久良岐公園
散策:2006年01月下旬
【街角散策】 久良岐公園
概 要 久良岐公園は横浜市の港南区と磯子区にまたがる総合公園です。 磯子駅と上大岡駅のちょうど中間辺りにあって、緑に囲まれた浅い谷戸に池や広場などがあります。 梅や桜も植えられていて花の季節には綺麗に彩られます。 雑木林や日本庭園や能舞台もあって落ち着いた雰囲気のある公園です。
起 点 横浜市 久良岐公園前バス停
終 点 横浜市 上大岡駅
ルート 久良岐公園前バス停…久良岐公園入口…公園詰所…市電…自由広場…小池…大池…雑木の広場…能舞台入口…ピクニック広場…久良岐公園出口…真光寺…上大岡駅
所要時間 1時間50分
歩いて... 前日に降った雪のために公園は一面の銀世界で、ソリ遊びに興じる親子連れを沢山見かけました。 寒い日だったこともあって路面はカチカチに凍っていて、池には氷が張っていました。 雪深い所もあったりして今回は余り見て回れませんでしたが、花の咲く季節に訪れてみたい所です。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
久良岐公園前(くらきこうえんまえ)バス停
磯子駅(JR根岸線)の西口のバスターミナルから、 [70]汐見台循環バスにて20分、1時間に4本程度の便があります。
上大岡駅(京浜急行本線)のバスターミナルから、 [上3]汐見台循環バス,または,[上3]浜小学校前行きバスにて15分、 1時間に2本程度の便があります。
磯子駅からの70系統は循環バスになっていて、 一旦磯子駅まで戻ってきてから造船所前バス停へと向っていきます。 造船所前への乗り場は別になっているので、間違えないようにしましょう。
久良岐公園入口
バスを降りて道路をその先へと進んでいきます。 200mほど進んでいくと道は右手へと曲がっていきます。 その左手に久良岐公園の入口があります。 入口には「久良岐公園周辺案内」が立っています。 公園の案内図も載っているので参考にしましょう。 園内には、自由広場、桜の森、梅林、大池、小池、棚田、能舞台などがあります。 入ってすぐに道が左右に分かれていますが、先ずは左手の道を桜の森や自由広場へと向っていきます。
おねがい
1.木や草木を大切にしましょう。
2.公園をよごさないようにしましょう。
3.ゴルフなどの危ない遊びはやめましょう。
4.犬は綱につないで散歩させ、フンは必ず飼い主が持ち帰りましょう。
 (南部公園緑地事務所)
公園詰所
左手へと曲がっていく坂道を降っていくと、正面に駐車場があります。 右手の車止めの先には公園詰所があります。 この公園では、夕方5時になると「夕焼け小焼け」のメロディーが流されているようです。 公園内で遊んでいる子供達に帰宅時間の目安となるよう、地元市民からの提案で始まったのだそうです。 当初は「七つの子」の予定だったのだそうですが、どちらも「もう帰ろう」という気持ちになってきそうな曲です。
磯子風致地区
磯子風致地区は、汐見台団地を含み、所により海の見える高台の住宅地です。 北側には岡村公園、西側には久良岐公園、また南側には森浅間神社緑地保全地区があります。 風致地区内で以下の事を行う場合は、事前に横浜市長の許可が必要です。
(1)建築物の建築その他工作物の新築・改築・増築または移転、 (2)建築物等の色彩の変更、 (3)宅地の造成・土地の開墾その他の土地の形質の変更、 (4)水面の埋立又は干拓、 (5)木竹の伐採、 (6)土石の類の採取、 (7)屋外における土石・廃棄物又は再生資源の堆積
なお、この地区では風致の向上のため植栽等の配慮をお願いしています。
 (横浜市まちづくり調整局建築調整課)
林の中のひとり歩きはやめよう
知らない人にさそわれてもついて行かないでね! 利用者のみなさん、まわりにいる小さな子供たちに気を配ってあげて下さい。
 (南部公園緑地事務所)
猫などの動物を捨てないでください!
