本郷ふじやま公園
散策:2006年07月上旬
【街角散策】 本郷ふじやま公園
概 要 本郷ふじやま公園は横浜市栄区にあって、 「ふじやま」と呼ばれていた山林や里山風景が残された地区公園です。 中心となる古民家ゾーンには江戸時代末期の名主の住宅が移築復原されていて内部を見ることができます。 「ふじやま」の山麓には竹林もあって、落ち着いた雰囲気の自然に出会える公園でもあります。
起 点 横浜市 本郷台駅
終 点 横浜市 鍛冶ヶ谷町バス停
ルート 本郷台駅…本郷台公園…鍛冶ヶ谷歩道橋…本郷ふじやま公園…古民家ゾーン…長屋門…主屋…工作棟…入口広場…ふじやま山頂…弓道場…草地広場…八幡神社…鍛冶ヶ谷町バス停
所要時間 2時間20分
歩いて... 訪れたのが七夕に近い頃とあって、古民家では笹竹に短冊などを飾りつける作業が行われていました。 往時に使われていた農具や生活用具なども展示されていて、昔懐かしい光景に出会えました。 工作棟では各種「教室」が継続的に催されているので、参加してみるのもいいかも知れません。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
本郷台(ほんごうだい)駅
本郷台駅(JR根岸線)から歩いていきます。
改札口を出ると、正面にバスターミナルがあります。 バスターミナルを左手から回り込むようにして進んでいきます。 駅前に「本郷台周辺案内図」があるので参考にしましょう。 先ずは、案内図にある「本郷台公園」を目指していきます。 そばに「栄区全区案内」もあって横浜市民の森などが紹介されていますが、 今回訪れる「本郷ふじやま公園」は載っていません。 左手へと進んでいくと、すぐに「栄区 見る・学ぶ歴史と文化」と題した案内板があります。 この案内板には、「本郷ふじやま公園」とその中にある旧小岩井家住宅の簡単な解説文が載っています。
市指定 旧小岩井家住宅主屋並びに表門
住宅は、小岩井家が鍛冶ヶ谷村の名主を勤めていた江戸時代末期の弘化4年(1847)頃の建築。 主屋は多室間形式を取り、表門は長屋門。
 (栄区役所、横浜市教育委員会文化財課)
栄警察署本郷台駅前交番を過ぎていくと本郷台駅前交差点があります。 交差点を左折していくと、すぐに地球市民プラザ前交差点があります。 正面の横断歩道を渡って、地球市民かながわプラザの右手に続く石畳の歩道を進んでいきます。 街中にあるとは思えないほど雰囲気のいい歩道が続いています。
お願い
最近この付近で猫の餌用に食物を放置していく人がありますが、 カラスも加わって非常に不衛生な状態になっています。 街の良い環境を維持するためにも、このような行為はやめてください。
 (建築局住宅管理課、衛生局栄保健所)
自転車は降りて通行して下さい。
本郷台公園
歩道を直進していくと、やがて車道に出ます。 車道を右折して5mほどの所に左手へ分かれていく道があります。 そこを左折していくと、道の右手には最初の案内板にあった本郷台公園が続いています。 広場では年配のグループがゲートボールを楽しんでおられました。 公園の中ほどには緑地があって、その先には藤棚や簡単な遊具などもありました。
本郷台公園雨水貯留浸透施設
昔は緑が多く、雨水は地下にしみこんだり、池や田んぼにたまったりしていました。 今は、地表がアスファルトなどでおおわれて、雨水が川にどっと流れこむようになり、 川があふれやすくなっています。 そこで、この公園の広場は公園内に降った雨が一時的に広場表面にたまる構造になっています。 この施設は、雨水を川に一気に流さずに徐々に流すことで、洪水の危険を少なくする働きをします。
 (環境創造局 水・緑管理課)
道路に戻って公園沿いにその先へと進んでいきます。 教会に併設された幼稚園を過ぎて公園の端までくると、右手から広い道が合流してきます。 左右にも細い道が通っていて五叉路になっていますが、 正面に続く道をそのまま直進していきます。
程なくしてあるY字路を右手へと進んでいきます。 和菓子店・中華料理店・薬局・クリーニング店・酒屋などが軒を並べる街中の道を進んでいくと、 いたち川のそばに出ます。 その先に橋の架かる本郷石橋交差点があります。 交差点を左折して県道21号を進んでいきます。
いたち川水辺愛護会掲示板
ここは(区役所裏〜上口橋まで)いたち川右支川水辺愛護会が美化活動をしています。 みなさんのご協力をお願いします。
みんなの川だよ きれいにね
 (水辺愛護会、栄土木事務所)
いたち川にようこそ! 僕たちはここの住民です。 きれいな川なのでお友達がたくさんいます。 僕たちのふるさとをみんなで大切にしてね。
カワセミ、鯉、ザリガニ、ハヤ、コサギ、カルガモ、メダカ、その他川の友達
*ゴミは捨てないで持ち帰りましょう!
