乳頭山
散策:2005年11月上旬
【低山ハイク】 乳頭山
概 要 乳頭山は、三浦半島を流れる森戸川を取り巻くようにして続く山稜の東尾根にある低い山です。 今回は森戸川沿いの林道から南尾根へ登り、そこから乳頭山を目指して三浦アルプスを歩いていきます。 乳頭山からは中尾根を降り、途中にある十字路から森戸川源流域の沢へ降りて林道へと戻るルートを歩きます。
起 点 葉山町 長柄交差点バス停
終 点 葉山町 長柄交差点バス停
ルート 長柄交差点バス停…御霊神社…大山橋…黄金橋…林道起点…林道終点…連絡尾根…小ピーク…肩…南尾根…C2ピーク…B2ピーク…栗坪分岐…34番鉄塔…上山口分岐…畠山分岐…乳頭山…田浦分岐…34番鉄塔…35番鉄塔…辻の峯…南中峠…南の沢…林道終点…林道起点…長柄交差点バス停
所要時間 5時間40分
歩いて... 森戸川沿いの林道は、以前の台風の影響で林道にはかなりの倒木があり、道を塞いでいる箇所もあったりしますが、 台風からかなりの月日が経っているので、踏み跡もしっかりと出来ていて、何とか歩いていけました。 林道終点からの連絡尾根の急登や森戸川源流域の沢を歩く所もあります。 訪れた日は晴天が何日か続いた後だったので沢の水もほとんどなくて良かったのですが、 雨が降った翌日などに訪れると苦労することになりそうです。
関連メモ 二子山, 三浦アルプス, 三浦アルプス, 田浦梅の里, 乳頭山, 森戸川, 乳頭山, 森戸川回峰, 乳頭山, 乳頭山, 乳頭山,
乳頭山, 葉山アルプス, 二子山, 畠山, 葉山アルプス, 葉山アルプス, 三浦アルプス, 乳頭山, 三浦アルプス
コース紹介
長柄交差点(ながえこうさてん)バス停
逗子駅(JR横須賀線)から、[逗1]葉山福祉文化会館行きバス、 [逗2]葉山行きバス、[逗4]大楠芦名口行きバス、[逗5]横須賀市民病院前行きバス、 [逗6]長井行きバス、[逗7]佐島マリーナ入口行きバス、[逗13]上山口小学校行きバス、 [逗15]衣笠駅行きバス、または、[逗28]南郷中学校行きバスにて6分、 1時間に5本程度の便があります。
今回は、森戸川沿いの林道から三浦アルプスの縦走路へ出て、そこから乳頭山へ登り、 中尾根から沢沿いに再び林道へと降っていくコースを歩きます。 バス停の先に「健康の散歩道 長柄コース」の案内図があるので参考にしましょう。 今回歩くコースの最初の部分(黄金橋の先にある林道の手前まで)が案内図に載っていて、 ここから約2kmとのことです。
御霊神社
バス停の左手の道を少し行くとT字路があります。 その左手にある短い石段を登った所に「笠原商店前の庚申塔」がひっそりと佇んでいます。 庚申塔を後にして、住宅が建ち並ぶ道を真直ぐに進んでいきます。 沿道には所々に畑もあったりして、のどかな田舎道の雰囲気が残っています。 10分ほど進んでいくと、道路の左手に御霊神社があります。 森に覆われた長柄の里の守り神です。 新嘗祭(新穀感謝祭)と七五三祝が11月23日に行われるようです。
神域につき、参詣者以外の者の立入りを禁ず
 (葉山警察署、御霊神社)
大山橋
御霊神社の先で道が二手に分かれていますが、右手の松久保川に架かる川久保橋を渡っていきます。 川久保橋を渡ったすぐ先にある県道311号の川久保交差点の信号を渡って、道なりに左手へ曲がっていきます。 正面に阿部倉山を見ながら民家の間の道を進んでいくとT字路があります。 道標などはありませんがT字路を右折し、その先の森戸川に架かる大山橋を渡っていきます。
砂防指定地 森戸川
この土地の区域内において、宅地造成・家屋の新築・土採取等の行為をする場合は神奈川県知事の許可が必要ですから、 横須賀土木事務所にご相談下さい。
 (神奈川県)
