釜利谷市民の森
散策:2004年03月上旬
【横浜市民の森】 釜利谷市民の森
概 要 横浜市の南部に、円海山や大丸山を取り巻くようにして一団の緑地帯が広がっています。 釜利谷市民の森はその中の一つで、金沢自然公園や金沢動物園とも隣接した森です。 尾根筋の展望台からは東京湾や房総半島を見渡すことができます。
起 点 横浜市 市民の森入口バス停
終 点 横浜市 市民の森入口バス停
ルート 市民の森入口バス停…馬の背広場…こがね広場…七曲口分岐…七曲口…金杉台広場…にこにこプラザ…金杉橋…展望台広場…展望デッキ…浅間塚広場…海の見える小径…市民の森入口バス停
所要時間 2時間50分
歩いて... 金沢自然公園の一部が間にあって2分された形になっています。 小さな森ですが、雑木林の尾根筋や杉林の谷筋もあって、変化に富んだ散策を楽しめます。 尾根筋は、天園から金沢文庫へ至る六国峠ハイキングコースの一部にもなっています。
関連メモ 鎌倉アルプス, 六国峠, 鎌倉アルプス, 六国峠
コース紹介
市民の森入口(しみんのもりいりぐち)バス停
金沢文庫駅(京浜急行本線)西口のバスターミナルから、 [107]港南車庫前行きバス、[107]洋光台駅前行きバス、[富3]京急富岡駅行きバス、 [文8]シティー能見台西行きバス,または,[文9]氷取沢高校行きバスにて7分、 1時間に5本から6本程度の便があります。
バス停からほんの少し戻った所に、金沢自然公園正面口駐車場があります。 その右手にある道へ入っていきます。 入口には「釜利谷市民の森周辺案内図」があります。 円海山・大丸山を取り巻く市民の森や自然公園のマップです。 その中の一部として釜利谷市民の森も載っているで参考にしましょう。 以前に訪れた時には釜利谷市民の森だけの案内図があったのですが、今回は見当たりませんでした。 この「釜利谷市民の森周辺案内図」に作り替えられたようです。 釜利谷市民の森は、あいだに金沢自然公園の一部が入り込んでいて、 二つに分断された形になっています。
円海山・大丸山を歩いてみませんか
この一団の緑地帯は横浜市のみどりの七大拠点のひとつに数えられ、 横浜市では貴重なみどりとなっています。 自然の中をのんびりと散策してみましょう。
 (横浜市)
車止めを過ぎていくとすぐに右手に登っていく道があります。 正面の舗装道路をそのまま進んでいくと、金杉谷を通って尾根筋へと通じていますが、 今回は右手のコンクリート舗装された道を登っていきます。
爪先上がりの急な坂道を登っていきます。 切り通しのような所を抜けていくとやがて尾根筋に出ます。 狭い場所を拓いて作った畑が続いています。
畑に入っては行けません。
馬の背広場
やがて雑木林の中を行くようになります。 コンクリートの坂道を登りきった所に馬の背広場があります。 雑木林の中の広くなった場所に、テーブルやベンチがいくつも設置されています。 最近になって作り直されたようで、まだ真新しい感じが残っていました。
利用上のお願い
散策路、広場以外の箇所に立ち入ることは、危険であり、また土地所有者に迷惑になりますので、 散策路、広場以外への立入は禁止です(愛護会の管理活動などを除く)。
市民の森内での火気の使用は禁止です(愛護会の管理活動などを除く)。
大きな音をたてることはご遠慮ください。
利用時間は、原則として日の出から日没までです。
犬は放し飼いにしないようにしてください。またフンは飼い主が持ち帰ってください。
自転車等の乗り入れはしないでください。
とっていいのは写真だけです。植物は持ち帰らないでください。
市民の森について
市民の森は、市内に森を守り育てるとともに、市民の皆さんの憩いの場としてご利用いただくため、 横浜市の緑地保存事業の一環として、山林所有者の方々のご厚意により、山林を使用させていただくものです。 市民の森は、緑を守り、しs禅の景観をこわさないように最小限の施設しか整備してありません。 市民の森の散歩道や広場の清掃・草刈等は、地元の方々でつくられた「市民の森愛護会」が行っております。 愛護会の管理には限界がありますので、利用者の皆さんで、きれいな市民の森になるようお願いいたします。
 (釜利谷市民の森愛護会、横浜市緑政局)
山火事を予防しよう
歩行中禁煙
コンクリートの急坂は馬の背広場で終わり、これからは緩やかな尾根道になります。 雑木林の中のしっかりとした尾根道を進んでいきます。
