ウィトリッヒの森
散策:2003年11月下旬
【横浜市民の森】 ウィトリッヒの森
概 要 スイス人技師のウィトリッヒさんがこよなく愛したという森です。 横浜ドリームランド(廃業)と国道1号の間にあって、ひっそりとした森です。 春には桜が咲き、竹林やシダの谷もあって、落ち着いた森の散策を楽しめます。
起 点 横浜市 国立病院前バス停
終 点 横浜市 国立病院前バス停
ルート 国立病院前バス停…東出入口…アリンコ広場…チロリン広場…さくらの休憩所…西出入口…キクの休憩所…シダの谷…フヨウの休憩所…東出入口…国立病院前バス停
所要時間 1時間40分
歩いて... 訪ねたのは小雨の降る晩秋の日で、人出もなく静かな散策を楽しめました。 紅葉の景観や落葉を踏みしめる散策もいいのですが、 綺麗に彩られる春の桜の季節にも訪れてみたいところです。
関連メモ ウィトリッヒの森
コース紹介
国立病院前(こくりつびょういんまえ)バス停
戸塚駅(JR東海道線)西口の戸塚バスセンターから、 [戸50]ドリームハイツ行きバス,または,[戸52]ドリームランド行きバスにて11分、 1時間に8本程度の便があります。
大船駅(JR東海道線)西口から、 [船21]田谷経由立場ターミナル行きバス、[船22]ドリームランド経由立場ターミナル行きバス、 [船24]ドリームランド行きバス,または,[船25]ドリームハイツ行きバスにて14分、 1時間に5本程度の便があります。
(2011年2月に、バス停の名称が「国立病院前」から「横浜医療センター前」に変更されました)
バス停を降りた所に付近の街の地図があります。 目指すウィトリッヒの森も書いてあるので、道順をチェックしてから歩き出します。 バス停から100mほど引返し、2つ目のT字路を右折していきます。 理容店の「赤・青・白」のシンボルマークが回っている花屋さんが目印です。
角を右折すると真直ぐの道が続いています。 市立大正中学校のグランド横を過ぎ、老人ホーム聖母の園・原宿ゴルフセンターを過ぎていきます。 大正第二公園を過ぎると、間もなく正面にウィトリッヒの森の入口が見えてきます。
東出入口
V字形に曲がっている道の先端の所にウィトリッヒの森の東出入口のゲートがあります。 横には市民の森の案内板があります。
ウィトリッヒの森
ウィトリッヒの森は、スイス人のアーノルド・ウィトリッヒさんが、 故郷の風景に似ていたこの森を生前こよなく愛し、大切に育ててきたもので、 この遺志を継いだ津田ひ亭(ひで)さんが、昭和60年、横浜市に寄付されたものです。 横浜市では、お二人の遺志を生かし、末長く地域における市民の森として利用を図るため、 隣接地権者の協力を得て17番目の市民の森として整備し、公開したものです。
主な施設
散策道900m、広場2ヶ所、休憩所4ヶ所、あずまや1棟、トイレ1ヶ所、その他
管理
この森の管理は、地元の方々でつくられたウィトリッヒの森愛護会が、散策道、広場の清掃・草刈り等を 行っています。利用者の皆さんもきれいな森になるよう心がけて下さい。
利用
この森の利用は、原則として日の出から日没までと致します。
 (横浜市緑政局南西部農政事務所、ウィトリッヒの森愛護会)
ゲートをくぐり、綺麗な石畳の道を降っていきます。 訪れたのが晩秋だったので、樹木が綺麗に紅や黄に色づいていました。
ゴミはなるべく持ち帰って下さい。
オートバイ乗り入れ禁止。
 (横浜市)
建物・植木類はみんなの物
汚損する人を見た人は戸塚警察署(交番)又は消防署へ電話して下さい。
 (ウィトリッヒの森愛護会)
アリンコ広場
ゲートからほんの少し降っていくとアリンコ広場に着きます。 ウィトリッヒの森の中心的な場所です。
フィールドマナー
自然の中での
ルールを守ろう!