民家が点在する道を6分ほど進んでいくと、道端にあるおにぎり型の岩の上に馬頭観音が立っています。 「天保十一年六月吉日」と刻まれていました。 天保11年(1840)と云えば江戸時代末期に造られたようです。 何か願い事が叶うのか、石仏の前には小石がたくさん置いてありました。
みんなで守ろう飼い主のナマー
犬や猫に外でフンをさせたら飼い主が責任をもって持ち帰りましょう。
やめよう!犬の放し飼い、散歩のときもネ。
 (葉山町)
黄金橋
最後の民家を過ぎていくと、森戸川に架かる黄金橋があります。 舗装道路はここまでで、この先からは土の道になります。 橋を渡って畑地の中に続く道を進んでいきます。
二子山鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (神奈川県)
林道起点
畑地を過ぎ、その先の杉林を過ぎていくと、程なくして車止めが現れます。 ここから先が三浦大山林道になります。 ここにもバス停にあったのと同じ「健康の散歩道 長柄コース」の案内板がありました。 脇からゲートを抜けていくと、すぐの所に葉山町消防本部が設置した看板が立っています。 山火事注意と緊急時の目標番号が書かれた看板で、林道に沿って点々と設置されていました。 ここの看板は22番でした。
林道
黄金橋の袂にある「二子山鳥獣保護区区域図」によると、 大山橋の辺りから先が三浦大山林道のように描かれていますが、 黄金橋の手前までは民家が建ち並ぶ集落になっていて、「林道」という雰囲気はありません。 今回は、車止めのあるここから先が林道だとしておきます。
森戸川沿いになだらかな林道が続きます。 秋も深まってきて、黄葉も始まっていました。 しかし、黄色くはなっていても「綺麗だ」という感じは余りなくて、「枯れている」という感じでした。 「綺麗だ」と感じられるのはほんの短い期間だけのことなのでしょうか。
緑は友だち 山火事注意
 (森林国営保険、神奈川県)
林道の入口から5分ほど進んでいくと、倒木が道を塞いでいました。 昨年の台風の時に根こそぎ倒れたもののようです。 地面に倒れた木と少し上に横たわる木の間をくぐって何とか向こうへ行くことはできましたが、 体を低くしないとリュックがつかえてしまいます。 倒木の幹は何だかツルツルとしていました。 台風からかなりの月日が経っていて、その間にも歩く人が多くいたということなのでしょうか。 これらの倒木が綺麗に整理されて、また快適な林道歩きの出来る日が来てほしいものです。
21番の看板を過ぎていくと、沢に降りられる所があります。 流れのそばには丸太でベンチが設置されています。 最近になって新しくされたようで、真新しい木に替わっていました。 緑とせせらぎに囲まれてひと休みしていけそうな所です。
南尾根登り口
倒木のある場所を二度ほど過ぎていくと、20番の看板が立っています。 看板にはマジックで「南尾根へ→」と書き込まれていました。 看板の側から右手に登っていく山道がありました。 ここから三浦アルプスの尾根筋へ登っていけるようですが、 今回は林道の終点まで行ってから登っていきます。
山道
後日に右手の山道を登ってみると、30分ほどで三浦アルプスの尾根道に出ました。 ロープの張られた箇所もある急坂を登り、小ピークを二つ越えていくと、 仙元山ハイキングコースから三浦アルプスの南尾根に数分ほど入った所に出ました。 余り整備された道ではありませんが、踏み跡はしっかりと続いていて迷うようなことはありませんでした。 登りついた尾根道には、この山道を指して「森戸川、ロマンス平」と書かれていました。 ふたつあった小ピークのいずれかをロマンス平と呼ぶのでしょうか。 何とも魅力的な名前ですが、そのような雰囲気は余りありませんでした。
落石注意!!