馬の背
少し行くと、道の両側が深く落ち込んでいる狭い所があります。 そばにある道標によると「馬の背」と云うようです。 そう云えばそんな感じもしてきます。 安全面を考えてのことでしょう、両側には柵がしてあります。
次第に登りになってくる道を進んでいくと、金杉谷を経て登ってくる道と合流します。 金杉谷は、文字通り、谷筋に杉が生えた場所で、 少し日陰になっているのでシダが生い茂っています。 案内図によると「金杉谷広場」があるとのことですが、 歩いてみても杉林が続いているだけで、広場らしいものは見当たりませんでした。 開園した当初にはあったのかも知れません。
危険
この先ガケ、柵を越えてはいけません。
 (釜利谷市民の森愛護会)
金杉谷からの道を併せて、更に進んでいきます。 横木の階段を登っていくと、程なくして稜線に着きます。 この稜線は、天園から金沢文庫へと続く六国峠ハイキングコースの一部にもなっています。 ここを右手に行くと、市民の森の北半分の外周を一巡りすることができます。 左手に行くと、市民の森の南半分へと続いています。
こがね広場
先ずは、北半分の森を訪ねてみましょう。 右手のすぐの所にこがね広場があります。 ベンチがいくつか設置された場所で、それ程広くはありませんが、 先の方が開けていて、横浜横須賀道路の釜利谷料金所が一望できます。
道路の向かい側に見えているこんもりとした山は、氷取沢市民の森の「なばな休憩所」のある森です。 この横浜横須賀道路ができる前には、ひとつながりの森だったことが伺われます。
こがね広場の左手を降って、横浜横須賀道路沿いの道を進んでいきます。 本線ではなく、金沢自然公園の高速側駐車場への道なので、自動車はそんなには通っていきません。
大きく左にカーブして横浜横須賀道路の下をくぐっていくと、階段があります。 そばには「釜利谷市民の森周辺案内図」があるので、これからのコースを確認しておきましょう。 このすぐ先で六国峠ハイキングコースから分かれ、右手に降っていきます。
階段を登り、コンクリート舗装の坂道を登ると、広くて緩やかな尾根道になります。
山火事を予防しよう。
歩行中禁煙
 (釜利谷市民の森愛護会)
サバイバルゲーム厳禁
ここは市民の森です。 他の利用者に迷惑のかかる行為は、厳禁です。
 (市民の森愛護会、横浜市緑政局)
七曲口分岐
1分ほど進んでいくと、右手に降っていく道が分かれています。 六国峠ハイキングコースはこのまま尾根道を進んでいくのですが、 釜利谷市民の森はここで終わりになります。 「七曲口を経てバス停へ」の道標に従って、右手の道を降っていきます。
浅い谷筋に続く狭い山道をを降っていきます。 谷筋には畑が続いていました。
畑の先には梅林が広がっていました。 この梅林は、横浜横須賀道路の下をくぐった所からも、右下に見えています。 ちょうど満開の時期だったのか、今を盛りと綺麗に咲いていました。 また、そばには菜の花も咲いていて、梅と菜の花のツーショットを撮ってみました。
七曲口
梅林を過ぎていくと、やがてコンクリート舗装された道になります。 かなりの急坂なので、急がずにゆっくりと降っていきます。 S字に曲がりながら降っていくと、やがてバス道路に着きます。 ここにも「釜利谷市民の森周辺案内図」があります。 左手には二本松トンネルが見えています。 ここを右手に道路沿いに進んでいくと、最初の市民の森入口バス停に着きます。
こがね広場から南半分の森を訪ねていきます。 広くてしっかりとした尾根道を進んでいきます。
金杉台広場
左手の尾根筋を進んでいくと、すぐの所に金杉台広場があります。 広場といっても尾根道が少し広がった程度で、東屋がひとつだけ建っています。 後ろ側すぐの所には金沢自然公園の高速側駐車場が広がっていて、ちょっと風情がありません。 ここに釜利谷市民の森の案内図があるので参考にしましょう。 「釜利谷市民の森周辺案内図」とは違って、釜利谷市民の森だけを記載した図になっています。
釜利谷市民の森
市民の森は、市民の所有地を期間を定めて緑地として整備し利用するものであります。 したがって期間が満了したとき、または、所有者のやむをえない事情などにより、 市民の森が廃止されることもあります。 市民の森の利用者はこれらの事情をよく理解し、所有者の善意を十分に尊重してください。
