北高尾山稜
散策:2004年02月中旬
【低山ハイク】 北高尾山稜
概 要 北高尾山稜は高尾山の北側にあって、八王子城跡から奥高尾主脈の堂所山まで続いています。 高尾山ほどの人出もなくて静かな散策を楽しめるコースです。 途中の富士見台や狐塚峠などから高尾側へ降る道もあります。
起 点 八王子市 霊園前バス停
終 点 相模湖町 底沢バス停
ルート 霊園前バス停…宗関寺…北条氏照墓…八王子城跡入口…金子丸…柵門跡…八王子神社…馬冷…天守閣跡…富士見台…杉沢ノ頭…板当峠…狐塚峠…杉の丸…クロドッケ…大嵐山…関場峠…堂所山…底沢峠…底沢…底沢バス停
所要時間 7時間50分
歩いて... アップダウンが結構ある上にかなり長丁場なので、 最後の底沢峠からの降り道では少々足が痛くなってしまいました。 尾根筋の途中から、南面の高尾側へ降りる道がいくつか分かれているので、 天候や体調などによってはそれを利用しましょう。
関連メモ 鳥のみち, 木下沢林道, 八王子城跡, 景信山, 富士見台, 堂所山, 明王峠
コース紹介
霊園前(れいえんまえ)バス停
高尾駅(JR中央線)北口から、 [高10]恩方車庫行きバス,または,[高13]宝生寺団地行きバスにて5分、 1時間に5本から6本程度の便があります。
本コースはかなり長丁場なので出来る限り早く出発したいところですが、 日曜日の朝はバスの便が余り多くはないので事前によく調べておきましょう。
 土曜 6:05 6:25 7:00 7:12 7:25 7:35 7:49 8:02 8:05 8:15
 日曜 6:35 7:45 7:58 8:12 8:23 8:42 9:15
バス停の50mほど先にある「八王子城跡入口」交差点の信号を左折して、 住宅街の中に続くまっすぐな道を進んでいきます。 歩き初めてすぐの所に「八王子発祥の里」という昔風の立て看板がありました。 その「由来」にある元八王子三丁目はこの辺りになります。
八王子の名の由来
それは、延喜年間(901〜923)のころ、華厳菩薩という名僧が修行中に、 牛頭天皇という神様が現れ、八人の童子をまつることを託されました。 そこで延喜16年(916)、現在の元八王子三丁目の城山に牛頭天皇と八人の童子をまつり、 八王子権現と称したという伝説があります。 時移り戦国時代、元亀から天正年間(1570年代)のころ、滝山城主北条氏照がこの山に城を移して、 八王子権現を守護神として「八王子城」と呼んだのが地名の由来とされております。
 (八王子市教育委員会)
しばらく進んでいくと小さな神社がありました。 立てられた幟には「奉納正一位豊受姫稲荷大明神」と書かれていました。 この神社の名前なのかどうかは分かりませんが、何軒かの民家の庭にある小さな稲荷の祠にも 同じような幟が立てられていたので、他のどこかにある稲荷神社の末社ということかも知れません。 何はともあれ、これからの散策の安全をお祈りしていきましょう。
宗関寺
更に住宅街の中を進んでいくとY字路があります。 そこに宗関寺があります。境内には市の文化財になっている梵鐘がありました。
宗関寺梵鐘
この梵鐘は、元禄2年(1687)7月11日、宗関寺開基北条氏照百回忌供養のため 鋳造されたものである。 口径72.5cm、高さ2.4mで、釣手の竜頭をあしらい、乳の間には間五段五列の乳頭、 草の間には連続唐草文が鋳出されたみごとな梵鐘である。 池の間には北条氏照百回忌追討詩文が刻まれ資料的にも貴重である。 太平洋戦争中、元禄年間(1688〜1704)以後の梵鐘は応召されたが、 市内ではこの梵鐘等数点のみが残されているだけである。
 (八王子市教育委員会)
(元禄2年の「1687年」は1689年の誤記かと思われますが、そのまま載せておきます)
お知らせ
ここ宗関寺より西側一帯(城山)は、国史跡となっておりますので左記事項にご留意下さい。
