瀬上池
散策:2006年04月上旬
【低山ハイク】 瀬上池
概 要 瀬上池は、横浜市のみどりの七大拠点のひとつである円海山周辺の山々の谷間にひっそりと佇む池です。 周囲には横浜市民の森などが幾つもあって、よく整備された散策路が縦横に巡っています。 今回は氷取沢市民の森の沢筋から尾根に登り、瀬上市民の森の瀬上池へと降っていく尾根越えのコースを歩きます。
起 点 横浜市 氷取沢バス停
終 点 横浜市 みどりが丘バス停
ルート 氷取沢バス停…氷取澤神社…上之橋…氷取沢ファミリー牧場…なばな休憩所分岐…氷取沢市民の森…おおやと休憩所…おおやと広場…大岡川源流域…尾根道…大丸広場分岐…いっしんどう広場…円海山…瀬上市民の森…中尾根休憩所…池の下広場…瀬上池…池の上休憩所…池の下広場分岐…馬の背休憩所…みどりが丘バス停
所要時間 2時間50分
歩いて... 円海山周辺は人気のあるハイキングコースとあって、 年配の連れ合いや家族連れなど多くのハイカーが散策を楽しんでいました。 萌え出る淡い色の若芽が古い葉に混じって、森の山肌は斑模様になっていました。 所々に生えている桜の木は花が散り始めて、若葉が芽吹き始めていました。
関連メモ 鎌倉アルプス, 瀬上市民の森, 氷取沢市民の森, 鎌倉アルプス, 瀬上池, 相武尾根, 相武尾根, 相武尾根, 氷取沢,
相武尾根
コース紹介
氷取沢(ひとりざわ)バス停
金沢文庫駅(京浜急行本線)西口のバスターミナルから、 [107]港南車庫前行きバス、[107]洋光台駅前行きバス,または, [富3]京急富岡駅行きバスにて9分、1時間に4本程度の便があります。
上大岡駅(京浜急行本線、横浜地下鉄1号線)から、 磯子台団地循環バスにて17分、1時間に2本から3本程度の便があります。
洋光台駅(JR根岸線)から、[107]金沢文庫駅西口行きバスにて15分、 1時間に1本から2本程度の便があります。
バス停から金沢文庫方向へ少し進んだ所に氷取沢交差点があります。 信号を渡っていくと、大きな「円海山周辺の市民の森案内図」があります。 円海山の周辺にある峯市民の森・瀬上市民の森・氷取沢市民の森・釜利谷市民の森・金沢自然公園・ 金沢市民の森・横浜自然観察の森・能県堂緑地などの散策路が図示されているので参考にしましょう。 これと同じような案内図はこの先の要所要所にも設置されています。 案内図の袂には「氷取沢市民の森、このさき」と書かれた古くなった看板が剥がれ落ちていました。
円海山周辺の市民の森案内図
(A)ビートルズトレイル,(B)氷取沢市民の森ルート,(C)氷取沢-いっしんどうルート, (D)光明寺-梅沢山ルート,(E)瀬上市民の森ルート,(F)峯市民の森ルート, (G)六国峠ハイキングコース,(H)金沢市民の森ルートについて、色分けしてルートが示されています。 ルートに沿って点々と設置されている道標には「B1」や「E10」などと場所が記されていて、 案内図との対応が付きやすくなっています。 このマップは横浜市のホームページにも掲載されています。
円海山・大丸山を歩いてみませんか
この一団の緑地帯は横浜市のみどりの七大拠点のひとつに数えられ、 横浜市では貴重なみどりとなっています。 自然の中をのんびりと散策してみましょう。
 (横浜市、市民の森愛護会)
「横浜市のみどりの七大拠点」とは…
拠点場所主な施設等
こどもの国周辺青葉区,町田市 こどもの国,寺家ふるさと村
三保,新治緑区,旭区 三保市民の森,新治市民の森,よこはま動物園,四季の森公園
川井,矢指旭区,瀬谷区 矢指市民の森,追分市民の森,瀬谷市民の森,程ヶ谷カントリー倶楽部
大池,今井,名瀬旭区,保土ヶ谷区,戸塚区 こども自然公園,南本宿市民の森,横浜カントリークラブ,戸塚カントリー倶楽部
舞岡,野庭戸塚区,港南区,栄区 下永谷市民の森,舞岡ふるさと村,舞岡公園
円海山周辺栄区,金沢区,磯子区
鎌倉市
瀬上市民の森,氷取沢市民の森,金沢市民の森,釜利谷市民の森,峯市民の森,横浜自然観察の森,金沢自然公園,鎌倉アルプス,鎌倉カントリークラブ,鎌倉パブリックゴルフ場
小柴,富岡金沢区 富岡総合公園,米軍小柴石油ターミナル,称名寺市民の森,海の公園
氷取澤神社
交差点を直進していくと、右手に「氷取澤神社」と刻まれた石柱が建っています。 社務所の先の鳥居をくぐり赤い色の橋を渡っていくと氷取澤神社の社殿があります。 由緒などが書かれた解説板は見当たりませんでした。 社殿の右手には「天照大神」の扁額の架かる立派な鳥居と小振りの祠もありました。 氷取澤神社とはどのような関係なのでしょうか。
氷取澤神社を出てその先へ進んでいくと、すぐに右手に道が分かれていきます。 ゴルフ練習場の大きな看板が右手の道を指しています。 右折して住宅地を流れる小川沿いの道を進んでいきます。 川沿いには桜の木が植えられていて、満開を過ぎた花と萌え出した若葉が混じっていました。
上之橋
道なりに小川沿いに進んでいくと分岐があります。 角に立つ道標B1によると、右手は「おおやと広場」、左手は「なばな休憩所600m」、 今来た道は「バス停氷取沢400m」となっています。 真新しい「氷取沢ゴルフ練習場」の看板が左手の道を指していますが、 今回は右手の上之橋を通って氷取沢市民の森へと進んでいきます。
ボクたちの手できれいな川にしよう
 (氷取沢町内会、横浜市環境創造局)
