
豆板林道(起点)
幅員3.0m 全延長1,370m
この林道は林業経営のもので、カーブがきつく防護施設が十分ではありませんので、 通行する場合には次のことを厳守してください。
・スピードを落とし、安全運転に努めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、 市長に申請してください
 (小田原市経済部農政課)
「造林記念」の石碑を過ぎて3分ほど進んでいくと、 左手へ曲がっていく角から右手に戻るようにして道が分かれていきます。 角には「車両通行禁止」の看板が立っていて、少し先には横木が渡されていました。 林道なのでしょうが名前は分かりませんでした。 手元の地形図にある破線で示された道のようです。
片浦・早川自然環境保全地域
356.0ha
自然を大切に
建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県西湘地域県政総合センター環境部)
根府川林道分岐
右手に分かれていく林道を見送って白銀林道を更に進んでいきます。 何という名前かは知りませんが、白い花を枝一杯につけた木もありました。 また薄紫色の花をたわわにつけた藤も見かけたりしました。 左手の崖の上にある「13.0km」の標識を過ぎていくと、 先ほどの分岐から7分ほど、星ヶ山公園から40分ほどの所で、右手に林道が分かれて降っていきます。 林道の名前を書いたものは見かけませんでしたが、 棚下橋の脇にあった「真鶴自然環境保全地域」の看板によると根府川林道というようです。 手元の地形図によると、星ヶ山の東1200mほどの所の少し北側にある林道が曲がっている角で、 二重線の道が分かれている所になるようです。
規則
一、許可なき車輌の通行を禁ず。
一、農林車優先の事。
一、違反車は内規により道路保全費を徹収する。
 (根府川生産森林組合)
根府川林道を見送って、白銀林道を更に進んでいきます。 「12.0km」の標識を過ぎていくと、右手の樹木越しに相模湾が見える所がありました。 奥の方には三浦半島と思われる陸地が見えていました。 星ヶ山公園を出発してから久しぶりに見えた海なので、しばらく眺めていきました。
郷土の緑 山火事注意
自然を守りましょう。
 (森林国営保険、神奈川県)
根府川橋
竹林の脇を過ぎ、植林帯の中を過ぎていきます。 雑木林を過ぎて緩やかに降っていくと、正面に山並みが見えてきます。 崖に沿って続く林道を更に進んでいくと、根府川林道分岐から28分ほどで根府川橋があります。 橋の手前にある「保安林区域図」に付近の地図が載っていますが、 「現在地」を示す印が風化で消えてしまっていて、地図上の何処なのかは分かりませんでした。 手元の地形図によると星ヶ山の北東1500mほどの所で、 橋の下を流れているのは白糸川というようです。 橋を渡った先から左手に坂道が分かれていて、その脇には石段もありました。 坂道には鎖が張られていました。 その道は見送って、右手へと曲がっていく白銀林道を更に進んでいきます。 右手には金網が続いていて、その下には建物が幾つか見えていました。
根府川駅分岐
「10.0km」の標識を過ぎていくと、大きな「一般車両通行禁止」の看板があります。 そこを過ぎていくと、根府川橋から3分ほどで、右手から車道が合流してきます。 手前には「保安林区域図」があって付近の地図が載っていますが、 ここでも「現在地」の印は消えていました。 角にある看板「小田原方面」が右手の道を指していて、 「小田原城カントリー倶楽部 直進4.3km」が正面の道を指していました。 手元の地形図によると、根府川橋の北東300mほどの所にある分岐のようで、 右手の道は根府川駅へと続いているようでした。 ここは正面の道を進んでいきます。