一、名称 国指定史跡「八王子城跡」
一、所在 元八王子町三丁目、下恩方町
一、指定 昭和26年6月9日
史跡指定地内は、無断で現状を変更することは禁止されております。 やむをえず現状変更する場合は、文化庁の許可を受けてから実施して下さい。 なお詳細については、八王子市教育委員会社会教育課へお問合せ下さい。
 (八王子市教育委員会)
宗関寺を後にして更に進んでいくと、右手に道が分かれています。 そばには「北条氏照墓所」「八王子城址歴史資料館」と書かれていました。 地面にも「北条氏照墓」の矢印があるので、ちょっと立ち寄っていきましょう。 民家風の歴史資料館を過ぎて小さな橋を渡った先に、左手に登っていく木製の階段があります。 そばにある「北条氏照墓」と書かれた標識に従い、この階段を登っていきます。
北条氏照墓
160段ある階段を登っていくと、平らになった所に墓がありました。
都旧跡 北条氏照および家臣墓
北条氏照は氏康の子で陸奥守を称した。滝山城主大石定久の後を襲い八王子に居住して、 八王子、榎本、古河、栗橋、小山などの数城を併有し、戦国時代広く勢力をもった。 永禄12年(1569)9月武田勢と戦い、さらには天正18年(1590)小田原攻めのとき豊臣秀吉の 武将前田利家、上杉景勝と戦い、このとき落城、7月11日小田原で自殺した。 享年46。「青霄院殿透岳宗関大居士」 この氏照の供養塔は百回忌追善の際建立したものである。 両脇は中山家範および信治の墓で、家範は八王子落城の際、 城とともに討死した中山勘解由家範である。 中山信治は家範の孫で水戸藩家老中山備前守信治である。
 (東京都教育委員会)
八王子城跡入口
元の道に戻って更に進んでいくと、5分ほどで八王子城跡の入口に着きます。 ここに解説板が沢山設置してあるので、ちょっと勉強していきましょう。 また、散策用のパンフレットも置いてあるのでもらっていきましょう。 裏面にはびっしりと解説文が載っています。
右手の道を進み小さな橋を渡ると、「八王子城跡自然公園」と書かれた看板と鳥居があります。 ここからは山道になります。 鳥居をくぐってすぐの所にある左手への分岐は見送り、そのまま真直ぐに進んでいきます。
火気に注意
たばこの投げ捨て・たき火・火遊び・やめましょう!
 (八王子消防署、八王子市消防団)
少し進んでいくと道が分岐しています。 正面の道は「旧道 至 城山山頂・八王子神社」、 左手の道は「新道 至 城山山頂・八王子神社」と書かれています。 最終的には同じ所に着くようですが、今回は左手の「新道」を登っていきます。
火災の芽 摘んで緑の 八王子
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会、東京営林局)
野鳥を捕まえることは法律で禁止されております。
 (東京都南多摩経済事務所林務課)
山火事に注意
燃やすまい、みんあくる山 あるく山
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会)
金子丸
右へ大きく曲がった所に鳥居があります。 鳥居の手前で左手に降りていく道がありますが、 山腹の居館地区や御主殿への道なので、その道はやり過ごし、鳥居をくぐって広い道を登っていきます。 紅梅が花をつけている梅林のそばを過ぎ、最後に石段を登ると金子丸に着きます。 最初の鳥居から7分ほどの所にある金子丸は、なだらか道に沿って少し広くなった場所です。 両側には椿が多く植えられていました。
金子丸
金子三郎右衛門家重が守備した曲輪で、金子丸と呼ばれています。 古道は、ここを通らないと上へ行けないようになっていたようです。
自然と文化財を大切にしましょう。
 (八王子市教育委員会)
柵門跡
