鎌倉中央公園
散策:2005年11月中旬
【街角散策】 鎌倉中央公園
概 要 鎌倉中央公園は鎌倉市の西部にある風致公園です。 公園の中央にある丘を取り巻くようにして谷戸が続いています。 谷戸には池や田んぼなどがあって、多くの生き物たちが暮らしています。 炭焼き窯もあったりして、昔懐かしい風景に出会うこともできる公園です。
起 点 鎌倉市 山の上ロータリーバス
終 点 鎌倉市 丸山4番通りバス停
ルート 山の上ロータリーバス停…清水塚口…芝生広場…疎林広場…上池…管理事務所…湿生花園…下池…庭園植物園…山崎口…炭焼き窯…農家風休憩舎…野外生活体験広場…田んぼ…湿地…梅林…梶原口…小段谷戸…寺分口…丸山4番通りバス停
所要時間 1時間50分
歩いて... 過日の台風の爪跡なのか、災害復旧工事のため通行止めになっている箇所も一部にありました。 園内ではスケッチブックを広げて水彩絵の具で絵を描いている人々を見かけたりもして、 何だかゆっくりとした時間が流れていました。
関連メモ 鎌倉中央公園, 大仏切通
コース紹介
山の上ロータリー(やまのうえろーたりー)バス停
大船駅(JR東海道線)の東口から、[船50]桔梗山行きバスにて9分、 1時間に2本から3本程度の便があります。
このバスは縦横高さとも普通のバスと比べて小振りになっていて、余り多くの人は乗れません。 愛称を「京急ポニー号」というのだそうで、とても可愛いバスです。 時刻表では所要時間9分となっていますが、道路が渋滞することが多いので、 通常はこれよりも長い時間がかかります。
バス停の名前にある「ロータリー」は、このバス停の150mほど先にあります。
清水塚口
バスを降りた所の金網に「←鎌倉中央公園、徒歩3分、交差点右折」の案内板があります。 この案内に従って、バスが来た道を大船方面へ100mほど引き返していくと、 横断歩道やカーブミラーの設置された十字路があります。 ここを右折したすぐ先が鎌倉中央公園の入口(清水塚口)になります。 入口にはゲートがあって、駐車場の係員のいる小屋もあります。 左手には清水塚公園の広場があります。 ゲートを過ぎて広い坂道を右手へと降っていきます。
ルールを守って楽しい公園に!
これらのことはしないでください。
・魚釣りは禁止です。
・危険な遊びはやめましょう。
・バイク、自転車の乗り入れはやめましょう。
・一般車両は進入禁止です。
・煙草の投げ捨てはやめましょう。
・ゴミは持ち帰りましょう。
芝生広場
大きく左へ曲がりながら降っていきます。 駐車場を左手に見ながら降っていくと道が分かれています。 正面の丸い植え込みに道標が立っていて、右手の道は「子供の森」、 正面の道は「屋外便所」、左手の道は「管理事務所」となっています。 左手すぐの所に「鎌倉中央公園案内図」があるので参考にしましょう。 それによると、正面の道を行くと「疎林広場」へ続いているようです。 ほぼ公園の中ほどに位置していて、それを取り巻くようにして谷戸筋に散策路が巡っています。 先ずは疎林広場を訪ねてから、周囲を取り巻く散策路を歩くことにしました。
鎌倉中央公園
鎌倉中央公園は平成9年に一部が開園し、平成16年4月になって全面開園した広さ23.7haの総合公園です。 鎌倉市が設置し、(財)鎌倉市公園協会が管理を行っています。
公園利用のルール
だれもが快適に利用できるよう次のことを守りましょう。
・園内のものを持ち出さない・移動しない。(動物の捕獲、植物・土・石などの採取など)
・園外のものを持ち込まない。(ゴミ・ペットのフン・外来の動植物など)
・立入制限箇所へ入らない。(動植物の保護をしています)
・ジュースなどの糖分や添加物がある液体を、排水施設以外では流さない。(生態系に影響が出ます)
・園内の野鳥や動物にえさを与えない。
・犬のリードを放さない。
・ほかの利用者に迷惑のかかる行為はしない。
調整池
