上和田の里
散策:2005年10月中旬
【街角散策】 上和田の里
概 要 上和田の里は、相模原台地の多摩丘陵寄りに流れる境川と引地川に挟まれた所にあります。 開発が進む中にも境川沿いにはまだ点々と緑地が残されています。 緑地には大きな樹木も多く残されていて、悠久の歴史が感じられます。 今回はそのような緑地や街中の寺社などを訪ねて歩きます。
起 点 大和市 高座渋谷駅
終 点 大和市 桜ヶ丘駅
ルート 高座渋谷駅…滝山街道…下和田のケヤキ…下和田左馬神社…上和田野鳥の森公園…信法寺…薬王院…谷戸頭谷戸緑地…上和田2号橋…藤沢大和自転車道…上和田1号橋…上和田左馬神社…順礼街道…久田緑地…大和歩行者専用道…金毘羅神社…桜ヶ丘駅
所要時間 3時間50分
歩いて... 訪れたのが秋の花の季節とあって、コスモスなどの綺麗な花々が各所に咲き、ススキも綺麗な穂を出していました。 広い場所に植えられた芝の畑や巨大な樹木など、豊かな自然に出会うことが出来ました。 運がよければスーパーサイヤ人(超菜野人)にも出会えるかも知れません。
関連メモ 藤沢大和自転車道
コース紹介
高座渋谷(こうざしぶや)駅
高座渋谷駅(小田急江ノ島線)から歩いていきます。
改札口を出て、右手に進んでいきます。 突き当たりを左手へ曲がり、グリーンセンター渋谷やJAさがみの建物を見ながら進んでいきます。
区画整理…
駅前には「大和都市計画事業渋谷(南部地区)土地区画整理事業」と題した大きな案内板がありました。 それによると、高座渋谷駅を中心として数百メートルほどの範囲が区画整理されるのだそうです。 そのため、区画整理が終ると、今回の歩き出しの部分は参考にはならなくなりそうです。
滝山街道
少し進んでいくと車道に出ます。 右手の角には「大和の文化財 高座渋谷駅周辺」の案内図と、「滝山街道」と刻まれた石柱が立っています。 それによると、この車道は「滝山街道」と呼ばれていて、鎌倉から八王子まで続いているのだそうです。
滝山街道
滝山城(八王子市)と玉縄城(鎌倉市)を短距離で結ぶ戦国時代以降の古道。 後北条氏の領国支配上、政治・経済、軍事的に重要な道でした。
大和市内の古地名
大和という地名の起こりは、明治22年4月に下鶴間村、深見村、上草柳村、下草柳村の4村が合併して鶴見村となったものの、 村名などについて紛糾し、明治24年9月に大和村と改名されたことに起因します。 明治22年の市町村制の実施により、一般的には江戸時代の村名が大字となり、 検地帳などに小名、一筆書きなどといわれた耕地名が小字となりました。 しかし、市域では江戸時代につくられた絵図がほとんどないことや、 古くからの区画整理などの実施や近年の住居表示の実施などにより、 しだいに小字が用いられなくなり、失われつつあります。 聞き取り調査により地名やその他の名称を掘り起こしてみたのが右の図です。 朱色が小字、黄色が地域に伝承された名称で、おおよその位置に示しています。
 (大和市教育委員会)
福田交番前交差点
滝山街道を左折して30mほど先にあるT字路へと入っていきます。 角には「そば処」の店があるので目印にしましょう。 真直ぐに進んでいき、右手にある渋谷小学校を過ぎていくと、福田交番前交差点のある国道467号に出ます。 歩道橋を渡って、右手のクリニックと、左手の老人保健施設の間にある道を進んでいきます。
少し進んだ所にあるT字路を右折して、クリニックの裏手に続く道を進んでいきます。 やがて山際に着くと、道が二手に分かれています。 右手に曲がっていく道を見送って、正面の細めの道を進んでいきます。 1mほどの高さのコンクリートブロック塀が続く道を緩やかに降っていきます。
竹林や石垣を左右に見ながら降っていくとT字路に出ます。 そこを左折し、最初の右への分岐を見送って進んでいくと、その先に緑色のT字路があります。 コースはこのまま真直ぐに進んでいくのですが、この左手の先に大きなケヤキや左馬神社があるので、 立ち寄っていきましょう。
下和田のケヤキ
T字路を左折して1分ほど進んでいくと、民家の屋敷の中に大きなケヤキの木が生えています。 幹の直径は1mを優に超える大きな木で、大和市の天然記念物や神奈川県の名木100選にも選ばれています。
