金時山
散策:2004年04月下旬
【低山ハイク】 金時山
概 要 金時山は箱根外輪山のひとつで、神奈川県と静岡県の県境に聳える独立峰です。 お猪口を伏せたような急峻な山容で、頂上からは、箱根の山々や富士山などを見渡せる素晴らしい大パノラマが広がっています。 今回は足柄峠ハイキングコースから猪鼻砦跡を経て金時山へ登り、乙女峠へと降るルートを歩きます。
起 点 南足柄市 地蔵堂バス停
終 点 箱根町 仙石バス停
ルート 地蔵堂バス停…地蔵堂…足柄古道分岐…夕日の滝分岐…夕日の滝…金太郎コース分岐…林道…林道ゲート…猪鼻砦跡…金時山…長尾山…乙女峠…乙女峠登口…仙石バス停
所要時間 6時間30分
歩いて... 足柄方面からの登り道は石ごろごろの急峻な登りになりますが、 金時山の頂上からの素晴らしい展望を期待して登っていきましょう。 裾野まで広がる富士山の雄姿を間近に見ていると、 2000回以上も登ってくる方がいるのも分かるような気がします。
関連メモ 金時山, 足柄峠
コース紹介
地蔵堂(じぞうどう)バス停
大雄山駅(伊豆箱根鉄道大雄山線)の改札口を出た右手にあるバスターミナルから、 地蔵堂行きバスにて13分、朝は1時間に2本から3本程度、 日中は1時間に1本程度の便があります。
 土曜 8:10 8:25 8:43 9:19 9:55 10:58 11:50...
 日曜 8:10 8:25 8:43 9:19 9:55 10:59 11:50...
地蔵堂
バス停の右手に地蔵堂があります。 そばには「みなみあしがらハイキングマップ」があります。 今回歩く夕日の滝から金時山へのコースも載っているので参考にしましょう。
地蔵堂
地蔵堂という地名の起こりは、この地に地蔵菩薩がまつられてからのことでしょう。 堂内の地蔵尊は鎌倉時代の作といわれ、大きさは人の背丈ほど、温顔で慈悲の心が満ちあふれています。 この地には金太郎が生まれ育ったという伝説が古くから伝わり、金太郎の産湯の水につかったという 夕日の滝や遊び石などがあります。 そのほか、お正月の松飾りにはかしの木を使う風習や、 田畑を四万町歩も持っていたという四万長者の物語も残っています。 足柄峠へ通じる道は、古くからひらけ、江戸時代には旅籠が数軒あってさかえていました。 今でも「富士屋」、「大黒屋」などの屋号が残っています。
みんなで守ろう山のエチケット
・ハイキングは体力を競うものではありません。マイペースで歩きましょう。
・ハイキングも登山と同様、登りの人が優先です。
・ハイカーに出会ったら"こんにちは"と声をかけましょう。
・空き缶の投げ捨てはやめましょう。
地蔵堂の右手からは、足柄峠を経て金時山への道がありますが、 今回は、バス停と地蔵堂の間にある道を「夕日の滝」を目指して進んでいきます。 「夕日の滝 徒歩15〜20分」の道標に従って、舗装された道を緩やかに登っていきます。 道標によると、金時山までは135分とのことです。
農地・河川に空カン、空ビンなどの投げ捨てはやめましょう!