 (いたち川水辺愛護会、いたち川周辺住民)
鍛冶ヶ谷歩道橋
本郷石橋バス停を過ぎていくと、焼肉店の先に鍛冶ヶ谷歩道橋があります。 歩道橋の先で右手から車道が合流していますが、道路の工事中のようでした。 右手の車道の横断歩道を渡って5mほど横の所から左手へと入っていく道があります。 標識などはありませんが、民家の間に続くその道を進んでいきます。
T字路
左右への分れ道もありますが、石垣や生け垣の続く住宅地を道なりに進んでいきます。 4分ほど進んでいくとT字路があります。 正面のブロック塀に「古民家→」の小さな板切れが貼り付けてあります。 またそばに立っている柱にも「古民家→」と題して本郷ふじやま公園までの道順を描いた手製の地図がありました。 ここを右折して、駐車場の先の分岐を右手へ進み、 突き当たりを左折して石垣沿いに真っ直ぐに進んでいくと「本郷ふじやま公園」に着く旨の図になっていました。 ここは案内図に従って右折していきます。
本郷ふじやま公園
先ほどの案内図に従って進んでいくと、程なくして本郷ふじやま公園の入口「鍛冶ヶ谷口」に着きます。 ここに「本郷ふじやま公園総合案内板」があるので参考にしましょう。 古民家ゾーン・草地広場・炭焼き小屋・入口広場・ふじやま山頂・弓道場などが図示されています。
本郷ふじやま公園は「ふじやま」と呼ばれていた山の雑木林や竹林を保全し、 ふるさとの山の景観をのこした公園です。 北側に、江戸末期の古民家を移築復原しています。 南側には弓道場と有料駐車場があります。
公園種別:地区公園、全体面積:約9ヘクタール
古民家ゾーン
茅葺き屋根の主屋と長屋門を移築復原し、内部も見学できます。 工作棟では随時教室、イベント等を行っています。
※古民家ゾーンには駐車場はありません。
弓道場
射場、的場、巻藁室などを備え、市民対象の講習会も開催しています。
 (横浜市、栄土木事務所)
古民家ゾーン
車止めを過ぎてS字形に緩やかに登っていくと「古民家ゾーン」があります。 右手には草地広場がありますが、今回は古民家ゾーンを訪ねてから、左手から時計回りに公園を巡っていきます。 古民家ゾーンには、長屋門・主屋・工作棟・内蔵・庭園や管理事務所などがあります。
古民家ゾーンご案内
古民家ゾーンには、鍛冶ヶ谷村の名主を務めた「小岩井家」から寄贈をうけ、 移築復原された主屋、長屋門の他、各種教室などを行う工作棟があります。 江戸時代の名主の屋敷の雰囲気を今に残す主屋内は、減額いただけます。 旧小岩井家住宅主屋及び長屋門は、江戸時代末期に建てられたものです。 主屋は、式台をつけた座敷が設けられるなど一般の農家に見られない格式ある造りをもっており、 長屋門とあわせて、創設当時の姿に復原されています。 この建物は、平成14年11月に、主屋、長屋門(表門)ともに市指定有形文化財に指定されました。
【ご利用案内】
開館時間午前9時〜午後5時
休 館 日毎月第一水曜(祝日に当たる場合はその翌日)、年末年始(12/29〜1/3)
利用料金入館無料(各種教室、イベント等は別途)
連 絡 先本郷ふじやま公園運営委員会
長屋門
立派な長屋門をくぐって古民家ゾーンへと入っていきます。 門とは云ってもかなり奥行きがあって、入口の両脇には部屋があります。 長屋門の正面から見て、右手は穀倉で、左手は納屋になっています。 その中には往時に使われていた農具や生活用具などが展示されていました。 門の脇には唐箕も置かれていました。 私が子供の頃に実家で見たような物が沢山あって、何だか懐かしい思いが込み上げてきます。
お願い
長屋門内にペットと共に立入らないで下さい。
 (本郷ふじやま公園運営委員会)
主屋
長屋門から中へ入っていくと広い敷地になっていて、正面には茅葺の立派な主屋がありました。 主屋の右手には管理事務所があって、パンフレットなどが置いてあるので貰っていきましょう。
横浜市指定有形文化財(建造物) 旧小岩井家住宅主屋並びに表門 二棟
構造及び形式主屋棟木造、一部厨子二階建、寄棟、茅葺