民家を過ぎていくと、目の前には畑地が広がっています。 農業専用地区として都市農業の振興がはかられていて、道の両側には畑が続いています。
氷取沢農業専用地区
ここは、横浜市の農業専用地区に指定されていいます。 農業専用地区は、優良な農地を計画的に保全し、積極的に農業の振興をはかることによって、 新鮮な農産物の供給を増進させるとともに、緑の環境として市民生活にうるおいを与えるものです。 緑豊かな住みよい街づくりのため都市農業の発展に皆様のご理解とご協力をお願いします。
 (横浜市環境創造局)
ここは横浜市が指定した農業専用地区です
優良な当地を保全し、新鮮な農作物と、緑の環境を提供してくれる大切な場所です。 農作物にいたずらをしたり、農作業の迷惑にならないように十分注意しましょう。
ゴミは捨てないでください。
 (横浜市環境創造局南部農政事務所)
氷取沢ファミリー牧場
T字路を直進していくと、農道の左手に黄色く塗られた氷取沢ファミリー牧場があります。 ポニーやサラブレッドに乗馬したり、エサをやったりすることができます。 バーベキューができる場所もあったり、エミューやヤギやアヒルやウサギなどがいたりします。 ウサギのゲージの側にはグミの木があって、小さな白い花を一杯に咲かせていました。 牧場の裏手から小川に沿って氷取沢小川アメニティが続いているのですが、 この時にはガケ崩れのため通行禁止になっていました。
後日に来てみると、氷取沢小川アメニティは通行出来るようになっていました。 (「氷取沢」を参照)
(後日に訪ねた時には、アルパカとウサギだけしか見かけませんでした)
グミの木…
私の実家にもグミの木が何本か植えてありました。 種類が違っていたのか、1cm〜2cm程の実のなる木と、2cm〜3cm程の実のなる木がありました。 季節になると赤く熟した実が沢山なって、おやつ代わりによく採って食べたものでした。 赤く熟すのを待ちきれずにまだ橙色の実を食べたりもしましたが、少し堅くて渋い味だったのを思い出します。 ある年に伝染病が流行って、グミの木を全て切り倒すような指示が出たことがありましたが、 その指示に従った農家はあまり多くはなかったように記憶しています。
氷取沢ファミリー牧場
 定休日 毎週金曜日
 営業時間 10:00〜16:00
注意
サラブレッドは咬みますので、餌ヤリ以外は近づいたり触れたりしないで下さい。
氷取沢小川アメニティ
皆さんが楽しく水遊びできるようにつくった小川です。 生きものや植物をかわいがってください。 雨の日は水がおおくなりますので気をつけましょう。 また、通路は落石や足元が滑りやすくなっていますので注意してください。 ゴミは持ち帰りましょう。
 (磯子土木事務所)
なばな休憩所分岐
牧場から元の道に戻って、農地の真ん中に続く道を進んでいきます。 左右の畑を見ながら真っ直ぐに進んでいくと、正面に横浜横須賀道路が見えてきます。 その手前にT字路があります。 ここにも「円海山周辺の市民の森案内図」があるので参考にしましょう。 角に立つ道標B5によると、左手の道は「なばな休憩所」、正面の道は「おおやと広場」となっていますが、 ここは正面の道を進んでいきます。
氷取沢市民の森
突き当たりを右折していくと、すぐに道が二手に分かれています。 正面は小さな広場になっていて行き止りのようですが、椿の咲く道が左手へ分かれていきます。 この左手に続く道へ入って道なりに進んでいきます。 小川沿いに続く金網に囲まれた小径を通って横浜横須賀道路の下をくぐっていくと、車止めがあります。 ここからが「氷取沢市民の森」になります。 車止めを抜けた右手にも「円海山周辺の市民の森案内図」があるので参考にしましょう。 今回は沢筋を通って、いっしんどう広場から鎌倉天園へと続く尾根筋へと登っていきます。
円海山・大丸山を歩いてみませんか
円海山と大丸山を中心とする緑地は、市内でも最大クラスのまとまった緑地として多くの自然を残しています。 古くから親しまれてきた金沢文庫から鎌倉天園にまでつながる六国峠ハイキングコースをはじめ、 自然観察センター・金沢動物園等があり、地域の人々に親しまれています。
自然を大切にしよう
・歩行中の喫煙等火災の原因になるようなことは御遠慮下さい。
・小鳥や昆虫等の小動物を大切にしましょう。
・付近の畑に入ったり樹木を傷つけたりしないで下さい。
・ゴミは持ち帰りましょう。(ゴミは自然の土にかえりません)
・犬はきちんとつないで散歩させて下さい。フンは飼主が始末しましょう。
・バイクなどでは乗り入れないで下さい。
 (横浜市)
山への立入禁止
利用者の皆様へ
市民の森の中で沢の流れを人工的に変えたり樹林地の中に広場を作ったりする行為や 園路以外の道から山に入り事故になるケースが見られます。 利用は園路以外の山への立入りは禁止しています。 マナーを守って利用して下さい。
 (氷取沢市民の森愛護会、南部農政事務所)
おおやと休憩所
案内図の先の横木の階段を登っていくと、すぐにおおやと休憩所があります。 周りは樹木に囲まれていて静かな場所で、テーブルやベンチが幾つか設置されています。 広場を横切っていくと、ふじづか休憩所からいっしんどう広場へと続く尾根筋へ登っていく道に出ますが、 今回は左手へと降っていきます。
おねがい
・歩きながらの喫煙、投げ捨てはぜったいにしないで下さい。タバコは指定の場所で!
