草戸山
散策:2004年01月上旬
【低山ハイク】 草戸山
概 要 草戸山はハイキングコースとして人気のある高尾山の東側にあります。 八王子市と町田市と城山町の境にあって、高尾山ほどは混雑せず静かな散策を楽しめます。 今回は城山湖から草戸山を経て高尾駅まで続く尾根道を歩きます。
起 点 城山町 大戸バス停
終 点 八王子市 高尾駅
ルート 大戸バス停…町民の森コミュニティー広場…城山湖…龍籠山金刀比羅神社…城山湖堰堤…野鳥観察休憩所…榎窪山分岐…ふれあい休憩所…草戸山…草戸峠…梅の木平分岐…四辻…三和団地分岐…浅川金刀比羅神社…高尾駅
所要時間 5時間50分
歩いて... 草戸山までは広い道ですが、その先は次第に細い山道になります。 四辻から京王高尾山口駅へ降ることもできるので、時間がない時には利用してもいいでしょう。
関連メモ 三井水源林, 東高尾山稜, 大戸緑地, 草戸山, 草戸山
コース紹介
大戸(おおと)バス停
相原駅(JR横浜線)の西口から橋本駅寄りに線路沿いを少し進み、 町田街道を右折した先にある相原バス停から、[原25]大戸行きバスにて17分、 1時間に2本程度の便があります。
 土曜 7:15 7:25 7:55 8:25 8:55 9:25 9:55 10:25 10:55...
 日曜 7:10 7:35 7:55 8:25 8:55 9:25 9:55 10:25 10:55...
バス停の先に続く道を150mほど進んでいくと、フェンスに囲まれた分岐があります。 正面は町民の森野球場への道で、城山湖へは左手の坂道を登っていきます。
山火事注意
自然はみんなのもの
自然を守りましょう
 (城山町)
凍結時スリップ注意
 (城山町)
このゲートは午後4時30分に閉門します。
道路を5分ほど登っていくとT字路があります。 左手は穴川バス停から登ってくる道で、城山湖へは右手の道を進んでいきます。
山火事から自然を守ろう
 (津久井郡消防署)
たき火・たばこに注意
 (神奈川県)
尾根筋に続く広くて緩やかな道を進んでいきます。
鳥獣保護区
ここは保護区域です。 鳥や獣を守ってください!
 (神奈川県)
城山町発生土対策場の深緑色のフェンスを2つ過ぎていくと、 T字路から5分ほどで広場に着きます。 右手前には金刀比羅神社へ直登する急な石段がありますが、 それは見送って、このまま真直ぐに進んでいきます。
鳥獣保護区
この附近は鳥獣保護区域です。 狩猟は一切できません!
 (神奈川県)
本沢梅園
広場からは梅園が広がっています。 管理棟の横に「本沢梅園周辺案内図」があるので参考にしましょう。
◇沿革
この梅園は昭和39年の城山ダム建設で発生した残土を、 当時谷戸だった場所に埋め立て、その跡地利用として、約3ヘクタールの敷地に 約千本の梅が栽培されています。 果実は梅酒用の白加賀が主ですが、梅干しなどにもできます。
◇年間の催し
梅の花の見ごろ 2月下旬〜3月中旬
梅もぎ取り園の開園 6月(午前9時〜午後4時)
 (城山町川尻財産区事務局)
この梅園は、川尻財産区の所有地です。
無断で梅の枝や実等を採取しないで下さい。
また、ゴミ等の不法投棄をしないで下さい。
 (川尻財産区管理者)
梅園を過ぎ、左手からの道路を2つ合わせていくと、右手に町民の森コミュニティー広場があるので、 ちょっと休憩していきましょう。
利用者へのお願い
1.木や花を大切にしましょう。
2.ゴミ・空カン等は必ず持ち帰りましょう。
3.自転車・オートバイ等の乗り入れはやめましょう。
4.犬のふんは飼い主の方が後始末しましょう。
5.野球・ゴルフ等の練習はしないでください。
6.たき火・花火はしないでください。