この調整池は、水田を埋め立てて整備された芝生広場の最下段に、雨水の調整を目的に整備されました。 現在、トンボやカエルなどの水生生物やバッタやコオロギ類を保護増殖する目的で、 エコアップ(環境改善)作業がボランティアにより続けられています。 水生生物の多くは、水中に溶けている酸素を体内に取り込んで呼吸しています。 この溶存酸素の量は、水深が深いほど減少してしまいます。 そこで、溶存酸素の量を多く保ち、水中になるげく多くの生物が住める深さに調整しています。
立派な造りのトイレを過ぎていくと、道は左へと曲がっていきます。 周りの樹木も黄色や紅色に色付き始めていました。 道が舗装されていて、何だか雰囲気を阻害しているように感じたりします。 できれは土の道にしておいてほしい所ですが、管理面など色々と都合があるのでしょう。
次第に登り坂になる道を進んでなだらかになってくるとゲートがあります。 午後4時30分から午前9時の間は閉まっていて、通り抜けはできないとのことです。 ゲートを過ぎた所の右手が少し広くなっていてベンチも一つ設置されていす。 その先には苗木などを育てる畑「苗圃」があります。
疎林広場
道標「疎林広場」に従って短い階段を過ぎていくと、すぐに疎林広場に着きます。 小高い丘にある広い場所になっていて、周りは樹木に囲まれています。 広場には樹木も疎らに生えていて、文字通り「疎」な明るい林になっています。 ベンチも幾つか設置されていて、森林浴をしながらひと休みしていくには良さそうな所です。 広場の奥からその下へと降っていく山道がありますが、 最初の所まで引き返して、谷筋をぐるりと巡っていくことにしました。
やめよう犬の放し飼い
犬を連れている方へ
犬の散歩は引綱でつないで行いましょう。 飼い犬のフンは、必ず持ち帰ってください。 たくさんの方が利用する公園です。 ルールを守り、楽しく遊んでください。
 (鎌倉中央公園管理事務所)
上池
最初の芝生広場まで戻っていくと、右手に上池があります。 池谷(いけがやと)に静かに佇んでいました。
二つ池(上池・下池)
以前、二つ池の名称で親しまれていた農業用の溜め池で、谷戸のしぼり水を水源にしています。 池の岸は美濃石で護岸されていますが、池底は泥のままです。 上池の底からは湧水が湧いています。 定期的に水質調査を実施すると共に、水門を調節して池の水量を管理し、水質悪化を防いでいます。
池の生物
カワセミ、カルガモ、アオサギなどの水鳥が餌を捕り、 ツバメやコシアカツバメが水浴びや水飲みに飛来します。 フナ、コイの他、ブラックバス、ブルーギル、ウシガエル、ミシシッピーアカミミガメなどの帰化生物が増えています。 トンボの種類も多く、コシアキトンボやオオヤマトンボ、クロイトトンボなどが見られます。 上池の南側に、ジャヤナギの木が一本だけ保存さえています。 この木は湿地に生え、鎌倉市内では数少なくなっています。 上池には、夏に黄色の花を咲かせる緑色の藻が水面にたくさん浮いています。 これはオオフサモといって、南米産の外来植物ですが、トンボの産卵場所や小魚やオタマジャクシの隠れ場所として 役立っています。
管理事務所
上池を右手に見ながら坂道を緩やかに降っていくと、左手に管理事務所があります。 一見して作業場と民家かと思いましたが、入っていくと事務所がありました。 作業場の壁にはこの公園に関する鎌倉自主探鳥会グループの活動内容や、 公園を散策する時の心がけなどが紹介されていました。
谷戸歩きはLow Impactを心がけて!
谷戸は、都市部に残された貴重な自然生態系です。 この環境を壊すことなく、次代に大切に引き継ぎましょう。 多くの谷戸には、開発計画が予定されており、 いかに谷戸の自然を残していくかは、今後、市民と行政が協力して解決しなければならない大きな課題です。 この貴重な自然を求めて、狭い谷戸に多くの市民が訪れると、 開発で破壊される前に、市民によって谷戸の自然が傷められてしまう恐れもあります。 そこので、谷戸の自然をなるべく傷めることなく(Low Impact)、自然とふれ合うために、 常に心がけて頂きたい事があります。…(以下略)
タイワンリスの餌付けはやめましょう
こんな被害がでています。
・家の戸袋をかじられた!
・樹木等をかじられた!