・たき火、火あそび(花火など)はぜったいにしないで下さい。
 (磯子消防署、磯子消防団、磯子火災予防協会、防火協会磯子支部、氷取沢市民の森愛護会)
おおやと広場
おおやと休憩所から沢筋へ降りていくと「おおやと広場」と書かれた大きな道標B6が立っています。 左手の道は「氷取沢方面・なばな休憩所」、右手の道は「いっしんどう広場・瀬上市民の森」、 降ってきた道は「うばのふところ広場、峯市民の森」となっています。 右手にはおおやと広場があり、若木が沢山植えられていました。 道標に従って右手へと続く沢沿いの道を進んでいきます。 沢でガァガァという鳴き声がするので覗いてみると、カモが二羽いました。 非常に浅い流れなので泳ぐというよりも、水の上を歩いているような状況でした。 右へ行ったり左へ行ったりと何やら急がしそうに動き回っていました。
緑の募金によるふれあい緑化事業
みどりの大切さを多くの人々に知っていただき、みどり豊かなまち(森林)づくりを進めるため、 松下グリーンボランティア倶楽部の皆様のご協力により植樹したものです。
 (横浜市緑政局南部農政事務所)
おおやと広場
沢沿いの広い道を進んでいくと小さな木橋があります。 その先には広場があり東屋もあります。 ここにも「おおやと広場」と書かれた大きな道標B7が立っています。 先ほどの広場から沢沿いに続く谷戸全体を「おおやと広場」というようで、かなり広い範囲が含まれるようです。
自然の循環 森の大切さ
自然界ではいろいろな物質が移動したり、集められたりして循環をくり返しています。 森林でも海でも川でも、自然は自分で自分を養うすばらしい循環システムによって保たれています。
・葉っぱは、光合成をして大気をきれいにしています。動物がはきだす炭酸ガスを酸素にかえています。
・植物は、水や空気や光、そして土の栄養分で大きくなります。
・落ち葉や枯れ木などが腐って、やわらかく栄養分が多い土になります。土壌動物やキノコたちが働きます。
・鳥や虫などでは、花粉や種子を運んで、植物が実をつけるのを手伝います。
・木ノ実や草、花の蜜などは人間や森の動物、虫たちの食べ物になります。
・動物のふんは、植物の栄養分になります。
・雨水は木々の根や柔らかい土壌に蓄えられ、ゆっくりと地下にしみこんでいきます。
・しみこんだ水は時間をかけてわき水になり、川や海へと流れていきます。
・川や海の水は蒸発してまた雲をつくります。
この円海山のまわりの森でも、水や土や植物から昆虫、小動物にいたるまで、 環境全体として調和を保ちながら生きているのです。 この地域は「円海山近郊緑地特別保全地区」に指定されています。
 (横浜市)
広場を過ぎていくと、再び小さな木橋で沢を渡っていきます。 その先からは木道が続いています。 木橋の右手から沢沿いに降りて石畳の道を少し歩いていくことも出来ます。
ゴミをすてない。 川をよごさない。 クズカゴまで95mです。
サバイバルゲーム禁止。
 (氷取沢市民の森愛護会、横浜市)
谷筋の沢に沿って広くてしっかりとした木道が続いています。 道端の草も若葉を出して緑萌える道です。
御注意
この地区は、円海山近郊緑地特別保全地区に指定され、 横浜市内では数少ない緑地になっております。 緑地を大切にするため、次のことを守って下さい。
1.樹木を切ったり抜いたりしない。
2.たき火をしたりタバコを棄てたりしない。
3.ゴミなどをすてない。
 (横浜市緑政局計画課)
小さな沢を渡って木道を更に進んでいくと、次にある木橋の先が少し広くなっています。 ベンチも幾つか設置されていて、ひと休みしていくには良さそうな所です。
守ろう・大切な自然
横浜では自然と生き物にふれあう事業を進めています。
ムクドリ 白い顔に黒っぽい体。オレンジ色のくちばしと足。飛ぶと腰と尾の先の白がよく目だつ。
ヒヨドリ ヒーヨ、ヒーヨという鋭く大きな声でよく鳴く。尾が長く体つきはスマート。
ツバメ 光沢のある濃紺の背と白い腹のコントラストがきれい。細く2つに分かれた燕尾が特徴。
メジロ スズメより小さな黄緑色の小鳥。名前のように目に白い輪がある。動きは早くすばやい。
シジュウカラ 白と黒のコントラストがきれいな小鳥。白い腹にはネクタイのような模様が目だつ。
キジバト デデッポッポポーと、のどかに鳴く。首筋に青い斑点が目だつ。
オナガ 名前のように長い尾。黒い頭に、水色の背、翼、尾がきれい。リューイなどと鳴く。
キセキレイ 黄色い腹がきれいなセキレイの仲間。スマートな体で尾をリズミカルに振るのがクセ。
ヨシノボリ 川の中流から上流、湖沼で生活をする。頭が大きく、体には不規則な模様がある。
