四季の森公園
散策:2004年10月上旬
【街角散策】 四季の森公園
概 要 四季の森公園は横浜市の北西部にあり、 自然林と谷戸部を流れる豊富な湧水を集めた池や起伏に富んだ地形を活かして造られた公園です。 花・生き物・紅葉など、四季折々の豊かな自然に出会うことができます。 自然に関する情報や昔の農具なども展示されていて、当時の暮らしを垣間見ることもできます。
起 点 横浜市 中山駅
終 点 横浜市 中山駅
ルート 中山駅…杉山神社…四季の森公園北口…北口広場…はす池…春の草原…あし原湿原…上の池…ピクニック広場…西口広場…ちびっこ広場…不動の滝…あし原湿原…水車小屋…炭焼小屋…花木園…ちびっこ広場…紅葉の森…しょうぶ園…春の草原…里山…展望台…展望広場…南口広場…もりの連絡橋…ふるさとの森…清水の谷…さくらの谷…山の広場…ワークセンター…連絡地下通路…野外ステージ…じゃぶじゃぶ池…北口広場…中山駅
所要時間 4時間20分
歩いて... 雑木林の森が池・湿地・水田などを取り囲む園内では、懐かしさと美しさに満ち溢れた風景に出会えます。 かなり広い公園なので、北口の公園管理事務所で散策マップを貰ってから園内へ向いましょう。 遊具設備などもあって、家族連れでも一日中楽しむことができます。
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コース紹介
中山(なかやま)駅
中山駅(JR横浜線)から歩いていきます。
南口を出た所にあるバスターミナルを左手回りに進み、 その先にある横断歩道を渡って、正面の道を進んでいきます。
杉山神社
200mほど進んでいった所にある中山駅南口入口の信号を渡って、正面に続く道を進んでいきます。 300mほど行くと、左手に杉山神社があります。 この日は祭礼を1週間後に控えて、町内の人が沢山集って、本殿や神輿の掃除など祭りの準備をしていました。
敬神生活の綱領
一、神の恵みを祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
一、世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固め成すこと
一、大御心をいただきてむつび和ぎ、国の隆昌と世界の共存共栄とを祈ること
 (神社本廳統理 徳川宗敬)
杉山神社のすぐ先で、道が二手に分かれています。 ここから右手の細めの道を緩やかに降っていきます。 角には理容店があります。 そばの電柱にも「四季の森公園500m先」の案内が括り付けてあるので、 見落とさないようにしましょう。
寺山保育園
坂道を降っていくと、正面に保育園があります。 ここを左手に進んでいきます。 通りかかった時は、ちょうど運動会が始まるところでした。 オリンピックの年に因んで、聖火リレー&聖火点火の式で幕が開きました。 周りには親御さんたちが沢山集り、カメラやビデオで我が子の晴れ姿を撮ろうと躍起になっていました。 保育園の運動会は久しぶりだったので、しばらく見物していきました。
シルバー健康ひろば
水路沿いの道を少し進んでいくと、「シルバー健康ひろば」がありました。 年配の方々が丁度ゲートボールを楽しんでおられるところでした。
寺山町シルバー健康ひろば
このひろばは、高齢者のゲートボール場です。 利用を希望される方は、管理運営委員会に連絡してください。 ゲートボールの使用時間以外は、地域のふれあいのため一般開放します。 利用を希望される方は、管理運営委員会に申し出てください。
 (寺山町シルバー健康ひろば管理運営委員会)
明るい街
きれいな水路
 (寺山町自治会、横浜市下水道局)
四季の森公園北口
更に水路沿いに進んでいくと、四季の森公園の北口に着きます。 寄り道などをしなければ、中山駅から15分ほどで到着します。 車止めの先の右手には公園管理事務所やビジターセンターがあります。 ビジターセンターでは「公園や自然に関する展示」がされているので、ちょっと勉強をしていきましょう。 管理事務所で散策マップを貰ってから園内へと入っていきしょう。 園内はかなり広いので、このマップが大変役に立ちます。
四季の森で観察しよう
春、夏、秋、冬…。 森の中は、様々な生命でいっぱいです。 立ち止まったり、歩いたり、見あげてみたり、のぞいてみたり、 耳をそば立て、想像したり、自分を使って観察しよう!
