前田川遊歩道
散策:2006年03月上旬
【低山ハイク】 前田川遊歩道
概 要 前田川遊歩道は大楠山系に源を発して相模湾へと注ぐ前田川の川辺に沿って約1.4km続く遊歩道です。 木道や飛び石などを渡りながら、清流沿いにお国橋から尾形瀬橋までを歩いていきます。 その後は三浦半島最高峰の大楠山へ登り、山頂のお花畑や360度の展望を楽んでから芦名地区へと降っていきます。
起 点 横須賀市 前田橋バス停
終 点 横須賀市 大楠芦名口バス停
ルート 前田橋バス停…お国橋…前田川遊歩道(起点)…大楠山分岐…前田川遊歩道(終点)…尾形瀬橋…大楠山登り口…大楠平…大楠山…へっぴり坂…大楠芦名口バス停
所要時間 3時間50分
歩いて... 前田川遊歩道は水量が多い時には飛び石が水をかぶって歩けなくなるので、 雨が降った翌日などの散策は避けた方がいいかもしれません。 大楠山への登り降り道はしっかりとしていて歩きやすくなっています。 大楠平のお花畑の菜の花は咲き始めた頃で、満開までにはまだ半月ほどかかりそうな状況でした。
関連メモ 佐島・大楠山のみち, 大楠山, 大楠山, 大楠山, 大楠山, 大楠山, 大楠山, 大楠山, 大楠山
コース紹介
前田橋(まえだばし)バス停
逗子駅(JR横須賀線)から、 [逗4]大楠芦名口行きバス、[逗5]横須賀市民病院行きバス、[逗6]長井行きバス、 [逗7]佐島マリーナ入口行きバス,または,[逗8]電力中央研究所行きバスにて25分、 1時間に5本程度の便があります。
お国橋
バス停のすぐ先に前田橋交差点があります。 角に立つ「関東ふれあいの道 大楠山へ3.6km」の道標が左手の道を指しています。 また「大楠山ハイキングコース」の看板も立っています。 案内に従って、交差点を左折して真っ直ぐに進んでいきます。 少し降るようになると、交差点から150mほどで、前田川に架かる「お国橋」があります。
準用河川 前田川
人と魚のふるさとづくり
 (横須賀市)
前田川遊歩道ならびに大楠山登山道をハイキングされるみなさまへ
ゴミは持ち帰りましょう!
前田川遊歩道(起点)
お国橋の右手には「前田川遊歩道」の案内板があります。 お国橋から1,380m先にある尾形瀬橋まで、前田川の川辺に遊歩道が設定されています。 案内板の右手のすぐ先に「遊歩道 起点」の標柱が立っています。 そこから木製の階段を川辺へと降り、上流へ向って歩いていきます。
後日、2008年7月に来た時には、尾形瀬橋は風早橋という名前に変わっていましたが、 その後に再び尾形瀬橋という名前に戻されていました。
前田川遊歩道
・雨あがりや雨のときは、急に水が増えますので入ってはいけません。
・増水時にはすぐに高いところに避難して下さい。
・動植物は取らないで下さい。
・すべりやすいので注意して下さい。
・ゴミは持ち帰って下さい。
・川の両側は個人の土地です。入らないで下さい。
 (横須賀市下水道部)
木道の先の飛び石を渡って流れの左手へ渡り、川辺の木道を進んでいきます。 右手に竹林を見ながら進んでいくと、再び飛び石が点々と続いています。 流れの右手を進んでいくと、段々になった所がありました。 いきなり高い段差にすると魚が遡上できなくなるので、段差が少なくなるようにしてあるのでしょうか。 段々を流れ落ちる水が心地よい音をたてていました。
段々を過ぎていくと、流れの左手に右手にと飛び石を渡っていきます。 水をかぶっている飛び石はほとんどなくてグラグラもしていないので、 安心して歩いていけます。
飛び石が途切れて小石の河原になります。 河原の幅が次第に狭まってくるのでこの道でいいのかと心配しながらも進んでいくと、 頭上に鉄製の橋が架かっていました。 かなり年季の入った橋で、一般用ではないような感じがしました。
