高畑山
散策:2005年04月上旬
【低山ハイク】 高畑山
概 要 高畑山は東丹沢にあって、北東側から丹沢山へと登っていく尾根道にあります。 登り道は比較的緩やかで、それほど苦労しなくても登ることができます。 山頂からの眺めは手前の樹木に邪魔をされて今ひとつの感もありますが、 途中には樹木の間から丹沢の山々や宮ヶ瀬湖を見渡せる所もあったりします。
起 点 清川村 三叉路バス停
終 点 清川村 三叉路バス停
ルート 三叉路バス停…高畑山登り口…望湖台…御殿森ノ頭分岐…御殿森ノ頭…高畑山分岐…高畑山…青宇治橋分岐…青宇治橋…金沢キャンプ場…唐沢キャンプ場分岐…国際一ノ瀬キャンプ場…長者屋敷キャンプ場分岐…大門橋…吹風トンネル…熊野橋…三叉路バス停
所要時間 5時間20分
歩いて... 高畑山への登り道に比べて、青宇治橋への降り道は少し荒れ気味になっています。 崩れかけた斜面を横切る所もあったりしますが、そんなに難しい道ではありません。 県道に降りてからは、バス停を目指してひたすら車道歩きが続きます。
関連メモ 春ノ木丸
コース紹介
三叉路(さんさろ)バス停
本厚木駅(小田急小田原線)の北口から、[厚20][厚21]宮ヶ瀬行きバスにて45分、 1時間に1本程度の便があります。
 土日曜 6:55 7:50 8:40 9:40 10:40 ...
宮ヶ瀬北原交差点
バス停の少し先に宮ヶ瀬北原交差点があり、道が二手に分かれています。 正面は宮ヶ瀬への道ですが、左手に続く県道70号をヤビツ峠方面へと進んでいきます。 角には沿線にあるキャンプ場までの距離が記してありました。
 長者屋敷3.0km 一の瀬4.0km 唐沢4.5km 金沢 5.5km
「30.0km」と記した標識もありました。 ヤビツ峠方面からやって来る向きに立っていたので、この県道70号の起点からの距離だと思われます。 今回は、高畑山へ登った後、これらのキャンプ場が点在する県道70号を通って、再びこのバス停まで戻ってきます。
高畑山登り口
県道を2分ほど進んでいくと熊野橋があります。 その右手前から高畑山への登り道が始まります。 角には「高畑山・丹沢山 登山道入口」の道標が立っています。
清川村猟区期間のお知らせ
開猟期間 11月15日から2月15日の日曜日もしくはこの期間中の祝日又は振替休日
期間中この付近一帯で狩猟を行います。 入山される方は充分注意していください。
※この登山道は、清川村猟区の区域内です。
 (清川村)
密猟取締中
 (厚木警察署、清川村)
山道を2分ほど登っていくと登山者カードの投函箱がありました。 立派な屋根がついた真新しい投函箱には、ヤマビルについての注意書きがつけてありました。 この辺りには多く出るのでしょうか。
ヤマビルのご注意!
登山、散策、ウォーキングなどが楽しい季節になり、人も動植物も活発になる時期がやってきました。 しかし、ヤマビルも繁殖のために活動(4月ごろ〜10月ごろ)し始めます。 ヤマビルは高温多湿を好み、主に沢筋や日陰の多い山道などに生息し、 吸血の対象となる人や動物の気配を察知すると地面から湧き出るように出没して吸血します。 吸血の際、ほとんど痛みを感じませんので吸血された後の出血を発見し、 その被害にあったことに気がつく場合がほとんどです。 楽しい登山のおり、そんな厄介なヤマビルからの被害を防ぐため、次のことにご注意ください。
山に登るときは…
(1)吸血被害から身を守るために
ヤマビルは塩分を非常に嫌がります。 山道に入るときなどは、靴や靴下に塩を含ませておいたり、 携帯して登山(万一、ヤマビルに取り付かれたときには殺ヒル剤としての効果あり)するなど工夫してください。 また、市販の虫除けスプレーなども忌避(予防)効果があります。
(2)適宜ヤマビルの吸着を確認
ヤマビルは、靴の裏の溝や縫目などに付着する例が多いので、 山道を歩く際は、適宜足元をチェックし、靴の中に入り込ませないようにしてください。
(3)万一ヤマビルの被害に遭ったら
ヤマビルの吸血後、しばらく出血が続く(個人差があり、場合によっては数日続く)ことがありますが、 吸血された場合は消毒してカットバンなどで止血し、かゆみ止めなど塗ってください。 なお、症状が悪化してきた(出血が止まらない、腫れてきたなど)場合は、 念のため医療機関にかかることをおすすめします。 また、ヤマビルは繁殖のために吸血します。 ヤマビルを発見したら、怖がらずに捕殺してください。
「備えあれば、憂い(ヤマビル)なし」安全で楽しい登山を!