雑木林の手入れについて
四季の森公園の林は、常緑樹のシラカシを主体とした「自然林ゾーン」と、 落葉樹のクヌギ・コナラを主体とした「里山ゾーン」の大きく二つに分かれます。
古来、里山は人々の日常生活と密接な関係を保ち、下草や落葉は畑の肥料として、 樹木は日々の薪として、また15年〜20年間隔に切り出して薪や炭に、 さらに四季おりおりの山菜取りや花鳥風月を楽しむ場所として利用されていました。 しかし、三十数年前から堆肥の代わりに化学肥料が、薪や炭の代わりに石炭、石油、ガスが 使われるようになり、里山すなわち雑木林には人の手が入らなくなりました。
雑木林はそのまま放置しると、人も入れぬ藪となり、雑木林特有の野草や昆虫類は 徐々に失われて荒れた林となり、やがてはシラカシを主体とする自然林へと変わっていきます。 (この変化を、植物社会での遷移と言います)
そこで、四季の森公園では「自然林ゾーン」を保全するとともに「里山ゾーン」を 維持管理するため、雑木林の手入れを次の方法で進めています。
その1 日照を入れることにより森の若返りを図ります。 そのため、樹木の枝払い、除伐、下草刈り、落葉かきを行います。 そして、日照がよく入る場所では、既存樹木の萌芽促進や弱った樹木にかえ苗木を植え込みます。
その2 日照が入り、林床に草が豊かに生えて多様な動植物(山野草類、昆虫類、鳥類)を 森に呼び戻し、親しみのある森づくりをします。
その3 森の日当たりの場所と日当たりの少ない場所の組合せ場所を生息地とする生物 (ホタル、その他水棲昆虫など)を大切にして、谷戸の自然を活かします。
その4 花木などの育成を図るため、そのい生育をさまたげているような周辺樹木の枝払いや除伐を行います。
その5 除伐、枝払いして出る樹木・樹枝は、公園外に搬出処分しないで、炭焼き四季の会に 委託して公園内にある炭焼き窯で炭にします。そのさいには公募による体験学習も行っています。 生産された炭は、公園の維持管理や公共機関の試験・研究などに使われています。
以上、雑木林の維持管理は皆さんのご理解とご協力そしてご参加が必要で、よろしくお願いします。
 (四季の森公園管理事務所)
・バイク、自転車を乗り入れないで下さい。
・花火、たき火など火の使用をしないで下さい。
・ゴミは持ち帰りましょう。
・ふるさとの森ゾーンは、静かに自然を観察する区域です。ジョギングやスポーツの練習、ボール遊びはご遠慮下さい。
 (神奈川県横浜地区公園管理事務所)
北口広場
銀色に輝く3本組のアーチをくぐって園内に入っていくと、広い風景が広がっています。 管理事務所で貰ってきた散策マップを見ながら、歩くコースを考えましょう。 すべての道を歩こうとしても、一筆書きのようにはいきません。 出来る限り同じ道は歩かないようにと、無い知恵を絞って考えます。 同じ道でも歩く向きが逆だとまた雰囲気も違うだろうということで、 粗方は歩く順序を決めて歩き出します。
公園内の花を盗ること禁止
花壇の花も盗る人がいます。 そのような人を見たら管理事務所へ通報をお願いします。
 (四季の森公園管理事務所)
犬の散歩についてお願い
四季の森公園は、自然がいっぱいの美しい公園として、みんなに親しまれています。 しかし、最近「犬の糞」による汚れがめだち、苦情が多く寄せられています。 「犬の糞」は、必ず飼い主が公園外に持ち出して下さい。 今後このようなことが頻繁に起きると入場を制限しねければなりません。 決められたルールを守り、楽しい犬の散歩をいたしましょう。
 (四季の森公園管理事務所)
はす池