※ マナーを守り、たのしく利用しましょう。
 (城山町都市計画課)
町民の森コミュニティー広場
入口に「城山町町民の森散策施設案内図」があるので参考にしましょう。 野鳥観察休憩所・ふれあい休憩所・松見平休憩所・はなさき休憩所・本沢ダムと、 城山湖を取り巻くようにして散策路が続いています。 今回歩くコースは、その中の途中から分かれて高尾駅へと続く尾根道になります。
利用案内
開設時間4月〜9月:午前9時から午後5時まで
10月〜3月:午前9時から午後4時まで
所要時間約2時間
距 離約4,720m
休場日月曜日(休日の場合は翌日)
12月28日から翌年の1月4日まで
広場を後にして、ゲートを抜けて更に進んでいきます。
夜間通行禁止
閉門17時
 (津久井警察署、城山発電所)
注意
ブザーが鳴るとこの扉が開閉するので危険です。
 (津久井警察署、城山発電所)
ここは構内です。 暴走行為や危険な行為(ローラースケート、球技花火等)一切の遊戯を禁止します。
 (神奈川県企業庁利水局城山発電制御所、神奈川県津久井警察署)
城山湖分岐
城山発電所を右に見ながら進んでいくと、右に大きくカーブする所に、 左手に分かれていく道があります。 ここにも城山町町民の森散策施設案内図があるので、これからのコースをもう一度確認しておきましょう。 草戸山へはここを左手に登っていくのですが、道標の「金刀比羅神社750m」に従い、 先ずはこのまま右手の道を進んで、城山湖の全景を眺めてきましょう。
城山湖
発電所やコミュニティー広場を右下に見ながら5分ほど進んでいくと、 正面が開けた高台に着きます。
神奈川県企業庁本沢調整池
面 積0.58kuダム形式ロックフィルダム
水 深28.00m高 さ73.00m
総貯水量3,835,000立方m長 さ234.00m
津久井湖
との標高差
185.00m完 成昭和40年11月
この水は、すべて下の津久井湖から揚水され、津久井湖に落として発電します。 このため1日に28mの水位変化をします。
ここは発電所の構内につき、暴走行為や危険な行為は一切禁止です。
 (神奈川県企業庁利水局、城山発電制御所長)
ここにも城山町町民の森散策施設案内図があります。 また、そばには「城山湖」の石碑が建っています。 裏側には、城山湖の由来などが記されていました。
城山湖の由来と発電所の概要
城山湖はもと城山町川尻財産区有林の松杉檜その他の雑木が欝蒼としていたところ。 そこに神奈川県相模川総合開発事業の一つとして城山地下発電所が設けられ、 その発電貯水のために47万7千8百平方メートルの山林と延長9百メートルの林道が整地され、 境川の支流本沢渓谷にいわゆる「本沢ダム」がつくられてできた人造湖である。 城山発電所は、この城山湖の落差約160メートルを利用、地下2百メートルのところに4台の 発電機を設置。最大出力25万キロワットを発電して、その特色は深夜の安価な電力を用い、 津久井湖より城山湖に揚水して昼間の電力最需要時は発電する純揚水式発電所で、 普通発電所の2倍の能力をもっているものである。本沢ダムは地形地質の関係から土と石を つき固めながら盛りあげた世界でも数少ないもの。 また発電所は地形上地下式とし、地盤軟弱のためコンクリートの壁と岩盤を鋼棒で縫付ける 新工法によって完成したものである。
城山湖本沢ダム
流水面積600平方メートル型 式中央土質遮水型フイルタイプダム
堪水面積210,000平方メートル高 さ73メートル
総貯水量3,930,000立方メートル堤頂長234メートル
有効容量3,830,000立方メートル天端標高285メートル
満水位標高280メートル天端幅15メートル