犬を散歩させるときは必ず綱等につないでください!
飼い主は責任をもって動物とつき合い、食べ物の残りやフンなどは必ず持ち帰りましょう!
動物を捨てたりいじめたりすると法律で罰せられます。
 (南部公園緑地事務所)
市電
公園詰所を過ぎて真っ直ぐに進んでいくと、左手の金網で囲まれた一角に、市電が展示されていました。 解説板は見当たりませんでしたが、以前に横浜市内を走っていたのでしょうか。 開放されている時間帯だったのですが、積雪のためか、この時は入口が閉ざされていました。
市電の奥は広場になっていて、一面が雪の原になっていました。 広場には「かまくら」が作られていました。 小さなものですが横浜ではとても珍しく、子供の頃を懐かしく思い出したりしました。 林の方の斜面では親に連れられた子供達がソリ遊びに興じていました。 親にとっても雪は珍しいのか、一緒になって楽しんでいるようでした。
売店もありましたが、平成17年の秋に閉店になったようです。 テーブルやベンチが幾つか設置されていて、休憩するのには良さそうな所です。 軒先からは長さ20cmほどの小さなツララが幾つも並んで下がっていました。 雪国では珍しくもないのでしょうが、横浜では滅多に見ることはできません。 近年にはない寒いこの冬を健気に演出しているようにも思えて、 子供の頃を思い出しながら暫く眺めていたのでした。
自由広場
売店の先には自由広場があります。 野球などができるようで、バックネットなども設置されていました。 ここも一面の雪の原でした。 広場の中ほどに直径80cmほどの丸い雪の玉が転がっていたので、何だろうと思って近寄っていきました。 雪が20cmほどの深さにまで積もっていて、冷たい思いをしながら歩いていったのでした。 玉が二つあるところをみると「雪だるま」だったのでしょうか。 一度上に乗せたのが転げ落ちてしまったのかも知れません。 それとも雪玉を二つ作ってはみたものの、重過ぎて上に乗せられなかったのでしょうか。
雪玉もこの位の大きさになるととても重いので、 支えを作ったりしてあれこれと工夫しないと、乗せられないのかも知れません。
自由広場の先の階段を登っていくと公園の端に出ます。 そこから右手へと続く道を緩やかに登っていくと、林の中へと入っていきます。 前日の雪がたっぷりと残っていて、まるで雪国のような景色です。 こんもりとした小ピークを過ぎて緩やかに降り、屋根のある休憩所を過ぎていきます。
小池(中池)
更に降っていくと浅い谷筋に降り立ちます。 左手の方には棚田があるようですが、前日の雪に埋もれてしまっていたので、 右手の方にある小池へと向いました。 雪に囲まれて寒そうな眺めでした。 「中池」となっている案内図もありましたが、どちらが正しい名前なのでしょうか。
公園は、皆さんの公園です。 次のことを守っていつも清潔に安全で安心して利用できる公園にしましょう。
・池のゴミを投げ込まないで下さい。
・ゴミは必ず持ち帰りましょう。
・釣りは決められた位置でしましょう。
・リールやルアー(疑似餌)を使った釣りはしないで下さい。
・池の中の生き物は採取しないで下さい。
・池の中に生き物は捨てないで下さい。
・他の人に危険を及ぼす行為、または迷惑になる行為はやめましょう。
 (横浜市、南部公園緑地事務所)
大池
小池を過ぎていくと大池があります。 池の畔には観察小屋や観察デッキも設置されています。 この時は寒い朝とあって、水面には薄い氷が一面に張り詰めていました。 その上を小鳥が足早に通り過ぎたりしていました。 観察小屋ではおじさんがひとり釣り糸を垂らしていました。 こんな寒いのにご苦労さまです。
大池・中池周辺案内図