正面のはす池の右手に続くボードウォークを進んでいきます。 池には水鳥や鯉が沢山泳いでいました。 池から顔を出している石の上では、沢山の亀が気持ち良さそうに日向ぼっこをしていました。 全身に太陽の光を浴びようというのでしょうか、 みんな顔を高く突き上げ、咽の裏まで太陽にかざしていました。 何だかゆっくりとした時間が流れているようです。
あぶないので、池の中に入らないでください。
網・つり・仕掛け・その他の方法で、池に生息する魚やエビ類等の生き物を捕らないでください。
春の草原
やがて池も終わって原っぱになります。 ロープ張りされた所には、黄色や桃色をした秋の草花がたくさん咲いていました。
お願い
水辺とその周辺は、小動物や多種類の生物たちの集る貴重な生活空間です。 同時にまた、この空間は私達に豊かなゆるおいをもたらしてくれる空間でもあります。 四季の森公園は、多くの方々が水とみどりに親しみそしてふるさとの自然とふれあえるよう、 そのような場づくりに努めています。 この度、この場所の一定区域をビオトープ(生物が生息する場所)として育成するため、 区域の目安として囲いを設けました。 写真をとられる場合などご不便をお掛けいたしますが、 ご理解とご協力をお願い致します。
 (四季の森公園管理事務所)
あし原湿原
左手には休憩所が見えていますが、このまま真直ぐに進んでいきます。 アシが一面に生えた湿原が続いています。 北西口への道を右手に分けて、更に湿原沿いの道を進んでいきます。 穂を出したススキが陽に照らされてキラキラと輝き、とても綺麗でした。
やがて道が左へ曲がっていきます。 谷戸はこの先にも続いていますが、これ以上は奥へは行けません。 ふたたびボードウォークが現れると、道が二手に分かれています。 左手はあし原湿原を戻っていく道ですが、先ずは正面の谷戸へと入っていきます。
このあたりにまむしがいます。ご注意ください。
お願い
ここは、ホタルやホタルの餌となるカワニナなどの貝類、水生昆虫、小鳥など小動物の生息を守るため、 そっと見守る場所にしてください。 中には入らないようお願いします。
 (公園管理事務所)
ほたる
わたしたちの住家と生活を紹介しましょう。 浅瀬の川が流れ、川辺の一方は開けた草地で、もう一方は落葉広葉樹の林になっています。 初夏にたまごは幼虫になります。 幼虫は翌年まで「水中」で暮します。 カワニナなどの水生巻貝が好物です。 脱皮を繰り返し、雨の降る春の夜、陸にあがり「地中」にもぐります。 だ液でまわりの土をていねいに固めさなぎになります。 さなぎは夏に成虫になります。 成虫になると、昼間は水辺の草むらや木の葉に潜み、夕方から夜にかけて活動します。 空を飛び光を発し、仲間どうしが出会います。 やがて、コケの上にたまごを産みつけると死んでしまうのです。 四季の森公園には、ゲンジボタルとちょっと小型のヘイケボタルが住んでいます。 ゲンジボタルは6月中旬の約7日間、ヘイケボタルは7〜8月の上旬に姿を見せます。 成虫が地上で生きられるのは「約7日間」なのです。 わたしたちの短い一生をそっと観察して下さい。
上の池
すぐに上の池があります。 池といっても泥でほとんど埋まってしまって、湿原のようになっていました。 この池の前後に細い沢が続いていました。 ほたるが棲んでいるようです。
蛍の保護にご協力を
この付近の水路は蛍の生息地です。 水路の中には入らないで下さい。
休憩所
細い沢沿いに進んでいくと東屋があります。 ここで道は二手に分かれています。 左は不動の滝への道ですが、先ずは右手へ向っていきます。
ピクニック広場
右手は竹垣に囲まれた広場になっています。 少し先の方には東屋もあります。
困ります犬の放し飼い
・繋いでいない犬が、来園者の腕に噛みつき怪我をさせました。
・どんなにおとなしい犬でも散歩させる方は、必ず繋いで下さい。
・高齢者のそばを通るときは、特にご注意下さい。