山火事注意
火の始末 山に来るたび 歩くたび
タバコの投げ捨てはやめましょう。
 (神奈川県小田原市)
小田原城カントリー倶楽部分岐
根府川駅分岐を直進していくと、3分ほどで分岐があります。 舗装路は左手へと曲がっていき、その角から正面へと砂利道が分かれていきます。 根府川林道分岐から35分ほどの所になります。 角には看板が幾つか立っていました。 左手の道には「小田原城カントリー倶楽部」,「この先ゴルフ場で行き止まり」, 「あと4km」などの看板が立っていました。 正面の道には「この先ゲートあり 通行止め」の看板が立っていました。 「通行止め」とは自動車に対するものと判断して、ここは正面に続く砂利道を進んでいきます。
先ほどの根府川駅分岐の手前にも「この先ゲートあり 通行止め」の看板があったことと併せて考えると、 白銀林道と根府川駅から小田原城カントリー倶楽部へ続く車道が、一部を共用する形になっているようでした。
清水橋
右手が開けていて海を見渡すことができる林道を更に進んでいきます。 2分ほど進んでいくと、「車両通行止」の看板の先に車止めゲートがあります。 ゲートを過ぎていくと右手に開けた所があり、相模湾や三浦半島などを見渡すことができました。 砂利道になったり簡易舗装されたような道になったりする林道を進んでいくと、 小田原城カントリー倶楽部分岐から12分ほどで清水橋があります。 根府川駅分岐の所にあった「保安林区域図」によると、清水橋の下の流れは清水川というようです。
森林火災 注意
 (小田原市消防本部)
大畑林道分岐
清水橋を渡ったすぐ先から大畑林道が右手へと分かれていきますが、 そのまま白銀林道を進んでいきます。
林道大畑線
幅員3.0m 延長1,128m
 (神奈川県西湘地区行政センター)
一本杉林道分岐
清水橋を過ぎていくと舗装路になりますが、2分ほどで再び砂利道になります。 「8.0km」,「7.0km」の標識を過ぎていくと、小田原城カントリー倶楽部分岐から38分ほどで、 右手に林道が分かれていきます。 角には「工事用車両出入口」の看板がありましたが、何という名前の林道なのかは書かれていませんでした。 根府川駅分岐の所にあった「保安林区域図」には「一本杉林道」という名前が記されていたので、 もしかしたらこの右手に分かれていく林道の名前なのかも知れません。 手元の地形図によると、287m峰の西500m辺りの所になるようで、 右手の林道は海辺の国道135号へと続いているようでした。 ここは正面の白銀林道を更に進んでいきます。
山火事注意 火の用心!
たばこ・たき火は確実に消して!
 (森林共済セット保険、神奈川県)
石橋地区分岐
「6.0km」の標識を過ぎていくと、一本杉林道分岐から7分ほどで舗装路になります。 コンクリート打ちされた斜面を過ぎて、緩やかな降りが続く林道を更に進んでいきます。 「5.0km」の標識を過ぎていくと、左手へ曲がっていく角から林道が右手へと分かれていきます。 何という名前なのかは分かりませんでしたが、 手元の地形図によると石橋地区へと続いているようでした。
右手に分かれていく林道を見送って更に進んでいきます。 「4.0km」の標識を過ぎていくと、一本杉林道分岐から25分ほどで橋があります。 何という名前の橋なのかは分かりませんでしたが、 手元の地形図によると、橋の下をながれているのは玉川というようです。 橋を渡った先で林道が左手に分かれています。 根府川駅分岐の所にあった「保安林区域図」によると早川・石橋林道というようです。 先の方には赤く塗られた陸橋が見えていましたが、その林道は見送って右手へと曲がっていきます。
豊かな緑 山火事注意
たばこ・たき火は完全に消そう!