 (あしがら農業協同組合、あしがら農協農政対策協議会)
左下に駐車場を見ながら進んでいきます。 山肌に茶畑が広がる中を進んでいくと、金太郎の遊び石というのがありました。
四万長者屋敷跡と金太郎遊び石
昔、金太郎は足柄の山中で育ったと言われていますが、 その出生の言い伝えの一つに「地蔵堂の四万長者というお金持ちの娘が、酒田村(現在の開成町)の 酒田氏に嫁入りしたが、わけがあって実家に戻り金太郎を生んだ」という話があります。 この四万長者は、現在の佐藤家(中島屋敷)だと言われており、 金太郎が使ったと言われている馬の鞍が、同家には保存されています。 また、金太郎が子供の頃に遊んだと伝えられている「かぶと石(正面上側)」,「たいこ石(正面下側)」が 残っています。
屋敷跡…南足柄市矢倉沢2300番地
足柄古道分岐
金太郎生家跡地を過ぎ、金太郎のふるさと「竹工房」を過ぎると、道が二手に分かれています。 左手は足柄古道で、矢倉沢峠を経て仙石原へと続いていて、 現在では林道「黒白線」になっています。 金時山へは道標「夕日の滝・金時山」に従って真直ぐに進んでいきます。
矢倉岳・明神ヶ岳自然環境保全地域
3,691.2ha
自然を大切に
建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県足柄上地区行政センター環境部、南足柄市経済部農政課)
坂道を登っていくと、左手の谷戸には田んぼや畑が広がっています。 長閑な山村の中に緩やかな道が続いています。
農地に空カン空びんすてないで!
ここから皆さんの食卓へ
 (JAあしがら農政対策協議会、南足柄市)
夕日の滝分岐
山村の中を道なりに進んでいくと分岐があります。 金時山へは正面の道を進んでいくのですが、左手に少し行くと夕日の滝があるので、 ちょっと立ち寄っていきましょう。
夕日の滝入口
この先遊び場の為、一般車進入禁止!
 (南足柄市観光協会)
夕日の滝キャンプ場
ほんの少しで、大きな杉の木が生えている夕日の滝キャンプ場に着きます。 小川と新緑がマッチして雰囲気のいい場所です。 滝下バンガローや付近の観光案内図もあります。 矢倉岳〜足柄峠〜金時山〜矢倉沢峠〜明神ヶ岳〜最乗寺のコースが紹介されていました。 今回歩くコースも図示されていました。 足柄峠から金時山へと続く稜線までは70分、そこから金時山頂上までは更に60分とのことです。
夕日の滝
正面に架かる細い木橋を渡って右折し、明るい林の中へ入っていくと夕日の滝があります。 落差も水量もかなりある滝です。 飛沫のためか、辺りはヒンヤリとした空気に満ちていました。
夕日の滝
この滝は、酒匂川の支流内川にかかており、高さ約23m、幅約5mです。 夕日の滝という名称は、夕日に映えるその美しさからきているようですが、 説によると、毎年1月15日に太陽が滝口の中央に沈むので、その名がつけられたと伝えられています。 また、昔はこの滝より下に6滝ありました。 この滝は、金太郎の伝説と深い関係があります。 金太郎はこの滝の水を産湯に使い、足柄山で育ったと言われており、 下流には、金太郎の生家跡や子供の頃に遊んだと伝えられる「かぶと石」,「たいこ石」があります。 源頼光と主従関係を結び、坂田公時と名を改めたのもこの地だと伝えられています。
先ほどの分岐まで戻って、金時山を目指して進んでいきます。 次第に森の中へと入っていき、舗装道路から土の道へと変わっていきます。
軽い登り降りを繰り返しながら杉林や雑木林を過ぎていきます。 左手に谷川の流れを見ながら進んでいくと、少し降っていくようになります。 その鞍部の小さな木橋を渡った所に東屋がありました。 そばには「地蔵堂(足柄峠・夕日の滝)金時山ハイキングコース」の大きな案内板もありました。 この道は足柄峠ハイキングコースで、この先で金太郎コースが分かれていくようです。