・犬を繋いで散歩することができない人の入園はお断りいたします。
 (四季の森公園管理事務所)
ピクニック広場の手前から右手に登っていく道があります。 横木の階段が、雑木林の尾根筋へと続いています。
山火事注意
・吸いがらの投げ捨てを禁ず
・無断で火を焚くことを禁ず
西口広場
横木の階段を4分ほど登っていくと西口広場に着きます。 テーブルやベンチが幾つか設置されています。 小さな花壇には赤や紫色の花が植えられていましたが、 無学の私には何という名前なのかは分かりませんでした。
西口広場の左手に続く道を進んでいきます。 平坦な道で歩きやすいのですが団地が迫ってきていて、 趣きは今ひとつといったところです。 しばらく進んでいくと、団地から離れて森の中へ入っていきます。
ごみその他の廃棄物を捨ててはいけません。 捨てた者は法律により厳罰に処せられます。 ごみを捨てている者を見かけた場合は、日時車両番号等を左記へ通報して下さい。
 (神奈川県横浜地区公園管理事務所)
ちびっこ広場
森から抜けて明るくなった道を進んでいきます。 再び団地のそばを通るようになると、やがてちびっこ広場に着きます。 日当たりがよく、芝生の原っぱと土の広場になってます。 ちびっこ広場からは道が幾つかの方向へ分かれていますが、 先ずは左手から谷筋へ降っていく道を降りていきます。
不動の滝
横木の階段をジグザグに降って谷筋に降り立つと、 小さな橋の傍に不動の滝があります。 しかし滝という雰囲気はせず、小さな池があるだけです。 奥の岩からも水が流れ落ちてくることもなく、どうやら水が湧き出している場所だったようです。
滝の石
昔、この地域では稲作が行われていました。 稲作に一番大切なものは水です。 寺山の庄屋の遠藤新左衛門や村の人たちは、大変苦労して水脈を掘りあてて、 文化4年(1807)その場所に竜王の化身で水の神様のクリカラ不動尊をおまつりしました。 それからは、竜の谷・神の谷などと呼ばれて、水のわき出る神聖な場所として大切に保護されてきました。 昭和44年(1969)奥地が開発されることになって、近くの高野山真言宗慈眼寺というお寺に不動尊をうつし、 鳥居と滝をつくって昔と同じようにまつられることになりました。 クリカラ滝の水量は、いつもかわることがありませんでした。 村の人たちはこれを不動尊のおかげだと、毎年7月28日には草を刈り、お祭りをしてきました。 このお祭りは今でも続いているのです。 県立四季の森公園ができることになって、滝の形は昔のものと違いますが、 平成元年(1989)に昔のところへ復元されたのです。
あし原湿原
谷筋を進んでいくと、先ほどのピクニック広場の手前にあった休憩所に着きます。 そこを過ぎて更に進んでいくと、あし原湿原に戻ってきます。 ここから右折して湿原の右手に続く石造りの道を歩いていきます。
石造りの道を進んでいくとあし原湿原は終わり、春の草原の右手前の広くなった場所に着きます。 「四季の森公園」と刻まれた大きな石碑が建っています。 この正面には、はす池の向こう側に最初の北口広場が見えています。 ここから右折して、しょうぶ園の右手にある道を進んでいきます。
アシ(ヨシ)
昔、ここはたんぼでした。 しかし、イネが作られなくなると、わたしたちはすぐにここに住みつき、 わたしたち仲間をどんどん増やしました。 「湧水」や「雨水」が流れこみ湿地になっているこの場所を、 わたしたちはとても気に入っているのです。 ここには四季を通じて、いろんな野鳥がやってきます。 春から夏にはカエルの声でにぎやかです。 初夏から秋には、たくさんのトンボが飛びかいます。 夏の夜にはホタルの光がともります。 わたしたちは、春から夏にかけて背をのばし、夏から秋には紫褐色の大きな穂を出します。 冬には地上の茎や葉は枯れ、地中の根だけが残ります。 そして春には新しい芽が伸びます。 しかし、長い年月がたち、ここにチゴザサやアゼスゲが増え、オニスゲやハンノキなどがやってくると、 わたしたちは少しずつ姿を消します。 やがてここはどんな風景にかわるのでしょう。