 (森林国営保険、神奈川県)
早川・石橋林道分岐
橋を渡って右手へと進んでいくとすぐに道が二手に分かれています。 角に立つ案内板によると、右手に分かれて降っていく道は早川・石橋林道というようです。 橋のすぐ先の分岐と併せて考えると、 白銀林道と早川・石橋林道が一部を共用しながら交差している所のようです。 ここは左手の坂道を登っていきます。
(右手の道は「白銀林道」を参照)
早川・石橋林道
幅員2.0〜4.0m 全延長4,954m
この林道は林業経営用のもので、カーブがきつく防護施設等が十分でありませんので、 通行する場合には次のことを遵守してください。
・スピードを落とし、安全運転に努めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、 市長に申請してください
 (小田原市経済部農政課)
聖橋
コンクリート補強された崖沿いに2分ほど登っていくと、箱根ターンパイクの側に出ます。 短い石段がターンパイクへと付けられていたりもします。 石段を見送って白銀林道をその先へと進んでいくと、 すぐに箱根ターンパイクの上に架かる聖橋があります。 一本杉林道分岐から30分ほど、星ヶ山公園から2時間25分ほどで到着しました。 星ヶ山公園を出発してから休憩らしい休憩は取らずに歩いてきたので、 聖橋を渡った辺りの道脇に腰を降ろしてひと休みしていきました。
写真は箱根ターンパイクに出て聖橋を写したものです。 樹木の陰になって見えにくいですが、右手から左手へと登っていくのが聖橋になります。
箱根ターンパイク
小田原と箱根の間にある有料道路です。 ターンパイクとは有料道路のことで、植民地時代のアメリカで道路をパイク(遮断棒)でふさぎ、 料金を払うとそれをターンさせて通したことから付いた名前なのだそうです。
桜山林道分岐
聖橋を後にして緩やかになった白銀林道をその先へと進んでいきます。 2分ほど進んでいって少し登り坂になってくると、桜山林道が左手へと分かれていきます。
桜山林道
幅員3.0m 全延長2,445m
この林道は林業経営用のもので、カーブがきつく防護施設等が十分でありませんので、 通行する場合には次のことを遵守してください。
・スピードを落とし、安全運転に努めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、 市長に申請してください
 (小田原市経済部農政課)
大杉窪林道分岐
桜山林道を見送っていくと、すぐに大杉窪林道が右手へと分かれていきます。
大杉窪林道(終点)
幅員3.0m 全延長1,360m
この林道は林業経営用のもので、カーブがきつく防護施設等が十分でありませんので、 通行する場合には次のことを遵守してください。
・スピードを落とし、安全運転に努めてください。
・崩壊を防ぐため、路肩の近くを通行しないでください。
・ゴミや土砂を捨てないでください。(法律で罰せられます)
・林業経営以外の目的(工事資材、廃棄物又は土砂の運搬等)で反復継続して通行する方は、 市長に申請してください
 (小田原市経済部農政課)
山の神
大杉窪林道を見送って緩やかな登り坂が続く白銀林道を更に進んでいきます。 一旦降るようになって再び軽い登り坂になってきます。 「3.0km」の標識を過ぎて緩やかな林道を進んでいくと、 聖橋から16分ほどの所に「山の神」と刻まれた石碑が立っていました。 その1分ほど先にある大きな岩には、 小田原市大窪財産区の「植林記念碑」と刻まれたプレートが付けられていました。
山の神
早川地区住民の造林意欲の増大にともない、昭和49年神奈川県との地上権設定契約が解除され、 昭和51年から地区住民の協力を得て植林に着手し、昭和52年完了した。 毎年その育成および管理は継続して行われ、見事な山林を形成するに至ったのである。 これにより将来においてその恩恵ははかり知れないものがある。 先輩諸氏の献身的な努力に対し深い感謝を禁じ得ないとともに、 これからの早川地区の繁栄と山の安全を祈念し、 山の講の日に当たり、ここに山の神の碑を建立するものである。
 (早川財産区議会議員)