コイ 池や河川の下流で生活する。黒っぽい体に大きめの口、太いヒゲがある。
オニヤンマ(ヤゴ) 日本でもっとも大きなトンボの幼虫で、水中で生活し、直腸の内側に鰓があり呼吸する。
ミズキ 荒れ地にまっさきにはえてくる木。[花期]5月〜6月、[果期]10月〜11月。
クヌギ 日本一りっぱなドングリ。[花期]4月〜5月、[果期]10月。
ケヤキ ホウキ形の雄大な樹形。[花期]4月〜5月、[果期]10月。
コナラ 雑木林の代表種。秋の紅葉が美しい。[花期]4月〜5月、[果期]10月〜11月。
 (横浜市緑政局、監修:(財)日本野鳥の会)
広場の先へと木道を更に進んでいきます。 木道の両側に沿ってスイセンが沢山植えられていましたが、 花の時期は過ぎたようで、この時にはまったく咲いていませんでした。
守ろう・大切な自然
横浜市では自然と生き物にふれあう事業を進めています。
ゲンジボタル
古くから日本人に親しまれたゲンジボタルですが、 開発により都市周辺部ではほとんど見られなくなりました。 卵から成虫まで、発光します。
ゲンジボタルの一生
・成虫の命は7日前後と短い。
・およそ500個の卵を、川岸のコケに産み付ける。
・卵は約30日で幼虫になり、水の中に入る。
・幼虫は水中でカワニナを食べて成長する。
・山吹の咲く頃(桜の散る頃)、川岸に上陸し、土の中でサナギになる。
・50日ほどでサナギは成虫になり、光ながら飛ぶ。
 (横浜市緑政局)
木道をまっすぐに進んでいくと、小さな道標B8が立っています。 谷筋はこの先にも続いていますが、木道はここで右へと曲がっていきます。 道標「いっしんどう広場・瀬上市民の森」に従って右手へ曲がっていくと、 木道はすぐに終って森の中へと入っていきます。
歩行禁煙運動実施中
すいいがらのない町 さわやか僕の町
 (磯子消防署、磯子火災予防協会)
野山の緑を大切に
生物保護区につき立入禁止
 (氷取沢市民の森愛護会、横浜市)
マムシ(毒へび)に注意。
 (氷取沢市民の森)
どんなヘビがいるのでしょう?
ヘビはカエルやネズミなどの小動物を食べています。 ヘビがいる森はそれだけ生き物がたくさんいる豊かな森といえます。
マムシ45〜60cm大きな三角頭とドーナツ模様が特徴。卵ではなく直接、子供を生む。毒ヘビ。
ヤマカガシ60〜120cm水田や水辺に住む。黒や赤の模様はヤブや枯草にまぎれ目立たない。口の奥の牙に毒がある。
アオダイショウ150〜230cm河原や農地など人家近くに住み、作物を荒らすネズミを食べるので大切にされた。成長するとたてじまがでる。
シマヘビ100〜120cm平地から山地にかけて広くみられる。目が赤く、胴に4本のたてじまがある。
(注)道をはずれるとヘビが多いので、決められたところを通って下さい。
大岡川源流域
森に入ってすぐに小さな木橋を渡り、左手へと山道を登っていきます。 細い沢沿いに続く緩やかな山道を進んでいくと、小さな木橋の先に「大岡川源流域」と記された標柱が立っていました。 大岡川は、笹下川や日野川を合わせて、桜木町を経て横浜港へと注いでいる川で、 この辺りはその大岡川の源流域になるようです。 木橋を渡ってその先へと進んでいきます。
細い沢に架かる木橋を渡っていくと、途切れ途切れに横木の階段が続くようになります。 やがて道の右手に鎖が張られた柵が続くようになります。 2年ほど前に来た時には工事中だったのですが、既に工事は終わって綺麗になっていました。 鎖が張られてはいても特に危険な様子はありませんでした。 大きな木の脇を過ぎていくと、長めの横木の階段を登るようになります。
危険ですので近寄らないでください。
 (南部農政事務所、市民の森愛護会)
尾根道
横木の階段を登っていくと植林帯へと入っていきます。 階段が終って広めの山道を更に登って植林帯を抜けると尾根道に出ます。 ここにも「円海山周辺の市民の森案内図」があるので参考にしましょう。 この尾根道は武蔵と相模の国境の一部になっていて、 緩やかでしっかりとした道がいっしんどう広場から鎌倉天園へと続いています。 人気のあるハイキングコースとあって多くのハイカーが散策を楽しんでいました。 そばには大きな道標A4が立っていて、 左手の道は「金沢市民の森・鎌倉天園」、右手の道は「いっしんどう広場・港南台方面」、 今来た道は「おおやと広場・氷取沢市民の森」となっています。 今回は右手にあるいっしんどう広場から瀬上池へと降るルートを歩きます。
ガールスカウトの森
この森は氷取沢市民の森愛護会と横浜市緑政局のご指導でガールスカウト横浜南地区がお世話をしております。
みんなの森づくり事業