市指定天然記念物 下和田のケヤキ
高さ25m 枝幅13.1m 目通り4.1m 根回り4.5m
ケヤキはニレ科の落葉高木で、高さ40m以上にもなります。 東北地方から台湾の山地まで自生しているものです。 県内では、沿岸部でタブノキとともに谷あいに生え、 内陸では特に段丘の斜面に多くみられます。 多くは農家の屋敷林として防風用などに残されているものですが、 本来はこの地域には自然にたくさん生えていたものです。 このケヤキは境川に面した段丘斜面に位置し、大津家の庭内にあります。 屋敷林の一部となっていますが、植えたものというよりは自然に生えてきたものを残したものと思われます。 周囲のケヤキ林の中でも、特に目につく巨木であり、神奈川県の名木百選にも数えられています。
 (大和市教育委員会)
かながわの名木100選 下和田のケヤキ
屋敷林の中にあって、ひときわ高く目立つ巨木である。 大和市の天然記念物に指定されている。
樹高25メートル 胸高周囲4.2メートル 樹齢約500年(推定)
ケヤキは、本州から九州に分布する落葉高木で、枝を広げた姿は雄大であり、 日陰木として公園、街路などに植えられる。 樹高50メートル、胸高周囲15メートル、樹齢約1900年に達するものもあると言われている。
 (神奈川県)
下和田左馬神社
ケヤキを過ぎて坂道を少し登っていくと、右手に短い石段があります。 そばには「左馬神社」と刻まれた石柱も立っています。 石段の登って鳥居をくぐっていくと、下和田左馬神社があります。 建物が前後に二つ並んでいました。 後ろにあるのは本殿としても、その前にあるのは拝殿でしょうか。 舞台のようにも見えるので舞殿なのかも知れません。 一風変わった配置になっていました。
地鎮祭、上棟祭、竣工祭、家(室)祓、他,出張祭
 (左馬神社)
神社の大切な建物です。 物をこわしたり土足で上ったり遊ばないで下さい。
 (下和田 左馬神社)
新幹線ガード
元の道に戻ってその先へと進んでいきます。 牛舎や「お野菜直売所」を過ぎていくと、左手には畑地が広がっています。 更に真直ぐに進んでいくと、東海道新幹線の高架の手前で道が二手に分かれています。 どちらの道を進んでいっても同じ所へ行けますが、 右手の道の方が少し近道なので、今回はそちらを歩いていきます。
ガードをくぐって少し進んでいくと十字路があります。 先ほどの分岐を左手に進んでガードをくぐって直ぐに右折してきた道が、左手から合流してきます。 十字路を真直ぐに進んでいくと、左手に沢山の花が植えてありました。 奥の方には藁葺きの東屋もありましたが、柵がしてあって花壇の中へは入っていけませんでした。 道路からそっと眺めるだけにしておきましょう。
癒やす場所として花を植えました。ゴミを捨てないで下さい。
 (地域住民と明るい街づくりの会)
花壇を後にして真直ぐに進んでいくと、四角いカーブミラーの設置されたT字路があります。 そこを右折して少し進んでいくと十字路があります。 右手には上和田団地が、左手には理容室が、正面の角にはコンビニがあるので目印になります。 この十字路を左折していきます。
車道を80mほど進んでいくと、右手に道が分かれていきます。 そこを右折して、生け垣が続く道を進んでいきます。 生け垣の向こうの畑にはコスモスが綺麗な花を咲かせていました。
赤い鳥居を見送ってその先の十字路を直進していくとT字路があります。 コースはここを右折していくのですが、左手の先に「上和田野鳥の森公園」があるので、立ち寄っていきましょう。
T字路を左折して、その先の坂道を登っていきます。 坂の頂上に着く手前に、左手に入っていく道があります。 角の崖面には「上和田野鳥の森公園」と書かれた標識が左手の道を指しています。 標識に従って短い坂を登っていくと、すぐに平らな道になります。 民家の間に続く道を進んでいき、突き当たりを道なりに右折していくと、 すぐに、左手の森へと入っていく細い道があります。 ここが「上和田野鳥の森公園」への入口になります。 案内板などは見当たらなかったので、見落とさないようにしましょう。
植林帯の中へと入っていくとT字路がありますが、 角に立つ道標「上和田野鳥の森公園 散歩道」が示す正面の道を進んでいきます。 横木の階段を緩やかに降っていきます。