・火は出さない、バーベキュー禁止
・ポイ捨て禁止
・静かさを乱さない
・ペット(犬など)はつないで
・生きものを持ち帰らない、持ち込まない
・ボール遊びはできません
・道から外れない
・ゴミは家まで
・市民の森は、山林所有者の御厚意で保存されています。山林、竹林、農地内への立入りはできません。
・とって良いのは写真だけ、残して良いのは足あとだけ。
・ミツバチは蜜を吸う時に花を傷つけません。(ファーブル)
・歩行喫煙等による火災事故防止に努めて下さい。
・利用時間は日の出から日没までです。
 (ウィトリッヒの森愛護会、横浜市緑政局南部農政事務所)
あずまや
アリンコ広場には、生前のウィトリッヒ夫妻の住居を模した「あずまや」があります。
「あずまや」と瓦の由来
この「あずまや」は、この森を育て、横浜市に寄付されたウィトリッヒご夫妻の精神を記念し建てたものです。 スイス人、アーノルド・ウィトリッヒさんは、昭和初期に機械技師として来日し、昭和17年から奥さんの ひ亭(ひで)さんと共に、ここに住んでおられました。 ご夫妻が生前住んでおられた建物は傷みがひどく、残念ながら保存することはできませんので、 住居に使われていた「フランス瓦」を使い、その建物のイメージを残した「あずまや」として再現し、 この地に保存したものです。
 (横浜市)
竹林
アリンコ広場の左手の小路を行くと、竹林があります。
竹の子採取禁止
竹林維持のため、許可なく竹の子を掘ることを禁止します。
 (横浜市)
チロリン広場
竹林の中に続く小路を抜け階段を登り、熊笹を掻き分けていくと、チロリン広場があります。 ウィトリッヒの森の入口ゲートを入った左手に位置しています。
さくらの休憩所
竹林の右手を抜けて階段を降りると、さくらの休憩所に着きます。 少し開けた場所になっていますが、休憩舎やベンチなどは設置されていません。 春になると、桜の花がいっぱいに咲くところです。
さくら休憩所の先の分岐を左下に降りると、広めの周回路があります。 落葉が敷きつめられた道を降っていきます。 廃線になったドリームランドのモノレール軌道を左手に見ながら降っていくと、 やがてウィトリッヒの森の西出入口に着きます。
西出入口
ウィトリッヒの森の西出入口にも市民の森の案内板があります。 ここからまた森に引返し、中央の道を登っていきます。
大きな木が生える道を進んでいくと、リス(台湾リス)が何匹もいました。 木に登ったり降りたり、地上を走って別の木に移動しだりと、 忙しそうに動き回っていました。 両手に木の実を持って齧っているのもいました。 写真を撮ろうとしましたが、動きが余りにも速くて写せませんでした。
さくら休憩所への分岐の所に、以前は左手のシダの谷へ行く道があったようですが、 現在では通行止めになっています。 特に土砂崩れがあるようにも思えませんので、 林床の植生回復・保護のための措置なのでしょう。
キクの休憩所
分岐を見送って更に登っていきます。 アリンコ広場の手前の左側にキクの休憩所があります。 ベンチが1つ設置されています。
横木の階段を降っていくと、T字路があります。 左手は先ほどの通行止めの所まで続く道のようですが、 竹で柵がしてあって通れません。 右手の道を更に降っていきます。
自然を大切に!
植物採取禁止
横木の階段を降りきると、シダの谷に着きます。 湿地のためか、散策路はボードウォークになっています。
シダの谷
谷あいということもあって、シダの谷はしっとりとしてます。
これより先立入り禁止
ホタルが生息しています。
公開期間
6月上旬〜7月上旬
 (横浜市)
正面のボードウォークを進んでいき、階段を登ると竹林の前に出ます。
竹林
左手に行くとウィトリッヒの森の北出入口に出ます。 北出入口にも市民の森の案内図があります。 ここを右手にいくとフヨウの休憩所に着きます。
フヨウの休憩所
フヨウの休憩所には道が続いているだけで、ベンチなどは設置されていませんでした。 ここを右手に少し登ると、アリンコ広場に着きます。
東出入口
アリンコ広場の手前を左折して石畳の道を登ると、ウィトリッヒの森の東出入口に着きます。 ゲートを出て、もと来た正面の道を真直ぐに進んでいきます。 バス道路に突き当たって左折していくと、道路の向かい側に国立病院前バス停があります。
国立病院前(こくりつびょういんまえ)バス停
戸塚駅(JR東海道線)まで、戸塚バスセンター行きバスにて11分、 1時間に8本程度の便があります。
大船駅(JR東海道線)まで、大船駅西口行きバスにて14分、 1時間に5本程度の便があります。