投函箱の先の横木の階段を登っていきます。 Z字形に折れ曲がっていくと石段が現われます。 右手に宮ヶ瀬湖を眺めながら横木の階段を登っていくと、数分で道標が立っています。 右前方からも道が登ってきますが、道標「丹沢山10.7km」に従って、左手の道を登っていきます。 この道は丹沢山塊の主稜にある丹沢山へ北東側から登っていくルートで、 松小屋ノ頭や本間ノ頭などを経て丹沢山へと続いています。 今回は、その前衛である高畑山までの短いコースを歩きます。
6分ほど登っていくと、左手の高みへと続く細い階段が現われます。 登山道はその高みを巻くようにして右手へ続いていますが、 上の方に鳥居が見えるので登っていってみることにしました。
望湖台
急な階段を登っていくと、木製の鳥居の先には小さな社がふたつ並んでいたのでした。 そばにあった柱に解説文が書いてありました。 擦れてしまっていて殆ど読めませんでしたが、「山の神」という部分だけは分りました。 また「望湖台」との説明もありました。こちらも殆ど読めない状態でしたが、 240世帯が移転して出来た宮ヶ瀬湖を眼下に望むことができる所である旨の内容でした。 確かに手前の樹木に邪魔をされながらも、宮ヶ瀬湖を望むことができました。
望湖台を後にして、その右手へ進んでいきます。 登山道へ降りてその先へと登っていきます。 しっかりとしていてそれほど傾斜が急な所もなく、歩きやすい道が続きます。 望湖台から5分ほど登っていくと、「丹沢山10.0km」の道標が立っていました。 その先には壊れたベンチがありました。 「ヒルに注意 6月〜9月」という看板が倒れていました。 登山者カードの投函箱の所にもあったように、やはりヒルが多くいる山なのでしょう。
ゴミは持ち帰りましょう
 (神奈川県)
更に先へと進んでいきます。 緩やかな道が続いていて快適に歩いていけます。 やがて樹木の先には稜線が見えてきます。 登山ルートはこの先でこの稜線と合流して高畑山へと続いています。 「丹沢山4時間」の道標を過ぎていきます。
10分ほど登っていくと、鹿避け柵が現われます。 扉を閉めておく所が壊れていて、キチンとは閉まらなくなっていました。
柵を過ぎていくと、植林帯の中に横木の階段が続くようになります。 いつもは避けたい横木の階段ですが、 それほどの傾斜もなく間隔も適度だったこともあって、それほど苦にはならずに登っていけました。
先ほどの柵から8分ほど登っていくと再び鹿避け柵がありました。 「通ったら扉を閉めて下さい」とのことですが、金網がなくなっていて外枠だけになっていました。 これじゃあ閉めても余り意味がありません。 注意書きもありましたが、擦れていて読めない部分もありました。
登山者の皆様へ
この柵は鹿などの食害から植栽木を守り健全な森林を創る目的で設置されたものです。 通行に充分注意し、通過後は必ず扉をしめて下さい。 ご協力をお願いします。
御殿森ノ頭分岐
柵を過ぎ「丹沢山9.1km」の道標を過ぎていくと、柵から7分ほどで分岐があります。 道を塞いでいる倒木を越えていくと道標が立っていました。 右手の道は「丹沢山8.8km」とのことですが、 「御殿森ノ頭 この上」とのことなので、立ち寄っていくことにしました。
御殿森ノ頭
左手の坂道を登っていくと、1分ほどで御殿森ノ頭に着きます。 最初の高畑山登り口から55分ほどで到着しました。 ちょっとしたピークになっていますが、周りは樹木に覆われていて展望は得られません。 ピークにある大きな木には手彫りの仏像がくくりつけてありました。 この森の守り神なのでしょうか。
先ほどの分岐まで引き返し、道標「丹沢山8.8km」に従って、緩やかな尾根道を登っていきます。 左手には次第に丹沢の山々が見えるようになってきます。 崩れかけた斜面を横切りその先の坂道を登っていくと、分岐から10分ほどで少し開けた場所があります。 「丹沢山8.3km」の道標が立っています。 ベンチも設置されているのでひと息入れていきましょう。
更に雑木林の中の尾根道を進んでいきます。 「丹沢山8.0km」の道標を過ぎていくと、ベンチの所から8分ほどで、道の側に大きな岩がありました。 その岩の左手に続く道を登っていきます。
岩を過ぎて6分ほど進んでいくと、左手が開けて見晴らしのいい場所がありました。 しばらく足を止めて眺めていきましょう。 山並みの底には宮ヶ瀬湖の一部が小さく見えていました。
高畑山分岐
