南山遊歩道
散策:2005年01月上旬
【低山ハイク】 南山遊歩道
概 要 南山遊歩道は丹沢山系に佇む宮ヶ瀬湖の北側に続く尾根道です。 今回はその東側にある山を越え、志田峠を経て南山・権現平へと続く低山コースを歩きます。 南山の山頂からは、宮ヶ瀬湖をはじめ、丹沢の峰々を見渡せる素晴らしい景色が広がっています。
起 点 愛川町 半原バス停
終 点 清川村 宮ヶ瀬バス停
ルート 半原バス停…登山口…大峰…朝日寺…向山…志田峠…清正光…清正光入口バス停…サンデーズ牧場…南山遊歩道入口…服部牧場分岐…青山分岐…南山…東南林道分岐…権現平…鳥屋分岐…南山遊歩道出口…鳥居原園地…宮ヶ瀬湖…虹の大橋…水の郷…宮ヶ瀬バス停
所要時間 5時間50分
歩いて... 半原から大峰・向山を経て志田峠へ向かう道は登山地図でも破線になっているので、 草が生い茂る夏場には避けた方がいいかも知れません。 半原から2kmほど車道を歩いて清正光バス停の所からスタートすれば、3時間50分ほどの快適なコースになります。 遊歩道とは云っても登山道なので、ハイキングの仕度をして臨みましょう。
関連メモ 北条武田合戦場のみち, 松茸山, 志田尾根
コース紹介
半原(はんばら)バス停
本厚木駅(小田急小田原線)の北口から、 [厚01][厚02]半原行きバスにて45分、1時間に2本程度の便があります。
[厚01]野外センター経由と[厚02]田代経由では半原バス停に着くのが逆向きになります。 今回は[厚01]野外センター経由のバスに乗ったので、 日向橋を渡って本厚木へ引返すような方向から到着しました。
バス停の先にある中津川に架かる日向橋を渡っていきます。 右手には、これから向かう大峰から向山・富士居山へと続く峰が間近に見えています。 橋を渡った所の横断歩道の先にある路地を右手に入っていきます。 すぐに左へ曲がっていくので、道なりに進んでいきます。
ハイというb>すなおな心
スミマセンというはんせいの心
アリガトウというかんしゃの心
ワタシガシマスというほおしの心
登山口
右手へ分かれていく道を見送って、民家の間に続く正面の坂道を登っていくとT字路があります。 そこを右へ進んでいくと再びT字路があります。 そこを左折して更に坂道を登っていくとT字路があります。 角には「大峰・向山・富士居山 登山口」と書かれた木製の案内標識が立っています。
「登山道」と書かれた案内標識が、右手の民家の庭先を指しています。 これは道なのかと一瞬戸惑いながらも庭先を過ぎていくと、 小川に架かる緑色に塗られた鉄製の小さな橋があります。 この橋を渡って正面の山腹を登っていきます。
竹が混じる雑木林の山腹に続く道を登っていきます。 ハイキングコースとしての整備が行き届いた道ではないので、少々荒れ気味です。 階段状になってもいなくて、爪先上がりの急な山道が続きます。
竹が途絶えた雑木林を更に登っていくと、麓から8分ほどで、愛川山岳会の設置した道標が立っていました。 「これより先はガイドがいないと入れません」と書かれたメモもありましたが、 夏草が煩くない季節だったので、そのまま登っていくことにしました。 道標「大峰・向山・富士居山」に従って右手の山道を登っていきます。 冬場だと道がよく確認できて問題はないのでしょうが、 夏草が生い茂ってしまうと確かに分りにくくなりそうです。
山道の所々には木にテープが巻きつけられていました。 ここが道であることを示すものなのでしょう。 足を水平に置くことができない道が続き、脹脛が痛くなってきたりします。 何度も立ち止まって足を休めながら少しずつ登っていきます。 麓から20数分登っていくと、やっとのことで尾根筋に着きます。 道標「向山・富士居山」が右手の尾根道を指していますが、 左手に大峰があるので立ち寄っていきましょう。
大峰 (標高335m)
道標の左手10mほどの所が大峰です。 半原バス停から40分ほどで到着しました。 山頂には愛川山岳会の設置した「大峰 標高334.5m」の標識が立っているだけで、他には何もありません。 周りには樹木が生い茂っていて、残念ながら展望は得られません。 登り道で疲れた足を癒しながら、しばらく休んでいきましょう。
この大峰から向山を経て富士居山へと続く峰の尾根道は、 愛川山岳会が設置した道標が各所に設置された散策コースになっています。 今回はその途中の向山の先から志田峠へと降っていきますが、 富士居山まで歩いてみたい気持ちにもなったりします。 富士居山からその先へと降っていくと、三増合戦場跡や半像坊に行くことができます。