この緑は、財団法人都市緑化基金と花王株式会社が生活の身近な場所に緑豊かな環境をつくりだすことを目的に 実施している「みんなの森づくり活動助成」の支援を受けています。
 (ラブリバートリップ大岡川)
武蔵と相模の国境 鉄の道
この尾根道はその昔、武蔵の国と相模の国の国境の一部で、 「たたら師」(昔、鉄をつくっていた職人たち)が通った道でもありました。
たたら 昔の人は「たたら」という製法をつかい、木炭を混ぜた蹉跌を粘土でできた炉で熱して溶かし、 鉄をつくっていました。円海山のまわりでも古い「たたら」の遺蹟がいくつか発見されています。
道ばたの石仏たち ハイキングコースを歩いていると石仏たちがあります。 昔の人たちはどんな思いでこの道を歩いていったのでしょうか。
道祖神 峠・村境・道ばたで悪疫の侵入を防ぎ、旅人を安全に導く神として古くから信仰されてきました。
馬頭観音 昔は馬は農作業や運送などに欠かせないものでした。人々は死んだ馬の供養塔を建て馬の安全と成長を祈りました。
庚申塔 中国から伝わった「庚申信仰」は、江戸時代にその地の風習と結びついて広まりました。 信仰の対象として各地に塔が建てられました。
お願い
・歩きながらの喫煙、投げ捨ては絶対にしないで下さい。
・たき火、火あそび(花火など)は絶対にしないで下さい。
 (氷取沢市民の森愛護会、横浜市南部農政事務所、ガールスカウト横浜南地区)
大丸広場分岐
尾根道を右手へと進んでいくと、すぐに山道が左手へ分かれています。 角に立つ道標A3によると、左手の植林帯へと降っていく道は「大丸広場・瀬上池」、 正面の尾根道は「いっしんどう広場・港南台方面」となっています。 左手の道を降っていくと、大丸広場や漆窪休憩所を経て瀬上池へと着きますが、 今回はこの先のいっしんどう広場から瀬上池へと降っていきます。
いっしんどう広場
広くてしっかりとした尾根道を進んでいきます。 最後にちょっとした階段を登っていくと「いっしんどう広場」に着きます。 テーブルやベンチがいくつも設置された広い場所です。 東屋もあって休憩するのにはいい所です。 この尾根筋の左手が瀬上市民の森になります。 手前の樹木が邪魔をしていますが、梢の向うに街並みが見えます。 ここにも大きな「円海山周辺の市民の森案内図」があるので、これからのコースを確認しておきましょう。 また、森に関する解説板もあるので、ちょっと勉強していきましょう。 広場の中ほどに立つ大きな道標A2によると、 正面の道は「港南台方面」、右手の道は「ふじづか休憩所・氷取沢方面」、 左手の谷筋へ降っていく道は「中尾根休憩所・池の下広場」、今来た道は「金沢市民の森・鎌倉天園」となっています。 今回はここから左手の山道を瀬上池へと降っていくのですが、 右手の道の少し先に円海山があるので、ちょっと往復してきましょう。
円海山風致地区
円海山風致地区は、円海山・北鎌倉近郊緑地保全区域を中心とし、 栄・金沢・磯子区の3区に広がる地域です。 市内で最も豊富な自然が残されており、横浜市の緑の七大拠点のひとつです。 峯・氷取沢・釜利谷・瀬上そして金沢の五つの市民の森をはじめ、 金沢自然公園や自然観察センターなどがあり、多くの市民に親しまれています。 又、周辺の住宅地も、この自然景観と調和をはかるため、緑を多く取り入れて、 良好な住環境を形成しています。 この地区においては、建築物・工作物の新築・増改築・色彩変更または土地形質変更、 木竹・土石類の採取等を行なう場合は、事前に横浜市長の許可が必要です。
 (横浜市緑政局緑政課)
コン炉の使用禁止、タキ火厳禁
自然を大切にしよう
・歩行中の喫煙等火災の原因になるようなことは御遠慮下さい。
・小鳥や昆虫等の小動物を大切にしましょう。
・付近の畑に入ったり、樹木を傷つけたりしないで下さい。
・ゴミは持ち帰りましょう。(ゴミは自然の土にかえりません)
・犬はきちんとつないで散歩させて下さい。フンは飼主が始末しましょう。
・風紀を乱したり、他人の迷惑になるようなことはやめましょう。
・バイクなどでは、乗り入れないで下さい。
 (横浜市)
【森】 森と人間とのつながり
雑木林 雑木林は、昔から薪・炭や肥料を提供する林として人々の生活を支えてきました。 逆に落葉かきや下草刈りや伐採など人が手を入れると陽の当たる地面には多くの植物がはえ、 昆虫をはじめ様々な生き物が集まる豊かな林になりました。
針葉樹林 スギ・ヒノキは、家や道具の材料として盛んに植林されてきました。 円海山にも多くのスギ林やヒノキ林が残っていますが、最近は林業にかかわる人が減って 放置される林が増えています。