「丹沢山7.6km」の道標を過ぎていくと植林帯へと入っていきます。 植林帯の中の山道を5分ほど登っていくと、少し開けた所があります。 そこに「丹沢山7.3km」の道標が立っています。 そのすぐ先で道が二手に分かれています。 角に立つ道標「高畑山山頂0.2km」に従って、右手に続く横木の階段を登っていきます。 左手の道は高畑山を巻いて丹沢山へと続く道のようです。
高畑山 (標高766m)
横木の階段を3分ほど登っていくと開けたカヤトに着きます。 その左手へと少し進んでいくと高畑山の山頂に着きます。 御殿森ノ頭から40分ほどで到着しました。 山頂には展望台や幾つかベンチが設置されていて小広くなっています。 そばには「高畑山 標高766.0m」と記された標識も立っています。
先ずは展望台に登って景色を楽しみましょう。 手前の樹木が邪魔をして展望は今ひとつでしたが、梢越しには丹沢の峰々が広がっていました。 少し時間が早目でしたが、ここで昼食タイムにしました。
高畑山から道標「丹沢山」に従って、その先へと進んでいきます。 雑木林の中を降って杉林へと入っていくと、5分ほどで先ほどの巻き道と合流します。 角に立つ道標「丹沢山」に従って右手の道を進んでいきます。
青宇治橋分岐
杉林を進んでいくと、すぐの所で道が二手に分かれています。 角に立つ道標によると、右手に登っていく道は「丹沢山7.0km」で、左手の道は「青宇治橋2.1km」となっています。 今回はここで丹沢山への尾根道と分かれて、青宇治橋を目指して左手の道を進んでいきます。
8分ほど進んで雑木林に変わると、崩れかけた斜面を横切っていきます。 滑り落ちないように注意しながら、3分ほどかけて通っていきます。 送電線の鉄塔のそばを過ぎた先にある分岐を、道標「青宇治橋」に従って右手へと降っていきます。
再び崩れかけた斜面を横切っていくと、正面が少し開けた所がありました。 樹木越しに丹沢の山々が続いていました。
雑木林の中を20分ほど降っていくと、再び杉林に変わっていきます。 杉林の中に続く山道を更に降っていくと、8分ほどで沢筋に着きます。
沢筋に続く道を降っていきます。 左からの小さな沢を合わせて更に降っていくと、小さな木橋がありました。 橋を渡りその先の砂防ダムの横を過ぎていくと、道は沢よりも高い所を行くようになります。
次第に強くなっていく沢の水音を聞きながら降っていくと、やがて県道70号にある青宇治橋が見えてきます。
青宇治橋
県道に降りると左手に青宇治橋があります。 高畑山から1時間20分ほどで降りてこられました。 これで山道は終わりになります。 ここからは元の三叉路バス停を目指して、中津川沿いの県道70号をひたすら歩いていきます。 「23.5km」と記した標識が立っていました。 三叉路バス停の先に「30.0km」の標識があったので、 ここからバス停までは6.5kmの道のりということになります。 写真を写したり景色を眺めたりとのんびり歩いたこともあって、 今回はバス停まで1時間45分ほどかかりました。
金沢キャンプ場
中津川沿いに続くなだらかな県道を進んでいきます。 県道とは言っても自動車はほとんど通ってはいきません。 川の流れや景色を眺めながら12分ほど進んでいくと、金沢キャンプ場があります。 川から水が引かれて、もう一つの流れのようになっていました。
清川村 金沢キャンプ場
森と生き物観察教室
釣り人の心得
漁法 餌釣り、フライ、テンカラ、ルアー(一人一竿)
時間 午前8時〜午後5時迄
注意事項
(1)入漁券等を求めずに釣る事
(2)右事項以外(投綱、引掛等)で釣る事
(3)右事項時間外で釣る事
(4)河川の中で洗い物をする事
(5)場内での投石をする事
(6)その他のルール、マナーに反する事
以上を禁止致します。
尚場内でのお客様同士のトラブル、車の事故、釣り人等によるケガ、 その他一切の責任は負いかねますので充分お気をつけて、楽しい一日をお過ごし下さい。 ご来場誠に有り難うございました。
 (金沢キャンプ場管理組合)
唐沢キャンプ場分岐
更に10分ほど進んでいくと、唐沢キャンプ場への道が右手に分かれていきます。 角には「座間市清川自然の村、唐沢キャンプ場 入口」の看板が立っています。
300台 河原まで乗りいれOK
楽しいこといっぱい
天然プール、キャンプ、テント、コテージ、バーベキュー、ヤマメ、イワナ、ウグイの魚とり
 (唐沢キャンプ場)
鳥を大切に
野鳥を捕るには許可が必要です。 あなたは?
