羽沢の里
散策:2003年02月下旬
【里山散歩】 羽沢の里
概 要 羽沢の里は、横浜市街地の西側の高台にある農業地区です。 バス道路から一路入れば、それまでの喧騒が嘘のように広大な畑地が広がっています。 横浜市街地の近くに、こんなにも広い空があるのかと驚くほどです。 季節毎の大地の香りを存分に楽しみながら歩きましょう。
起 点 横浜市 羽沢幼稚園入口バス停
終 点 横浜市 旭硝子前バス停
ルート 羽沢幼稚園入口バス停…菅田・羽沢農業専用地区…菅田いでと公園…旭硝子前バス停
所要時間 1時間50分
歩いて... 野菜畑だけでなく、造園のための庭木を育てる畑もかなりあります。 造園も農業と同じく自然を相手にした営みですが、 「農業地区」に「造園」というのは、ちょっとそぐわない気がします。
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コース紹介
羽沢幼稚園入口(はざわようちえんいりぐち)バス停
横浜駅(JR東海道線)から、[83]旭硝子前行きバスにて21分、 1時間に1本から2本程度の便があります。
新横浜駅や西谷駅からもバスの便があります。 新横浜駅(JR横浜線)から、[129]鶴ヶ峰駅行きバスにて13分、 1時間に1本程度の便があります。 西谷駅(相模鉄道)から、[129]新横浜駅行きバスにて7分、 1時間に1本程度の便があります。西谷駅から歩いてくると30分程です。
道路の反対側にある道を登っていくと、供養塔があります。 説明文などは特にありませんでしたが、 両脇にある石灯籠や樹木からみても、何か謂れのある供養塔なのでしょう。
供養塔を過ぎると、急に目の前に畑地が広がります。 耕地整理されていて、広い作業道路がまっすぐに続いています。 キャベツなどの季節の野菜が元気そうに顔をのぞかせています。 天気がよければ、ランドマークタワーや丹沢の山並みも望むことができます。 広々とした北海道の平原のような雰囲気にも似て、さわやかな気持ちになれます。
この農業地区には、野菜栽培だけでなく造園用植木も育てられています。 造園も農業と同じく自然を相手にした営みですが、 「農業地区」に「造園」というのは、ちょっとそぐわない気がします。
ブロック風に刈り込まれた木が、畑の縁に点々と続いていました。 どういう目的でこんな風になっているのかはよく分かりません。
サッカーのワールドカップの決勝戦が行なわれた頃、 競技場近くの横浜線沿線の畑の周りには「俄か花壇」が出現し、 各国の国旗に似せた花の植え込みが多く見られました。 このパンジーよりももっと密度が高い寄せ植えで、目を引かれたものです。 ワールドカップが終わった今では、もう見かけることはなくなりました。
菅田・羽沢農業専用地区
ブロック風に刈り込まれた木が、畑の縁に点々と続いていました。 どういう目的でこんな風になっているのかはよく分かりません。
ここは、横浜市の農業専用地区に指定されています。 農業専用地区は、優良な農地を計画的に保全し、積極的に農業の振興を はかることによって、新鮮な農産物の供給を増進させるとともに、 緑の環境として市民生活に潤いを与えるものです。 緑豊かな住みよい街づくりのため、都市農業の発展に皆様のご理解と ご協力をお願いします。
 (横浜市緑政局、横浜中央農業共同組合神奈川支所)
面白い形の庭木がありました。 こずえの少し曲がっているところが、子供の首をかしげた様子にも似て何とも愛らしく、 思わずシャッターを押してしまいました。
菅田いでと公園
湧水や小川のせせらちに満ちあるれた菅田いでと公園は、 水と楽しくふれあえるさわやかな公園です。 木道を登れば区内でも最も豊かな雑木林が四季おりおりの季節の 移ろいを楽しませてくれます。
昔は緑が多く、雨水は地下にしみこんだり、池や田んぼにたまったりしていました。 今は、地表がアスファルトなどで覆われて、雨水が川にどっと流れ込むようになり、 川が溢れやすくなっています。 そこで、この公園の広場は、公園内に降った雨が一時的に広場表面に溜まる構造に なっています。 この施設は、雨水を川に一気に流さずに徐々に流すことで、 洪水の危険を少なくする働きをします。
 (下水道局河川部河川管理課)
記念碑
この土地は約250年の昔、小川家の先祖が宅地と定め、以来15代にわたり居住していた屋敷跡です。 小川家は昭和43年に菅田町657番地に移転しました。 小川俊一、俊子ご夫妻はこの土地を公園として地域の皆様に利用していただくことを希望し、 昭和52年3月23日に、宅地と裏山を合わせた15,365uを横浜市へ寄贈されました。 横浜市はこのご好意に応えて、公園として整備しました。 皆様のお役に立つことを願う小川家の趣意を伝るため、この記念碑を建てます。
 (横浜市)
公園からは、整備された木道が雑木林の中へと続いています。 木道を登りきると、林の中にポッカリと開いた円い広場になっていて、 ベンチもいくつか置いてあります。
雑木林を出たところで、紅白の梅の木を見つけました。 野菜畑とも林とも様子が違うので、造園業者が庭木を育てている畑なのでしょうか。
振り返ると、キャベツ畑が広がっていました。 自然破壊や宅地開発が進む中、 このような光景がいつまでも残っていてほしいものです。
春になると、キャベツ畑にはモンシロチョウがひらひらと舞っていて、 捕虫網をもってよく追い掛け回したものです。 見た目はとても優雅できれいなのですが、青虫が葉を食べてしまうので農家にとっては嫌なものです。 しかし、自然のサイクルの中では、何か大切な役割を与えられているのでしょう。 まだ春浅い頃ということもあって、この日はチョウを見かけませんでした。
懐かしい郵便ポストを見つけました。 これは郵便局が設置した公共設備ではなく、個人宅の郵便受けとして使用されているようです。 最近のポストは四角い形ですが、以前はこのような形のばかりでした。 投函口の上の庇が帽子のツバみたいで、何となく愛嬌があります。
旭硝子前(あさひがらすまえ)バス停
横浜駅(JR東海道線)まで、[83]横浜駅西口行きバスで23分、 1時間に1本から2本程度の便があります。
隣の旭硝子入口バス停まで数分歩けば、新横浜駅や西谷駅へのバスの便があります。 新横浜駅(JR横浜線)まで、[129]新横浜駅行きバスにて14分、 1時間に1本程度の便があります。 西谷駅(相模鉄道)まで、[129]鶴ヶ峰駅行きバスにて6分、 1時間に1本程度の便があります。