この崖は風化が進み崩れやすくなっています。 通行する場合は、落石や倒木に充分注意してください。
 (葉山町森林組合)
ベンチが二つ設置されて少し広くなった所を過ぎていくと、道が崩れ落ちている所がありました。 しかし、まだ道幅は充分に残っているので、歩いていくことはできました。 岩肌から水が滴り落ちている所を過ぎていくと、頭上に道路が通っています。 逗葉新道の入口から北尾根と南尾根を貫通して、 湘南国際村を経て国道134号へ抜ける県道217号(逗子葉山横須賀線)です。 2年半ほど前にここへ来た時には工事中で、まだその姿はありませんでした。 砂防ダムでも造るのかと思っていましたが、森戸川流域の山々を横切る車道の工事だったようです。
谷沢尾根
ベンチが二つ設置されて少し広くなった所は、森戸川と三峰沢が出合う所で、 そこから南尾根へと続く谷沢尾根の道が三峰沢沿いに分かれていきます。 森戸川の流れを渡った先から山道が始まっていて、すぐの所に19番の看板も設置されています。 しかし、過日の台風の影響なのか倒木が道を塞いでいて、とても歩ける状況ではありませんでした。 南尾根へ出る所と思われる17番の看板の立つ分岐からの降り道も、倒木で道が塞がれていました。 まだしばらくはこの谷沢尾根は通行不能の状態が続きそうです。
山歩く 心にいつも 火の用心
鳥獣保護区
ここは保護区域です。鳥や獣を守って下さい。
 (神奈川県)
砂防ダム
道路の下を過ぎて5分ほど進んでいくと植林帯を通っていきます。 真直ぐに伸びた樹木が何本も生えていました。 更に5分ほど進んでいくと、崖の側を通る辺りで一部コンクリート舗装された所があります。 そこにも倒木が道を塞いでいましたが、何とか通っていくことはできました。 その先へ2分ほど進んでいくと砂防ダムがあります。 長さ31m、高さ60mのダムで、昭和48年に完成したのだそうですが、 一見して高さが60mもあるとは思えません。 土砂でかなり埋まってしまったようで、この上流側は広めの空間を作っています。 河原に降りて何やら相談している家族連れを見かけたりしました。 ダムのそばでは壮年の男性二人が金網に寄りかかって草笛を吹いていました。 「何年振りだろ、こんなの」とか云いながら、昔懐かしい音色を響かせていました。
林道終点
ダムを過ぎていくと、高い崖の下が崩れていて倒木が道を塞いでいました。 崖の上に生えていた木が落ちてきたのでしょうか。 ここでも何とか跨いでいくことができました。 6分ほど進んでいくと三浦大山林道は終わりになります。 林道起点から40分ほどで到着しました。 森戸川はここで二手に分かれています。 樹木に括り付けられた「←二子山順路」と書かれた看板が左手の沢への道を指しています。
右へ曲がった所には丸太のベンチが幾つか設置されています。 その先の方には道標が立っていて、「至畠山←三浦アルプス→至仙元山、連絡尾根登り口」と書かれています。 乳頭山へは右手の沢沿いからも登っていけますが、そのルートは下山時に歩くとして、 今回はこの道標が示す右手の連絡尾根を登って三浦アルプスの南尾根に出て、 そこから乳頭山の山頂を目指します。
鳥獣保護区
ここは鳥獣保護区域になっております。鳥獣の保護と生活環境の保全にご協力下さい。
 (神奈川県)
連絡尾根
のっけから雑木林の斜面に続く急登が始まります。 歩く人は余り多くないのか、道幅も狭くて急傾斜の道です。 滑り落ちないよう、木の枝や根っ子につかまりながら慎重に登っていきます。 蒸し暑い夏場だとたっぷりと汗を搾られそうな坂道です。 休み休みゆっくりと登っていきましょう。 振り返ると、樹木が少し低くなった所からは二子山が見えていて、 上の山の山頂にある電波塔もその頭を覗かせていました。 途中で幾分緩やかになる所もありますが、その先で再び傾斜が増してきます。
小ピーク
林道終点から13分ほど登っていくと小ピークに着きます。 周りは樹木に覆われていて展望は良くありませんが、 樹間からは北尾根や東尾根・南尾根などがぐるりと取り巻いているのが見えていました。 周りの樹木がもっと低ければ、さぞいい眺めの所なのだろうと思われます。 急坂を登ってきて息も切れてきたので、周りの景色を垣間見ながらひと休みしていきましょう。