・果実を食べられた! etc…
餌付けはこのような被害の大きな原因になっています。
 (神奈川県、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)
湿生花園
管理事務所を後にしてその先へ進んでいくと、右手に湿生花園があります。 真ん中には木道が設置されていますが、季節外れのためか花は咲いていませんでした。 自然保護に関する見直しにより当初計画が変更され、この湿生花園にはハナショウブ等を植栽するだけに留め、 自生の湿生植物を主体に整備する方針になったようです。
湿生花園
水田とアシ原を整地して、湿生花園となりました。 湿地の浅い池を組み合わせて作り、トンボ類を中心に多種類の水生生物の保護増殖を図っています。 トンボは種類によって好む環境が様々です。 大別すると、川のような流水の環境を好むトンボと、池など止水の環境を好むトンボに分けられます。 浅い池・深い池・湿地・小川と多様な環境のある場所では、多種類のトンボを効率よく保全することが可能です。 …(中略)… アシ(ヨシ)、ガマ、イグサ、セリ、ミゾソバなど湿地を代表する植物が生えています。 アシやミゾソバは、水中の窒素分を吸収して水質を浄化する作用があり、 その種子は、カシラダカなどの冬鳥の貴重な食料となります。 ノウサギやタヌキもアシ原を良く利用します。 カヤネズミ、ミメギス、キンヒバリなどは、アシ原や湿地の草原でしか生息できない特有な生物です。
下池
湿生花園の先には民家風の休憩舎があります。 その先に下池があります。
身勝手な生き物の放流は止めよう!
釣りの対象として好まれるブラックバスやブルーギルは肉食性の魚なので、 狭い池に放流されると元からいた日本産の魚や小動物を食べ尽くし、池の生態系に悪影響を与えています。 今や、鎌倉に元から住んでいる水生生物は生息地を失って、絶滅に近い状態になっています。 数少ない生殖場所をブラックバスやブルーギルによって、これ以上荒廃させるわけにはいきません。 コイやキンギョ、ミシシッピーアカミミガメ(ミドリガメ)なども、同様の理由で放流しないで下さい。 ペットや外来の生物を放流(遺棄)したり、地域の遺伝的形質を理解せずに、 他の地域の在来種を勝手に放すことは絶対に止めてください。
池の魚に餌を与えないで下さい!
池の魚やカメに餌を与えると、その環境に生息できる生き物の個体数バランスが崩れてしまいます。 与えた餌から油分が水面に浮き上がったり、食べ残した餌が腐敗し、 水中の溶存酸素を減らしてしまう危険もあります。 軽率な行為は控えてください。
庭園植物園
下池を過ぎていくと、左手の斜面に木造のスロープや階段が上の方へと続いています。 斜面には背の低い花木が植えられていましたが、季節外れのためなのか、花などは咲いてはいませんでした。 一番上まで登っていくと、公園の谷戸を見下ろすことができます。 ベンチも設置されているので、眺めを楽しみながらひと休みしていきましょう。 一番上の所から左手に進んでいくと、公園の寺分口があります。
庭園植物園から元の道へ降りて、その先へと進んでいくとゲートがあります。 ここを左手に少し降った所が公園の山崎口になります。 谷戸はこの右手へと続いています。 公園の出入口という訳でもないようですが、何故ここにゲートがあるのかは分りませんでした。
開園時間
午前8:30〜午後5:00(7月1日〜8月31日の間は18時閉門)
気をつけて
うるしの木に注意!
周辺にうるしの木があります。 かぶれる恐れがありますのでご注意下さい。
クモの巣に注意!