やまゆり
わたしは神奈川県の「県花」です。 東北から近畿地方の山に昔から住んでいます。 人間とは、もう永いつきあいで、昔は衣服の文様やふすま・びょうぶなどに描かれたり、 歌や民話・神話などに登場したりもしたのです。 根は古くから薬や食用にされ、農民や武士の非常食にもなりました。 ユリの王者といわれるわたしは春に芽を出し、まっすぐ育って、高さ60〜160cmにも成長します。 6〜8月の夏の太陽のもとで、白い大きな花を咲かせます。 黄金色のすじと赤褐色の斑点があり、強い香りが特徴です。 花が終わり、秋になると根がたくさんの養分をたくわえ、葉や茎は枯れます。 冬は地中深くで、春までゆっくり休みます。 「ユリ」と名のつくわたしの仲間たち、オオユリ、サクラユリ、カノコユリは、みんな大きな花に細い茎という 姿をしています。そんな姿が、微かな風にも「ゆれる」というので、「ユリ」の名がついたそうです。 そして、根のりん片というひとつひとつの小さなかたまりが、たくさん重なった形をしているので「百合」と書くのです。 四季の森公園にもたくさんのわたしが移り住んでいます。 大事に育てて下さい。
水車小屋
尾根筋へ登っていく道を右にみて進んでいくと水車小屋があります。 今でも音を立てて廻っています。 水車から流れ落ちる水が、時折ザーという音をたてています。
水車の説明
この水車は、かって県内でも広く利用されていた水車を、一般的な形として再現し、 昔の田園風景を復元すると共に、水中へ酸素を溶け込ませて、水質浄化の効果を得る施設として作りました。 水車は水の力を動力とし、揚水・精米・製粉・わら打ちなどの作業を行う設備で、 この水車はあし原の水をポンプアップして流しています。 日本では7世紀頃から田圃の灌漑用として普及し、昭和30年頃までは、緑区の中山付近でも多くの水車が使われていました。 しかし、都市化が進むにつれ、水の流れる川や用水が少なくなり、モーターの普及と共に、 水車は次第に姿を消してゆきました。 この水車は、水輪の上から水が落ちる上掛け式水車で、挽き臼一つと搗き臼二つを、 水の落ちる力を利用して動かしています。 実際に精米・製粉など石臼で挽いたり搗いたり出来ますので、 この石臼の使用については四季の森公園事務所までおたずね下さい。
なお、この小屋内は"禁煙"で、利用時間は午前十時〜午後四時までです。
炭焼小屋
水車小屋を後にして更に進んでいくと、花木園の右手に炭焼小屋があります。 この時は柵がしてあって近づくことはできませんでしたが、 冬期の日曜日には、炭焼きの様子を見学できるとのことです。
花木園
花木園には花木が沢山植えられていて、春から夏にかけて沢山の花が咲くようです。 しかし、訪れたのが初秋とあって、花は咲いていませんでした。 東屋も一軒あり、座って花を眺めるのにはよさそうです。
花木園の奥から、広い横木の階段を尾根筋へと登っていきます。 尾根筋とは云っても公園の中なので、よく整備されていて歩きやすくなっています。 しばらく登っていくと、水車小屋の手前から登ってきた道と合流します。 そこから左へ続く尾根道を更に進んでいきます。
付近に蜂がいます。御注意ください。
ちびっこ広場
緩やかな尾根道をしばらく進んでいくと、先ほどのちびっこ広場の北端に出ます。 左手には東屋があるので、ちょっと腰をかけて休んでいきましょう。
愛煙家のみなさんへ!