表 門長屋門形式、木造、平屋建、寄棟、茅葺
時 代主屋棟弘化4年(1847)
表 門江戸末期
旧所在地栄区鍛冶ヶ谷町112
訪れたのが七夕が近い頃だったこともあって、主屋の前では笹竹に短冊などを飾りつける作業が行われていました。
江戸時代、鍛冶ヶ谷村は上野村、中野村、小菅ヶ谷村、桂村、公田村などと合わせて本郷六ヶ村と称され、 相模国鎌倉郡に属していました。 證菩提寺(円覚寺系)の建武2年(1335)の文書にはすでに村名が見られたと伝えられています(「新編相模風土記稿」)。 また、「鍛冶ヶ谷」は、鎌倉時代に武具を作る鍛冶師が居住していたことから呼ぶようになったと伝えられています。 この旧小岩井家主屋及び表門は、小岩井家が鍛冶ヶ谷村の名主を勤めていた時代の建物で、 江戸時代末期に建てられたものです。 主屋は一部厨子二階とした多室間取りで、式台を付けた縦3室のザシキを付け、 小壁を朱の色壁としたり、跳ね上げ壁を用いるなど、一般の農家には見られぬ仕様です。 また、側柱や間仕切り境に土台を用いたり、基礎の地業に土丹層を利用するなど耐震的な工夫を凝らすと共に、 大黒柱の下に経石を埋めたり、前身建物の大黒柱を保存するなど、厚い信仰心を示していました。 また表門は名主の格式を示す長屋門で、式台を持つ主屋に合わせて造られています。 幕末の異国の侵略警備で慌ただしい時代に名主の養殖を務め、 農閑余業に金融、売薬、油屋など多角的な商売を営んで財をなした家として、 この建物は建築史的にも特徴を持つものです。
ご来園の皆さまにお願い
7月1日から7日まで、古民家で七夕飾りを立てております。 皆さまもご一緒に参加下さいませんか。 10時から15時の間、古民家に短冊を用意しております。 ご自由にお願い事を書いて飾って下さい。
 (古民家歴史部会)
主屋の中に入ってみると土間が広がっていて、竈などがありました。 家の奥は板の間になっていて、自在鉤の下がる囲炉裏がありました。 表側は畳みが敷かれた部屋が幾つかありました。 ちょっとした二階もあって、階段が設置されていました。 主屋の左手にはちょっとした庭園があり、裏手には厠や白壁の内蔵などがありました。
こんなに立派ではありませんでしたが、私の実家もこんな感じの家でした。 土間・囲炉裏・自在鉤・板の間などもありました。 中二階には農具などを、屋根裏には穀物などを保存していたようでした。 屋根裏へと続く細長い梯子は子供が登っても撓むほどのものでした。 屋根は茅葺になっていて、子供の頃に一度葺き替え作業をしていたように記憶しています。 屋根葺き職人だけでは手数が足りないので、村中から手伝いにきてもらって作業していました。 どこの家の屋根葺きでもそのようにしていて、村中で助け合って暮らしていたのを思い出しました。
旧小岩井家住宅 横井戸
旧小岩井家の屋敷地は、このふじやま丘陵の北西の裾を切断して平坦地を造っており、 飲料水はその切断された断層(土丹粘土層)に横井戸を掘って使っていました。 開口1.4m、高さ1.6m程度の横井戸は、5mほど入ったところで二股に分かれ、 現在は反対側を埋め戻したため確認できませんが、 まつては北東250m程に位置する八幡神社(本郷ふじやま公園西隣)までつづいていたといわれています。 横井戸の水は、ふじやまの地層で自然濾過された雨水が天井面からしたたり落ちたもので、 この水を横穴の二股に分かれた各々の入口に設けた高さ60cm位の堰板で一度貯水しています。 そして、堰板からあふれた水を、側溝(水道)に流し、横井戸入口脇の掘込み式の水溜に溜めます。 この水溜から水をくんだり、野菜を洗ったり、生活用水として使用していました。 現在は、飲料水として使用されていませんが、かつてここを訪れた鎌倉円覚寺住職が 名水とたたえたという和歌が残されているほどおいしい水でした。 横井戸内部は、湿度の変化が少なく食料保管に適しているため、室(貯蔵庫)としても使用され、 貯蔵場は堰板手前で地盤を1段上げていました。 ふじやま周辺のほとんどの民家は、かつて横井戸を有しており、 横井戸が生活用水の供給並びに食料貯蔵の場として、生活と密接に関連していたことが分かります。