先ほどの道標まで引返して、その先の尾根道を進んでいきます。 これまでの急な登り道に比べ、緩やかなで歩きやすい道が続きます。 杉や雑木の森を10分ほど進んでいくと、左手の少し上に石碑のようなものが見えました。 何だろうと思って茂みを掻き分けて5mほど登っていくと、石塔がいくつも並んだ開けた所に出ました。 真中には緑色のカーペットのようなものが敷いてありました。 左手のある石段の下には何やらお寺があるようなので、ちょっと降りていってみました。
朝日寺
狭い石段を20mほど降っていくと、お寺の境内に着きました。 境内には、先日の雪がまだ融けずに残っていました。 お堂に取り付けられた提灯によると朝日寺というようです。 石段を登った所には清正光別院というお堂もありました。 他にもお堂や鐘付き堂などが幾つかありました。 通常はこの下側から登ってくるようで、境内の下へ続く石段の先には庫裡も見えていました。
注意
境内の山草及び樹木等を取ることを禁ず。
 (志田山朝日寺)
向山 (標高375m)
先ほどの尾根道まで引返して、更に先へと進んでいきます。 杉が生える小さな鞍部を過ぎて軽く登り返していくと、7分ほどで向山に着きます。 頂上は小広くなっていて、「向山 標高375.2m」の標識とテレビ中継所があります。 ここも周りが樹木に囲まれていて展望は得られません。 解説板にある標高は100mほど誤っているようです。
NHK・TVK愛川テレビ中継放送所
この放送所はNHK及びTVKテレビの放送を送り出しています。 ここの設備は自動化されていて機械の状況を定期的に点検することになっています。 受信できる範囲は愛川町及び津久井町の一部約2,500世帯です。 どうかここの施設を大切にして下さるようお願いします。
施設のあらまし
位置:東経139度16分43秒,北緯35度32分39秒 海抜高:275m 建物:延3.3u
総合テレビ教育テレビテレビ神奈川
空中線形式2ヶ双ループ2面2段総合と共用NHKと共用
空中線地上高16m16m16m
送信チャンネル373533
送信出力10W10W10W
「向山」の標識の先へ50mほど進んでいくと、金属製の櫓がありました。 何かの施設建設の足場なのでしょうか。 その手前に、左へ分かれていく道があります。 富士居山へと続く尾根道はそのまま正面へ進んでいくのですが、志田峠へは左手の道を進んでいきます。 ここには道標がないので、うっかりして見落とさないようにしましょう。
後日に来てみると、角に道標が立っていて、左手の道は「志田峠0.3km」となっていました。
富士居山へ続く正面の道は「志田尾根」を参照。
杉林を進んでいくと、倒木で道が塞がれていました。 どうしたものかと左右を伺っていると、左手5mほどの所から迂回路がありました。 ここからは急傾斜の道を降っていきます。 階段状にはなっていないので、滑り落ちないように十分注意しましょう。
志田峠 (標高310m)
急坂を6分ほど降っていくと志田峠に降り立ちます。 テーブルやベンチも設置されているので、一息入れていきましょう。 志田峠を通るこの道は関東ふれあいの道「北条武田合戦場のみち」の一部にもなっています。 道標「朝日寺0.4km、韮尾根1.9km」に従って、左手に続く広い道を緩やかに降っていきます。 日陰になっているためか、先日の雪が凍結していて、危うく転びそうになったりもしました。
志田峠
志田峠は、志田山塊の峰上を三分した西端にかかる峠で、 愛川町田代から志田沢に沿ってのぼり、津久井町韮尾根にぬける 道である。かつては、切通し越え、志田峠越えの名があった。 ここは永禄12年(1569)北条・武田両軍の古戦場で、武田方の山県三郎兵衛の 率いる遊軍が、この道を韮尾根から下志田へひそかにかけ下り、 北条方の背後にでて武田方勝利の因をつくった由緒の地と伝えられる。 江戸中期以降は、厚木・津久井を結ぶ道として、志田山塊東端の 三増峠越をしのぐ大街道となった。なお志田山の地名の起こりは、 この山が芝山であったことによるという。
 (愛川町教育委員会)
ここは神奈川県民の水源地です。
ごみのないきれいな自然を守りましょう。
・不法投棄と思われる不審な車を見かけたら登録番号を控え警察か町役場へ連絡して下さい。
・違反した人はごみの回収作業に参加して頂くとともに関連した費用を全額負担して頂きます。
 (津久井警察署、津久井町役場、串川地区環境美化推進協議会)
広くなった道を緩やかに5分ほど降っていくとY字路があります。 南山遊歩道へは正面の道をまっすぐに進んでいくのですが、 左手に戻るようにして少しいくと清正光があるので、ちょっと立ち寄っていきましょう。
山歩く 心にいつも 火の用心
発砲注意
この付近は人家などあり注意!