本公園内の大池、中池周辺は昔、大きな谷戸が入りこんだ水田(棚田)となっていました。 そこにはトンボ、クチボソなどの小動物がたくさんすんでいたといわれています。 そこでかつてのように人と自然が共存できる場として、地域のみなさんとともに、 この地にふさわしい生き物が生息できる環境づくり(エコアップ)をおこないました。 池には水草・クチボソ等の小魚・トンボが生育できなくなりますので、 ザリガニ・ブラックバス・ブルーギル・コイ・アヒル等を放さないでください。
 (横浜市緑政局)
水辺の植物
水辺の植物は、自然の水循環システムを保つ上で重要な働きをしています。 水の浄化、地下水の保水に役立っているほか、さまざまな生物の生息場所でもあります。
コウホネ、ガマ、ショウブ、ミツガシワ、ヌマトラノオ、ミソハギ、ヘラオモダカ、コガマ、 ミクリ、スイレン、セキショウ、ハングショウ、サワギキョウ、カキツバタ、カンガレイ
 (横浜市緑政局)
釣りをする人へ
1.柵をこえて釣りをしてはいけません。
2.釣りの時間は午前9時から午後5時までとします。
3・釣った魚は持ち帰らず、池に放して下さい。クチボソは持ち帰って結構です。
4.リール竿を使用してはいけません。
 (南部公園緑地事務所)
守ろう・大切な自然
横浜では自然と生き物にふれあう事業を進めています。(横浜市緑政局)
ムクドリ 白い顔に黒っぽい体。オレンジ色のくちばしと足。飛ぶと腰と尾の先の白がよく目だつ。
ヒヨドリ ヒーヨ、ヒーヨという鋭く大きな声でよく鳴く。尾が長く体つきはスマート。
メジロ スズメより小さな黄緑色の小鳥。名前のように目に白い輪がある。動きは早くすばやい。
シジュウカラ 白と黒のコントラストがきれいな小鳥。白い腹にはネクタイのような模様が目だつ。
オナガ 名前のように長い尾。黒い頭に水色の背、翼、尾がきれい。リューイなどと鳴く。
キジバト デデッポッポポーとのどかに鳴く。翼にはウロコ模様、首筋に青い斑点が目だつ。
カワラヒワ スズメ位の緑がかった茶色の鳥。飛ぶと翼の黄色い大きな斑点がぱっと目だつ。
アゲハチョウ 黄色と黒の模様がはっきりした大きくてきれいなチョウ。ミカンの仲間の木に卵を生む。
シロスジカミキリ 灰色の体に黄色いすじがあり、長い触角の大きなカミキリ。キイキイという音を出す。
コクワガタ 雑木林で生活する。名前のように小型の黒いクワガタ。牙もあまり大きくない。
アブラゼミ 茶色の大きなセミ。数も多く、夏になると「ジリ、ジリ、ジリ…」とよく鳴く。
ミズキ 荒れ地にまっさきにはえてくる木。[花期]5〜6月。[果期]10月〜11月。
ケヤキ ホウキ形の雄大な樹形。[花期]4〜5月。[果期]10月。
クヌギ 日本一りっぱなドングリ。[花期]4〜5月。[果期]10月。
コナラ 雑木林の代表種。秋の紅葉が美しい。[花期]4〜5月。[果期]10月〜11月。
 (監修:日本野鳥の会、制作:アボック社)
ピクニック広場を左手に見ながら大池の右手の方へ進んでいくと梅林があります。 どの手前から丘の上へと続く階段があるので、そこを登っていきます。 階段を2分ほど登っていくと丘の上に着きます。 最初の公園入口の所から続く道を合わせて左手へと進んでいくと分岐があります。 角に立つ道標によると、左手の道は「池・梅林」、右手の道は「能舞台・雑木の広場」となっています。 左手はピクニック広場へ降っていく道で、能舞台へ向けて右手の緩やかな道を進んでいきます。
雑木の広場
少し先で道が二手に分かれていますが、どちらの道を進んでいってもすぐ先で合流します。 合流した辺りに「能舞台」の道標が立っているので、それに従って右手へと続く階段を降っていきます。
はやしをつくる
昔は畑だったこの地。 ササがのびほうだいでした。 ササをかり、細くてわかい木をうえました。 1日1日、1年1年、少しずつ木がのびます。 1本1本の木に話しかけてみてください。 木はそれにこたえて大きくなります。
 (南部公園緑地事務所)
能舞台入口