金子丸を過ぎると道が狭くなり、普通の山道になります。 5分ほど登っていくと道が二股に分かれている所がありますが、 いずれを進んでもすぐに合流します。 合流してすぐの所で少し広くなった場所があります。 最初の分岐から分かれてきた「旧道」と合流している所です。 先程もらってきたパンフレットによると、ここが柵門跡のようです。 ここに八合目の石柱が立っています。
柵門跡から、道標「城山山頂・八王子神社」に従い、左手の石段の道を登っていきます。 山腹をジグザグに登っていくと、九合目の石柱が立っている尾根筋に出ます。
そこから緩やかな道を2分ほど行くと、左手が開けて見晴らしのいい場所がありました。 しばらく足を止めて、八王子の街並みが眼下に広がる雄大な景色を楽しみましょう。
八王子神社
展望を堪能してその先へ進んでいくと、 すぐに「頂上」と書かれた石柱が立つ広場に着きます。 正面にある30段ほどの石段を登っていくと八王子神社があります。 神社の境内は広くなっていて、本殿以外にもいくつかの建物がありました。 この神社は一般の神社とは一風変わった造りをしています。 外側には屋根・柱・塀などがあり、その中に普通の形の神社が安置されています。
神社の裏手を5分ほど登っていくと、本丸跡の八王子城山山頂があるようです。 樹木に囲まれて展望はなく、小さな祠と石碑があるだけとのことです。 今回は訪れずに、先を急ぐことにしました。
神社の左手にほんの少し行くと、大きな石碑が二つ並んで建つ見晴らしのいい広場があります。 藤棚やベンチも設置されているので、展望を楽しみながら休憩していきましょう。
神社と広場の間にある道標「至 高尾山・陣場山」に従い、その先へ進んでいきます。 少し低くなった所にあるトイレの右側に、 「富士見台へ1時間30分」と書かれた小さな手製の案内板が木に打ち付けてあります。 それが示している細くて急な山道を降っていきます。
降り始めてすぐに古い井戸がありました。 今は使われていないようですが、汲み上げポンプには御幣がさがっていました。 神聖な史跡として保存されているようです。
山腹をジグザグに降っていきます。 「馬冷やしを経て大天守まで25分」の道標を過ぎていくと、 元八王子への道が左手に分かれていく所があります。 道標「高尾・陣場縦走路」に従い、右手に進んでいきます。
馬冷
山頂から5分ほどで切通しのような鞍部にある馬冷に着きます。 「馬冷」と書かれた標識等は見当たりませんでしたが、 最初にもらってきたパンフレットによると、ここが馬冷という所のようです。 手書きの注意書きがありましたが、作られてから年数が経っているのか、 かなり擦れていて読めない部分も結構ありました。 地面に落ちてしまっている道標「大天守跡を経て富士見台へ 徒歩約1時間」に従い、 左手に戻るようにして登っていく道を進んでいきます。
北高尾縦走路についての注意
このハイキングコースは快適な尾根道コースで、幾つかの突起があり、 奥高尾縦路高尾山〜陣馬山迄室所山には富士見台をへて約6.5時間(陣馬山迄)を要する健脚向きのコースです。 途中には・・・林道及び恩方町・・・あります。コース中、大久保峠〜関場峠間は林野・・・ 作業中・・・指導標・・・陣馬山健脚・・・に従って未改修ですが稜線との縦走路を利用して下さい。 尚、このコースの・・・は国有林内を通りますので、 特にハイカー道徳を守り、火気に十分注意して下さい。
 (東京都)
天守閣跡
小さなアップダウンを繰り返しながら10分ほど山道を進んでいくと、 小さな広場になっている天守閣跡に着きます。 小高くなったピークですが樹木に囲まれていて展望はよくありません。 「史跡 八王子城天守閣跡」と記された石碑があるだけで、 往時の面影を残すものは何もありません。
富士見台分岐