 (神奈川県)
清正光
喜見梯とよばれる213段の石段を登りつめると庫裡があり、 その奥の階段を登っていくと、先ほどの尾根筋から降った所にあった境内に着きます。 樹間を流れる風のしらべと荘厳なたたずまいは、心を洗われるようです。
清正光
寺号:志田山朝日寺
正安元年(1299)鎌倉に実成庵として中老日実が開基、昭和9年鎌倉より 移転し旧号実成庵を志田山朝日寺と改める。昭和27年「清正光」として 単独の宗教法人となる。
本尊:清正光大菩薩
明治10年(1877)志田山に勧請する。その神体は天の三光(太陽・月・星)で、 清正光の名は、三光天子(日天子、月天子、明星天子)の教えを象徴して 神格としたもので、「清」は清らかな汚れない光で、すべての物を平等に 照らしてくれる太陽の教えを、「正」は不正を破り正しい道を明らかにする 明星の教えを、「光」は優しく愛する月の光の教えを顕しています。
 (環境庁・神奈川県)
清正光から引返して、その先へと進んでいきます。 ここからは舗装された道に変わります。 8分ほど進んでいくと、東京農工大学の研究センターへの道の先で道が二手に分かれています。 関東ふれあいの道の道標「韮尾根バス停0.9km」が右手の道を指していますが、 正面の舗装道路をそのまま進んでいきます。
清正光入口バス停
農場や畑地を見ながら進んでいきます。 やがて現れる民家のそばを過ぎていくと国道412号に出ます。 この信号を右折したすぐの所に清正光入口バス停があります。 最初の半原バス停からのバスの便もありますが本数が少ないので、 時間が合わないようなら歩いても20分ほどで来ることができます。 大峰や向山への尾根道は夏草が煩そうなので、 夏場には半原バス停から車道を歩いてここまできた方が無難かも知れません。
サンデーズ牧場
清正光入口バス停の手前から左手に広い道が分かれています。 角には「南山遊歩道」の道標も立っています。 その道を少し進んでいくと、左上にサンデーズ牧場があります。 ひき馬や乗馬などができるようで、この時も乗っている客をひとり見かけました。
牧場を後にして更に進んでいきます。 車道を5分ほど進んでいくとT字路があります。 正面は鳥居原園地へと続く道で、左手はあいかわ公園への道です。 角にある道標「南山遊歩道」に従って、左手の道を進んでいきます。
安全で美しい環境をつくる韮尾根自治会
南山遊歩道入口
左折した50mほど先に、右手へ登っていく石段があります。 「南山見晴らしの路」の標識も立っています。 「南山頂上1.6km」の道標に従って、この短い石段を登っていきます。 石段を登った所に大きな「南山遊歩道案内図」があります。 遊歩道は幾つかの枝道があるようですが、今回は、ここから南山へ登り、 権現平を経て鳥居原園地へと降っていくコースを歩きます。
注意
ハンターのみなさん!