アシやススキの葉を丸めてカバキコマチグモ類が巣をつくることがあります。 かまれると痛んだり腫れたりすることがありますのでご注意下さい。
 (鎌倉市公園協会)
山崎口
ゲートの左手すぐの所に山崎口があります。 ここにも大きな「鎌倉中央公園案内図」があるので参考にしましょう。 「鎌倉中央公園」と刻まれた大きな石もありました。 山崎口から引き返し、ゲートの右手に続く谷戸へと向かっていきます。
炭焼き窯
小川沿いに少し進んでいくと、左手の山裾に炭焼き窯があります。 案内図では「炭焼き体験施設」となっています。 ここでは炭焼きの体験ができるようです。 窯の近くには畑もあって、市民農業体験施設にもなっているようです。
雑木林の手入れと炭焼き
谷戸の雑木林は、間伐・下草刈りや落ち葉かきによる自然の移り変わりの中で多様な生き物が生活していました。 雑木林を保全し、維持し、再生していくためには、人の手を入れて管理していくことが大切です。 市民の共同作業により、雑木林の手入れを行い、多様な生き物が生活できるようにしています。 雑木林を手入れする中で、生み出される林の恵みを循環の視点に立って活用していくために「炭焼き」をしています。
 (公園管理事務所、鎌倉市公園緑地課)
一般来園者の方へ
この市民農業体験用施設では衛生上、「犬など、ペットを連れての入場」はご遠慮ください。 また、作物の踏み荒らし防止のため、耕作地へ入らないでください。
 (公園管理者)
農家風休憩舎
炭焼き窯から引き返してその先へ進んでいくと、すぐに農家風休憩舎があります。 トイレも併設されています。 右手には「疎林広場→」の道標が立っています。 疎林広場の奥から山道を降ってくると、ここへ降りてこられます。
鎌倉中央公園の生き物
鎌倉中央公園には、鎌倉を代表する谷戸地形と斜面林・湿地・草地・ため池・水田・畑など多様な環境が残されており、 多くの野生動植物が生息しています。 特に、谷戸の底の部分には湿地が多く、トンボやカエルなどの身近な生き物と出会えます。 鎌倉では残り少なくなった「里山の自然」を感じてみてください。
タヌキ(足跡) 鎌倉を代表する獣ですが、夜行性のためめったに見られません。犬に似た4本指の丸っこい足跡が特徴です。
アオゲラ 黄緑色のキツツキで、オスは頭が赤いです。木の幹をつついて中の虫を食べます。
ニホンカナヘビ 全長の2/3を占める長い尾とかさついた漢字の黒褐色のうろこが特徴です。
ツリフネソウ 秋に帆かけ舟の形に似た紅紫色の花をつり下げます。湿った場所に多くはえます。
鎌倉メダカ 鎌倉の野生のメダカは絶滅しましたが、系統保存されている鎌倉メダカが湿生花園に放流されています。
ヤマザクラ 日本の野生のサクラの代表で、春、若葉と同時に花が咲きます。鎌倉市の花です。
キブシ 早春に淡い黄色の花をフジの花のように吊り下げます。
ミズキ 初夏、白い花が傘状に枝一面を覆います。実は秋に黒く熟し、野鳥が集ります。
ヤマアカガエル 背中は茶色で、黒っぽい斑点があります。目の後ろに黒い模様があります。
ワカセミ 青い背中と大きなくちばしが特徴です。池の水に飛び込んで小魚を捕らえます。
モンキアゲハ 大きなアゲハチョウです。黒い羽で、後ろ羽の大きな白黄色の斑点が目立ちます。
ハゼノキ 秋に紅葉します。白くて光沢のある実の皮からロウがとれます。
ムラサキシキブ 夏に淡紫色の花が咲き、実はきれいな紫色に熟して秋遅くまで残ります。
ハンゲショウ 夏になると上のほうの葉が白くなります。水辺にはえます。
ショウジョウトンボ オスは成熟すると体全体が赤くなります。メスと未成熟のオスは橙黄色です。
園内の生き物を持ち出さないでください。 園内の生き物を傷つけないでください。 園内に生き物を持ち込まないでください。
 (公園管理事務所、鎌倉市公園緑地課)
野外生活体験広場
農家風休憩舎の先には野外生活体験広場があります。 この公園の中で一番開けた場所になります。 これから補修作業にでも向かうのか、20人ほどの人に対して何やら説明をしている人もいました。 また野外活動リーダーの研修なのか、若者たちがゲームなどを行っていました。 色付いた木々を写生しているのか、スケッチブックを広げて水彩絵の具で絵を描いている人も沢山見かけました。 ちょっと覗いてみると生き生きと描かれていて、皆さんとてもお上手でした。 カメラで写してしまえば一瞬のことですが、 自分の印象や想いなどを込めて時間をかけて絵を描くのも、また違った良さがあるのだと思います。
田んぼ