利用水位28メートル堤体積1,852,000立方メートル
工 期自 昭和37年4月総工費195億円
至 昭和40年10月
 (神奈川県)
二手に分かれている道の左側の方へ少し行くと、城山湖の全景が見渡せる場所があります。 城山湖や本沢ダムなどの解説板も設置されているので、ちょっと勉強していきましょう。
城山湖にようこそ
本沢ダムによってできた本沢調整池は城山湖と呼ばれ、親しまれています。
城山湖と本沢ダム
城山湖は相模川総合開発事業の一環で、純揚水式の発電をするために昭和40年に誕生した人造湖です。 城山湖の水は、標高の低い津久井湖の水を汲み上げたものです。 この湖は、ロックフィルタイプの本沢ダムによってせき止められていて、 ダム周辺の良質の土砂が多く使われ築造されました。
城山発電所
城山湖と津久井湖を延長1.5kmの水路で結び、この間の落差153mを利用して発電しています。 最大出力は25万kwで、これは約12万戸の家庭で使う電気に相当します。 発電所は地表から230mの地下室(約1850u)に設置された4台の発電機をはじめ、 地上の制御所、変電施設等から構成されています。
揚水発電所ってなあに?
電気の使われる量は一日のうちで大きく変わります。 昼間は工場や事務所などでたくさんの電気が使われ、水力発電所もいっせいに発電します。 しかし、夜になると電気の使われる量は昼間の半分くらいになります。 かんたんに止めることのできない火力や原子力発電所では電気が余ってしまいます。 そこで、この余った電気を送ってもらい、下の津久井湖の水を上の城山湖にくみ上げます。 そして昼間再びこの水を利用して発電をします。この発電方法を揚水発電といいます。 城山発電所もこの方法で発電していますが、城山湖に川から流れ込む水が全くないので 純揚水式発電所といいます。
お願い
城山湖は、発電のため1日に28mも水位が上下することがあり危険ですので、 絶対に立入禁止区域には入らないでください。
 (神奈川県企業庁)
高台からの城山湖の眺めを堪能したら、城山湖の堰堤まで降りてみましょう。 右手の広い道を緩やかに降っていきます。
龍籠山金刀比羅神社
少し進んでいくと、左手に金刀比羅神社があります。 本沢梅園手前の広場からの急な石段を登ってくると、ここに着きます。
金刀比羅宮誌
この地は神奈川県津久井郡城山町川尻字龍籠といい、山を龍籠山または雨降龍居山ともいう。 文化元年(1804)川尻郷の代表がはるばる四国の金刀比羅宮に参詣し、御分霊を奉遷して この霊域に社を建てた。以来「龍籠の金毘羅様」と呼ばれ、あまたの人々の信仰を集めている。 金刀比羅宮の祭神は大物主神で、龍神、水神として霊験あらたかで、生命の根源を守護し、 人々に幸福を授ける神である。古くより農耕商工、除災招福の神として崇められ、 毎年4月10日、10月10日の大祭には桜花紅葉と共に賑やかである。 本殿裏の岩間より湧き出る霊泉は旱魃の際も涸れることなく、日照り続きには雨乞いも行われる。 霊泉は小松川の源流となって地域を潤すのみならず、末は江の島で片瀬川となるまで県内を貫流し、 その恩恵は計り知れない。現在城山湖を守護して鎮座されているのも故あるかなといえよう。 境内からの眺望は格別で、金刀比羅宮の御神徳が広大無辺であることを示している。
金刀比羅神社を出て更に進んでいきます。 50mほど先で左へ大きくカーブする所にゲートがあります。 ここは夜間は通行止めになるようです。
散策施設利用案内
開設時間
 4月〜9月:午前9時から午後5時まで
 10月〜3月:午前9時から午後4時まで
「町民の森」開放時間以外は柵内に入らないで下さい。
 (神奈川県企業庁利水局、城山発電所制御所)