道標「富士見台を経て高尾山口駅へ徒歩約2時間20分」に従い、 天守閣跡からの先の山道を降っていきます。 鞍部を越えると再び登道になります。 「富士見台を経て堂所山明王峠まで約4時間50分」とある傾いた道標を過ぎていきます。 アップダウンを繰り返しながら山道を進んでいきます。 最後に長い坂道を登りきると稜線に着きます。 堂所山へはここを右手に進んでいくのですが、 この左手30mほどの所に富士見台があるので往復してきましょう。
富士見台
富士見台は南西側が開けていて、高尾山方面の展望が楽しめる所です。 テーブルやベンチも設置されているので、しばらく休憩していきましょう。 展望を楽しんだら先ほどの分岐まで戻り、 道標「堂所山を経て明王峠・陣馬山」に従って坂道を降っていきます。
富士見台から先には荒井バス停方面へ1時間強で降っていける道がありますが、 現在は圏央道の工事のため、一部が仮設階段になっていて非常に疲れるようです。 工事が終わるまでは利用しない方が無難のようです。 この工事に関する案内板がありましたが、マジックで上書きされていて読み難い部分もありました。 誰がこんなことをするのでしょうか、心ない人です。
お知らせ
おの先、裏高尾町方面への遊歩道は、一部区間が工事中のため、迂回ルートになっています。 尚、迂回ルートには仮設階段があり、勾配も急です。 迂回ルート区間の所要時間は30分程度かかります。
杉沢ノ頭 (標高547m)
富士見台から引返し、先程の分岐から道標「堂所山を経て陣馬山へ」に従い、 堂所山を目指して尾根道を進んでいきます。 しっかりとした尾根道ですが小さなアップダウンが続きます。 5分ほど進んでいくと、三角点補点のある小ピークに着きます。 ここの名前を示す標識は見当たりませんでしたが、 ガイドブックに載っている杉沢ノ頭という所なのでしょうか。 ここで道が左右に分かれていきますが、道標が見当たりません。 一瞬どちらへ行けばいいのか迷いますが、 右手の道は北側に外れていくように思えて、左手の道を降っていくことにします。
杉林の続く尾根道をアップダウンを繰り返しながら、小ピークをいくつか越えていきます。 杉沢ノ頭から20分ほど進んでいくと、ベンチがひとつ設置されたピークに着きます。 標識等は見当たらず、ここの名前はよく分かりませんでした。
保健保安林
森林の緑は、安らぎを与えてくれます。
森林は、汚れた空気をきれいにし、森林浴などの森林レクレーションの場を提供してくれます。 このような森林の働きを発揮させるため、指定されているのが保健保安林です(当保安林面積95ha)。 みんなの森林を大切に守るため、火の始末に気をつけましょう。
アップダウンを繰り返しながら更に小ピークをいくつか越えていきます。 樹間から奥高尾の山並みを眺めながら20分ほど尾根道を進んでいくと、 正面が開けて右手から林道が合流してきます。 林道に降りた先に左手へ入っていく山道があり、 「堂所山4.8km・景信山7.4km」の道標が立っていますが、 この先でもう一度林道と合流するので、このまま林道を進んで行きましょう。
板当峠
2分ほど林道を進んでいくと左手に山道があります。 道標によると、ここは「板当峠」というようです。 道標「堂所山4.7km・景信山7.3km」に従い、尾根道に入っていきます。
尾根道の向こう側にもう一つの山道が並行して通っています。 「小下沢林道、水場あり駅近道 下る」と書かれた手製の案内板が木に括りつけてありました。 小下沢林道を進んでいくと、高尾駅への便のある大下バス停に出ることができるので、 天候や体調などによっては利用しましょう。
狐塚峠
緩やかな尾根道を5分ほど進んでいくと狐塚峠に着きます。 左手に降っていく道が分かれていきますが、 道標の柱にマジックで書いてある説明によると、木下沢キャンプ場へ降っていく道のようです。 小下沢も木下沢も同じ所で「こげさわ」と読むようです。