橋の下を過ぎていくと、河原もしっかりとしてきます。 少し水をかぶった飛び石もあったりするので、滑らないように注意しながら渡っていきます。 この時には普段より水量が多かったのかどうかは分りませんが、 これ以上の水量になると、完全に水没してしまって渡っていけなくなる飛び石もありそうでした。
木道と飛び石が交互に現れる道を進んでいくと、高さ2mほどの滝(?)が現れます。 勢いよく流れ落ちる水が大きな音を響かせていました。 その左手に設置されている階段を登っていきます。
階段を登ってその先へと進んでいくと、左手に登っていく石段があります。 手前には「通路(公衆トイレ)」と書かれた標柱が立っていますが、 右手に続く飛び石を渡っていきます。
エメラルドグリーンの川底を過ぎていくと、 河床には岩があって、その上を水がザーザーと音をたてて流れていました。 流れる水も綺麗で、爽やかな感じがします。 暑い夏場に訪れると清涼感があっていいかも知れません。
飛び石を渡り木道を進んでいくと、砂防ダムがあります。 上辺の高さに比べて、中央の水が流れている所がなかり低くなっています。 最初からこのような形だったのでしょうか。 それとも、以前は河床がもっと低い所にあったのが、次第に埋まってきて現在のようになったのでしょうか。 左右のコンクリートブロックの役割が今ひとつ分らなくなっている感じがしました。 右手にある階段を登ってその先へと進んでいきます。
木道の先の河原から続く飛び石を渡っていくと、土のしっかりとした道になってきます。
右手から合流してくる小さな流れを見ながら進んでいくと、 「終点まで830m、起点まで550m」の標柱が立っています。 まだ半分も来ていないようです。 この直ぐ先で、笹竹の中に横木の階段が続いています。 階段を登ってその先へと進んでいくと一般道の脇に出ますが、少し先で再び川辺へと降っていきます。
大楠山分岐
川辺に降りて飛び石を渡りながら進んでいくと、右手へ坂道が分かれていきます。 この坂道を登っていくと、畑地の先で大楠山への登山道へと続いていますが、 今回はこのまま前田川遊歩道の終点まで歩いていきます。
飛び石づたいに少し進んでいくと、頭上に橋が架かっています。 この橋が大楠山への登山道の入口になります。 今回は前田川遊歩道の終点まで行ってからこの橋の所まで引き返してきて、大楠山へと登っていくことにしました。
木道から土の道になり、更に飛び石を渡っていくと、先ほどと同じような形の砂防ダムがあります。 左手に設置されている階段を登り、その先の飛び石を右手へ左手へと渡っていきます。 このダムの上側にある飛び石は背が低いのか、この時には上まで水をかぶっていましたが、 何とか渡っていくことができました。
小石のある河原になった道を進んでいくと、ダムのようなものがありました。 普通のデーンとしたダムではなくて、コンクリート板が斜めに設置されたもので、 堰のような感じもしました。 中ほどからは水が勢いよく流れ落ちていました。 右手に設置された階段を登っていきます。
飛び石を渡ったり渡り返したりしながら更に進んでいくと、 河原が広がった所に「終点まで300m、起点まで1080m」の標柱が立っています。 ここまで来ると、前田川遊歩道もあと4分の1ほどになります。
飛び石を渡りながら更に進んでいくと、次第に上流に来たような雰囲気が増してきます。
前田川遊歩道(終点)
やがて川が二手に分かれる所に着きます。 ここに「前田川遊歩道終点」の標柱が立っています。 この先の右手の川も左手の川も幅が広くて、まだまだ続いているような感じでしたが、 前田川遊歩道はここで終りになります。 起点から50分ほどで到着しました。
尾形瀬橋
標柱の脇の階段を登っていくと林道に出ます。 右手にはコンクリート製の橋が架かっていました。 名前は見当たりませんでしたが、最初にあった「前田川遊歩道」の案内板によると尾形瀬橋というようです。 階段を登った所に立つ道標によると、右手の道は「行き止り」、 左手の道は「前田橋バス停」となっています。 お国橋から川辺に降りずにそのまま道路を進んでくると、ここまでやってこられます。