育てています。豊かなみどりと水とやすらぎのある森林を
 (神奈川県県有林事務所)
金太郎コース分岐
明るい杉林や雑木林を進んでいくと3分ほどで分岐があります。 道標「金時山」が示す金太郎コースは左手の小川を渡っていきますが、 今回は道標「足柄峠・金時山」に従って、右手の足柄峠ハイキングコースを登っていきます。
桧林を抜けて石ゴロゴロの道を登っていきます。 10分ほど登っていくと「足柄峠ファミリーコース」と書かれた標識があります。 ここから右手に続く急な山道を登っていきます。
雑木林の中に急な登りが続きますが、 その急登も5分ほどで終わり、比較的なだらかな尾根筋になってきます。 樹木の間からは、右手に稜線が見えるようになります。 足柄峠から金時山へと続く稜線なのでしょう。
次第に道もしっかりとしてきます。 雑木林の中の緩やかな道が続きます。 左手には箱根の外輪山の稜線が見えるようになります。
神奈川県森林公社分収造林地
火の用心
林道
緩やかな尾根筋を20分ほど進んでいくと正面が明るくなってきます。 右へ曲がり左へ曲がって登っていくと、 足柄峠から金時山へと続く稜線上にある林道に出ます。 夕日の滝分岐から60分ほどで着きます。
神奈川県「水源の森林づくり」契約地(水源協定林)
水資源を大切にしましょう。
 (神奈川県環境農政部水源の森林推進課、神奈川県足柄上地区行政センター森林保全課)
保安林
保安林内で木を伐採したり、植物や土石を採取するときは許可が必要です。 くわしくは右記へお問い合わせ下さい。
 (神奈川県足柄上地区行政センター農林部林政課)
あなたです 山を守るも 火を出すも
火の用心
林道ゲート
林道を左手に進んでいくと、少し広くなった場所があります。 ちょっとした駐車場になっているようです。 ここに車止めがあります。 道標によると、ここから金時山まではあと60分とのことです。
注意
・落石に注意!
・ロープの取り扱い(過重量にならないように一人ずつ)
・凍結注意(凍結時は靴に縄等を巻くかアイゼンの装着)
自然環境保全地域
自然を大切にしましょう
建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県)
登山道入口に付き、駐車禁止
 (金時茶屋)
広くて緩やかな尾根道が続きます。 しばらく進んでいくと正面に金時山が見えてきます。 お猪口を引っくり返したような急峻な山容をしています。
ポイ捨て禁止!
ごみは持ちかえろう
みんなでつくろう美しい環境
 (南足柄市)
山火事注意
火の用心!
たきび・たばこは確実に消して!
 (森林国営保険、神奈川県)
猪鼻砦跡
林道ゲートから25分ほど進んでいくと、正面が開けて金時山が間近に迫ってくる猪鼻砦跡に着きます。 左手からは夕日の滝の先から登ってくる金太郎コースが合流してきます。 道標によると、ここから金時山までは30分とのことです。
猪鼻砦跡
猪鼻砦は、金時山から足柄峠方向へ下る尾根の最初のピークに位置しており、 御殿場側から望見すると、ちょうど猪の鼻の先端部の形に見えるため 「猪鼻砦」と名付けられたものと思われる。 地蔵堂近くの古城跡「定山」から、一の金王、ニの金王、三の金王を登り詰めると当砦に至る。 ここから、小山町新柴へと尾根道が続いており、猪鼻砦は金時山から足柄峠、 「定山」から新柴へと続く尾根道を押さえる目的で築かれ、足柄城の半歩宇を守備する砦として重視されていた。 足柄城からは2.7kmの距離にある。
右手は開けていて、富士山の絶好の展望所になっています。 この日は雲も霞もかかっていなくて、裾野まで広がる雄大な姿を見ることができました。 これからの山頂への急登に備えて、展望を楽しみながら小休止していきましょう。