広場の先の道を進んでいきます。 道自体は雰囲気があるのですが、右手に駐車場が迫ってきていて風情は感じられません。
にこにこプラザ
小さな木橋を渡って降っていくと、すぐに「にこにこプラザ」に着きます。 ここを右手に少しいくと金沢自然公園の入口があります。 市民の森入口バス停のそばにある金沢自然公園正面口駐車場の左奥からここまで、 無料の「コアラバス」が往復しています。 平日と土曜は1時間に4本程度、日曜は1時間に7本から8本程度の便があります。 金沢動物園が休園日にはコアラバスも運休です。
金杉橋
にこにこプラザの左手に架かる金杉橋を渡っていきます。 そばには「海の見える小径」の案内板がありましたが、 かなり擦れていて読みづらくなっていました。 「海の見える小径」とは、この先にある展望デッキから芝生広場・休憩広場を経て正面口駐車場までの道で、 つづじなどの花木が沢山植えられていて、季節になると綺麗に彩られる所です。 先ずは市民の森の南半分を訪れることにし、この道は最後に降っていくことにしましょう。
金杉橋を渡ったすぐの所で、右手に登っていく道があります。 道標「ハイキング道を経て北谷口」に従って、この道を登っていきます。 すぐに左手の柵が開いている所があります。 ここに「釜利谷市民の森」の標柱が立っているので、ここへ入っていきます。 ここからが市民の森の南半分になります。
展望広場
雑木林の中を少し進んでいくと展望広場に着きます。 テーブルやベンチがいくつも設置された広い場所です。 ここにも釜利谷市民の森の案内図があります。 「展望広場」の名前の通り、ここからの眺めは素晴らしいのですが、 手前の樹木が若干邪魔をしています。
展望デッキ
展望広場のすぐ下には展望デッキがあります。 ここからは邪魔するものがない展望が広がっています。
能見堂緑地、房総半島、八景島、金沢文庫、夏島、観音崎、猿島、野島、三浦半島などを一望できます。
展望広場の奥の柵に沿って左側へ進んでいくと、柵が開いている場所があります。 ここを抜けて左へ少し行くと浅間塚広場があります。
浅間塚広場
浅間塚広場には、横浜市の名木古木に指定されている大きなクスの木が生えていて、ベンチもいくつか設置されています。 ここにも「釜利谷市民の森周辺案内図」があります。 その袂には「富士浅間大神」と記された石碑がありました。
浅間塚広場の右手から金沢自然公園の植物区の北谷口へ降りていく山道もありますが、 今回は左手の柵の切れ目から横木の階段を降っていきます。 階段も少しで終わり、すぐになだらかな尾根道になります。
広場から3分ほど降っていくと小さな神社がありました。 何と言う神社なのかは分かりませんでした。 この地区の鎮守の神なのかも知れません。
神社のすぐ先には開けた場所があります。 ここにも釜利谷市民の森の案内図があります。 ここから右に曲がり、急な坂道を降っていきます。
自然を保護しよう
植物採集禁止
 (釜利谷市民の森愛護会)
道標「北谷津へ」に従い、雑木林の中の狭い山道を降っていきます。 左手には横浜商工高校所有地が続いています。
急傾斜地崩壊危険地域
この地区内で、のり切、掘削、伐採を行う場合は、知事の許可が必要ですから、 神奈川県横浜治水事務所へ問い合わせ下さい。
 (神奈川県)
神社から4分ほど降っていくと住宅街に出ます。 住宅街に出て真直ぐに進んていった先のT字路を左折し、 北谷町内会館を過ぎて進んでいくとバス道路に出ます。
海の見える小径
展望広場に戻り、展望デッキの右手の階段から海の見える小径を降っていきます。 S字形に曲がりながら斜面を降っていきます。 沿道にはつづじの木が植えられていて、季節になると一面に花が咲き乱れます。 途中で分岐がありますが、「正面口」の方向へ降っていきます。
次第に正面口駐車場が近づいてくると、間もなく出口に着きます。 最後に階段を降りていくと駐車場に着きます。 ここに金沢自然公園と金沢動物園の地図があります。 ここを左に戻っていくと、コアラバスの乗り場があります。 正面の道を真直ぐに進んでいってバス道路に出ると、市民の森入口バス停があります。
市民の森入口(しみんのもりいりぐち)バス停
金沢文庫駅(京浜急行本線)まで、 [107]金沢文庫駅西口行きバス,または,[富3][文8][文9]金沢文庫駅行きバスにて7分、 1時間に5本から6本程度の便があります。