後日、2008年7月に来た時には、尾形瀬橋は風早橋という名前に変わっていましたが、 その後に再び尾形瀬橋に戻っていました。 後日に尾形瀬橋の奥へ続く道を歩きました。 (「大楠山」を参照)
尾形瀬橋から林道を通って、前田川遊歩道の途中にあった大楠山への登山口の橋の所まで引き返していきます。 緩やかな林道を2分ほど進んでいくと、左手の畑には菜の花が咲いていました。 咲き始めだったり8分咲きだったりと疎らな咲き方でしたが、花の蜜を求めて昆虫達がたくさん集ってきていました。 菜の花の蜜のほのかな香りが漂い、ブーンという微かな羽音も聞こえてきました。 何とも長閑な光景に、しばらく歩みを止めて休んでいきました。
大楠山登り口
緩やかな林道を更に進んでいくと、降り傾斜が少し増してきます。 坂を降って再び緩やかになると、先ほどの橋の所に着きます。 尾形瀬橋から10分ほどで到着しました。 ここにも、お国橋の所にあったのと同じ「前田川遊歩道」の案内図があります。 橋の手前には関東ふれあいの道の道標が立っていて、 正面の林道は「前田橋バス停へ0.8km」、左手の橋の先へ続く道は「大楠山へ2.8km」となっています。 横須賀市の設置した道標も立っていて、 正面の林道は「前田橋バス停」、左手の橋の先へ続く道は「大楠山山頂」、 今歩いてきた林道は「行き止り」となっています。 今回はこの橋を渡って大楠山へと登り、大楠芦名口バス停へと降っていきます。 大楠芦名口バス停から大楠山へ登り前田橋バス停を経て一色海岸まで続く 関東ふれあいの道「佐島・大楠山のみち」のルートの一部になります。
大楠山で観察できる鳥たちを紹介します
メジロ、ホオジロ、エナガ、ジョウビタキ、シジュウカラ、コゲラ
・ごみは必ず持ち帰りましょう
・不法投棄、ポイ捨て監視中
・山火事防止にご協力ください
 (横須賀市)
橋を渡って畑地の脇を過ぎていくと、すぐに横木の階段が始まります。 横木の階段が途切れたり岩盤が露出した所があったりして傾斜も結構ありますが、 よく歩かれている道のようで、幅もあってしっかりとした道が続いています。 そんな道を8分ほどかけて登っていくと、傾斜が緩やかになってきます。
火の用心 Stop The Fire
 (南消防署)
U字形に抉れた所などを過ぎていくと、やがて広くて平坦な道になります。 両側には笹竹が生い茂っていました。 道端には壊れかけたベンチがポツンとひとつありました。 その先へと進んでいくと、横須賀市が設置したクイズの看板があります。 大楠山への各ハイキングコースに沿って点々と設置されていて、この地域の事がクイズ形式で紹介されています。 頂上までの距離も書かれていて、道標の役目も果たしているようです。 シャッター付きの小窓を開けると答えが現れます。
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.1 前田橋コース
相模湾に面した天神島は、ある植物の自生の北限地として知られています。 それは何でしょうか。 次のうちから選んでください。
 1. ハマユウ 2. ハイビスカス 3. スカシウリ
頂上まであと2.1km、ガンバレ!
 (横須賀市)
雑木林に続く緩やかな尾根道を数分進んでいくと、道は少し降り気味になってきます。 鞍部に着くと道の両側には笹竹が生い茂っていました。 そこを抜けていくと板だけのような背の低いベンチが設置されていて、そばにはクイズの看板も立っていました。
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.2 前田橋コース
秋谷海岸の波打ち際に立つ高さ12m、周囲30mの巨岩は、昔から三浦七石の一つに数えられています。 それは何と呼ばれていますか。 次のうちから選んでください。
 1. 子産石 2. へそ石 3. 立石
頂上まであと1.9km、ガンバレ!