犬のフンは必ず飼い主の方が後始末をして下さい
犬放すこと禁ず。
みなさんの公園です。 気持ち良く利用できるよう協力をお願いします。
 (公園管理事務所)
上和田野鳥の森公園
谷筋に着いて右手に曲がっていくと、浅い谷間には小さなせせらぎが流れていました。 谷戸に続く広い散策路には雑木林が木陰を作っていて、 ヒンヤリとして気持ちのいい散策ができます。 やがて現れる横木の階段を登っていくと、住宅地の道に出ます。 右手へ曲がっていくと、最初の森への入口の所へ戻ります。
ここは「上和田野鳥の森」です
利用にあたっては次のことを守ってください。
1.散策路からそれ、林内に入らないこと。
2.植物や昆虫等を大切にし、採取しないこと。
3.たきびや火遊びはしないこと。
4.犬はくさり等でつなぎ、ふんの始末を忘れずにすること。
5.ゴミ等は持ち帰ること。
 (大和市みどりのまちづくり振興財団)
上和田野鳥の森鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されております。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
 (神奈川県)
けやき
にれ科−落葉・互生、花−黄緑色・4〜5月、実−黒褐色・10月
特 徴 枝をホウキ状に広げる姿がよく目立ち、樹皮は灰褐色で、葉の表面がざらつく。
用 途 公園、街路樹。材は良質でくさりにくいことから、高級な建築材に利用され、 光沢や木目の美しさを生かし、家具、太鼓の胴やウス、おわん、ゲタの歯などに利用される。
動物とのかかわり 葉はアカタテハの幼虫が食べ、実はキジバトが好む。
信法寺
森への入口を過ぎて元のT字路まで引き返して、その先へと進んでいきます。 すぐに正面に信号が見えてきますが、その手前に左手へ入っていく道があります。 この道へ入っていくと、すぐに信法寺があります。 短い石段を登って山門をくぐっていくと境内になります。
市指定重要文化財 木造阿弥陀如来立像
法量 像高 49.07センチメートル、造立年代 室町時代前半
寄木造で玉眼を嵌入し、肉身部を漆箔、着衣部を金泥で仕上げています。 像の全体形は、四角く肩の張った寸胴で太造りな体躯をしています。 頭部は大粒で扁平な螺髪をあらわし、張りがあり人間くさい面相、外輪部の太い耳の造りなどその造形は特徴的です。 体部では、長く垂れた両袖や地付にまわる裳裾、刻まれた装飾的な衣文など着衣表現にも深い個性が感じられます。 こうした木像の造形は、南北朝から室町期にかけて活躍する院派仏師の作風と共通点が認められます。
 (大和市教育委員会)
浄土宗の仏さま 通称「弥陀三尊」
観音菩薩(かんのんぼさつ)、 御本尊 阿弥陀如来(あみだにょらい)、 勢至菩薩(せいしぼさつ)
お参りの心得
ご先祖さまは阿弥陀さまの国、極楽浄土から私たちを慈悲の心をもって見守られています。 阿弥陀さま、ご先祖さまに感謝して「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」とお称えしてください。
薬王院
信法寺の山門を出て左手に進んでいきます。 突き当たりで道は右手に曲がっていきます。 すぐに広めの道に出るので、そこを左折した先に薬王院があります。 短い石段を登っていくと広い境内があります。 本堂は更に境内の奥の石段を登った所にあります。 この薬王院は先ほどの信法寺の別院とのことです。
薬師如来縁起
抑當山に安置し奉る薬師如来は行基大士の御作と称し、往古より霊験あらたかなること世人のすべてに能く知る所なり。 夫れ薬師如来は諸病悉除の誓願あり。中古三浦大助の二男和田小太郎義盛は当村の地頭なりし時、 眼疾を患ひて尊像を祈る事十七日。ついに平癒する事を得たり。 其後誓って云く「若し擁護を蒙りて待所の別當たるを得ば一院を創せん」と志願空しからずして、 其職に任ずる事を得たり。 因って一院を創建す。即ち薬王院是なり。 亦元和年中、石川家祖先の内室眼病にて醫薬効なきを以て、乃ち尊像に祈念する事十七日。 晝夜速かに明眼を得たり。 故に再建す。今の伽藍是なり。 夫れより以来毎年九月八日をトして会日とし、寅年を以て開扇し、普く平等大悲に結縁せしむる事となり。 大正十二年九月一日の大震災は関東一圓の堂塔佛寺の大半は倒潰せしも、 當薬王院の伽藍は幸にも其難を免ることを得たり。 之偏へに薬師如来の諸難悉除の霊験なり。 此のあらたかなる尊像を安置し奉る。 是薬師如来の縁起なり。