ここでの一服は至福の時と思います。 心ない愛煙家が、その吸い殻で公園を汚しています。
吸い殻は公園内に捨てないで下さい。
吸い殻はお持ち帰り下さい。 捨てたあなたを他の人が見ています。
 (神奈川県公園協会、四季の森公園管理事務所)
紅葉の森
ちびっこ広場の団地側から谷筋へ続いている横木の階段を降っていきます。 谷筋には多くのカエデの木が植えられています。 紅葉にはまだ時期が早かったので葉は青々としていましたが、 紅葉の季節になるとさぞ綺麗なことだろうと思われます。
展望台への道を右に見送って更に谷筋を進んでいくと、しょうぶ園の南端に着きます。 藤棚や東屋がありました。 春から初夏にかけては綺麗な景色になるだろうと思われます。
あずまや利用の心得
1. 腰掛けは、みんなの人がひと休みする場所です。 横になったりして、一人で独占使用しないでください。
2. 腰掛けの周辺は、いつもきれいで、気持ちより場所にしましょう。
3. 施設は傷めないで大切にしましょう。
 (公園管理事務所)
しょうぶ園
東屋の先にはしょうぶ園が広がっています。 6月には色とりどりのハナショウブが咲き誇り、人々の目を楽しませてくれるようです。 菖蒲田の真ん中にはボードウォークが設置されています。 しょうぶを間近に見られるようにとのことなのでしょう。
ハナショウブ
わたしは、梅雨の到来を告げるごとく花を咲かせます。 一輪の花の命はほんの3日で、一輪咲き終わり、数日たつと、つぎのつぼみが花開きます。 一輪一輪の「花の姿」やその「色」を、わたしは時とともに、わずかずつ変えていくのです。 やがて、梅雨の去るころに私の花も終わります。 わたしは、二千品種にも及ぶ一族なのです。 一族は3つの系列に分けられています。 「江戸系」といわれるものは、江戸時代、たんぼや庭にたくさん植えられ、「集団の美しさ」を愛されました。 「色」や「姿」は様々ですが、すっきり、さわやかな感じです。 「肥後系」といわれるものは、江戸時代の末期に肥後(熊本)に移され、 鉢植えで「一輪の美しさ」を愛されました。花が大きく、豪華に見えます。 「伊勢系」といわれるものは、江戸時代の末期に、三重県の松阪で独自に育てられました。 鉢植えで横からながめるのがよいようです。 花びらが深く垂れ下がり、優しく、こじんまりとした感じです。 このようにわたしは日本に生まれ、日本で育てられ、昔から「季節の花」として愛されてきたのです。 わたしと同じ「アヤメ属」の仲間に、アヤメとカキツバタがいます。 アヤメの花が5月上旬から中旬に咲き、つぎにカキツバタの花が5月中旬から下旬に咲き、 そして5月下旬から6月にわたしの花が咲きます。 またカキツバタは浅池や湿地が好きですが、アヤメは乾燥したところが好きです。 わたしは水に近い陸の部分が好きです。 もちろん四季の森公園のここもとても気に入っています。 いつまでも大切にして下さい。
お願い
菖蒲田の畦道は管理用として造られています。 通ると崩れる恐れがありますので入らないでください。
 (公園管理事務所)
春の草原
しょうぶ園を過ぎていくと、広場の先に、最初に傍を通っていった春の草原があります。 ここから、はす池の横を通って北口広場の方向に進んでいきます。 草原では、池から水鳥が上がってきて、のんびりとしていました。 広場には「野鳥観察についての基礎知識」の解説板がありました。 足を止めてちょっと勉強していきましょう。
春の草原からはす池に沿って、広い道を進んでいきます。 右手に曲がっていく所にある蛍川橋を見送って道なりに進んでいくと、右手の尾根筋へ登っていく道があります。 そばには「至 展望広場」の道標が立っています。 ここから横木の階段を登っていきます。
たばこの投げすて!火事のもと
 (神奈川県)
里山
