鴨居原市民の森
散策:2005年10月下旬
【横浜市民の森】 鴨居原市民の森
概 要 鴨居原市民の森は、横浜市の中ほどから少し北側にある小高い丘に残る小さな緑地です。 この森に隣接するようにして鴨居原農業専用地区もあって、この辺りには自然がしっかりと残されています。
起 点 横浜市 地蔵前バス停
終 点 横浜市 鴨居駅
ルート 地蔵前バス停…鴨居原市民の森…ふれあい広場…杉の子橋…こもれびの道…ハンカチの木広場…鴨居原農業専用地区…杉山神社…鴨居駅
所要時間 1時間10分
歩いて... この市民の森は小さくて、ゆっくりと歩いても散策には20分とかかりません。 隣接して農業専用地区もあるので、一緒に散策しましょう。 森はまだ整備の途中のようでした。 現状の散策路の他にも道らしきものが幾つかあったので、 整備がすべて終ったら、今よりも散策路が増えているかも知れません。
関連メモ 鴨居原市民の森
コース紹介
地蔵前(じぞうまえ)バス停
横浜駅(JR東海道線)の西口から、[1]中山駅行きバス,または,[1]緑車庫前行きバスにて30分、 1時間に1本程度の便があります。
中山駅(JR横浜線)から、[1]横浜駅西口行きバスにて12分、1時間に1本程度の便があります。
鴨居駅(JR横浜線)のそばの鴨池大橋バス停から、[124]笹山団地中央行きバスにて3分、 1時間に1本から2本程度の便があります。
バス停から横浜駅方向へ引き返していくと、左手に入っていく道があります。 その直ぐ先には横浜駅方面の地蔵前バス停があります。 角にはベニヤ板に貼り付けられた「鴨居原市民の森 案内図」がありました。 市民の森までの道順が書いてあるので参考にしましょう。
車道から左手へ入っていくと、すぐにY字路があります。 ビニールシートで覆われた紙製の「←鴨居原市民の森 入口」の案内書きが正面の石垣に貼り付けてあります。 案内に従って左手の坂道を登っていくと、程なくして右手に分かれていく細い道があります。 ここにも紙製の「鴨居原市民の森 入口→」の案内書きが貼り付けてあります。 案内に従って右手の細い道へと入っていきます。
鴨居原市民の森
細い道を左・右と曲がっていくと、すぐに鴨居原市民の森に着きます。 ここに「鴨居原市民の森」の大きな案内図があるので参考にしましょう。 「ふれあい広場」から「こもれびの道」を通って「ハンカチの木広場」まで散策路が続いています。
鴨居原市民の森
市民の森は、市内の森を守り育てるとともに、市民の皆さんの憩いの場としてご利用いただくため、 山林所有者の方々のご厚意により、山林を使用させていただくものです。 市民の森の散歩道や広場の清掃・草刈りなどは、地元の方々でつくられた「市民の森愛護会」が行っています。 利用者の皆さんもきれいな市民の森になるようにご協力お願いいたします。
*利用時間は原則として日の出から日没までです。
◎散歩道や広場以外への立入は禁止です。
◎犬は、きちんとつないで散歩させてください。フンは飼い主が持ち帰ってください。
◎火遊びや喫煙など、火災の原因となる行為はやめましょう。
◎とっていいのは写真だけ。植物は持ち帰らないでください。
◎空き缶などのゴミは持ち帰りましょう。
◎森の利用は、自己責任でお願いします。
 (鴨居原市民の森愛護会、横浜市環境創造極)
ふれあい広場
着いた所の左手には「ふれあい広場」があります。 森の中にポッカリと開いた空間になっていて、周囲にはテーブルやベンチが幾つか設置されています。 緑に囲まれてゆっくりとできる場所です。
杉の子橋
ふれあい広場の右手にある丸太で出来た「杉の子橋」を渡って、その先の横木の階段を登っていきます。
横木の階段を登っていくと、道が二手に分かれています。 左手は尾根筋を直登していく道で、右手は斜面から谷筋を掠めて登っていく道です。 いずれに道もこの先で合流します。 散策路に生えている木には「切ル」と書かれたガムテープが貼り付けてありました。 これは後日に伐採されるのでしょう。 残す木には樹木の名前が書かれたガムテープが貼り付けてありました。 後日に樹木の解説板などが掛けられるのでしょうか。
こもれびの道
左手の道を進んでいくと、やがて横木の階段が現れます。 まだ整備が終っていないのか、散策路の両側には黒と黄色のトラロープが張られていました。 最終的には杭などで整備されるのでしょうか。
横木の階段を登り切ると、先ほどの分岐から分かれてきた道が右手から合流してきます。 ここから左手へと登っていきます。
先ほどの分岐から右手の道を進んでいくと、下の方の谷筋には畑地が見えてきます。 畑では農作業をしている人がいました。 谷筋を掠めるようにして左手へと登っていきます。 途中には十分歩けそうな道も幾つかありましたが、散策路ではないのか、ロープがしてあって通れなくなっています。 森の整備がすべて終ったら、もっと多くの散策路が巡るようになるのかも知れません。
上へと登っていくと、路傍に石仏が沢山並んでいました。 卒塔婆も幾つも立てかけてありました。 「先祖代々霊」と刻まれているのもありました。 「・・・信女」というのもあったので、この近所の家の墓地なのでしょうか。
ロープが張られた道を登っていくと、先ほどの分岐から左手を登ってきた道に合流します。
注意
この鴨居原市民の森は「禁煙」です。!!