 (神奈川県高座郡渋谷村上和田 薬王院 信徒一同)
大和市指定重要無形民俗文化財 薬王院の双盤念仏
念仏にあわせて演奏される仏法音楽で、太鼓と鉦で行われます。 その昔は単純で素朴ですが、それを聞けば正念増上するといわれ、 今昔物語にも阿弥陀の聖が金鼓を打って念仏したと記載されています。 この信法寺の別院薬王院の双盤念仏は鎌倉光明寺の流れと伝えられています。 「享保元丙申稔極月吉日 粉河市正作」の銘が陰刻されている鉦があるので、 この頃には(1716年)既に演奏されていたことがわかります。 このねんぶつを9月8日の薬王院縁日に行えば、無病息災・家運隆昌の利益を授けられるとされています。 また、農耕行事の虫送り、風祭り、氷祭りにもこれを唱えて、五穀豊穣を祈って今日に至っているといいます。 また、南西方向にある信法寺には市指定重要文化財の旧石川家墓地があります。 石川家は江戸時代に上和田村を知行地としていた徳川家の旗本で、 村内に屋敷を構えていて、付近は御蔵屋敷と呼ばれています。
 (大和市教育委員会)
薬王院を後にして、左手へと続く道路を進んでいきます。 緩やかな坂道を降って左へ大きく曲がっていきます。 少し登り坂になってくると、右手に洗車センターがあります。 その前から左手へ伸びている道へ入っていきます。
谷戸頭谷戸緑地
ビニールハウスを過ぎていくと森の中へと入っていきます。 廃材置場を過ぎていくと、桧林が続くようになります。 森の中にポツンとある民家の横を過ぎていくと、道が右手に分かれていきます。 道標などはありませんが、ここを右手に曲がっていきます。
ここは「谷戸頭谷戸緑地」です
利用にあたっては次のことを守ってください。
1.散策路からそれて林内に入らないこと。
2.植物や昆虫等を大切にし、採取しないこと。
3.たきびや火遊びはしないこと。
4.犬はくさり等でつなぎ、ふんの始末を忘れずにすること。
5.ゴミ等は持ち帰ること。
 (大和市みどりのまちづくり振興財団)
「みどりをまもり、そだてよう」
この緑地は、身近に残された貴重な緑として保存されております。 また、この土地は、大和市みどり基金によって取得されたものです。
 (大和市)
森を抜けていくと、舗装道路が直角に曲がっている角に出ます。 そこを右手に真直ぐに進んでいくと、先ほどの洗車センターの前を直進してきた道に出ます。 左手の横断歩道を渡った所にある細い道へと入っていきます。
作業場と畑の間の細い道へ入っていくと、広い所に芝が植えてありました。 売る為に芝を育てているのだと思いますが、青々とした綺麗な眺めが続いています。 正面にこんもりとした小山が近づいてくると、やがてT字路があります。 角には「見ざる・言わざる・聞かざる」の猿が彫られた庚申塔が立っていました。 道標などはありませんが、ここを右手に進んでいきます。
上和田2号橋
右に曲がって真直ぐに進んでいくと、森の中へと入っていきます。 左手に竹垣を見ながら進んでいくとT字路があります。 左折して道なりに緩やかに降っていくと、境川に架かる上和田2号橋の袂に出ます。 橋を渡った先には、宮久保スポーツ広場宮久保公園がありますが、 橋の手前から境川の右岸に沿って伸びる道を進んでいきます。
藤沢大和自転車道
境川は、城山湖辺りに源を発して江ノ島のある片瀬海岸へと流れこむ川です。 その境川に沿って続くこの道は「藤沢大和自転車道」と云うようですが、 手元の地図には「境川サイクリングロード」とも書かれていました。 全体を歩いたことはありませんが、歩行者と自転車の専用道路になっているようです。 右手に境川の流れを見ながら進んでいきます。 沿道のススキの穂が風になびいて綺麗でした。
上和田1号橋
少し登り坂になってくると上和田1号橋があります。 橋は渡らずに左折して、左手にある宮久保2号公園の中に続く道を進んでいきます。
公園では次のことをまもり、みんなでたのしくつかいましょう。
一、公園はきれいにつかいましょう。