この附近にハイキング道があります。 狩猟に注意しましょう。
 (神奈川県)
コースを確認したら、その先へと進んでいきます。 広くて歩きやすい道がしばらく続きますが、やがて杉林の中をいくようになります。 道標「南山頂上1.4km」を過ぎると、間隔の広い横木の階段が始まります。 段差も結構あるので歩きにくい感じがします。 広すぎる間隔を半分にして段差も半分にしてもらうと歩き易くなるのですが、 材料も2倍ほど必要になるという問題もあったりして、なかなか難しいのかも知れません。 そばにあった「熊出没」の立て看板にドキリとしながらも進んでいきます。
熊2頭出没 要注意
育てたい 山へのマナー 火の始末
 (津久井町消防団第五分団)
杉林の中に続く横木の階段を10数分登っていくと、次第に笹竹が目だつようになります。 そんな中を更に数分登っていくと、ベンチが二つ並んで設置されている所がありました。 間隔のある横木の階段で疲れた足を癒しながら一息入れていきます。
ゴミは持ち帰りましょう
服部牧場分岐
一息いれたら、笹竹の生い茂る道を更に登っていきます。 両側にロープが張られた道を登っていくと、やがて笹竹も見えなくなります。 杉林に続く横木の階段を更に登っていくと、ベンチの所から4分ほどで尾根筋に着きます。 ベンチも設置されているので、休憩していくのにはいい所です。 ここで服部牧場への道が左手に分かれていきますが、 道標「南山頂上0.9km、南山園地1.9km」に従って、右手正面の尾根道を進んでいきます。 ここからしばらくは緩やかな尾根道が続きます。 左手に仏果山や高取山の山並みを見ながら、快適に歩いていきます。
やがて現れる間隔の広い横木の階段を登っていくと、 服部牧場分岐から5分ほどで、送電線の「宮ヶ瀬線3号」鉄塔の下に出ます。 周囲の樹木が切り払われていて見晴らしがよくなっています。 先の方には東屋も建っています。 振り返ると街並みなどが見渡せる景色が広がっているので、しばらく眺めを楽しんでいきましょう。
東屋を後にして横木の階段を登っていくと、すぐに緩やかな尾根道になります。 しばらく進んでいくと正面に南山の山頂が見えるようになります。 こんもりとした高みの左手の樹木が切り払われている所が南山の頂上です。
緩やかな尾根道を進んでいくと、次第に松の木が混じるようになってきます。 道標「南山頂上0.5km、南山園地1.5km」を過ぎて3分ほど進んでいくと鎖の手摺りの設置された坂が現れますが、 それほどの急坂でもなく長くも続かないので、余り苦労することもなく登ることができます。
青山分岐
鎖場を過ぎていくと、再び横木の階段が現れます。 この辺りから、左下には宮ヶ瀬湖が見下ろせるようになります。 小ピークを越えて少し降っていくと、「青山・大堀」地区へ降っていく遊歩道が右手へ分かれていきます。 南山へは、道標「南山頂上0.2km、南山園地1.2km」に従って、正面の尾根道を更に進んでいきます。
鞍部を過ぎて横木の階段を登っていくと、樹木が切り開かれて次第に見晴らしが良くなってきます。
南山 (標高544m)
横木の階段が終わって緩やかな道を少し進んでいくと南山の頂上に着きます。 麓の南山遊歩道入口から55分ほどで到着しました。 ベンチも二つほど設置されているので、景色を眺めながら大休憩していきましょう。 頂上から見える範囲を描いた地図や解説板も設置されているので参考にしましょう。
山を汚す登山者に熊のあきれて困(熊)ったと
空缶・ゴミ・良心は持ちかえろうね
頂上からは宮ヶ瀬湖を一望することができます。 湖のそばには仏果山・高取山が、 その向こう側には大山・三ノ塔・塔ノ岳・丹沢山・本間ノ頭・ 蛭ヶ岳・黍殻山・焼山などの丹沢に峰々を望むことができる素晴らしい景色が広がっています。 この日は比較的空気が澄んでいたのか、遠くまで綺麗に見渡すことができました。
どの山が見えるかな?