狐塚峠からもアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。 所々樹木が途切れて見晴らしのいい場所を過ぎていくと、10分ほどで小ピークに着きます。 道標に手書きで「612m」と書かれていますが、「まちがい、この先二つめ」と更に補足されています。 この612mというのは「杉の丸」のことと思われます。
杉の丸 (標高612m)
小ピークをいくつか越えていくと、8分ほどでまた小ピークがあります。 そこにある道標に「ここは杉の丸612m」とマジックで書き込まれていました。 道標をしっかりと設置するのなら、その場所の名前もしっかりと書いておいてほしいものです。
杉の丸は南側が開けていて、手前の樹木に邪魔をされながらも下界の街並みを見渡せます。 景色を眺めながらしばらく休憩していきましょう。
クロドッケ
杉の丸からは、道標「堂所山を経て明王峠・陣馬山」に従って、更に先へと進んでいきます。 尾根を降って登り返すと、8分ほどで小ピークにある分岐に着きます。 手書きで「クロドッケ」と書き込まれていました。この場所の名前なのでしょうか。 右手は「夕焼ふれあいの里」への道で、堂所山へは道標に従い、左手の道を進んでいきます。
(右手の道は「堂所山」を参照)
杉林を降り、狭くて痩せた急坂を登っていくと、6分ほどで少し広くなった小ピークに着きます。 道標はありましたがピークの名前は書いてありませんでした。 狭い急坂を登ってきたので、なだらかで広めの場所に着いて、何だかホッとした気持ちになります。 ここからは広めの尾根道になります。
大嵐山
更に尾根道を進んでいくと、15分ほどで小ピークの大嵐山に着きます。 道標によると、ここから堂所山まで、あと2.6kmです。 直角に左へ曲がって降っていきます。
小さなアップダウンを繰り返していくと、 8分ほどで送電線の鉄塔がある開けた場所に着きます。 見通しのきかない尾根道を歩いてきたので、開放された気分になります。 この辺りから、目指す奥高尾主脈が近くに見えるようになります。
火の元に注意しましょう。
樹木を愛しましょう。
5分ほど進んでいくと稜線に出ます。 道標に従いここで直角に左折して、緩やかになった尾根道を進んでいきます。 ここから堂所山までは2.0kmです。 右手から稜線が近づいてきます。
緩やかな尾根道を7分ほど進み、先程から見えていた稜線と合流して更にその先へと進んでいきます。 徐々に降り坂になってくると、やがて鞍部に着きます。 道端には「小下沢風景林」の看板がありました。
小下沢風景林
入林にあたっては、たばこの火に注意し、樹木を愛し、ゴミは持ち帰りましょう。
 (東京営林局)
関場峠
「小下沢風景林」の看板を過ぎて道が登りになっていく所に関場峠があります。 ここから堂所山までは、あと1.3kmです。 左下には小下沢林道が来てきます。 この林道は小下沢を通っている林道で、高尾駅へのバス便のある道路へと降りていくことができます。
小下沢林道は未舗装の道で、小下沢沿いに緩やかに続いています。 ここから1時間50分ほど歩いていくと、旧甲州街道の大下バス停や日影バス停へ出られます。 (「木下沢林道」を参照)
関場峠の先にある坂道を越えて更に進んでいきます。 小ピークを幾つか越えていき、尾根筋に着いて直角に左へ曲がり、更に尾根道を進んでいくと、 やがて笹竹が生い茂る場所に着きます。
堂所山 (標高733m)
大きく左へ曲がりながら緩やかに登っていくと堂所山の山頂です。 関場峠から30分ほど、富士見台からは3時間30分ほどで着きます。 手前の樹木が邪魔をして、山頂からの眺めは残念ながら今ひとつですが、 本コースの最高地点なので、しばらく休憩していきましょう。
堂所山から笹竹の生い茂る道を抜けて進んでいきます。 すぐ先の植林帯の手前で、笹竹の中へ道が分かれていますが、この先で合流します。 真直ぐに杉林の中へと進んでいくと分岐があり、ベンチがひとつ設置された所があります。 左は景信山への道で、ここは、道標「陣場山」に従い、右手の道を進んでいきます。