横木の階段を登りきって尾根に着くと直角に左へ曲がり、緩やかな尾根道を進んでいきます。 やがてしょうぶ園からの道を合わせて、左手に更に進んでいきます。 左下に遊具広場や野外ステージを見ながら、雑木林の中の歩きやすい尾根道を進んでいきます。
展望台
やがて現れる横木の階段を登っていくと、展望台に着きます。 正面の円錐形をした小山の上が展望台になっていいます。 先ずは上まで登って、周りに広がる景色を楽しみましょう。 北には相模原・町田などの狭山丘陵、 北東には新宿・港北ニュータウン、 東には川崎・鶴見などの横浜方面、 南には三浦半島、 南西には箱根方面、 西には丹沢・富士山などの360度の世界が広がっています。 しかし、手前の樹木が少し邪魔をしていて、景色が微妙に隠れているのが、残念な点ではあります。
展望台の横には、下の野外ステージまで降りていくジャンボすべり台があります。 休日とあって、多くの家族連れが滑り降りていました。 すべり台に沿って道もあるので、滑り降りてからその道を登ってきてまた滑る、 ということも何度も繰り返している人たちもいたりします。
すべり台利用の心得
規模:延長68m、高低差16m
傾斜:出発地点〜38m間は30〜33%、38m〜終点間は15〜20%です。
◎注意点
出発点〜38m間、やや急なためスピードがつきます。 このため、次の点を注意ください。
1. スピードが出たら、両足の足先を多少斜めにし、すべり台の内側の側壁につけて、ブレーキをかけてください。
2. 腰がスピードとはずみで痛くなります。このため、特に健康に留意されている方は、すべるのをお止めください。
すべる前におねがい
◎次のことを守ってください。
1. 幼稚園、保育園のお子さまは保護者の方が一緒に付き添ってください。
2. 前の人にぶつからないよう、間をあけてすべってください。また、順番を守ってください。
3. きちんと腰をつけてすべってください。立ったり、寝たりしないでください。
4. このすべり台は子供用です。
 (神奈川県公園協会、四季の森公園管理事務所)
展望広場
展望台の前は広場になっていて、家族連れなどの憩いの場にもなっています。 石段を降りていった先には売店があります。 少し汗をかいたので、冷たいものでも買って、ちょっと休憩していきます。
南口広場
売店の先は、噴水がある南口広場になっています。 写真を撮ろうとしていると、ちょうど水が吹き上がってきました。 普通の勢いのある水ではなくて、霧状にモワッと立ち込めるような感じの噴水で、 真夏には飛沫を浴びて清涼感が得られそうでした。
もりの連絡橋
売店の左手にある「ふるさとの森」の道標に従って、S字形の道を登っていきます。 すぐの所にある「もりの連絡橋」を渡っていきます。 下を通っている道路によって、森が二つに分断された形になっています。
ふるさとの森
橋を渡り、その先に続く石段を降りていきます。 周りにはふるさとの森が広がっています。 谷筋を歩いていくためか、何だかしっとりとした雰囲気が漂ってきます。
清水の谷
森を抜けていくと清水の谷に着きます。 谷にはたんぼが広がっています。 訪れたのが初秋とあって、稲穂が垂れて黄金色に光っていました。 そろそろ収穫の時期のようでした。 ここから右手のさくらの谷を経て、田圃の向こうに見えているワークセンターまで行きます。
休憩所
道標「山の広場」に従って、谷戸の手前にある分岐を右折して石段を登っていきます。 尾根筋への分岐道を見送ってその先へと進んでいくと、東屋がある休憩所に着きます。 ここからも清水の谷を一望することができます。
休憩所の先にある石段を登っていくと尾根道に着きます。 左手に進んでいくと山の広場がありますが、右手の道から「さくらの谷」へと向っていきます。 尾根道をしばらく進んでいくと、先ほどの休憩所の手前から分かれて登ってきた道と合流します。 道標「さくらの谷」に従って左手へ曲がっていきます。
さくらの谷