階段を降り切ると右手に降っていく階段が分かれていきますが、 道標「能舞台37m」に従ってそのまま真っ直ぐに進んでいきます。 ほどなくして能舞台へ降っていく道が左手へと分かれていますが、 その入口には門が設置されていました。 雨は降っておらず晴れ間ものぞく天気でしたが積雪のためか、 説明書きの「雨天時は…閉門いたします」という条件に当てはまる日だったようで、 この時には門が閉ざされていました。
久良岐公園内 久良岐能舞台
園路の利用について
◆開門時間 午前9時〜午後5時
◇休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日にあたるときは開館します)、年末・年始
※ただし、雨天時は、山園路の通行に危険がありますので開館日でも閉門いたします。
 (横浜市南部公園緑地事務所)
お願い
・園内では、歩行禁煙をお願いします。
・能舞台では演能をしていますので、お静かに散策願います。
能舞台への門は閉ざされていたので、尾根道をその少し先まで歩いてみました。 街並みの向こうにはランドマークタワーがよく見えていました。 民家の屋根には前日の雪がまだしっかりと積もっていました。 このまま尾根道を進んでいくと公園の外へ続いているようですが、 先ほどの雑木の広場の手前にあった分岐まで引き返していきます。
ピクニック広場
分岐まで引き返して道標「池・梅林」に従って階段を降っていくと、 大池のそばにあるピクニック広場に降り立ちます。 ここも一面の雪の原になっていました。
久良岐公園出口
ピクニック広場の先にある広い空間を過ぎていくと、公園の外へ出ます。 ここを左折して坂道を登っていきます。
公園利用のみなさまへ
ほかの利用者やご近所に迷惑になることはやめましょう。
・バイクの乗り入れは禁止です。
・ゴルフ、野球、サッカーなどの危険な球技は禁止です。
・犬をはなさないでください。
・ふんは、必ず飼い主が家へ持ち帰ってください。
・ロケット花火やバクチクなど、大きな音の出る花火は禁止です。
・早朝、深夜に騒ぐことはやめてください。
・樹木や草花を大切にしましょう。
公園はみなさまのものです。ルールを守って使いましょう。
 (南部公園緑地事務所)
車道を6分ほど登っていくと、丘の上にあるT字路に出ます。 そこを左折してすぐの所で道が二手に分かれています。 角には観世音菩薩の石造が立っています。 左手は上大岡墓地になるので、右手の坂道を更に登っていきます。
真光寺
坂道を少し登っていくと左手に真光寺があるので、ちょっと立ち寄っていきましょう。 赤い前掛けをした六地蔵に出迎えられながら境内へと入っていきます。 お寺の掲示板には「冬の根雪を溶かすのは…」の紙が貼ってありました。 降雪した日に合わせたという訳でもないのでしょうが、絶妙のタイミングでした。
21世紀 心の伝道
冬の根雪を溶かすのは あたたかな春のそよ風
かたく閉ざした心を開くのは あなたの優しい思いやり
 (高野山真言宗)
真光寺を出て更にその先へと進んでいくと、道が二手に分かれています。 どちらの道を進んでいっていいのですが、左手の方は少し遠回りになるので、右手の道を進んでいきます。 T字路に出て右手へ曲がり、上大岡の街並みを眺めながら坂道を降っていきます。 右手へ大きく曲がっていくと、すぐに左手へと分かれていく道があります。 角には上大岡東保育園があるので目印になります。 この道を降っていきます。
上大岡(かみおおおか)駅
上大岡東一丁目公園の先を右折していきます。 すぐに左手から道が合流してきますが、そのまま道なりに進んでいくと、 京急百貨店の階下にある上大岡駅(京浜急行本線)への入口があります。 短い階段を降っていくと改札口があります。 改札口を過ぎた先の階段を更に降っていくと、横浜市営地下鉄の上大岡駅もあります。