猿沢林道分岐
緩やかな降り坂になった白銀林道を進んでいきます。 コンクリート打ちされた岩壁の脇を過ぎていくと、 「山の神」から10分ほどの辺りから降りの傾斜が次第に増してきます。 切通しのようになった所を降っていくと、右手に曲がるヘアピンカーブがあります。 その角から左手へと猿沢林道が分かれていきますが、 設置されている車止めゲートは閉ざされていました。 ここは右手へと鋭角に曲がっていきます。
林道猿沢線
幅員3.0m 延長3,340m 起点
この林道は県営林管理のための道です。 一般車の通行はご遠慮ください。
 (神奈川県自然環境保全センター県有林部)
傾斜の増した坂道を降っていきます。 かなりの傾斜があって、勢いにまかせて降っていくと、足の裏が熱くなってきたりもします。 左手の樹間からは箱根の山々が見えていました。 「1.0km」の標識を過ぎて更に降っていくと、 猿沢林道分岐から11分ほどの所に車止めゲートがありました。 その先には「一般車両通行禁止」の大きな看板と「保安林区域図」がありました。 そのすぐ先にも小振りの車止めゲートがありました。
白銀林道起点
車止めゲートを抜けてかなり傾斜のある坂道を更に降っていきます。 左手にある「箱根町湯本テニスコート」を過ぎていくと、 右手のゴルフコースへ登っていく道が分かれていきます。 その道も見送って白銀林道を更に降っていきます。 コンクリート塀が続いて切通しのようになった所を過ぎていくとT字路に出ます。 右手には「小田原湯本カントリークラブ」の門があり、 角には「林道白銀線」の標識が立っていました。 これで白銀林道は終わりになります。 聖橋から45分ほどで到着しました。 1km毎に設置された標識の距離表記からすると、こちら側が林道の起点になるようです。 ここまで来ると、ゴール地点のバス停まではもうひと息です。 道端に腰を降ろして最後の水分補給などをしながら少し休んでいきました。
白銀林道を歩いて…
白銀林道はほぼ等高線に沿うようにして続いていて、 最後の猿沢林道分岐の辺りから起点までの区間を除くとそれほどの急傾斜の所はなくて、 全体的にはとても歩きやすくなっていました。 しとどの窟への往復と星ヶ山公園での昼食タイムなどを除くと、 白銀林道の終点から起点まで5時間20分ほどで歩くことが出来ました。 1kmの距離を平均12分ほどで歩いた計算になります。 歩きにくい砂利道の部分もあったことなどを考えると、まずまずのペースで歩けたようでした。 すべてを確認しようと思っていた1km毎の標識でしたが、 夏草などに覆われていたり崖の上の方にあったりもしたのか、 「16km」,「11km」,「9km」,「2km」の4つは見落としてしまいました。
林道白銀線
幅員4.0m 延長26,731m
 (神奈川県西湘地区行政センター)
林道白銀線
車両通行禁止 但し許可車両を除く
 (小田原警察署長、西湘地区行政センター所長)
白銀林道を後にして広い車道を降っていきます。 沿道には大きな桜の木が並木を作っていたりもします。 引き続き傾斜の急な降り坂が続きます。 8分ほど降って源泉/野天風呂の温泉旅館を過ぎていくと、降り傾斜が一段と増してきます。 両側に石垣が聳える切通しのような所を過ぎて更に坂道を降っていくと、 程なくして国道1号(箱根新道)の下をくぐっていきます。
台の茶屋(だいのちゃや)バス停
箱根新道をくぐって急坂を更に降っていくと県道732号(旧東海道)に出ます。 その左手すぐの所に台の茶屋バス停があります。 白銀林道起点から12分ほどで到着しました。
箱根湯本駅(箱根登山鉄道)まで、湯本行きバスにて6分、1時間に2本程度の便があります。
時間に余裕があれば箱根湯本駅まで歩いて行ってもいいでしょう。 今回はバスの時刻まで時間があったので歩いて行きました。 旧箱根街道一里塚跡の碑・道祖神・正眼寺・早雲寺などを訪ねて、 旧街道から分かれて山手を進んで行きました。 箱根町役場の建物の間から郷土資料館の前に出て坂道を降って湯本大橋を渡っていくと、 ここから40分ほどで着きました。
(箱根湯本駅までの歩行時間は所要時間に含めていません)