お願い
犬は必ず引き綱をつけて散歩してください。
二輪車の乗り入れはお断りします。
 (城山町都市整備課)
城山湖堰堤
ゲートを抜けていくと5分ほどで城山湖の堰堤に着きます。 ダムの中ほどには「であいの広場」があり、ベンチが設置されています。
この貯水池水位ははげしく変動して非常に危険ですから入らないでください。
 (神奈川県企業庁利水局、城山発電制御所)
釣り・遊泳厳禁
柵内は立入禁止区域です。 不法侵入は警察に通報します。 器物破損は刑事罰が科せられます。
 (神奈川県企業庁)
この柵より湖側には入らないでください(立入禁止)。
ゴミ・タバコの投げ捨てはやめましょう。
一旦、城山湖分岐まで戻り、 「加藤武雄文学碑」「野鳥観察休憩所」の道標に従って坂道を登っていきます。 少し登っていくと尾根筋に着きます。 舗装道路はここで終り、広くて緩やかな土の尾根道が続くようになります。
フィールドの約束(や・さ・し・い・き・も・ち)
)野外活動は無理なく楽しく
)採集はしないで自然はそのままに
)静かにそーっと
)一本道、道から外れないで
)着るものにも一工夫
)持って帰ろう、思い出とゴミ
)近づかないで、野鳥の巣
 (神奈川県環境部自然保護課)
少し進んでいくとT字路があります。 散策路は正面右手の道ですが、 左手に戻るようしていくとすぐの所に加藤武雄文学碑があるので、 ちょっと立ち寄っていきましょう。
加藤武雄文学碑
少し先に現れる石段を登っていくと石碑が立っています。 石碑の前にはベンチやテーブルが設置され、見晴らしのいい場所になっています。 石碑の裏側には説明文が記してありましたが、ちょっと擦れていて読みづらくなっていました。 表側には歌が一首書いてありますが、達筆すぎて無学の私には何だかよく分かりません。 どうもこの類の石碑には、一般の人に分かってもらおうという気持ちが余り感じられません。
先ほどのT字路に戻って、広い尾根道を進んでいきます。
鳥を大切に
野鳥を捕るには知事の許可が必要です。 あなたは?
 (神奈川県)
みんなの散策路をいつまでも美しく
美しい自然を大切に
ゴミは持ち帰ろう
山火事に気をつけよう
ゴミ・タバコの投げ捨てはやめましょう
野鳥観察休憩所
なだらかな尾根道を進んでいくと野鳥観察休憩所があります。 東屋からは眼下に城山湖が見下ろせますが、 手前の樹木が邪魔をして、眺めは余りよくありません。
城山町町民の森散策施設利用上の注意
この施設は、城山湖周辺の恵まれた自然環境を生かし、 使用者が森林に対する理解を深め、併せて自然に親しみながら健康の維持増進を図るための 施設として設置したものです。 利用者の方はマナーを守り、楽しく利用できる清潔で親しみやすい施設となるよう心掛けましょう。
1.散策施設を利用する方は次に掲げる事項を守ってください
・利用目的以外の目的に施設を利用しないこと
・危険な物品を持ち込まないこと
・騒音、怒声等を発する等他人に迷惑を及ぼす行為をしないこと
・ゴミは持ち帰り、清潔に心掛けること
・タバコの投げ捨てはしないこと
・立入禁止の表示がされている場所には入らないこと
・関係職員の指示に従うこと
2.散策施設内では次に掲げる行為は禁止されています
・施設及び設備を損傷し、又は汚損すること
・植物を採取すること
・土石の採取その他土地の形質を変更すること
・鳥獣類を捕獲し、又は殺傷すること
・広告物その他これに類する物を掲出し、若しくは設置し、
 又は広告その他これに類するものを工作物等に表示すること
・指定された場所以外の場所に車両を乗り入れ、又は駐車すること
・物品を販売し、又は配布すること
・キャンプをすること