小ピークを後にしてその先の坂道を降っていきます。 鞍部に着いて登り返していくと、小ピークから6分ほどで尾根の肩に着きます。 ここも周りは樹木に覆われていて展望は良くありませんが、 先ほどの小ピークと同じように、ぐるりと取り巻く山並みが樹間から見えていました。 ここに道標があって、今登ってきた道を指して「森戸川林道へ」となっていました。 右手の方にも細い踏み跡がありましたが、左手に続く緩やかな道を進んでいきます。
南尾根
緩やかになった道をしばらく進んでいき、最後に傾斜の増してきた坂道を登っていくと、 三浦アルプスの南尾根に着きます。 林道終点から25分ほどで到着しました。 正面に道標が立っていて、右手の道は「仙元山方面」、左手の道は「畠山・乳頭山方面」となっています。 今登ってきた道は「森戸川林道へ、森戸川林道終点」となっていました。 道標を示す記号でしょうか、「D2」という文字が下の方に書かれていました。 そばに生えている樹木の幹にも、右手の道は「仙元山」、 左手の道は「田浦」と書かれていました。 場所を示すためなのか、赤ペンキで「H」という文字も書かれていました。 案内に従い、乳頭山を目指して尾根道を左手へと進んでいきます。
小さなアップダウンが続く南尾根を進んでいきます。 道幅は広くはありませんが踏み跡はしっかりと続いていて、迷うようなことはありません。 ただ夏草が生い茂る夏場だと、道面が覆われてしまって苦労しそうな感じもします。 3分ほどすると、葉山町消防本部の設置した29番の看板を過ぎ、 その先で幹に白ペンキで「F」の文字が書かれた樹木を過ぎていきます。
笹竹の廻廊を過ぎて更に進んでいくと、30番の看板が立っています。 そばの木の幹には赤ペンキで「D」の文字が書かれていました。 左手にも踏み跡がありましたが、木の幹に×印が書かれていました。 「田浦・上山口→」と書き込まれた案内に従って、右手の道を進んでいきます。
C2ピーク
坂道を降っていき、笹竹の間を過ぎて登り返していくと、31番の看板が立つ小ピークに着きます。 周りは樹木に覆われていて展望は得られません。 ここに「C2」の道標が立っています。 左手にも細い道がありましたが、道標によると「×危険」となっていました。 道標「畠山・田浦→」に従って、右手の道を降っていきます。
159m峰
場所を示すものは見当たらなかったので確かではありませんが、 ここが2万5千分の1の地図に書かれている159m峰のように思われます。
B2ピーク
更に5分ほど進んでいくと、再び小ピークに着きます。 ここに「B2」の道標が立っています。 この左手に大きな木の生える小広くなった所があり、その正面の樹木が途切れていて、 東尾根と思われる稜線を見わたすことができます。 そばに生える木の幹には「田→」と書き込まれていて、場所を示すと思われる「B」の文字もありました。 道標「畠山・田浦→」に従って、右手の坂道を降っていきます。
栗坪分岐
坂道を降って笹竹の廻廊を抜けていくと道が二手に分かれています。 左手の道は正面の高みへと登っていき、右手の道はその巻き道になっていますが、 ほどなくしてその先で合流します。 今回は右手の巻き道を進んでいきました。 少し進んでいくと分岐があります。 巻き道は左へ曲がっていきますが、右手へ降っていく道が分かれています。 角には道標が立っていました。 以前来た時から書き直されたようで、表面を削って新しくなった面に新たに書き込まれていました。 それによると、右手へ降っていく道は「栗坪・新沢バス停(35分)」、 左手へ曲がっていく道は「畠山・田浦(約2時間)」となっていて、 今来た道は「仙元山・花の木公園(約1時間45分)」となっています。 ここは乳頭山を目指して左手へ曲がっていきます。
右手の道
後日に栗坪への道を歩きました。 それほど傾斜のない尾根に明瞭な道が続いていました。 最後は栗坪川の雑然とした源流に降り立ち、その先から岸に上がっていくと、 ここから16分ほどで栗坪橋に出ました。 そこからは舗装された広めの道になって、県道27号(横須賀葉山線)へ続いています。