民家の手前を直角に左折して谷筋へと降っていくと、さくらの谷に着きます。 緩やかな斜面一杯に芝生が広がる開けた場所で、色々な種類の桜の木が植えられています。 ベンチが幾つか並んでいました。山際には東屋もありました。 「谷」という名前にはなっていますが、そういう雰囲気は余りありません。
犬はかならずつないで散歩しましょう。
 (四季の森公園事務所)
山の広場
斜面を緩やかに降っていくと、左手に登っていく道があります。 石段を登り切って尾根道をしばらく進んでいくと、小広くなった山の広場に着きます。 緩やかな傾斜のある広場には東屋が建っています。 芝生の上では、シートを広げて食事を楽しんでいるグループがいました。
緩やかに右に曲がりながら登りつめると、休憩所から登ってきた尾根道に出ます。 道標「清水の谷」に従って、右手へ降っていきます。
ワークセンター
左手に曲がりながら降っていくと、清水の谷に降り立ちます。 降りた所の広場にはワークセンターがあり、少し前まで現役だった農機具が展示してありました。 縄綯機、脱穀機など、主に米作農家で使用されていた機具たちです。
実家が農業をしていたので、どの機具もみんな見覚えがあります。 モーターからベルトで動力を伝えて脱穀する機具、 取っ手の付いた板車を回して風を起し上から入れたモミを選別する機具、 稲藁をラッパ状の口から入れていくと縄が綯える機具、 みんな秋になると土間で活躍した機具たちです。 脱穀していると細かい屑が飛び散って、肌が痒くなったことを思い出します。
谷に続く田圃を見ながら進んでいきます。 森の入口の手前に、手押しポンプの井戸がありました。 まだまだ現役で活躍している井戸です。
この井戸水は飲めません。 手洗い等にお使い下さい。
 (四季の森公園管理事務所)
連絡地下通路
井戸のある所から右手に続く道を登っていくと、連絡地下通路があります。 上には「あそびの森入口」と書かれていました。 通路を通っていくと花のゲートがあります。 以前訪れたときには赤い花が一杯咲いていましたが、今回は何も咲いていませんでした。 ゲートのすぐ先の所で南口広場へ向う道が左手に分かれていきますが、 右手の道を緩やかに降っていきます。
野外ステージ
すぐの所にある左手に降っていく道を降りていくと、かなり広い広場になっています。 その奥の方に野外ステージがあります。 催し物などが行われるのでしょうか。 展望台の所から降ってくるジャンボすべり台が、野外ステージの上の所まできています。
じゃぶじゃぶ池
野外ステージのある広場から北口広場の方向へ進んでいくと、じゃぶじゃぶ池があります。 地形の起伏を巧みに利用した流れで、子供達が楽しそうに遊んでいました。
じゃぶじゃぶ池での注意事項
・池の中はすべりやすので注意して下さい。なお、ビーチサンダルをはいて下さい。
・小さなお子さんが入る時は、大人が付き添って下さい。
・走ったり、飛び上がったりしないで下さい。
・岩にのぼることは危険ですのでやめて下さい。
・ジュースなどのビン類は割れる危険があり、池のそばでの使用はやめて下さい。
・犬の水歩きをさせることはやめて下さい。
・この水は飲めません。
・忘れ物のないようにお帰り下さい。
 (四季の森公園管理事務所)
北口広場
池を後にして蛍川橋を左に見ながら進んでいくと、最初の北口広場に着きます。
ペットのみなさんへ
快適なお散歩ライフのために
フンは持ち帰ってね!
リードははずさないでね!
リードは短くしようね!
人にほえたり、かみつかないでね!
飼い主のみなさんへ
ペットのみんなは字が読めないので、飼い主さんが教えてあげてください。
 (神奈川県公園協会)
中山(なかやま)駅
北口から公園を出て、元来た道を中山駅(JR横浜線)へと戻っていきます。
保育園ではまだ運動会が続いていました。 杉山神社では来る時にやっていた掃除等の作業も終わっていて、小奇麗に片付いていました。