 (横須賀市)
山歩く 心にいつも 火の用心
 (神奈川県)
看板を過ぎて、雑木林の中の尾根道を登り返していきます。 やがて現れる横木の階段を登っていくと、再び緩やかな道になります。 快適な尾根道を進んでいくと、少し明るくなった先に、 木を模した形をしたコンクリート製の道標が立っていました。 今歩いてきた道は「前田橋」、右手に曲がっていく道は「大楠山」となっています。 そばにはクイズの看板も立っていました。
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.3 前田橋コース
芦名の浄楽寺には約800年前に仏師運慶によって造られたと伝えられる国指定有形文化財があります。 それは何でしょう。 次のうちから選んでください。
 1. 木造阿弥陀三尊像 2. 木造滝見観世音菩薩坐像 3. 木造十二神将立像
頂上まであと1.4km、ガンバレ!
 (横須賀市)
2分ほど進んでいくと、広くて緩やかな道になります。 岩のむき出した坂を登っていくとまた緩やかな尾根道になります。 道の脇には緑色をした幹の常緑樹が沢山生えていて、赤い実をつけていました。 「わあ、綺麗!」とか言って手折っていく中年女性のハイカーを見かけたりしました。 「そっと野に置け山野草」ではありませんが、手折っちゃあいけませんよね。
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.4 前田橋コース
カツオ漁には餌として生きたマイワシが必要です。 この魚を「あぶり網漁」で捕え全国各地のカツオ漁に供給しているのはどこの港でしょうか。 次のうちから選んでください。
 1. 長浦港 2. 佐島港 3. 横須賀新港
頂上まであと1km、ガンバレ!
 (横須賀市)
斜面沿いに続く道を少し降っていくと緩やかになってきます。 更に進んで少しいくと登り気味になってきます。 防火用水を過ぎていくと、何だか開けた感じのする明るい雑木林になります。 その中に続く広い坂道を真っ直ぐに登っていくと、 登りきった所にマウンテンバイクの若者が待っていました。 私が登るのを待って、この坂道を一気に降っていこうという心積もりだったのでしょう。 ここまで来ると大楠山の山頂はもうすぐです。 この広い道が山頂へと導いてくれます。
鳥獣保護区
ここは保護区域です。 鳥や獣を守ってください。
 (神奈川県)
大楠平
防火用水をふたたび過ぎていくと、少し傾斜が増してきます。 浅いU字形の道を登っていくと、大きな樹木の生える所に着きます。 その奥には白い電波塔も姿を覗かせていて、関東ふれあいの道の標石も設置されています。 ここは大楠山の山頂から一段低い所にある平らになった場所で、 雨量観測用レーダも設置されている広い所です。 ここが何という名前なのかを記した標識などは見当たりませんでしたが、 平らになったこの場所は「大楠平」と呼ぶようです。 前田川に架かる橋から45分ほどで到着しました。
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.5 前田橋コース
芦名の淡島神社は縁結び、安産の神として昔から多くの女性の信仰を集めています。 底抜け柄杓に麻を結んで奉納する、市内でもめずらしいこの祭礼は、いつ行われるでしょうか。 次のうちから選んでください。
 1. 3月3日 2. 7月7日 3. 11月11日
頂上まであと600m、ガンバレ!