常緑広葉樹林 今、円海山には落葉樹や常緑樹などいろいろな種類の木が生えています。 しかし人が手を入れないでいると、いづれは森全体が常緑広葉樹の林に変わっていきます。
森は古くから人間の生活に密接にかかわってきました
「枝を切っては又育つのを待って切る」を繰り返す。 半永久的なエネルギー資源となります。
昔は炭焼き小屋がどこにもありました。 炭は最近では水の浄化にも使われています。
落葉 腐ると自然に良い土になり、家畜の糞とあわせて田畑の肥料をつくったりします。
森林浴をしてみよう
スギやヒノキの林を歩くと良い香りがします。 これは「フィトンチッド」とよばれる殺菌作用のある成分のためで、体にもよいとされています。 思いきり息を吸い込み、森林浴してみましょう。
森と水と土
日本の森林面積は約263,000ku、平均1cmの水がしみこんでいるとしても約25億トンもの水が その土にたくわえられているのです。 30%は蒸発して又雲をつくり、70%は森の柔らかい土に吸収され地下に浸透して、 時間をかけて流れ出ます。
 (横浜市)
円海山 (標高153m)
小型車なら通れそうな広くてしっかりとした尾根道を進んでいきます。 少し登り気味に進んで左手に続く金網を過ぎていくと、 峯市民の森方面から円海山まで続く簡易舗装された道に出ます。 そこから戻るようにして左手へ続く坂道の先の小高い所が円海山の山頂になります。 金沢市民の森にある大丸山(159m)に次いで、横浜市で2番目に高い山です。 以前にはここに無線中継所の施設があり、その周囲には広場がありました。 横浜の街並みや東京湾が見渡せる眺めの素晴らしい所だったのですが、 今ではその施設もなくなり、柵が張り巡らされていて立ち入り禁止になっています。 なんとも残念です。 またいつの日にか一般に公開されることを願わずにはいられません。 往時を偲ばせるように展望台のようなものがひとつだけ残されていて、 その手前の柵には「円海山頂上 海抜153.3m」と書かれた標識が括り付けてありました。
瀬上市民の森
いっしんどう広場まで引き返し、道標「中尾根休憩所・池の下広場」に従って、 雑木林の中に続く横木の階段を降っていきます。 いっしんどう広場から西側の谷筋が「瀬上市民の森」になります。 道端の樹木には巣箱が設置されていたりもします。 この時には「環境活動中」という幟も見かけました。 林の中に入って樹木の現状調査などをされているようでした。
サバイバルゲーム厳禁
ここは市民の森です。他の利用者に迷惑のかかる行為は厳禁です。
 (横浜市緑政局)
中尾根休憩所
横木の階段が終って、杉林や笹竹の中を過ぎていくと、中尾根休憩所に着きます。 尾根道が少し膨らんだ程度の狭い所です。 丸太を短く切ったものが椅子代わりに幾つか設置されています。 ここに「瀬上市民の森」と題した案内板があるので参考にしましょう。 これまでの「円海山周辺の市民の森案内図」とは違って、 この市民の森だけの案内図になっていて、何だか好感が持てます。 今回は池の下広場から瀬上池の畔の小径を通って池の上休憩所へ行き、 そこから西側の尾根筋へ登って馬の背休憩所へと向っていきます。
瀬上市民の森
この市民の森は、横浜市が山林所有者の方々のご好意により山林を使用させていただき、 市民の憩いの場として利用させていただくものです。 この森は緑を守り、自然をこわさないよう必要最少限の施設しか整備してありません。 散策道をはずれますと危険箇所もありますので、利用にあたっては十分注意して下さい。
・所在地 横浜市戸塚区上郷町838番地ほか
・面 積 約43.2ヘクタール、 土地提供者 36名
・管理団体 瀬上市民の森愛護会
利用者で守ること
・林内でのたきびは禁じます。喫煙は所定の場所でお願いします。
・樹木、草花の採取は禁じます。また農作物を取らない。田畑に入らない。
・土地所有者に迷惑になる行為はしない。
・利用時間は日の出から日没までです。
スギ林
スギは昔から木材用として人々に育てられてきました。 しかし最近は林業をする人が減り、林が少なくなっています。 スギは空気の汚れや、地下水の変化などの影響を受けやすいため、 「公害の指標木(目安になる木)」とも言われています。
【スギ】 高さ45m、花3〜4月。 日本人になじみ深い常緑針葉樹。良い香りの「フィトンチッド」という成分は殺菌効果を持つ。
中尾根休憩所から横木の階段を降っていきます。 谷筋で日当たりが悪いためか、林床にはシダが生い茂っていました。 そんな中を降っていくと、やがて池の下広場の端に着きます。 小さな流れに架かる木橋を渡って谷筋に降り立つと道標E5があります。 道標「池の下広場・瀬上池」に従って左手へ続く谷戸を進んでいきます。