南山からは、丹沢の山並みが一望にできます。 日本百名山・丹沢山、神奈川県最高峰・蛭ヶ岳、信仰の山・大山…。 今見えている山が何という名前の山か、地図で確かめてみましょう。
 (神奈川県自然環境保全センター、県立宮ヶ瀬ビジターセンター)
解説板によると、丹沢山と蛭ヶ岳の間にある白馬尾根には「白馬」が見えるようです。 この時には先日来の雪がまだ残っていたので、その形をはっきりと確認することができました。 云われてみれば、ほんとうに馬のような形をしています。
白馬をさがしてみよう
左の写真(丹沢の山です)をよく見ると、山を駆け上がる馬のような模様が見えます。 林に囲まれた草原が馬の形をしているために見える「自然のいたずら」で、 特に雪が積もると白馬のように見えます。 さあ、馬が駆けのぼっているのはどの山か、さがしてみましょう!
(ヒント:地図の中「白馬尾根」はどこ?)
 (神奈川県自然環境保全センター、県立宮ヶ瀬ビジターセンター)
山頂からの眺めを堪能したら、権現平へと尾根道を進んでいきます。 急な横木の階段を降っていくと緩やかな尾根道になります。 その先の小さなピークを越えて降っていくと、右手に戻るようにして道が分かれていますが、 道標「権現平(南山園地)0.9km、鳥居原園地3.2km」に従って、正面の尾根道をそのまま進んでいきます。
東南林道分岐
南山から権現平までは緩やかな尾根道が続いています。 小さなアップダウンもあったりしますが、それほど汗をかくこともなく快適に歩いていけます。 南山から15分ほど進んでいくと、道が二手に分かれています。 道標によると右手は「東南林道」への道で、目指す権現山へは、 道標「権現平(南山園地)0.5km、鳥居原園地2.8km」に従って、左手の道を進んでいきます。
分岐を左折して、緩やかで歩きやすい尾根道を5分ほど進んでいくと、樹木が切り払われて広くなった場所に着きます。 日陰になっているためか、先日来の雪がまだ残っていました。 その真中に続く道を進んでいくと鹿避け柵がありました。 撤去予定とのことで、扉は開放されていていました。
↑権現平・鳥居原園地
柵を越えて進んでください(扉は常時開放)
この柵は、園地内に植えた芝生や草花が根付くまでシカやイノシシの採植から植物を保護するために設置しました。
今後、柵は撤去する予定です。
 (神奈川県自然環境保全センター自然公園課)
権現平 (標高569m)
柵を越えて横木の階段を登っていくと小さな祠があります。 その左手に続く道のすぐ先に権現平があります。 南山から25分ほどで到着しました。 樹木が切り払われて小広くなった場所で、テーブルやベンチや東屋もあります。 左手すぐの所に展望台があるので、ちょっと立ち寄っていきましょう。
権現平(南山園地)
ここ権現平は南山遊歩道の最高地点(標高568.5m)に位置し、 古くから山の神として権現様が祀られてきた場所です。 展望台からは、直下に宮ヶ瀬ダム、その向こうに相模原・横浜の街並み、 さらに晴れた日は東京湾ごしに房総半島まで見渡すことができます。
注意
鳥居原〜芋窪橋〜韮尾根の町営林道は、夜間(夜7時〜朝7時)通行止めになりますのでご注意ください。
 (神奈川県自然環境保全センター、県立宮ヶ瀬ビジターセンター)
ヒル注意!
宮ヶ瀬周辺の山では、5月〜9月ごろヤマビルが多数出現します。 特に湿気の多い日は注意が必要です。
権現平展望台
展望台は階段状になっていて、座って眺めを楽しむこともできます。 宮ヶ瀬ダムや仏果山・高取山の向こうには、 渋谷・相模原市・町田市・愛川町・横浜市・大和市・海老名市などの神奈川県内の街並みが広がっています。 更にその向こう側には、木更津や愛宕山・鋸山などの房総半島の山も見えるようです。
あなたの町は見えるかな?