 (横須賀市)
注意
この区域一帯は、首都圏近郊緑地保全法に基づく衣笠・大楠山近郊緑地保全区域、 又都市計画法に基づく衣笠・大楠山風致地区に指定されています。 この区域内で建築物の新築・増改築・宅地の造成・土砂類の採取・土地形質の変更・屋外広告物の表示 又は掲示を行う場合は、事前に市長の許可を受けなければなりません。 なお、近郊緑地保全地域と風致地区では規制内容が違いますので、 上記の行為等を計画されている方は、必ず事前に下記まで問い合わせてください。 許可なく行為を行うと法令の規定により処分される場合があります。
 (横須賀市緑政部緑化推進課)
先へと進んでいくと、関東ふれあいの道の道標が立っています。 正面の道は「大楠山0.2km」、今来た道は「前田橋バス停2.9km」となっています。 大楠山の山頂はもうひと息です。 国土交通省の大楠山レーダ雨量観測所の白い電波塔の脇には展望塔が建っています。 大楠山の山頂にある展望塔よりは少し低い所にあるので見える範囲も若干違いますが、 素晴らしい景色を眺められる所です。 東側には大楠山、南側には油壺、西側には相模湾や江ノ島、北側には東京湾を望む景色が広がっています。 条件がいいと富士山も望めるとのことで、少し霞んではいましたが、 この日も富士山や江ノ島を望むことができました。
国土交通省大楠山レーダ雨量観測所
国土交通省が全国26ヶ所設置した雨量を測定する施設で、関東地方をカバーする4ヶ所のひとつです。 レーダアンテナから発射された電波を雨にあて、跳ね返される強さを計算して雨の量を測定します。 測定されたデータは各機関に配信され、河川・道路管理及び天気予報などに使用されます。 半径120kmの観測範囲で、5分間隔でデータの収集を行ない、他のデータと合わせて日本全国をカバーします。
 (国土交通省関東地方整備局)
天皇皇后両陛下御光臨記念植樹
山の荒廃、開発の美名で破壊が進む現状を憂い、同志相策り、大楠山を広く国民に解放し、 健康と豊かな心の平安を願い、自然公園計画。 以来20年、両陛下の御来駕を賜り、こよなく花と自然を愛でらる。 願わくは、志 後世に引き継ぐ施策を臨むや切可。
 (御光臨平成4年1月16日)
観測所の裏手はお花畑になっていて、春には菜の花、秋にはコスモスが植えられます。 季節になると一面に咲き誇る素晴らしい眺めが楽しめる所です。 菜の花はこの時にはまだ咲き始めた頃で、満開になるにはまだ半月ほどはかかりそうな状況でした。 3年ほど前に来た時にはそばにNTT大楠平無線中継所も建っていたのですが、 この時には既に撤去されていて、囲いだけが残されていました。
自然と親しむ花の丘
コスモスの暦
植付6月上旬
開花(見ごろ)9月上旬〜10月上旬
刈取り10月下旬
菜の花の暦
植付10月下旬
開花(見ごろ)3月中旬〜4月下旬
刈取り5月中旬
 (大楠山自然公園整備組合、大楠観光協会)
「NTT大楠平無線中継所」跡を左手に見ながら簡易舗装された広い道を降っていくと、 すぐに左手に横木の階段が現れます。 これは大楠山の山頂へと続く最後の階段になります。 角には関東ふれあいの道の道標が立っていて、 正面の道は「大楠芦名口バス停へ」、左手の階段は「大楠山へ150m」、 今来た道は「前田橋バス停へ」となっています。
大楠山 (標高242m)
道標に従って左手に続く横木の階段を登っていきます。 幅の広い階段を登っていくと、ほどなくして大楠山の山頂に着きます。 大楠山ビューハウスの前を過ぎていくと三角点のある広場になっていて、ベンチも幾つか設置されています。 先ずは展望塔に登って素晴らしい眺めを楽しみましょう。 「かながわの景勝50選 大楠山の展望」や「横須賀風物百選 大楠山」としても選ばれているようです。
大楠山頂上…50分…秋谷(前田橋バス停)…25分…逗子・衣笠駅
大楠山頂上…45分…芦名(大楠芦名口バス停)…25分…逗子・衣笠駅
大楠山頂上…30分…阿部倉温泉…20分…衣笠駅
大楠山頂上…90分…衣笠城跡…30分…衣笠山公園…20分…衣笠駅
山火災防止
一、たばこの投げすてはやめましょう。
二、たき火や火を使用するときは管理人に届けましょう。
管理人は大楠山ビューハウス展望塔責任者