お願い
当地番は、水源かん養保安林であり、また保健保安林指定予定地であるため、 ハイキングコースに祖って境界測量杭が入っています。 現在、東京都で手続き中なので破損しないようお願いします。
 (東京都南多摩経済事務所、八王子市上恩方町案下共有林地主一同)
山火事に注意
集う森 声かけ合って 火の始末
 (八王子消防署、八王子市消防団、八王子山火事防止協議会)
少し進んでいくと、左手から奥高尾主脈の縦走路が合流してきます。 この道は、関東ふれあいの道「鳥のみち」の一部にもなっていて、堂所山のまき道になっています。 ここから底沢峠までは、広くて緩やかな尾根道を歩いていきます。
底沢峠
日陰になった所では先日に降った雪がまだ残っていました。 凍結して滑り易くなっているので、注意して歩いていきます。 10分ほど進んでいくと、底沢峠に着きます。 尾根道はこの先もずっと続いていますが、ここで尾根道と分かれて、 道標「底沢2.4km・相模湖駅5.8km」に従い、 戻るように左折して底沢へと降っていきます。
山火事注意
 (八王子消防署、八王子市消防団)
杉林の中の急坂を降っていきます。 勢いにまかせて降っていくと足が痛くなってしまいます。 一歩一歩着実に降っていきましょう。 25分ほど降って少し緩やかになった所に、抜けかけた道標がありました。 尾根道はこのまま真直ぐに続いていますが、 道標「底沢」に従い、左折して更に降っていきます。
杉と竹が混じる林の中を降っていきます。 数分すると竹林が途切れますが、しばらくすると再び竹が混じる杉林を降るようになります。
山火事防止
山の火事 きょうも出さず 育つ森
 (林野庁、神奈川県)
底沢
道標の所から20分ほど降っていくと、墓地の前に続くコンクリート製の階段が現れます。 階段を降りきると底沢地区に着きます。 民家の庭先のような道を過ぎていくと舗装道路に出ます。 そこを道標「底沢バス停・相模湖」に従い右折して行きます。 すぐ先にT字路がありますが、道標に従って左折して坂道を降っていきます。
美女谷温泉
左折してすぐの所に美女谷温泉があります。 絶世の美女、照手姫の生誕地として知られる美女谷に湧く温泉で、 重曹泉の湯が山歩きで疲れた体を癒してくれそうです。 利用する場合は、事前に営業日などを確認しておきましょう。
美女谷温泉を過ぎて2分ほど進んでいくと、道が分岐しています。 角にある道標「底沢バス停1.0km・相模湖3.0km」に従い、右手の道を進んでいきます。 すぐに美女谷橋を渡り、更に中央自動車道の下をくぐっていくと、 左手にJR中央線の線路が並行して続くようになります。 しばらく線路沿いに進んでいくと、ガード下をくぐって線路の向こう側に出ます。
ガードをくぐって右手に5分ほど進んでいくと、青く塗られた底沢橋が正面に見えてきます。 国道20号に出て、すぐ右手に底沢バス停があります。
底沢(そこざわ)バス停
道路を渡って右へ少し行った所に相模湖駅方面の乗り場があります。 相模湖駅(JR中央線)まで、相模湖駅行きバスにて6分、 1時間に1本から2本程度の便があります。
 土曜 ...12:07 12:40 13:38 13:39 14:07 15:41 17:27 18:03...
 日曜 ...12:08 13:07 13:38 14:40 15:41 15:57 16:30 17:27 18:03...
待つようなら、相模湖駅まで2km程なので歩いていきましょう。
道路の手前側の乗り場は、八王子駅や三ヶ木方面の便になります。
八王子駅までの便は1日に3本しかありません。
 土日曜 8:45 11:51 16:14
三ヶ木方面には1時間に1本から2本程度の便があります。