この展望台からは、直下に直下に宮ヶ瀬ダム、その向こうに相模原・横浜の街並み、 さらに晴れた日は東京湾ごしに房総半島まで見渡すことができます。 あなたの住んでいる町はどのあたりか、どんな町が見えているか、 左の地図で確かめてみましょう。 (下の写真をヒントにしてね)
 (神奈川県自然環境保全センター、県立宮ヶ瀬ビジターセンター)
東屋の先で道が二手に分かれています。 右手は東南林道への道ですが、今回は道標「鳥居原園地2.3km」に従って、 左手の道を進んでいきます。 100mほど進んでいくと、先ほどと同様な柵があります。 その先に公衆便所がありますが、12月18日から3月12日までの間は、 排水の凍結防止のため使用禁止になっていました。
山火事注意
 (津久井町消防団第六分団、鳥屋造林組合)
鳥屋分岐
柵を抜けて尾根道を緩やかに降っていきます。 「鳥居原園地2.1km」の道標を過ぎていくと、横木の階段を降るようになります。 階段を降りきると、左手に鉄線柵が続くようになります。 公衆便所の所から10分ほど降っていくと、鳥屋への道が右手に分かれていきますが、 そのまま尾根道を進んでいきます。
鳥屋への分岐から少し進んでいくと、送電線の鉄塔が建っています。 周囲の樹木が切り払われていて、宮ヶ瀬湖を見下ろすことができました。 正面の山は高取山でしょうか。
神奈川県「水源の森林づくり」契約地(水源協定林)
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県津久井地区行政センター森林保全課)
眺めを楽しんだら、道標「鳥居原園地1.5km」に従って、その先の杉林へと進んでいきます。 少し傾斜が増した坂道を降っていきます。 横木の階段も少しあったりしますが、歩きにくいほどではありません。 樹木の間から宮ヶ瀬湖を垣間見ながら、 「鳥居原園地1.3km」,「鳥居原園地1.2km」,「鳥居原園地1.0km」と、道標を過ぎていきます。
鉄塔から15分ほど降って「鳥居原園地0.7km」の道標を過ぎていくと、自動車の走る音が聞えてくるようになります。 道標から更に5分ほど降っていくと、ベンチがひとつある開けた所に出ます。 左手から正面にかけて、宮ヶ瀬湖に架かる虹の大橋の向こう側に丹沢に峰々が聳えているのが見渡せます。
南山遊歩道出口
ベンチの右手から横木の階段を降り梯子を降りていくと、北岸道路に降り立ちます。 権現平から35分ほどで到着しました。 これで山道は終わりになります。 ここにも南山遊歩道の案内図が設置されているので、こちらから登る場合には参考になります。
南山遊歩道を歩く方へ
地図や食料・飲料水を持参し、動きやすい服装と靴で散策をお楽しみください。 冬は雪が積もることがあるので注意が必要です。 また、5月〜9月ごろにはヤマビルが多数出現しますので注意してください。 鳥居原園地、あいかわ公園を含め、コース途上にゴミ箱はありません。 ゴミはすべてご自宅までお持ち帰りをお願いします。
 (神奈川県自然環境保全センター、県立宮ヶ瀬ビジターセンター)
鳥居原園地
道標「鳥居原園地0.3km」に従って、車道を右手へと進んでいきます。 芋窪橋・大沢橋・鳥居原橋と過ぎていくと、左手に鳥居原園地があります。 その一角には「鳥居原ふれあいの館」があります。 ふれあいの館では軽い食事ができたり、土産物・野菜・花などが販売されています。 園地には湖畔庭園をはじめとして、岬の展望台や森の展望台などもあるので、 時間があれば散策してみましょう。
ここには鳥居原ふれあいの館バス停もあります。 橋本駅(JR横浜線)北口への便があるので、時間が合えば利用してもいいでしょう。
 土日曜 ...12:00 13:00 15:40 16:40 17:40 18:40
営業日・時間のお知らせ
午前9時〜午後5時(イベント時には営業時間を延長することがあります)
休館日 火曜日(火曜日が休日の場合は営業いたします)(1月、5月、8月は休館日を変更する事もあります)
園地利用案内
みなさんが園地を楽しく利用できるよう、次の注意事項を守ってください。
・園地内の施設を傷つけたり汚したりしないでください。