工作棟
長屋門から入った左手には工作棟があります。 入口には「遊友工房」という額も掲げられていました。 ペンダント・ちぎり絵・ストロー細工・コケ玉作り・布ぞうり・藍染・和布面・ 刺し子・そば打ち・茶道体験・虫かご作りなど、色々な「教室」が企画されているようでした。 そういう「教室」の成果物なのでしょうか、 建物の脇には竹馬や竹の輪切りに紐を通した履き物(名前は失念)などが置かれていました。
入口広場
古民家ゾーンから出て左手へと進んでいきます。 S字形に曲がりながら緩やかな坂道を登っていくと、入口広場があります。 「広場」とは云っても道の脇が少し膨らんだ程度でした。 ここが本郷ふじやま公園の「正門」になっていて「元大橋入口」というようです。 車止めの先は住宅地の道路になっています。 ここにも最初にあったのと同じような「本郷ふじやま公園総合案内板」があるので参考にしましょう。
入口広場から少し引き返した所から戻るようにして続く道を「ふじやま山頂」へと登っていきます。 これまでの舗装された道から一転して、ここからは土の山道になります。
古民家分岐
幅の広い横木の階段を登ってその先へと続く緩やかになった道を進んでいくと分岐があります。 右手は草地広場から先ほどの古民家へと降っていく道ですが、左手に続く道を進んでいきます。
しばらくは緩やかな山道が続きます。 山道とは云っても公園の中にある道なので、整備が行き届いていて歩きやすくなっています。 そんな山道を3分ほど進んでいくと、幅の広い横木の階段が現れますが、 普通の山とは違って段差も少なくて苦労することもなく登っていけます。
十字路
横木の階段を1分半ほどかけて登り切ると十字路があります。 道標によると、左手の道は「弓道場」、右手の道は「竹林を経て古民家」、 今登ってきた道は「畑を経て古民家・元大橋入口」となっています。 正面の短い横木の階段には何も示されてはいませんが、すぐ先に「ふじやま山頂」があります。
ふじやま山頂
十字路の正面にある横木の階段をひと登りすると、少し切り開かれて平らになった所があります。 場所を示す標識などは見当たりませんでしたが、ここがこれまでの案内板にあった「ふじやま山頂」だと思われます。 山頂には石碑が三つ並んでいました。 富士講記念碑とのことで何やら文字も刻まれていましたが、よくは分かりませんでした。
十字路から道標「弓道場」に従って降っていきます。 しばらくは緩やかな道ですが、その内に幅の広い横木の階段を降るようになります。 横木の階段を1分ちょっと降っていくと竹林の中へと入っていきます。
お願い
筍を掘らないで下さい。 竹が立派に育つよう育成中です。 宜しくお願い致します。
 (本郷ふじやま公園運営委員会事務局)
弓道場
3分ほどで竹林が終って横木の階段も終ると、正面が開けてきます。 舗装された道を右手へと進み、その先から左手へと続く階段を降っていくと、 右手の奥に弓道場があります。 建物の玄関には「個人利用日」との板切れが架かっていました。 建物の中を覗いてみると、袴姿で厳粛な面持ちで練習している方が何人もいました。
利用案内
利用時間 午前9時〜午後6時
休 館 日 第4月曜日(月曜日が祝日にあたる場合は翌日休館)
利用料金
平日(火〜土)休日(日・祝)
個人利用1時間 130円
貸切(午前のみ)2,700円4,200円
貸切(午後のみ)4,200円6,600円
 (本郷ふじやま公園弓道場)
古民家分岐
階段を登り竹林の中に続く横木の階段を登って先ほどの十字路まで引き返し、 道標「竹林を経て古民家」に従って、ふじやま山頂の右手へと続く道を進んでいきます。 緩やかな道を2分ほど進んで雑木林に竹が混じるようになると分岐があります。 道標によると、右手の道は「古民家」、左手の道は「横浜・鎌倉線方面」、 今来た道は「弓道場」となっています。