・たき火をすること
 (城山町建設経済部都市計画課)
野鳥観察休憩所を後にして、道標「ふれあい休憩所」に従って、 緩やかな尾根道を更に進んでいきます。
水源涵養保安林
この森林は、私たちの生活になくてはならない水を貯え、供給する大切な働きをしています。
 (神奈川県)
自然環境保全地域
自然を大切にしましょう。
建築物の新改増築、土地の形質変更等は届出が必要です。
 (神奈川県)
樹木の間から右手に城山湖を見ながら進むようになると、榎窪山分岐はもうすぐです。
榎窪山分岐
少し登り道になってくると榎窪山分岐に着きます。 草戸山へは道標「ふれあい休憩所」に従って正面右側の道を進んでいきます。 左手の道は峰の薬師への道です。 すぐに榎窪山を経て三沢峠への道が右手に分かれていきます。 三沢峠までは15分ほどで一周して戻って来られるので、時間があれば寄り道をしていきましょう。
ちょっと寄り道を…
榎窪山への分岐を見送って峰の薬師への道を真直ぐに進んでいくと4分ほどでT字路があります。 そこを右折していくと3分ほどで三沢峠に着きます。 三沢峠は関東ふれあいの道の「峰の薬師へのみち」と 「湖のみち」が通っている所で、 展望は得られませんがベンチやテーブルも設置されていて、休憩するのにはいい場所です。 三沢峠からは道標「榎窪山・草戸山」に従って、右側にV字形に戻るようにして進んでいきます。 やがて標高420mの榎窪山がありますが、ベンチがいくつか設置されているだけで展望は得られません。 榎窪山から降っていくと、この榎窪山分岐に戻ってきます。
ふれあい休憩所
榎窪山分岐からなだらかな尾根道を2分ほど進んでいくと、 東屋の建つふれあい休憩所があります。 城山湖方面が見渡せますが、手前の樹木に遮られて展望は今ひとつといったところです。
あはたは、美しい山を守る人?汚れた山を作る人?
空缶・ゴミ・良心は持ちかえってね。
山火事注意
火の用心!
たきび・たばこは確実に消して!
 (神奈川県)
ふれあい休憩所から、道標「松見平休憩所」に従い、急な横木の階段を降っていきます。 降りきったら登り返して、小さなピークを越えていきます。 再び横木の階段が現れ、右に大きく曲がりながら登っていくと、草戸山の山頂に着きます。
散策路の利用上のルールを守りましょう。
ゴミ・タバコの鳴け捨てはやめましょう。
草戸山 (標高365m)
町田市最高峰の草戸山の山頂には「松見平休憩所」があります。 東屋も建っていて、ベンチやテーブルも設置されています。 先ほどのふれあい休憩所よりも広い場所です。 展望用の東屋に登って景色を楽しみましょう。 遠くには八王子方面の街が広がっていますが、 眼下にあるはずの城山湖は、手前の樹木に遮られて残念ながら余りよく見えません。 また「高尾〜大戸コース案内図」も設置されています。 これから目指す高尾駅までのコースが図示されているので参考にしましょう。 途中の四辻から京王高尾山口駅へ降る道もあります。
山之神
山頂には、山之神の小さな祠が建っていました。
この祠は上相原村上郷中の山之神として、 相原町丑田5135番地鎌倉古道沿いの山頂に文政10年5月建立され祀られていたが、 近年土地開発の流れの中で大戸観音境内に遷されていた。 其後大地沢の山林が昭和61年3月未曾有の大雪害の襲われ、又復旧に際し幾多の 困難に遭遇したので、地域の発願により相原町山野の安全と豊穣を祈願して 此処草戸山山頂に遷座を勧請した。
 (平成13年1月吉日 財団法人 相原保善会)
草戸山から降る道は二つありますが、道標「草戸峠・高尾駅」に従って、左側の道を降っていきます。 すぐに「至 高尾山口駅・青少年センター」の道標が立っていますが、 このまま桧林の中の横木の階段を降っていきます。 これまでの広い道に比べて、細い道になってきます。