市民の森では、ゴルフ・野球など他の利用者の迷惑となる行為は禁止されています。
 (横浜市南部公園緑地事務所)
池の下広場
小さな木橋を渡って椿の下をくぐっていくと、瀬上池の土手の下に着きます。 その右手には池の下広場があって、谷戸に沿うようにしてその先の方まで続いています。 東屋やテーブルやベンチもあって、瀬上市民の森の中心的な場所になっています。 ここにも「円海山周辺の市民の森案内図」があります。 また、谷戸に関する綺麗な解説図もあるので、ちょっと勉強していきましょう。
【谷戸】 豊かな自然と人とのつながり
山々から湧き出す細く清らかな流れが集る小さな谷間では、 人々が豊かな水を利用して稲を育てていました。 裏山の雑木林では薪を集め、炭を焼き落葉で畑の肥料をつくりました。 ススキを刈って屋根を葺いた民家が並んでいました。 1960年頃までは、横浜でもそんな風景を普通に見ることができました。 人々が時間と手間をかけてできた雑木林や果樹林、竹林、田畑などの多様な環境には多くの植物が育ち、 昆虫や小動物にも魅力のある、えさ場や住みかになっていました。
竹林 竹馬やカゴなど道具をつくる。竹の子ほり(春)。
雑木林 薪や炭を集める。落葉で肥料をつくる。山菜やキノコ採り、花摘み。
野菜をつくる。モンシロチョウなどの昆虫が集まる。
小川 洗濯など生活に利用。魚とり、ホタル狩り、水遊び。
野原/カヤ場 屋根を葺くススキ(カヤ)をとる。草摘み、花摘み、鳥や虫が多い。
田んぼ 米をつくる。ヘビやカエルが住む。
ため池 農業用水の確保。トンボ、ゲンゴロウなどの昆虫が多い。
スギ・ヒノキの植林 家などの材料になる。木材を売って現金収入をえる。
 (横浜市)
広場の左手には岩壁に開いた穴があり、そこから瀬上池の水が流れ出てきています。 ここが瀬上沢の始まりの場所でもあります。
ゴミのお持ち帰りのお願い
瀬上市民の森ではゴミの散逸を防ぐため、やむおえずゴミ箱を設置しておりますが、 基本的にはすべてのゴミは各自で持帰りをお願い致します。 ご協力をお願い致します。
 (瀬上市民の森愛護会)
瀬上池
「池の下広場」と書かれた大きな道標E4によると、右手の道は「港南台方面」、 左手の土手の上にある瀬上池の先へと続く道は「池の上休憩所・漆窪休憩所」、 今来た道は「いっしんどう広場」となっています。 土手の上に続く短い階段を登ると瀬上池が広がっています。 周りを深い森に囲まれたひっそりとした池です。 少し暖かくなってきた季節のためか、釣りをする人を何人か見かけたりしました。 この辺りからは水面へと降りていくことはできませんが、 この向こう側の池の上休憩所の方からは水面までいけます。 この瀬上池は以前には農業用の溜め池として利用されていたようです。
お願い
・柵内への立ち入りは禁止です。
・不要となった釣糸等のゴミは必ずお持ち帰りください。
・無断での魚等の持ち込みや放流はできません。
 (横浜市緑政局)
危険ですので近寄らないでください。
 (南部農政事務所、瀬上市民の森愛護会)
この附近は深くなっています。これより中に入らない事。
ここからの池の利用は危険です。立入らないで下さい。 池の利用は池の上広場でお願いします。
円海山近郊緑地特別保全地区
この地区は、円海山・北鎌倉近郊緑地保全区域のうち特に優れた自然環境を有する部分です。 その環境を将来にわたって保全するため、首都圏近郊緑地保全法に基づき、 特別保全地区として指定しました。 従って、この地区の建築物・土地の形質変更・木竹の伐採等はできません。
面積 約100ha
 (横浜市緑政局緑政部緑政課)
瀬上池の左手に続く散策路を通って池の上休憩所へ向かいます。 途中で水面の近くまで降りていける場所があります。 桟橋のようになっていて、釣り糸を垂らしている人も見かけました。
池の上休憩所
小さな木橋を渡っていくと藤棚のある池の上休憩所に着きます。 テーブルやベンチも設置されていて、ひと休みするのには良さそうな場所です。 「池の上休憩所」と書かれた大きな道標E9も立っていて、 左手の道は「漆窪休憩所・大丸広場」、右手の道は「馬頭の丘休憩所」、 今来た道は「池の下広場・瀬上池」となっています。 池の上休憩所は、湿地帯のようになった瀬上池の奥の部分を挟んで2つに分かれていて、 その間を木道がつないでいます。 2年ほど前に訪れた時には少々傷みが目立つようになっていた木道ですが、 この時には造り直されていて綺麗になっていました。
【森】 はらっぱから森ができるまで
この草地を放っておくと、どうなるのでしょう?