・園地内に広告を出したり貼り紙をすることは禁止されています。
・ゴミ等を捨てたり放置しないでください。
・悪臭を発散させたり、著しい騒音・大声を発したりしないでください。
・一定の場所を占拠したり、客引きなどをしないでください。
・立入禁止区域には入らないでください。
・園内での物品販売、集会、火気の使用等は許可が必要です。
・ペットのフンは飼い主が処理してください。
・夜間の園内立ち入りはご遠慮ください。
 (宮ヶ瀬ダム周辺振興財団、神奈川県自然環境保全センター)
宮ヶ瀬湖
鳥居原園地にある湖畔庭園からは宮ヶ瀬湖を一望することができます。 手前には遊覧船の船着場もあったりします。 かなり前になりますが、ヤビツ峠から県道を通って三ヶ木方面まで歩いたことがありました。 その頃にはこの宮ヶ瀬湖はまだなくて、この辺りには山村風景が続いていました。 この宮ヶ瀬湖には、色々な人達の想いが込められているようです。
宮ヶ瀬湖憲章
宮ヶ瀬湖は、長い年月をかけ、多くの人々の努力によってつくられ、 水道用水、水力発電への利用や相模川・中津川周辺を洪水から守るなど、 安全で豊かな生活を支えてくれるダム湖です。 こうした恵みには、ダム建設のため、先祖代々住み続けた土地や家が湖底に沈むこととなり、 移転を余儀なくされた人々や失われた豊かな自然がありました。 ダム建設にあたっては、人や動植物にできる限り快適なものになるように、自然の再生が図られました。 周辺の自然は、貴重な水源として、生き物を育む場として、また、安らぎと憩いの場としても大切です。 私たちは、周辺の自然を大切にし、守り、育て、利用し、次の世代に伝えていくことを誓い、 ここに宮ヶ瀬湖憲章を定めます。
1. 清らかな宮ヶ瀬湖の水を、みんなで大切にしよう。
1. 美しい宮ヶ瀬湖周辺を、みんなで守ろう。
1. 宮ヶ瀬湖周辺の自然を、みんなで育て利用しよう。
1. 宮ヶ瀬湖の意義・歴史を忘れずに、みんなで後生に伝えよう。
 (宮ヶ瀬湖憲章制定会議)
虹の大橋
鳥居原ふれあいの館バス停からバスに乗って帰ってもいいのですが、 この時は発車時刻までかなり時間があったので、虹の大橋を通って宮ヶ瀬バス停まで歩くことにしました。 車道に出てひたすら歩いていきます。 途中で鳥屋スポーツ公園・津久井馬術場への道が右手へ分かれていきますが、 そのまま車道を真直ぐに進んでいきます。 切通しのような所を過ぎていくと、かながわ橋100選にも選ばれている虹の大橋があります。 結構長い橋で、左右の景色を眺めながら渡っていきます。
津久井はみんなの水源地
ゴミは持ち帰りましょう
自然を大切に
 (神奈川県津久井土木事務所)
アイドリング・ストップできれいな空に
駐車時は必ずエンジンを切りましょう。
アイドリング・ストップは、大気汚染や騒音を防ぎ、 地球環境を守るために「神奈川県生活環境の保全等に関する条例」で定められています。
 (神奈川県)
水の郷
虹の大橋を渡って更に車道を進んでいくと、やがて正面が開けて水の郷が見えてきます。 宮ヶ瀬湖も見渡せる最後の眺めを楽しんでいきましょう。
宮ヶ瀬湖畔地区
豊かな水と樹木の緑による生命を育む森づくりをテーマにした環境づくりに加え、 交流活動やレクリエーション活動・環境学習活動などの拠点として整備しています。
水に、自然に親しめる空間をめざして
宮ヶ瀬ダムでは「人と自然、都市と地域の交流・共存をめざす自然公園的機能をもった都市近郊リゾート地の形成」を 基本理念として、神奈川県・地元町村と協力しながら周辺整備をしています。 具体的には、湖畔地域全体の自然を極力保全してゆくこととし、 その中から自然と接する場として、大きな有効性と可能性を持った3つの地区に限定して拠点整備をしています。
宮ヶ瀬(みやがせ)バス停
県立宮ヶ瀬ビジターセンターの前を過ぎ、食事処や土産物屋が建ち並ぶ道を進んでいくと、 正面に宮ヶ瀬バス停があります。
本厚木駅(小田急小田原線)まで、本厚木駅行きバスにて50分、 1時間に1本程度の便があります。
 土日曜 ...12:50 13:50 14:50 15:50 16:50 17:50 18:50 19:50
出発時刻まで待つようなら、宮ヶ瀬ビジターセンターを訪ねたり宮ヶ瀬水の郷を散策してみましょう。