 (横須賀市南部消防署)
山頂に水道はありません。ご了承ください。
強風のときは展望塔には登れません。
展望塔開放時間 9時〜16時(雨天時は開放しません)
 (横須賀市観光課)
螺旋階段を登って展望塔の最上階に着くと、何も遮るものがない360度の大パノラマが広がっています。 西側には相模湾に浮かぶ江ノ島が見えています。 その向こう側には箱根連山や伊豆半島や丹沢山塊が広がっています。 少し霞んではいましたが富士山も見えていました。 北側には逗子市・鎌倉市・横浜市などが、東側には横須賀市などが見渡せます。 東京湾に浮かぶ唯一の自然島である猿島も見えています。 南側には三浦半島の先端部が見えます。 その左手には房総半島が、右手には大島が見えます。 写真に撮ってみると何だかはっきりとしない写りになっているのが誠に残念ではあります。
お願い
展望塔・休憩所屋上をご利用の皆様へ
・かけ足せず、しずかにのぼってください。
・幼児には大人の付添いをおねがいします。
・上から物をなげないでください。
・木の枝などを持たないでください。
・犬は下につないでおいてください。
・食事は広場でしてください。
・無線機は使用しないでください。
・防火のため、禁煙をお願いします。
 (横須賀市観光課)
大楠山ビューハウス
平成4年に今上天皇も御家族と一緒にこの大楠山へ登られたのだそうで、 その時の写真が大楠山ビューハウスに飾ってありました。 民間人二人も一緒に写っていて、その中の一人のおばあちゃんが丁度来ていました。 もう90歳にもなられるそうですが、今でも大楠山へはよく登ってくるのだそうです。 何ともお元気なおばあちゃんです。
この日は地元の観光協会が主催するハイキング会が催されていたようで、 次から次へと多くの人が山頂へ登ってきました。 昼前に着いた時にはかなり空いていた山頂ですが、30分ほどの間に一杯になってしまいました。
展望も楽しんでお腹も満ちたところで、大楠芦名口バス停へ向って降っていきます。 山頂の先から続く広い横木の階段を降っていきます。 結構長く続いているようにも感じますが、数分で緩やかな道に降り立ちます。 降りた所で道が左右に分かれています。 角に立つ道標によると、右手の道は「大楠山」、 左手の道は「衣笠山公園、塚山公園」、今降った階段は「大楠山山頂(階段)」となっています。 横木の階段の段数でしょうか、括弧付きで道標に(230段)と書き込まれていました。
燃やすまい みんなが来る山 歩く山
 (神奈川県)
降り立った道は山頂の巻き道になっていて、右手の道を進んでいくと、 2分弱で大楠平から続く簡易舗装の道の途中に出ます。 左手すぐの所には携帯電話会社の大楠無線中継所があります。 ここからは小型自動車二台がすれ違えるほどの幅のある芦名口コースを、 大楠芦名口バス停を目指して緩やかに降っていきます。 一部に土の部分もありますが、概ねは簡易舗装されていて歩きやすくなっています。
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.5 芦名口コース
大楠山は三浦半島で一番高い山ですが、海抜何メートルあるでしょか。 次のうちから選んでください。
 1. 55メートル 2. 242メートル 3. 545メートル
頂上まであと300m、ガンバレ!
 (横須賀市)
雑木林の尾根に続く広い簡易舗装道路を緩やかに降っていきます。 樹木が道路の上まで覆っていて緑のトンネルになっていたりします。
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.4 芦名口コース
相模湾の富浦公園に接した海面は質の良いのりの養殖場として知られています。 養殖のため海面にたくさんの竹が立てられていますが、それは何と呼ばれているでしょう。 次のうちから選んでください。
 1. のりぼう 2. のりひび 3. のりぐい
頂上まであと560m、ガンバレ!
 (横須賀市)
告知
アライグマの生息状況調査のため、大楠山周辺にオリを設置しています。 オリを見かけても手を触れないようお願いします。
 (神奈川県緑政課)
鳥獣保護区
この附近では鳥や獣を狩猟してはいけません!