猪鼻砦跡から少し降って鞍部を過ぎていくと、5分ほどで横木の階段が森の中へと続いています。 ここから金時山の頂上までの急登が始まります。
しばらくは雑木林の中の広い横木の階段が続きます。 数分で少し緩やかな所に着きます。 そばにある道標の上には金太郎の人形が付いていました。 季節がら小さな鯉のぼりも一緒に立っていました。 右手からは桑木・新柴からの道が合流してきますが、 道標に従って、左手へ登っていきます。
登下山者にお願い
落石の危険がありますので注意して下さい。 万一落石の場合は大声で「落石」と叫んで下さい。 ロープは補助ですので、あまりたよらないで下さい。
 (金時会)
鳥居を過ぎていくとやがて急登が始まります。 石ゴロゴロで歩きにくく、金属性の階段やロープが設置されている所が何箇所もあります。 ゆっくりと登っていかないと息が切れてしまいますが、 立ち止まって振り返ると、富士山や足柄峠までの稜線が一望できるすばらしい眺めが広がっています。
登下山者にお願い
このロープは補助ですので、あまりたよらないで下さい。 急激に大勢の人達が体重を加えるとキケンです。 注意して下さい。
 (金時会)
25分ほど急登して緩やかな道になってくると、金時山の頂上はもうすぐです。 茶屋の前を過ぎて岩場まで出てみましょう。
富士・箱根・伊豆国立公園 金時山(猪鼻山)
足柄山の山おくで けだもの集めて 相撲のけいこ ハッケヨイヨイノコッタ ハッケヨイヨイノコッタ
童謡金太郎で知られる金時山は、その名のとおり金太郎が遊んだ山として有名である。 長じて源氏の大将源頼光に仕え、名を坂田金時と改めた。 金太郎は幼い頃「菱の腹掛」ひとつで熊や猪の待つこの山へ毎日のように勇んで登ってきた。 ある日、金太郎は大石を落としてしまった。この音にあわておどろき、 岩にあたって死んでしまった大猪の鼻を金太郎はねんごろにとむらったのである。 金時山を別名猪鼻山ともいう。
 (静岡県小山町)
金時山 (標高1213m)
金時山の頂上は岩場になっていて360度の大パノラマが広がっています。 先ずはその展望を堪能しましょう。 足柄峠から金時山を経て芦ノ湖の西側へと続く稜線は、神奈川県と静岡県の県境になっています。 金時山は、南足柄市・箱根町と小山町の3市町の境に聳えています。
小山町観光12選 金時山(猪鼻山)
金時山(1213m)は箱根山の寄生火山で、箱根外輪山の最高峰です。 それだけに眺望は素晴らしく、稜線を裾野いっぱいに広げたコニーデ(円錐形火山)の代表、 日本一の富士山を前景に、西に愛鷹連峰や駿河湾、南に向かえば足元に仙石原・芦ノ湖・ 白い噴煙をあげる大涌谷や箱根の山々、そして東に相模湾が広がり、 遠く南アルプスや丹沢方面など360度の大パノラマが楽しめます。 金時山の本来の名は猪鼻山といいますが、いつの時代から金時山と呼ばれるようになったのかは 現在まだわかっていません。しかし、文献の上ではっきりと金時山・公時山の名が出ているのは、 文政3年(1820)に編集された「駿河記」に「坂田公時この山に育ち源頼光朝臣に仕う、故に公時山と云う」 とする記述があり、その後発行された多くの古い書物にもそれぞれに理由で金時山の名がついた説明がなされていますが、 一般的には金時(幼名=金太郎)が少年時代にしばしば遊びに登り、百獣を相手に過ごした伝説によって 名づけられたというのが一番有力な説です。 猪鼻山の地名の由来についても、金太郎伝説にちなむものがあり、 金太郎が蹴落とした岩の音に驚いた金時山の主の大猪があやまって岩にぶつかって死んでしまった。 それをあわれに思った金太郎は、猪の鼻を切りとり榊の枝を折ってとむらった。 そのあとが猪鼻神社で、それ以後この山を猪鼻山というようになったと伝えられています。 現在山頂は猪鼻神社の石祠が三基祀られており、一番大きな石祠は明治20年代、御厨(小山町・御殿場地方)の 68ヶ村により建立されたものです。 そして、金太郎がいつも登って遊んだといわれる八畳敷ぐらいの大きさの「遊び石」や 熊と相撲をとった時誤って踏み割ったといわれる「踏み割り石」など、 金太郎にちなむ石が金時山を中心に数多く点在しています。