 (神奈川県)
国際一ノ瀬キャンプ場
南沢橋を過ぎていくと、唐沢キャンプ場分岐から10分ほどで、 道路の山側の沢沿いに国際一ノ瀬キャンプ場があります。
ヤマメ・イワナ釣りのご案内
遊漁期間:3月1日から10月14日まで
禁漁期間:10月15日から2月末日まで
(網漁禁止)
遊漁されるかたは、必ず入漁券をお求め下さい。
お互に守ろう水辺の環境を!!
 (中津川漁業協同組合)
お知らせ
川遊びなどをされる方は落石等に注意して下さい。
 (神奈川県厚木土木事務所)
中津川の流れを右下に見ながら、県道を進んでいきます。 道路脇の駐車場を過ぎ、前沢橋を過ぎていきます。 傾斜もほとんどなく自動車も通っていかないので、快適に歩いていけます。
長者屋敷キャンプ場分岐
国際一ノ瀬キャンプ場から10数分進んでいくと、左手に曲がっていく所で、 長者屋敷キャンプ場への道が右手に降っていきます。
長者屋敷キャンプ場
今年も風光明媚な奥中津渓谷でキャンプ場を開設致しました。 皆様方のご利用をお待ちして居ります。
春秋の日帰り行楽にもご利用下さい。
・下の駐車場より川まで10m
・入場の方は管理所にお立寄り下さい。
長者橋を過ぎていくと4分ほどで、右手に大きな橋が見えてきます。 工事中のようで通行止めになっていましたが、この辺りから川幅が広がり、 宮ヶ瀬湖の湖面へと続いていきます。
大門橋
更に7分ほど進んでいくと、立派な大門橋があります。 橋の上からは宮ヶ瀬湖を見渡すことができました。 宮ヶ瀬湖の歴史を想いながら、しばらく眺めていきました。
宮ヶ瀬湖憲章
1.清らかな宮ヶ瀬湖の水を、みんなで大切にしよう。
1.美しい宮ヶ瀬湖周辺を、みんなで守ろう。
1.宮ヶ瀬湖周辺の自然を、みんなで育て利用しよう。
1.宮ヶ瀬湖の意義・歴史を忘れず、みんなで後世に伝えよう。
 (宮ヶ瀬湖憲章制定会議)
湖の再生を見守っていきましょう。
宮ヶ瀬湖では現在釣りは禁止されています。
 (宮ヶ瀬ダム周辺振興財団)
吹風トンネル
大門桟道や御殿橋を過ぎていくと、右手に宮ヶ瀬霊園があります。 更にその先へと進んでいきます。 立派な釜田川橋を渡っていくと、釜田川広場の先に吹風トンネルがあります。 名前の通り、トンネル内には強い風が吹いていました。 トンネルの手前までは風が吹いているようには感じませんでしたが、 トンネルの両側で気温などが違うのでしょうか。 どこか不思議な感じのするトンネルでした。
熊野橋
吹風トンネルを抜けて、吹風橋・吹風広場を過ぎていきます。 右手に広がる宮ヶ瀬湖を眺めながら、更に県道70号を進んでいきます。 橋の沢橋・山王橋・山の神橋と過ぎていくと、やがて熊野橋が見えてきます。 熊野橋からは、その昔には尾根だったと思われる背が湖へと突き出でいました。 何だか水没する以前の原風景が偲ばれます。
かなり前になりますが、ヤビツ峠から県道70号を通って三ヶ木方面まで歩いたことがありました。 その頃にはこの宮ヶ瀬湖はまだなくて、この辺りには山村風景が続いていました。 道もずっと下の方を通っていて、工事が始まった頃でした。 谷筋だけではなくて、見上げると山の上の方も工事をしていた記憶があるので、 今歩いている県道の工事だったのかも知れません。 この宮ヶ瀬湖には、色々な人達の想いが込められているようです。
アイドリング・ストップできれいな空に
駐車時は必ずエンジンを切りましょう。
アイドリング・ストップは、大気汚染や騒音を防ぎ、地球環境を守るために 「神奈川県生活環境の保全等に関する条例」で定められています。
 (神奈川県)
熊野橋を渡った所にある高畑山登り口を過ぎていくと、2分ほどで元の宮ヶ瀬北原交差点に戻ってきます。 ここを左手に少しいくと、道路の向かい側に三叉路バス停があります。
三叉路(さんさろ)バス停
本厚木駅(小田急小田原線)まで、本厚木駅行きバスにて55分、 1時間に1本程度の便があります。
 土日曜 ...12:51 13:51 14:51 15:51 16:51 17:51 18:51 19:51
待つようなら、すぐ近くにある次の宮の平バス停まで歩いていくと、 左手に宮ヶ瀬湖畔園地があるので立ち寄っていきましょう。 親水池・水の郷大吊り橋・けやき広場などがあって、あっという間に時間が経ってしまいます。