野外生活体験広場の先の谷戸には田んぼが広がっています。 訪れた時は秋も深まった時期だったので、稲の刈り取りは既に終っていました。 田んぼの右側と左側に散策路が続いています。 先ほどあった案内図では、右手の道は「土砂崩れのため通行禁止」となっていましたが、 補修工事が終わったのか、この時には通行止めの標識もなく綺麗になっていて、 散策するのに支障はありませんでした。
山崎の谷戸の田んぼ
昭和50年(1975)頃までは、山崎の谷戸の奥まで、ずっと田んぼでした。 谷戸の湧き水を利用し、一年中乾くことのない棚田では、昔ながらの手作業による稲作が行われてきました。 農作業にともなう適度な手入れにより、動植物相が豊かな谷戸独自の自然が生み出されました。 ここではその一部を残しました。 市民の手で田んぼを維持し、農文化を伝承しながら、谷戸の自然を残していきましょう。
 (公園管理事務所、鎌倉市公園緑地課)
畦がこわれると田んぼに水がたまりません。 中へ入らないで下さい。
 (鎌倉市公園緑地課)
湿地
田んぼの左手に続く道を進んでいきます。 右手からの道を合わせていくと、谷戸には湿地が続いています。 谷戸にはススキが沢山穂を出していて、陽射しを浴びてきらめいてきました。
梅林
湿地に続く道を奥へと進んでいくと、湿地を渡る木道があります。 その左手には梅林があります。 橋を渡った所で道が二手に分かれています。 正面は梶原口への道で、 右手は東谷(ひがしやと)から尾根を通って先ほどの野外生活体験広場へと続く道です。 右手の道を進んでいこうと思っていたのですが、 残念ながらこの時には災害復旧工事のため通行止めになっていました。
お願い
この付近は、公園計画地ですが、私有地がまだたくさん残されています。 私有地の中に立ち入ったりゴミ等を捨てるようなことは、土地所有者に迷惑になりますので、 絶対にしないで下さい。 また、最近犬の放し飼いが見受けられますので、散策際には、必ず綱をつけて下さい。
 (鎌倉市建設部公園課)
梶原口
分岐を正面へ進み、植林帯に続く階段を登っていくと、住宅地の道路の脇に出ます。 ここが梶原口になります。 注意書きのビラなどはありましたが、案内図などはありませんでした。
梶原口から引き返していきます。 田んぼのある所を、先ほどとは逆側の道を通って野外生活体験広場へと戻っていきます。 小さな棚田が段々状に続いていました。 以前にはこの谷戸一面にこのような光景が続いていたのでしょうか。
小段谷戸
野外生活体験広場へ戻ると、その左手に田んぼがあります。 その中に木道が続いていて、道標には「散策路」となっています。 奥へと続く小段谷戸へは散策路は続いておらず、すぐに左手へと曲がっていきます。 その先には山へと続く階段があります。 この道を進んでいくと、梅林の所まで行けるようですが、 災害復旧工事に伴い「この先通抜けできません」との看板が立っていました。
土手を登らないで!
この土手は湿地や田んぼを支えています。 そのため、登りますと崩れたり、緩んで水漏れの原因にもなります。 また、動植物を傷つけますので、登らないでください。
 (公園管理者)
行ける所まで歩いてみようと思って、階段を登っていきました。 階段を登っていくと、急な横木の階段が続いています。 その階段を登り切ると緩やかな尾根道になります。 この先も横木の階段混じりの散策路が続いています。 道幅もしっかりとあって歩きやすくなっていました。 散策路の両側にはロープが張られていて、その外側は保全ゾーンになっています。
ここは保全ゾーンです。立ち入らないでください。
現況の自然をそのまま残し、動植物の生態を保全する区域です。 皆様のご協力をお願いします。
 (鎌倉市)
やがて急な階段を降るようになります。 下側に谷戸が見えるようになった所に丸太のベンチが並んでいました。 最初の田んぼの所から5分ほどで着きました。 この先は金網で閉ざされていて立入禁止になっていました。 工事が行われているようで、作業する音が響いていました。
寺分口
山道を引き返していきます。 野外生活体験広場から庭園植物園へと戻り、その上へと登っていきます。 上まで登りその左手へと進んでいくと寺分口があります。
丸山4番通り(まるやまよんばんどおり)バス停
寺分口から鎌倉中央公園を出て真直ぐに進んでいきます。 十字路を二つ過ぎ、三つめの横断歩道のある十字路を右折していくと、丸山4番通りバス停があります。
大船駅(JR東海道線)まで、[船50]大船駅行きバス「京急ポニー号」にて9分、 1時間に2本から3本程度の便があります。