右側の道は、大地沢青少年センターを経て大戸バス停へ降っていく道です。 「高尾〜大戸コース案内図」には書いてはありませんが、 この道の途中から、先ほどの「城山町町民の森散策施設案内図」にあった「はなさき休憩所」を経て 本沢ダムへ降っていくこともできるようです。
(草戸山から右手へ降る道は「草戸山」を参照)
草戸峠
小さなアップダウンを繰り返しながら進んでいき、 ロープの張られた道を登り詰めると、草戸山から6分ほどで草戸峠に着きます。
ベンチがいくつか設置されてる草戸峠は西側が開けていて、高尾山の眺めが良い場所です。 しばらく足を止めて、眺めを楽しみましょう。 眺めを堪能したら、高尾駅を目指して下山します。 草戸峠からの降り道は二つあります。 右手は大地沢青少年センターを経て大戸バス停へ降っていく道で、 高尾駅へは道標「四辻・高尾駅」が示す左手の急な坂道を降っていきます。 別の道標には「梅ノ木平・高尾山口」と記してありますが、 高尾駅への道の途中から分かれていきます。
(右手の道は「大戸緑地」, 「草戸山」を参照)
山火事防止
たばこの投げ捨てはやめましょう。
 (町田消防署、町田防火協会)
ゴミは持ち帰りましょう。
梅の木平分岐
3分ほど降っていくと、大きなモミの木の生える梅の木平分岐がありますが、 道標「高尾山口駅」に従って、このまま直進していきます。
(左手の道は「三井水源林」を参照)
やがて、「あぶないからはいってはいけません」と書かれた拓殖大学の看板が付けられた 有刺鉄線の金網が右手に続くようになります。 梅の木平分岐から7分ほど進んでいくと、古い道標の立つ小さなピークがあります。 金網沿いの道はこの先も続いていますが、 道標「高尾山口駅」に従って金網から分かれ、左手の道を進んでいきます。
7分ほどで送電線の鉄塔の脇を過ぎ、 すぐに古くなって使われていない鉄塔の下をくぐっていきます。 2分ほど進んでいくと分岐があります。 道の脇にある小さな手製の案内板に従って、左の道を進んでいきます。 案内板には「四辻より、JR高尾駅へ、京王高尾山口駅へ」と記されています。
四辻
アップダウンを繰り返しながら、小さなピークを幾つも越えていきます。 途中には「四辻・高尾駅」を示す道標が何ヶ所かに設置されているので、 それに従って進んでいきます。 周りが樹木に被われていて、展望のきかない尾根道を進んでいきます。 先ほどの小さな案内板の所から30分ほど進んでいくと四辻に着きます。 左手は甲州街道・京王高尾山口駅へ降っていく道で、約10分で駅に着くとのことです。 右手前方にも道はありますが、特に何も記されてはいません。 高尾駅へは正面の尾根道を更に進んでいきます。
(左手の道は「東高尾山稜」, 「草戸山」を参照)
しばらく行くと、幹に白いペンキで印が付けられた木が続くようになります。 四辻から7分ほど行くと、道が二又に分かれています。 ペンキで印の付けられた木は右へと続いていますが、 高尾駅へは左手の道を進んでいきます。 余りはっきりとはしないのですが、高尾駅は左であることが書かれています。 うっかりしていると見落としてしまうので注意しましょう。
雑木林の中の道を15分ほど降っていくと、右手が開けた場所があります。 高尾駅へはその左手の道を降っていくのですが、 高尾の街を眺めながらちょっと休憩していきましょう。
樹木の間から見える街並みが次第に近づいてきます。 林の中を10分ほど降っていくとT字路に着きます。 左手は道標がありませんが甲州街道へ降っていく道のようです。 高尾駅へは道標に従って右折していきます。