手前の分岐から高みを経てきた道を合わせて更にその先へと進んでいきます。 笹竹の間を抜けて登っていくと、10分ほどでなだらになります。 樹木の幹に「×A」と書かれていました。 更に進んでいくと大きな木が並んで生えていて、何だか不思議な感じがしました。 その間に挟まれるようにして続く道を進んでいきます。 所々で樹木越しに山並みを見渡せたせる景色を眺めながら進んでいきます。
34番鉄塔
10分ほど進んでいくと、送電線「東京南線3・4号線」の34番鉄塔の下に着きます。 ここからは比較的しっかりとして緩やかで歩きやすい道になります。 鉄塔に「←田浦・畠山 仙元山→」と書き込まれていました。 鉄塔の下を対角線に横切って、その先へと続く道を降っていきます。
降り始めてすぐに、金属製の階段が始まります。 網状になっていて少しフワフワする感じがします。 横木の階段とは違って抉れてしまうようなこともなくて、とても歩きやすくなっています。
上山口分岐
鞍部に降りて少し進んでいくと分岐がありました。 どちらへ行ったものかと辺りを見回していると、右手の木に「上山口小」、 左手の少し先の木には「ハタケ山」と書かれているのを発見し、左手へと進んでいきました。 その少し先でT字路があります。 正面の木に板切れは打ち付けてあり、そこに案内が書き込まれていました。 そばの木の幹にも案内書きがありました。 それによると、右手の道は「上山口小」、左手の道は「畠山・田浦」となっているので、 案内に従って左手の道を進んでいきます。
(二つの「上山口小」への分岐道は、途中で合流して上山口小学校へと降っていきます)
5分ほど進んでいくと、降り坂になる手前の右手にこんもりとした高みがあります。 道標などはありませんが、ちょっと登ってみました。 樹木が切り払われて小広くなった頂上には草が生い茂っていました。 周りは樹木に覆われていて展望はほとんど得られません。
211m峰
標識などは見当たりませんでしたが、この前後の状況などから考えると、 ここが2万5千分の1の地図に書かれた211m峰のように思われます。 乳頭山は田浦方面から眺めると双耳峰になっているようです。 乳頭山とこの小ピークが「双耳」に見えるということなのでしょうか。
畠山分岐
元の道に戻ってその先へと進んでいくと、正面には乳頭山がその姿を現します。 緩やかに4分ほど降って鞍部に着くと分岐があります。 角にある道標によると、右手の道は「畠山・安針塚」、 正面の道は「中尾根・田浦緑地(二子山)、東ズシ、フナコシ」となっています。 道標に従って、正面の道を進んでいきます。
乳頭山
すぐに、先ほどの鉄塔の先にあったのと同じような金属製の階段が現れます。 その階段を登っていくと、2分ほどで乳頭山の頂上に着きます。 南尾根に登ってから1時間20分ほどで到着しました。 頂上は小広くなっていて、横須賀市の設置した測量の基準点が設置されていました。 国土地理院の設置する三角点とはまた違う物のようです。 大きな木の側には「保安林」の菱形の看板があり、そこにマジックで「乳頭山」と書き込まれていました。
山頂の周りは概ね樹木に覆われていますが、左前方が一部開けていて、横須賀港などを見渡すことができます。 条件がいいと対岸の房総半島まで見えるのですが、この時は霞んでいました。
田浦分岐
乳頭山からその先へと降っていきます。 登りにあったのと同じ金属製の階段を降っていくと分岐があります。 角に立つ道標によると、右手の道は「田浦・二子山・沼間・馬頭観音」、 左手へ降っていく道は「森戸川林道→二子山」となっています。 また「中尾根」とも書かれていました。 右手の道は以前にも歩いたので、今回は左手の道を降っていきました。
34番鉄塔
金属製の階段を降りていくと緩やかな道になります。 その先へと進んでいくと、分岐から2分ほどで、送電線「東京南線1・2号線」の34番鉄塔の袂に着きます。 鉄塔の下を抜けていくと、先ほどと同じ金属製の階段が始まります。
35番鉄塔
金属製の長い階段を降りきってその先へと進んでいくと、34番鉄塔から5分ほどで、 送電線「東京南線3・4号線」の35番鉄塔があります。 鉄塔の下を抜けて、その先の山道を登っていきます。
辻の峯