一、花や木を大切に育てましょう。
一、ボール遊びはやめましょう。
一、自転車、バイクの乗り入れはやめましょう。
一、火をつかう遊びはやめましょう。
一、犬のフンはもちかえりましょう。
 (大和市公園管理事務所)
公園を抜けた先の十字路を直進していきます。 ブロック塀や生け垣などが続く道を登り気味に3分ほど進んでいくと、開けた場所に出ます。 正面の向こうには灰色の工場が横たわっているのが見えます。 そこを目指して進んでいきます。 途中に分岐が2回ほどありますが、右手・右手と進んで小さな墓地を過ぎていくと、 先ほどの洗車センターの前を直進してきた道に出ます。 T字路を右折して車道を進んでいきます。
少し先にある十字路を直進していくと、左手の広い場所に芝が植えられていました。 やがて民家が建ち並ぶようになるとY字路があります。 右手の細めの道の先には注連縄の下がった鳥居が見えています。 この右手の道へ入っていくのですが、この時は丁度道路工事中で通れなくなっていたので、 このまま左手の車道を進んでいきました。 そして鳥居の左横辺りにある路地を入っていくと、鳥居の前にでました。
鳥居の上の横になった柱は四角くではなく円柱になっていました。 左手には、庚申塔や山王大権現などの石碑が沢山並んでいきます。 この鳥居をくぐっていくと上和田左馬神社の境内になります。
上和田左馬神社
立派な鐘楼を見ながら真直ぐに進んでいくと、上和田左馬神社の社殿があります。 本殿と拝殿に分かれた立派な社殿でした。 境内には大きなタブノキが見事な枝を広げていました。
左馬神社
御祭神 左馬頭義朝
鎮座地 大和市上和田1168番地
例祭日 9月24日
由 緒 宝暦14年3月、桃園天皇、徳川九代将軍家重の代、名主渡辺兵左衛門・小川清右衛門、 この地に宮を建立、左馬頭源義朝の霊を勧請し、村民の精神道場となるや、 漸次庶民崇敬の的となり、文化3年4月3日、上和田信法寺十四世住職憧与上人、 氏子の賛同を得て五穀豊穣の祈願をなしなるや、其の御神徳の偉大さに武家・一般庶民に深き感銘を与う。 以来、五穀豊穣はもとより家内安全の守護神として広く世に伝わり崇敬者多し。 尚、境内社として天照皇大神、神武天皇、須佐之男命、三神を奉斎し、 国土安穏、氏子崇敬者の安泰(疫病・痘癒・厄除)守護を念ずる参詣者今尚多し。
境内三社殿 御祭神
天照皇大神(中央)、神武天皇(向って右側)、須佐之男命(向って左側)
タブノキ
(イヌグス・タマグス・シバノキ)クスノキ科
クスノキ・シイ・カシなどとともに、この地域の自然に最もよく育ちやすい木です。 生えてから何年たっているのでしょう。 イチョウとともに、御神木というべきの。 どんな花が咲き、実を結ぶのでしょう。 大切に育ちを見守り、いじめないようにしましょう。
順礼街道
境内の左手から外へ出ると、道が二手に分かれています。 道標などは見当たりませんが、左手の道を進んでいきます。 角には「順礼街道」と刻まれた石柱が立っていました。 江戸時代の古道なのだそうです。
順礼街道
順礼者がめぐった坂東三十三札所のうち、第八番星谷寺(座間市)と第十四番弘明寺(横浜市)または 第四番長谷寺(鎌倉市)を結ぶ江戸時代の古道。
 (大和市教育委員会)
野菜畑を見ながら左手の道を進んでいくと、ほどなくして信号機のあるT字路に出ます。 その右手のすぐ先にある道へと入っていきます。 正面には赤い鳥居が見えています。 鳥居を過ぎてその先へと進んでいくと十字路があります。 十字路と云っても少しずれているので、T字路が連続していると云った方がいいのかも知れません。 ここを右手に進んでいきます。
すぐ先にある分岐を左折していくと、小さな森の中へ入っていきます。 短い森をすぐに抜けると、正面には竹垣のある立派な民家があります。 その左手へと続く道を進んでいきます。 左右の分岐を見送って真直ぐに進んでいきます。 この辺りには猫が沢山いました。 みんな野良猫のようで、「猫を捨てないで」と書かれた看板を何箇所かで見かけました。
猫を捨てないで
だれかが拾ってくれるだろうと安易な気持ちで猫を捨てない。 捨てられた猫は、野良猫となってみんなに迷惑をかけることになります。 これ以上、不幸な命を増やさないで!!