 (神奈川県)
山頂から20分ほど降っていくと、左手が開けて眺めのいい場所がありました。 先の方までいって眺めを楽しんでいきましょう。 手前には関東ふれあいの道の里程標がありました。 それによると、「芦名口1.7km、一色海岸9.0km」とのことです。
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.3 芦名口コース
この海岸は海蝕台や海蝕洞の地形で、白い頁岩と黒い凝灰岩の岩礁に打ちよせる波が印象的です。 ここからは遠く相模・伊豆の連山や富士山が眺められます。 この海岸を次のうちから選んでください。
 1. 荒崎海岸 2. 秋谷海岸 3. 観音崎海岸
頂上まであと900m、ガンバレ!
 (横須賀市)
へっぴり坂
更に10分ほど降っていくと、少し傾斜が増した坂になります。 道端に立つ標識によると「へっぴり坂」と呼ぶようです。 芦名口コースのなかでは最も傾斜のある所なのだそうですが、 降っていく分には特に大したことはありません。
へっぴり坂
芦名側のなかで最も傾斜の急な坂道。 その名がおもしろい。
 (西地域文化振興懇話会)
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.2 芦名口コース
長井の新宿地区に伝わる郷土芸能で、若衆(男)に代わり、小中学生の女子によって引き継がれている 市指定無形民俗文化財を次のうちから選んでください。
 1. 飴屋踊 2. 虎踊 3. とっぴきぴー踊
頂上まであと1.2km、ガンバレ!
 (横須賀市)
ハイキングコースクイズ
横須賀市にちなんだクイズです。何問できるか、チャレンジしてみよう!
Q.1 芦名口コース
コスモスは別名秋桜といわれていますが、ラテン語ではどんな意味をもつ言葉でしょうか。 次のうちから選んでください。
 1. 惑星 2. 地球 3. 宇宙
頂上まであと1.6km、ガンバレ!
 (横須賀市)
大楠山で観察できる草花を紹介します
ニリンソウ、ホタルブクロ、ノアザミ、キランソウ、ホトケノザ
・ごみは必ず持ち帰りましょう
・不法投棄、ポイ捨て監視中
・山火事防止にご協力ください
 (横須賀市)
更に4分ほど降っていくと民家が建っています。 関東ふれあいの道の道標「大楠芦名口バス停へ」に従って、更に広い道を進んでいきます。 小さな池を右手に見ながら進んでいくと、建設会社の資材置場を過ぎていきます。 やがて左右に畑地や民家が続くようになると芦名地区に着きます。 菜の花が綺麗に咲いている畑などを見ながら民家の建ち並ぶ坂道を進んでいくと、 広場に「ゴール」と書かれた看板が立っていました。 テントも幾つか設営されていて、この日のハイキング会の会場のようでした。
大楠芦名口(おおぐすあしなぐち)バス停
左手からくる広い道路に出てその先へと200mほど進んでいくと大楠山入口交差点があります。 角には関東ふれあいの道の案内板も設置されています。 交差点の左手には横須賀駅方面の大楠芦名口バス停が、右手には逗子駅方面の大楠芦名口バス停があります。 大楠山の山頂から55分ほどで到着しました。 左手のバス停からは、横須賀駅(JR横須賀線)や横須賀中央駅(京浜急行本線)まで、 1時間に1本程度の便があります。 右手のバス停からは、逗子駅(JR横須賀線)まで、1時間に5本程度の便があります。
関東ふれあいの道 佐島大楠山のみち
関東ふれあいの道は、一都六県を巡る長距離自然歩道です。 自分の足でゆっくり歩いて豊かな自然にふれ、歴史などをたずねながら、ふる里を見なおしませんか。 このコースは、県内17コースのひとつで、大楠山・立石公園・長者ヶ崎・葉山しおさい公園がみどころです。
大楠芦名口バス停…3.2km…大楠山…3.6km…前田橋バス停…0.8km…立石公園…2.4km…長者ヶ崎…1.0km…一色海岸しおさい公園前バス停
 (環境庁、神奈川県)