左手の道へと進んでいくと、すぐに竹林の中を降るようになります。 梅雨時だったこともあってか、やぶ蚊が沢山いました。 ちょっと立ち止まって写真を写しているだけで腕の周りに一杯集ってきて、 何箇所も刺されてしまいました。
許可なく竹林の中に入って竹の子等を取ることを禁止する。
 (横浜市中部公園緑地事務所)
公園出入口
大きく左折して坂道を降り、U字形に右手へと曲がって小さな墓地などを過ぎていくと公園の出入口があります。 ここは余り一般的な出入口ではないのか、パンフレットにはこの出入口の名前は書かれていませんでした。
先ほどの分岐まで引き返して、道標「古民家」に従って進んでいきます。 しばらくすると、雑木林の中に続く横木の階段を降るようになります。 山の北斜面にあるためか、何だかしっとりとした感じのする道です。
草地広場
横木の階段を降って炭焼き小屋が右手に見えてくると、分岐から3分ほどで草地広場に着きます。 右手の道を登っていくと、畑地や東屋を経て入口広場へと続いています。 左手のすぐ先には最初の古民家ゾーンがあります。
最初の鍛冶ヶ谷口から本郷ふじやま公園を出ていきます。 石垣沿いに進んでいくと、右手に降っていく短い階段があります。 その階段を降って、その先に続く民家の間の路地を進んでいきます。
路地の突き当たりを左折し、すぐ先のY字路を右手へと進んでいくと、右手に石段が現れます。 石段を登って青銅製の鳥居をくぐっていくと、平らになった境内があります。 右手には社務所のような建物がありました。 正面には石製の鳥居が立っていて、その正面と少し左手の二箇所に石段があります。 どちらを登っても本殿に着きますが、まずは正面の石段を登っていきます。
八幡神社
急な石段を登っていくと本殿のある境内に着きます。 両脇にある石灯篭の間に続く石畳の先に本殿がありました。 解説板のようなものは見当たらなかったので、どのような謂れのある神社なのかは分かりませんでしたが、 正面には「八幡宮」と書かれた扁額が掲げられていました。
戦国時代の武士なのでしょうか、社殿の左右には鎧姿の木の透かし彫りがありました。 左手にある像は座っていて、右手にある像は立った姿をしていました。 名前などは分かりませんでしたが、この神社と関係のある人たちなのでしょうか。 また、社殿の裏手すぐの所には本郷ふじやま公園の古民家がありましたが、 何か関連でもあるのでしょうか。
白い柵の間から続く石段を降っていくと、平らになった踊り場のような所があり、 そこに大小様々な石碑が並んでいました。 手前の石碑には「猿田彦大神」と刻まれていました。 その奥にある一番大きな石碑には「青面金剛」と刻まれていました。 左手の方には仏像のようなものや「庚申供養塔」と刻まれた石碑もありました。 その他にも幾つかの石碑がありました。 解説板と思われる立札もありましたが、長年の風雨に晒されたためか、 文字の痕跡も分からないような状態になっていました。
一段低い所には小さな祠が建っていて、その中には木の切り株が祀られていました。 この神社のかつての御神木だったのでしょうか。
T字路
神社を出て左手へと進んでいきます。 分岐を2回右折していくと、本郷ふじやま公園に来た時に手前にあったT字路があります。 そのT字路を見送って正面へと進んでいくと、すぐに再びT字路があります。 その角には先ほどのT字路と同じように、 本郷ふじやま公園までの道順を描いた手製の地図と、「古民家→」の板切れがありました。 こちらから公園に来る場合には参考になります。
鍛冶ヶ谷町(かじがやちょう)バス停
T字路を直進していくと、程なくして県道21号鍛冶ヶ谷バス停前交差点に出ます。 交差点の左手50mほどの所と右手50mほどの所に鍛冶ヶ谷町バス停があります。
左手のバス停からは、大船駅(JR東海道線)まで、大船駅行きバスにて10分、1時間に8本程度の便があります。
右手のバス停からは、上大岡駅(京浜急行本線)・横浜駅(JR東海道線)や県庁入口(関内)まで、 1時間に8本程度の便があります。