尾根を登っていきます。 根元から分岐した大きな木が生えた所を過ぎて少し降っていくと、35番鉄塔から5分ほどで分岐があります。 角に立つ道標によると、右手の道は「田浦梅林」、左手の道は「中尾根・十字路、森戸川林道」となっています。 この分岐は辻の峯というようです。 左手の道を進んでいくと、すぐに左手に戻るようにして降っていく道が分かれていきます。 道標などはありませんが、その道は見送ってそのまま真直ぐに進んでいきます。 すぐ先で、樹木の幹に「←中尾根」と書き込まれているのを見つけて安心したりします。
南中峠
軽いアップダウンを繰り返しながら次第に降っていくと鞍部に着きます。 乳頭山の山頂から30分ほどで到着しました。 ここは十字路になっていて、丸太のベンチも設置されていました。 そばにある道標によると、右手の道は「谷の道(ハイキングコースに抜けられます)・中の沢へ」、 正面の道は「中尾根・キケンカ所アリ」、左手の道は「森戸川林道」となっています。 この鞍部の名前なのか、「六波峠」,「中尾根峠」,「南中峠」とも書かれていました。 手元の地図によると、これまで歩いてきたこの中尾根は三浦大山林道の終点辺りまで続いているようで、 そこまで尾根筋を歩いていこうかと思っていたのですが、 「キケンカ所アリ」とのことなので、今回は左手の道を降っていくことにしました。
南の沢
斜面に続く道を降っていきます。 この辺りは谷筋のためか、シダ類が沢山生えていました。 次第に谷へと降っていくと、小さな沢沿いの小道になります。 やがてその小道も途絶えると、十字路から5分ほどでその沢へと降り立ちます。 これが森戸川の源流域のひとつで南の沢というようです。 数日前から晴天が続いていたため、この時には沢に水がほとんど流れていなかったのが幸いでした。 雨が降った翌日などには、沢の流れの中を歩くハメになりそうです。
沢を少し進んでいくと、右手に小道が現れます。 その昔には沢へは降りずに道がずっと続いていたのでしょうか。 しかし再び小道が途絶えて沢へと降りてしまいます。 沢を2分ほど進んでいくと、沢の左右に小道が分かれていきます。 道標などは見当たりません。 左手の方には赤いテープが巻いてあるし、でも何だかまた南尾根へ登っていってしまいそうだし、 としばらく考えていました。 手元の地図を見てもまったく分らないし、意を決して右手の道を進んでいきました。
次第に沢筋から少し高い所を進むようになります。 丸太のベンチがポツンとひとつ設置された所を過ぎていくと、やがて植林帯の中へと入っていきます。 林床にはシダ類がびっしりと生えていました。 沢から上って8分ほど進んでいくと、幅3mほどに広がってきた沢へと一旦降りて、その向こう岸へと登っていきます。 ここでも水がほとんどなくて、難なく渡っていくことができました。 沢を渡っていくと、またすぐに沢へ降りて、向こう岸へと渡っていきます。
林道終点
沢を渡ってその先へ進んでいくと、6分ほどで向こう岸に何やら見覚えのある景色が見えてきます。 幹に巻かれた白いテープの所から沢を渡ってその先をひと登りすると、元の三浦大山林道の終点に着きます。 中尾根の十字路から30分ほどで到着しました。 沢が曲がっている所になっていて、その膨らんだ所に、ベンチの設置された林道終点があります。
白いテープの所を見送って、その先へ少し進んでいくと、林道終点から二子山へと登っていく沢へ着きます。 そこから左手へ登っていっても林道終点の所に出られます。 沢の水が多い時にはそのルートの方がいいように思います。
林道起点
林道終点にあるベンチでひと休みしてから、元来た道を長柄交差点バス停へと戻っていきます。 来る時とは違って、写真を写したりすることも少なくて、三浦大山林道の起点まで30分ほどで到着しました。 車止めを過ぎてその先にある黄金橋を渡って集落の中を進んでいきます。
長柄交差点(ながえこうさてん)バス停
大山橋・川久保交差点・川久保橋と過ぎて集落の中を真直ぐに進んでいくと、道が二手に分かれています。 右手へ進んでいくと、すぐに県道311号に出ます。 そこに葉山方面行きの長柄交差点バス停があります。 逗子駅方面のバス停は、横断歩道を渡って左手へ少し行くとあります。 逗子駅(JR横須賀線)まで、逗子駅行きバスにて6分、1時間に6本程度の便があります。