一年草のはらっぱ 芽を出して花を咲かせタネを付けるまで一年間で一生を終える草花が多い草地です。
多年草のはらっぱ 根を張って次の年にも花を咲かせる草花が多くなってきます。
低木の林 鳥などに運ばれた種子が芽をだして低い木が生えてきます。
落葉広葉樹林 色々な落葉樹が生えるようになり、動植物が豊富な林になっていきます。
雑木林(落葉樹) 下草刈り、落葉かき、伐採など林の手入れをすると雑木林として保たれます。
常緑広葉樹林 落葉樹の中に常緑樹が混じるようになり、やがては常緑樹だけの林になります。
池の上休憩所から湿地のようになった瀬上池の畔へ出てみると、 散った桜の花びらが水面に沢山浮かんでいました。
細い流れが瀬上池へと注いでいて、小さいながら河原のようにもなっています。 家族連れがキャッチボールをしたりオタマジャクシなどを見つけて遊んでいました。
木道の先にあるもう一方の広場を通ってその先へと進んでいくと、道は右手へと曲がっていきます。 角には道標E10が立っていて、右手の道は「馬頭の丘休憩所」、 正面は「行き止り」となっています。 道標に従って右手へと木道を進んでいくと、森の中へと入っていきます。
マムシにご注意
 (瀬上市民の森愛護会、横浜市緑政局)
森の中へ入っていくとしばらくは木道が続いていますが、やがて横木の階段へと変わっていきます。 小さな木橋を渡って沢筋に続く横木の階段を緩やかに登っていきます。 小尾根に登り着いて右手へと曲がっていくと少し広くなった所があります。 丸太を短く切ったものが椅子代わりに幾つか設置されていたりもします。
こしかけて、耳をすましてみましょう!
静かに五感をとぎすまして、森を感じてみましょう。
何が見えますか? 何が聞こえますか? 何のにおいがしますか? 土や木や葉っぱをさわってみましょう! どんな感じがしますか?
小尾根沿いに横木の階段を登っていきます。 やがて道の両側に笹竹が続くようになると、 いっしんどう広場から鎌倉天園へと続く尾根道から分かれてきた尾根道へ出ます。 角に立つ道標D4によると、左手の道は「氷取沢市民の森・金沢市民の森」、 右手の道は「馬の背休憩所・大船みどりヶ丘」、今登ってきた道は「池の上広場・瀬上池」となっています。 先ほどの道標にあった「馬頭の丘休憩所」はこの尾根を左手へと進んだ先にありますが、 今回はここを右折して馬の背休憩所へと向っていきます。
池の下広場分岐
両側に笹竹が生い茂る広い尾根道を進んでいくと分岐があります。 角に立つ道標D3によると、右手の道は「池の下広場・瀬上池」、 左手の道は「馬の背休憩所・大船みどりヶ丘」となっています。 道標の向きが少しずれていて分りにくくなってはいますが、ここは左手の道を進んでいきます。 この辺りから、左手には横浜市栄区の街なみが見えるようになります。
馬の背休憩所
金網の続く尾根を過ぎて進んでいくと、やがて右手のこんもりとした高みにある馬の背休憩所に着きます。 案内板らしいものがありましたが、表面が剥がれていて全く読むことはできませんでした。
花や虫はみんなの宝。大事にしましょう。
野山でのたき火は禁止。ゴミはきれいに片付けましょう。
どこから来たの? 帰化植物のお話
横浜には「帰化植物」と呼ばれる、外国から入ってきて日本に定着した植物が数多く見られます。 それは大きな港があり外国からの積荷についた種子などが持ち込まれたためです。 1990年現在、横浜の植物全種に対し約30%が帰化植物です。
【セイタカアワダチソウ】 高さ約2m、花8〜10月
北アメリカ原産のキク科の多年草。 他の植物が生えない土手や荒れ地に多い。 日本に来たのは明治の頃だが今ではいたる所にはえている。
【セイヨウタンポポ】 高さ15〜30cm、花3〜5月
ヨーロッパ原産の多年草。 市街地で見るタンポポのほとんどがこの種類です。
馬の背休憩所からは左手が開けた明るい尾根道を降っていきます。 花が散って若葉が伸びてきた桜の並木の下を緩やかに降っていくと、 住宅街のそばまで降りてきた所にも「瀬上市民の森」と題した案内板がありました。 こちらから市民の森へ入るコースを選んだ時には参考になります。
犬はつないで散歩させましょう。
 (市民の森愛護会、横浜市)
火災から市民の森を守ろう。
 (栄消防署、瀬上市民の森愛護会)
案内板を過ぎていくと畑地に降り立ちます。 畑地の向こう側の山肌は、萌え出る淡い色の若芽が古い葉に混じって斑模様になっていました。 角に立つ「大船みどりヶ丘・みどりヶ丘」の道標D1に従って、戻るようにして左に曲がっていくと、 「瀬上市民の森入口」と書かれた標識が立っています。 これで瀬上市民の森は終りになり、ここからは住宅地の中の道を真直ぐに進んでいきます。
みどりが丘(みどりがおか)バス停
上郷台共同住宅集会所や東上郷第一公園を過ぎてその先の十字路を二つ過ぎていくと、みどりヶ丘バス停があります。
大船駅(JR東海道線)東口ターミナルまで、[船09]大船駅行きバスにて19分、 1時間に2本程度の便があります。
港南台駅(JR根岸線)まで、[港93]港南台駅行きバスにて15分、 1時間に1本程度の便があります。
2年ほど前に来た時には「みどりが丘住宅バス停」という名前だったのですが、 名前が変更になったようです。