ハイカーの皆様へ
この付近には野生のイノシシが出没し、人間に危害を加える危険がありますので注意して下さい。 また、付近には、東京都知事の許可を得て、イノシシを捕獲するための罠を仕掛けてあります。 山菜採りなどで入山する場合には充分注意して下さい。 (罠の設置付近には、標識が掲示してあります) 野生のイノシシを目撃された方は、至急連絡して下さい。
 (八王子市農林課)
三和団地分岐
右折してすぐそこに三和団地がありますが、 団地内の舗装道路に出る手前に「高尾駅・金刀比羅神社」と書かれた道標があります。 このまま三和団地を進んでいってもいいのですが、 時間に余裕があれば金刀比羅神社へ立ち寄っていきましょう。
民家の裏手のような所に続く細い道をアップダウンを繰り返しながら8分ほど進んでいくとY字路があり、 その角に小さなお地蔵さんが立っています。 その横には「金刀比羅宮」と書かれた看板があり、一瞬、ここが金刀比羅神社なのかと思いましたが、 そんなことはなかろうと思い直して、この先の道を更に進んでいきます。
浅川金刀比羅神社
少し行くと鳥居がありました。 その先の石段を登っていくと金刀比羅神社がありました。 この日は運良く月例の祭礼が催されていて、多くの人で賑わっていました。 また、境内には不動剣という大きな刀が垂直に建っていました。
浅川金刀比羅大権現の由来
ようこそお参りくださいました。 当大権現は、江戸時代に地元の村人たちが浅川を鎮め五穀豊穣、家内安全、商売繁盛などを願って、 ご霊験あらたかな金毘羅神を、眺望のすぐれたこお山に祀ったのが始まりといい伝えられています。 以来、地元ばかりでなく関東一円の信者で賑わいました。 明治30年代に建てられた社殿は、その後も幅広い人々の浄財で建て直され、今日に至っています。 この間、戦時中には大地下壕構築のため、軍によるお山の接収、戦後も幾多の困難を経験してきましたが、 ご神徳により、それらを乗り越えて参りました。 子々孫々まで、この大権現と金毘羅山の緑豊かな自然が守られ、地域はもとより地球上の 生けとし生けるものの未来が輝くように、ご一緒にお祈りください。
 (浅川金刀比羅講)
不動剣
諸難除去退散 家内安全 処断自然破壊 子孫繁栄 祈願
地球護持未来永劫
金刀比羅神社からは右手の道を降っていってもいいのですが、 かなり荒れていて歩きにくいので、あまりお薦めできません。 ここは素直に先ほどのお地蔵さんの所まで戻り、 そこの左手から住宅地へ降っていきましょう。 住宅地へ降りたら直進し、車止めの先の石段を降りると車道にでます。 ここを左折して真直ぐに降っていきます。 しばらく降っていくとT字路があるのでそこを左折し、 更に住宅街を進んでいきます。
金毘羅山登山口
住宅地に降りてから10分ほど進んでいくと、左手に「金毘羅山登山口」の標識が立っていました。 神社の右手の道を降ってくるとここに着くのでしょう。 こちらから登る場合には目印になります。
自然と友だちになりませんか
この金毘羅山は、都立陣馬高原自然公園の一角にあり、自然の豊かな山です。 ここは、現代生活で失われてゆく自然を取り戻そうと、楽しい行事を通して自然に親しむために、 私たちの会が地主さんからお借りした土地です。 この会にはだれでも入会でき、会員は家族そろって各種の行事に参加できます。
 (高尾自然体験学習林の会)
高尾(たかお)駅
金毘羅山登山口の少し先にある京王線の高架の手前の道を右折していくと京王高尾駅に着きます。 また、高架をくぐりJRの踏切を渡って国道20号を右折していくとJR高尾駅に着きます。
高尾駅(JR中央線または京王高尾線)から家路につきます。