 (横浜市環境創造極北部公園緑地事務所、鴨居原市民の森愛護会)
左右の道を併せてその先へと進んでいくと、笹竹が生い茂ってきます。 その中に続く横木の階段を登っていきます。
ハンカチの木広場
横木の階段を登り切ると開けた場所にある「ハンカチの木広場」に出ます。 ここにも「鴨居原市民の森」の大きな案内図があります。 ベンチも幾つか設置されているので、ひと休みしていきましょう。 広場には「鴨居原ふれあいの森愛護会」の愛護会発足記念植樹もありました。
「ハンカチの木広場」から鴨居原市民の森を出て、鴨居駅へと向っていきます。 左手へ進んでいくと直ぐに道が二手に分かれています。 左手の道を降っていくと最初の車道へ降り立ちますが、このまま正面の道を進んでいきます。
鴨居原農業専用地区
すぐ先で道が右手に分かれています。 鴨居駅へはそのまま真直ぐに進んでいくのですが、 右手の丘陵地には農地が広がっているので少し歩いてみましょう。 すぐの所に生えている大きな枝垂れ柳の木を過ぎていくと、 鴨居原農業専用地区になっている畑地が広がっていました。
ここは鴨居原農業専用地区です
この一団の畑は野菜や果物、植木の供給基地として横浜市が昭和61年に農業専用地区に指定し、 畑や道路などの生産環境整備をバックアップしています。 住宅地の中に残された貴重な緑のオアシスとして今後とも大切にしましょう。
 (横浜市環境創造局)
防災協力農地
私たちは緑の安心空間を提供しています。 この農業専用地区は大災害が発生したときに、避難場所や仮設住宅の建設用地などとして利用できるよう、 所有者のご厚意により、防災協力農地に登録されています。
 (横浜市緑区鴨居原土地改良区、横浜市緑政局北部農政事務所)
農地は、農作物の生産の場であるほか、環境上も防災上も重要なスペースです。 農地を保全するため、平常時には農地に立ち入らないよう、 またゴミを投げ捨てないよう市民の皆様の御協力をお願いします。
 (横浜市緑政局)
丘陵地に広がる畑には季節の野菜などが一面に植えられていました。 ひと巡りして元の道へ戻ってくると「鴨居原農業専用地区」の案内板がありました。 野菜・植木・果樹・山林・堆肥舎・ビニールハウスなどが色分けして図示されていまた。
鴨居原農業専用地区
緑区鴨居町から神奈川区菅田町にかけての田畑と山林を整備し、耕作しやすい畑にしました。 皆さんに、新鮮な野菜、果実、植木などを供給するとともに、 街に欠かせない潤いある緑を提供します。 招来とも、貴重な緑のオアシスとしてこの鴨居原農業専用地区を守り育てていくため、 ご理解とご協力をお願いします。
 (横浜市緑政局)
農地から元の道に戻って、その先へと進んでいきます。 工務店の作業所を過ぎていくと、次第に降り坂になってきます。 住宅地を過ぎていくと、畑地が広がります。 その向こうには街並みが広がっています。
鴨居原緑地保全地区
この地区は、良好な自然環境を保全し、快適で住み良い街づくりのために、 都市緑地保全法に基づき、緑地保全地区に指定しました。 この地区では、土地の形質変更、木竹の伐採等、現状を変更する時は許可が必要です。
 (横浜市緑政局緑政課)
十字路
生け垣と金網の間の道を緩やかに降っていくと十字路があります。 道標などは見当たりませんでしたが、ここを右手に曲がっていきます。 直ぐの所にある職員寮を過ぎていくと、道は降り坂になります。
T字路
坂道を降って住宅地に降り立ち、その先へと続く道を真直ぐに進んでいくと、400mほどでT字路があります。 この左手すぐの所に「杉山神社・鴨居会館→」の看板が立っています。
杉山神社
案内に従ってその路地を降っていくと、すぐに杉山神社の境内に降り立ちます。 宅地化の波に押されながらも、境内の周囲には樹木が生えていてひっそりとした森になっていました。 この地区の鎮守として長い歴史のある神社のようです。
鴨居杉山神社
祭神 日本武尊、天照大神(明治39年合祀)
由緒 当神社は宝徳元年(皇紀2109年)の創建であり、それ以来この場所に鎮座ましまし、 神社明細表には「明治8年12月村社(旧社格)に列せられたり、明治24年5月5日神明社・稲荷社を合併せり」 と記載されている。 杉山神社は鶴見川水系(帷子川を含む)を中心として集中しており、 「新編武蔵風土記稿」によれば、七十二社あると云われているが、多摩川を越えた北側には全く分布を見ない。 霊験あらたかな神社として往時この様に数多く建立された様である。 延喜式の神名帳には唯一の延喜式内社として記載されているが、どの神社が該当するのか定かではない。 当鴨居は数十年前迄、戸数九十戸に満たない純農村であったが、 創建の昔より大切にお護りして来た鎮守様であり、今後も心のよりどころとして尚一層、 崇敬の念を新にしなければならない。 側社として裏山の中腹に、大山阿夫利神社・榛名神社をお祀りしてある事を附記して御由緒とする。
 (鴨居杉山神社、鴨居杉山神社奉賛会)
社殿の正面にある石段を降っていくと鳥居があります。 そこから神社を出ていくと、右手には小さな鴨居町公園があります。 鳥居の先へ続く道を真直ぐに進んでいき、突き当たりを道なりに左へ曲がっていきます。 住宅の間の道を進んでいくと鴨居公園入口の信号に出ます。
鴨居(かもい)駅
信号を左折して車道を真直ぐに進んでいきます。 ガソリンスタンドを過ぎていくと、鴨居駅前郵便局の先に鴨居駅東の信号があります。 その信号を左へ少し進んでいくと、鴨居駅(JR横浜線)があります。