 (小山町観光協会)
正面には、箱根の中央火口丘や外輪山が広がっています。 その間のカルデラには仙石の街並み、向うの方には芦ノ湖が見渡せます。 右手には雄大な富士山とその裾野が広がっています。
頂上には、金時茶屋と金太郎茶屋があります。 この日は祝日とあって、山頂は多くのハイカーで賑わっていました。 金時茶屋の天井には、登ってきた回数の書かれた札が幾つも下がっていました。 2400回なんて人のもありました。 やはりこの素晴らしい眺望を楽しみに登ってこられるのでしょうね。 一体何年かかったのでしょうか、私にはとてもできそうにもありません。 また頂上には小さな祠もありました。 祠の屋根を斜めから見ると猪の鼻の形になっています。 「猪鼻山」に因んでということなのでしょう。
金時山
かつては山の形から猪鼻嶽と呼ばれていましたが、 源頼光の四天王の一人坂田の公時が、この山で山姥に育てられたという伝説から、 江戸時代の後期には金時山とも呼ばれるようになったようです。 山頂は県境、一市二町の境で金太郎伝説を伝える南足柄市、小山町、箱根町それぞれの市町村を向いて 祠が建っています。
 (箱根町)
強力のコミさん
金時娘(小見山妙子)さんの父小見山正さんは富士山の強力で、抜群の力もちと云われ、 昭和16年8月には北アルプスの白馬岳の山頂に188キロ(約50貫)の風景指示盤を 背負いあげることに成功しました。 人間業では考えられないこの偉業も、地元のボッカー(強力)の協力もさることながら、 富士山の強力の名誉と、足柄山の金太郎の再現を自分に云い聞かせ、 決死の覚悟でやりとげたわけです。 しかしその時のハードな仕事が災いし、昭和20年2月、42才の若さでこの世を去りました。 コミさんと親しかった作家新田次郎氏は、その後コミさんをモデルに「強力伝」を発表し、 「直木賞」を受賞した事はよく知られています。 遺児の妙子さんは、現在の金時山頂で父が建てた山小屋を守り、 金時娘の愛称で登山客に親しまれている。
 (平成6年1月吉日 竹之下 鈴木)
金太郎茶屋の前には「金時山周辺コース案内図」がありました。 それによると、長尾山までは30分、乙女峠までは更に10分とのことです。 「天下の秀峰 金時山」の大きな看板の横から乙女峠に向かって降っていきます。 振り返ると、混雑している金時山の頂上が見えます。
コースタイムは、健康な成人男子の標準時間です。 あくまで参考として、休憩時間を含めた十分余裕のある計画をお立て下さい。
・草木を折ったり、持ち帰ったりしないようにしましょう。
・自分で出したゴミは必ず自分で持ち帰りましょう。
 (箱根町)
足もとがすべりますので、登山には十分ご注意下さい。
 (小山町観光協会)
足柄峠方面からの石ゴロゴロの岩場と違って、乙女峠への降り道は土の道になります。 傾斜も登りほどはきつくはなくて安心して歩けます。 しばらくは雑木林が続きます。
ハイカーのみなさんへ
金時山は、昔は猪鼻嶽と呼ばれた急峻で岩場の多い山です。 特に山頂付近の尾根筋では、コースの両側が切り立った深いガケで、大変危険です。 コースをはずれたり、走ったり、ふざけたりは絶対にしないで下さい。
 (箱根町)
山火事注意
火の用心!
たばこ・たきびは確実に消そう!