久田緑地
生け垣のある道を進んでいくと、道は右手に曲がっていきます。 すぐにまた左へ曲がって、ブロック塀沿いに進んでいきます。 沿道には大きな木が沢山生えていました。 塀の向こう側にはビニールハウスが建っていました。 突き当たりに「久田緑地」の看板が立っていました。 この辺りから1kmほどの間に続く緑地なのだそうです。
久田緑地
ここは、大和市上和田地区東側を流れる境川の河岸段丘斜面に残る一帯のみどりで「久保緑地」と云います。 境川に平行して景観を形成するこのみどりの帯は巾十数メートル、長さ1キロメートルほどで、 見事なクヌギ・コナラ・スギ・ヒノキ等が植生しています。 この一帯のみどりは、地権者のご協力によって保存されました。 「かながわのナショナル・トラスト運動」の保存契約緑地第2号として指定しました。 この美しい貴重な「みどり」を皆さんで大切に守っていきましょう。 この自然の恵みを、次の世代に引き継ぎましょう。
・ゴミは捨てないで
・植物や昆虫をとらないで
・緑地に入らないで
・たきびや火遊びはしないで
 (かながわトラストみどり財団、大和市、神奈川県)
看板の左手へ曲がって進んでいくと、工事中の金属製の囲いがしてある所があります。 それに沿うようにして左手に続く道を進んでいきます。 民家を過ぎていくと畑地が広がっていました。 その向こうにはこんもりとした森が見えてきます。
土置場を過ぎていくと、森の中へと入っていきます。 すぐに道が二手に分かれていますが、道は森を一周するようにして続いていて、 どちらの道を進んでいってもまたここへ戻ってきます。 今回は右手から反時計回りに歩いていきました。 平坦で広い道が森の中に続いています。 やがて金網が現れ、それに沿って進んでいきます。
ゴミ(缶・ペットボトル他)を捨てない。 各自、持ち帰って下さい。
 (久田T.B.Gクラブ)
散策の皆様方へ
常に注意した遊びますが、何か問題がありましたら申し出て下さい(環境保全に心掛けます)
 (T.B.G同好会)
森を4分の3ほど巡った所に、木の杭が並んでいる所がありました。 先ほどの所にあったのと同じ「久田緑地」の看板がここにも立っていました。 その先には民家も見えています。 ここから森を出ていきます。
民家沿いの道を進んでいくとT字路に出ます。 そこを右折していくと、すぐに十字路があります。 ここから左手に戻るようにして続く「大和歩行者専用道」を歩いていきます。
大和歩行者専用道
レンガ敷きの歩きやすい道が、送電線に沿うようにして真直ぐに続いています。 沿道には丸い形に刈り込まれた樹木が点々と植えられていてアクセントになっています。 灌漑用水路の跡地に作られた緑道で、通勤や通学などにも利用されているそうです。
しばらく進んでいくと、左手には畑地が広がり、その向こう側には緑地が緑の帯のように続いていました。
私達が育てます、守ります、緑と大地
我ら、緑戦士(りょくせんし)・超菜野人(すーぱーさいやじん)
 (JAさがみ、大和市青壮年部)
桜丘小学校を過ぎていくと国道467号に合流します。 桜ヶ丘歩道橋を見送っていくとすぐに信号があります。 横断歩道を渡り、大和桜ヶ丘郵便局の左手に続く道を進んでいきます。
金毘羅神社
少し進んでいくと、右手に金毘羅神社がありました。 石製の鳥居から境内へと入っていくと社殿がありました。 境内には、大和市老人集会所にもなっている桜ヶ丘自治会館がありました。 神社の縁起などを記した解説板は見当たりませんでした。
桜ヶ丘(さくらがおか)駅
神社を出て左手へ進んでいくと、すぐに右手に細い道が分かれています。 その道へと入っていくと、やがて正面に桜ヶ丘駅(小田急江ノ島線)があります。