みどりとふれあいでリフレッシュ
 (森林共済セット保険、神奈川県)
やがて笹竹が生い茂る道になってきます。 頂上から10分ほど降ってくると左手が開けた場所があります。 中央火口丘、仙石原、芦ノ湖や外輪山が一望できます。 足を止めてしばらく展望を楽しんでいきましょう。
たき火・たばこに注意
 (神奈川県)
「乙女峠」を指している道標を過ぎていくと急な降り坂がありますが、そんなに長くは続きません。 鞍部に着くと長尾山への登りが始まります。 岩がゴロゴロしたり木の根がむき出しになったりしています。 一部にクサリやロープが張られた所もありますが、 金時山への登り道に比べたら大したことはありません。
長尾山
10分ほど登っていくと緩やかな道になります。 その先へ少し進んでいくと、広くなった場所に「長尾山頂」と記された道標が立っています。 周りに樹木が生い茂っていて、展望はほとんど得られません。 道標によると、乙女峠まではあと10分とのことです。
長尾山からは横木の階段を降っていきます。 途中で石がゴロゴロした所もありますがすぐに終わります。 更に横木の階段を降り、道が少し抉れてくるようになると、乙女峠はもうすぐです。
やがて前方が開けてくると、乙女峠の手前の広場に着きます。 テーブルやベンチも設置されています。 左手には中央火口丘、仙石原、芦ノ湖や外輪山が一望できます。 右手の樹木の間からは富士山も望めます。
注意
各自のゴミは各自でお持ち帰り下さい。
乙女峠 (標高1005m)
広場からほんの少し降ると乙女峠に着きます。 右手からは御殿場方面からの道が合流し、左手には仙石原方面への道が続く十字路です。 道標によると、いずれにも30分で降っていくことができるとのことです。 乙女峠には、茶店が一つと小さな展望台があります。
乙女峠
昔、仙石原の娘が父親の病気を治そうと、峠の先の地蔵堂に日参し、満願の日に父親の病気は治りましたが、 彼女は雪に埋もれて死んでしまった、と伝えられています。 彼女の霊を哀れみ、乙女峠と呼んでいます。
 (箱根町)
展望台からは富士山が綺麗に望めます。 富士山をバックにして写真を撮るために、展望台の手前に写真撮影台があったりします。
写真撮影台
ここから、展望台に立つ人と富士山を一緒に撮影できます。
乙女峠で最後の展望を堪能したら、左手の仙石方面へと降っていきます。 石がゴロゴロしていて余り整備された様子もなく、かなり歩きにくい道です。
緑は森呼吸
山火事注意
たばこ・たき火はよく消そう!
 (森林国営保険、神奈川県)
石ゴロゴロの道が終わると杉林へ入っていきます。 ハイキングコースを示すロープが張ってあるので迷うことはありませんが、 木の根がむき出しになっていて、ここでも歩きにくい思いをします。
豊かな緑
山火事注意
たばこ・たき火は完全に消そう!
 (森林国営保険、神奈川県)
国道138号の側を掠めて杉林の中を降っていくと、 明るくて歩きやすい道になります。 ここまで来ると、もうすぐ山道は終わりになります。
乙女峠登口
森を抜けて小さな橋を渡っていくと国道138号に出ます。 ここに金時山付近の外輪山のハイキングコース案内図があります。 乙女峠からここまで30分とのことですが、 歩きにくい道のためか今回は40分近くかかりました。 そばには「乙女峠登口」という石碑が建っていました。
乙女峠登口(峠迄十三丁)
孝女「おとめ」ノ父ノ病平癒祈願ノ為、三ヶ月夜間駿河竹ノ下地蔵尊ニ詣デ、 満願ノ日、父ノ身替リトナリテ遂ニ此峠ニ倒ル(伝説)
富士ノ眺望最モ荘厳秀廉ノ極ヲナス
 (箱根振興会)
乙女口バス停
乙女峠登口の左手50mほどの所に乙女口バス停がありますが、 仙石・小湧園までしか行かない上に便も非常に少ないので利用するのはあきらめて、 4つ先にある仙石バス停まで歩いていきましょう。 20分ほどで着きます。
仙石(せんごく)バス停
仙石原交差点を過ぎて真直ぐに50mほど進んでいくと、箱根湯本方面行きの仙石バス停があります。
箱根湯本駅(箱根登山鉄道)まで、箱根湯本駅行きバス,または,小田原駅東口行きバスにて30分、 1時間に6本程度の便があります。